JPH0635516Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

Info

Publication number
JPH0635516Y2
JPH0635516Y2 JP1989071530U JP7153089U JPH0635516Y2 JP H0635516 Y2 JPH0635516 Y2 JP H0635516Y2 JP 1989071530 U JP1989071530 U JP 1989071530U JP 7153089 U JP7153089 U JP 7153089U JP H0635516 Y2 JPH0635516 Y2 JP H0635516Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tool insertion
driver
shield case
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989071530U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0310596U (ja
Inventor
正明 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP1989071530U priority Critical patent/JPH0635516Y2/ja
Publication of JPH0310596U publication Critical patent/JPH0310596U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0635516Y2 publication Critical patent/JPH0635516Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばRF変調器等の電子機器に関し、特にこ
の機器に開設された工具挿入孔の改良に関する。
〔従来の技術〕
一般にVTRデツキの背面側に組み込まれるようになつて
いるRF変調器は、ビデオテープに記録されたビデオ信号
等を再生可能な高調波信号に変調させ、テレビに映像と
して出力させることが知られている。
第2図に示すように、従来のRF変調器は機器ケース
(1)内にビデオ信号等をテレビ放送の空チヤンネルの
周波数に合わせるための搬送波を発生させる発振器
(2)と、この発振器(2)を覆い、電波が外部へ漏れ
るのを防ぐシールドケース(3)とを収納している。
第3図に示すように、上記シールドケース(3)とこの
シールドケース(3)を覆う機器ケース(1)には、上
記発振器(2)の構成部品で、先端が工具嵌合溝(6a)
である回転軸(6b)と同軸状に、それぞれ開設された工
具挿入孔(4),(5)が形成されている。
上記発振器(2)は回転自在な電子部品、例えば可変コ
ンデンサ(6)を有していて、この可変コンデンサ
(6)は上述した回転軸(6b)と、この回転軸(6b)に
取り付けられている回転電極(6c)と、回転電極(6c)
に対向して取り付けられている固定電極(6d)から構成
されている。
このように構成された発振器(2)を収納するRF変調器
において、上記発振器(2)の搬送波の周波数は調整工
具である、例えばドライバを工具嵌合溝(6a)に嵌合し
て回転軸(6b)を回転させることで調整される。すなわ
ち、可変コンデンサ(6)の静電容量を決める上記回転
電極(6c)と固定電極(6d)の対向面積がこの回転調整
で変化するためである。この調整は主にRF変調器を組み
込んだVTRデツキを例えば工場から出荷する時に、ドラ
イバを工具挿入孔(5),(4)に挿入して行われてい
た。
〔本考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、作業者によつてはドライバを工具挿入孔
(4),(5)に垂直に挿入せず、調整する者もいる。
また、上記工具挿入孔(4),(5)が、組立の都合
上、必ずしも同軸状に開設されていないものもある。こ
のような場合、ドライバの先端がシールドケース(3)
と工具嵌合溝(6a)との間にある隙間に、滑り込むこと
があつた。この隙間にドライバの先端が入り込むと、工
具挿入孔(4)の周縁部、あるいは工具嵌合溝(6a)を
支点、ドライバをテコとして、回転軸(6b)を折り曲げ
たり工具嵌合溝(6a)を破損させたりして回転調整が出
来なくなるという問題点があつた。また、ドライバの先
端をこの隙間に入れたまま、誤つて回転操作した場合、
上記シールドケース(3)の工具挿入溝(6a)の周縁部
を変形させたり破損させたりする。
本考案の目的は、このような点に鑑み、シールドケース
と工具嵌合溝との間にある隙間にドライバが滑り込むの
を防止する構成にした電子機器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る電子機器においては、機器ケース内に、先
端が工具嵌合溝となつている回転軸を有する電子部品
と、この電子部品を覆うシールドケースとが収納されて
いる。これら各ケースには、工具挿入孔が上記回転軸と
同軸状にそれぞれ開設されている。そして、上記シール
ドケースの工具挿入孔の周縁部には、外方に向かつて突
き出し部が設けられている。
〔作用〕
工具挿入孔の中心から外れて挿入された工具は、シール
ドケースの工具挿入孔周縁部に設けた突き出し部に突き
当たる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図に従い、説明する。な
お第2図及び第3図に示す従来の構成要素と同一の要素
については、同一符号を付して、詳細な説明は省略す
る。
先端が工具嵌合溝(6a)となつている回転軸(6d)を有
する可変コンデンサ(6)は、シールドケース(3)に
覆われ、RF変調器の機器ケース(1)内に収納されてい
る。
上記シールドケース(3)に開設された工具挿入孔
(4)の周縁部には、機器ケース(1)側に向けて突き
出し部(10)がバーリング加工等により環状に形成され
ている。なお、この突き出し部(10)は上記周縁部を切
り起こし形成しても良く、また環状のリング部材を半田
付け等で取り付けたものであつても良い。
上記突き出し部(10)のまわりには、リング状のスリー
ブ(20)が取り付けられている。
このように構成された本実施例のRF変調器において、可
変コンデンサ(6)の回転調整はRF変調器をVTRデツキ
に取り付けた状態で、調整用工具、例えばドライバを用
いて次のように行われる。
先ず、工具挿入孔(5),(4)の位置を確認し、ドラ
イバをこの工具挿入孔(5),(4)に挿入する。工具
挿入孔(5),(4)から外れて挿入された場合、すな
わち上記スリーブ(20)にドライバの先端が当接した場
合、突き出し部(10)により、工具挿入孔(5),
(4)側への進入を防止できる。このような状態になつ
た場合、作業者はドライバが工具挿入孔(4)に入つて
いないことを確認し、ドライバを再投入することができ
る。したがつて、従来のように回転軸(6d)を曲げた
り、工具嵌合溝(6a)を破損させることを防ぐことがで
きる。また、工具挿入孔(5),(4)の周縁部を変形
させるようなこともない。また、スリーブ(20)はシー
ルドケース(3)のドライバ当接部の補強の機能も備え
る。さらに、上記スリーブ(20)により、ドライバ先端
の機器ケース(1)とシールドケース(3)間への進入
も防止することができる。
また、上記突き出し部(10)の内周面はドライバを工具
嵌合溝(6a)に案内する機能も兼ね備えている。工具挿
入孔(5),(4)を介して回転軸(6d)の工具嵌合溝
(6a)に嵌合したドライバを回転することになりRF変調
器の周波数が調整される。
〔考案の効果〕
以下説明してきたように、本考案によれば、シールドケ
ースの工具挿入孔の周縁部に突き出し部を形成したこと
により、次のような効果が得られる。
ドライバが各工具挿入孔に垂直に挿入されなかつたり、
各工具挿入孔が組立の都合上、必ずしも同軸状に開設さ
れていなくても、突き出し部の外縁に突き当たつたドラ
イバはシールドケースと工具嵌合溝との間の隙間に滑り
込むのを防止される。したがつて、シールドケース、回
転軸及び工具嵌合溝を変形させたり、破損させたりせ
ず、回転調整が出来なくなることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る電子機器の要部断面
図、第2図は従来の電子機器の概略を示す斜視図、第3
図は第2図のA−A′の要部断面図である。 この図において、 1……機器ケース 3……シールドケース 4,5……工具挿入孔 6……可変コンデンサ(電子部品) 6a……工具嵌合溝 6b……回転軸 10……突き出し部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器ケース内に、先端が工具嵌合溝となつ
    ている回転軸を有する電子部品と、この電子部品を覆う
    シールドケースとを収納し、これら各ケースに上記回転
    軸と同軸状に工具挿入孔を開設した電子機器において、
    上記シールドケースの工具挿入孔の周縁部に外方に向か
    つて突き出し部を設けたことを特徴とする電子機器。
JP1989071530U 1989-06-19 1989-06-19 電子機器 Expired - Lifetime JPH0635516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989071530U JPH0635516Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989071530U JPH0635516Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0310596U JPH0310596U (ja) 1991-01-31
JPH0635516Y2 true JPH0635516Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31608643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989071530U Expired - Lifetime JPH0635516Y2 (ja) 1989-06-19 1989-06-19 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635516Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226224B2 (ja) * 1983-06-03 1990-06-08 Fuji Xerox Co Ltd

