JP2003344739A - 光ファイバケーブル分岐支持具 - Google Patents

光ファイバケーブル分岐支持具

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JP2003344739A
JP2003344739A JP2002318083A JP2002318083A JP2003344739A JP 2003344739 A JP2003344739 A JP 2003344739A JP 2002318083 A JP2002318083 A JP 2002318083A JP 2002318083 A JP2002318083 A JP 2002318083A JP 2003344739 A JP2003344739 A JP 2003344739A
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fiber cable
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branch support
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Masaru Matsuzaki
勝 松崎
Yasuo Kanekawa
靖夫 金河
Naoaki Tsukamoto
直明 塚本
Hironori Kano
浩紀 鹿野
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Toshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Toshin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電柱間に光ファイバケーブルを装架した吊り
線に取着して、光ファイバケーブルを分岐するために使
用される光ファイバケーブル分岐支持具に関して、吊り
線への光ファイバケーブルの引留固定を簡素化し、分岐
具の軽量化と作業の省力化を図る。 【解決手段】 分岐支持具が、線状体の両側を吊り線の
外径より僅かに小さい螺旋内径を有する螺旋に巻付け部
と、線状体のほぼ中央部を膨出形成した引留具係合部
と、から一体に成る分岐金具を含み、上記の分岐支持具
が、別体の線状体を折返した引留め部と、該線状体の引
留め部より先側に上記の分岐光ファイバケーブルに巻き
付けるケーブル保持部と、から成るケーブル引留具を含
む巻付け部が吊り線に固定され、ケーブル引留具は、該
引留め部が上記の分岐金具の引留具係合部に係合され、
ケーブル保持部が、分岐された光ファイバケーブルに巻
付け保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、電柱間に張設した吊り線
に添設された光ファイバケーブルを家屋・建物等に分岐
引き込むために使用される光ファイバケーブル分岐支持
具とこれを利用した光ファイバケーブル分岐支持構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータを利用した通信情報
網の高速大容量化の整備に従って、オフィスだけでな
く、一般家庭においても広くコンピュータ通信が利用さ
れるようになり、最近では、通信会社と家庭とのコンピ
ュータ間を大容量通信が可能な光ファイバで接続するこ
ともなされている。光ファイバケーブルは、通信会社か
ら電力用や一般公衆電話用などの電柱を利用して架設さ
れ、各家庭や事務所などの家屋建物など契約者施設側に
引き込んで配線され、各事務用や家庭用のコンピュータ
ーなどに接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電柱の吊り線に添設さ
れた光ファイバケーブルは、吊り線上に固定したケーブ
ル配線凾(あるいは、クロージャー)において、各家庭
向けケーブルに分岐し、分岐された多数の光ファイバケ
ーブルが吊り線から各家屋に引き込まれる。吊り線から
光ファイバを引きこむために、適当な支持具を使用して
