JPH0635392A - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

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JPH0635392A
JPH0635392A JP4191782A JP19178292A JPH0635392A JP H0635392 A JPH0635392 A JP H0635392A JP 4191782 A JP4191782 A JP 4191782A JP 19178292 A JP19178292 A JP 19178292A JP H0635392 A JPH0635392 A JP H0635392A
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image
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JP4191782A
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English (en)
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Takakazu Aritake
敬和 有竹
Masayuki Kato
雅之 加藤
Manabu Ishimoto
学 石本
Nobuko Sato
宣子 佐藤
Masahito Nakajima
雅人 中島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/04Processes or apparatus for producing holograms
    • G03H1/08Synthesising holograms, i.e. holograms synthesized from objects or objects from holograms
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03HHOLOGRAPHIC PROCESSES OR APPARATUS
    • G03H1/00Holographic processes or apparatus using light, infrared or ultraviolet waves for obtaining holograms or for obtaining an image from them; Details peculiar thereto
    • G03H1/26Processes or apparatus specially adapted to produce multiple sub- holograms or to obtain images from them, e.g. multicolour technique
    • G03H1/268Holographic stereogram

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Holo Graphy (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、複数の2次元画像をもとに立体像
を表示する立体像表示装置に関し、動画の可能な立体表
示装置を実現することを目的とする。 【構成】 視方向の異なる2次元画像群から、ホログラ
ム上の位相分布を計算する位相計算部13と、この位相
計算部13によって計算した位相分布をもとに、再生光
について当該位相分布の光学的波面に変換する位相表現
部14とを備え、この位相表現部14によって変換され
た光学的波面によって立体像を表示するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の2次元画像をも
とに立体像を表示する立体像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、立体視のできる表示装置の種々な
研究開発が行われている。従来の立体表示装置は、メガ
ネ方式に代表される2眼式のものであり、左右の眼に異
なる映像を見せ両眼輻輳や両眼視差により立体感を得る
システムである。
【0003】また、2眼式の延長として多眼式のレンテ
ィキュラ方式があるが、立体視の原理は2眼式と同様で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような方式では、
観察者が左右に頭を動かしても観察される立体像に差異
が生じないため、不自然な立体像しか見ることができな
かった。
【0005】これらの欠点を無くすものとして、ホログ
ラフィック・ステレオグラム方式が挙げられる。ホログ
ラフィック・ステレオグラムは、視差を含んだ2次元の
映像を垂直方向に細長いスリット状のセグメントホログ
ラムに記録し、水平方向に多数配置するため、観察者が
頭を左右に動かしても自然の立体感を得ることができ
る。また、垂直方向の視差を含んだホログラフィック・
ステレオグラムもある。
【0006】しかしながら、従来のホログラフィック・
ステレオグラムは、フィルムに記録したものであり、リ
アルタイムに表示できるシステムがなかった。本発明
は、これらの問題を解決するため、動画の可能な立体表
示装置を実現することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、入力部1
1は、2次元画像を取り込むものである。
【0008】画像サイズ変換部12は、2次元画像を拡
縮および座標移動を行うものである。位相計算部13
は、2次元画像群から位相分布を計算するものである。
【0009】位相表現部14は、計算した位相分布をも
とに再生光を変調するものである。補間画像生成部21
は、2次元画像群から補間した2次元画像を生成するも
のである。
【0010】
【作用】本発明は、図1に示すように、位相計算部13
が視方向の異なる2次元画像群から、ホログラム上の位
相分布を計算し、位相表現部14がこれら計算した位相
分布をもとに、再生光について当該位相分布の光学的波
面に変換し、この変換された光学的波面によって立体像
を表示するようにしている。
【0011】この際、視方向の異なる2次元画像群とし
て、物体に対して複数の位置から撮影した2次元画像群
を生成するようにしている。また、補間画像生成部21
が物体に対して任意の位置から撮影した2次元画像をも
とに位置を補間してその位置での2次元画像を生成する
ようにしている。
【0012】また、物体に対して任意の位置から撮影し
た2次元画像をもとに3次元情報を生成し、この3次元
情報から2次元画像を生成するようにしている。また、
画像サイズ変換部12が視方向の異なる2次元画像群に
ついて、拡縮および座標移動し、この拡縮および座標移
