JPH0635518Y2 - 電波音響吸収体 - Google Patents
電波音響吸収体Info
- Publication number
- JPH0635518Y2 JPH0635518Y2 JP1990065738U JP6573890U JPH0635518Y2 JP H0635518 Y2 JPH0635518 Y2 JP H0635518Y2 JP 1990065738 U JP1990065738 U JP 1990065738U JP 6573890 U JP6573890 U JP 6573890U JP H0635518 Y2 JPH0635518 Y2 JP H0635518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- absorber
- radio wave
- wedge
- shaped
- acoustic absorber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車用ラジオその他の電化製品をテストす
る試験室等の壁面に用いる電波と音響を吸収する電波音
響吸収体に関するものである。
る試験室等の壁面に用いる電波と音響を吸収する電波音
響吸収体に関するものである。
[従来の技術] 電波音響吸収体として、実開昭60−190099号公報に掲載
されたものが存在するが、この考案は、楔形の電波吸収
体の空間にグラスウールの吸音材を埋込んだものである
から、表面は吸音材で被われ、電波吸収部の露出部分が
少ない。
されたものが存在するが、この考案は、楔形の電波吸収
体の空間にグラスウールの吸音材を埋込んだものである
から、表面は吸音材で被われ、電波吸収部の露出部分が
少ない。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、電波吸収部と、音響吸収部を十分に露
出させて手電波及び音響の吸収効率を高めたものを提供
することにある。
出させて手電波及び音響の吸収効率を高めたものを提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の手段は次ぎのとおりである。
楔形に成形した突出部を複数列設した発泡スチロールの
方形電波吸収部と、楔形に成形したグラスウールの音響
吸収部とから構成され、音響吸収部は前後を楔形に成形
し、後方の楔形突出部を電波吸収部の楔形突出部の間に
嵌めて一体となし、前方の楔形突出部を電波吸収部の先
端より突出させ、一体となった両吸収部の全表面に布を
被覆した電波音響吸収体。
方形電波吸収部と、楔形に成形したグラスウールの音響
吸収部とから構成され、音響吸収部は前後を楔形に成形
し、後方の楔形突出部を電波吸収部の楔形突出部の間に
嵌めて一体となし、前方の楔形突出部を電波吸収部の先
端より突出させ、一体となった両吸収部の全表面に布を
被覆した電波音響吸収体。
[実施例] 図について本考案に係る電波音響吸収体の具体例を説明
する。
する。
1は発泡スチロールの方形電波吸収部、2はグラスウー
ルの音響吸収部で、方形にした楔形の電波吸収部材1a,1
a間の空隙1bにグラスウールの楔形電波音響吸収部材2
に設けた後方のV形挿入部2aを挿込んで一体となし前方
のV形部2を電波吸収部1より突出させ、全表面に布3
を被覆したものである。
ルの音響吸収部で、方形にした楔形の電波吸収部材1a,1
a間の空隙1bにグラスウールの楔形電波音響吸収部材2
に設けた後方のV形挿入部2aを挿込んで一体となし前方
のV形部2を電波吸収部1より突出させ、全表面に布3
を被覆したものである。
尚第4図は本考案の吸収体を縦横交互に組合せて使用す
る例を示す。
る例を示す。
[作用] 電波は電波吸収部により吸収し、音は音響吸収部により
吸収し、室内を電波と音波に対し、無響空間に近づける
ことができる。
吸収し、室内を電波と音波に対し、無響空間に近づける
ことができる。
[効果] 本考案によれば、電波も音も同時に吸収でき、同時に測
定が可能であることは勿論、特に本考案のものは、電波
吸収部も音響吸収部も十分に外部に露出する構造になっ
ているため、作用は効率良く、又全体は方形のため第4
図のように縦横を交互に並べて設置すれば効果は一層増
進する。それに加え吸収体の全周を布で被覆してあるの
で、露出部分の耐用期間は延長される。
定が可能であることは勿論、特に本考案のものは、電波
吸収部も音響吸収部も十分に外部に露出する構造になっ
ているため、作用は効率良く、又全体は方形のため第4
図のように縦横を交互に並べて設置すれば効果は一層増
進する。それに加え吸収体の全周を布で被覆してあるの
で、露出部分の耐用期間は延長される。
第1図は正面図、第2図は側面図、第3図は平面図、第
4図は使用状態を示す斜視図である。1……電波吸収
部、1a……電波吸収部材、1b……空隙、2……音響吸収
部、2a……V形挿込部、3……布
4図は使用状態を示す斜視図である。1……電波吸収
部、1a……電波吸収部材、1b……空隙、2……音響吸収
部、2a……V形挿込部、3……布
Claims (1)
- 【請求項1】楔形に成形した突出部を複数列設した発泡
スチロールの方形電波吸収部と、楔形に成形したグラス
ウールの音響吸収部とから構成され、音響吸収部は前後
を楔形に成形し、後方の楔形突出部を電波吸収部の楔形
突出部の間に嵌めて一体となし、前方の楔形突出部を電
波吸収部の先端より突出させ、一体となった両吸収部の
全表面に布を被覆した電波音響吸収体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990065738U JPH0635518Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 電波音響吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990065738U JPH0635518Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 電波音響吸収体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0425297U JPH0425297U (ja) | 1992-02-28 |
JPH0635518Y2 true JPH0635518Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31597833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990065738U Expired - Lifetime JPH0635518Y2 (ja) | 1990-06-21 | 1990-06-21 | 電波音響吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635518Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60190099U (ja) * | 1984-05-28 | 1985-12-16 | 富士電機株式会社 | 無響室用壁体 |
-
1990
- 1990-06-21 JP JP1990065738U patent/JPH0635518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0425297U (ja) | 1992-02-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005531022A (ja) | 吸音材 | |
JPH0635518Y2 (ja) | 電波音響吸収体 | |
JPS5952299A (ja) | 空気調和機の吸音装置 | |
JP3501337B2 (ja) | 防音壁 | |
JPH023676Y2 (ja) | ||
JPS6335200Y2 (ja) | ||
JPS5930325Y2 (ja) | 換気装置の箱体 | |
JPH074606U (ja) | 吸音くさび | |
JPS62162895U (ja) | ||
JPH0230876Y2 (ja) | ||
JPH0214587Y2 (ja) | ||
JPS6313285Y2 (ja) | ||
JPS59112999U (ja) | 電磁波シ−ルド板 | |
JPS6337366Y2 (ja) | ||
JPS629270Y2 (ja) | ||
JPS631358Y2 (ja) | ||
JPS60190099U (ja) | 無響室用壁体 | |
JPH0541082Y2 (ja) | ||
JPS6336774Y2 (ja) | ||
JP2001142467A (ja) | 吸音板 | |
JPS6257523A (ja) | Oa機器用の金属製吸音衝立の製造方法 | |
JP4403444B2 (ja) | ゴム製の枠体および電波吸収構造 | |
JPS592198U (ja) | 電波吸収装置 | |
JPH073746Y2 (ja) | スピ−カキヤビネツト | |
JPH0617357Y2 (ja) | 電波吸収体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |