JPH0635227U - 自動仕分け装置 - Google Patents

自動仕分け装置

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JPH0635227U
JPH0635227U JP7263592U JP7263592U JPH0635227U JP H0635227 U JPH0635227 U JP H0635227U JP 7263592 U JP7263592 U JP 7263592U JP 7263592 U JP7263592 U JP 7263592U JP H0635227 U JPH0635227 U JP H0635227U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミクロジョイント接合された製品から製品受
けコンベア上に板取り状態で分離された製品を製品毎に
方向を揃えて自動的に仕分け集積する装置を提供するこ
とにある。 【構成】 1次加工製品P1 から分離された標準以上サ
イズの製品P2 と小物の製品P3 を載置する回転自在な
製品受けコンベア81と、製品受けコンベア81の出口
側に製品P2 をピックアップするピックアップ装置12
1を回転自在に下端に設けると共に前後,左右,上下方
向へ移動自在なロボット107と、製品受けコンベア8
1の出口側に複数のパレット137を載せて循環させた
り搬出入させたりするパレット入換循環装置139と、
パレット入換循環装置139と製品受けコンベア81と
の間に製品受けコンベア81に直交して設けた小物集積
コンベア155と、小物集積コンベア155の出口側に
割出せる複数の小物仕分け収納ボックス159とを備え
てなる構成とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ミクロジョイント部によって接合された製品から分離された製品 を、製品ごとに任意のパレット上または任意のボックス内に自動的に仕分けるた めの自動仕分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から知られているインラインタイプのミクロジョイントセパレータでは、 1つのパレットに製品が板取り状態で仕分け集積されていた。この集積された製 品を、人手によって同じ製品は1つのパレットあるいは1つのボックスにひとま とめに集積していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来の技術で知られていたインラインタイプのミクロジョイントセ パレータでは、製品が板取り状態で1のパレット上に仕分け、集積されているの で、同じ製品ごとに集積するには先づ上記のパレットを人手で作業可能な場所ま で搬送せしめた後、人手によって同じ製品は1つのパレットあるいは1つのボッ クスにひとまとめに集積する必要があった。
【0004】 そのため、労力と作業時間がかかるという問題があった。さらに、手作業をす る場所が必要であり、そこまでパレットを搬送する手間と時間も要するという問 題もあった。
【0005】 本考案の目的は、上記の問題点に鑑み、板取り状態で仕分け集積されているパ レットを手作業場所まで搬送することなく、省力的、省スペース的でかつ作業時 間を短縮できる自動仕分け装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、この考案はミクロジョイント部によって接合さ れた製品から製品分離装置によって分離された製品を載置する回転自在な製品受 けコンベアと、この製品受けコンベアの出口側において前記製品をピックアップ するピックアップ装置を、下端に設けた前後,左右,上下方向へ移動自在なロボ ットと、前記製品受けコンベアの出口側に仕分けられた製品を集積すべく設けら れた複数のパレットと、この各パレットを入れ換えたりあるいは搬出入せしめた りすべくパレット入換換環装置とを備えて自動仕分け装置を構成した。
【0007】 また、前記ピックアップ装置が製品の向きを揃えるべく回転自在に設けてなる こと、さらに、小物の製品は別に集積すべく前記製品受けコンベアの下方位置に あって、かつ前記製品受けコンベアと直交する方向に運ぶ小物集積コンベアを設 けると共に、この小物集積コンベアの出口側にはこの小物集積コンベアの製品を 運ぶ方向と直交する方向に移動自在な複数連の小物仕分け収納ボックスを備えて なることが望ましいものである。