いる。この支持具は、従来は、電線引込み用の金具が流
用されることがあるが、光ファイバケーブルに利用でき
るような従来の電線用支持具には、例えば、電柱に引き
込み用アームを固定し、このアームに引き込み分岐線を
碍子などを介して取り付けて、分岐線を引き出す方法が
知られている。また、架空引き込み線をメッセンジャー
ワイヤや構造物に固定するために、磁器製又は樹脂製の
DV線引き留め具も利用していた。
【0004】電柱に張り渡した吊り線から、光ファイバ
ケーブルを引きこむ場合には、光ファイバケーブルを碍
子などに沿って曲げ固定することは、光ファイバの大き
なたるみによる折損の危険があり、曲げるにしても大き
な曲率で曲げる必要があった。そのために、光ファイバ
に添設されている張架線、あるいは支持線を支持するこ
とが試みていた。
【0005】図14には、従来の電線用引止め具を用い
て、電柱間の吊り線5に取付金具を固定し、固定金具の
フック18に陶器製の引止め具50を係合し、引止め具5
0に設けた突起部53に、光ファイバケーブル6の張架
線61を曲げながら廻しこんで固定してしいた。この作
業は、張架線の硬質鋼線を現場で曲げ加工作業をするの
で、作業が煩雑であり不能率であり、張架線61の離脱
や曲げ折損の可能性がある。このような作業は、分岐個
所の新設、移設、増設工事の取外しに伴って手間と労力
を必要とし、不経済である。
【0006】ケーブル配線工事においては、さらに、装
架後に分岐個所を増設したり移設したりすることも多発
するので、その配線工事の簡素化と作業の省力化を図る
ことのできる光ファイバケーブル分岐支持具が必要にな
る。
【0007】本発明は、このような事情を鑑みなされた
ものであり、その目的は簡単な構造の光ファイバケーブ
ル分岐支持具を提供し、これにより、吊り線への光ファ
イバケーブルの引留固定作業を簡素化し、分岐具の軽量
化と作業の省力化を図り、同時に、分岐支持具による分
岐に伴なう光学的ないし機械的な長期信頼性を高めよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光ファイバ用分
岐支持具は、支柱、例えば、電柱の間に張り渡した吊り
線の任意個所に固定するための金具と、光ファイバケー
ブルを固定して、この金具に引きとめるためのケーブル
引留具と、から成り、ケーブル引留具は、上記の金具の
引留具係合部に引留め係合される引留め部と、該引留具
の先側に光ファイバケーブル内に光ファイバに添設され
た張架線(ないし 支持線)に巻付け保持する螺旋素線
を有するケーブル保持部とから成っている。このケーブ
ル引留具の構成は、光ファイバ自体を直接に固定するの
ではなく、ケーブルに添設されている張架線を部分的に
引き剥がして、この部分にだけケーブル保持部の螺旋素
線を巻き付けて、ケーブル引留具の引留め部を、電柱間
の吊り線に固定した上記金具の引留具係合部に係合す
る。これにより、光ファイバケーブルを電柱間の吊り線
の任意位置に引留め支持して、光ファイバケーブルの先
側を各建物等に配線するものである。
【0009】ケーブル引留具は、そのケーブル保持部が
硬質金属線の素線を螺旋に成形され、螺旋素線は、その
螺旋内径が、光ファイバケーブルの張架線の外径よりも
わずかに小径に成形されており、その螺旋素線が、光フ
ァイバではなくて、ケーブルの張架線の回りに巻き付け
られる。巻き付けた螺旋素線のケーブル保持具は、ケー
ブルの引張り力に抗して螺旋素線を締めつけて、その結
果、螺旋素線が張架線を離脱不能に且つ光ファイバのた
るみを少なくして固定することができるのである。この
ようにして、光ファイバケーブルは、吊り線上の適当な
分岐位置で、支持されて、各建物や家屋に配給すること
ができるのである。
【0010】
【発明の実施の形態】光ファイバケーブルの分岐支持具
は、金具と、1個又は2個以上のケーブル引留具とから
成っており、金具は、吊り線に固定する固定部及び引留
具係合部を備え、他方、ケーブル引留具は、上記の金具
の引留具係合部に係合される引留め部と該引留め部の先
