JPH07220645A - カラー受像管 - Google Patents

カラー受像管

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JPH07220645A
JPH07220645A JP1288894A JP1288894A JPH07220645A JP H07220645 A JPH07220645 A JP H07220645A JP 1288894 A JP1288894 A JP 1288894A JP 1288894 A JP1288894 A JP 1288894A JP H07220645 A JPH07220645 A JP H07220645A
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JP
Japan
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shadow mask
skirt
tip
mask
diameter
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JP1288894A
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Mitsuru Watanabe
満 渡辺
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/0766Details of skirt or border
    • H01J2229/0772Apertures, cut-outs, depressions, or the like

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  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスクフレーム6にシャドウマスク5を取付
ける際の作業性を向上させ、取付後のシャドウマスク6
の強度を増大させたカラー受像管を提供する。 【構成】 周縁にスカート部14を有するシャドウマス
ク5と、取付部15がスカート部14に点溶接され、シ
ャドウマスク5をフロントパネルに対向配置させるマス
クフレーム6とを備えるカラー受像管において、スカー
ト部14は中間が外側方向に突出した略く字状の断面に
なるよう形成され、取付部15は中間から先が外側方向
に屈曲した形状になるように形成され、スカート部14
の最も外側に突出した部分14Aの径は取付部15の先
端部15Aの径に等しいか僅かに大きく、スカート部1
4の先端部14Bの径は取付部15の先端部15Aの径
よりも僅かに小さくなるように形成され、スカート部1
4の最も外側に突出した部分14Aと取付部15の中間
の部分とが点溶接されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シャドウマスクを備え
たカラー受像管に係わり、特に、マスクフレームにシャ
ドウマスクを取付ける際に、シャドウマスクの曲面部の
強度を増強させるように取付けたシャドウマスクを備え
たカラー受像管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シャドウマスクを備えたカラー受
像管においては、マスクフレームにシャドウマスクを取
付ける工程が必要になるが、その取付を容易にする等の
ために、マスクフレームのスカート部やシャドウマスク
の取付部の構成を変更させることは既知であって、一例
として、下記に示すようなものがある。
【0003】例えば、特開昭62−272425号に開
示のカラー受像管は、電子銃から投射された電子ビーム
の内、偏向コイルによって過大な偏向作用を受け、正規
の電子ビーム軌道を外れた電子ビームが、シャドウマス
クを透過せずに直接螢光体スクリーンに射入されるのを
防ぐため、シャドウマスクのスカート部の先端側をやや
外側方向に拡大させ、かつ、マスクフレームの取付部
(側壁部)の基底部に対して先端側をやや外側に屈曲さ
せて構成し、前記マスクフレームに前記シャドウマスク
を取付ける際に、前記スカート部の先端側を前記取付部
(側壁部)の非屈曲領域まで挿入した後で、点溶接によ
り取付けを行ったものである。
【0004】また、特開昭63−250039号に開示