【0008】
【作用】
前記の構成において、製品分離装置の下に製品受けコンベアを位置せしめた後 、ミクロジョイントによって接合された製品を上記製品分離装置に搬入すると共 に製品を分離すると、製品は板取り状態で仕分けされて上記製品受けコンベア上 に落ちる。
【0009】 而して、製品受けコンベアを回転せしめると、製品受けコンベア上の製品の一 部はロボットの作業圏内に入る。然る後、ロボットを前後,左右,上下に適宜に 操作して製品受けコンベアの出口側にある製品からピックアップ装置によりピッ クアップすると共に、パレット入換循環装置上にあるパレット上に1製品毎に仕 分けして向きを揃えて集積して行く。さらに、製品の向きを揃えるためには、必 要に応じてピックアップ装置を回転せしめればよい。
【0010】 製品の種類が多い時は、必要なパレットをロボットの作業圏内に置くために、 パレット入換循環装置を適宜に操作してパレットを入れ換える。また、パレット 入換循環装置の出口側においては、仕分け集積が完了した製品を載置したパレッ トを搬出したり、空のパレットの搬入が行われる。若し、製品が小物であれば、 製品受けコンベアを回転せしめることにより小物の製品を小物集積コンベア上に 落下移行せしめることができる。この小物集積コンベアを回転せしめると、小物 の製品は小物仕分け収納ボックス方向へ運ばれるが、小物の製品も製品ごとにそ れぞれの小物仕分け収納ボックスに仕分けされて集積せしめるので、所望の小物 仕分け収納ボックスが小物集積コンベアの出口下に来るように適宜移動割出しさ れるように操作が行われる。
【0011】
【実施例】
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
【0012】 先づ図1によって、この考案の自動仕分け装置1に関連して、前工程にある装 置について主として製品の流れに沿って説明する。
【0013】 自動仕分け装置1の最前列には、ミクロジョイントで接続された製品即ち1次 加工製品P1 をパンチングするためのタレットパンチプレス3が設けてある。こ のタレットパンチプレス3の主要構成部品としては、上,下部フレーム5,7に 支持されて同期回転する上,下部タレット9,11が回転自在に支承されている 。この上,下部タレット9,11には、それぞれ図示省略の複数対の上,下部金 型が支持されて設けてある。さらに、上、下部タレット9,11の加工領域にお ける上部には、図示省略の上下動自在なストライカが設けてあって上金型を打撃 するようになっている。
【0014】 又、下部フレーム7には、板状のワークWを支持して前後左右方向に移動せし めるためのワークテーブル13が設けてある。さらに下部フレーム7には、上記 ワークWをクランパ15Aでクランプして前後左右に移動位置決めせしめるため の移動位置決め装置15が設けてある。
【0015】 上記タレットパンチプレス3のワークテーブル15の後方には製品仕分け分離 装置17が設けてある。この製品分離装置17に前記1次加工製品P1 を搬入す るために、製品分離装置17の上方にはガントリ19が立設されていて、このガ ントリ19の上部には前後方向に延伸したガイドフレーム21が設けてある。こ のガイドフレーム21に案内され、かつ支持されてキャリヤ23が前後方向に移 動自在に設けてある。このキャリヤ23の下部には、左右方向に延伸しかつ上下 動,左右動自在なアンローダークランプストレッチ25が設けてある。このアン ローダークランプストレッチ25の前面には、左右の任意位置に固定可能な複数 のクランパ27が設けられている。
【0016】 製品分離装置17には、上記クランパ27によって搬入されて来た1次加工製 品P1 を支持するために、左右方向に延伸した複数のサポートローラ29が図9 に示されているように、設けられている。これらの複数のサポートローラ29は 、必要に応じて製品分離装置17の上面に対して開放、閉鎖自在に設けてある。
