JPH0635438B2 - 光学的に活性な1,4‐ジヒドロピリジン類の製造方法 - Google Patents

光学的に活性な1,4‐ジヒドロピリジン類の製造方法

Info

Publication number
JPH0635438B2
JPH0635438B2 JP60133149A JP13314985A JPH0635438B2 JP H0635438 B2 JPH0635438 B2 JP H0635438B2 JP 60133149 A JP60133149 A JP 60133149A JP 13314985 A JP13314985 A JP 13314985A JP H0635438 B2 JPH0635438 B2 JP H0635438B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
group
alkyl
phenyl
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60133149A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6112663A (ja
Inventor
エクベルト・ベーインガー
ホルスト・マイヤー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPS6112663A publication Critical patent/JPS6112663A/ja
Publication of JPH0635438B2 publication Critical patent/JPH0635438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D207/00Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • C07D207/02Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D207/04Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D207/08Heterocyclic compounds containing five-membered rings not condensed with other rings, with one nitrogen atom as the only ring hetero atom with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having no double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrocarbon radicals, substituted by hetero atoms, attached to ring carbon atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D211/00Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings
    • C07D211/04Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom
    • C07D211/80Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D211/84Heterocyclic compounds containing hydrogenated pyridine rings, not condensed with other rings with only hydrogen or carbon atoms directly attached to the ring nitrogen atom having two double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms, with at the most one bond to halogen directly attached to ring carbon atoms
    • C07D211/90Carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は光学的に活性な1,4−ジヒドロピリジン誘導
体の新規な製造方法に関する。
或る種の1,4−ジヒドロピリジン誘導体は興味ある薬
理学的特性を有し、そして、殊に循環器系に影響を及ぼ
す薬剤として用いられることがすでに明らかにされてい
る〔エフ・ボツセルト(F.Bossert)及びダブリュー・
バツター(W.Vater)、ナツールビツセンシヤフテン
(Naturwissenschaten)58、578(1971)及び
DE−OS(ドイツ国特許出願公開明細書)第2,117,
571号参照〕。
更に、キラル(chiral)1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボン酸エステル類の対掌体を種々な方法
で製造し得ることがすでに公知である〔DE−OS(ド
イツ国特許出願公開明細書)第2,935,451号;テイ
ー・シバヌマ(T.Shibanuma)等、ケム・フアーム・
ブル(Chem.Pharm.Bull.)28,2809(198
0);及びDE−OS(ドイツ国特許出願公開明細書)
第3,320,616号〕。
本発明はキラル1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジ
カルボン酸エステル類の光学的対掌体の製造に対する新
規な化学的に独特な方法に関する。
一般式(I) 式中、Rは炭素環式アリールまたはチエニル、フリル、
ピリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、イ
ソキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、ピリダジニル、
ピリミジル、ピラジニル、インドリル、ベンズイミダゾ
リル、ベンズオキサゾリル、ベンズオキサジアゾリル、
ベンゾチアジアゾリル、キノリル、イソキノリル、キナ
ゾリル及びキノキサリルよりなる群からの複素環式基を
表わし、該アリール基及び複素環式基は随時フエニル、
アルキル、アルコキシ、アルキレン、ジオキシアルキレ
ン、ハロゲン、ポリフルオロアルキル、ポリフルオロア
ルコキシ、アルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、
アルコキシカルボニルまたはSO−アルキル(m=0
〜2)よりなる群からの同一もしくは相異なる置換基1
〜3を含んでいてもよく、 R1及びR5は常に異なるものであり、アキラル(achira
l)の直鎖状、分枝鎖状または環式の飽和または不飽和
炭化水素基を表わし、該基は随時鎖中に酸素または硫黄
原子が介在していてもよく、そして/または随時ハロゲ
ン、シアノ、アルコキシカルボニル、フエニル、フエノ
キシ、フエニルチオまたはフエニルスルホニルで置換さ
れていてもよく、該フエニル基はさらにハロゲン、シア
ノ、ジアルキルアミノ、アルコキシ、アルキル、トリフ
ルオロメチルまたはニトロで置換されていてもよく、或
いは該炭化水素基はピリジルまたはアミノ基で置換され
ていてもよく、このアミノ基はアルキル、アルコキシア
ルキル、アリール、及びアラルキルよりなる群からの2
個の同一もしくは相異なる置換基で置換されているか、
或いは該アミノ基は窒素原子と一緒になつて2個の置換
基が5員ないし7員環を形成するように置換され、該環
は更にヘテロ原子として、酸素もしくは硫黄またはN−
アルキル/フエニル基を含むことができ、 R2及びR4は同一もしくは相異なるものであることがで
き、各々水素、アキラルの直鎖状もしくは分枝鎖状の随
時置換されていてもよいアルキル基、アリール基または
アラルキル基を表わし、 R3は水素またはアキラルの直鎖状もしくは分枝鎖状のア
ルキル基、アリール基もしくはアラルキル基を表わす、 のキラル1,4−ジヒドロピリジン−ジカルボン酸エス
テル類の一部公知の対掌体は、一般式(II) 式中、基R、R1、R2、R4及びR5は上記の意味を有し、 R6はアルキルまたはアラルキル基を表わし、そして (*)で示した炭素原子における立体配置は均一(unif
orm)として定義する、 の化合物〔そのプロトトロピー(prototropic)型を含
む〕を適当な溶媒の存在下において、一般式(III) R3−NH (III) 式中、R3は上記の意味を有する、 のアミン類またはその酸付加塩と反応させる方法によつ
て得られることが見出された。
本方法の本質的な利点は、簡単な反応条件のために、わ
ずかな技術的努力及び高度の利益をもつて本方法を行い
得ることであり、そして(S)−または(R)−1−ア
ミノ−2−アルコ(アラルコ)キシメチルピロリジンが
反応中に再び遊離され、このものをキラル・インダクタ
ー(chiral inductor)として反応工程に再導入し得る
ことを殊に指摘すべきである。
光学的に活性な1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
4−(3−ニトロフエニル)ピリジン−3,5−ジカル
ボン酸エチルイソプロピルの製造は例として次の反応式
によつて表わすことができる: 本発明による方法において、一般式(I)の光学的に活性
な1,4−ジヒドロピリジン誘導体は一般式(II)の均一
な立体配置の光学的に活性なヒドラゾンを、適当ならば
適当な溶媒の存在下において、一般式(III)のアミンま
たはその酸付加塩と反応させることによつて得られる。
好ましくは式(I)及び(II)において、 Rはフエニルまたはナフチル基を表わすか、或いはチエ
ニル、フリル、ピリル、ピラゾリル、イミダゾリル、オ
キサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、
ピリダジニル、ピリミジル、ピラジニル、インドリル、
ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベンズイソ
キサゾリル、ベンズオキサジアゾリル、ベンゾチアジア
ゾリル、キノリル、イソキノリル、キナゾリルまたはキ
ノキサリルを表わし、該複素環式基並びにフエニル基及
びナフチル基は1〜3個の同一もしくは相異なる置換基
をもつことができ、挙げ得る該置換基はフエニル、炭素
原子8個までを有する直鎖状または分枝鎖状のアルキ
ル、炭素原子3〜7個を有するシクロアルキル、炭素原
子2〜6個を有するアルケニルもしくはアルキニル、炭
素原子1〜4個を有するアルコキシ、炭素原子2〜6個
を有するアルケノキシ及びアルキノキシ、トリ−、テト
ラ−及びペンタメチレン、ジオキシメチレン、ジオキシ
エチリデン、ハロゲン、例えばフツ素、塩素、臭素もし
くはヨウ素、トリフルオロメチル、トリフルオロエチ
ル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、テト
ラフルオロエトキシ、炭素原子1〜4個を有するジアル
キルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、アルコキシ基に
炭素原子1〜4個を有するアルコキシカルボニル及びS
−アルキル〔但し、mは0または2を表わし、そし
てアルキルは炭素原子1〜4個を含む〕である。
更に好ましくは式(I)及び(II)において、 R1及びR5は常に異なるものであり、炭素原子8個までを
有するアキラルの直鎖状、分枝鎖状または環式の飽和ま
たは不飽和炭化水素基を表わし、該基は随時鎖中に酸素
または硫黄原子が介在していてもよく、そして/または
随時ハロゲン、例えばフツ素もしくは塩素、シアノ、ア
ルキル部分に炭素原子4個までを有するアルコキシカル
ボニル、フエニル、フエノキシ、フエニルチオまたはフ
エニルスルホニルで置換されていてもよく、該フエニル
基はさらにハロゲン、例えばフツ素もしくは塩素、シア
ノ、アルキル基当り炭素原子4個までを有するジアルキ
ルアミノ、各々の場合に炭素原子4個までを有するアル
コキシもしくはアルキル、トリフルオロメチルまたはニ
トロで置換されていてもよく、或いは該炭化水素基はピ
リジルまたはアミノ基で置換されていてもよく、このア
ミノ基は炭素原子4個までを有するアルキル、炭素原子
6個までを有するアルコキシアルキル、アリール、殊に
フエニル、及びアラルキル、殊にベンジルよりなる群か
らの2個の同一もしくは相異なる置換基で置換されてい
るか、或いは該アミノ基は窒素原子と一緒になつて2個
の基が5員ないし7員の複素環式環を形成するように置
換され、該環は更にヘテロ原子として、酸素もしくは硫
黄またはN−アルキル/フエニル基を含むことができ、
R2及びR4は同一もしくは相異なるものであることがで
き、水素或いは、好ましくは炭素原子4個までを有する
直鎖状もしくは分枝鎖状の随時置換されていてもよいア
ルキル、フエニルまたはベンジル基を表わす。
さらに、式(II)において、R6は好ましくは炭素原子4
個までを有するアキラルの直鎖状または分枝鎖状のアル
キル基、殊にメチル基、またはアラルキル基、殊にベン
ジル基を表わす。
一般式(II)の化合物は新規なものであり、これらのも
のは文献により公知の方法と同様にして、一般式(I
I)、そのプロトトロピー型も含めて、の(S)-または(R)
-1-アミノ-2-アルコ(アラルコ)キシメチル−ピロリジ
ンの光学的に活性なヒドラゾンを一般式(II)の立体化
学的に均一なプロキラル(prochiral)のイリデン−β
−ケト−カルボン酸エステル類に付加することによって
得ることができる〔ディー・エンダース(D.Enders)
及びケイ・パブドポウロス(K・Papdopoulos)、テト
ラヘドロン・レターズ(Terahedron Letters)24、4
967(1983)参照〕: 式(VI)及び(V)において、基R、R1、R2 R3 R4、R5
びR6は上記の意味を有する。
式(I)及び(III)において、 R3は好ましくは水素或いは炭素原子4個までを有するア
キラルの直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基、フェニ
ル基またはベンジルきを表わす。
出発物質として用いる式(III)のアミン類及びその酸
付加塩は公知のものである。
使用可能な酸付加塩は無機酸及び有機酸の双方の塩であ
り、酸の例として、ハロゲン化水素酸、硫酸及び酢酸が
挙げられる。
殊に挙げ得る塩は硫酸−、塩化−、炭酸−、重炭酸−、
酢酸−及びシユウ酸アンモニウム及び−メチルアンモニ
ウムである。
使用し得る希釈剤は全ての不活性有機溶媒である。これ
らの溶媒には、好ましくはアルコール類、例えばメタノ
ールもしくはエタノール、エーテル類、例えばテトラヒ
ドロフラン、グリコールモノメチルエーテルもしくはグ
リコールジメチルエーテル、氷酢酸、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、ピリジ
ンまたはヘキサメチルリン酸トリアミドが含まれる。
反応温度は実質的な範囲内で変えることができる。一般
に、この反応は0乃至150℃間、好ましくは20乃至
100℃間、殊に特定の溶媒の沸点で行われる。
本反応は常圧下で、しかしまた昇圧下でも行うことがで
きる。一般に、反応は常圧下で行われる。
本発明による方法を行う際に、一般式(II)のヒドラゾ
ン1モルを適当な溶媒中で一般式(III)のアミンまた
はその酸付加塩1〜5モルと反応させる。
目的生成物は好ましくは、溶媒を真空下で留去し、そし
て適当ならば残渣を当該分野において公知の精製操作、
例えば適当な溶媒から再結晶化或いはクロマトグラフ的
分離に付す方法によって、単離され、そして精製され
る。
本発明による方法は、置換基の広いスペクトル及び構造
的変化を伴って、キラル1,4−ジヒドロピリジン−
3,5−ジカルボン酸エステル類の光学的対掌体の製造
に対して適する。
下記の製造実施例に示したものは別として、次の活性化
合物のエナンチオマ−を殊に挙げることができる:1,4-
ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジ
ン-3,5-ジカルボン酸イソブチルメチル、1,4-ジヒドロ-
2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジン-3,5-ジ
カルボン酸メチルネオペンチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジ
メチル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボ
ン酸シクロペンチルメチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチ
ル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸
イソプロピル2-メトキシエチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジ
メチル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボ
ン酸メチル2-N-ベンジル-N-メチルアミノエチル、1,4-
ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジ
ン-3,5-ジカルボン酸メチル2-(4-フエニル−ピペラジン
-1-イル)-エチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2-ニ
トロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸ベンジルメ
チル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2-ニトロフェニ
ル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸メチル2-フエノキシエ
チル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2-トリフルオロ
メチルフェニル)-3,5-ジカルボン酸イソプロピルメチ
ル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2-クロロフェニル)
-ピリジン-3,5-ジカルボン酸アリルメチル、1,4-ジヒド
ロ-2,6-ジメチル-4-(2,3-ジクロロフェニル)-ピリジン-
3,5-ジカルボン酸エチルメチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジ
メチル-4-(2,3-ジクロロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカ
ルボン酸ヘキシルメチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-
4-(2-クロロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸メチ
ル2,2,2-トリフルオロエチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメ
チル-4-(2-クロロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン
酸エチル2,2,2-フルオロエチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジ
メチル-4-(2-シアノフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボ
ン酸エチルメチル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(ピ
リド−-3-イル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸エチルメチ
ル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(ピリド-2-イル)-ピ
リジン-3,5-ジカルボン酸シクロヘキシルメチル、1,4-
ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2,1,3-ベンズオキサジアゾ
ル-4-イル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸イソプロピルメ
チル、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2,1,3-ベンズオ
キサジアゾル-4-イル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸エチ
ルメチル、1,4-ジヒドロ-1,2,6-トリメチル-4-(2,1,3-
ベンズオキサジアゾル-4-イル)ピリジン-3,5-ジカルボ
ン酸イソプロピルメチル、1,4-ジヒドロ-1,2,6-トリメ
チル-4-(3-ニトロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン
酸エチルメチル及び1,4-ジヒドロ-1,2,6-トリメチル-4-
(2-ニトロフェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸イソブ
チルメチル。
製造実施例 実施例1 (-)-1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニル)
-ピリジン-3,5-ジカルボン酸エチルメチル n-ヘキサンの中の1.6M BuLi溶液28m(44.8ミリ
モル)を、テトラメチルエチレンジアミン25mの添
加後、窒素下にて−70℃で、無水テトラヒドロフラン
90m中の(S)-3-〔(2-メトキシ−メチルピロリジン
-1-イル)−イミノ〕−酪酸メチル10g(43.8ミリモ
ル)の溶液に滴下した。次にテトラヒドロフラン75m
の2-(3-ニトロベンジリデン)-アセト酢酸エチル11.5
g(43.8ミリモル)の溶液を−70℃で滴下した。この
混合物を−70℃で1時間攪拌した後、冷却浴を除去
し、反応溶液を室温になるまで放置し(約3〜4時
間)、次に注意してエーテル/水に注いだ。水相をエー
テルで再抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、合
液したエーテル抽出液を真空下で濃縮し、油状残渣(1
5g、M =491)が得られ、このものをクロマトグ
ラフィーによって精製した、この中間体12g(24ミ
リモル)をメタノール50mに採り入れ、塩化アンモ
ニウム3.2g(60ミリモル)の添加後、混合物を沸点
に15時間過熱した。次に溶媒を真空下で留去し、残渣
を塩化メチレンに採り入れ、この混合物を水で洗浄し
た。有機相を、NaSO4上で乾燥した後に濃縮した。残っ
たエーテルと共に砕解した後、一部晶出し、この粗製の
生成物を吸引別し、エーテルで洗浄し、そして乾燥し
た;3.3g(38%)、融点159℃。
▲〔α〕20 D▼=−14.97°(C=0.57%、エタノー
ル)。
実施例2 実施例1と同様にして、(R)-3-〔(2-メトキシメチ
ルピロリジン-1-イル)−イミノ〕−酪酸メチルを用い
て、右旋性1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフ
ェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸エチルメチルが得
られた。融点:160°。
▲〔α〕20 D▼=+15.56°(C=0.41%、エタノー
ル)。
実施例3 (−)-1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニ
ル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸イソプロピルメチル n-ヘキサン中のブチルリチウムの1.6M溶液20m
(32モル)を、テトラメチルエチレンジアミン20m
の添加後、窒素下にて−70℃で、無水テトラヒドロ
フラン60m中の(S)-3-〔(2-メトキシメチルピ
ロリジン-1-イル)−イミノ〕−酪酸メチル7.1g(31
ミリモル)の溶液に滴下した。次に−70℃で、テトラ
ヒドロフラン40m中の2-(3-ニトロベンジリデン)-
アセト酢酸イソプロピル8.6g(31ミリモル)の溶液
を滴下した。反応混合物を−70℃で1時間攪拌し、次
に冷却浴を除去し、溶液が室温に到達した際(約3〜4
時間)、このものをエーテル/水に徐々に注いだ。水相
をエーテルで数回抽出し、合液した有機抽出液を無水硫
酸ナトリウム上で乾燥した。溶媒を真空下で除去し、油
状の中間体(12g、M =505)が得られ、このも
のをクロマトグラフィーによって精製した。この化合物
8g(15.8ミリモル)をメタノール50mに溶解
し、塩化アンモニウム3.4g(64ミリモル)の添加
後、混合物を還流下で16時間加熱した。溶媒を真空下
で留去し、残渣を塩化メチレンに採り入れ、そして混合
物を水で洗浄した。有機相を無水硫酸ナトリウム上で乾
燥し、真空下で濃縮し、油状残渣を少量のエーテルと共
に砕解して結晶化させた。固体生成物を吸引別し、そ
して乾燥した;2.3g、融点136℃。
▲〔α〕20 D▼=−24.60°(C=1.07%、エタノー
ル)。
実施例4 実施例3と同様にして、(R)-3-〔(2-メトキシメチ
ルピロリドン-1-イル)−イミノ〕−酪酸メチルを用い
て、1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(3-ニトロフェニル)
-ピリジン-3,5-ジカルボン酸イソプロピルメチルが得ら
れた、融点:136℃。
▲〔α〕20 D▼=+24.97°(C=0.93%、エタノー
ル)。
実施例5 (−)-1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2-ニトロフェニ
ル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸イソブチルメチル n-ヘキサン中のブチルリチウムの1.6M溶液20m
(32ミリモル)を、テトラメチルエチレンジアミン2
0mの添加後、窒素下にて−70℃で、無水テトラヒ
ドロフラン60m中の(S)-3-〔(2-メトキシメチルピ
ロリジン-1-イル)−イミノ〕−酪酸メチル7.1g(31