側に光ファイバケーブルに添設された張架線に巻付けて
保持する硬質線状体の螺旋素線を有するケーブル保持部
と、から構成されている。
【0011】先ず、ケーブル引留具については、その引
留め部が、線状体を折り曲げて形成され、ケーブル保持
部は、螺旋素線が該引留め部の硬質金属線に一体につな
がって構成されている。
【0012】引留め部につながるケーブル保持部の螺旋
素線は、1本でもよいが、好ましくは2本の螺旋素線で
一対にして、光ファイバケーブルに添設された張架線へ
の巻き付け力を大きくして、その引留め力を高めるのが
よい。
【0013】ケーブル引留具2の実施形態を、図1
(A)に示すが、一本の硬質の線状体を折返して形成し
た引留め部22と、引留め部の先側に一体に接続した線
状体を一対の螺旋素線10に成形したケーブル保持部2
1、21とから成っている。ケーブル保持部21の螺旋
素線は、光ファイバケーブルの張架線61の外径よりや
や小さい螺旋内径を有して2回以上、例えば3回又は数
回巻いた螺旋に形成されている。使用時には、各螺旋素
線10を張架線61にそれぞれ別個に巻き付けられて、
螺旋素線は、張架線61に対する引張り力の下で、張架
線を締め付け保持する。
【0014】別の実施形態は、ケーブル引留具2の上記
一対の螺旋素線が並列して巻かれており、並列した上記
一対の螺旋素線を光ファイバケーブルの上記張架線に巻
き付けて、固定するものであるが、詳しくは、図1
(B)に示すように、一対並列した螺旋素線10a、1
0bの隣合う素線間の隙間に上記張架線を順次挟み入れ
るようにして、螺旋素線に対して張架線を巻きつけるこ
とができる。ケーブル引留め具と張架線との間の引っ張
りにより、螺旋素線が張架線を強固に引留める。この場
合、この一対並列の螺旋素線10a、10bは、その先
端部24が、螺旋軸に対して、適度の角度で折り曲げら
れており、その折り曲げ部23が、張架線に引っ掛かっ
て、張力がかけられたときにも、螺旋素線の撚り戻しを
防止する。
【0015】上記のケーブル引留具2に使用する線状体
は、硬質の金属素線が利用されるが、この素線には、耐
蝕性材料を使用するか、その表面が耐候性に優れた防蝕
加工されたものが好ましく、鋼線、特に、ステンレス鋼
線や、メッキ鋼線、例えば、亜鉛メッキ鋼線や亜鉛アル
ミニウム鋼線などが、利用できる。
【0016】光ファイバケーブル分岐支持具の金具は、
ケーブル引留具2を、電柱間に張り渡した吊り線状の所
望位置に固定するものであるが、上記の金具は、線状体
の両側に吊り線に巻き付け固定する螺旋に形成した巻付
け固定部と、線状体のほぼ中央部を膨出部に形成した上
記の引留具係合部と、から構成することができる。
【0017】詳しくは、上記の分岐金具の巻付け部は、
線状体の両側に吊り線に巻き付け固定する螺旋に形成さ
れるが、この巻付け部は、線状体の両側を吊り線の外径
より僅かに小さい螺旋内径を有する2回以上、たとえば
3回ないし数回巻いた螺旋状に形成してある。中央部に
は、線状体を膨出形成して引留具係合部にし、巻付け部
は、その引留具係合部の両側に設けてあり、吊り線にそ
れら螺旋の巻付け部を巻き付けることにより、いずれの
方向に引っ張られても、その引張力によって、収縮しよ
うとする線条体の螺旋素線の締め付け力で、吊り線を締
め付けるので、動かない。
【0018】このような線条体の金具1aの一例を、図
2(A)に示すが、線状体を使用して両側が螺旋素線1
0に形成されて巻付け部11、11が形成され、ほぼ中
央部には、線条体を膨出して引き出された引留具係合部
12を形成している。
【0019】巻付け部11、11は、電柱に張り渡され
た吊り線5に巻きつけて固定されるものであり、吊り線
5の外径よりわずかに小さい螺旋内径を有する螺旋にさ
れている。この両側の巻付け部11、11は、何れも2
回以上、3回ないしは数回螺旋巻きの螺旋素線10にし
てあり、使用時には、螺旋内径側には吊り線5が挿通さ
れる。
【0020】金具1の引留具係合部12は、両側の巻付
け部11、11の間に、巻付け部の螺旋中心より外側に
素線をU字状ないしV字状に膨出部を形成して、後述の