【0017】 即ち、図9に示すように製品分離装置17には矩形状に組んだフレーム31が 左右に設けてあり、前後,上下の4隅内側にはそれぞれスプロケット33が回転 自在に設けてある。そして、これらのスプロケット33には、チェーン35が左 右に各1本づつ巻回されている。この左右のチェーン35には、製品分離装置1 7の上面を閉鎖する程の長さに上記複数のサポートローラ29が適宜な間隔で回 転自在に掛け渡されて設けてある。また、上記のスプロケット33のうち少くと も左右の1対は、連結軸により連動連結されており、図示省略の駆動モータによ り駆動されるようになっている。
【0018】 又、製品分離装置17の上部には、搬入されて来た1次加工製品P1 から標準 以上のサイズの製品P2 または小物の製品P3 が振動を加えられて分離し易くす るため、1次加工製品P1 を左右から引っ張るようにテンションクランプ装置3 7が設けてある。
【0019】 このテンションクランプ装置37は、図10に示したように上記フレーム31 上部の左右に前後方向に延伸したフレーム39がやや上方へ突出して設けてある 。これらのフレーム39の内側には、複数のテンションクランプユニット41が 対向して設けられている。これらのテンションクランプユニット41には、上記 フレーム39にピストンロッド43が支持されて、左右方向に移動自在のエアー シリンダ45が設けてあり、このエアーシリンダ45の外周を覆うクランプホル ダ47の内側にはクランプ装置49がクランプジョー49Aを内側に向けて設け られている。
【0020】 さらに、製品分離装置17のパスライン上方には一次加工製品P1 を打撃して 振動を与えるために、図11に示したようなセパレーターユニット51が設けて ある。このセパレーターユニット51を支承しているフレーム53は、例えばガ ントリ19に支持せしめるとかガイドフレーム21に支持せしめるなど、キャリ ヤ23やアンローダクランプストレッチ25の動きに干渉しないように設けてあ る。
【0021】 上記フレーム53に支持されたピン55に搖動自在なアーム57が設けてある 。このアーム57の左端には上下に調整自在な打撃子59が設けられている。さ らに、アーム57の左部にはフレーム53に上方から支持された圧縮ばね61が 上方から当接しており、アーム57を左まわりに搖動するように付勢している。 また、アーム57の右端にはベアリング63が回転自在に設けてある。このベア リング63には、上記圧縮ばね61の付勢力により上方から偏心カム65の外周 が接触するようになっている。
【0022】 この偏心カム65の偏心軸67は、フレーム53に回転自在に支承されて設け てある。そして、上記偏心軸67はベルト69を介してフレーム53に支持され たモータ71によってて駆動されるようになっている。さらにフレーム53には 、ピストンロッド73を下方に向けて垂直に支持された打撃子回避シリンダ75 が設けられている。上記ピストンロッド73の下端には、ピン77がアーム57 の下面に当接するように設けてあるから、ピストンロッド73を打撃回避シリン ダ75により没入せしめると、圧縮ばね61の付勢力に抗してピン77によりア ーム57は上方に搖動せしめられるから、ベアリング63は偏心カム65から離 れるので、モータ71が回転していてもアーム57は上下の搖動振動を停止せし められる。
【0023】 なお図9において、前記フレーム31の下部には製品を分離した後のスケルト ンSを集積するためのテーブルリフタ79が設けてある。そして、このテーブル リフタ79の上部で前記サポートローラ29の直下には、自動仕分け装置1の構 成要素である製品受けコンベア81が左方へ回転自在に設けられている。この製 品受けコンベア81は、後述するようにフレームごと右方へ回避可能に設けられ ていて、テンションクランプ装置37からスケルトンSをテーブルリフタ79へ 集積できるようになっている。
【0024】 上記構成により、先づ板状のワークWをタレットパンチプレス3のワークテー ブル13上に搬入せしめた後、原点位置決めをしてクランパ15Aにクランプせ しめる。然る後、移動位置決め装置15を前後左右に適宜に移動せしめて、ワー クWの所望の加工位置を上,下部タレット9,11の間の加工領域に位置決めす る。同時に上,下部タレット9,11を適宜に同期回転せしめて所望の上,下部 金型を加工領域に割り出しておく。而して、図示省略のストライカで打撃すると 、ワークWにパンチング加工が施される。上記の操作を繰り返すことにより、次 第にミクロジョイントで接続された1次加工製品P1 に仕上がっていく。そして 仕上った1次加工製品P1 は、移動位置決め装置15によりワークテーブル13 上の右寄り後方へ移動せしめられる。
【0025】 そこで、アンローダークランプストレッチ25を、キャリヤ23と共にガイド フレーム21の前端へ移動せしめる。そして、クランパ27により1次加工製品 P1 をクランプせしめた後、クランパ15Aを解除する。この時、予めチェーン 35を適宜に回動せしめて、複数のサポートローラ29により製品分離装置17 の上面を閉鎖しておく。而して、アンローダークランプストレッチ25を左右に 適宜に移動せしめることにより、1次加工製品P1 をテンションクランプ装置3 7のセンター位置に移動せしめた後、キャリヤ23をガイドフレーム21の後端 まで移動せしめる。
【0026】 然る後、図10にも示したテンションクランプ装置37のエアーシリンダ45 のピストンロッド43を突出せしめると、クランプ装置49のクランプジョー4 9Aが1次加工製品P1 の左右側から係合するから、クランプジョー49Aによ りクランプせしめた後、ピストンロッド43をエアーシリンダ45に没入せしめ ると、1次加工製品P1 は左右からテンションをかけられてぴんと張った状態と なる。
【0027】 而して、図9に示したチェーン35を適宜に操作して製品分離装置17上面の 複数のサポートローラ29を開放状態にせしめた後、図11に示したようにセパ レーターユニット51のモータ71を回転せしめると共に、打撃子回避シリンダ 75のピストンロッド73を突出せしめると、アーム57はピン55を中心に上 下に搖動しながら振動するから、左右から引っ張られた1次加工製品P1 は打撃 子59に打撃される。依ってミクロジョイントで接続されていた前記製品P2 , P3 は、分離されて真下に位置されている製品受けコンベア81上に落下して、 図7に示したように1次加工製品P1 の板取り状態のまま製品受けコンベア81 上に載置せしめられる。
【0028】 次に図2を参照しながら製品受けコンベア81の詳細について説明する。先づ 、前記製品分離装置17のフレーム31の前後に左右方向に延伸したコンベアー ガイド83が設けてある。このコンベアーガイド83の上にコンベアーフレーム 85が左右に移動自在に設けてある。このコンベアーフレーム85には、左右端 にそれぞれ従動プーリ87,駆動プーリ89が回転自在に設けられており、これ ら両プーリ間には平ベルト91が巻回されている。上記駆動プーリ89は、タイ ミングベルト93を介してコンベアーフレーム85に設けられた駆動モータ95 により回転されるようになっている。
【0029】 上記製品受けコンベア81の右下方にはチェーンコンベア97が設けてある。 このチェーンコンベア97には、上記コンベアーガイド83の中央部下方に回転 自在に支持された前後1対の従動スプロケット99が設けてあり、右端下方には 回転自在に支持された前後1対の駆動スプロケット101が設けてある。これら 従動,駆動スプロケット99,101間には前後に1対のチェーン103が巻回 されている。そしてこの1対のチェーン103の1ケ所と上記コンベアーフレー ム85の右端下部との間は、接続子105により連動連結されている。さらにコ ンベアーガイド83の左半分下方には、前述したようにスケルトンSを集積する ためのテーブルリフタ79が設けられている。
【0030】 前記製品受けコンベア81の出口側左方には、図1に示したように、直交座標 形ロボット(ロボット)107が設けてある。この直交座標形ロボット107は 製品分離装置17の左側にガントリーフレーム109が立設され、このガントリ ーフレーム109の上部に前後に設けられたY軸ガイドフレーム109A上には 、Y軸キャリヤ111が左右動自在に設けてある。これら前後のY軸キャリヤ1 11には、前後方向に延伸したX軸ガイドフレーム113が設けてある。このX 軸ガイドフレーム113上にはX軸キャリヤ115が前後方向に移動自在に設け てある。このX軸キャリヤ115には上下方向に延伸したX軸キャリッジ117 が設けられている。このX軸キャリッジ117の下端には、上下に突出没入自在 でかつ垂直軸に回転自在なロボットアーム119が設けてある。そして、このロ ボットアーム119の下端にはピックアップ装置121が設けられている。
