JPH0635473A - 楽音信号記録再生装置 - Google Patents

楽音信号記録再生装置

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JPH0635473A
JPH0635473A JP4189324A JP18932492A JPH0635473A JP H0635473 A JPH0635473 A JP H0635473A JP 4189324 A JP4189324 A JP 4189324A JP 18932492 A JP18932492 A JP 18932492A JP H0635473 A JPH0635473 A JP H0635473A
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    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H7/00Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs
    • G10H7/02Instruments in which the tones are synthesised from a data store, e.g. computer organs in which amplitudes at successive sample points of a tone waveform are stored in one or more memories
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Abstract

(57)【要約】 【目的】転送回路1で波形RAM2に波形データを書き
込むとともにPCM音源3で波形RAM2の波形データ
を読み出す楽音信号記録再生装置において、波形RAM
2の不連続な空き領域に対して波形RAM2内の波形デ
ータを移動させることなく新たな波形データを書き込め
るようにする。 【構成】転送回路1とPCM音源3のアクセスアドレス
を仮想アドレスとしてこの仮想アドレスを波形RAM2
の実アドレスに変換するアドレス変換部7を設ける。ア
ドレス変換部7は仮想アドレスと実アドレスとを対応つ
ける書換え可能な変換テーブルを構成し、波形RAM2
の波形データのデリートおよび並び変えを行ったときに
変換テーブルの内容をCPU10の制御により書き換え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所望の楽音信号を記録
することができるとともに鍵盤等の操作に応じてこの記
録した楽音信号を発生できるようにした楽音信号記録再
生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、楽音信号の
アナログ波形を逐次サンプリングして波形の振幅に対応
するディジタルの波形データに変換し、この波形データ
を波形メモリに書き込んで楽音信号を記憶できるように
したものがある(例えば特公昭61−47435号参
照)。また、この装置は、音色が異なる楽音など複数の
楽音に対応する複数の波形データを波形メモリに書き込
むことができ、鍵盤からの音高情報や音色情報等に基づ
いて波形メモリから所定の波形データを順次読み出して
楽音を発生する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな楽音信号記録再生装置において、多くの波形データ
を記憶していると、新たな波形データを書き込むときに
メモリの容量が足りなくなることがある。そこで、不要
な音色の波形データを消去して波形メモリに空き領域を
作る必要があるが、例えば図14(A) に示したように空
き領域は一般に不連続領域となる。
【0004】また、波形データのデータ長(データ数)
は楽音の記録時間に応じてまちまちになるので、一つの
空き領域に新たな波形データを収めきれない場合もあ
る。なお、波形メモリに対する読出し制御では一種類の
波形データは連続するアドレスに基づいて読み出され
る。そこで、従来は、図14(B) のように必要な音色の
波形データを波形メモリ内で詰めるようにして書換え、
空き領域が連続領域となるようしていた。しかし、この
ような作業はデータ処理に時間がかかるという問題があ
る。
【0005】本発明は、書込み可能な波形メモリを連続
するアドレスでアクセスして楽音信号の書込みおよび読
出しを行う楽音信号記録再生装置において、波形メモリ
内の波形データを移動させることなく、波形メモリに新
たな波形データを書き込めるようにすることを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の楽音信号記録再生装置は、書込み可
能な波形メモリを連続するアドレスでアクセスして楽音
