JPH06349555A - ジョイントコネクタ - Google Patents
ジョイントコネクタInfo
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- JPH06349555A JPH06349555A JP16014493A JP16014493A JPH06349555A JP H06349555 A JPH06349555 A JP H06349555A JP 16014493 A JP16014493 A JP 16014493A JP 16014493 A JP16014493 A JP 16014493A JP H06349555 A JPH06349555 A JP H06349555A
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Abstract
邪魔にならないようにする。 【構成】 重ねた端子収容室11の間にジョイント室1
5を配設し、各端子収容室11は切り欠き12を介して
ジョイント室15に連通するように構成している。ジョ
イント室15内には、ショート端子20が挿入されて、
所定の切り欠き12に対面している。端子30は、上記
切り欠き12を介して、ショート端子20と弾性接触す
る舌片31bを備えており、互い違いの開口11aを有
する端子収容室11に端子30を挿入すると、切り欠き
12を介して、舌片31bがショート端子20と接触
し、互いに電気的に接続される。すなわち、端子収容室
11は切り欠き12を介してジョイント室15に隣接し
ておればよいので、端子収容室11の配列方向について
は自由度が高くなる。
Description
関し、特に、先端に端子を備えた接続電線を収容して所
定の端子同士を電気的に接続するジョイントコネクタに
関する。
て、図6に示すものが知られている。同図において、雌
側コネクタハウジング1には、先端に雌端子2を接続さ
れた複数の接続電線3が同一方向に配向されて収容され
ている。ジョイントコネクタハウジング4は一方に開口
を有する筺状に形成され、当該開口内に上記雌側コネク
タハウジング1の先端部が挿入可能となっている。ジョ
イントコネクタハウジング4の底板部分であって雌側コ
ネクタハウジング1における雌端子の配設位置に対応す
る部分には外側からショート端子5が挿入されている。
当該ショート端子5は両端部分を上記雌端子2に対応し
た雄端子の先端形状と一致させるとともに中間部分の二
ヵ所を屈曲せしめてコの字状としてある。また、ジョイ
ントコネクタハウジング4の底部分を外周から覆い被せ
るようにカバー6を配設している。なお、カバー6の抜
け止めを図るために、カバー6の側には係合孔6aを形
成し、ジョイントコネクタハウジング4の側には係合突
起4aを形成している。
せたい雌端子2に応じて一体のショート端子5を形成
し、当該ショート端子5の先端部分をジョイントコネク
タハウジング4の外側から内部に挿入させ、外周にカバ
ー6を取り付ける。この後、ジョイントコネクタハウジ
ング4の開口に雌側コネクタハウジング1を挿入する
と、接続したい雌端子2にショート端子5が進入し、各
雌端子2同士が当該ショート端子5を介して導通する。
ところで、接続したい接続電線3同士が二つの場所から
寄せ集められているような場合には、図7に示すように
接続電線3の先端部分が折り曲げられ、接続電線3に対
して直角にジョイントコネクタ自体が突出してしまう。
ントコネクタにおいては、雌端子にショート端子を挿入
して互いに接続する関係上、雌端子の開口を近接させて
保持する必要があり、必然的に雌端子を同一方向に配向
していた。従って、接続したい電線同士が二つの場所か
ら寄せ集められているような場合には、ジョイントコネ
クタ自体が配線部分において突出して邪魔になるという
課題があった。本発明は、上記課題にかんがみてなされ
たもので、互い違いの方向の接続電線を接続するときに
邪魔にならないようにすることが可能なジョイントコネ
クタの提供を目的とする。
め、請求項1にかかる発明は、先端に端子を備えた接続
電線をハウジング内に収容して所定の端子同士をショー
ト端子にて電気的に接続するジョイントコネクタにおい
て、上記ハウジングを、端子収容室を重ねて形成すると
ともに、重ねた端子収容室の間には所定の開口を有する
ジョイント室を形成し、かつ、各端子収容室には同ジョ
イント室に連通する連通部を形成し、さらには、上記端
子収容室を互い違いに開口せしめて構成し、上記ショー
ト端子を、上記ジョイント室に挿入されて所定の連通部
に対面するように形成し、上記端子を、上記端子収容室
にて上記連通部を介して上記ショート端子と弾性接触す
る接続片を備えた構成としてある。
おいては、ハウジングには互い違いに開口する端子収容
室が備えられており、互い違いの方向の接続電線をスト
レートに収容する。一方、ジョイント室内には、ショー
ト端子が挿入されて、所定の連通部に対面しているの
で、端子を端子収容室に収容させると、接続片が連通部
を介してショート端子と弾性接触する。このようにして
ショート端子に接触する各端子同士が電気的に接続す
る。すなわち、従来のジョイントコネクタがショート端
子に対して同一方向から接続するのに比べて、端子収容
室の間に配設したショート端子に対して端子が接触する
ように構成したため、端子収容室の配向方向が自由にな
る。
向の接続電線に応じて端子収容室を開口せしめたので、
接続電線をストレートに保持してハウジングが邪魔にな
らないようにすることが可能なジョイントコネクタを提
供することができる。
明する。図1及び図2は本発明の一実施例にかかるジョ
イントコネクタの分解斜視図、図3は組み付けた状態の
断面図である。図において、ハウジング10は、幅方向
に五列づつ上下二段に形成した端子収容室11を備えて
いる。端子収容室11は軸線方向を一致させているもの
の中央の一列と左右の各二列ずつとは挿入口を互い違い
としている。ここにおいて、同挿入口を開口11a(1
1a1,11a2)と呼ぶ。従って、ハウジング10に
おける一面には左右に四つずつ計八つの開口11a1が
