JPH0635378Y2 - コネクタ用ソケット - Google Patents

コネクタ用ソケット

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JPH0635378Y2
JPH0635378Y2 JP1989118269U JP11826989U JPH0635378Y2 JP H0635378 Y2 JPH0635378 Y2 JP H0635378Y2 JP 1989118269 U JP1989118269 U JP 1989118269U JP 11826989 U JP11826989 U JP 11826989U JP H0635378 Y2 JPH0635378 Y2 JP H0635378Y2
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JP
Japan
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holder
terminal
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cord
housing
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JP1989118269U
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JPH0357886U (ja
Inventor
修 村上
Original Assignee
日光化成株式会社
上原産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、コードを互いに接続する場合に用いるコネ
クタのソケットに関するものである。
〔従来の技術〕
幻想的な情景を造形するため、樹木等にイルミネーショ
ンすることは従来から普通に行われている。
この種、イルミネーションとして、幹コードに多数の枝
コードを分岐し、その枝コードに複数のソケットを取付
け、このソケットで電球を支持するようにしたものが知
られている。
上記イルミネーションにおいて、幹コードと、枝コード
の接続に際し、幹コードの一部および枝コードの端末部
を被覆を除去して導体を露出し、その導体を互いに接続
するようにした接続方法を採用すると、接続に非常に手
間がかかり、また、導体の接続部が露出状態であると、
ショートする危険があるため、その接続部をシールする
必要が生じる。
一般に、コードの接続には、ソケットとプラグから成る
コネクタが用いられ、そのコネクタを用いるコードの接
続に際しては、接続部をシールする必要がないため、接
続作業が容易に行えるという利点を有する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来から知られているコネクタのソケット
は、コードの端末部に取付ける構成であるため、コード
の途中にソケットを取付けることができず、幹コードと
枝コードの接続にコネクタを用いることができない。
そこで、この考案は、コードの途中に簡単に取付ること
ができるようにしたコネクタ用ソケットを提供すること
を技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この考案においては、プ
ラグ挿入孔を外周一側に有し、下面の中央部に凹部が形
成されたハウジングと、そのハウジングの凹部に上部が
嵌合された端子ホルダとから成り、上記端子ホルダを上
下に分割して上部ホルダと下部ホルダとを形成し、その
上部ホルダと下部ホルダの分割面における一方に複数の
ピンを突設し、そのピンの1本を他のピンより長くし、
他方には上記ピンが圧入されるピン孔を設け、上記分割
面のそれぞれに形成された凹部の周壁対向位置にコード
嵌合凹部を設け、上記ホルダには、コード嵌合凹部の中
心線に対して交差方向に長い端子挿入孔を形成し、この
端子挿入孔に挿通された端子には、前記コード嵌合凹部
の中心線上に臨む端部に導体挿入孔を形成し、その挿入
孔の両側下部にテーパ縁を設け、前記ハウジングの底板
には上記端子の一端部が挿入される挿入孔を形成し、そ
のハウジングと端子ホルダの相互間に連結機構を設けた
構成を採用したのである。
〔作用〕
上記のように構成すれば、下部ホルダーのコード嵌合凹
部にコードの一部を嵌合し、その下部ホルダ上に上部ホ
ルダを重ね、両ホルダの対向面間に設けたピンをピン孔
に圧入して端子ホルダを組立てると、上部ホルダに取付
けられた端子の導体挿入孔の両側縁によってコードの被
覆が切断され、上記両側縁がコードの導体に接触してコ
ードと端子が導通状態とされる。
ソケットの形成に際しては、上記のようにして組立てた
端子ホルダの端子の先端部をハウジングのプラグ挿入孔
に挿入し、端子ホルダの上部をハウジングの凹部に嵌合
して両部材を互いに連結する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