信号の書込みおよび読出しを行う楽音信号記録再生装置
において、前記連続するアドレスを仮想アドレスとして
この仮想アドレスを前記波形メモリにおける実アドレス
に変換するアドレス変換手段を備え、仮想アドレスを前
記アドレス変換手段で変換して前記波形メモリをアクセ
スするようにしたことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の楽音信号記録再生装置において、波形
データは連続するアドレスに基づいて書込みおよび読出
しの制御が行われ、このとき、この連続するアドレスは
仮想アドレスとしてアドレス変換手段で実アドレスに変
換され、この実アドレスで波形メモリがアクセスされ
る。したがって、波形メモリに波形データが存在する状
態で空き領域があっても、この空き領域の実アドレスを
アドレス変換手段で連続する仮想アドレスに対応させる
ことができる。また、波形メモリの空き領域の実アドレ
スが連続する仮想アドレスに対応するように、アドレス
変換手段を更新するようにしてもよい。
【0008】
【実施例】図1は本発明実施例の楽音信号記録再生装置
を適用した電子楽器のブロック図である。CPU10は
ROM20に記憶されている制御プログラムに基づいて
RAM30のワーキングエリアを使用して電子楽器全体
の制御を行い、波形の記録モードでは波形データを転送
回路1を介して波形RAM2に書き込み、再生モードで
は鍵盤40の押鍵により波形RAM2に記憶されている
波形データをPCM音源3で読み出して楽音を発生す
る。
【0009】パネルスイッチ50は、波形の記録モー
ド、再生モード、波形データの消去や並び変え等の編集
モードなど各種モードを切り換えるためのスイッチ、再
生する波形データの波形番号や消去する波形データの波
形番号等を指定するための波形番号スイッチなど各種の
スイッチを備えており、CPU10は各スイッチの操作
に応じた動作を行う。また、表示器60は設定された波
形番号や、波形データの消去あるいは並び変え等を行う
ときに指定する波形番号等の表示を行う。
【0010】記録モードにおいて、アナログ入力端子4
には例えばマイク等によりアナログ音響信号が入力さ
れ、A/D変換回路(ADC)5はアナログ入力端子4
から入力されるアナログ音響信号を所定のサンプリング
周波数(例えば50kHz)でサンプリングしてそれぞ
れ所定ビット幅(例えば12ビット)の波形データに変
換する。この波形データは音色情報としての波形番号に
対応付けて転送回路1によって波形RAM2に書き込ま
れる。なお、このサンプリングした波形データの他に、
CPU10の制御によりディスクI/O部70を介して
ハードディスク100から入力される波形データも転送
回路1によって波形RAM2に書き込まれる。
【0011】再生モードにおいて、PCM音源3は、現
在設定されている波形番号および鍵盤40で検出された
キーコード等に基づいて読み出すべき波形データを波形
RAM2から読出し、この波形データをD/A変換回路
(DAC)80に出力する。DAC80は波形データを
アナログ音響信号に変換してアンプやスピーカ等からな
るサウンドシステム90に出力し、サウンドシステム9
0で楽音が発生される。また、PCM音源3は鍵盤40
の操作による発音時以外にもCPU10から読出しモー
ドに設定され、CPU10がPCM音源3を介して波形
RAM2から所定の波形データを読み出し、この波形デ
ータをディスクI/O部70を介してハードディスク1
00に書き込まれる。
【0012】CPU10は、記録モードのときは転送回
路1とR/W制御部6に対して書込み指示を行い、再生
モードのときはPCM音源3とR/W制御部6に対して
読出し指示を行う。R/W制御部6は書込み指示により
R/W信号を“L”レベルに、読出し指示によりR/W
信号を“H”レベルにする。これにより波形RAM2の
書込みモードと読出しモードが切り換えられるととも
に、この書込みモードのときゲート回路1aが「開」、
ゲート回路3aを「閉」にされ、読出しモードのときゲ
ート回路3aが「開」、ゲート回路1aが「閉」にされ
る。
【0013】転送回路1は、波形RAM2の書込みモー
ド(記録モード)のときADC5またはディスクI/O
部70から入力した波形データをゲート回路1aを介し
て波形RAM2に出力するとともに、これらの波形デー
タに対応付けた仮想アドレスをゲート1aを介してアド
レス変換部7に順次出力する。アドレス変換部7は入力
される仮想アドレスを後述説明する変換テーブルにより
実アドレスに変換し、波形RAM2はこの実アドレスで
アクセスされる。そして、転送回路1から送られてくる
波形データが波形RAM2の所定の領域に順次書き込ま
れる。
【0014】また、PCM音源3は、波形RAM2の読
出しモード(再生モード)のとき読み出すべき波形デー
タに対応する仮想アドレスを順次発生し、この仮想アド
レスをゲート回路3aを介してアドレス変換部7に出力
する。そして、アドレス変換部7で変換して得られた実
アドレスで波形RAM2がアクセスされ、ゲート回路3
aを介して所定の波形データが順次PCM音源3に読み
出される。
【0015】波形RAM2は24ビットアドレスを有す
る16M(メガ)ワードのメモリであり、この実施例で
は、図3に示したように24ビットアドレスの一部の8
ビット(図の斜線部分)をブロックアドレスとして25
6個のブロックを波形RAM2のアドレス空間に設定
し、この波形RAM2の記憶領域をブロック単位で制御
するようようにしている。また、転送回路1とPCM音
源3は波形RAM2のアドレス空間に対応してそれぞれ
24ビットの仮想アドレスでアクセスするものであり、
この仮想アドレスのうちのブロックアドレスをアドレス
変換部7で変換することにより、24ビットの実アドレ
スで波形RAM2をアクセスする。
【0016】なお、図3に示したように、この実施例で
は、ブロックアドレスのビットを、ビット番号で“16
〜23”、“15〜22”、“14〜21”、“13〜
20”および“12〜19”の5通りから選択できるよ
うになっており、このブロックアドレスより下位ビット
のビット数により1ブロックの大きさが64K、32
K、16K、8Kおよび4Kのうちの何れかに設定され
る。
【0017】また、1ブロックが32K、16K、8K
および4Kの場合にはブロックアドレスより上位のビッ
トに“0”が挿入され、ブロックアドレスとして何れを
選択してもブロックアドレスの値(以後、ブロック番号
という。)は“0”〜“255”になる。すなわち、波
形RAM2はブロックの大きさに応じて16M、8M、
4Mおよび2Mの記憶領域として使用される。なお、こ
の実施例では、アドレス変換部7でアドレス変換を行わ
ないモードすなわち16Mを1つのブロックとして使用
するモードも選択できるようになっている。
【0018】図1において、アドレス変換部7に接続さ
れた変換制御部8はレジスタ群で構成されており、CP
U10からの各種データをこの変換制御部8でラッチす
ることにより、CPU10からの各種制御信号およびデ
ータがアドレス変換部7に入力される。また、アドレス
変換部7は仮想アドレスのブロック番号(以後、仮想ブ
ロック番号という。)を実アドレスのブロック番号(以
後、実ブロック番号という。)に変換する書換え可能な
変換テーブルを備えており、CPU10からの制御信号
と書込みデータに応じて変換テーブルの内容が書き込ま
れる。
【0019】図2はアドレス変換部7と変換制御部8の
詳細を示す回路図であり、アドレス変換部7は、入力セ
レクタ71、TRAM72、出力セレクタ73、双方向
バッファ74、デコーダ75、ゲート76,77を備え
ている。また、変換制御部8は、CPU10から設定さ
れる信号とデータに基づいて、TRAM72のアクセス
アドレス、CPU10からのアクセス信号、1ブロック
の大きさを設定するためのシフトデータ、TRAM72
の書込みおよび読出しモードを選択する書込み制御信
号、TRAM72への書込みデータおよびアドレス変換
を行わないモードを指定するスルー信号を出力する。ま
た、変換制御部8はTRAM72からの読出しデータを
双方向バッファ74を介して取り込み、この読出しデー
タはCPU10に読み込まれる。
【0020】アドレス変換部7に入力される仮想アドレ
スの24ビットアドレス線のうち第0ビット〜第11ビ
ット(A0 〜A11)の12ビットはそのまま実アドレス
の第0ビット〜第11ビットとして出力され、残りの第
12ビット〜第23ビット(A12〜A23)は5通りのブ
ロックアドレスの各8ビット毎に並列に分配されて入力
セレクタ71の入力端子(0,〜,4)に入力される。
また、変換制御部8からのアクセスアドレスとしての8
ビットが入力セレクタ71の入力端子(C)に入力され
る。そして、制御端子(Sc,S0 ,〜,S4 )への入
力信号に応じて入力端子(C,0,〜,4)の8ビット
データが選択されてTRAM72にアドレスデータとし
て出力される。
【0021】デコーダ75は変換制御部8からセットさ
れる3ビットのシフトデータをデコードしてS0 〜S4
の5ビットのうち何れか1つのビットを“1”にして出
力する。この5ビット出力S0 〜S4 はゲート76を介
して入力セレクタ71の制御端子(S0 ,〜,S4 )に
入力される。また、変換制御部8から出力されるアクセ
ス信号は入力セレクタ71の制御端子(Sc)に入力さ
れるとともにこのアクセス信号によりゲート76が制御
される。
【0022】すなわち、アクセス信号により入力セレク
タ71の入力端子(C)が出力データとして選択されて
いるときはゲート76を閉じ、入力セレクタ71の入力
端子(C)が出力データとして選択されていないときは
ゲート76を開き、ゲート76を介して出力される制御
信号に応じて入力端子(0,〜,4)の何れかのデータ
