JP3046429U - 分線用仮設フック金物 - Google Patents

分線用仮設フック金物

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JP3046429U
JP3046429U JP1997008565U JP856597U JP3046429U JP 3046429 U JP3046429 U JP 3046429U JP 1997008565 U JP1997008565 U JP 1997008565U JP 856597 U JP856597 U JP 856597U JP 3046429 U JP3046429 U JP 3046429U
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JP
Japan
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hook
lock arm
temporary
communication cable
connecting pipe
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JP1997008565U
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Inventor
洋一 田中
Original Assignee
株式会社エヌ・ティ・ティテレコムエンジニアリング九州
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電柱間からの分岐線の配線仮設工事が地上か
ら行えることである。 【解決手段】 通信ケーブルに吊り下げる鉤状のフック
部2を備えた分線用仮設フック金物本体1に分岐線の引
留具を引っ掛ける吊環4を有し、連結ピン6を支点に開
閉するロックアーム3を組み合わせ、操作棒30の先端
と装着台13の連結管15を嵌合させ、ロックアームを
開いた状態で装着台の結合管14と支柱5を嵌合させる
と共に開放保持片17で開放ピンを押さえることでロッ
クアームが開放保持で装着され、地上からの作業で通信
ケーブルにフック部を引っ掛け、操作棒を引き下げると
分線用仮設フック金物は、脱着すると同時に開放ピンの
押さえがなくなり、ロックバネ7の反動でアーム先端部
11がフック先端部12に弾接し本線ケーブルに取り付
けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、屋外の電話線等の引込線を本線ケーブルに沿って加入者宅に柱間分 岐させ引き込む際に、本線ケーブルにある接続端子凾からの引込線を本線ケーブ ルに保持させるための分線用金物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術について図面を参照して説明する。図4(イ)及び(ロ)はいずれ も、分線用金物の使用状態の説明図である。 同図(イ)は、通信ケーブル20aが吊線21に吊金具22により懸架されてい る場合を示し、電柱間の吊線21の所定位置に分線用金物23を取付け、この分 線用金物23のフックボルト18に吊線の電柱に近接した箇所に取り付けられて いる接続端子凾に接続した加入者引込用の分岐線19の引留具26,27を引っ 掛けている。 又同図(ロ)は支持線とケーブル本体が一体被覆によって一体に形成された自 己支持型ケーブル20bの例を示しており、分線用金物23の使用状態は、同図 (イ)の場合となんら変わるところがない。 一般に引込線を加入者宅に引き落とし接続する引込線、即ち分岐線19の配線工 事には、電柱間に梯子を掛けるかバケット車を使用し作業者が手の届く所まで昇 り、前記分線用金物23のナット25を締め付けることにより分線用金物を固着 し、引込用の分岐線の引留具26,27を分線用金物に引っ掛けてから加入者宅 へ引き込むことが知られている。 図5は、前記分線用金物の斜視図で、2枚の金属板28,29より成る金物本 体と、これを貫通するフックボルト18を金物本体に狭着する締付けナット25 によって構成されており、金物本体を構成する2枚の金属板28,29には吊線 21の挿通溝24が形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 通常、本線ケーブルは地上5m又はそれ以上の高さに架線されている。このよ うな高所で作業するためには梯子又はバケット車で昇り作業する必要があるが、 梯子搭載車及びバケット車が他方面で稼働中は、電柱間から加入者宅内へ引き込 む分岐線の配線工事ができず加入者宅内への接続が遅れるといった問題を有して いた。
【0004】 本考案は、上記のような梯子やバケット車が無い場合の加入者宅内への接続遅 れの問題点を解決するために考案されたものであり、その目的とするところは、 作業者が梯子やバケット車で電柱間の本線ケーブルまで昇らなくても加入者宅内 への接続が遅れることなく安全に行える事である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における分線用仮設フック金物1は、本線 ケーブルに引っかける鉤状のフック部2から延びたフック直線部9の下端部に吊 環4を設け、対向した支持部10に連結ピン6を支点に開閉自在とするロックア ーム3を組み合わせ、ロックアーム3に開放を保持する開放ピン8を設け、開放 ピン8への押さえを外すとアーム先端部11がフック先端部12に弾接するロッ クバネ7が設けられ、バネでアーム先端部11はフック先端部12に接合する。 分線用仮設フック金物1の最下部には装着台13の結合管14に嵌合するように 支柱5が設けられている。分線用仮設フック金物1を装着するための装着台13 には、操作棒30と嵌合させる連結管15を設け、操作棒30に固定させる留め 孔16が設けられ、分線用仮設フック金物1を装着させるための結合管14と開 放ピン8を押さえ込む二股の開放保持片17で形成されている。
【0006】 分線用仮設フック金物1のフック直線部9に吊環4を設けロックアーム3を倒 し、フック部2を開放状態にし装着台を介して、操作棒30の先に取り付け、前 記吊環4に引留具を吊り下げる。
【0007】 操作棒30の地上操作でフック部を電柱間の通信ケーブルに引っ掛け、操作棒 を引っ張り分線用仮設フック金物1を装着台13から抜脱させると同時にロック アーム3が作動し通信ケーブルにフック部2が引っ掛かった状態で閉塞し、分線 用仮設フック金物1は引留具とともに通信ケーブルに吊り下がり加入者宅内に分 岐線を引き込む。