動した後の2次元画像群を用いて位相計算などするよう
にしている。
【0013】また、位相計算部13が視方向の異なる2
次元画像群のうち、2次元画像からホログラムのセグメ
ントについて位相分布を順次計算するようにしている。
また、位相計算部13が視方向の異なる2次元画像群の
うち、2次元画像から位相分布を順次計算する際に、指
定した仮想開口(光束の広がり)で定まるホログラム上
の領域についてのみ位相分布を計算するようにしてい
る。
【0014】また、位相計算部13が視方向の異なる2
次元画像群のうち、2次元画像からホログラムのセグメ
ントについて位相分布を順次計算する際に、指定した視
域(視角の広がり)内の2次元画像についてのみ位相分
布を計算するようにしている。
【0015】また、位相計算部13が視方向の異なる2
次元画像群のうち、画像データの存在する画素について
のみ、位相計算を行うようにしている。また、位相表現
部14として、再生光の位相を空間的に変調あるいは光
の振幅を変調した光学的波面によって立体像を表示する
ようにしている。
【0016】また、視方向の異なる2次元画像群とし
て、複数の色(例えばR、G、B)のそれぞれの2次元
画像群とし、位相計算、位相表現してカラー画像を表示
するようにしている。
【0017】従って、視方向の異なる2次元画像群から
位相計算して位相分布を求め、この位相分布をもとに再
生光を変調して当該位相分布の光学的波面に変換し、リ
アルタイムに立体像(カラー立体像)を表示することが
可能となる。
【0018】
【実施例】次に、図1から図41を用いて本発明の実施
例の構成および動作を順次詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の1実施例構成図を示す。
ここで、位相分布を計算するために必要な枚数の2次元
画像を得る方法により、図1の(a)、(b)、(c)
の3つに分類したものである。
【0020】図1の(a)は、多眼入力の場合の構成図
を示す。これは、後述する図2から図4で説明するよう
に、位相分布を計算するために必要な2次元画像を、複
数のカメラから得る場合のものである。
【0021】図1の(a)において、入力部11は、物
体の複数の2次元画像を取り込むものであって、例えば
図3に示すように配置した複数のカメラから物体31の
複数の2次元画像を取り込むものである。
【0022】画像サイズ変換部12は、2次元画像を拡
大、縮小したり、座標移動したりなどするものである。
位相計算部13は、2次元画像群から位相分布を計算す
るものである(後述する)。
【0023】位相表現部14は、計算した位相分布をも
とに再生光を変調して、立体像を表示するものである。
照明部15は、再生光を発生して位相表示器(空間光変
調素子)などに照射して、立体像を表示するためのもの
である。
【0024】以上の構成により、複数のカメラによって
撮影した複数の2次元画像群を入力部11により取り込
み、必要に応じて画像サイズ変換部12が拡縮および座
標移動を行い、次に位相計算部13がこれらの2次元画
像群から位相計算して位相分布を求め、この位相分布に
従って位相表現部14で照明部15からの再生光を位相
変調し、リアルタイムで立体像を表示するようにしてい
る。
【0025】図1の(b)は、補間画像生成の場合の構
成図を示す。これは、後述する図5から図9で説明する
ように、位相分布を計算するために必要な2次元画像
を、任意位置の2次元画像をもとに補間画像を生成して
必要な数の2次元画像を得る場合のものである。ここ
で、画像サイズ変換部12、位相計算部13、位相表現
部14および照明部15は、図1の(a)のものと同様
であるので説明を省略する。
【0026】図1の(b)において、入力部11は、物
体の任意の位置の2次元画像を取り込むものであって、
例えば図6や図7に示すように任意の位置に配置したカ
メラから物体31の2次元画像を取り込むものである。
【0027】補間画像生成部21は、入力部11によっ
て取り込んだ任意の位置の2次元画像をもとに、位置お
よび画像を補間して2次元画像を生成するものである
(図5を用いて後述する)。
【0028】以上の構成により、カメラによって撮影し
た任意位置の2次元画像群を入力部1により取り込み、
位置および画像の補間を行って必要な枚数の2次元画像
を生成し、必要に応じて画像サイズ変換部12が拡縮お
よび座標移動を行い、次に位相計算部13が位相計算し
て位相分布を求め、この位相分布に従って位相表現部1
4で照明部15からの再生光を位相変調し、リアルタイ
ムで立体像を表示するようにしている。
【0029】図1の(c)は、奥行き情報入力の場合の
構成図を示す。これは、後述する図10および図11で
説明するように、位相分布を計算するために必要な2次
元画像を、任意位置の2次元画像および奥行き値をもと
に必要な数の2次元画像を得る場合のものである。ここ
で、位相計算部13、位相表現部14および照明部15
は、図1の(a)のものと同様であるので説明を省略す
る。
【0030】図1の(c)において、入力部11は、物
体の任意の位置の2次元画像を取り込むものであって、
例えば図11で後述するように、任意の位置に配置した
カメラから物体31の2次元画像を取り込むものであ
る。
【0031】奥行き情報算出部22は、入力部11によ
って取り込んだ2次元画像上の物体の奥行き情報を3角
測量や直接に算出するものである。座標変換部23は、
任意の位置の2次元画像上の同一物体の位置から奥行き
情報を3角測量や直接に算出したりして3次元情報を得
るものである。
【0032】2次元画像生成部24は、3次元情報から
必要な枚数の2次元画像を生成するものである。隠線
(面)処理部25は、CGなどで3次元情報から生成し
た2次元画像の隠線(隠面)処理(見えない部分の線、
面を消去する処理)を行うものである。
【0033】以上の構成により、カメラによって撮影し
た任意位置の2次元画像を入力部11により取り込み、
この2次元画像と奥行き情報をもとに3次元情報を生成
し、この3次元情報から必要な枚数の2次元画像を生成
した後、位相計算部13が位相計算して位相分布を求
め、この位相分布に従って位相表現部14で照明部15
からの再生光を位相変調し、リアルタイムで立体像を表
示するようにしている。
【0034】以下順次詳細に説明する。まず、図2から
図4を用い、図1の(a)の構成の動作を詳細に説明す
る。図2において、S1は、多眼の各撮像素子の信号の
取り込みを行う。これは、例えば図3の(b)の多眼の
各カメラのCCDの各素子から物体31を撮影した信号
を順次取り込み、位相計算に必要なn枚の2次元画像を
得る。
【0035】S2は、座標変換する。これは、S1で取
り込んだ位相計算に必要なn枚の2次元画像について、
移動したり、拡大/縮小したりして画面上で適切な大き
さになるようにする。
【0036】以上によって、カメラからそれぞれ取り込
