JPH0635570U - 自動車のxアーム式ドアレギュレータ構造 - Google Patents

自動車のxアーム式ドアレギュレータ構造

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JPH0635570U
JPH0635570U JP7166192U JP7166192U JPH0635570U JP H0635570 U JPH0635570 U JP H0635570U JP 7166192 U JP7166192 U JP 7166192U JP 7166192 U JP7166192 U JP 7166192U JP H0635570 U JPH0635570 U JP H0635570U
Authority
JP
Japan
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arm
main arm
sub
door glass
bracket
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Pending
Application number
JP7166192U
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English (en)
Inventor
英範 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP7166192U priority Critical patent/JPH0635570U/ja
Publication of JPH0635570U publication Critical patent/JPH0635570U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータを制御回路により制御することなく、
ドアガラスの閉切り直前の閉切り速度を落とすことがで
き、ドアガラスの昇降速度を変化させることができる自
動車のXアーム式ドアレギュレータを提供することにあ
る。 【構成】 モータ2によりメインアーム3を回転駆動
し、このメインアーム3と枢支ピン4を介してX字状に
枢着されたサブアーム5を設け、メインアーム3の先端
ピン6及びサブアーム5の先端ピン9がスライド嵌合す
ると共にドアガラス7の下端に水平状態に取り付けられ
たメインアームブラケット20を設け、このメインアー
ム20の下方に設けられ前記サブアーム5の下端が枢着
したサブアームブラケット25とを備え、前記メインア
ームブラケット20にドアガラス7を閉じ操作する時の
メインアーム3の回動方向に対して上り勾配の傾斜溝2
2を有するスライド溝21を設けたことにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のドアガラスを上下動させるXアーム式ドアレギュレータ構 造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的な自動車のドアレギュレータ構造は、図5及び図6に示すようにXアー ム式のものが知られている。このXアーム式ドアレギュレータは、ベースプレー ト1にモータ2と、このモータ2により回転駆動されるメインアーム3とを備え ている。
【0003】 このメインアーム3には枢支ピン4を介してX字状に枢着されたサブアーム5 が回動可能に枢着されている。また、前記メインアーム3の先端ピン6を介して スライド嵌合すると共にドアガラス7の下端に水平状態に取り付けられたチャン ネル形状のメインアームブラケット8が設けられている。
【0004】 このメインアームブラケット8には前記メインアーム3の先端ピン6とサブア ーム5の先端ピン9がスライド嵌合するスライド溝10が設けられている。また 、このメインアームブラケット8の下方に水平状態で前記サブアーム5の下端が 枢着したサブアームブラケット11が設けられている。
【0005】 このXアーム式ドアレギュレータは、モータ2を回転駆動することによりメイ ンアーム3が回動して、そのメインアーム3の先端ピン6がメインアームブラケ ット8のスライド溝10をスライドすることにより、サブアーム5の先端ピン9 もスライド溝10をスライドし、先端ピン6,9がメインアームブラケット8の 中央に向って移動することにより、メインアームブラケット8が水平状態を保ち ながら上方に押し上げられ、このメインアームブラケット8に取付けられたドア ガラス7が上方に移動する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前述した自動車のXアーム式ドアレギュレータ構造では、ドアガラ ス7の昇降の速度が一定である。例えば、ドアガラス7の閉切り時の速度を落と したい場合などドアガラス7の昇降速度を変化させるためにはモータ2を制御回 路によって制御する必要があり、この制御回路を装着するとコストアップとなっ てしまい実用化には至っていない。
【0007】 本考案は前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、モー タを制御回路により制御することなく、ドアガラスの閉切り直前の閉切り速度を 落とすことができ、ドアガラスの昇降速度を変化させることができる自動車のX アーム式ドアレギュレータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車のXアーム式のドアレギュレータでは、前記目的を達成するた めに、モータと、このモータにより回転駆動されるメインアームと、このメイン アームと枢支ピンを介してX字状に枢着されたサブアームと、前記メインアーム の先端ピン及びサブアームの先端ピンがスライド嵌合すると共に、ドアガラスの 下端に水平状態に取り付けられたメインアームブラケットと、このメインアーム の下方に設けられ前記サブアームの下端が枢着したサブアームブラケットとを備 え、前記メインアームブラケットにドアガラスを閉じ操作する時のメインアーム の回動方向に対して上り勾配の傾斜溝を有するスライド溝を設けたことにある。
【0009】
【作用】
前記構成の自動車のXアーム式ドアレギュレータは、モータを駆動させてメイ ンアームを回動することにより、メインアームの先端の枢支ピンがメインアーム ブラケットのスライド溝にスライド係合することにより、上り勾配の傾斜溝に沿 って前記枢支ピンが移動するので、メインアームブラケットは上方に押し上げら れる量が少なくなり、ドアガラスの閉切り直前の速度が遅くなる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。なお、前述した 従来の構成と同一構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0011】 図1に示すように、このXアーム式ドアレギュレータは、ベースプレート1に モータ2と、このモータ2により回転駆動されるメインアーム3とを備えている 。