が出力データとして選択されるように構成されている。
【0023】TRAM72は256バイトのSRAMに
図4に示したように仮想ブロック番号と実ブロック番号
とを対応つけた変換テーブルを構成したものであり、変
換制御部8からの書込み信号に応じて書込みモードと読
出しモードが制御され、仮想ブロック番号をアクセスア
ドレスとして実ブロック番号としての1バイトデータの
書込みと読出しが行われる。なお、この書込みデータお
よび読出しデータは書込み信号に応じて制御される双方
向バッファ74を介して変換制御部8との間で授受され
る。
【0024】一方、仮想アドレスの第12ビット〜第2
3ビット(A12〜A23)の12ビットが出力セレクタ7
3の入力端子(X)に入力される。また、TRAM72
の8ビット出力が5通りのブロックアドレスに対応する
ビット位置として出力セレクタ73の入力端子(0,
〜,4)に入力されるとともに、入力端子(1,〜,
4)には第12ビット〜第15ビット(A12〜A15)か
らブロック内アドレスの上位ビットとなる分が分配さ
れ、さらに、入力端子(0,〜,3)にはブロックアド
レスより上位の“0”のビットがそれぞれ入力される。
そして、制御端子(Sx,S0 ,〜,S4 )への入力信
号に応じて入力端子(X,0,〜,4)の8ビットデー
タが選択され、実アドレスの第12ビット〜第23ビッ
ト(A12〜A23)として出力される。
【0025】デコーダ75の5ビット出力S0 〜S4
ゲート77を介して出力セレクタ73の制御端子
(S0 ,〜,S4 )に入力され、変換制御部8から出力
されるスルー信号は出力セレクタ73の制御端子(S
x)に入力されるとともにこのスルー信号によりゲート
77が制御される。すなわち、スルー信号により出力セ
レクタ73の入力端子(X)が出力データとして選択さ
れているときはゲート77を「閉」にし、出力セレクタ
73の入力端子(X)が出力データとして選択されてい
ないときはゲート77を「開」にし、このゲート77を
介して出力される制御信号に応じて入力端子(0,〜,
4)の何れかのデータが出力データとして選択されるよ
うに構成されている。
【0026】以上の構成により、1ブロックの大きさが
設定されるとCPU10はブロックの大きさに応じたシ
フトデータを変換制御部8に出力し、アドレス変換部7
への24ビットの入力アドレスのうちのブロックアドレ
スのビットはシフトデータによって設定される。なお、
この1ブロックの大きさは、波形データの書込み、読出
しおよび編集等の作業を行う前に初期設定するものであ
り、以後、1ブロックが64K、32K、16K、8K
および4Kのうちの何れかに設定され、波形RAM2に
対して256のブロックが設定されているものとして説
明する。
【0027】また、CPU10の制御は大別して波形の
記録モード、再生モードおよび編集モードであり、記録
モードと再生モードは転送回路1およびPCM音源3に
対して波形データの書込みまたは読出しの指示を行うだ
けで変換テーブルは更新されず、編集モードでの波形デ
ータの消去、置き換え等が生じたときに変換テーブルを
更新する。
【0028】TRAM72のテーブルを書き込むときに
は、CPU10の制御により、入力セレクタ71にアク
セス信号を出力するとともに書込み信号をTRAM72
に出力して書込みモードにし、所望の仮想ブロック番号
をアクセスアドレスとして入力セレクタ71に出力する
とともにこの仮想ブロック番号に対応する実ブロック番
号を書込みデータとして双方向バッファ74に出力す
る。これにより、所望の仮想ブロック番号に対応する実
ブロック番号がテーブルデータとしTRAM72に書き
込まれる。
【0029】さらに、CPU10がTRAM72のテー
ブルデータを読み出すとき、すなわち、所望の仮想ブロ
ック番号でTRAM72を参照するときは、入力セレク
タ71にアクセス信号を出力するとともにTRAM72
への書込み信号をディセーブルにして読出しモードに
し、所望の仮想ブロック番号をアクセスアドレスとして
入力セレクタ71に出力し、双方向バッファ74を介し
てTRAM72から出力される実ブロック番号を変換制
御部8に取り込む。これにより、TRAM72から所望
の仮想ブロック番号に対応する実ブロック番号が参照さ
れる。
【0030】また、転送回路1で波形RAM2に波形デ
ータを書き込むとき、およびPCM音源3で波形RAM
2から波形データを読み出すときには、入力セレクタ7
1へのアクセス信号をディセーブルにするとともにシフ
トデータを選択されている1ブロックの大きさに対応す
るデータにセットし、TRAM72への書込み信号をデ
ィセーブルにして読出しモードにする。そして、この状
態で転送回路1あるいはPCM音源3が各動作に応じて
それぞれ24ビットの仮想アドレスでアクセスすると、
そのうちの仮想ブロック番号に対応する実ブロック番号