【0031】 このピックアップ装置121は、公知の装置により製品P2 を着離可能にする ものである。即ち、ピックアップ装置121の第1の装置としては図3に示した ようなバキューム吸着装置123が知られている。このバキューム吸着装置12 3には、下方に向けて複数の吸着パット125が設けてあり、図示省略の真空タ ンクに接続離反することにより製品P2 の吸着離反を可能にするものである。ま た、ピックアップ装置121の第2の装置としては図4に示したようなクランプ 装置127が知られている。このクランプ装置127は、空気圧シリンダ129 のピストンロッド129Aによって駆動される上部ジョー131を固定の下部ジ ョー133に対して上下動せしめるものである。なお、図4に示すように製品受 けコンベア81の平ベルト91を適宜に回転せしめて、製品P2 の先端をセンサ 135によりチェックしながら適宜に突出せしめることにより、容易にクランプ ができるものである。さらに、ピックアップ装置121の第3の装置としては図 示省略の電磁吸着装置としてマグネットによる吸着離反手段が知られている。
【0032】 上記直交座標形ロボット107により、製品P2 ごとに例えば図8や図1のよ うに方向を揃えて集積せしめるために複数のパレット137が並べられて設けら れてある。若し製品P2 の種類が多いとパレット137が多数必要となるため、 直交座標形ロボット107の平面的作動範囲を極端に増加しなければならなくな る。そして、本実施例の自動仕分け装置1においては、製品受けコンベア81の 出口側の左方にパレット入換循環装置139が設けられていて、製品P2 の集積 が完了したパレット137を直交座標形ロボット107の作動範囲外に移動した り、外部に搬出したり、逆に空のパレット137を外部から搬入できるようにな っている。
【0033】 パレット入換循環装置139は、図5および図6に示したように、底板が上面 になった逆箱状のベース141の上面にパレット137を循環せしめるためのガ イド溝143が設けられている。このガイド溝143に案内されて、平面形が正 方形に近い矩形状の複数のガイド145が移動可能に設けてある。このガイド1 45の上端には、パレット137の中心を回転自在に支持せしめるための回転ピ ン147が設けてある。また、パレット137と製品P2 の重量を支えるために 例えばガイド145の上部には、フランジ145Aが一体的に設けてあって、ベ ーヘス141の上面を摺動するようになっている。さらにガイド145の下端に は、アングル状の支持金具149がボルトで固定されて設けてあり、この支持金 具149にはタイミングベルト151が連動連結されている。このタイミングベ ルト151は、ベース141の裏面の4隅に回転自在に設けられたプーリ153 に巻回されていると共に、このプーリ153の1つには図示省略の駆動モータが 連動連結されている。なお、ベース141の上部板の中央部にガイド溝143を 設けたことにより、抜け落ちないように、かつガイド145およびタイミングベ ルト151の動きに干渉しないように、例えば図示されないU字形金具によって 外周部に支持されるようになっている。
【0034】 前記小物の製品P3 を部品毎に集積するためには、直交座標形ロボット107 を使用したのでは、能率が落ちるので、前記製品分離装置17のフレーム31と 上記パレット入換循環装置139との間に図1に示されているように前後方向に 延伸した小物集積コンベア155が設けてある。この小物集積コンベア155は 、平ベルト157の上面が前方から後方へ回動できるようになっている。
【0035】 上記、製品P3 も製品毎に収納ボックスに集積するために、上記小物集積コン ベア155の出口側下方に複数の小物仕分け収納ボックス159が左右方向に並 べられて設けてある。これらの小物仕分け収納ボックス159は、例えば移動板 161を介して左右方向に延伸した2本のレール163上を左右に移動可能に設 けてある。そして、上記移動板161は、例えば図示省略のボールネジ装置とサ ーボモータにより左右に駆動されて、所望の小物仕分け収納ボックス159が小 物集積コンベア155の出口側下に割り出されるようになっている。
