JPH0453119Y2 - - Google Patents

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JPH0453119Y2
JPH0453119Y2 JP1984139291U JP13929184U JPH0453119Y2 JP H0453119 Y2 JPH0453119 Y2 JP H0453119Y2 JP 1984139291 U JP1984139291 U JP 1984139291U JP 13929184 U JP13929184 U JP 13929184U JP H0453119 Y2 JPH0453119 Y2 JP H0453119Y2
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JP
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main body
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volume adjuster
case
hearing aid
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は補聴器に関し、特に耳掛型、眼鏡型の
如く本体を直接人体に装着する補聴器の防水、防
埃に関するものである。
〔背景技術のその問題点〕
耳掛型補聴器、眼鏡型補聴器等人体に直接装着
して使用する構造のものは、汗、埃が補聴器の主
要部に侵入し、動作に支障を来すことが起り易
い。特に補聴器本体の外部にその一部が突出して
いる音量調整器から汗、埃等が増幅器、電気機械
音響変換器等に侵入すると動作不能に陥ることが
屡々起る。
これを図に従つて説明する。第6図a、bは、
要部平面図及び要部断面図である。図において、
1,2は耳掛型補聴器の本体ケース、3は音量調
整器で、プリント板6に端子4,4′を貫通して
ボルト5で装着固定されており、音量調整器3の
円周一部が本体ケース1,2より外部に突出して
いる。これは外部より音量調整器3を操作するた
めで、この場合音量調整器3は回動するので、本
体ケース1,2との間に隙間7を形成し、本体ケ
ース1,2との接触を防いでいる。このため汗、
埃はこの隙間7から補聴器本体内部に侵入し支障
を来す原因となつている。
〔考案の目的〕
本考案は上記問題点を解決するためになされた
ものであり、音量調整器周りの隙間を通つて外部
から汗、埃が補聴器本体内部に侵入するのを防止
し得るようにした補聴器を提供することを目的と
する。
〔考案の概要〕
この目的を達成するため、本考案においては、
外表面の一部に設けた密閉性カバーでなる凹部内
音量調整器を、その回動操作子の一部を本体ケー
スの外表面より外方に突出させるように取り付け
るようにする。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図に従つて説明する。
なお、各図において同一の符号は同様の対象を示
すものとする。第1図a,b,cはそれぞれ本考
案の実施例を示す要部平面図、要部正断面図及び
要部側断面図である。
図において、11,12は耳掛型補聴器の本体
ケースであり、本体ケース11,12が組合せら
れて耳掛型補聴器の本体を形成する。
本体ケース11及び12の外表面の一部、例え
ば本体ケース11及び12の合せ目部分に凹部が
形成され、この凹部内に音量調整器13が配設さ
れている。音量調整器13は円筒状回動操作子を
有し、そのほぼ回動中心軸線上に回動操作子から
外方に取付け用ボルト15が取付部材として突設
されると共に、この取付け用ボルト15と並ぶよ
うに、端子14,14′が突設されている。
16は合成樹脂でなるカバーで、第2図に示す
ように、上下面を有する円筒形状を直径方向に切
断することにより一側面に開放面16eをもつよ
うな筐体形状に成形され、上下面16a,16b
の直径方向の縁部中央に上下面16a,16bの
平面部を延長してそれぞれ略半円形状の凸部16
a′,16b′を設け、上面16aの所定の位置にそ
れぞれ音量調整器13の取付ボルト15用の貫通
孔16c及び音量調整器13の端子14,14′
を挿入する貫通孔16d,16d′を設けている。
17は部品18を装着したプリント板で補聴器
本体の内部に装着固定されている。そのプリント
板17に音量調整器13を収容したケース16を
音量調整器13の取付ボルト15で装着固定す
る。この音量調整器13を装着したプリント板1
7を本体ケース11,12に組立てる。
この場合本体ケース11,12の凹部位置には
長方形状の窓が穿設され、本体ケース11,12
の窓周縁部の内側に切込み11aが設けられ、こ
の切込み11aにカバー16の開放面16eの周
縁先端を嵌め込むことにより密接するように結合
し、これにより本体ケース11,12の窓及びカ
バー16の内側空間によつて凹部が形成され、こ
の凹部が本体ケース11,12の部品18等が配
設されている内部空間に対して密閉され、その結
果当該本体ケース11,12の内部空間を、凹部
を含む外部から遮蔽することにより防水、防埃す
るようになされている。
19は本体ケース11,12と音量調整器13
との間に形成された隙間で、凹部内に配設された
音量調整器13の回動操作子の一部を本体ケース
11,12の窓から外部に露出させた状態で当該
回動操作子を回動操作できるようになされてい
る。
この様にしてカバー16に音量調整器13を収
納し、そのカバー16の開放面16eの縁部を本
