JPH0635555U - パチンコ機における複式施錠装置 - Google Patents

パチンコ機における複式施錠装置

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JPH0635555U
JPH0635555U JP7677192U JP7677192U JPH0635555U JP H0635555 U JPH0635555 U JP H0635555U JP 7677192 U JP7677192 U JP 7677192U JP 7677192 U JP7677192 U JP 7677192U JP H0635555 U JPH0635555 U JP H0635555U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パチンコ機の表枠内側に装備された複式施錠
装置におけるシリンダ錠の交換を容易にする。 【構成】 錠軸にカム板を軸着したシリンダ錠と、前記
カム板の回動により独立別個に相反方向へ作動すると共
に、スプリングにて独立別個に施錠方向へ付勢させた連
結杆と昇降杆からなる複式施錠装置4とを基枠体7に装
設し、前記連結杆においてシリンダ錠の取外しに邪魔と
なる略中央部を分割して作動杆28となし、該作動杆28の
上端部を枢着すると共に、下端部を着脱自在に係合連結
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシリンダ錠の交換を容易にしたパチンコ機における複式施錠装置に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ機の前面には、パチンコ機の機枠に対し開閉自在な表枠と、該 表枠に対し開閉自在なガラス扉枠とが設けられており、これらの枠を夫々個別に 施錠及び解錠操作するため、表枠内側に複式施錠装置を装備している。
【0003】 この複式施錠装置は、表枠内側に取付けられた基枠体の略中央部にネジ止めさ れたシリンダ錠、該シリンダ錠の錠軸に固着されたカム板、該カム板の突端を係 合部とし、該係合部に一端部を係合したガラス扉枠開閉用昇降杆、並びにカム板 に突設した別途な係合部に略中央部を係合した表枠開閉用連結杆を備えた施錠機 構部とからなり、シリンダ錠の解錠操作によるカム板の正逆回転にて表枠開閉用 連結杆及びガラス扉枠開閉用昇降杆を独立別個に相反方向へ作動させ、これによ り表枠及びガラス扉枠を個別に開放する様になしていた。
【0004】 ところが、パチンコ機の表枠及びガラス扉枠は点検調節や玉詰まり等により開 閉が頻繁に行われるため、この様なシリンダ錠の使用頻度等その他諸条件により 損耗しシリンダ錠の交換が必要となるが、このシリンダ錠の交換時には、複式施 錠装置における表枠開閉用連結杆の略中央部がカム板の手前でこれに係合してい るのでシリンダ錠の取り外しの邪魔となり、この連結杆を取り外さねばシリンダ 錠の交換が出来ず、その交換作業が非常に面倒であった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はシリンダ錠の交換に際し、カム板の手前でこれに係合する表枠開閉用 連結杆の略中央部と干渉せずに取り外し可能とし、シリンダ錠の交換作業を容易 にしたパチンコ機における複式施錠装置を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来技術に基づく、複式施錠装置におけるシリンダ錠の交換作業 の困難な課題に鑑み、カム板の手前でこれに係合する表枠開閉用連結杆の略中央 部を分割して作動杆となし、該作動杆の上端部を枢着すると共に、下端部を着脱 自在に係合連結することにより、シリンダ錠交換時にはシリンダ錠の取外しに邪 魔となる作動杆の下端部の係合連結を解除し、上端部を支点として外方へ回動さ せ、シリンダ錠の取外空域を邪魔な部品のない開放状態にして、上記欠点を解決 せんとしたものである。
【0007】
【作用】