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0717142Y2 (ja) * 1988-08-09 1995-04-19 ミツミ電機株式会社 エアバリコンの破壊防止装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0226224B2 (ja) * 1983-06-03 1990-06-08 Fuji Xerox Co Ltd

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0310596U (ja) 1991-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6317317B1 (en) Insertion cartridge for hard disc of portable computer
JPH0635516Y2 (ja) 電子機器
KR970003294Y1 (ko) 음극선관의 네크부 고정구조
JP2002299875A (ja) シールドケース
JPH10145875A (ja) 遠隔操縦装置
JPH0451519Y2 (ja)
JP3237353B2 (ja) 音量調整ブザー
JPH0245943Y2 (ja)
JPS6246346Y2 (ja)
JP3505386B2 (ja) 電子機器のシールド構造
JPH0220876Y2 (ja)
JPH0480559B2 (ja)
JPH0230824Y2 (ja)
KR19990020253U (ko) 프리앰프용 실드 케이스의 커버 결합구조
JPH04107895U (ja) 電子機器のシールドケース
JPH0611589Y2 (ja) 高周波回路装置
KR900007223Y1 (ko) 소형 모터
JP2556162Y2 (ja) 防磁型ホーンスピーカ
JPH08125426A (ja) アンテナユニット
JPH02341Y2 (ja)
JPH027509Y2 (ja)
JPH0453119Y2 (ja)
JPH0328884U (ja)
JPH0135521B2 (ja)
JPH0494294A (ja) スピーカの取付構造