JPS6335200Y2 - - Google Patents

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JPS6335200Y2
JPS6335200Y2 JP1983111629U JP11162983U JPS6335200Y2 JP S6335200 Y2 JPS6335200 Y2 JP S6335200Y2 JP 1983111629 U JP1983111629 U JP 1983111629U JP 11162983 U JP11162983 U JP 11162983U JP S6335200 Y2 JPS6335200 Y2 JP S6335200Y2
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JP
Japan
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sound absorbing
absorbing material
perforated plate
corner pad
outer periphery
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JP1983111629U
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JPS6019800U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は主に建築設備で換気、空調用に用いら
れる送風機の騒音を低減させる消音器に関するも
のである。
従来例の構成とその問題点 第1図および第2図に従来の構成による消音器
を示す。図において、101は薄板で構成された
角形の箱体であり、円筒状に形成されたパンチン
グメタル等の多孔板12が中央に貫通して取付け
られていた。この円筒状の多孔板102の外側
に、ガラスクロス104等で被覆された吸音材1
03を巻付け、両端を側板105で閉じた構成と
なつていた。
このような構成上での問題点は、主に吸音材の
取付方法にあつた。すなわち、吸音効果を増加さ
せるために吸音材103は厚く、密度も大きくす
る必要があり、そのため円筒状に形成するのが困
難であり、そのため吸音材103のコストが材料
費より加工費の方がはるかに多いという結果にな
つていた。また、第1図に示すような角形の箱体
101に設置する場合は、吸音材を確実に支持す
る適当な方法がなく、吸音材が各コーナー101
a(4隅)で浮上がり、パンチングメタル等との
密着性が悪くなる等の欠点を有していた。
考案の目的 本考案は従来のこのような欠点を解消するもの
で、吸音材が低コストで製作できるとともに、確
実に円筒状多孔板に固定できる構造を提供するこ
とを目的とする。
考案の構成 本考案は、円筒状の多孔板の外周部に沿つて直
方体状の吸音材を多数取付け、この吸音材の外側
を発泡樹脂で成形されたコーナパツドで固定した
構成とするもので、吸音材のコストが大巾に下が
り、またコーナパツドの使用により角形の箱内に
収めやすくし、かつ多孔板に吸音材を確実に固着
されるものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を第3図〜第7図にもと
づいて説明する。なお、上記従来例の箱体10
1、円筒状多孔板102、側板105の構成は本
考案でも同じであるので説明を省略し、構成の異
なる吸音材とその固定の方法についてのみ説明す
る。
図において、1は直方体状の吸音材で、円筒状
の多孔板102の外周囲に互いに内部側が隣接す
るように並べて取付けられる。2は上記吸音材1
を多孔板102との間に押え込めるように直角な
外辺2a,2bと円弧状の内辺2cからなる発泡
樹脂(実施例では発泡スチロール)で成形された
コーナパツドで、各コーナ部101aで吸音材1
をはさみ込むようにして固定するものである。本
実施例の吸音材1は従来のようにガラスクロス等
で被覆して円筒状に成形する必要はなく、樹脂コ
ーテイング等の表面処理で十分であり、またその
形状は角柱状であり、マツト状の吸音材1をカツ
トして容易に得ることができるため、吸音材のコ
ストが大巾に低下する。
第7図は、コーナパツド2を示すが、単なる吸
音材1の固定のみでなく、コーナパツド2と円筒
状の多孔板102の間に吸音材1を差し込んで行
くという作業により吸音材1の取付けが非常に簡
単にできるという利点も有する。
考案の効果 前記実施例の説明のように本考案によれば従来
の構成ではコストや、取付上で困難であつた吸音
材の、円筒状の多孔板への取付けは、吸音材の形
状を角柱状とし、かつ、パツドにより多孔板の外
周へ固着する構成とすることによつて、大巾な吸
音材のコスト低減と、確実で容易な吸音材取付け
が可能となり、従来の円筒状の外殻に比較して低
コストな角形の箱体とすることが容易となる等、
大きな効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構成による消音器の正面図、第
2図は同消音器の側面図、第3図は本考案の一実
施例の消音器の正面図、第4図は同消音器の側面
図、第5図は同消音器の吸音材とコーナパツドの
構成を示す斜視図、第6図は同吸音材の斜視図、
第7図は同コーナパツドの斜視図である。 1……吸音材、2……コーナパツド、101…
……箱体、102……多孔板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状に形成された多孔板と、その外周部に沿
    つて取付けられた、角柱状の多数の吸音材と、こ
    の吸音材の外周部を押える発泡樹脂で成形された
    コーナパツドと、このコーナパツドの外周を支持
    し、かつコーナパツド、吸音材、多孔板を囲む角
    形の箱体を有した送風機用消音器。
JP11162983U 1983-07-18 1983-07-18 送風機用消音器 Granted JPS6019800U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11162983U JPS6019800U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 送風機用消音器

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JP11162983U JPS6019800U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 送風機用消音器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6019800U JPS6019800U (ja) 1985-02-09
JPS6335200Y2 true JPS6335200Y2 (ja) 1988-09-19

Family

ID=30259101

Family Applications (1)

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JP11162983U Granted JPS6019800U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 送風機用消音器

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JP (1) JPS6019800U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5450205U (ja) * 1977-09-14 1979-04-07

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Publication number Publication date
JPS6019800U (ja) 1985-02-09

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