本考案にあっては、シリンダ錠の交換に際し、連結杆における作動杆と伝達杆 との係合連結を連結ピンから連結フックを離脱して連結解除すると共に、作動杆 を外方へ回動させることにより、カム板の手前でこれに係合する連結杆の略中央 部を開放状態となし、かかる状態においてシリンダ錠の交換を行う。
【0008】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、 1はパチンコ機の前面に取付けられる機枠であり、該機枠1の前面に表枠2を 開戸式に開閉自在に設けると共に、該表枠2の前面にガラス扉枠3を表枠2と同 様に開閉自在に設けている。
【0009】 4は表枠2とガラス扉枠3を夫々施錠及び解錠する複式施錠装置であり、該複 式施錠装置4はシリンダ錠5、施錠機構部6にて構成され、これらを組み込んだ 基枠体7を表枠2の開放側端縁部の裏面に取付けている。
【0010】 基枠体7は縦長にして断面略L字状に形成され、その立ち上がった壁面を前面 に相当する前板部8となし、その上端部及び下端部には内方突出する案内突起9 、9aを形成し、又他一方の壁面を側板部10となし、その端縁において上端部及び 下端部には短尺な立壁11、11a を形成すると共に、該立壁11、11a には上端を開 放した案内溝12、12a を切欠形成している。
【0011】 又、13、13a は側板部10の端縁において中央上方部辺り以外に立設した案内壁 であり、案内壁13は立壁11の下端に短尺幅に設けられ、一方の案内壁13a は立壁 11a の上端に所定幅の間隙14を置いて長尺幅に設けられ、案内壁13、13a の内方 適所には案内突起15、15a を突設し、案内壁13、13a 間には極めて短尺な補強リ ブ16を立設すると共に、かかる案内壁13、13a 間をシリンダ錠取外空域17となし ている。
【0012】 尚、本実施例にあっては案内壁13、13a 間に補強リブ16を立設した基枠体7を 示したが、補強リブ16は設けなくともよい。
【0013】 シリンダ錠5は略円筒形にしてその上下に矩形の凸部を有する鍵穴部18を設け ると共に、その後端に小孔を有するフランジ部19を設け、該フランジ部19の後方 には鍵穴部18より突出する錠軸20を設けてなり、該錠軸20にはカム板21を軸着し 、該カム板21には凸状の連結杆用係合部22を突設すると共に、カム板21の突端を 昇降杆用係合部23となしている。
【0014】 そして、シリンダ錠取外空域17における前板部8にはシリンダ錠取付け穴が貫 設され、シリンダ錠5を前板部8後方より前記取付け穴に嵌挿すると共に、ビス をシリンダ錠5におけるフランジ部19の小孔に通して前板部8に螺着し、シリン ダ錠5を固定している。
【0015】 尚、シリンダ錠5は前記した形状のものに限らず、例えば略円筒状のものであ ってもよく、要するに錠軸20に軸着したカム板21を正逆回転可能な構造のもので あればよい。
【0016】 施錠機構部6は独立別個に相反方向へ作動する表枠開閉用連結杆24とガラス扉 枠開閉用昇降杆25とを主体として構成され、連結杆24及び昇降杆25は基体枠7に 沿って各々上下にスライド自在となしている。
【0017】 連結杆24は鉤片26、26a 、伝達杆27、27a 及び作動杆28を連結して構成されて おり、鉤片26は略L字板状に形成され、その折曲部を介して一方を基部29となす と共に他方を矢形状に形成して鉤部30となし、基部29との鉤部30の付け根部31を 前記立壁11の案内溝12に挿嵌し、基部29の端縁部を前記前板部8の案内突起9に て外れ止め係合して上下動自在となし、又鉤片26a は略T字状に形成され、略直 線部位を基部29a となすと共に突出部位を矢形状に形成して鉤部30a となし、基 部29a と鉤部30a の付け根部31a を前記立壁11a の案内溝12a に挿嵌し、基部29 a の端縁部を前記前板部8の案内突起9aにて外れ止め係合して上下動自在となし ている。
【0018】 鉤片26、26a は側板部10の上方部と下方部に打抜き形成した案内長孔32、32a に挿通したピン33、33a を介して伝達杆27、27a の一端部34、34a に夫々取付け られる。
【0019】 伝達杆27は短尺に、又一方の伝達杆27a は長尺に形成してなり、伝達杆27、27 a の他端部35、35a 間は前記シリンダ錠取外空域17と略同一長さにて作動杆28を 連結している。
【0020】 作動杆28はその上端部36を前記伝達杆27の他端部35にピン33b を介して枢着し 、下端部36a にU字状の連結フック37を形成し、該連結フック37を伝達杆27a の 他端部35a に突設した連結ピン38に着脱自在に係合連結している。
【0021】 又、作動杆28の略下方部には把手39を立設すると共に、略中央上部には被係合 部40を立設し、鉤片26a と伝達杆27に設けた引掛け部41、41a と前板部8の上下 内壁面に夫々設けた引掛け部41b 、41c の間にスプリング42、42a を夫々掛架支 持して作動杆28を施錠方向へ付勢させ、作動杆28の被係合部40とカム板21の連結 杆用係合部22とを常時関連係合させている。
【0022】 昇降杆25はその上端部をカム板21の昇降杆用係合部23に係合する被係合部43と なし、上端部寄りにはガラス扉枠3を開閉作動させる爪片44を側板部10方向へ突 設してなり、前記爪片44は側板部10の略中央上方部に基枠体7に沿って打ち抜き 形成した長孔45に挿通され、前板部8の略中央部の内方に突設した案内突起9bに て昇降杆25の端縁部を外れ止め係合して上下動自在となしている。
【0023】 又、昇降杆25の下端部に立設した引掛け部41d と前板部8の略中央内壁面に設 けた引掛け部41e との間にはスプリング42b が掛架支持され、昇降杆25を施錠方 向へ付勢させるスプリング42b によって昇降杆25の被係合部43とカム板21の昇降 杆用係合部23とを常時関連係合している。
【0024】 そして、上記の様に構成された複式施錠装置4は表枠2の開放側の端縁部所定 位置に貫設した取着孔46にシリンダ錠5を表枠2の裏面より嵌挿して表枠2の裏 面に前板部8をビス止めして固定し、機枠1に設けた係合金具47、47a に前記鉤 片26、26a を関連係合し、表枠2が閉じられたときに係合金具47、47a に夫々係 合して施錠状態を保持し、連結杆24の作動により鉤片26、26a が揺動して解錠し 、又ガラス扉枠3に設けた係合部材と前記爪片44を関連係合し、ガラス扉枠3が 閉じられたときに係合部材に爪片44が係合して施錠状態を保持し、昇降杆25の作 動により爪片44が昇降して解錠する様になしている。
【0025】 次に第2の実施例について説明すると、複式施錠装置4は基本構造は前記と同 様にしてシリンダ錠5、施錠機構部6にて構成され、該施錠機構部6は基体枠7 に独立別個に相反方向へ作動する2体の鉤片26、26a 、伝達杆27及び作動杆28を 設けた連結杆24、並びに略中央下方部に被係合部43を設けると共に、爪片44を設 けた昇降杆25を装設し、機枠1に設けた係合金具47、47a と鉤片26、26a と、又 ガラス扉枠3に設けた係合部材と前記爪片44とを夫々関連係合すべく配置し、基 枠体7を表枠2の開放側端縁部の裏面に取付けている。
【0026】 基枠体7は縦長にして断面略L字状に形成してその各壁面を前板部8及び側板 部10となし、前板部8の略中央上方部を所定長さにわたり陥没させ、該陥没域を シリンダ錠取外空域17となすと共に、前板部8の適所には内方突出する案内突起 9、9a…を形成し、又側板部10の略中央部には立壁11を形成している。
【0027】 シリンダ錠5は前記と同一構造にして、その錠軸20に凸状の連結杆用係合部22 及び突起状の昇降杆用係合部23を設けてなるカム板21を軸着してなり、前板部8 にシリンダ錠5を前記と同様に固定している。
【0028】 鉤片26、26a は先端に鉤部30、30a を設けて矢形状に形成され、基枠体7の上 下端部に夫々その基部29、29a をピン33、33a にて枢着し、基枠体7上方の鉤片 26の基部29にはピン33b にて作動杆28の上端部36を枢着すると共に、下方の鉤片 26a の基部29a にはピン33c にて伝達杆27の一端部34を枢着している。