第1図乃至第3図に示すように、この考案に係るコネク
タ用ソケットは、ハウジング1と、端子ホルダ20とを有
する。
ハウジング1は、箱体2と蓋体3よりなり、蓋体3は箱
体2の上部開口縁に載置されて箱体2に溶着される。
箱体3の端板4にはプラグ挿入孔5が形成され、そのプ
ラグ挿入孔5にプラグ6が差し込まれる。
ここで、プラグ6は、コードホルダ部7の先端に一対の
端子ホルダ8が設けられている。コードホルダ部7に
は、2本のコードAが接続され、各コードAの導体に接
続した端子9が端子ホルダ8で保持されている。
また、コードホルダ部7には、端板4の外面に当接可能
なフランジ10と、端板4の内面に係合可能な係合片11と
が設けられている。
前記箱体2の底板13および蓋体3には箱体2内に突出す
る膨出部13、14が設けられ、その膨出部13、14間にプラ
グ6の端子ホルダ8が挿入可能な間隔が設けられてい
る。
箱体2に設けた膨出部13の下面には凹部15が形成され、
その凹部15に対して前記端子ホルダ20の上部が嵌合可能
になっている。
端子ホルダ20は、上下に分割され、その分割によって上
部ホルダ21と下部ホルダ20とが設けられている。
上部ホルダ21の下面には複数のピン23が突設され、一方
下部ホルダ22の上面にはピン孔24が形成され、そのピン
孔24に対するピン23の圧入によって上部ホルダ21と下部
ホルダ22は連結される。
ここで、複数のピン23のうち、一本のピン23は他の残り
のピン23より長くされ、一方、複数のピン孔24のうち、
少なくとも一つは長いピン23が挿入可能な深さとされ、
長いピン23を深いピン孔24に差し込むことによって、上
部ホルダ21と下部ホルダ22を仮嵌合し得るようになって
いる。
上部ホルダ21と下部ホルダ22の対向面にはそれぞれ凹部
25が形成され、各凹部25の周壁対向位置に一対のコード
嵌合凹部26が複列に設けられている。
下部ホルダ22の凹部25内には、コードA1が挿入可能な間
隔をおいて設けた一対の突片27が一対のコード嵌合凹部
26間に複数設けられている。
一方、上部ホルダ21の下面には、下部ホルダ22の凹部25
内に嵌合する位置決め用の一対の突出部28が設けられて
いる。
また、上部ホルダ21には、一対のコード嵌合凹部26間に
おいて、凹部底面から上部ホルダ21の上面に貫通する一
対の端子挿入孔29が設けられている。この端子挿入孔29
は、コード嵌合凹部26の中心線に対して交差方向に長い
細長孔から成り、その端子挿入孔29に金属薄板から成る
端子30が圧入されている。
端子30の両側縁に段31が形成され、その段31と凹部25の
底面の係合によって端子30は上方に抜け出るのが防止さ
れる。その抜け止め状態において、端子30の先端部は、
上部ホルダ21の上面より上方に突出し、その先端部は前
記箱体2の膨出部13に形成した挿入孔16に対して挿入可
能になっている。
また、端子30の後端部は、一対のコード嵌合凹部26の中
心線上に臨み、その後端には導体挿入孔32が設けられて
いる。導体挿入孔32の幅寸法は、コードA1の導体径より
少し小さくなり、その両側下部にはテーパ縁33が設けら
ている。
なお、端子30の後端部の安定化を図るため、上記ホルダ
21の凹部25内に複数のガイド突部34を突設し、そのガイ
ド突部34の側面に設けたガイド溝35に端子30の後端部両
側を挿入してある。
上記ホルダ21と下部ホルダ22の結合によって形成される
端子ホルダ20は、連結機構Xを介してハウジング1に連
結される。
連結機構Xは、第2図に示すように、ハウジング1の両
側面に一対の係合片36を形成し、その係合片36を下部ホ
ルダ22の両側面に設けた係合突部37に係合させるように
している。その係合を容易とするため、係合片36の内面
下部および係合突部37の両側をテーパとしてある。
実施例で示すコネクタ用ソケットは上記の構造から成
り、そのソケットをコードA1に取付けるには、上記コー
ドA1の途中において端子ホルダ20を組立て、その端子ホ
ルダ20をハウジング1に連結する。
端子ホルダ20の組立てに際しては、第5図に示すよう
に、下部ホルダ22のコード嵌合凹部26にコードA1の一部
を嵌合したのち、上記ホルダ21のピン23をピン孔24に圧
入して上部ホルダ21を下部ホルダ22に結合する。
このとき、上部ホルダ21の端子挿入孔29に端子30を予め
圧入して抜け止めておく。ここで、端子30の下端に設け
た導体挿入孔32は、上部ホルダ21のコード嵌合凹部26の
中心線上に位置し、その導体挿入孔32の両側下部にテー
パ縁33が設けられているため、上部ホルダ21を下部ホル
ダ22に結合するとき、コードA1の被覆は上記テーパ縁33
および導体挿入孔32の両側縁によって切り込まれる。そ
の切り込みによって、コードA1の導体aと導体挿入孔32
の両側縁が接触して導通状態とされる。
なお、上記ホルダ21と下部ホルダ22の対向面における一
方に環状のリブを設け、端子ホルダ20の組立て時に上記
