JPH0635238B2 - 転写材料及びそれを用いた皮革印刷物の製造方法 - Google Patents

転写材料及びそれを用いた皮革印刷物の製造方法

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JPH0635238B2
JPH0635238B2 JP61029626A JP2962686A JPH0635238B2 JP H0635238 B2 JPH0635238 B2 JP H0635238B2 JP 61029626 A JP61029626 A JP 61029626A JP 2962686 A JP2962686 A JP 2962686A JP H0635238 B2 JPH0635238 B2 JP H0635238B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、皮革の印刷に適した転写材料及びそれを用い
た皮革印刷物の製造方法に関するものである。
従来技術 球技用ボール表面の皮革パネルへの文字、記号等の印刷
を、転写印刷により行うことは、公知である(例えば、
実公昭56−8701号公報)。この種の転写印刷は皮
革に転写箔を圧接させ、顔料を印刷するものであるが、
通常、加熱加圧により印刷部分が凹部に形成され、同時
にその凹部に顔料が印刷されるため、印刷面は摩擦に対
して比較的強く、球技用ボール表面への印刷に適してい
る。
尚、皮革への印刷は、スクリーン印刷によってもなされ
るが、この方法では、皮革表面に印刷インクが塗着され
るだけであるから、印刷面は摩擦に弱い。そこで、スク
リーン印刷において、印刷面を凹ますことが考えられる
が、そのためには、プレス工程を別途に設けることが必
要となる。更に、たとえプレス工程を設けたとしても、
印刷機から、印刷物の位置を正しく保持した状態でプレ
ス装置へ移動させることは難しく、また、印刷物のイン
キが乾燥するまで数10分を要することから、その間印
刷物をプレス工程の前に放置しておく必要があり、作業
的にも経済的にも実用的ではない。
また、印刷用インキは、顔料、バインダおよび溶剤より
なり、顔料の物性(屈曲性、耐摩耗性、耐候性等)は、
バインダにて決まる。一般に、このバインダは乾きにく
く、特に物性の優れたものほどその傾向が強い。それ
故、ボール表面等に使用しうる物性を有するバインダ
は、特に乾燥に時間がかかり、作業性及び印刷適性にも
劣るという欠点がある。
また、皮革への印刷法の改良として、特開昭56−53
290号公報や実公昭58−31573号公報に開示さ
れた技術、あるいは接着剤層に顔料を混ぜた転写箔の使
用なども知られているが、いずれの方法においても、球
技用ボール表面の激しい摩耗に対抗できる印刷物を得る
ことは困難であった。
印刷は商品の品質表示、あるいは識別記号として欠くこ
とのできないものであり、それは商品寿命と同じ寿命で
存在することが必要である。このことは、球技用ボール
などの皮革表面への印刷においても同様であり、長期間
にわたって印刷模様を皮革表面に確実に保持できる方法
の開発が強く求められている。
発明の目的 本発明は、皮革類に、一回の転写で、表面から内部にま
で浸透して、精度良く、鮮明な印刷模様を施すことがで
き、特に、表面が激しく磨耗する球技用ボール等にも、
耐久性ある鮮明な印刷を可能とする転写材料を提供する
こと、及びそれを使用して品質のよい皮革印刷物を製造
する方法を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明の転写材料は、ベースシート上に離型層を介し
て、表面に接着性を有し、かつ金属錯塩染料と顔料を併
含する樹脂塗料層を有することを特徴とする。
即ち、本発明の転写材料は、樹脂塗料層に着色性の全く
異なる染料と顔料を併含させることにより、所期の目的
を達成したものである。
本発明の転写材料を用いて皮革類に加熱加圧により転写
印刷すると、皮革類表面に凹部が形成され、その凹部表
面に顔料が印刷されると同時に印刷面より染料が皮革類
内部に浸透して皮革類の繊維組織を染着することとな
る。その結果、本発明の転写材料を使用した印刷物で
は、皮革類の表面が摩耗され、凹部まで削り取られ、顔
料面が侵されても、次には染料による印刷面が存在する
ため、印刷模様が消えることなく、長期間にわたって安
定して存在することとなるのである。
本発明では、特に染料として、金属錯塩染料を使用する
ため、表面の顔料印刷部分と整合性よく、皮革類の繊維
組織を内部まで確実に染着し、精度よく、耐久性ある印
刷を施すことができるのである。