んで必要なn枚の2次元画像を生成し、位相計算する準
備ができたこととなる。図3は、本発明の2次元画像の
生成例を示す。
【0037】図3の(a)は全体配置を示す。ここで
は、物体31から距離Lのカメラ群位置32に2次元的
に複数のカメラを図示のように配置する。図3の(b)
は、複数のカメラ配置を示す。カメラは、図3の(a)
のカメラ群位置32に、当該図3の(b)に示すよう
に、2次元的に複数のカメラ(ここでは、n台)を配置
する。この配置したn台のカメラで物体31を一斉に撮
影し、n枚の2次元画像群を生成し、位相計算に必要な
枚数の2次元画像群を得る。
【0038】図4は、本発明の2次元画像の変換説明図
を示す。これは、立体像の大きさ、位置を適切なものに
するために、2次元画像の拡大、縮小、移動を行うとき
の説明図である。立体像の大きさ、位置を変えること
は、物体の3Dデータを取り込む既述した図1の(c)
の方法では、物体データの座標位置を変化させることに
より、物体の拡大/縮小や距離の変換が行える。これに
対して、物体の3Dデータを持たない既述した図1の
(a)や(b)の場合には、2次元画像から立体像の大
きさや位置を以下のようにして変化させる。
【0039】図4の(a)は画像を表示する面Sと、画
像入力面S0(画像を入力する位置)の関係を示す。図
4の(b)は画像を表示する面Sと、位相分布表示面
(画像入力面S0と同一)の関係を示す。物体(対象)
が存在する空間に原点Oを定めると、入力した2次元画
像内に原点Oの対応位置が存在する。簡単のため、S上
の画像を矢印で示す。S0上の異なる点P0(原点Oを視
野の中央に見込む点)、Piで対象物体の2次元画像を
取り込むと、Piでは角度θi分だけ中央からはずれた位
置に原点が位置する。画像を拡大する場合には、原点O
を中心に像を拡大し、それをもとに位相計算を行う。図
4の(b)は、像(2次元画像)を(a)の2倍に拡大
した様子を示すが、点P0、Piから像を見込む角度は変
わらないため、視差画像に矛盾が生じない。原点は、例
えば見る方向によらず位置が定まるシャープなエッジ上
になる。
【0040】また、物体の位置を平行移動させることに
より、必要な物体に注目して拡大、縮小が可能となる。
以上によって、2次元画像を拡大、縮小、移動すること
により、立体像の大きさおよび位置を自由に変化させる
ことができる。
【0041】次に、図5から図9を用い、画像補間して
必要な枚数の2次元画像を生成するときの動作を説明す
る(図1の(b))。図5において、S11は、複数枚
の2次元画像の取り込みを行う(図7参照)。これによ
り、位相計算に必要な枚数よりも少ない、m枚の2次元
画像を取り込む。
【0042】S12は、隣接する2次元画像間の対応点
の検出を行う。これは、2次元画像間の画像の位置の補
間を行うために、隣接する2次元画像間の対応点の検
出、例えばパターンマッチングを行って最も類似してい
る所定領域の中心を対応する点と検出する。
【0043】S13は、各2次元画像での対応点の重心
距離の算出を行う。S14は、補間を行う。この補間
は、S13で算出した重心距離の分割(例えば後述する
β:αで分割)を行い、分割した各点で補間後の2次元
画像を生成する(図8、図9参照)。これにより、2次
元画像をm枚から、位相計算に必要なn枚に補間する。
【0044】S15は、座標変換(移動と拡縮)する。
これは、立体像で適切な大きさおよび位置となるよう
に、n枚の2次元画像について、既述した拡大、縮小、
移動を行う。
【0045】以上によって、任意の位置から撮影した物
体のm枚の2次元画像をもとに、補間して位相計算に必
要なn枚の2次元画像を生成することが可能となる。以
下補間について詳細に説明する。
【0046】図6は、本発明のカメラ配置図を示す。図
6の(a)は、上から見た図を示す。図6の(b)は、
横から見た図を示す。これら図6の(a)、(b)に示
すように、4台のカメラの光軸が平行になるように配置
する。
【0047】図7は、図6のカメラによる画像例を示
す。これは、図6に示すようにカメラを水平方向および
垂直方向に配置したときに、各カメラで撮影したときの
画像1、画像2、画像3、画像4を模式的に示す。ここ
で、物体の面を(a)、(b)、(c)と図示のように
する。
【0048】図8を用い、図7の水平方向の画像1、画
像2を例に水平方向の補間について説明する。これは、
同じ高さに配置したカメラ2台によって物体を撮影した
ときに、対応点を求めてその間をβ:αで分割し、補間
した2次元画像を生成する場合のものである。
【0049】L1:画像1上で物体の面a、bの距離a
1、b1をそれぞれ求める。 L2:画像2上の物体の面a、bの距離a2、b2をそ
れぞれ求める。 L3:L1の画像1上の物体の面aの距離a1の重心
と、画像2上の物体の面aの距離a2の重心との間の距
離を求め、この距離を補間しようとするβ:αで分割
し、この分割した位置に画像を補間した値a3(=a1
×(β/(α+β))+a2×(β/(α+β))を求
める。
【0050】L3’:L3と同様にして、L1の画像1
上の物体の面bの距離b1の重心と、画像2上の物体の
面bの距離b2の重心との間の距離を求め、この距離を
補間しようとするβ:αで分割し、この分割した位置に
画像を補間した値b3(=b1×(β/(α+β))+
b2×(β/(α+β)))を求める。
【0051】L3'':L3とL3’で補間したものを合
成し、求める補間後の2次元画像を生成する。 図8の(c)は、水平方向の補間画像をイメージ的に表
示したものである。ここで、画像1が図8の(a)のL
1に対応し、画像2が図8の(a)のL2に対応し、補
間画像が図8の(a)のL3’’に対応している。
【0052】以上によって、水平方向の画像1と画像2
からβ:αに補間した画像(2次元画像)を生成するこ
とが可能となる。図9を用い、図7の垂直方向の画像
1、画像3を例に垂直方向の補間について説明する。こ
れは、垂直方向に配置したカメラ2台によって物体を撮
影したときに、対応点を求めてその間をβ:αで分割
し、補間した2次元画像を生成する場合のものである。
【0053】M1:画像1上で物体の面a、cの距離a
1、c1をそれぞれ求める。 M2:画像3上の物体の面a、cの距離a2、c2をそ
れぞれ求める。 M3:M1の画像1上の物体の面aの距離a1の重心
と、画像2上の物体の面cの距離c2の重心との間の距
離を求め、この距離を補間しようとするβ:αで分割
し、この分割した位置に画像を補間した値a3(=a1
×(β/(α+β))+a2×(β/(α+β))を求
める。
【0054】M3’:M3と同様にして、M1の画像1
上の物体の面cの距離c1の重心と、画像3上の物体の
面cの距離c2の重心との間の距離を求め、この距離を
補間しようとするβ:αで分割し、この分割した位置に
画像を補間した値c3(=c1×(β/(α+β))+
c2×(β/(α+β))を求める。
【0055】M3'':M3とM3’で補間したものを合
成し、求める補間後の2次元画像を生成する。 図9の(c)は、垂直方向の補間画像をイメージ的に表
示したものである。ここで、画像1が図9の(a)のM
1に対応し、画像3が図9の(a)のM2に対応し、補
間画像が図9の(a)のM3’’に対応している。
【0056】以上によって、垂直方向の画像1と画像3
からβ:αに補間した画像(2次元画像)を生成するこ
とが可能となる。次に、図10および図11を用い、奥
行き情報をもとに3次元情報を生成し、この3次元情報
から必要な枚数の2次元画像を生成する場合の動作を詳
細に説明する。
【0057】図10は、本発明の奥行き情報入力のフロ
ー図を示す。図10において、S21は、隣接する2次
元画像の取り込みを行う。S22は、カメラ間隔の取り
込みを行う。
【0058】S23は、対応点の検出を行う。これは、
S21で取り込んだ隣接する2次元画像について、パタ
ーンマッチングを行って対応点を検出する。S24は、
各対応点毎に、奥行き情報を算出する。これは、隣接す
る2次元画像の対応点の座標、カメラ間隔をもとに3次
元座標(X、Y、Z)を算出する。
【0059】S25は、対応点について全て終わりか判
別する。YESの場合には、S26に進む。一方、NO
の場合には、次の対応点について、S24を繰り返す。
S26は、求めた奥行き情報(X、Y、Z)の移動、拡
縮を行う。これは、既述したように、立体像の大きさ、
位置を所望の大きさ、位置にするためである。
【0060】S27は、2次元画像の生成および隠線
(面)処理を行う。これは、S26で生成した物体の3
次元情報をもとに、複数の方向から見た位相計算に必要
な枚数の2次元画像を生成すると共に、Zバッファ法に
より隠線(隠面)処理を行う。
【0061】以上によって、隣接する2次元画像をもと
に3次元情報を算出し、この3次元情報から位相計算に
必要な枚数の複数の角度からの2次元画像を生成するこ
とが可能となる。
【0062】図11は、本発明の奥行き説明図を示す。
図11の(a)は、三角測量の原理を示す。これは、三
角測量の原理を使用して、2次元画像から奥行き情報を
算出する原理を示す。図示のようにカメラ位置、向き、
レンズ中心が判明している場合、空間中の点Pは画面1
上では点p1に映り、画面2上では点p3に映る。点
1、点p3の画面上の位置が分かると、三角測量の原理
により点Pの3次元位置を直線F11と、直線F23
交点として求めることができる。即ち奥行き情報を求め
ることができる。ここで、画面1、2、3は、それぞれ
見やすくるために模式的に表示している。2枚の画像の
対応点の求め方を以下に記載する。
【0063】両眼視の場合、対応点は必ずF1、F2、p
1の3点によって定まる視線面と画面2との交線として
求まる直線l(視線像)上にある。そこで、点p1の対
応点の探索は、画面2の直線l上のみの探索で済むこと
となる。特に図11の(a−2)のように2台のカメラ
の光軸が互いに平行で、かつ2つのカメラのレンズ中心
を通る線(基線F12)に対して垂直であり、基線と画
面の水平軸(X軸)が平行となる場合、視線像がカメラ
の走査線と一致するため、対応点探索が容易となる。こ
の場合の3次元データ作成手順を示す。まず、領域分
割、エッジ抽出、線検出などの各種画像処理を行う。そ
して、画面1において直線l1上に映される物体は画面
2においても全て直線l2上に映されるという拘束条件
のもとに相関により対応点を求める。視線像上に同じよ
うな特異点が存在し、対応点の候補を絞りきれないとき
は、特徴照合法、疎密法、大局的な性質を利用して対応
づけを用いて信頼性を高める。
【0064】また、図11の(b)に示すように、カメ
ラを3台使い、これにより生じる幾何学的な拘束を利用
する3眼視の方法も、信頼性を向上させることができ
る。2眼の上記拘束条件のみでは直線l2上に点Qもq2
として映されるため、点p1の対応点としてp2とq2
2点の候補が挙がり同定できない。しかし、3台目のカ
メラを使うと、画面3においてもp3が直線l2、m3
交点になるという限定ができるので、p2を対応点とし
て決定できる。このようにして対応点を求めた後、上述
した三角測量の原理により、3次元データを求める。こ
のように求められた3次元情報を用い、任意の方向から
の2次元画像を容易に得ることができる。
【0065】図12は、本発明の位相計算フロー図(フ
レネルホログラム)を示す。図12において、S31
は、あるセグメントホログラムと対応する2次元画像に
着目する。
【0066】S32は、必要に応じて、視域から2次元
画像領域の制限を行う。これは、必要に応じて、位相計
算量を削減するために、後述する図21に示すように、
視域の範囲内の2次元画像領域についてのみ位相計算を
行うように制限する。
【0067】S33は、2次元画像の画素毎に、画像デ
ータ有りか判別する。これは、位相計算を行う前に、画
像データがありか判別して位相計算量を削減する。ここ
で、2次元画像の画素の画像データがあった場合には、
YESとなり、S34で2次元画像の画素毎に2次元画
像の画素とセグメントホログラム上の全画素との位相計
算を行い、S35に進む。一方、S33でNOの場合に
は、画像データがないので、位相計算をスキップしてS
35に進む。
【0068】S35は、2次元画像上の全ての画素、す
べてが終わったか判別する。YESの場合には、2次元
画像上の全ての画素とセグメントホログラム上の全画素
との位相計算が終了したので、S36に進む。一方、N
Oの場合には、次の2次元画像上の画素について、S3
3以降を繰り返す。
【0069】S36は、セグメントホログラムの全て終
わりか判別する。YESの場合には、終了する(EN
D)。NOの場合には、次のセグメントホログラムにつ
いて、S31以降を繰り返し行う。
【0070】以上によって、セグメントホログラム毎に
2次元画像上の全画素とセグメントホログラム上の全画
素との位相計算を行うことを、全てのセグメントホログ
ラムについて繰り返し行うことにより、ホログラフィッ
クステレオグラムに必要な位相計算を行うことが可能と
なる。以下具体例について図13から図17を用いて順
次詳細に説明する。
【0071】図13は、本発明のホログラムの説明図を
示す。図13の(a)は作成を示し、図13の(b)は
再生を示す。ここで、ホログラムは、1つのレーザ光を
2つに分割し、一方のレーザ光を物体に照射して散乱し
たレーザ光(物体光)と、もう一方のレーザ光(参照
光)の2光束干渉により得られる。参照光と物体光の波
面をR・exp(jφr)、O.exp(jφ0)とする
と、ホログラムの露光強度IHは、 IH=R2+O2+2R・O・cos(φ0−φr) (式1) となる。ホログラムを現像する場合には、この露光強度
Hに比例した振幅、位相の変化がホログラムに起こ
る。電子的にホログラムを作成するには、光の振幅や位
相の変化できるデバイス(後述する表示位相器)が必要
となる。
【0072】こうして作成したホログラムの参照光と同
じ波面を入射し、ホログラムを再生する。上記露光強度
Hのうち、物体光の再生に寄与するのは第3項のみで
あるので、第3項について考えると、ホログラムからの
透過光Tは、 T=IH・R・exp(jφr) ∝2・O・cos(φ0−φr)・exp(jφr) =O・exp(jφ0)+O・exp(−j(φ0−2・φr)) となる。第1項は物体からの波面が再生されたことを示
し、第2項は物体光の共役波を示している。
【0073】以上により、ホログラムの位相計算は、2
・R・O・cos(φ0−φr)のみ計算すれば良いこと
となる。図14は位相計算説明図(フレネルホログラ
ム)を示し、図15は位相計算説明図(イメージホログ
ラム)を示す。
【0074】今、参照光をホログラムに垂直に入射する
平面波とすると、場所による強度変化がないので、Rを
無視することができる。また、φ=0として扱える。物
体のあるサンプリングポイント(xi,yi,zi)上の
輝度(散乱度)をIiとしたときのホログラム上
(xh1,yh2)の露光強度は、 となる。ここで、kは使用するレーザ光の波数である。
【0075】フレネルタイプホログラムの場合、物体か
ら到達する光は、ホログラム全体に到達するので、上記
計算をホログラム領域全体に渡って行う必要がある。こ
れに対して、図15のイメージホログラムの場合は、仮
想開口と物体のサンプリング点の間でしか光が到達しな
いので、上記計算を行う領域が限定される。記録する物
体が3次元物体の場合、ソリッドモデルの生成には、隠
線・隠面処理が必要となるが、2次元画像の場合には、
位相計算に隠線・隠面処理は必要とならない。2次元画
像とホログラフィック・ステレオグラムを構成するセグ
メントホログラムの関係を図16の(a)、(b)に示
す。
【0076】図16の(a)は垂直水平方向に視差を持
つホログラフィック・ステレオグラムの例を示す。図1
6の(b)は水平方向に視差を持つホログラフィック・
ステレオグラムの例を示す。各セグメントホログラムに
は、対応するカメラ位置で得られる1枚の2次元画像が
記録されることとなる。
【0077】また、図17に示すように、各ホログラフ
ィック・ステレオグラムから再生される像をもとにホロ
グラムを作成する場合、即ちイメージ化したホログラフ
ィック・ステレオグラムの場合、2次元画像のホログラ
ム全体に角度分布を持って記録されることとなる。図1
7の(a)は撮影カメラの光軸が1点で交わる時の様子
を示す。図17の(b)は撮影カメラの光軸が平行のと
きの様子を示す。
【0078】図18は、本発明の位相計算フロー図(イ
メージホログラム)を示す。図18において、S41
は、あるセグメントホログラムと対応する2次元画像に
着目する。そして、仮想開口の設定を行う。これらは、
例えば図19の(a)、(b)に示すように、あるセグ
メントホログラムと、対応する2次元画像に着目すると
共に、仮想開口(光束の広がり)の設定を行う。
【0079】S42は、2次元画像の画素毎に、画像デ
ータ有りか判別する。YESの場合には、画像データあ
ったので、S43で2次元画像の画素毎に、2次元画像
の画素と仮想開口から定まるホログラム上の領域につい
て位相計算を行い、S44に進む。一方、S42でNO
の場合には、2次元画像上の画素に画像データがなかっ
たので、位相計算をスキップしてS44に進む。
【0080】S44は、2次元画像上の画素、すべて終
わりか判別する。YESの場合には、2次元画像上の全
ての画素について位相計算を終わったので、S45に進
む。一方、NOの場合には、次の2次元画像上の画素に
ついて、S42以降を繰り返す。
【0081】S45は、セグメントホログラムすべてが
終わったか判別する。YESの場合には、終了する。N
Oの場合には、次のセグメントホログラムについて、S
41以降を繰り返す。
【0082】以上によって、例えば図19の(a)に示
すように、ホログラムのセグメントについて2次元画像
の全ての画素のうち画像データありのものについて、仮
想開口から定まるホログラム上の領域のみについて位相
計算を行う。
【0083】図19は、本発明のイメージホログラムの
位相計算例を示す。図19の(a)は、イメージホログ
ラムの外観を示す。図19の(b)は仮想開口(光束の
広がり)とホログラム上の対応する領域の関係を示す。
【0084】ここで、仮想的なセグメントホログラムの
開口に対応する2次元画像を位相計算するホログラムの
近傍に図示のように配置する。2次元画像からホログラ
ムに到達する交線は、仮想開口を通る交線である。従っ
て、記録する2次元画像の各画素毎に開口による光束の
広がりを計算し、この光束が到達するホログラム上での
位置に対してのみ位相計算を行う。イメージ化されたも
のとそうでないものとの位相分布の差は、位相分布計算
の差だけで、表示するデバイスに左右されない。
【0085】図20は、本発明の計算量の低減説明図
(その1)を示す。これは、2次元画像上の物体の像
(画像データ)が存在している領域についてのみ、位相
計算を行い、位相計算する2次元画像の画素数を削減
し、位相計算の高速化を図る。
【0086】図21は、本発明の計算量の低減説明図
(その2)を示す。これは、セグメントホログラムの場
合であり、観察者が立体を見ることができる視域から定
まる領域のみについて位相計算を行う。これにより、2
次元画像上の位相計算の対象とする画素数が低減するこ
とができる。
【0087】次に、図22から図41を用い、立体像の
表示について詳細に説明する。図22は、本発明の表示
フロー図を示す。図22において、S51は、位相分布
情報の取り込みを行う。これは、既述した2次元画像か
ら算出した位相分布情報の取り込みを行う。
【0088】S52は、ディスプレイドライバへの転送
を行う。これは、図23に示すように、位相分布情報を
ディスプレイドライバ26に転送する。S53は、ディ
スプレイドライバ26が位相表示器27を駆動する。
【0089】S54は、位相分布の表示及び照明する。
これは、S53でディスプレイドライバ26が位相表示
器27を駆動し、照射された再生光の位相変調を行い、
使用者が再生立体像を観察する。そして、次の画面につ
いて繰り返し行う。
【0090】図23は、本発明の再生システム例を示
す。図23において、ディスプレイドライバ26は、位
相分布情報をもとに、位相値を表示する微小な画素を2
次元的に多数配列した位相表示器27を駆動するもので
ある。
【0091】位相表示器27は、再生光を位相変調し、
使用者が立体像を観察できるようにするものである(図
24から図27参照)。次に、動作を説明する。
【0092】(1) 計算機によって2次元画像から位
相計算された位相分布情報をディスプレイドライバ26
に供給する。 (2) ディスプレイドライバ26が位相分布情報をも