【0036】 上記構成により、製品受けコンベア81の平ベルト91上に図7に示したよう に板材取り状態で載置されている製品P2 ,P3 は、左方の出口側方向へ移動せ しめられた後、標準サイズ以上の製品P2 は直交座標形ロボット107を適宜操 作することによって、製品P2 毎に方向を揃えて所望のパレット137に集積せ しめられる。そして、製品P2 の種類が多くて直交座標形ロボット107の作動 範囲外のパレット137にも集積せしめたい時には、パレット入換循環装置13 9の駆動モータにより、タイミングベルト151を適宜に回動せしめることによ り、パレット137を循環せしめて入換えることができる。また、製品P2 の集 積が完了したパレット137を外部へ搬出したい時や、外部から空のパレット1 37を持ち込みたい時にも、パレット入換循環装置139上のパレット137は 、回転ピン147の作用でタイミングベルト151を適宜に操作することにより 向きを変えないまま循環入換することができる。
【0037】 上記、平ベルト91上に載置された小物の製品P3 に関しては、チェーンコン ベア97を適宜に操作することに製品受けコンベア81をコンベアーフレーム8 5ごと移動せしめて、平ベルト91の左端を上記小物集積コンベア155の右上 に来るように移動せしめた後、平ベルト91を左方に回動せしめると、製品P3 を小物集積コンベア155に移行せしめることができる。依って、図示省略のサ ーボモータを適宜操作することにより、所望の小物仕分け収納ボックス159を 小物集積コンベア155の出口側下部に割り出した後、平ベルト157を後方へ 回動せしめれば、所望の製品P3 を所望の小物に仕分け収納ボックス159に集 積することができる。
【0038】 前記テンションクランプ装置37に把持されたスケルトンSをテーブルリフタ 79に移したい時には、チェーンコンベア97を適宜に操作して製品受けコンベ ア81をコンベアーフレームごとに最右端に移動せしめた後、テーブルリフタ7 9を適宜に上昇せしめ、エアーシリンダ45のピストンロッド43を没入せしめ るとスケルトンSはテーブルリフタ79上に集積される。そして、テーブルリフ タ79を下降せしめた後、スプロケット33を適宜に操作して製品分離装置17 の上面を複数のサポートローラ29により閉鎖すると、再び1次加工製品P1 を タレットパンチプレス3から受け入れ可能な状態に戻る。
【0039】 以上の如くこの実施例によれば、製品分離装置17によってタレットパンチプ レス3から搬入された1次加工製品P1 が製品受けコンベア81上に分離される 。そして、板取り状態で載置された製品P2 ,P3 は、標準サイズ以上の製品P2 は直交座標形ロボット107によって製品P2 毎に揃えて所望のパレット13 7上に自動的に仕分け集積される。また、小物の製品P3 は、小物集積コンベア 155によって製品毎に所望の小物仕分け収納ボックス159に自動的に仕分け 集積されるので、人手を使用することなく安全で省力的効果があると共に、作業 時間も短くなるので作業能率向上に効果がある。さらに、人手による作業場所も 不要となる。
【0040】 なお、この考案は前述の実施例に限定されるものではなく、適宜な変更を行う ことによりそれ以外の態様でも実施しうるものである。
【0041】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明により理解されるように、この考案によればミクロ ジョイント部によって接合された製品は、製品分離装置によって分離されて板取 り状態のまま製品受けコンベア上に落下する。
【0042】 この製品受けコンベアの出口側には、前後、左右,上下動自在で下端に回転自 在なピックアップ装置を備えたロボットが設けられていて、製品受けコンベア上 の製品をパレット入換循環装置上の複数のパレットの1つ1つに製品ごとに方向 を揃えて自動的に仕分け集積することができる。
【0043】 また、小物の製品も製品受けコンベアから小物集積コンベアに落下移行せしめ られた後、この小物集積コンベアの出口側に設けられた多数連の移動自在に設け られた小物仕分け収納ボックスに製品ごとに所望の小物仕分け収納ボックスに仕 分け集積せしめることができる。