がTRAM72から読み出され、これによって実アドレ
スに変換された24ビットアドレスで波形RAM2がア
クセスされる。
【0031】ここで、波形RAM2におけるブロックと
TRAM72の変換テーブルについて説明する。先ず、
初期設定を行ったときは変換テーブルは仮想アドレスと
実アドレスとが同一となるように設定される。いま、図
6(A) に示したように最初に波形RAM2に3種類の波
形データW1,W2,W3が実ブロック番号“0”から
順に記憶されたとすると、図7(A) に示したように、変
換テーブルは仮想アドレスと実アドレスが同一となるよ
うに初期設定されたままになっている。
【0032】次に、図6(B) に示したように波形データ
W2を不要なデータとして、後述のデリート処理により
このブロック番号“4”〜“6”の領域を空き領域にし
たとすると、図7(B) に示したように、変換テーブルに
おいて、波形データW3の記憶領域を示す実ブロック番
号“7”〜“10”が仮想ブロック番号“4”〜“7”
に対応付けられるとともに、波形データW2の空き領域
を示す実ブロック番号“4”〜“6”が仮想ブロック番
号“8”〜“10”に対応付けられる。このように、連
続する仮想ブロック番号に対して、波形データが連続
し、かつ、最後の波形データの後に空き領域が連続する
ように実ブロック番号が対応付けられて、変換テーブル
が更新される。
【0033】これにより、転送回路1が空き領域に対応
する連続する仮想アドレスでアクセスすると、波形RA
M2の不連続な空き領域でも連続してアクセスされ、波
形データが連続する仮想ブロック番号に対応して書き込
まれる。また、PCM音源3が連続する仮想アドレスで
アクセスすると、波形RAM2の不連続な領域に書き込
まれた波形データであっても連続する波形データとして
読み出される。
【0034】また、この実施例では、波形RAM2内の
各波形データにおけるブロックの繋がりおよび空き領域
におけるブロックの繋がりを記憶しておくために、図5
に示したようなブロックチェーンテーブル(BCT)を
RAM20に記憶するようにしている。このBCTは、
実ブロック番号を引数としてそのブロックの次に続くブ
ロックの実ブロック番号または最終ブロックであること
を示すENDデータ“&H00”を得るもので、このブ
ロックチェーンテーブルは波形データの消去、書込み、
あるいは並び変え等を行うときに更新され、TRAM7
2の変換テーブルを更新するときに参照される。
【0035】例えば図6(B) のように波形データW2が
消去されたときは、BCTは図8のように書換えられ
る。すなわち図8の場合は、波形データW1は実ブロッ
ク番号“0”〜“3”に記憶され、波形データW3は実
ブロック番号“7”〜“10”に記憶されていることを
示している。また、空き領域は実ブロック番号“4”〜
“6”とこの実ブロック番号“6”に続いて実ブロック
番号“11”以降に記憶されていることを示している。
【0036】また、波形データおよび空き領域のアドレ
ス情報等は、図9に示したようにヘッダとしてRAM2
0に記憶されている。すなわち、WH(i)は波形番号
iの波形ヘッダであり、この波形ヘッダWH(i)に
は、波形データが記憶されている先頭ブロックの実ブロ
ック番号SBR、この実ブロック番号に対応する仮想ブ
ロック番号SBI、波形データが占める容量(ブロック
数)SIZE、先頭ブロック内における波形データの先
頭を示すスタートアドレス(ブロック内アドレスで示さ
れるオフセットアドレス)SAOおよびその他のデータ
が記録されている。また、波形データの数(波形数)n
が記憶されている。さらに、ヘッダEHには、空き領域
の先頭ブロックの実ブロック番号EBR、この実ブロッ
ク番号に対応する仮想ブロック番号EBIおよび空き領
域の容量(ブロック数)SIZEが記録されている。
【0037】次に、実施例の電子楽器における制御の要
部を説明する。いま、波形RAM2には複数の波形デー
タが書き込まれており、変換テーブルは初期設定されて
いるとする。なお、以下の説明および各フローチャート
において、制御に用いられる各レジスタおよびテーブル
を以下のラベルで表記し、各レジスタおよびテーブルと
それらの内容は特に断らない限り同一のラベルで表す。
【0038】i:波形番号のレジスタ TRAM(X):仮想ブロック番号Xに対応する変換テ
ーブルの記憶領域またはそこに格納されている値(実ブ
ロック番号) BCT(X):実ブロック番号Xに対応するブロックチ
ェーンテーブルの記憶領域またはそこに格納されている
値 CNT:仮想ブロック番号のカウンタ n:波形データの数 k:波形番号を“1”からカウントするカウンタ
【0039】図10は不要な波形データを消去するデリ
ート処理のフローチャートであり、先ず、ステップS1
で、パネルスイッチ50から入力されるデリートする波
形データの波形番号をiにセットする。次に、ステップ
