JPH0635573Y2 - 倍速テレビの水平回路 - Google Patents

倍速テレビの水平回路

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JPH0635573Y2
JPH0635573Y2 JP8333987U JP8333987U JPH0635573Y2 JP H0635573 Y2 JPH0635573 Y2 JP H0635573Y2 JP 8333987 U JP8333987 U JP 8333987U JP 8333987 U JP8333987 U JP 8333987U JP H0635573 Y2 JPH0635573 Y2 JP H0635573Y2
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JP
Japan
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circuit
horizontal
oscillation
frequency
output
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JP8333987U
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JPS63192783U (ja
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聡 押切
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Sharp Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、通常のノンインターレス(順次)走査される
水平走査線の各線間のそれぞれに、時間的に前の段(テ
レビ画面上を上から下に向かって水平走査線を走査させ
る場合ではそのテレビ画面上は、上の段)の水平走査線
と同じ水平走査線を走査させるように構成された倍速テ
レビの水平回路に関する。
(従来技術) この倍速テレビの水平走査線について、第2図および第
3図を参照して説明する。第2図(a)は、通常の順次
走査画面を、第2図(b)は倍速テレビによる順次走査
画面を示している。第3図(a)は第2図(a)に対応
した水平同期信号と映像信号との合成映像信号を、第3
図(b)は第2図(b)に対応した水平同期信号と映像
信号との合成映像信号を示している。
第2図(a)のテレビ画面上を水平方向に順次走査され
た水平走査線H11,H21,H31…は、第3図(a)の水平同
期信号S11,S21,S31…による映像信号V11,V21,V31…に対
応している。この第2図(a)および第3図(a)は、
通常の水平走査線による順次走査であり、特に説明の必
要はない。
次に、第2図(b)の水平同期信号H11,H12,H21,H22,H3
2…は、第3図(b)の水平同期信号S11,S12,S21,S22,S
31…による映像信号V11,V12,V21,V22,V31…に対応して
いる。
この第2図(b)および第3図(b)は倍速テレビによ
る順次走査であるが、水平走査線H11とH12との組み合わ
せ、水平走査線H21とH22との組み合わせ、水平走査線H3
1とH32との組み合わせ、…において、それぞれの組み合
わせにおける水平走査線に対応する映像信号は同一のも
のである。しかも、その水平走査周波数は、通常の水平
走査周波数(15.735kHz)の2倍の水平走査周波数(31.
5kHz)である。
そして、倍速テレビでは、テレビ画面上で上段側の水平
走査線H11,H21,H31…と下段側の水平走査線H12,H22,H32
…とにおいて、上段側の水平走査線に対応する映像信号
をラインメモリに記憶させておいて、同一の映像信号を
上下2段で順次走査するように構成されている。このよ
うな順次走査により、倍速テレビにあっては、映像画面
の解像度が高くなり高画質のテレビ画面が得られるよう
にしている。
第4図はこのような倍速テレビにおける従来例に係る水
平回路の回路図である。第4図において、符号2は合成
映像信号から水平同期信号を同期分離する同期分離回
路、4は一方の入力部に同期分離回路2からの水平同期
信号を、また他方の入力部に比較信号をそれぞれ与えら
れるとともに、両信号の位相差に従う自動周波数制御信
号を出力する周知のAFC回路、6は所定の水平発振周波
数(15.735kHz)で発振動作を行い、かつ、AFC回路2の
自動周波数制御信号によってその発振動作を制御される
発振回路、8は発振回路6からの発振出力を、前記所定
の水平発振周波数の2倍の水平発振周波数(31.5kHz)
に変えて出力する発振周波数変換手段である。この発振
周波数変換手段8は、位相比較回路8a、低域フィルタ8
b、電圧制御型発振器(VCO)8cおよび1/2分周回路8dで
フェーズ・ロックド・ループを構成しており、位相比較
回路8aにおいて、発振回路6出力と1/2分周回路8d出力
との位相比較を行い、低域フィルタ8bにおいて位相比較
回路8a出力に含まれる雑音成分や高周波成分を除去した
のち、その低域フィルタ8b出力をVCO8cに入力する。そ
して、VCO8cの出力を1/2分周回路8dで分周してから再び
位相比較回路8aに入力するように動作する。
10は、発振周波数変換手段8からの発振出力に応答動作
する水平ドライブ回路、12は水平ドライブ回路10の水平
ドライブ出力を与えられるフライバックトランス、14は
フライバックトランス12からの高電圧をそのアノード14
aに与えられる受像管である。
このような構成を具備する従来例の倍速テレビの水平回
路においては、15.735kHzの発振周波数の自動周波数制
御のために発振回路6の出力をAFC回路4にフィードバ
ックする第1フィードバック手段11と、31.5kHzの発振
周波数の自動周波数制御のためにフライバックトランス
12の出力を水平ドライブ回路10にフィードバックする第