【0029】 又、作動杆28はその下端部36a に鉤型に切欠形成してピン保持部48と開放部49 を有する連結フック37を設け、該連結フック37を伝達杆27の他端部35に突設した 連結ピン38に着脱自在に係合連結し、作動杆28と伝達杆27の端縁部を前記前板部 8の案内突起9、9a…にて連結杆24を外れ止め係合して上下動自在となし、作動 杆28の作動により鉤片26、26a が揺動する様に構成している。
【0030】 又、作動杆28の略下方部には把手39を立設すると共に、略中央上部には被係合 部40を立設し、作動杆28の上方部に設けた引掛け部41と昇降杆25の上端部に立設 した引掛け部41a の間にスプリング42を掛架支持すると共に、伝達杆28の略中央 部に設けた引掛け部41b と前板部8の下内壁面に設けた引掛け部41c の間にスプ リング42a を掛架支持して作動杆28及び昇降杆25を施錠方向へ付勢させ、作動杆 28の被係合部40とカム板21の連結杆用係合部22、並びに昇降杆25の被係合部43と カム板21の昇降杆用係合部23の夫々を常時関連係合させている。
【0031】 又、50、50a は基枠体7の適所に突設した案内突片であり、該案内突片50、50 a は作動杆28と伝達杆27との係合連結を解除したときの基枠体7からの昇降杆25 の外れ防止を図っている。
【0032】 尚、第2の実施例における作動杆28の連結フック37は、ピン保持部48及び開放 部49を有する鉤型のものを示したが、かかる方式に限定されることなく、第1の 実施例で示した略U字状の連結フック37であってもよく、又逆に第1の実施例で 示した連結フック37を、ピン保持部48及び開放部49を有する鉤型の連結フック37 となしてもよい。
【0033】 次に本考案に係るパチンコ機における複式施錠装置の作用について説明すると 、 複式施錠装置4は表枠2及びガラス扉枠3の閉鎖時に、連結杆24の鉤片26、26 a が機枠1に設けた係合金具47、47a に係合して施錠状態を保持すると共に、昇 降杆25の爪片44がガラス扉枠3に設けた係合部材に関連係合して施錠状態を保持 している。
【0034】 解錠操作はシリンダ錠5の鍵穴部18に鍵51を挿入し、該鍵51の回動に伴って錠 軸20及びカム板21が回動し、カム板21の時計方向または反時計方向への回動によ り、連結杆用係合部22によって被係合部40を介して連結杆24を上動させ、鉤片26 、26a と係合金具47、47a との係合を解除して表枠2が解錠され、又は昇降杆用 係合部23によって被係合部43を介して昇降杆25を下動させ、爪片44と係合部材と の係合を解除してガラス扉枠3が解錠される。
【0035】 解錠操作終了時には、連結杆24、昇降杆25はスプリング42、42a 、42b の復元 力により、各々原位置へ自動的に復帰すると共に、カム板21を原位置へ復帰させ る。
【0036】 一方、シリンダ錠5の損耗によりこれを交換する場合は、前記の通り表枠2の 解錠操作を行い、表枠2を開放状態となし、かかる状態において鉤片26、26a の 鉤部30、30a を上動させ、連結杆24の被係合部40とカム板21の連結杆用係合部22 の係合を解除し、作動杆28の把手39を持って後方へ引き出す、この時補強リブ16 に引っ掛からない様に把手39を引き上げながら引き出す。
【0037】 かかる操作により、作動杆28の連結フック37と伝達杆27a の連結ピン38との連 結係合を解除し、作動杆28をピン33b を支点として回動させ、シリンダ錠取外空 域17において、シリンダ錠5の取り外しに際し連結杆24の作動杆28を邪魔とせず 開放状態となし、かかる状態でシリンダ錠5を固定しているビスを取り外して基 枠体7の前板部8より使用済みのシリンダ錠5を取り外し、新規なシリンダ錠5 を基枠体7の前板部8にビス止めし、前記と逆の手順で作動杆28を伝達杆27に連 結し、シリンダ錠5の交換作業を完了する。
【0038】 尚、連結杆24の被係合部40とカム板21の連結杆用係合部22の係合を解除する場 合、鉤片26、26a の鉤部30、30a を上動させずとも、鍵穴部18に挿入した鍵51の 回動に伴う錠軸20及びカム板21の回動により連結杆24を上動させて行ってもよい 。