ミリモル)の溶液に滴下した。次に−70℃で、テトラ
ヒドロフラン50m中の2-(2-ニトロベンジリデン)-
アセト酢酸イソブチルル9g(31ミリモル)の溶液を
滴下し、この溶液を−70℃で更に1時間攪拌した。冷
却浴を除去し、溶液が室温に到達した後(約3〜4時
間)、このものをエーテル/水に徐々に注いだ。水相を
エーテルで再び抽出し、合液した有機抽出液を無水硫酸
ナトリウム上で乾燥した。溶媒を真空下で除去し、油状
の中間体(12.8g、M =519)が得られ、このもの
をシリカゲル上でクロマトグラフィーによって精製し
た。
この化合物6.4g(12.3ミリモル)をメタノール25mに
溶解し、塩化アンモニウム1.61g(30.2ミリモル)の添加
後、混合物を還流下で15時間加熱した。溶媒を真空下
で留去し、残渣を塩化メチレンに採り入れ、この混合物
を水で洗浄した。有機相を、無水硫酸ナトリウム上で乾
燥し、真空下で濃縮し、油状残渣をクロマトグラフィー
によって精製し、非晶質生成物1.4g(30%)を得
た。
▲〔α〕20 D▼=−166.4°(0.49%、w/v、エタノー
ル)。
実施例6 実施例5と同様にして、(R)-3-〔(2-メトキシメチ
ルピロリジン-1-イル)−イミノ〕−酪酸メチルを用い
て、右旋性1,4-ジヒドロ-2,6-ジメチル-4-(2-ニトロフ
ェニル)-ピリジン-3,5-ジカルボン酸イソブチメチルが
得られた。
▲〔α〕20 D▼=+166.3°(0.68%、w/v、エタノー
ル)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 401/04 237 8829−4C 239 8829−4C 241 8829−4C 405/04 211 8829−4C 409/04 211 8829−4C 413/04 211 8829−4C 417/04 211 9051−4C // C07D 207/50 8314−4C

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(II) 式中、Rはフエニルまたはナフチル基を表わすか、或い
    はチエニル、フリル、ピリル、ピラゾリル、イミダゾリ
    ル、オキサゾリル、イソキサゾリル、チアゾリル、ピリ
    ジル、ピリダジニル、ピリミジル、ピラジニル、インド
    リル、ベンズイミダゾリル、ベンズオキサゾリル、ベン
    ズイソキサゾリル、ベンズオキサジアゾリル、ベンゾチ
    アジアゾリル、キノリル、イソキノリル、キナゾリルま
    たはキノキサリルを表わし、これらの複素環式基並びに
    フエニル基及びナフチル基は1〜3個の同一もしくは相
    異なる置換基をもつことができ、挙げ得る置換基はフエ
    ニル、炭素原子8個までを有する直鎖状または分枝鎖状
    のアルキル、炭素原子3〜7個を有するシクロアルキ
    ル、炭素原子2〜6個を有するアニケニルもしくはアル
    キニル、炭素原子1〜4個を有するアルコキシ、炭素原
    子2〜6個を有するアルケノキシ及びアルキノキシ、ト
    リ−、テトラ−及びペンタメチレン、ジオキシメチレ
    ン、ジオキシエチリデン、ハロゲン、例えばフツ素、塩
    素、臭素もしくはヨウ素、トリフルオロメチル、トリフ
    ルオロエチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメト
    キシ、テトラフルオロエトキシ、炭素原子1〜4個を有
    するジアルキルアミノ、ニトロ、シアノ、アジド、アル
    コキシ基に炭素原子1〜4個を有するアルコキシカルボ
    ニル及びSOm−アルキル(ここで、mは0または2を
    表わし、そしてアルキルは炭素原子1〜4個を含む)で
    あり、 R1及びR5は常に異なるものであり、炭素原子8個までを
    有するアキラルな直鎖状、分枝鎖状または環式の飽和ま
    たは不飽和炭化水素基を表わし、該基は随時鎖中に酸素
    または硫黄原子が介在していてもよく、そして/または
    随時ハロゲン、例えばフツ素もしくは塩素、シアノ、ア
    ルキル部分に炭素原子4個までを有するアルコキシカル
    ボニル、フエニル、フエノキシ、フエニルチオまたはフ
    エニルスルホニルで置換されていてもよく、該フエニル
    基はさらにハロゲン、例えばフツ素もしくは塩素、シア
    ノ、アルキル基当り炭素原子4個までを有するジアルキ
    ルアミノ、各々の場合に炭素原子4個までを有するアル
    コキシもしくはアルキル、トリフルオロメチルまたはニ
    トロで置換されていてもよく、或いは該炭化水素基はピ
    リジルまたはアミノ基で置換されていてもよく、このア
    ミノ基は炭素原子4個までを有するアルキル、炭素原子
    6個までを有するアルコキシアルキル、アリール、殊に
    フエニル、及びアラルキル、殊にベンジルよりなる群か
    らの2個の同一もしくは相異なる置換基で置換されてい
    るか、或いは該アミノ基は窒素原子と一緒になって2個
    の基が5員ないし7員の複素環式環を形成するように置
    換されていてもよく、該環は更にヘテロ原子として、酸
    素もしくは硫黄またはN−アルキル/フエニル基を含む
    ことができ、R2及びR4は同一もしくは相異なるものであ