2フィードバック手段13とを具備している。
このように従来例では2段のフィードバック手段11,13
で自動周波数制御を行って発振周波数の安定化を図って
いたが、個々の発振周波数の安定化が可能となっても、
全体の回路から見た場合は必ずしも発振周波数が安定化
されたものとはなっていなかった。
(考案の目的) 本考案は、回路全体から見て安定した発振周波数が得ら
れるようにすることを目的としている。
(考案の構成) このような目的を達成するために、本考案は合成映像信
号から同期分離された水平同期信号と比較信号とをそれ
ぞれ与えられて、両信号の位相差に従う自動周波数制御
信号を出力するAFC回路と、所定の水平発振周波数で発
振動作を行い、かつ、前記AFC回路の自動周波数制御信
号によってその発振動作を制御される発振回路と、前記
発振回路からの発振出力を、前記所定の水平発振周波数
の2倍の水平発振周波数に変えて出力する発振周波数変
換手段と、前記発振周波数変換手段からの発振出力に応
答動作する水平ドライブ回路と、前記水平ドライブ回路
の水平ドライブ出力を与えられるフライバックトランス
と、前記フライバックトランスからのフライバックパル
スを1/2分周するとともに、その分周出力を前記比較信
号として前記AFC回路に対して入力する分周回路とを具
備したことを特徴としている。
この構成によれば、発振回路はAFC回路からの自動周波
数制御信号により発振周波数を自動制御されながら、所
定の発振周波数を有する発振出力を出力する。発振周波
数変換手段は、発振回路からの発振周波数を2倍の発振
周波数に変えるとともに、変換した発振周波数の発振出
力を出力する。そして、水平ドライブ回路とフライバッ
クトランスとは、その変換された発振周波数の発振出力
で動作する。そして、フライバックトランスからのフラ
イバックパルスは、1/2分周回路で分周され、その分周
出力はAFC回路に対して前記比較信号として入力され
る。
したがって、この構成では、従来例のような15.735kHz
用と31.5kHz用それぞれの2段構成による個別のフィー
ドバックではなく回路全体での自動周波数制御を行うこ
とができるものであるから発振周波数を従来例よりも、
より安定して制御することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本考案の実施例に係る倍速テレビの水平回
路の回路図である。第1図において、第4図と同一の符
号の部分は第4図と同一のものであり、同一の符号の部
分については名称を列記するに止どめてその詳細な説明
は省略する。なお、この場合、結合関係については特記
しない限り本実施例は従来例と同様の構成を有してい
る。
第1図において、2は同期分離回路、4はAFC回路、6
は発振回路、8は発振周波数変換手段、10は水平ドライ
ブ回路、12はフライバックトランス、14は受像管であ
る。
本実施例で、従来例と異なっている構成は次の通りであ
る。
すなわち、本実施例では自動周波数制御のために、発振
回路6からAFC回路4へのフィードバック構成と、フラ
イバックトランス12から水平ドライブ回路10へのフィー
ドバック構成とを設けていない。
そして、前記2段のフィードバック構成の代わりに、フ
ライバックトランス12からのフライバックパルスを1/2
分周するとともに、その分周出力を比較信号としてAFC
回路4に対して入力する分周回路16をフィードバック構
成として具備している。この分周回路16からの分周出力
により、水平回路全体の自動周波数制御を行うから、個
別に発振周波数制御を行うよりも発振周波数をより安定
化させることができる。
(考案の効果) 以上説明したことから明らかなように本考案によれば、
分周回路出力を用いて回路全体の自動周波数制御を行う
ため、より安定した発振周波数の制御が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る倍速テレビの水平回路
の回路図である。 第2図(a)は通常のノンインターレス方式による水平
走査画面、第2図(b)は倍速テレビによるノンインタ
ーレス方式による水平走査画面、第3図(a)は第2図
(a)に対応する通常の合成映像信号の波形図、第3図
(b)は第2図(b)に対応する合成映像信号の波形
図、第4図は従来例の回路図である。 図中、符号4……AFC回路、6……発振回路、8……発
振周波数変換手段、10……水平ドライブ回路、12……フ
ライバックトランス、16……分周回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成映像信号から同期分離された水平同期
    信号と、比較信号とをそれぞれ与えられて、両信号の位
    相差に従う自動周波数制御信号を出力するAFC回路と、 所定の水平発振周波数で発振動作を行い、かつ、前記AF
    C回路の自動周波数制御信号によってその発振動作を制
    御される発振回路と、 前記発振回路からの発振出力を、前記所定の水平発振周
    波数の2倍の水平発振周波数に変えて出力する発振周波
    数変換手段と、 前記発振周波数変換手段からの発振出力に応答動作する
    水平ドライブ回路と、 前記水平ドライブ回路の水平ドライブ出力を与えられる
    フライバックトランスと、 前記フライバックトランスからのフライバックパルスを
    1/2分周するとともに、その分周出力を前記比較信号と
    して前記AFC回路に対して入力する分周回路 とを具備したことを特徴とする倍速テレビの水平回路。
JP8333987U 1987-05-29 1987-05-29 倍速テレビの水平回路 Expired - Lifetime JPH0635573Y2 (ja)

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JPS63192783U JPS63192783U (ja) 1988-12-12
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