なお、通常の転写捺染などに使用される昇華性染料で
は、皮革類の繊維組織内部まで確実に染着することは困
難であり、また、ブリード現象を生じ易いため、精度あ
る印刷を施すことができない。
転写材料を構成するベースシートとしては、各種合成樹
脂フィルム、紙、その他のシート素材がいずれも適用で
き、また離型層としては通常の転写箔に使用されるもの
がいずれも適用できる。
樹脂塗料層は、一層の樹脂層からなっても、二層以上の
樹脂層からなってもよく、二層以上の樹脂層からなる場
合には、顔料と金属錯塩染料(以下、単に染料と述べ
る)がそれぞれ異なる樹脂層に含有されていてもよい。
ただし、後者の場合、染料を含む樹脂層が顔料を含む樹
脂層よりも表面側に位置するようにするのが好ましい。
樹脂塗料層の代表的なものは、1)ポリウレタンなどの
接着剤層に染料と顔料を併含させた一層の樹脂層からな
るもの、2)保護層と染料と顔料を併含する接着剤層の
二層の樹脂層からなるもの、3)顔料を含む着色層と染
料を含む接着剤層からなるもの、4)3の着色層上に保
護層を含むもの、5)2の保護層と接着剤層の間に金属
蒸着層を有するもの、6)3又は4で着色層と接着層の
間に他の樹脂層を介在させたもの、あるいは7)2の保
護層と接着剤層の間に、複数の金属蒸着層を当該蒸着層
間に樹脂薄膜を介して存在させたものなどがある。な
お、染料と顔料を含む着色層や接着剤層は印刷模様を有
する状態に形成されてもよい。
いずれにしても、転写材料の表面に接着性ある樹脂面が
存在し、転写さるべき樹脂塗料層に顔料と染料が併含さ
れればよい。
顔料と染料は同色のものが使用されても、異色のものが
使用されてもよく、また2種以上の顔料及び/又は染料
が使用されてもよい。
接着剤層の樹脂としては、ポリウレタン、アクリル系樹
脂、エチレン・酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル・酢酸
ビニル共重合体、塩素化ポリプロピレンなど通常の転写
印刷用の接着剤層に適用されるものがいずれも使用でき
る。
更に、顔料としては、通常の印刷に使用されるものがい
ずれも使用できるが、顔料の一種としてAl、Cr、Niなど
通常の転写材料に使用される金属蒸着層が適用されても
よい。
なお、染料は、染料を含有塗料に固形分で5〜25%程
度の割合で含まれるように使用するのが好ましい。染料
の量が少なすぎると、染着効果が悪く所望の効果が得ら
れず、また多すぎると、余分の染料が横方向にまで浸透
し、印刷面を汚し、精度のよい印刷を得難いなどの欠点
がある。
本発明では、このような転写材料を使用して、各種印刷
が可能となるが、特に球技用ボール等の皮革類に印刷し
て、非常に安定した印刷物を製造することができる。そ
の製造方法は一般に次のような方法である。
皮革類の上に、転写材料の樹脂塗料層が皮革類の表面に
接するように導き、転写材料のベースシートの裏面か
ら、印刷板(印刷ロールを含む)を押圧し、皮革類の表
面に印刷板に形成された凸状印刷型に対応する模様状に
樹脂塗料層を接着し、同時に接着した部分の樹脂塗料層
の染料を皮革類の内部の繊維組織に浸透染着させ、その
後にベースシートを剥離除去する。この際、印刷板の適
用は、130℃〜180℃、好ましくは150℃〜16
0℃で実施される。温度が低すぎると印刷の接着強度が
劣り、逆に高すぎると、皮革類の繊維組織への染料の浸
透速度が著しくなり、印刷模様の周辺に染料が滲み出
し、精度のよい印刷を得難い欠点がある。
また、印刷時の加圧の程度は、特に限定されないが、5
kg/cm2〜300kg/cm2であるのが好ましい。圧力が低す
ぎると、十分な接着強度がある印刷を得難く、逆に高す
ぎると、皮革類の繊維組織が潰されてしまう欠点があ
る。
このような方法で、皮革類には、印刷凹部表面には顔料
の着色模様を有し、同時に染料により同一の模様が内部
の繊維組織にまで印刷染着した耐久性ある印刷模様が形
成される。なお、本発明で特に効果的に印刷される皮革
類は、天然皮革、及び不織布や織物などの繊維基材に樹
脂層を適用して構成した人工皮革等である。
実施例 次に、図面に従って本発明の実施例を説明する。
本発明の代表的な転写材料を第1図〜第7図に示す。い
ずれもポリエステルフィルムからなるベースシート(1)
上に、MMAを主成分とする離型剤からなる1〜1.5μ
mの厚の離型層(2)を介して、表面(3)に接着性を有し、
しかも染料及び顔料を併含する樹脂塗料層(4)が形成さ
れている。
第1図の例では、樹脂塗料層(4)としては染料及び顔料
を併含する3〜4μm厚の接着剤層(5)を適用してい