並んでおり、その裏面には中央に二つの開口11a2が
並んでいる。
のショート端子20を挿入可能なジョイント室15を形
成してあり、各端子収容室11の周壁のうち同ジョイン
ト室15に面する周壁には当該ジョイント室15に連通
する切り欠き(連通部)12を奥行き方向にわたって形
成している。また、各端子収容室11の周壁のうち当該
コネクタハウジング10の外側に面する周壁の角部には
端子30のガイド突起31cに対応して奥行き方向に向
かってガイド溝13を形成している。ショート端子20
は、上記上下二段の端子収容室11の間のジョイント室
15に挿入可能な板材であって、その先端側はそれぞれ
相対面する切り欠き12間に挿入されるようにタブ状に
分離された接触部21を構成し、後端側は各接触部同士
を連結する連結部22を構成している。分離された接触
部21は短冊状となっており、その側面には抜け止めの
用の突起23をいくつか形成している。また、同ジョイ
ント室15については各接触部21の分離形状に合わせ
て上下に連結される連結壁を形成してあり、当該ショー
ト端子20を挿入したときに接触部21の突起23が同
連結壁に当接しながら前進し、停止位置では後退しにく
いようにしてある。
0の接触部21に接触する接触部31を備え、後端側に
接続電線40を保持して接続するバレル部32を備えて
いる。接触部31は、両側部を起立させて側壁31a,
31aを形成するとともに、先端側はこの側壁31a,
31a間に入り込める幅であって長い短冊状に形成した
舌片31bを当該側壁31aの側に向かって折り返すよ
うに湾曲させ、バネ状に弾性を持たせて構成している。
なお、一方の側壁31aにおける屈曲部分の一部を下側
に向けて突出させて上記ガイド突起31cを形成すると
ともに、当該接触部31における上記舌片31bを折り
返した側と反対の側の壁面にはロック孔31dを形成し
ている。
接触部31を挿入可能な形状としてあり、また、端子収
容室11におけるコネクタハウジング10の外周側の壁
面には上記ロック孔31dに進入して係合可能な可撓性
のロック片14を形成している。次に、上記構成からな
る本実施例の動作を説明する。まず、コネクタハウジン
グ10に対してショート端子20を挿入していくと、同
ショート端子20の接触部21は端子収容室11に形成
された切り欠き12と対面する位置まで挿入される。本
実施例においては、すべての端子収容室11における切
り欠き12部分にショート端子20の接触部21が対面
している。いま、八本の接続電線40aと二本の接続電
線40bとが相対立する方向から延びており、中間の位
置にてジョイントコネクタで接続するものとする。そし
て、それぞれの接続電線40a,40bの先端を端子3
0におけるバレル部32にてかしめて保持しておく。
グ10の一面に開口している八つの端子収容室11の開
口11a1に対してそのロック片14がロック孔31d
と係合するまで挿入し、複数の接続電線40bについて
はその裏面に開口している二つの端子収容室11の開口
11a2に対してそのロック片14がロック孔31dと
係合するまで挿入する。図3に示すように、接触部31
が端子収容室11の奥部に挿入されると、コネクタハウ
ジング10のロック片14が端子30のロック孔31d
に入り込んで係合し、当該端子収容室11内にて保持さ
れる。従って、八本の接続電線40aは先端をハウジン
グ10における一面側に挿入した状態で保持され、二本
の接続電線40bについては先端を反対面に挿入した状
態で保持されるため、接続電線40aとハウジング10
と接続電線40bとが一直線状に並んでいる。一方、接
触部31における舌片31bは切り欠き12部分に対面
し当該切り欠き12部分から突出しようとするので、同
切り欠き12部分に対面して保持されているショート端
子20の接触部21に当接する。
対面してショート端子20の接触部21が挿入されてい
るため、端子収容室11に収容されている端子30の接
触部31同士がショート端子20の接触部21と連結部
22を介して電気的に接続される。
方向に対して中央の二列の端子収容室11とそれ以外の
端子収容室11とが互い違いに開口するように配設して
いるが、互い違いに開口せしめる端子収容室11の配列
については他の配列とすることもできる。図4は、この
ようにして上下二段をそれぞれ異なる方向に開口させた
配列状態の実施例を示している。本実施例においては、
上段の五列の端子収容室11についてはハウジング10
の一面に開口11a3を有し、下段の五列の端子収容室
11についてはハウジング10の一面に開口11a4を
有している。かかる構成においては、相対立する方向か
らそれぞれ延びている五本ずつの接続電線40cと接続
電線40dとをそれぞれ開口11a3と開口11a4に
挿入することができる。
ジョイント室15を配設し、各端子収容室11は切り欠
き12を介してジョイント室15に連通するように構成
しているので、端子収容室11に収容された端子30は
切り欠き12を介してショート端子20に接続すれば相
互に接続できることになる。従って、端子収容室11の
配列方向については自由度が高くなる。なお、上述した
実施例においては、一体のショート端子20を使用して
すべての端子収容室11に挿入されるすべての端子30
を互いに接続するようにしているが、連結部22を切り
欠いて複数のショート端子20とすることにより、相互
に接続する接続電線を区分けするようにしてもよい。
の分解斜視図である。
視図である。
斜視図である。
視図である。
トさせた状態を示す側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 先端に端子を備えた接続電線をハウジン
グ内に収容して所定の端子同士をショート端子にて電気
的に接続するジョイントコネクタにおいて、 上記ハウジングを、端子収容室を重ねて形成するととも
に、重ねた端子収容室の間には所定の開口を有するジョ
イント室を形成し、かつ、各端子収容室には同ジョイン
ト室に連通する連通部を形成し、さらには、上記端子収