ように、ケーブル引留具2の線状体が交差して且つ十分
に余裕があるようにその大きさ寸法が設定されている。
【0021】金具1に使用する線状体は、硬質の金属
線、例えば、硬鋼線などの硬線材を利用することができ
る。その線状体は、それ自身が耐食性を有するか、又
は、その表面が耐候性に優れた防蝕加工されたものが好
ましい。このような線状体には、鋼線、特に、ステンレ
ス鋼線や、メッキ鋼線、例えば、亜鉛メッキ鋼線や亜鉛
アルミニウム鋼線などが、利用できる。
【0022】図3は、図2(A)の線状の金具1に、図
1(A)のケーブル引留具2を係合して組立てた光ファ
イバケーブル分岐支持具の全体を示すが、この例は、分
岐金具1の膨出した引留具係合部12を、ケーブル引留
具2の留め部22の折り返した線状体を交叉させて係合
させている。
【0023】別の例の金具として、固定部として吊り線
に締め付け固定可能な締め付け部を備えた本体と、引留
具係合部として該本体に取着されたフック又はループか
ら成るブロック状の金具が利用できる。
【0024】図2(B)には、一例として、ブロック状
の金具1bの一例を示すが。この例は、金具本体15に
は、フック18と、これに連なる一体のボルト17が貫
通して固定され、この金具本体15に対合する抑え金具
16が、中心部に貫通するボルト穴に上記ボルト17を
貫通させて、ナットより金具本体15に締め付け固定さ
れている。金具本体15と抑え金具16とには、それぞ
れ対向する位置に、固定部として、締め付け部161、
171(この図示の例は、吊り線5が嵌る溝を対向位置
に形成している)を設けて、締め付け部161、171
の間で、吊り線5の任意の位置にを挟んで、ナットの締
め付けにより、強固に固定する。上記フック18は、引
留具係合部として、上記のケーブル引留具2の引留め部
22が係合されて、ケーブル引留具を電柱間吊り線側に
引留めることができる。
【0025】本発明の光ファイバケーブル分岐支持具に
より分岐すべき光ファイバケーブルについは、1本ない
し2本以上の光ファイバと、少なくとも1本の張架線
(ないしは、支持線)と、が平行して添設され、硬質の
被覆材などにより、被覆されて一体化されている。張架
線は、硬質の鋼線が利用されている。光ファイバケーブ
ルは、通例は、電柱に張り渡した吊り線に吊り下げられ
光ファイバ集合分岐用のクロージャーから契約者に個別
に分離されて、適当な金具ないし吊り具を介して添設さ
れている。光ファイバケーブルは、吊り線に、引きこむ
べき建物その他の契約者施設に近い位置から吊り線に取
着した上記支持具を介して、契約者の施設側に直接又は
間接に引き込むのである。
【0026】本発明の光ファイバケーブル分岐支持具の
使用したケーブル分岐支持構造においては、光ファイバ
ケーブルの張架線を光ファイバから一定の長さ範囲にわ
たって引き剥がして分離され、その張架線の分離した部
位にケーブル引留具のケーブル保持部であるの螺旋素線
を巻き付けて、上記金具を介して、光ファイバケーブル
を電柱間の吊り線に引留め固定し、これにより、光ファ
イバケーブルの分岐支持構造が得られる。
【0027】このような分岐支持構造においては、ケー
ブル引留具のケーブル保持部に引留められた張架線は、
切断せずに、そのまま利用することができる。また、引
留めた張架線は、切断されていてもよく、例えば、その
端部は、適当な電気端子を介して、吊り線に接続固定し
てもよい。
【0028】光ファイバケーブル分岐支持構造の実施形
態は、1本の光ファイバケーブルを1箇所の引留め個所
で引留めるにつき、1個のケーブル引留具だけで引留め
ることができる。
【0029】分岐支持構造の別の形態は、さらに、 1
個金具について2個の引留め具を利用して、光ファイバ
ケーブルの張架線を引き剥がして光ファイバから分離し
て、該張架線を上記2つのケーブル引留具のケーブル保
持部により引留めることもできる。これにより、光ファ
イバケーブルは、ケーブル保持具の両側に引張って張架
することができる。このとき、光ファイバケーブルは、
ケーブル引留具を介してクロージャー側にも契約者施設