【0012】 このメインアーム3には枢支ピン4を介してX字状に枢着されたサブアーム5 が回動可能に枢着されている。また、前記メインアーム3の先端ピン6を介して スライド嵌合すると共にドアガラス7の下端に水平状態に取り付けられたチャン ネル形状のメインアームブラケット20が設けられている。
【0013】 このメインアームブラケット20には前記メインアーム3の先端ピン6とサブ アーム5の先端ピン9がスライド嵌合するスライド溝21が設けられている。こ のスライド溝21は、前後端部が略水平に直線状態で、そのドアの自由端側には ドアガラス7を閉じ操作する時のメインアーム3の回動方向に対して上り勾配の 傾斜溝22が形成されている。
【0014】 また、このメインアームブラケット20の下方には略水平状態で前記サブアー ム5の下端が枢着したサブアームブラケット25が設けられている。このサブア ームブラケット25には横方向にスライド溝26が設けられている。このスライ ド溝26のほぼ中央にはドアガラス7を閉じ操作するときのサブアーム5の回動 方向に対して下り勾配の傾斜溝27が形成されている。上記スライド溝26には サブアーム5の下端ピン28がスライド可能に嵌合されている。
【0015】 図3に前述したメインアーム3の先端ピン6の軌跡を示す。メインアーム3が 回動角θ1 の範囲内で回動した場合は、メインアーム3の先端は図中a地点から b地点に移動し、ドアガラス7の垂直方向の変位量はl1 となる。メインアーム 3が回動角θ2 の範囲で回動した場合は、メインアーム3の先端は図中b地点か らc地点に移動するが、ドアガラス7の垂直変位量はl2 となる。したがって、 モータ2が同じ回転数で駆動され,同じ回動角だけ移動しても、l2 <l1 とな り、閉切り直前のドアガラス7の速度は遅くなる。
【0016】 次に、このように構成された自動車のXアーム式ドアレギュレータの作用につ いて述べる。上記モータ2を駆動させてメインアーム3を回動することにより、 メインアーム3の先端の先端ピン6がメインアームブラケット20のスライド溝 21に沿ってスライドする。するとメインアーム3の回動方向に対して上り勾配 の傾斜溝22に係合する。一方、サブアーム5の下端ピン28がサブアーム5の スライド溝26をスライドし、回動方向に対して下り勾配の傾斜溝27に係合す る。
【0017】 したがって、モータ2が同じ回転数で駆動され,同じ回動角θ1 ,θ2 だけ移 動しても、傾斜溝22,27によって先端ピン9の垂直方向の変位量はl2 <l 1 となる。こうして、ドアガラス7の閉切り直前の速度が遅くなり、ドアガラス 7の昇降速度が変化する。
【0018】 また、前述した実施例では、メインアームブラケット20のドアの自由端側に メインアーム3の回動方向に対して上り勾配の傾斜溝22を設け、サブアームブ ラケット25にサブアーム5の回動方向に対して下り勾配の傾斜溝27を設けた が、図4に示すように、メインアームブラケット30のスライド溝31にドアの 自由端側に前記上り勾配の傾斜溝32を設け、ドアのヒンジ側に、サブアーム5 の回動方向に対して上り勾配の傾斜溝33を設け、サブアームブラケット35の スライド溝36を横方向に直線状態に設けても前述と同様の作用・効果が得られ る。 なお、前述したXアーム式ドアレギュレータでは、ドアガラスを開く場合でも 、ドアガラスが開き始めのドアガラス7の速度は遅くなる。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、前述したように構成したから、モータを制御回路により制御するこ となく、ドアガラスを閉切る直前にはゆっくりと閉まり、製造コストを現状のま までドアガラスの昇降速度を変化させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の自動車のXアーム式ドアレ
ギュレータの斜視図。
【図2】同上実施例の自動車のXアーム式ドアレギュレ
ータの側面図。
【図3】同上実施例の自動車のXアーム式ドアレギュレ
ータの作用説明図。
【図4】他の実施例の自動車のXアーム式ドアレギュレ
ータの側面図。
【図5】従来の自動車のXアーム式ドアレギュレータの
斜視図。
【図6】従来の自動車のXアーム式ドアレギュレータの
側面図。
【符号の説明】
2…モータ、3…メインアーム、4…枢支ピン、5…サ
ブアーム、6…先端ピン、7…ドアガラス、20…メイ
ンアームブラケット、21…スライド溝、22…傾斜
溝、25…サブアームブラケット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、このモータにより回転駆動さ
    れるメインアームと、このメインアームと枢支ピンを介
    してX字状に枢着されたサブアームと、前記メインアー
    ムの先端ピン及びサブアームの先端ピンがスライド嵌合
    すると共に、ドアガラスの下端に水平状態に取り付けら
    れたメインアームブラケットと、このメインアームの下
    方に設けられ前記サブアームの下端が枢着したサブアー
    ムブラケットとを備えた自動車のXアーム式ドアレギュ
    レータ構造において、 前記メインアームブラケットにドアガラスを閉じ操作す
    る時のメインアームの回動方向に対して上り勾配の傾斜
    溝を有するスライド溝を設けたことを特徴とする自動車
    のXアーム式ドアレギュレータ構造。
JP7166192U 1992-10-14 1992-10-14 自動車のxアーム式ドアレギュレータ構造 Pending JPH0635570U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7166192U JPH0635570U (ja) 1992-10-14 1992-10-14 自動車のxアーム式ドアレギュレータ構造

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JP7166192U JPH0635570U (ja) 1992-10-14 1992-10-14 自動車のxアーム式ドアレギュレータ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0635570U true JPH0635570U (ja) 1994-05-13

Family

ID=13467017

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7166192U Pending JPH0635570U (ja) 1992-10-14 1992-10-14 自動車のxアーム式ドアレギュレータ構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040017016A (ko) * 2002-08-20 2004-02-26 현대자동차주식회사 차량용 암식 도어 윈도우 레귤레이터

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50156121A (ja) * 1974-06-07 1975-12-17

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971209