リブが圧縮変形されるようにして防水性を高めるように
しておくのがよい。
端子ホルダ20の組立て後、その端子ホルダ20の端子30を
ハウジング1の挿入孔16に挿入して端子ホルダ20の上部
を凹部15に嵌合すると、第2図に示すように、係合片36
が係合突部37に係合し、ハウジング1と端子ホルダ20と
を連結することができる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案においては、下部ホルダのコー
ド嵌合凹部にコードの一部を嵌合し、その下部ホルダに
上部ホルダを連結して端子ホルダを組立てると、上部ホ
ルダに保持された端子の導体挿入孔の両側縁がコードの
被覆を切り込んで端子と導体が接触し、その端子ホルダ
をハウジングに連結することができるため、コードの任
意の位置にソケットをきわめて簡単に取付けることがで
きる。また、ハウジングの下面に設けた凹部に端子ホル
ダの上部を嵌合したことにより、ハウジングが雨水で濡
れても端子ホルダは濡れることは殆どない。このため、
端子ホルダの内部に雨水が侵入することがなく、特別な
防水手段を不要とし、屋外において安全に使用すること
ができる。
さらに、上部ホルダと下部ホルダの分割面一方に形成し
た複数のピンの1本を長くしたことにより、長いピンの
みを分割面他方に形成されたピン孔に挿入することによ
り、そのピンを中心として上部ホルダと下部ホルダとを
相対的に回転させることができるため、残りのピンとピ
ン孔の位置合わせが容易であり、上部ホルダと下部ホル
ダとをきわめて容易に組み立てることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るソケットの一実施例を示す縦断
正面図、第2図は第1図のII−II線に沿った断面図、第
3図は同上の分解斜視図、第4図は同上の上部ホルダの
斜視図、第5図は端子ホルダの組立て前の状態を示す断
面図である。 1……ハウジング、5……プラグ挿入孔、 16……挿入孔、20……端子ホルダ、 21……上部ホルダ、22……下部ホルダ、 23……ピン、24……ピン孔、 25……凹部、 26……コード嵌合凹部、 29……端子挿入孔、 32……導体挿入孔、33……テーパ縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周一側にプラグ挿入孔を有し、下面の中
    央部に凹部が形成されたハウジングと、そのハウジング
    の凹部に上部が嵌合された端子ホルダとから成り、上記
    端子ホルダを上下に分割して上部ホルダと下部ホルダと
    を形成し、その上部ホルダと下部ホルダの分割面におけ
    る一方に複数のピンを突設し、そのピンの1本を他のピ
    ンより長くし、他方には上記ピンが圧入されるピン孔を
    設け、上記分割面のそれぞれに形成された凹部の周壁対
    向位置にコード嵌合凹部を設け、上部ホルダには、コー
    ド嵌合凹部の中心線に対して交差方向に長い端子挿入孔
    を形成し、この端子挿入孔に挿通された端子には、前記
    コード嵌合凹部の中心線上に臨む端部に導体挿入孔を形
    成し、その挿入孔の両側下部にテーパ縁を設け、前記ハ
    ウジングの底板には上記端子の一端部が挿入される挿入
    孔を形成し、そのハウジングと端子ホルダの相互間に連
    結機構を設けたコネクタ用ソケット。
JP1989118269U 1989-10-05 1989-10-05 コネクタ用ソケット Expired - Lifetime JPH0635378Y2 (ja)

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JP1989118269U JPH0635378Y2 (ja) 1989-10-05 1989-10-05 コネクタ用ソケット

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JPH0357886U JPH0357886U (ja) 1991-06-04
JPH0635378Y2 true JPH0635378Y2 (ja) 1994-09-14

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57145282A (en) * 1981-03-05 1982-09-08 Oki Electric Ind Co Ltd Pressure contact type cable connector
JPS62128460A (ja) * 1985-11-20 1987-06-10 アンプ インコ−ポレ−テツド 電気コネクタ

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JPH0357886U (ja) 1991-06-04

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