【0008】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本案分線用仮 設フック金物と装着台の組立構造図、図2は分線用仮設フック金物側面図、図3 は操作棒の先端に分線用仮設フック金物を装着する装着台斜視図、図6は分線用 仮設フック金物を通信ケーブルに引っ掛ける際の実施態様図、図7は本考案を通 信ケーブルに取り付けたときの使用説明図である。
【0009】 ロックアーム3は、連結ピン6を支点にアーム先端部11をフック直線部9に 倒しフック部2を開放する。この状態で支柱5を結合管14に嵌合させると開放 ピン8が二股の開放保持片17に押さえられ、フック部が開放保持状態で分線用 仮設フック金物1は、装着台13に支持される。
【0010】 操作棒30の固定ピン31を押さえ込んで装着台13の連結管14に留め孔1 6に沿ってはめ込むと、固定ピン31が留め孔16の円状に広がった箇所で突出 し装着台が操作棒に固定され、装着台を介して、操作棒の先端に分線用仮設フッ ク金物が装着される。つぎに、フック本体の吊環4に分岐線19の引留具26, 27を吊り下げる。
【0011】 操作棒30の地上操作で電柱間の通信ケーブル20bにフック部2を引っ掛け 、操作棒30を引っ張ると分線用仮設フック金物1は、装着台13から抜脱する と同時に開放ピン8は開放保持片17による押さえが無くなりロックバネ7の反 動でアーム先端部11がフック先端部12に弾接し、通信ケーブルを通した状態 でフック部は閉じ分岐線の引留具を引っ掛けた状態で吊り下がる、本線ケーブル の被覆を傷つけないための保護片12がロックアームの通信ケーブル接触面側に 設けられ、ロックバネ7でフック部の閉じた状態は保持する落下防止構造となっ ている。
【0012】
【考案の作用】
本案の分線用仮設フック金物の吊環に分岐線の引留具を引っ掛けた状態で装着 台と共に操作棒に装着し地上操作で、電柱間の通信ケーブルに引っかけ、操作棒 を引っ張り抜脱させ、吊環に引っ掛けた引留具の分岐線を引っ張り、梯子やバケ ット車を使用せずに安全かつ迅速に加入者宅内への配線接続の仮設工事が可能と なる。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、上述のとうり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0014】 分線用仮設フック金物は、作業者が電柱間の本線ケーブルに手が届くところまで 昇らなくても分岐線の加入者宅内への仮設接続工事が安全かつ迅速にできるため 、梯子やバケット車の現場未到着による接続工事の遅れを解消する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案金物の組立構造図。
【図2】本案分線用仮設フック金物の側面図。
【図3】本案装着台の斜視図。
【図4(イ)・(ロ)】従来の分線用金物の使用方法。
【図5】従来の分線用金物の斜視図。
【図6】本考案の実施態様図。
【図7】本考案の使用説明図。
【符号の説明】
1 分線用仮設フック金物 2 フック部 3 ロックアーム 4 吊環 5 支柱 6 連結ピン 7 ロックバネ 8 開放ピン 9 フック直線部 10 支持部 11 アーム先端部 12 フック先端部 13 装着台 14 結合管 15 連結管 16 留め孔 17 開放保持片 18 フックボルト 19 分岐線 20a 通信ケーブル 20b 通信ケーブル 21 吊線 22 吊金具 23 分線用金物 24 挿通溝 25 ナット 26 引留具 27 引留具 28 金属板 29 金属板 30 操作棒 31 固定ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ケーブルを柱間分岐する時に設ける
    引留具を仮に通信ケーブル上に固定する道具であって、
    鉤状のフック部(2)によって、通信ケーブルに吊り下
    げる分線用仮設フック金物本体(1)は、フック直線部
    (9)に引留具を吊り下げる吊環(4)を有し、鉤状の
    フックとロックアーム(3)を連結ピン(6)で組み合
    わせ、連結ピンを支点にロックアームを開閉自在とし、
    該ロックアームは、開放を保持させる開放ピン(8)と
    ロックアームを閉塞させる連結ピン(6)に巻き付けた
    ロックバネ(7)で形成され、フック本体のロックアー
    ムを開閉させるには、二股の開放保持片(17)を開放
    ピン(8)とフック本体との間に挿脱するものであっ
    て、開放保持片(17)は、結合管(14)がフック本
    体の支柱(5)を嵌合して支持されるようになし、結合
    管(14)は連結管(15)を介して操作棒(30)と
    接続し、前記操作棒に接続された先端部の開放保持片
    (17)をフック本体より抜脱することによって、ロッ
    クアーム(3)を閉塞した時、フック本体が離脱するこ
    とを特徴とする分線用仮設フック金物。
JP1997008565U 1997-08-21 1997-08-21 分線用仮設フック金物 Expired - Lifetime JP3046429U (ja)

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ID=43180771

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003344739A (ja) * 2002-03-20 2003-12-03 Toshin Denki Kk 光ファイバケーブル分岐支持具
JP2011244546A (ja) * 2010-05-14 2011-12-01 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電線架設部材用の支持具
JP2013179789A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 Chudenko Corp 電線収容具及びこれを備えた拡幅具

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