側にも両方に張架することができる。
【0030】
【実施例】図4は、図2(A)の線状の金具1aと、図
1(A)に示す1個のケーブル引留め具2aとから成る
光ファイバケーブル分岐支持具を使用した光ファイバケ
ーブルの分岐支持構造を示している。金具1aは、その
固定部の両側の巻付け部11、11の螺旋素線を吊り線
5の所望位置に巻き付けて固定され、両側の巻付け部1
1、11の間の膨出した引留具係合部12にケーブル引
留具2aの引留め部22の折り返した線状体を交叉させ
て、ケーブル引留具2aを係合している。
【0031】このケーブル引留具2aは、その先側の上
記の両側のケーブル保持部21、21に、光ファイバケ
ーブル6から引き離剥がした張架線61を固定するが、
この固定は、ケーブルの張架線61にケーブル保持部2
1の2本の螺旋素線をそれぞれ巻き付けて、なされてい
る。張架線61は、途中で切断されることなく、光ファ
イバとの分離部では、テープ62により、テーピングさ
れて、さらに引き剥がされないように補強されている。
【0032】図5の実施例は、金具1には、図2(B)
に示すブロック状の金具1bを用いて、吊り線5上の所
望の位置に強固に固定して、そのフック18に、1個の
ケーブル引留め具2aの引留め部22を通して、係合し
ている。この例のケーブル引留は、図4と同じく、図1
(A)の線条体のケーブル引留具2aを用いて、光ファ
イバケーブル6の張架線61を、ケーブル引留部の2本
の螺旋素線21、21によりそれぞれを巻き付けて、固
定している。
【0033】上記2つの実施例では、光ファイバケーブ
ル6を引張り状態に張設すると、その張力によりケーブ
ル保持部21の螺旋素線10が張架線61を締め付けて
固定し、さらに、光ファイバケーブル6が金具1を引張
って、金具固定位置に光ファイバケーブルを引留めるこ
とができる。この場合、ケーブル保持具2は、施設側8
2に光ファイバケーブルを張架するが、クロージャー側
81の光ファイバケーブルは、通常弛緩したままであ
り、通常は、電柱間の吊り線5に適当な器具で保持され
ている。
【0034】図4の実施例では、上記線状体の金具1a
は、ケーブル引留具2の引留め部22を介して、引っ張
られ、引留具係合部12を介して、吊り線5に巻きつけ
た巻付け部11の螺旋素線10が吊り線5を締め付け
て、巻付け部11に滑りを生じることなく吊り線5に固
定される。金具の巻付け部11、11は、引留具係合部
12に対して両側にあるので、引留具係合部12に対し
て左右どの方向の張力に対しても、吊り線5に対して張
力が働く巻付け部11が、吊り線5を締め付けて固定す
ることができる。
【0035】図6と図7に示す分岐支持構造の例は、そ
れぞれ、上記の図4と図5に示した分岐支持構造の線状
の金具1aとブロック状金具1bを用いて固定している
ところは同じであるが、図6と図7に共通して、この例
では金具1a又は1bの引留具係合部12又は18に、
2個のケーブル引留具2(2a,2a)の引留め部2
2、22を接続して、それぞれのケーブル引留具2のケ
ーブル保持部21の一対の螺旋素線10それぞれが、光
ファイバケーブルの張架線61に前後に分けて巻き付け
固定して、2個のケーブル引留具2(2a,2a)は、
光ファイバケーブル6がクロージャー側81と施設側8
2の両側に張架されるのを支持している。これら実施例
の分岐支持構造は、特に、クロージャー側81にも張力
を保持して光ファイバケーブル6が張架される場合に好
適に適用することができる。
【0036】以下、図8から図11までの実施例におい
ては、光ファイバケーブル分岐支持具のケーブル引留具
2bの平行一対の螺旋素線10a、10bを用いて光フ
ァイバケーブルを分岐支持する例を示している。図8と
図9の分岐支持構造は、それぞれ、上記の図4と図5に
示した分岐支持構造の線状の金具1aとブロック状金具
1bを用いて吊り線に固定しているが、ケーブル引留具
2は、図1(B)の一対並列にした螺旋素線10a、1
0bを用いており、螺旋素線10a、10bの隙間に沿
って、光ファイバケーブルの引き剥がした張架線61を