のカラー受像管は、シャドウマスクをマスクフレームに
取付ける際の取付精度と作業性を高め、シャドウマスク
の変形を防止するため、マスクフレームの取付部(側壁
領域)に、その上部の内面から内側に突出した複数の突
起を設け、前記マスクフレームにシャドウマスクを取付
ける際に、シャドウマスクのスカート部(フレヤー部)
を前記マスクフレームの複数の突起に達するまで挿入し
た後で、前記スカート部(フレヤー部)を複数の突起に
溶接させ、取付けを行ったものである。
【0005】さらに、特開平4−112430号に開示
のカラー受像管は、螢光体スクリーン形成後の加熱に伴
うマスクフレームの永久変形を小さくするため、シャド
ウマスクのスカート部の先端側をやや外側方向に拡大さ
せ、マスクフレームの取付部の基底部に対して先端側を
やや外側に屈曲させて構成し、かつ、前記シャドウマス
クのスカート部の先端側における対角軸方向の内径を、
前記マスクフレームの取付部の基底部における対角軸方
向の内径に比べてやや小さくなるように選び、前記マス
クフレームに前記シャドウマスクを取付ける際に、前記
スカート部の先端側を前記取付部の非屈曲領域まで挿入
した後で、点溶接により取付けを行ったものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
62−272425号に開示のカラー受像管は、シャド
ウマスクのスカート部の先端側をやや外側方向に拡大さ
せ、かつ、マスクフレームの取付部(側壁部)の基底部
に対して先端側をやや外側に屈曲させた構成のものであ
るが、そのように構成した目的は、あくまでも電子銃か
ら投射された電子ビームの内、偏向ヨークによって過大
な偏向作用を受け、正規の電子ビーム軌道を外れた電子
ビームが、シャドウマスクを透過せずに直接螢光体スク
リーンに射入されるのを防ぐためであって、シャドウマ
スクをマスクフレームに取付ける際の取付精度と作業性
を高めたり、シャドウマスクの強化を図るものではな
い。
【0007】また、特開昭63−250039号に開示
のカラー受像管は、一応、シャドウマスクをマスクフレ
ームに取付ける際の取付精度と作業性を高め、シャドウ
マスクの変形を防止するためのものであって、そのため
にマスクフレームの取付部(側壁領域)に、その上部の
内面から内側に突出した複数の突起を設けた構成にして
いるものであるが、前述のような複数の突起を設けたマ
スクフレームを製造するには、多くの工程を経る必要が
あり、その上、かかる複数の突起を設けたマスクフレー
ムに、その所定の箇所までシャドウマスクのスカート部
を挿入させる作業は、各部の寸法をかなり正確に設定し
ないと、却って複数の突起が前記スカート部の挿入の邪
魔になって、容易に挿入できないという問題がある。
【0008】さらに、特開平4−112430号に開示
のカラー受像管も、螢光体スクリーン形成後の加熱に伴
うマスクフレームの永久変形を小さくする目的のため、
シャドウマスクのスカート部の先端側をやや外側方向に
拡大させ、マスクフレームの取付部の基底部に対して先
端側をやや外側に屈曲させて構成し、かつ、前記シャド
ウマスクのスカート部の先端側における対角軸方向の内
径を、前記マスクフレームの取付部の基底部における対
角軸方向の内径に比べてやや小さくなるように選んだ構
成しているものであるが、単に、シャドウマスクのスカ
ート部の先端側をやや外側方向に拡大させ、しかも、マ
スクフレームの取付部の基底部に対して先端側をやや外
側に屈曲させただけでは、マスクフレームにシャドウマ
スクのスカート部を挿入させる際に、シャドウマスクの
スカート部の先端がシャドウマスクの先端側のやや下側
の内径の狭まった部分に直接当接してしまい、前記挿入
の際の作業が必ずしも良好でないという問題がある。
【0009】本発明は、前述の問題点を除去するもの
で、その目的は、マスクフレームにシャドウマスクを取
付ける際の作業性を向上させ、簡単な構成で、取付後の
シャドウマスクの強度を増大させたカラー受像管を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、フロントパネルの内側に対向配置され、
多数の電子ビーム通過孔が形成されるとともに、周縁に
スカート部を設けたシャドウマスクと、前記フロントパ
ネル周縁部の内側に固定配置されるとともに、取付部を
有しており、この取付部が前記シャドウマスクのスカー
ト部に点溶接され、前記シャドウマスクを前記フロント