【0044】 従って、製品は人手を要せず自動的に短時間に製品毎に1つのパレットまたは 小物仕分け収納ボックスに揃えられて仕分け集積されるので、作業能率向上に効 果があるばかりでなく、省力面、安全面の効果も期待できる上に、夜間の無人運 転にも対応できるものである。
【0045】 また、人手による製品分離のための大きな場所が不要になるばかりでなく仕分 け集積のために製品を移動搬送する必要もなくなるので、省スペース的効果と共 に経済的効果も期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による、自動仕分け装置とその周辺の関
連装置全体を含む左後面斜視図である。
【図2】製品受けコンベアのフレーム移動機構の1例を
示す説明図である。
【図3】ロボット下端に設けられたピックアップ装置の
1例であるバキューム吸着装置の説明図である。
【図4】ピックアップ装置の他の1例であるクランプ装
置の説明図である。
【図5】パレット入換循環装置の斜視図である。
【図6】図5における1パレット部分の軸方向断面図で
ある。
【図7】製品受けコンベア上に板取り状態で分離された
製品を示す説明図である。
【図8】製品ごとに方向を揃えて1つのパレット上に仕
分け集積された状態の説明図である。
【図9】製品分離装置におけるサポートローラの説明図
である。
【図10】製品分離装置におけるテンションクランプ装
置の説明図である。
【図11】製品分離装置におけるセパレータユニットの
1例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 自動仕分け装置 81 製品受けコンベア 107 直交座標形ロボット(ロボット) 121 ピックアップ装置 137 パレット 139 パレット入換循環装置 155 小物集積コンベア 159 小物仕分け収納ボックス P1 1次加工製品(ミクロジョイント部によって接合
された製品) P2 製品(標準サイズ以上の製品) P3 製品(小物の製品)
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65G 47/68 A 8010−3F 61/00 2124−3F B65H 29/58 C 9147−3F Z 9147−3F // B65H 29/36 8709−3F

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミクロジョイント部によって接合された
    製品から製品分離装置によって分離された製品を載置す
    る回転自在な製品受けコンベアと、この製品受けコンベ
    アの出口側において前記製品をピックアップするピック
    アップ装置を、下端に設けた前後,左右,上下方向へ移
    動自在なロボットと、前記製品受けコンベアの出口側に
    仕分けられた製品を集積すべく設けられた複数のパレッ
    トと、この各パレットを入れ換えたりあるいは搬出入せ
    しめたりすべくパレット入換循環装置とを備えてなるこ
    とを特徴とする自動仕分け装置。
  2. 【請求項2】 前記ピックアップ装置が製品の向きを揃
    えるべく回転自在に設けてなることを特徴とする請求項
    1記載の自動仕分け装置。
  3. 【請求項3】 小物の製品を別に集積すべく前記製品受
    けコンベアの下方位置にあって、かつ前記製品受けコン
    ベアと直交する方向に運ぶ小物集積コンベアを設けると
    共に、この小物集積コンベアの出口側にはこの小物集積
    コンベアを運ぶ方向と直交する方向に移動自在な複数の
    小物仕分け収納ボックスを備えてなることを特徴とする
    請求項1記載の自動仕分け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022525233A (ja) * 2019-06-17 2022-05-11 北京曠視機器人技術有限公司 仕分け設備

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