嵌め入れるようにして、螺旋素線10a、10b螺旋内
に通して、張架線61が先端の折り曲げ部23に引っ掛
けるようにされている。光ファイバケーブル6を引っ張
ることにより、張架線61は、一対平行な螺旋素線10
a、10bの内部で引留められて、張架することができ
る。折り曲げ部23は、並列な螺旋素線10a、10b
が、張架線61により引っ張られたときにも、螺旋素線
が巻き戻されるのを防止して、これにより、ケーブル引
留具2から張架線が外れるのを効果的に防止している。
【0037】上記の図8と図9の例は、1本の光ファイ
バケーブル6につき、1個のケーブル引留具2bを用い
て、光ファイバケーブルの施設側82への張架を保持し
ているが、図10と図11とに示す構造は、1本の光フ
ァイバケーブル6に対して、2個のケーブル引留具2
b、2bを用いて、クロージャー側81と施設側82と
の両側に引留めて、張架するようにしている。図10と
図11との分岐支持構造は、それぞれ、2個のケーブル
引留具は、上記の図4と図5に示した分岐支持構造と同
様それぞれ線状の金具1aとブロック状金具1bを用い
て吊り線5に固定しているが、各ケーブル引留具2b、
2bは、図1(B)に示すケーブル引留め具2b、2b
を用いて、一対平行な螺旋素線10a、10bの螺旋隙
間に光ファイバケーブル6の引き剥がした張架線61を
嵌め入れるように螺旋素線10a、10b内に通して、
先端の折り曲げ部23に引っ掛けるようにされて、光フ
ァイバケーブルを引っ張ることにより、張架線61は、
一対平行な螺旋素線10a、10bの内部で占め付けら
れて、張架され、この場合も、折り曲げ部23が、螺旋
素線が巻き戻されるのを防止している。
【0038】次の実施例では、図12に示すように、光
ファイバケーブル6の張架線61をケーブル保持部21
により巻き付け固定した後、張架線の端部を、端子7を
用いて吊り線5に接続して、特に、接地する例を示す。
端子7は、吊り線に跨って嵌るようにヘッドの先側を2
つ割りにして且つネジ73を設けたボルト71と、ボル
トにねじ込むナット72とを含む。ボルト71とナット
72は、導電性の材料、たとえば、黄銅により作られて
いる。このような端子は、ボルト割れ目に吊り線5を挟
み入れ、張架線61をその割れ目に差し入れてナット7
2をボルトのネジ73に締めつけることにより、端子7
が吊り線5に固定され、同時にナットの締め付け力を利
用して、張架線61の端部を端子7に固定することがで
きる。これにより、張架線61が、吊り線5に電気的に
接続される。
【0039】この例は、光ファイバケーブルの張架線を
引き剥がした後に切断し、切断した張架線を図1(A)
に示した、螺旋素線を有するケーブル保持部で巻き付け
て、ケーブル引留具2により、光ファイバケーブルを引
留めた例を示し、ケーブル引留具2は、図1(A)の2
本の螺旋素線21、21をそれぞれ巻きつけるタイプの
ものを利用している。
【0040】この例は、金具に、図2(A)の線状の金
具1aを適用しているが、これに代えて、図2(B)の
ブロック状の金具1bを膩要することができ、また、上
記のケーブル引留具は、図1(B)に示した一対並列に
螺旋にしたケーブル引留具2bを利用することも可能で
ある。
【0041】本発明の分岐支持構造は、1つの金具と2
つ以上の上記のケーブル引留具とから成るものも含む。
これは、吊り線に固定された1つの分岐金具に対して、
2つ以上のケーブル引留具を係合して、各ケーブル引留
具が、それぞれ光ファイバケーブルを保持するようにす
る。これにより、吊り線上の1箇所で、2本以上の光フ
ァイバケーブルを分岐固定して、各家屋などに、それぞ
れの光ファイバケーブルを引き込むことができる。この
場合に、光ファイバケーブルをケーブル保持部で持した
各ケーブル引留具は、その引留め部を、1つの分岐金具
の引留具係合部にそれぞれ係合することにより、光ファ
イバケーブルが、引きとめられる。
【0042】この具体例を、図13に示すが、この例
は、光ファイバケーブル分岐支持具が、吊り線5上に固
定した1個の分岐金具1に対して、複数本の光ファイバ