    ることができ、水素或いは、好ましくは、炭素原子4個
    までを有する直鎖状もしくは分枝鎖状の随時置換されて
    いてもよいアルキル、フエニルまたはベンジル基を表わ
    し、 R6はアルキルまたはアラルキルを表わし、そして (*)で示す炭素原子における立体配置は均一として定
    義する、 で示される化合物(そのプロトトロピー型を含む)を、
    適当ならば適する溶媒の存在下において、一般式(II
    I) R3−NH2 (III) 式中、R3は水素或いは炭素原子4個までを有するアキラ
    ルな直鎖状もしくは分枝鎖状のアルキル基、フエニル基
    またはベンジル基を表わす、 で示されるアミンまたはその酸付加塩と反応させること
    を特徴とする一般式(I) 式中、基R、R1、R2、R3、R4及びR5は上記の意味を有す
    る、 で示される光学的に活性な1,4−ジヒドロピリジン−
    ジカルボン酸エステルの製造方法。
  2. 【請求項2】硫酸−,塩化−、炭酸−、重炭酸−、酢酸
    −及びシユウ酸アンモニウム及び−メチルアンモニウム
    よりなる群から一般式(III)の化合物の酸付加塩を用
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。
  3. 【請求項3】反応を不活性有機溶媒の存在下において0
    乃至150℃間の温度で行う特許請求の範囲第1項又は
    第2項記載の方法。
  4. 【請求項4】一般式(I)の化合物の光学的対掌体をク
    ロマトグラフイーによって精製する特許請求の範囲第1
    〜3項のいずれかに記載の方法。
JP60133149A 1984-06-22 1985-06-20 光学的に活性な1,4‐ジヒドロピリジン類の製造方法 Expired - Lifetime JPH0635438B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3423105.6 1984-06-22
DE19843423105 DE3423105A1 (de) 1984-06-22 1984-06-22 Verfahren zur herstellung optisch aktiver 1,4-dihydropyridine

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114159A Division JPH0641063A (ja) 1984-06-22 1993-04-19 ピロリジン誘導体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6112663A JPS6112663A (ja) 1986-01-21
JPH0635438B2 true JPH0635438B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=6238924

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60133149A Expired - Lifetime JPH0635438B2 (ja) 1984-06-22 1985-06-20 光学的に活性な1,4‐ジヒドロピリジン類の製造方法
JP5114159A Pending JPH0641063A (ja) 1984-06-22 1993-04-19 ピロリジン誘導体

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114159A Pending JPH0641063A (ja) 1984-06-22 1993-04-19 ピロリジン誘導体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4703119A (ja)
EP (1) EP0166296B1 (ja)
JP (2) JPH0635438B2 (ja)
AT (1) ATE37873T1 (ja)
DE (2) DE3423105A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4920225A (en) * 1986-12-22 1990-04-24 Laboratoires Syntex S.A. Resolution of 1,4-dihydropyridine derivatives
WO1988007531A1 (en) * 1987-03-27 1988-10-06 Byk Gulden Lomberg Chemische Fabrik Gmbh New optically active compounds
EP0353238A1 (de) * 1987-03-27 1990-02-07 Byk Gulden Lomberg Chemische Fabrik Gmbh Neue zwischenprodukte und verfahren
DE4443168A1 (de) * 1994-12-05 1996-06-13 Bayer Ag Neues hochselektives Verfahren zur Herstellung von enantiomerenreinen phenylsubstituierten 1,4-Dihydropyridin-3,5-dicarbonsäurederivaten