る。なお、接着剤層(5)はポリウレタンと繊維素系樹脂
からなるものであり、染料と顔料は共に黒色のものを使
用している。
第2図の例の樹脂塗料層(4)は、アクリル樹脂にイソシ
アネート化合物及びNCの混合物からなる保護層(6)と
第1図と同様の接着剤層(5)の二層に形成したものであ
り、保護層の厚さは1〜1.5μmである。
第3図の例の樹脂塗料層(4)は、第2図同様の保護層
(6)、ポリウレタンに赤色顔料を混入した3〜4μm厚
の着色層(7)及び緑色染料を含む1〜1.5μm厚のポリウ
レタン接着剤層(5)の三層で形成されている。
第4図の例では、第2図と同様の保護層(6)の表面に4
00〜500Åのアルミニウムからなる金属蒸着層(8)
を介して第1図と同様の接着剤層(5)が形成されてい
る。
第5図の例では、第2図と同様の保護層(6)の表面に赤
色の顔料を含有する着色層(7)、アクリル樹脂からなる
透明樹脂層(9)及び第1図と同様の接着剤層(5)が形成さ
れている。
第6図の例では、第2図と同様の保護層(6)の表面に1
00Åのアルミニウムからなる金属蒸着層(10)/ポリウ
レタンとアクリル樹脂からなる2〜3μm厚の透明樹脂
層(9)/400〜500Åのアルミニウムからなる金属
蒸着層(8)/第1図と同様の接着剤層(5)が積層されてい
る。
第7図の例では、第2図と同様の保護層(6)の表面に1
00Åのアルミニウムからなる金属蒸着層(10)/ポリウ
レタンとアクリル樹脂からなる2〜3μm厚の透明樹脂
層(9)/400〜500Åのアルミニウムからなる金属
蒸着層(8)/赤色の染料及び顔料を含むポリウレタンと
黒色の染料と顔料を含むポリウレタンが模様状に組み合
わさって印刷された印刷層(11)/1〜2μmのポリウレ
タン接着剤層(5)が積層されている。
第1図の転写材料を天然皮革の皮革表面(12)に150
℃、150kg/cm2の加熱加圧下で転写印刷したところ、
印刷部分は、第8図の如く、表面に顔料着色層(13)を有
する状態で凹んで形成され、しかも染料が皮革内部に約
0.3mmの深さで精度よく浸透し、皮革内部の繊維組織(1
5)に鮮明な染色層(14)を形成する。
即ち、本発明の転写材料により転写印刷した皮革の印刷
部分は、第9図の如く、顔料が皮革の銀面層(16)の上に
模様状に接着し、染料は銀面層(16)を通り越して皮革内
部の繊維組織(15)に浸透し、繊維組織(15)の上層に一定
深さで鮮明な染色層(14)を形成するものである。
従って、本発明で得られる皮革印刷物は、皮革表面が摩
耗して、凹部が平面化し、顔料着色層(13)が削り取られ
ても、繊維組織(15)の染色層(14)の存在によって、印刷
模様は長期間安定に保たれる。
また、人工皮革、例えばポリエステル、ナイロン等の不
織布上にポリウレタン表皮層(17)を有するものに、本発
明の転写材料を用いて転写印刷した場合にも、上記同様
に表皮層(17)の上に模様状に顔料が接着し、染料は表皮
層(17)を通り越して下層の不織布に浸透し、その繊維組
織(15)に染色層(14)を形成し、摩耗によって容易に消滅
しない、鮮明な印刷が可能となる(第10図参照)。
なお、皮革類の銀面層(16)又は表皮層(17)は一般に染色
され難いが、摩耗により顔料着色層(13)が削り取られ
て、白い銀面層(16)が露出しても、実際の使用時にはこ
の層もすぐ摩耗され、その下の染色層(14)が露出してく
るため、実用上問題になることはなく、むしろ、銀面層
(16)又は表皮層(17)が染色され難く残ることは、皮革表
面の顔料着色層(13)と皮革内部の染色層(14)を分離し
て、染色層(14)に印刷模様周囲への若干の滲みが生じて
も、それを覆って感知させない効果がある。
第2図〜第7図の転写材料によっても、同様の転写印刷
が可能であるが、第2図の例では保護層(6)の存在によ
って印刷部分の表面が耐摩耗性よく保たれる。また、第
3図及び第5図の例では、異色の着色料が使用されるた
め、皮革表面の摩耗に従って、異色の印刷模様が露顕し
てくることとなる。
第4図の例では、初期は金属光沢に富んだ印刷面が存在
するが、皮革の摩耗に従って、黒色顔料塗着面及び染料
浸透による印刷層が順次露顕して、安定して長期間印刷
模様を保持しうるものである。
更に、第6図及び第7図の例は、厚さの異なる二層の金
属蒸着層(10)及び(8)を存在させることによって、転写
印刷表面に光の干渉効果による色彩を発揮させる意匠効
果に優れたものであるが、この場合も金属蒸着層(10)及
び(8)が摩耗しても、その下の顔料着色層及び染色層の
存在によって、印刷模様が強固に残存するものとなる。
なお、第7図の例では、印刷層(11)の存在によって、非