パネルに対向配置させるマスクフレームとを備えてなる
カラー受像管において、前記シャドウマスクのスカート
部は、中間が外側方向に突出した例えば略く字状の断面
になるように形成されるとともに、前記マスクフレーム
の取付部は、例えば中間から先が外側方向に屈曲した形
状になるように形成され、前記スカート部の最も外側に
突出した部分の径は、前記取付部の先端の径に等しいか
僅かに大きく、かつ、前記スカート部の先端の径は、前
記取付部の先端の径よりも僅かに小さくなるように形成
され、前記スカート部の例えば最も外側に突出した部分
と前記取付部の中間の部分とが点溶接されている手段を
備える。
【0011】
【作用】前記手段によれば、シャドウマスクのスカート
部は、中間が外側方向に突出した略く字状の断面になる
ように形成され、マスクフレームの取付部は、中間から
先が外側方向に屈曲した形状になるように形成され、し
かも、前記スカート部の最も外側に突出した部分の径
は、前記取付部の先端の径に等しいか僅かに大きく、前
記スカート部の先端の径は、前記取付部の先端の径より
も僅かに小さくなるように形成されているので、シャド
ウマスクをマスクフレームに取付ける際に、最初に、マ
スクフレームの取付部の先端に、シャドウマスクのスカ
ート部における先端部と最も外側に突出した部分との間
にある傾斜部分が当接し、次に、前記傾斜部分の当接に
より、マスクフレームの取付部が全体的に外側に僅かに
屈曲し、同時に、シャドウマスクのスカート部が内側に
僅かに屈曲するようになり、続いて、前記取付部の外側
への屈曲及び前記スカート部の内側への屈曲により、前
記スカート部の最も外側に突出した部分が容易に前記取
付部の先端部を越えて基底部側に移動し、最終的に、前
記スカート部の最も外側に突出した部分が前記取付部の
中間の部分にまで達するようになる。
【0012】そして、前記スカート部の最も外側に突出
した部分が前記取付部の中間の部分にまで達した後で、
前記スカート部の最も外側に突出した部分と前記取付部
の中間の部分とを点溶接により固着させれば、マスクフ
レームにシャドウマスクを取付ける際の作業性が著しく
向上し、同時に、前記スカート部の最も外側に突出した
部分の径と前記取付部の中間の部分との径の差によっ
て、常時、シャドウマスクのマスク形成面が緊張された
状態に保持されるので、取付後のシャドウマスクの強度
を増大させることができる。また、シャドウマスクのス
カート部の中間を外側方向に突出させ、略く字状の断面
になるように形成させる場合においても、その突出量は
極く僅かでよいので、前記略く字状の断面の形成には、
特に特殊な装置や特殊な手段を必要としないで形成させ
ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0014】図1は、本発明に係わるカラー受像管の一
実施例の構成の概要を示す断面構成図である。
【0015】図1において、1はパネル部、1Aはフロ
ントパネル、1Bはパネル周縁部、2はファンネル部、
3はネック部、4は螢光体スクリーン、5はシャドウマ
スク、6はマスクフレーム、7は偏向ヨーク、8は電子
銃、9はピュリテイ調整マグネット、10はセンタービ
ームスタティックコンバーゼンス調整用マグネット、1
1はサイドビームスタティックコンバーゼンス調整用マ
グネット、12は磁気シールド、13は電子ビームであ
る。
【0016】そして、カラー受像管を構成する管体は、
前側に配置されたパネル部1と、電子銃8を収納してい
るネック部3と、パネル部1及びネック部3の中間に配
置されたファンネル部2からなっている。パネル部1
は、前面にあるフロントパネル1Aと、その側面にある
パネル周縁部1Bとからなり、フロントパネル1Aの内
面に螢光体スクリーン4が配置形成され、パネル周縁部
1Bの内側にはマスクフレーム6が固定配置される。こ
のマスクフレーム6には、シャドウマスク5が螢光体ス
クリーン4に対向配置されるように取付けられる。パネ
ル部1とファンネル部2の結合部分の内側に磁気シール
ド12が配置され、ファンネル部2とネック部3の結合
部分の外側に偏向ヨーク7が設けられる。ネック部3の
外側に、ピュリテイ調整マグネット9、センタービーム
スタティックコンバーゼンス調整用マグネット10、サ
イドビームスタティックコンバーゼンス調整用マグネッ
ト11が並設配置され、電子銃8から投射された3本の
電子ビーム13は、偏向ヨーク7で所定方向に偏向され