とに位相表示器27を駆動し、再生光を位相変調する。
これにより、使用者は立体像を観察することができる。
【0093】図24は、本発明の位相表示器例を示す。
これは、液晶を使用した位相表示器(液晶ディスプレ
イ)である。位相表示器は、転送された位相分布情報に
従ってディスレイプドライバによって液晶のそれぞれの
画素に電圧として印加する。液晶セルは、電極に印加さ
れた電圧に応じて、所定の方向(再生光が透過する方
向)に対する屈折率が変化し、照射された再生光の位相
変調された光が透過して出て行くこととなる。この位相
変調された透過光を使用者が観察することにより、立体
像を観察することができる。
【0094】図25は、本発明の振幅(強度)変調によ
る位相変調例を示す。これは、再生光の平面波を図示の
ように液晶に斜めに入射し、当該液晶の透過率を変調す
ることにより、位相変調を行うものである。
【0095】図26は、本発明の透過型ディスプレイ例
を示す。これは、再生光を液晶で作成されたディスプレ
イを透過させて位相変調を行い、変調された光を使用者
が観察し、例えば図示“リンゴ”の立体像を観察するよ
うにしたものである。
【0096】図27は、本発明の反射型ディスプレイ例
を示す。これは、表示素子の片面がミラーで反射面とな
っており、入射した再生光が当該ミラーで反射され、再
度表示素子内を伝わって出射する。これにより、表示素
子内を2回通ることから、透過型に比べて同じ位相速度
を得るために半分の厚さで良いこととなり、有利であ
る。この際、再生光用の光源をディスプレイに対して観
察者側に置く必要がある。
【0097】図28は、本発明の光書込みの位相表示器
例を示す。これは、計算機により計算した位相分布情報
を光学的に書き込み、再生光を位相変調して立体像を観
察するものである。書込み光をレーザスキャン装置でX
方向およびY方向に走査し、光書込み式の位相表示器の
各素子の電圧を制御して屈折率を位相分布情報に対応し
て変化させ、再生光を位相変調して図示のように“リン
ゴ”の立体像を観察するようにしている。この光によっ
て位相分布情報を書込みことにより、透明電極の素子に
電圧を印加して位相分布情報に対応する電圧を印加する
よりも、高い解像度を容易に得ることができる。
【0098】図29は、本発明のカラー表示フロー図
(時分割、RGB表示)を示す。図29において、S6
1は、赤成分の位相分布情報の取り込みを行う。これ
は、既述した位相計算により、赤成分の2次元画像群か
ら得た位相分布情報を取り込む。
【0099】S62は、表示処理を行う。これは、既述
した図22のS52からS54による表示処理を行う。
即ちS61で取り込んだ位相分布情報をディスプレイド
ライバへ転送し、ディスプレイドライバがR用の位相表
示器の駆動を行い、S54で再生光を照射して使用者が
立体像を観察し得るようにする。。
【0100】S63は、緑成分の位相分布情報の取り込
みを行う。S64は、表示処理を行う。S65は、青成
分の位相分布情報の取り込みを行う。
【0101】S66は、表示処理を行う。これらS63
とS64、S65とS66は、S61とS62の赤成分
と同様にして、緑成分、赤成分の光の3原色についてそ
れぞれの位相分布情報をもとに順次表示処理を行い、こ
れら表示処理後の光によってカラー立体像を観察し得る
ようにする。
【0102】以上によって、赤成分(R)、緑成分
(G)、青成分(B)に対応する2次元画像群からそれ
ぞれ位相分布情報を求め、これら位相分布情報によって
1つの位相表示器によってR、G、Bの再生光について
位相変調を順次シリアルに行い、結果としてカラー立体
像を観察し得るようにしている。
【0103】図30は、本発明のカラー表示フロー図
(RGB同時表示)を示す。図30において、S71
は、赤成分の位相分布情報の取り込みを行う。S72
は、表示処理を行う。そして、次の画面についてS71
以降を繰り返す。
【0104】S73は、緑成分の位相分布情報の取り込
みを行う。S74は、表示処理を行う。そして、次の画
面についてS71以降を繰り返す。
【0105】S75は、青成分の位相分布情報の取り込
みを行う。S76は、表示処理を行う。そして、次の画
面についてS71以降を繰り返す。
【0106】以上によって、赤成分(R)、緑成分
(G)および青成分(B)の3原色の位相分布情報をも
とに同時に並列に再生光の位相変調を行い、位相変調後
の光を合成してカラー立体像を観察し得るようにしてい
る。
【0107】図31は、本発明のカラー表示フロー図
(光書込み、時分割)を示す。図31において、S81
は、初期値の設定を行う。これは、初期値として例えば
赤成分(R)の位相分布情報を位相表示装置に書き込む
ように設定する。
【0108】S82は、位相分布情報(指定された色)
の取り込みを行う。例えば初回は赤成分(R)、2回目
は緑成分(G)、3回目は青成分(B)、以降はこれら
RGBを繰り返す。
【0109】S83は、位相分布情報のレーザスキャン
装置への転送を行う。これは、S82で指定された色の
位相分布情報をレーザスキャン装置に転送する(図28
参照)。
【0110】S84は、位相表示装置への書込みを行
う。これは、S83で転送された位相分布情報に従い、
レーザスキャン装置が書込み光を走査して光書込み式の
位相表示器に書込み、当該位相表示器の各素子に印加す
る電圧を制御して屈折率を変化させる。
【0111】S85は、位相分布の表示および照明す
る。これは、再生光を位相表示器に照射して位相変調し
た後の光について、使用者が再生立体像を観察する。S
86は、全ての色表示済か判別する。YESの場合に
は、次の画面についてS81以降を繰り返す。一方、N
Oの場合には、他の色について、S82以降を繰り返
す。
【0112】以上によって、赤成分(R)、緑成分
(G)および青成分(B)の位相分布情報をもとにレー
ザスキャン装置が光書込み式の位相表示器に書込むと共
に赤色(R)、緑色(G)および青色(B)の再生光を
同期して順次照射して位相変調を行い、これら位相変調
した後の光を使用者が観察してカラーの再生立体像を観
察することが可能となる。特にレーザスキャン装置によ
って光で位相分布情報を位相表示器に書き込んでいるた
め高速かつ高分解能でR、G、Bのカラー画像を観察す
ることができる。
【0113】図32は、本発明のカラー表示フロー図
(光書込み、RGB同時表示)を示す。図32におい
て、S91は、赤成分の位相分布情報の取り込みを行
う。
【0114】S92は、書込み表示処理を行う。これ
は、既述した図31のS83からS85の書込み表示処
理であって、ここでは、S91で取り込んだ赤成分の位
相分布情報についてレーザスキャン装置へ転送し、S8
4でレーザスキャン装置が位相表示装置(位相表示器)
に書込み、S85で表示を行う。これにより、使用者は
赤色の再生立体像を観察できる。そして、次の画面つい
て繰り返す。
【0115】同様に、S93は、緑成分の位相分布情報