【0039】 又、第2の実施例におけるシリンダ錠5の交換にあっては、前記と同様に表枠 2を開放状態にして鉤片26a の鉤部30a をピン33a を支点として揺動させ、連結 杆24の被係合部40とカム板21の連結杆用係合部22の係合を解除し、作動杆28の把 手39を持って後方へ引き出し、作動杆28の連結フック37と伝達杆27の連結ピン38 との連結係合を解除する。
【0040】 かかる連結フック37と連結ピン38の係合解除について説明すると、通常の作動 杆28と伝達杆27との連結状態は解錠時、施錠時及び作動時では、スプリング42a によって伝達杆27の連結ピン38は作動杆28の連結フック37のピン保持部48に常に 係合していたのが、この連結フック37と連結ピン38との連結係合を解除において は、カム板21の回動に関係なく、連結杆24を強制的に上動させるため、連結フッ ク37のピン保持部48に係合していた連結フック37が連結フック37の開放部49側に 移動し、作動杆28の後方への引き出し操作による連結フック37と連結ピン38との 係合を解除する。
【0041】 そして、作動杆28をピン33b を支点として回動させ、シリンダ錠取外空域17に おいて、シリンダ錠5の取り外しに際し連結杆24の作動杆28を邪魔とせず開放状 態となし、かかる状態でシリンダ錠5を交換し、次に作動杆28を伝達杆27に連結 し、シリンダ錠5の交換作業を完了する。
【0042】
【考案の効果】
要するに本考案は、基枠体7の略中央部にシリンダ錠5を固定し、該シリンダ 錠5の錠軸20にカム板21を軸着し、該カム板21の一部を昇降杆用係合部23となす と共に、該係合部23にガラス扉枠開閉用昇降杆25の上端部を係合し、又前記カム 板21に突設した連結杆用係合部22に表枠開閉用連結杆24の略中央部に立設した被 係合部40を係合し、前記連結杆24及び昇降杆25をスプリング42、42a …にて独立 別個に施錠方向へ付勢させたパチンコ機における複式施錠装置4において、前記 連結杆24は上下に鉤片26、26a を設け、該鉤片26、26a の基部29、29a を伝達杆 27、27a の一端部34、34a に夫々取付け、一方の伝達杆27の他端部35に被係合部 40を有する作動杆28の上端部36を枢着すると共に、他方の伝達杆27a の他端部35 a に連結ピン38を突設し、該連結ピン38に作動杆28の下端部36a に設けた連結フ ック37を着脱自在に係合連結したので、シリンダ錠5の交換に際し、連結杆24に おける作動杆28と伝達杆27との係合連結を連結ピン38から連結フック37を離脱す ることにより解除すると共に、作動杆28を外方へ回動させ、シリンダ錠5の取外 しに邪魔となる連結杆24の略中央部を開放状態となすことが出来るため、連結杆 24を邪魔とせずシリンダ錠5の交換作業を容易に出来る。
【0043】 又、基枠体7の略中央部にシリンダ錠5を固定し、該シリンダ錠5の錠軸20に カム板21を軸着し、該カム板21の一部を昇降杆用係合部23となすと共に、該係合 部23にガラス扉枠開閉用昇降杆25の上端部を係合し、又前記カム板21に突設した 連結杆用係合部22に表枠開閉用連結杆24の略中央部に立設した被係合部40を係合 し、前記連結杆24及び昇降杆25をスプリング42、42a にて独立別個に施錠方向へ 付勢させたパチンコ機における複式施錠装置4において、前記連結杆24は基枠体 7の上下に夫々鉤片26、26a の基部29、29a を枢着し、該基部29、29a の夫々に 伝達杆27又は被係合部40を有する作動杆28を別途に枢着し、伝達杆27に突設した 連結ピン38に作動杆28に設けた連結フック37を着脱自在に係合連結したので、前 記と同様なる効果を奏する。
【0044】 又、前記連結フック37は鉤型に形成され、ピン保持部48と開放部49を設けたの で、通常の作動杆28と伝達杆27との連結状態は解錠時、施錠時及び作動時では、 スプリング42a によって伝達杆27の連結ピン38は作動杆28の連結フック37のピン 保持部48に常に係合して、その連結状態を堅固に保持出来、しかもこの連結フッ ク37と連結ピン38との連結係合を解除においては、カム板21の回動に関係なく、 連結杆24を強制的に上動させるため、連結フック37のピン保持部48に係合してい た連結フック37が連結フック37の開放部49側に移動し、作動杆28の後方への引き 出し操作による連結フック37と連結ピン38との係合を容易に解除出来る等その実 用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパチンコ機における複式施錠装置