S2で、SBI(i)+SIZE(i)−1により波形
番号iの波形データWiの最後のブロックの仮想ブロッ
ク番号を求めてxに格納し、この仮想ブロック番号xに
対応する変換テーブルの実ブロック番号TRAM(x)
をxに格納し、さらに、現在の空き領域の先頭ブロック
の実ブロック番号EBRを空き領域ヘッダEHから読み
出して、実ブロック番号xに対応するブロックチェーン
テーブルの記憶領域に格納する。
【0040】これにより、波形データWiの最後のブロ
ックに続くブロックがそれまでの空き領域の先頭ブロッ
クとなるようにブロックチェーンテーブルBCTが更新
されたことになる。すなわち、ステップS2の処理によ
って、波形データWiの記憶領域の後にそれまでの空き
領域がチェーンされたことになる。
【0041】次に、ステップS3で、波形データWiの
先頭ブロックの実ブロック番号SBR(i)を、空き領
域の先頭ブロックの実ブロック番号EBRとして空き領
域ヘッダEHに格納し、それまでの空き領域の容量ES
IZEに波形データWiの容量SIZE(i)を加算し
てESIZEに格納する。そしてステップS4で波形数
nを1減少させる。
【0042】この処理により、空き領域の先頭ブロック
が波形データWiの先頭ブロックの実アドレスで示され
るとともに、この波形データWiの容量だけ空き領域の
容量が増加され、波形データの数が1減らされる。すな
わち、波形データWiの記憶領域が空き領域の先頭にチ
ェーンされ、波形データWiが消去されたことになる。
【0043】次に、ステップS5でi=n+1であるか
否かを判定し、i=n+1であれば、仮想アドレスで見
たときに最後にある波形データを消去したことになるの
で、ステップS6で、その波形データWiの先頭ブロッ
クの仮想ブロック番号SBI(i)を空き領域の先頭ブ
ロックの仮想ブロック番号EBIとして空き領域ヘッダ
EHに格納して処理を終了する。
【0044】一方、ステップS5でi=n+1でなけれ
ば、仮想アドレスで見たときに現在消去した波形データ
の後にさらに波形データが存在することになるので、ス
テップS7で、それまでの波形ヘッダWH(i+1)を
WH(i)とするようにRAM20から波形ヘッダWH
(i)を削除して後の波形ヘッダWH(i+1),WH
(i+2),…を順に前につめる。そして、このときに
は、仮想アドレスで見たときに波形データWiの後にあ
る波形データの各ブロックが波形データWiのブロック
(現在の空き領域のブロック)より前のブロックとなる
ようにするために、ステップS8で図11のTRAM準
備処理を行って変換テーブルTRAMを更新する。
【0045】図11のTRAM準備処理では、ステップ
S11でn=0であるか否かを判定し、n=0であれば
波形データの消去により波形データが全て消去されたこ
とになるので、ステップS12で波形ヘッダおよびBC
Tを初期化して処理を終了し、n=0でなければ波形デ
ータが存在するのでステップS13で仮想ブロック番号
のカウンタCNTを“0”にクリアするとともに、波形
番号のカウンタkに1をセットし、ステップS14に進
む。
【0046】ステップS14以降の処理は、仮想ブロッ
ク番号CNTを“0”から“255”まで変化させて、
変換テーブル(TRAM)を更新する処理であり、ステ
ップS18の判定とステップS19による波形番号kお
よび仮想アドレスCNTのインクリメントにより、n個
の各波形データについてステップS14〜ステップS1
7の処理を繰り返す。さらに、この波形番号kの波形デ
ータについて、ステップS16の判定とステップS17
の仮想アドレスCNTのインクリメントにより、仮想ア
ドレスCNTを順次更新しながら波形データの各ブロッ
クについてステップS15の処理を繰り返す。
【0047】ステップS14は各波形データの先頭につ
いての処理であり、現在の仮想ブロック番号CNTを波
形番号kの先頭ブロックの仮想ブロック番号SBI
(k)としてヘッダWH(k)に格納し、この先頭ブロ
ックの実ブロック番号SBR(k)をレジスタxに格納
する。これによって、各波形データの先頭を示す仮想ブ
ロック番号が更新されるとともに、ステップS15にお
いて変換テーブルへ書き込む実ブロック番号およびBC
Tを参照するための実ブロック番号がレジスタxにセッ
トされる。
【0048】ステップS15は波形データの各ブロック
についての処理であり、仮想ブロック番号CNTに対応
する変換テーブルの記憶領域TRAM(CNT)にレジ
スタxの値を格納した後、このレジスタxの値を実ブロ
ック番号として参照したBCTの値BCT(x)でレジ
スタxを書き換え、ステップS16でx=&H00であ
るか否かを判定して波形データの最終ブロックになるま
で、このステップS15を繰り返す。これによって、波
形データの先頭ブロックの実ブロック番号SBR(k)
からBCTによって順次連結される実ブロック番号が、