の取り込みを行う。S94は、書込み表示処理を行う。
そして、次の画面について繰り返す。S95は、青成分
の位相分布情報の取り込みを行う。
【0116】S96は、書込み表示処理を行う。そし
て、次の画面について繰り返す。以上によって、赤成分
(R)、緑成分(G)および青成分(B)の位相分布情
報をもとにそれぞれのレーザスキャン装置がそれぞれの
光書込み式の位相表示器に書込むと共に赤色(R)、緑
色(G)および青色(B)の再生光を照射して位相変調
を行い、これら位相変調した後の光を合成して使用者が
観察してカラーの再生立体像を観察することが可能とな
る(図33参照)。特にRGB用のそれぞれのレーザス
キャン装置によって光でそれぞれの位相分布情報を位相
表示器に書き込んでいるため高速かつ高分解能でR、
G、Bのカラー画像を観察することができる。
【0117】図33は、本発明のカラー表示(光書込
み、RGB同時表示)を示す。ここでは、R、G、B用
のそれぞれの書込光学系、光書込式の位相表示器、再生
光を図示のように3組設け、これら3組の位相表示器に
よって位相変調された後の光を図示のようにミラー、波
長選択ミラー(G反射)、波長選択ミラー(R反射)を
配置し、合成後の各R、G、Bの再生像が一か所に重な
るように光路を調整している。これにより、右側から使
用者が観察すると、左側の再生像の位置でR、G、Bの
3原色のカラー画像が一致してカラー立体像を観察する
ことが可能となる。
【0118】図34は、本発明の光書込光学素子例を示
す。これは、図示のように光変調用の液晶を透明電極で
はさみ、右側から入射した再生光を光誘電体ミラーで反
射すると共に、左側から入射した書込み光によって光導
電膜の導電性(抵抗)を変化させて透明電極に印加する
電圧を制御して液晶の素子の屈折率を変化させる。この
構成により、左側からレーザビームなどで高速にR、
G、Bの位相分布情報に従って書込み、右側から再生光
(R、G、B)を照射して誘電体ミラー反射して出射さ
れる光が位相変調を受ける。これにより、右側から観察
者が観察することにより、カラーの立体像を観察でき
る。
【0119】図35は、本発明の投影型ディスプレイ例
を示す。これは、再生光を空間光変調器(位相表示器)
に入射し、位相分布情報に従って位相変調されて透過し
た光を、投影装置によって反射型のスクリーンに投影
(拡大投影)し、観察者が図示“リンゴ”の絵に見るよ
うに立体像を観察する。この際、スクリーンに方向性を
付与して視野を広げることが可能である。
【0120】図36は、本発明の照明用光源(再生光用
の光源)のスペクトル例を示す。これは、半導体レーザ
の波長(発光スペクトル)を示す。波長幅Wλが数ナノ
メートル以下のレーザを使用することによって、鮮明な
再生立体像を得ることができる。波長は可視域であれ
ば、利用可能であるが、ホログラムの位相分布を計算す
る段階で、再生に用いる光源の波長を考慮する必要があ
る。波長が600ナノメートル台の赤色、500ナノメ
ートル台の緑色、400ナノメートル台の青色の光を発
する半導体レーザを用いると、光の3原色を表現し、カ
ラー立体画像を再生することが可能となる。青色の半導
体レーザについては、第2高調波を利用した半導体レー
ザを用いてもよい。尚、半導体レーザの他に、再生光と
しては、半導体レーザ以外のガスレーザなど、ハロゲン
ランプの輝線、波長帯域の広い光源と光学フィルタを組
み合わせて波長帯域の狭い光を生成してもよい。
【0121】図37は、本発明の再生像の位置例を示
す。図37の(a)は、フレネルホログラムの再生像の
位置を示す。再生像がホログラム面から離れているフレ
ネル型で、距離Dが大きい程、再生光源の波長幅による
色分散の影響を受け易い。従って、この場合には、レー
ザなどの波長帯域が狭い光源の使用が望ましい。
【0122】図37の(b)は、イメージホログラムの
再生像の位置を示す。再生像がホログラム面の近傍に生
じるイメージ型は、再生光源の波長幅による色分散の影
響をうけにくため、多少波長幅が広くても鮮明な再生像
を得ることができる。ハロゲンランプの輝線(波長幅が
10ナノメートル)なども利用できる。
【0123】図38は、本発明の球面波生成手段例を示
す。ホログラムの再生光は、位相分布の計算のし易さ、
波面の実現のし易さの点で、球面波や平面波のようなき
れいな波面の光を用いるのがよい。
【0124】図38の(a)は、レーザビームを対物レ
ンズとピンホールで発散させる構成を示す。図38の
(b)は、レーザ光を光ファイバーに通し、出射時に発
散させる構成を示す。
【0125】図38の(c)は、球面波を直接に出射す
る半導体レーザを示す。尚、ハロゲンランプなどは、発
光部が広がりをもつため、理想的に点光源を作りだすこ
とが難しいため、照明距離を大きくとる工夫が必要であ
る。
【0126】図39は、本発明の表示システム例を示
す。図39の(a)は、球面波を用いて表示された位相
分布(ホログラム)を照明する構成例を示す。点光源か
らの球面波を反射型のコリメータミラーによって平行光
に変換し、ホログラム(位相表示器)に照射すると、立
体像が再生される。この際、一部の光が0次光として平
行光のまま素通りするため、遮光用のフードを設ける。
【0127】図39の(b)は、外観図を示す。位相表
示器を観察者が観察することにより、図39の(a)に
示すように再生立体像を観察できる。図39の(c)
は、0次光の出射を抑制するための立体表示部の構成例
を示す。位相表示器(ホログラム)と屈曲体を一体化し
て、位相表示器に臨界角以上の入射角度で照射するよう
に設計することにより、0次光を全反射し、外部に出射
しないようにする。
【0128】図40は、本発明の色合成(時分割)のタ
イミングチャート例を示す。カラー立体像を表示するに
は、3原色に対応するそれぞれの2次元画像群からそれ
ぞれの位相分布情報を位相計算し、これらをもとに位相
表示器によってそれぞれの色の再生光を位相変調し、カ
ラー立体像を生成する必要がある。ここでは、時分割に
色合成するときのタイミングチャートを示す。
【0129】ここでは、R、G、Bの順に光を出すタイ
ミングを調整し、これら全体を1/30秒内で行い、カ
ラー立体像を再生する。図41は、本発明の色合成(位
置分割)のタイミングチャート例を示す。これは、光を
出すタイミングのときに、R、G、Bの位相分布情報を
もとにそれぞれの位相表示器を制御して位相変調し、こ
れらを合成して一度に観察者がカラー立体像を観察する
(図33参照)。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
視方向の異なる2次元画像群から位相計算して位相分布
を求め、この位相分布をもとに再生光を変調して当該位
相分布の光学的波面に変換する構成を採用しているた
め、立体像(カラー立体像)をリアルタイムに表示する
ことができる。これにより、動画などをリアルタイムで