体ケース内壁と密接結合して外部と本体ケース内
部を遮蔽することにより外部の汗や埃は、カバー
16より本体内部に侵入することはできないので
本体内部の部品、プリント板等の汗による腐蝕、
絶縁不良等は防止できる。またカバー16内の凹
部に侵入した汗は、外部に出るか、または蒸発し
てなくなる。かくしてカバー16は汗、埃に対し
て密閉性カバー部材としての密閉機能をもつ。
第3図a,bは第2の実施例で、カバー16に
音量調整器13の取付ボルト用孔16c、端子用
孔16d,16d′を設けた面16aの取付ボルト
用孔16cを略中心とし、開放面16eの縁部に
直角に所定の間隔で所定の長さの平行な切込16
f,16f′を設けてヒンジ部16gを形成し、第
3図bに示すように矢印方向に回動可能にして音
量調整器13の組立を容易にしたものである。
第4図は第3の実施例で、第2図について上述
したカバー16の取付ボルト用の孔を設けた平面
16aと対向する平面16bを削除したと同様の
構成を有するカバー26を介して音量調整器13
をプリント板17に装着固定する。
この実施例の場合、本体ケース11の内壁には
カバー26の密着する縁部に対応するように切込
み凹部11aが設けられていると共に、本体ケー
ス22の内壁にはカバー26の削除された面に対
応する大きさの凸部22aが設けられ、その縁部
にはカバー26の縁部と密着するための凹部22
bが設けられている。かくして、カバー26及び
これと対向する凸部22aによつて、汗、埃に対
する密閉性カバー部材が形成される。
このように構成すれば、カバーの一方の平面部
が削除されているためカバーの金型が作り易く、
費用も安くなり、結局コストを一段と低減させる
ことができる。
第5図第4図の実施例で、31,32は補聴器
の本体ケースで、本体ケース31は音量調整器1
3の組立部位内壁に、プリント板37の縁部所定
の部位と対応する部位に凹部31を設けており、
本体ケース32は音量調整器13と対応する部位
に音量調整器13より僅かに大きい直径を有する
略半円筒形状の遮断壁32aを設け、その遮断壁
32aの円周面端部の縁部は本体ケース31に密
着し、遮断壁32aの先端縁部はプリント板37
に密着し本体の外部と内部を遮断する。かくして
プリント板37及び遮断壁32aによつて、汗、
埃に対する密閉性カバー部材が形成される。
このように構成すれば、カバーを必要としない
分、コストを低減させることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば最も汗、埃
の侵入しやすい補聴器本体ケースの音量調整器装
着部について補聴器本体の外部と内部とを遮蔽す
るようにしたことにより、外部より侵入する汗、
埃を防ぐことにより本体内部の部品等の劣化、電
気的事故を有効に防止することができる補聴器を
容易に実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による補聴器の一実施例の要
部を示す平面図、第1図bは同じ要部を示す正断
面図、第1図cは同じく要部を示す側断面図、第
2図は同じくカバーの斜視図、第3図aは第2実
施例のカバーを示す斜視図、第3図bは同じく側
断面図、第4図は第3実施例の補聴器の要部を示
す側断面図、第5図は第4実施例の補聴器の要部
を示す側断面、第6図aは従来の補聴器の要部を
示す平面図、第6図bは同じく要部を示す正断面
図。 11,12……本体ケース、13……音量調整
器、16……カバー、16a……上面、16b…
…下面、16a′,16b′……凸部、16c,16
d,16d′……貫通孔、16f,16f′……切込、
16g……ヒンジ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回動操作子を有し、この回動操作子のほぼ回
    動中心軸線上に上記回動操作子から外方に取付
    部材を突出させてなる音量調整器を具え、 上記音量調整器は、本体ケースの外表面に一
    部に形成された凹部内に、上記回動操作子の一
    部を上記本体ケースの外表面より外方に突出す
    るように、配設され、 上記凹部は、上記音量調整器のうち上記本体
    ケースの外表面から外方に突出した部分を除く
    他の部分を囲むように上記本体ケースに連接す
    る密閉性カバー部材を上記本体ケースを密接結
    合して形成され、これにより上記密閉性カバー
    部材によつて上記凹部を上記本体ケースの内部
    空間に対して密閉することにより、上記本体ケ
    ースの内部空間を外部から防水、防埃するよう
    になされ、上記音量調整器は上記取付部材によ
    つて上記カバー部材に取り付け固定された ことを特徴とする補聴器。 (2) 上記カバー部材は開口を有する筐体状カバー
    構成され、上記筐体状カバーの開口の周縁部を
    上記本体ケースに穿設された窓の周縁部に密接
    するように固定することにより、上記凹部を形
    成するようにしてなる特許請求の範囲第1項に
    記載の補聴器。
JP1984139291U 1984-09-13 1984-09-13 Expired JPH0453119Y2 (ja)

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JPS6157698U JPS6157698U (ja) 1986-04-18
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