先頭ブロックの仮想ブロック番号SBI(k)から連続
する仮想ブロック番号にそれぞれ対応付けて変換テーブ
ルが更新される。
【0049】以上の処理でn個の各波形データにおける
ブロック番号についての変換テーブルの更新が終了する
と、ステップS18でk≧nとなり、ステップS101
でESIZE=0であるか否かを判定する。ESIZE
=0であれば空き領域がないのでステップS107に進
み、ESIZE=0でなければ空き領域があるのでステ
ップS102でCNT=&HFFであるか否かを判定す
る。
【0050】ステップS102でCNT=&HFFであ
れば最終の仮想ブロック番号に達していながら空き領域
があることになるのでエラー処理等を行って終了し、C
NT=&HFFでなければステップS103以降で空き
領域のブロック番号についての処理を行う。先ず、ステ
ップS103で仮想ブロック番号CNTをインクリメン
トし、この仮想ブロック番号を空き領域の先頭ブロック
の仮想ブロック番号EBIとしてヘッダEHに格納し、
この先頭ブロックの実ブロック番号EBRをレジスタx
に格納する。これによって、空き領域先頭を示す仮想ブ
ロック番号が更新されるととに、ステップS104にお
いて変換テーブルへ書き込む実ブロック番号およびBC
Tを参照するための実ブロック番号がレジスタxにセッ
トされる。
【0051】ステップS104、ステップS105およ
びステップS106の処理は、ステップS15、ステッ
プS16およびステップS17と同じ処理であり、波形
データについて説明したと同様に、これらのステップに
より、空き領域の先頭ブロックの実ブロック番号EBR
からBCTによって順次連結される実ブロック番号が、
先頭ブロックの仮想ブロック番号EBIから連続する仮
想ブロック番号にそれぞれ対応付けて変換テーブルが更
新される。
【0052】また、ステップS107はステップS10
2と同様にエラー検出の処理であり、ステップS107
でCNT=&HFFであれば、ステップS101で空き
領域が存在しないか、ステップS105で空き領域につ
いての処理が終了し、かつ最終の仮想ブロック番号に達
したことになるので処理を終了する。また、ステップS
107でCNT=&HFFでなければ、ステップS10
1で空き領域が存在しないか、ステップS105で空き
領域についての処理が終了しているのに、最終の仮想ブ
ロック番号に達していないことになるので、エラー処理
等を行って終了する。
【0053】以上の処理により変換テーブルが更新さ
れ、波形RAM2に書き込まれた波形データの消去され
ていない波形データと空き領域とを仮想アドレスで見た
ときに、最後の波形データの後に空き領域が連続して繋
がるように、これら波形データおよび空き領域の実ブロ
ック番号が連続する仮想ブロック番号に対応付けられ
る。
【0054】したがって、転送回路1で新たな波形デー
タを書き込むときは、空き領域ヘッダEHの先頭ブロッ
クの仮想ブロック番号EBIを参照し、この仮想ブロッ
ク番号から波形データを書き込むような動作を行うだけ
で、波形RAM2の実アドレスで不連続となっているよ
うな空き領域でも連続する波形データを書き込むことが
できる。
【0055】また、PCM音源3で波形データを読み出
すときも、波形ヘッダWHの先頭ブロックの仮想ブロッ
ク番号SBIを参照し、この仮想ブロックから波形デー
タを読み出すような動作を行うだけで、波形RAM2の
実アドレスで不連続となっているような波形データでも
連続する波形データとして読み出すことができる。
【0056】図12は波形データを書込み処理のフロー
チャートであり、先ずステップS21でESIZE=0
であるか否かを判定し、ESIZE=0であれば空き領
域が無いので記録不能として処理を終了し、ESIZE
=0でなければステップS22で波形数nを1増加させ
るとともに、ヘッダに新たな波形ヘッダWH(n)の領
域を作成する。
【0057】次に、ステップS23で、空き領域の先頭
ブロックの実ブロック番号EBRと仮想ブロック番号E
BIを、それぞれ波形番号nの先頭ブロックの実ブロッ
ク番号SBR(n)および仮想ブロック番号SBI
(n)として新たな波形ヘッダWH(n)に格納する。
【0058】そして、ステップS24で、転送回路1に
対してADC5またはハードディスク100からの波形
データを仮想ブロック番号SBI(n)のアドレスから
波形RAM2に書き込むように指示し、ステップS25
で書込みの終了を監視する。書込みが終了したら、ステ
ップS26で転送回路1から最後に書き込んだブロック
のブロック番号を受け取り、この最終ブロック番号をレ
ジスタLBに格納する。
【0059】次に、ステップS27で、LB−SBI
(n)+1により書き込んだ波形データの容量を求めて
SIZE(n)として波形ヘッダに格納し、空き領域の
仮想ブロック番号LB+1と実ブロック番号TRAM
(LB+1)を、それぞれEBIおよびEBRとして空