ケーブル6(この例は、3本の光ファイバケーブル6
a,6b,6c)を分岐して引き込む態様を示してい
る。この例では、3本の光ファイバケーブル6a,6
b,6cの各々の張架線61,61,61を各ケーブル
引留具2,2,2のケーブル保持部21,21,21に
より巻き付け保持され、各ケーブル引留具2,2,2
は、それぞれの引留め部22,22,22が、吊り線5
に巻き付け固定した1個の分岐金具1の引留具係合部1
2に一緒に係合されて、引き留められ、これにより、光
ファイバケーブル分岐支持具は、3本の分岐光ファイバ
ケーブル6を保持している。3本の張架線61,61,
61は、その端部が、端子7に固定されて、吊り線5に
電気的に接続される。
【0043】
【発明の効果】本発明の分岐支持金具は、きわめて構造
が簡単であり、装架された吊り線の任意の位置に簡便に
装着することができ、光ファイバケーブルを吊り線のど
のような位置からも分岐して容易に保持することができ
る。しかも、分岐支持金の吊り線への具取付けと光ファ
イバケーブルの張架線の分岐支持具への取り付け作業
は、何れも光ファイバケーブルの各光ファイバを傷める
ことなく、螺旋素線の巻付けの作業だけで、容易に固定
することができる。
【0044】光ファイバケーブルの分岐個所の新設、移
設、増設においても、特別の手工具等を用いないで、容
易に取外し取付けが実施できる。分岐位置の増設に十分
に対応することができる。
【0045】本発明の光ファイバケーブル分岐支持具
は、吊り線から複数の、時には、多数の、光ファイバケ
ーブルを分岐する場合にも、本発明の分岐支持具は、各
光ファイバケーブルを保持するケーブル引留具を準備し
て、分岐金具の引留具係合部に一括して係合することに
より、簡便に、分岐することができ、さらに、分岐光フ
ァイバケーブルの増設の際にも、吊線上の既存の分岐金
具の引留具係合部に追加的に係合することもできる利点
がある。
【0046】このようにして、本発明の光ファイバケー
ブル分岐支持具は、光ファイバケーブルの引き留め手段
として軽量化に有効であり、作業の簡素化と省力化に対
しても威力を発揮することができ、さらに、光学通信系
の信頼性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の実施形態かかる光ファイバケーブ
ル分岐支持具のケーブル引留具の外観図(A、B)を示
す。
【図2】 本願発明の実施形態かかる光ファイバケーブ
ル分岐支持具の金具の外観図(A、B)を示す。
【図3】 本発明の実施形態に係る光ファイバケーブル
分岐支持具の外観を示す。
【図4】 本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す外観図。
【図5】 本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す図4同様の外観図。
【図6】 本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す外観図。
【図7】 本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す図6同様の外観図。
【図8】 本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す外観図。
【図9】本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐支
持構造を示す図8同様の外観図。
【図10】本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す外観図。
【図11】本発明の実施形態の光ファイバケーブル分岐
支持構造を示す図10同様の外観図。
【図12】 本発明の実施形態に係る光ファイバケーブ
ル分岐支持具により、吊り線から光ファイバケーブルを
分岐した態様の外観図を示す。
【図13】 本発明の他の実施形態の光ファイバケー
ブル分岐支持具を示し、複数の光ファイバケーブルを引
