JPH063516Y2 - ガス警報器 - Google Patents

ガス警報器

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JPH063516Y2
JPH063516Y2 JP547187U JP547187U JPH063516Y2 JP H063516 Y2 JPH063516 Y2 JP H063516Y2 JP 547187 U JP547187 U JP 547187U JP 547187 U JP547187 U JP 547187U JP H063516 Y2 JPH063516 Y2 JP H063516Y2
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JP
Japan
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gas
voltage
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low
sensor
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JP547187U
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崇 梶野
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New Cosmos Electric Co Ltd
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New Cosmos Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガス検知素子(以下センサという)に供給
する電圧を長周期で変化させることにより、少なくとも
2種類のガスの検出を可能としたガス警報器に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、ガスもれを検知するガス警報器においては、セン
サの動作を安定化させるため、センサに対して検知すべ
きガスに応じた温度にセンサがなるような電圧を供給し
ている。すなわち、一酸化炭素ガスであればセンサの温
度が200℃付近になるような電圧を供給し、メタンガ
スであれば400℃になるような電圧をセンサに印加し
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで上記のような従来のガス警報器では、検出すべ
きガスに対応させてセンサにそれ相当の電圧を供給して
いるために、それぞれ別個の定電圧回路を設けていた。
したがって複数の系統の定電圧回路を必要とするので、
電源トランスが大型になり、かつ回路も複雑になるた
め、製品コストが上昇するという問題点があった。
この考案は、上記の問題点を解決するためになされたも
ので、単一の定電圧回路によって複数のガスの検出を可
能にしたガス警報器を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかるガス警報器は、長周期のパルスを出力
するパルス発振器と、このパルス発振器の出力の高レベ
ルと低レベルに応じてセンサに高レベルの電圧または低
レベルの電圧を交互に供給する定電圧回路と、センサに
高レベルの電圧が供給されているときセンサがガスもれ
を検知したとき警報信号を発する高レベル用警報部と、
同じく低レベルの電圧が供給されているときセンサがガ
スもれを検知したとき警報信号を発する低レベル用警報
部を備えたものである。
〔作用〕
この考案においては、センサに高レベルの電圧が供給さ
れているとき、それに応じたガスもれがあるとセンサが
そのガスを検出し、高レベル用警報部から警報が発せら
れる。また、センサに低レベルの電圧が供給されている
とき、それに応じたガスもれがあるとセンサがそのガス
もれを検出し、低レベル用警報部から警報が発せられ
る。そしてセンサに供給される高レベルと低レベルの電
圧は長周期で交互に変化するので、2種類のガスの検出
を行うことができる。
〔実施例〕
図面はこの考案の一実施例を示す回路図で、Tは電源ト
ランス、PGはプラグ、Dは整流用のダイオード、Cは
平滑用のコンデンサであり、ダイオードDとコンデンサ
Cにより整流回路が形成される。ICはICチップの
定電圧回路で、後述するように高レベルと低レベルの電
圧を出力する。Qはトランジスタ、R〜Rは抵抗
器、OSCはパルス発振器、Sはセンサ、IC,IC
は比較器、Gはインバータ、GとGはナンド回
路、BZ,BZはブザー等からなる高レベル用警報
部、低レベル用警報部である。また、定電圧回路IC
において、aは入力端子、bは出力端子、cは比較入力
端子、dは接地端子であり、この定電圧回路ICはセ
ンサSの前段に設けられたものであり、比較入力端子c
は出力端子bの出力電圧を一定に保つために設けられて
おり、比較入力端子cに低い電圧が印加されたとき、出
力端子bに高レベルの電圧を出力し、反対に高い電圧が
印加されたときは低レベルの電圧を出力するように構成
された公知のICチップである。
次に動作について説明する。
電源トランスTの1次側のプラグPGを商用電源に接続
すると2次側に所要の電圧が発生し、ダイオードD、コ
ンデンサCの整流回路により直流となって2次側の回路
の各部に供給される。これによりパルス発振器OSCが
長周期、例えば分単位のパルスの発振を始める。パルス
発振器OSCの出力が高レベルの期間は、抵抗器R
の接続点Pの電位が高いためトランジスタQのベ
ース電位も高く、トランジスタQはオフとなる。したが
って、抵抗器RとRの接続点Pの電位は出力端子
bの電位を抵抗器R,R,Rで分割した 倍の電位となり、定電圧回路ICの比較入力端子cへ
の入力電圧は低い電位となる。このため定電圧回路IC
の出力端子bからの出力電圧は高レベルの電圧とな
る。したがってセンサSはこの高レベルの電圧に応じた
高温度に加熱される。
この状態で、もし上記高温度で検出できるガスがもれる
とセンサSがこれを検出し、そのガス濃度が所定値以上
であれば比較器IC,ICから出力が出る。しか
し、パルス発振器OSCの出力が高レベルであるため、
インバータGで反転された入力が加わるナンド回路G
は閉となり、比較器ICの出力はナンド回路G
通過できない。一方、ナンド回路Gにはパルス発振器
OSCの高レベルの電圧が印加されているため、開とな
っているので、比較器ICの出力はナンド回路G
通る。そのためナンド回路Gの出力は“0”となり高
レベル用警報部BZが作動し、ガスもれがあったこと
を報知する。
次に、パルス発振器OSCの出力が低レベルになると、
接続点Pが低電位となり、トランジスタQが導通し接
続点Pの電位が上昇し、比較入力端子cに印加される
電圧が高くなるので定電圧回路ICの出力電圧は低レ
ベルの電圧となる。したがってセンサSは今度は低温度
に加熱される。
この状態で、もし上記低温度で検出できるガスがもれる
とセンサSがこれを検出し、そのガス濃度が所定値以上
であれば比較器IC,ICから出力が出る。今度は
ナンド回路Gが開となっているので、低レベル用警報
部BZが作動しガスもれがあったことを報知する。
なお、上記の実施例では、パルス発振器OSCの出力が
高レベルの期間、定電圧回路ICが高レベルの電圧を
出力し、同じく低レベルの期間には低レベルの電圧を出
力させているが、これらは逆にすることもできる。ま
た、高レベル用、低レベル用の警報部BZ,BZ
音色を変えておくことにより、ガスもれのガスの種類を
音色で判別することができる。さらに両警報部BZ
BZはブザーに限定されず他の音源や光源等であって
もよい。また、抵抗器Rは除去してもよいが、パルス
発振器OSCの出力が高レベルの電圧のときトランジス
タQがオフとなると点Pの電位は接地電位となるた
め、比較入力端子cの電圧がそのまま出力端子bに出る
ことになる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案は、長周期のパルスを出力
するパルス発振器と、このパルス発振器の出力の高レベ
ルと低レベルに応じてセンサに高レベルの電圧または低
レベルの電圧を交互に供給する定電圧回路と、センサに
高レベルの電圧が供給されているときセンサがガスもれ
を検知したとき警報信号を発する高レベル用警報部と、
同じく低レベルの電圧が供給されているときセンサがガ
スもれを検知したとき警報信号を発する低レベル用警報
部を備えたので、センサは長周期で高温状態と低温状態
とに切替わるため、少なくとも2種のガスもれを1個の
定電圧回路を用いて検出できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示す回路図である。 図中、Tは電源トランス、PGはプラグ、Dはダイオー
ド、Cはコンデンサ、ICは定電圧回路、IC,I
は比較器、Qはトランジスタ、Sはセンサ、R
は抵抗器、OSCはパルス発振器、Gはインバー
タ、G,Gはナンド回路、BZは高レベル用警報
部、BZは低レベル用警報部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガス検知素子のガスもれ検知により警報信
    号を発するガス警報器において、長周期のパルスを出力
    するパルス発振器と、このパルス発振器の出力の高レベ
    ルと低レベルに応じて前記ガス検知素子に高レベルの電
    圧または低レベルの電圧を交互に供給する定電圧回路
    と、前記高レベルの電圧が供給されているとき前記ガス
    検知素子がガスもれを検知したとき警報信号を発する高
    レベル用警報部と、前記低レベルの電圧が供給されてい
    るとき前記ガス検知素子がガスもれを検知したとき警報
    信号を発する低レベル用警報部とを備えたことを特徴と
    するガス警報器。
JP547187U 1987-01-20 1987-01-20 ガス警報器 Expired - Lifetime JPH063516Y2 (ja)

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JPS63114396U JPS63114396U (ja) 1988-07-23
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