容室を互い違いに開口せしめて構成し、 上記ショート端子を、上記ジョイント室に挿入されて所
定の連通部に対面するように形成し、 上記端子を、上記端子収容室にて上記連通部を介してジ
ョイント室に突出する接続片を備えた構成したことを特
徴とするジョイントコネクタ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5160144A JP3067471B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | ジョイントコネクタ |
US08/203,332 US5403204A (en) | 1993-03-03 | 1994-02-28 | Joint connector |
CA002139810A CA2139810C (en) | 1993-03-03 | 1994-03-01 | Joint connector |
CA002116744A CA2116744C (en) | 1993-03-03 | 1994-03-01 | Joint connector |
DE4447473A DE4447473C2 (de) | 1993-03-03 | 1994-03-03 | Steckverbindergehäuse |
DE19944407083 DE4407083C2 (de) | 1993-03-03 | 1994-03-03 | Steckverbindergehäuse und zugehöriger Steckverbinder |
US08/381,772 US5456617A (en) | 1993-03-03 | 1995-02-01 | Joint connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5160144A JP3067471B2 (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | ジョイントコネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349555A true JPH06349555A (ja) | 1994-12-22 |
JP3067471B2 JP3067471B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=15708826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5160144A Expired - Fee Related JP3067471B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-06-03 | ジョイントコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3067471B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2597729A1 (en) * | 2011-11-25 | 2013-05-29 | Japan Aviation Electronics Industry Limited | Wire-to-board connector |
WO2015159688A1 (ja) * | 2014-04-17 | 2015-10-22 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
JP2016207619A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ及びコネクタ部 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5160144A patent/JP3067471B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
EP2597729A1 (en) * | 2011-11-25 | 2013-05-29 | Japan Aviation Electronics Industry Limited | Wire-to-board connector |
US9160089B2 (en) | 2011-11-25 | 2015-10-13 | Japan Aviation Electronics Industry, Ltd. | Wire-to-board connector |
US9472875B2 (en) | 2011-11-25 | 2016-10-18 | Japan Aviation Electronics Industry, Ltd. | Wire-to-board connector |
WO2015159688A1 (ja) * | 2014-04-17 | 2015-10-22 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
JP2015207352A (ja) * | 2014-04-17 | 2015-11-19 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
US10483675B2 (en) | 2014-04-17 | 2019-11-19 | Yazaki Corporation | Connector with protrusions near contact pieces |
JP2016207619A (ja) * | 2015-04-28 | 2016-12-08 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタ及びコネクタ部 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3067471B2 (ja) | 2000-07-17 |
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