留める分岐支持構造を示す外観図。
【図14】 電線用分岐具による光ファイバの分岐支持
構造示す図。
【符号の説明】
1 光ファイバケーブル分岐金具 11 巻付け部 12 引留具係合部 2 ケーブル引留具 21 ケーブル保持部 5 吊り線 6 光ファイバケーブル 61 張架線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚本 直明 大阪府大阪市淀川区新高1丁目3番8号 東神電気株式会社内 (72)発明者 鹿野 浩紀 大阪府大阪市淀川区新高1丁目3番8号 東神電気株式会社内 Fターム(参考) 2H038 CA65 5G367 DA03 DB02 DB15 DC01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱間の吊り線に取着して、該吊り線に
    吊架した光ファイバケーブルを個別に配給するための光
    ファイバケーブル分岐支持具において、 上記分岐支持具が、 吊り線に固定する固定部及び引留具係合部を備えた金具
    と、 上記の金具の引留具係合部に係合される引留め部と該引
    留め部の先側に光ファイバケーブルに添設された張架線
    に巻付けて保持する硬質線状体の螺旋素線を有するケー
    ブル保持部とから成る1つ又は2つ以上のケーブル引留
    具と、 から構成したことを特徴とする光ファイバケーブル分岐
    支持具。
  2. 【請求項2】 ケーブル引留具の引留め部が、硬質線状
    体を折り曲げて形成され、一対にした上記螺旋素線が、
    該引留め部の硬質線状体にそれぞれ一体に接続されて成
    る請求項1に記載の分岐支持具。
  3. 【請求項3】 ケーブル引留具の上記一対の螺旋素線の
    それぞれが、光ファイバケーブルの上記張架線に巻き付
    けて固定するようにした請求項1又は2に記載の分岐支
    持具。
  4. 【請求項4】 ケーブル引留具の上記一対の螺旋素線が
    並列して配置され、該螺旋素線の先端が折り曲げられ、
    一対に並列した上記螺旋素線を光ファイバケーブルの上
    記張架線に巻き付けて固定するようにした請求項1又は
    2に記載の分岐支持具。
  5. 【請求項5】 上記の金具が、硬質線状体からなり、引
    留具係合部として該硬質線状体のほぼ中央部に形成した
    膨出部と、固定部として該硬質線状体の両側に吊り線に
    巻き付け固定する螺旋に形成した巻付け部と、から成る
    請求項1ないし4いずれかに記載の光ファイバケーブル
    分岐支持具。
  6. 【請求項6】 上記金具が、固定部として吊り線に締め
    付け固定可能な締め付け部を備えた本体と、引留具係合
    部として該本体に取着されたフック又はループから成る
    請求項1ないし4いずれかに記載の光ファイバケーブル
    分岐支持具。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4いずれかに記載の光フ
    ァイバケーブル分岐支持具により上記光ファイバケーブ
    ルを分岐支持する光ファイバケーブル分岐支持構造であ
    って、 分岐支持構造が、光ファイバケーブルに添設された張架
    線を引き剥がして光ファイバから分離した該張架線を上
    記1つのケーブル引留具のケーブル保持部により吊り線
    上に引留められて成る請求項1ないし6いずれかに記載
    の光ファイバケーブル分岐支持構造。
  8. 【請求項8】 上記ケーブル保持部に巻き付けられた張
    架線の先端側が、上記吊り線に接続端子を介して接地さ
    れている請求項7に記載の分岐支持構造。
  9. 【請求項9】 光ファイバケーブルから引き剥がされた
    上記張架線が、張架線を上記2つのケーブル引留具のケ
    ーブル保持部により引留められて成る請求項7記載の光
    ファイバケーブル分岐支持構造。
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