常に装飾効果の著しい転写印刷ができる。
発明の効果 本発明の転写材料は、樹脂塗料層に顔料と金属錯塩染料
を併含しているため、一回の転写で、皮革類の表面に堅
牢な顔料着色印刷をすると同時に、その下の繊維組織に
は、浸透性よく、鮮明な金属錯塩染料による着色(染
色)を可能とする。従って、このような転写材料を適度
の加熱加圧条件下で皮革類に適用するという、本発明の
方法では、球技用ボールなど摩耗の著しい皮革表面に
も、耐久性ある品質のよい印刷模様を付与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はそれぞれ本発明の転写材料の異なる一
例を示す断面図、第8図は本発明に従って製造した天然
皮革印刷物の断面図、第9図は第8図の要部拡大断面
図、第10図は本発明に従って製造した人工皮革印刷物
の要部拡大断面図である。 (1)……ベースシート、(9)……透明樹脂層 (2)……離型層、(11)……印刷層 (3)……表面、(12)……皮革表面 (4)……樹脂塗料層、(13)……顔料着色層 (5)……接着剤層、(14)……染色層 (6)……保護層、(15)……繊維組織 (7)……着色層、(16)……銀面層 (8)(10)……金属蒸着層、(17)……表皮層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 晴道 滋賀県栗太郡栗東町大字高野540番地 株 式会社麗光栗東工場内 (72)発明者 湯木 弘 広島県広島市西区横川新町1番8号 株式 会社モルテン内 (72)発明者 麻生 貞之 広島県広島市西区横川新町1番8号 株式 会社モルテン内 (72)発明者 住田 秀貴 広島県広島市西区横川新町1番8号 株式 会社モルテン内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベースシート(1)上に離型層(2)を介して、
    表面(3)に接着性を有し、かつ金属錯塩染料と顔料を併
    含する、樹脂塗料層(4)が存在することを特徴とする、
    皮革表面に耐久性よく精度のある印刷模様を施すための
    転写材料。
  2. 【請求項2】樹脂塗料層(4)が、二層以上の樹脂層から
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の転写
    材料。
  3. 【請求項3】顔料と金属錯塩染料がそれぞれ異なる樹脂
    層に含有されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の転写材料。
  4. 【請求項4】金属錯塩染料を含む樹脂層が顔料を含む樹
    脂層よりも表面側に位置することを特徴とする特許請求
    の範囲第3項記載の転写材料。
  5. 【請求項5】顔料と金属錯塩染料が同色であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項
    に記載の転写材料。
  6. 【請求項6】顔料と金属錯塩染料が異色であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項のいずれか1項
    に記載の転写材料。
  7. 【請求項7】樹脂塗料層(4)に少なくとも一層の金属蒸
    着層(8)が含まれることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項〜第6項のいずれか1項に記載の転写材料。
  8. 【請求項8】樹脂塗料層(4)の接着性を有する表面(3)が
    ポリウレタンで形成される特許請求の範囲第1項〜第7
    項のいずれか1項に記載の転写材料。
  9. 【請求項9】ベースシート(1)上に離型層(2)を介して、
    表面(3)に接着性を有し、かつ金属錯塩染料及び顔料を
    併含する、樹脂塗料層(4)を有する転写材料を、皮革類
    の上に、転写材料の樹脂塗料層(4)が皮革類の表面に接
    するように導き、転写材料のベースシート(1)の裏面か
    ら、130〜180℃に加熱した印刷板を押圧し、皮革
    類の表面に印刷板に形成された凸状印刷型に対応する模
    様状に樹脂塗料層を接着し、同時に接着した部分の樹脂
    塗料層の金属錯塩染料を皮革類の内部の繊維組織に浸透
    染着させ、その後にベースシート(1)を剥離除去するこ
    とを特徴とする皮革印刷物の製造方法。
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