を装備したパチンコ機の表枠を開いて裏面側から見た斜
視図である。
【図2】本考案に係るパチンコ機における複式施錠装置
の斜視図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2の側面図である。
【図5】図4の一部破断した側面図である。
【図6】図2の背面図である。
【図7】作動杆の連結解除状態を示す正面図である。
【図8】図7の斜視図である。
【図9】第2の実施例を装備したパチンコ機の表枠を開
いて裏面側から見た斜視図である。
【図10】第2の実施例を示す斜視図である。
【図11】図10の正面図である。
【図12】図10の側面図である。
【図13】第2の実施例の作動杆の連結解除状態を示す
正面図である。
【符号の説明】
4 複式施錠装置 5 シリンダ錠 7 基枠体 20 錠軸 21 カム板 22 係合部 23 係合部 24 連結杆 25 昇降杆 26、26a 鉤片 27、27a 伝達杆 28 作動杆 29、29a 基部 34、34a 一端部 35、35a 他端部 36 上端部 36a 下端部 37 連結フック 38 連結ピン 40 被係合部 42、42a … スプリング 48 ピン保持部 49 開放部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基枠体の略中央部にシリンダ錠を固定
    し、該シリンダ錠の錠軸にカム板を軸着し、該カム板の
    一部を昇降杆用係合部となすと共に、該係合部にガラス
    扉枠開閉用昇降杆の上端部を係合し、又前記カム板に突
    設した連結杆用係合部に表枠開閉用連結杆の略中央部に
    立設した被係合部を係合し、前記連結杆及び昇降杆をス
    プリングにて独立別個に施錠方向へ付勢させたパチンコ
    機における複式施錠装置において、前記連結杆は上下に
    鉤片を設け、該鉤片の基部を伝達杆の一端部に夫々取付
    け、一方の伝達杆の他端部に被係合部を有する作動杆の
    上端部を枢着すると共に、他方の伝達杆の他端部に連結
    ピンを突設し、該連結ピンに作動杆の下端部に設けた連
    結フックを着脱自在に係合連結したことを特徴とするパ
    チンコ機における複式施錠装置。
  2. 【請求項2】 基枠体の略中央部にシリンダ錠を固定
    し、該シリンダ錠の錠軸にカム板を軸着し、該カム板の
    一部を昇降杆用係合部となすと共に、該係合部にガラス
    扉枠開閉用昇降杆の上端部を係合し、又前記カム板に突
    設した連結杆用係合部に表枠開閉用連結杆の略中央部に
    立設した被係合部を係合し、前記連結杆及び昇降杆をス
    プリングにて独立別個に施錠方向へ付勢させたパチンコ
    機における複式施錠装置において、前記連結杆は基枠体
    の上下に夫々鉤片の基部を枢着し、該基部の夫々に伝達
    杆又は被係合部を有する作動杆を別途に枢着し、伝達杆
    に突設した連結ピンに作動杆に設けた連結フックを着脱
    自在に係合連結したことを特徴とするパチンコ機におけ
    る複式施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記連結フックは鉤型に形成され、ピン
    保持部と開放部を設けたことを特徴とする請求項1又は
    2のパチンコ機における複式施錠装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58157184U (ja) * 1982-04-13 1983-10-20 中村 農史 パチンコ機の施錠装置
JPS62151375U (ja) * 1986-03-17 1987-09-25

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