立体観察(カラー立体観察)することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】本発明の多眼画像入力のフロー図である。
【図3】本発明の2次元画像の生成例である。
【図4】本発明の2次元画像の変換説明図である。
【図5】本発明の補間画像生成フロー図である。
【図6】本発明のカメラ配置図である。
【図7】図6のカメラによる画像例である。
【図8】本発明の補間説明図(水平方向)である。
【図9】本発明の補間説明図(垂直方向)である。
【図10】本発明の奥行き情報入力フロー図である。
【図11】本発明の奥行き説明図である。
【図12】本発明の位相計算フロー図(フレネルホログ
ラム)である。
【図13】本発明のホログラムの説明図である。
【図14】本発明の位相計算説明図(フレネルホログラ
ム)である。
【図15】本発明の位相計算説明図(イメージホログラ
ム)である。
【図16】本発明のホログラム説明図である。
【図17】本発明のホログラム説明図である。
【図18】本発明の位相計算フロー図(イメージホログ
ラム)である。
【図19】本発明のイメージホログラムの位相計算例で
ある。
【図20】本発明の計算量の低減説明図(その1)であ
る。
【図21】本発明の計算量の低減説明図(その2)であ
る。
【図22】本発明の表示フロー図である。
【図23】本発明の再生システム例である。
【図24】本発明の位相表示器例である。
【図25】本発明の振幅(強度)変調による位相変調例
である。
【図26】本発明の透過型ディスプレイ例である。
【図27】本発明の反射型ディスプレイ例である。
【図28】本発明の光書込みの位相表示器例である。
【図29】本発明のカラー表示フロー図(時分割、RG
B表示)である。
【図30】本発明のカラー表示フロー図(RGB同時表
示)である。
【図31】本発明のカラー表示フロー図(光書込み、時
分割)である。
【図32】本発明のカラー表示フロー図(光書込み、R
GB同時表示)である。
【図33】本発明のカラー表示(光書込み、RGB同時
表示)例である。
【図34】本発明の光書込光学素子例である。
【図35】本発明の投影型ディスプレイ例である。
【図36】本発明の照明用光源のスペクトル例である。
【図37】本発明の再生像の位置例である。
【図38】本発明の球面波生成手段例である。
【図39】本発明の表示システム例である。
【図40】本発明の色合成(時分割)のタイミングチャ
ート例である。
【図41】本発明の色合成(位置分割)のタイミングチ
ャート例である。
【符号の説明】
11:入力部 12:画像サイズ変換部 13:位相計算部 14:位相表現部 15:照明部 21:補間画像生成部 22:奥行き情報算出部 23:座標変換部 24:2次元画像生成部 25:隠線(面)処理部 26:ディスプレイドライバ 27:位相表示器 31:物体 32:カメラ群位置 33:カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 宣子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 中島 雅人 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の2次元画像をもとに立体像を表示す
    る立体像表示装置において、 視方向の異なる2次元画像群から、ホログラム上の位相
    分布を計算する位相計算部(13)と、 この位相計算部(13)によって計算した位相分布をも
    とに、再生光について当該位相分布の光学的波面に変換
    する位相表現部(14)とを備え、 この位相表現部(14)によって変換された光学的波面
    によって立体像を表示するように構成したことを特徴と
    する立体表示装置。
  2. 【請求項2】上記視方向の異なる2次元画像群として、
    物体に対して複数の位置から撮影した2次元画像群とし
    たことを特徴とする請求項1記載の立体表示装置。
  3. 【請求項3】物体に対して任意の位置から撮影した2次
    元画像をもとに位置を補間してその位置での2次元画像
    を生成する補間画像生成部(21)を備え、 この補間画像生成部(21)が生成した2次元画像群
    を、上記視方向の異なる2次元画像群としたことを特徴
    とする請求項1記載の立体表示装置。
  4. 【請求項4】物体に対して任意の位置から撮影した2次
    元画像をもとに3次元情報を生成し、この3次元情報か
    ら2次元画像を生成してこれらを上記視方向の異なる2
    次元画像群としたことを特徴とする請求項1記載の立体
    表示装置。
  5. 【請求項5】上記視方向の異なる2次元画像群として、
    それぞれの大きさの拡縮および座標移動した2次元画像
    群としたことを特徴とする請求項1記載から請求項4記
    載の立体表示装置。
  6. 【請求項6】上記視方向の異なる2次元画像群のうち、
    2次元画像からホログラムのセグメントについて位相分
    布を順次計算する位相計算部(13)を備えたことを特
    徴とする請求項1記載から請求項5記載の立体表示装
    置。
  7. 【請求項7】上記視方向の異なる2次元画像群のうち、
    2次元画像から位相分布を順次計算する際に、指定した
    仮想開口(光束の広がり)で定まるホログラム上の領域
    についてのみ位相分布を計算する位相計算部(13)を
    備えたことを特徴とする請求項1記載から請求項5記載
    の立体表示装置。
  8. 【請求項8】上記視方向の異なる2次元画像群のうち、
    2次元画像からホログラムのセグメントについて位相分
    布を順次計算する際に、指定した視域(視角の広がり)
    内の2次元画像についてのみ位相分布を計算する位相計
    算部(13)を備えたことを特徴とする請求項1記載か
    ら請求項6記載の立体表示装置。
  9. 【請求項9】上記視方向の異なる2次元画像群のうち、
    画像データの存在する画素についてのみ、位相計算を行
    うように構成したことを特徴とする請求項1記載から請
    求項8記載の立体表示装置。
  10. 【請求項10】上記位相表現部(14)として、再生光
    の位相を空間的に変調あるいは光の振幅を変調した光学
    的波面によって立体像を表示するように構成したことを
    特徴とする請求項1記載の立体表示装置。
  11. 【請求項11】上記視方向の異なる2次元画像群とし
    て、複数の色(例えばR、G、B)のそれぞれの2次元
    画像群とし、それぞれの位相分布の計算を行ってカラー
    画像を表示するように構成したことを特徴とする請求項
    1記載から請求項10記載の立体表示装置。
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