き領域ヘッダに格納する。また、書き込んだ波形データ
の最後のブロックに対応するBCTの記憶領域BCT
(TRAM(LB))に“&H00”を書き込む。さら
に、ESIZE−SIZE(n)により書き込んだ波形
データ分だけ容量を減少させた空き領域の容量をESI
ZEとして空き領域ヘッダに格納し、処理を終了する。
【0060】図13は波形データの並び換え処理のフロ
ーチャートであり、ステップS31でパネルスイッチ5
0の操作を検出して、n個の波形データの新たな並び順
を入力し、ステップS32で新たな並び順に従って波形
ヘッダWH(i)を並びかえる。そして、ステップS3
3で前記図11のTRAM準備処理を行い、仮想ブロッ
ク番号と実ブロック番号とが波形データの新たな並び順
に応じたものとなるように、変換テーブルの更新を行
う。
【0061】以上のように、TRAM72の変換テーブ
ルは、波形RAM2を仮想アドレスで見たときに最後の
波形データの後に空き領域が連続して繋がるように、連
続する仮想ブロック番号に波形データおよび空き領域の
実ブロック番号が対応付けられるようになる。したがっ
て、転送回路1による波形データの書込みやPCM音源
3による波形データの読出しを連続する仮想アドレスで
アクセスするだけでよく、また、波形RAM2の空き領
域が実アドレスで不連続になっていても、連続する空き
領域として波形データを書き込むことができる。
【0062】なお、上記の実施例では波形データの書込
みおよび読出し時のアクセスアドレスが転送回路やPC
M音源から出力される場合について説明したが、これに
限らず、波形RAMをアクセスするような回路あるいは
装置に本発明を適用することができることはいうまでも
ない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明の楽音信号記
録再生装置によれば、書込み可能な波形メモリを連続す
るアドレスでアクセスして楽音信号の書込みおよび読出
しを行う楽音信号記録再生装置において、連続するアド
レスを仮想アドレスとしてこの仮想アドレスを波形メモ
リにおける実アドレスに変換するアドレス変換手段を備
え、仮想アドレスをアドレス変換手段で変換して波形メ
モリをアクセスするようにしたので、波形メモリに波形
データが存在する状態で空き領域があっても、この空き
領域の実アドレスをアドレス変換手段で連続する仮想ア
ドレスに対応させることができる。したがって、波形メ
モリ内の波形データを移動させることなく、波形メモリ
に新たな波形データを書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の楽音信号記録再生装置を適用し
た電子楽器のブロック図である。
【図2】実施例におけるアドレス変換部と変換制御部の
詳細を示す回路図である。
【図3】実施例におけるブロックアドレスを説明する図
である。
【図4】実施例における変換テーブルを概念的に示す図
である。
【図5】実施例におけるBCTを概念的に示す図であ
る。
【図6】実施例における波形データの記録例を示す図で
ある。
【図7】実施例における変換テーブルの更新例を示す図
である。
【図8】実施例におけるBCTの一例を示す図である。
【図9】実施例におけるヘッダを説明する図である。
【図10】実施例におけるデリート処理のフローチャー
トである。
【図11】実施例におけるTRAM準備処理のフローチ
ャートである。
【図12】実施例における書込み処理のフローチャート
である。
【図13】実施例における並び換え処理のフローチャー
トである。
【図14】本発明が解決しようとする課題を説明する図
である。
【符号の説明】
1…転送回路、2…波形RAM、3…PCM音源、7…
アドレス変換部、72…TRAM。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書込み可能な波形メモリを連続するアド
    レスでアクセスして楽音信号の書込みおよび読出しを行
    う楽音信号記録再生装置において、 前記連続するアドレスを仮想アドレスとしてこの仮想ア
    ドレスを前記波形メモリにおける実アドレスに変換する
    アドレス変換手段を備え、 仮想アドレスを前記アドレス変換手段で変換して前記波
    形メモリをアクセスするようにしたことを特徴とする楽
    音信号記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記波形メモリの空き領域の実アドレス
    を連続する仮想アドレスに対応させて前記アドレス変換
    手段を更新する更新手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の楽音信号記録再生装置。
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