JPH06349415A - シャドウマスク - Google Patents
シャドウマスクInfo
- Publication number
- JPH06349415A JPH06349415A JP5137198A JP13719893A JPH06349415A JP H06349415 A JPH06349415 A JP H06349415A JP 5137198 A JP5137198 A JP 5137198A JP 13719893 A JP13719893 A JP 13719893A JP H06349415 A JPH06349415 A JP H06349415A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- skirt
- frame
- aperture plate
- shadow mask
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/07—Shadow masks
- H01J2229/0727—Aperture plate
- H01J2229/0766—Details of skirt or border
- H01J2229/0772—Apertures, cut-outs, depressions, or the like
Landscapes
- Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Abstract
形状のスカート3を曲成して形成してある。そしてこの
スカート3を、内側へ曲成されたフランジ部を有する環
状のフレーム4に嵌合している。スカート3は、アパチ
ャー板2の凹側に向けて連成されており、基部側3aは外
法がL1 であり、端部側3bは外法がL2であるとする。
そしてフレーム4の内法をL3 とすると、L2 >L3 >
L1 の関係が成立するように設計する。
Description
ャドウマスクに関する。
破断斜視図であり、図4はこのIV−IV線における断面の
一部を示す拡大図である。図中1は、公知のカラーブラ
ウン管のガラスパネルであり、凸曲面状をなす黒色のガ
ラスからなる。このガラスパネル1の内側には、ガラス
パネル1の形状に則した形状をなし多数の小孔又はスロ
ット・スリットが規則正しく配列された、鉄系の薄板か
らなるアパチャー板2がガラスパネル1と所定間隔を隔
てて固定されている。アパチャー板2の周縁は、ガラス
パネル1の周縁に沿うように曲成されてスカート3を形
成しており、このスカート3が形成されたアパチャー板
2をフォームドマスクと称している。
フランジ部を有する金属板からなる枠状のフレーム4
が、フランジ部をスカート3の先端側にして嵌合され溶
接されている。スカート3を介してアパチャー板2とフ
レーム4とを一体化したものをシャドウマスクと称して
いる。さらにこのフレーム4の外周の少なくとも3ヶ所
にはスプリング5が溶接して固定されており、このスプ
リング5は、ガラスパネル1の周縁部内側に形成された
パネルピン6に嵌合されている。このようにしてガラス
パネル1はフレーム4を支持している。
によって塑性変形を起こすが、従来はアパチャー板2の
板厚が厚く、曲率が小さかったため、構造的にも強く、
カラーブラウン管の一般的な使用状態では塑性変形を起
こすことは少なかった。
はカラーブラウン管の高精細化により、フォームドマス
クは、板厚が薄肉化し、曲率の拡大に伴ってフラット化
している。そうすると外部から加えられた衝撃エネルギ
によって塑性変形を起こし易くなる。衝撃エネルギによ
る塑性変形の要因は、スカート3とフレーム4との嵌合
状態及びアパチャー板2の曲面の張り具合であることが
判った。上述の如き従来のシャドウマスクはスカート3
とフレーム4との接合部が面接触であるため、接触面積
が大きい。このように接触面積が大きいと、カラーブラ
ウン管に衝撃力,振動,音圧等のエネルギが加わった場
合に、そのエネルギが伝わり易い。そしてそのG値(動
加速度又は衝撃値)と作用時間との力積が一定値を越え
た場合に凸曲面状をなすアパチャー板2の局部又は全体
に塑性変形が生じるのである。本発明は、斯かる事情に
鑑みてなされたものであり、スカートを段階的に広がっ
た形状とすることにより、塑性変形を起こし難く、耐衝
撃性が高いシャドウマスクを提供することを目的とす
る。
スクは、基部側から端部側へかけて段階的に広がってお
り、端部側を前記フレームより広く、基部側を前記フレ
ームより狭くなしてあるスカートを備えることを特徴と
する。
た形状とすることにより、フレームとの接合部は、この
段部による略線状となり、従来のような面接触よりも接
触面積が減少する。これによりシャドウマスクに与えら
れた振動等のエネルギがアパチャー板へ伝わる割合が減
少する。
ているため、アパチャー板をフレームに嵌合すると、ア
パチャー板とスカートとの角度が小さくなる。この角度
は段差量が大きいほど小さくなる。このようにしてスカ
ートがさらに折り曲げられるとアパチャー板の凸側の面
が引っ張られて曲面に張力が働き、アパチャー板曲面の
剛性が向上する。
き具体的に説明する。図1は、本発明に係るシャドウマ
スクを示す部分断面図である。図中2は凸曲面状をなし
多数の小孔又はスロット・スリットが規則正しく配列さ
れた、鉄系の薄板からなるアパチャー板であり、アパチ
ャー板2の周縁に、段階的に広がった形状のスカート3
を曲成して形成してある。そしてこのスカート3を、従
来と同様の、内側へ曲成されたフランジ部を有する金属
板からなる環状のフレーム4に嵌合し、溶接している。
スカート3はアパチャー板2の凹側に向けて連成されて
おり、スカート3の基部側3aは外法がL1 であり、端部
側3bは外法がL2 であるとする。そしてフレーム4の内
法をL3 としたとき、 L2 >L3 >L1 …(1) のような関係が成り立つように設計する。
レーム4に嵌合した状態を示す部分断面図である。フォ