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2935451A1 (de) * 1979-09-01 1981-03-19 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Optisch aktive 1,4-dihydropyridine, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als arneimittel

Also Published As

Publication number Publication date
EP0166296A2 (de) 1986-01-02
JPH0641063A (ja) 1994-02-15
ATE37873T1 (de) 1988-10-15
US4703119A (en) 1987-10-27
EP0166296B1 (de) 1988-10-12
JPS6112663A (ja) 1986-01-21
EP0166296A3 (en) 1987-05-27
DE3565535D1 (en) 1988-11-17
DE3423105A1 (de) 1986-01-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0071819B1 (de) Dihydropyridine mit positiv inotroper Wirkung, neue Verbindungen, ihre Verwendung in Arzneimitteln und Verfahren zu ihrer Herstellung
JPH02348B2 (ja)
CS228506B2 (en) Method for the production of optical active ester of 1,4-dihydropyridincarboxyl acid
EP0060674A1 (en) Dihydropyridine anti-ischaemic and antihypertensive agents, processes for their production, and pharmaceutical compositions containing them
JPS62192359A (ja) 1,4−ジヒドロピリジン化合物の製法
US4920225A (en) Resolution of 1,4-dihydropyridine derivatives
EP0239186A1 (en) Antihypertensive reduced pyridyl derivatives
DE3130041A1 (de) Dihydropyridine mit positiv inotroper wirkung, neue verbindungen, ihre verwendung in arzneimitteln und verfahren zu ihrer herstellung
JPH0635438B2 (ja) 光学的に活性な1,4‐ジヒドロピリジン類の製造方法
JPH0629244B2 (ja) 1,4−ジヒドロピリジン誘導体
US5328931A (en) N-alkylated 1,4-dihydropyridinedicarboxylic acid esters
US4806544A (en) Asymmetrical ester derivatives of 1,4-dihydrophyridine-3,5-dicarboxylic acid
EP0488345B1 (en) Optically active 1,4-Dihydropyridine derivatives and methods of producing the same
JP2007084567A (ja) フエニル−置換1,4−ジヒドロピリジン類
JPH02169572A (ja) ジヒドロピリジンアミド及びその生理学的に許容し得る塩
JPS62145064A (ja) 新規なフツ素含有1,4−ジヒドロピリジン類
JP2664941B2 (ja) 1,4―ジヒドロピリジン化合物
JPH02349B2 (ja)
HU193786B (en) Process for producing dihydropyridine derivatives
Kilcigil et al. Studies on the synthesis of some dihydropyridine derivatives possessing calcium antagonistic activity
JP3891500B2 (ja) 鏡像異性体的に純粋なフエニル−置換された1,4−ジヒドロピリジン−3,5−ジカルボン酸誘導体の新規な高度に選択的な製造方法
JP2005289894A (ja) ジヒドロピリジン誘導体の製造法
US5696268A (en) 1, 4-Dihydropyridine derivatives and methods of producing the same
JPH07126251A (ja) 1、4−ジヒドロピリジンモノカルボン酸類の製造方法
JPH072774A (ja) ジヒドロピリジン誘導体、その製造法、該誘導体を含有する医薬組成物および高血圧症の治療薬の製造を目的とする該誘導体の使用方法