ームドマスクをフレーム4へ嵌合する際、スカート3
は、端部側3bをフレーム4より広くしているため、内側
(矢符aで示す方向)へさらに屈曲される。アパチャー
板2の中央部における接線を含む水平面(図2に破線で
示す)とスカート3の基部側3aとがなす角度をθとする
と、フォームドマスクをフレーム4に嵌合する前の角度
θは略90°であるが、嵌合後は90°未満となる。嵌合後
の角度θは図1に示す段差量Hが大きいほど小さくな
る。この屈曲によりアパチャー板2の凸側の面には図2
に矢符bで示す如き張力が働き、アパチャー板2曲面の
剛性が向上する。
は、アパチャー板2とスカート3との屈曲部及びスカー
ト3の段部Wであり、フレーム4全周にわたり線状とな
っている。そしてこの段部Wを溶接しており、溶接後も
線接触に近い状態を維持することができ、接触面積は従
来より大幅に削減されている。これにより外部から加わ
る衝撃力,振動,音圧等のエネルギがフレーム4からア
パチャー板2へ伝わる割合が減少し、耐衝撃性が向上す
る。なお本実施例ではスカートの周方向に1段の段部を
設けているが、複数の段部を設ける構成としてもよい。
クは、スカートを段階的に広がった形状とすることによ
り、フレームとの溶接部は、この段部による略線状とな
るため、従来のような面接触よりも耐衝撃性に優れる。
またフレームに嵌合する際にスカートを内部側へさらに
屈曲させるので、嵌合力が強く、アパチャー板の剛性が
向上する等、本発明は優れた効果を奏する。
分断面図である。
合した状態を示す部分断面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 周縁にスカートを有するアパチャー板を
フレームに嵌合してなるシャドウマスクにおいて、その
基部側から端部側へかけて段階的に広がっており、端部
側を前記フレームより広く、基部側を前記フレームより
狭くなしてあるスカートを備えることを特徴とするシャ
ドウマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137198A JPH06349415A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | シャドウマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137198A JPH06349415A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | シャドウマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349415A true JPH06349415A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15193091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5137198A Pending JPH06349415A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | シャドウマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06349415A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6259194B1 (en) | 1998-06-26 | 2001-07-10 | Hitachi, Ltd. | Shadow mask type color cathode ray tube having a shadow mask with curls thereof reduced |
US6323589B1 (en) | 1998-02-23 | 2001-11-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube having a shadow mask of improved strength |
KR100427618B1 (ko) * | 1997-05-31 | 2004-07-16 | 오리온전기 주식회사 | 음극선관의 새도우마스크 |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137198A patent/JPH06349415A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100427618B1 (ko) * | 1997-05-31 | 2004-07-16 | 오리온전기 주식회사 | 음극선관의 새도우마스크 |
US6323589B1 (en) | 1998-02-23 | 2001-11-27 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Color cathode ray tube having a shadow mask of improved strength |
US6259194B1 (en) | 1998-06-26 | 2001-07-10 | Hitachi, Ltd. | Shadow mask type color cathode ray tube having a shadow mask with curls thereof reduced |
US6545400B2 (en) | 1998-06-26 | 2003-04-08 | Hitachi Ltd. | Shadow mask type color cathode ray tube having a shadow mask with curls thereof reduced |
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