た後、シャドウマスク5を通して螢光体スクリーン4に
到達するように構成されている。
【0017】この場合、前記構成による本発明のカラー
受像管における画像表示動作は、既知のカラー受像管に
おける画像表示動作と同じであるので、本発明のカラー
受像管における画像表示動作についての説明は、省略す
る。
【0018】続く、図2(a)乃至(c)は、本実施例
のカラー受像管において、マスクフレーム6にシャドウ
マスク5を取付ける際の取付状況を示す工程図であっ
て、それぞれシャドウマスク5及びマスクフレーム6の
構成の一部を示すものである。
【0019】図2(a)乃至(c)において、14はシ
ャドウマスク5のスカート部、14Aは最も外側に突出
した部分、14Bはスカート部14の先端部、14Cは
スカート部14の基部、15はマスクフレーム6の取付
部、15Aは取付部15の先端部、15Bは取付部15
の基底部、15Cは取付部15の屈曲部であり、その
他、図1に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符
号を付けている。
【0020】そして、シャドウマスク5のスカート部1
4は、中間が外側方向に突出して略く字状の断面になる
ような形状、具体的には、やや外側方向に拡大屈曲して
いる基部14Cと、前記拡大が最大になる最も外側に突
出した部分14Aと、その部分14Aに連なって内側方
向に縮小屈曲されている先端部14Bとで構成されてい
る。また、マスクフレーム6の取付部15は、中間から
先が外側方向に屈曲した形状、具体的には、直立した基
底部15Bと、その基底部15Bに連なってやや外側方
向に屈曲した屈曲部15Cと、この屈曲部15Cに連な
って直立した先端部15Aとで構成されている。この場
合、スカート部14における最も外側に突出した部分1
4Aの内径は、取付部15における先端部15Aの内径
に等しいか僅かに大きくなるように選ばれ、かつ、スカ
ート部14の先端部14Bの内径は、取付部15の先端
部15Aの内径よりも僅かに小さくなるように選ばれて
いる。
【0021】ここで、マスクフレーム6の取付部15に
シャドウマスク5のスカート部14を取付ける際の工程
に付いて述べる。
【0022】まず、図2(a)に示されるように、マス
クフレーム6の取付部15に対し、スカート部14を下
側にしたシャドウマスク5を、取付部15に位置合わせ
を行いながらマスクフレーム6の上側から下方に移送さ
せる。
【0023】次に、前記シャドウマスク5の下方への移
送に伴い、図2(b)に示されるように、始めに、スカ
ート部14の先端部14Bの外側斜面が取付部15の先
端部15Aの先端内周に当接する。このとき、前記シャ
ドウマスク5の下方への移送を続行させると、取付部1
5の先端部15Aの先端内周に対する当接部分は、スカ
ート部14の先端部14Bの外側斜面に沿い上方に滑降
移動し、やがて最も外側に突出した部分14Aに到達す
るようになる。この場合、前記シャドウマスク5の下方
への移送を続行したとしても、スカート部14が全体的
に内側方向に弾性屈曲し、一方、取付部15が全体的に
外側方向に弾性屈曲するので、前記シャドウマスク5の
下方への移送には、何等余分な力を要することなしに行
うことが可能になる。
【0024】続いて、前記シャドウマスク5の下方への
移送をさらに続行させると、図2(c)に示されるよう
に、スカート部14の最も外側に突出した部分14Aに
対する当接部分は、取付部15の先端部15Aの先端内
周から次第に下側内周方向に滑降移動し、取付部15の
屈曲部15Cを経て、やがて取付部15の屈曲部15C
と基底部15Bとの結合部分に到達し、その時点で前記
シャドウマスク5の下方への移送を停止させる。この場
合においても、前記シャドウマスク5の下方への移送の
続行時に、スカート部14が全体的に内側方向に弾性屈
曲し、一方、取付部15が全体的に外側方向に弾性屈曲
するので、前記シャドウマスク5の下方への移送には、
多くの力を必要とせずに行うことができる。その後、前
記シャドウマスク5の下方への移送が停止された後、当
接しているスカート部14の最も外側に突出した部分1
4Aと取付部15の屈曲部15Cと基底部15Bとの結
合部分とを、既知の手段による点溶接を行えば、マスク
フレーム6の取付部15へのシャドウマスク5のスカー
ト部14の取付が終了する。
【0025】そして、マスクフレーム6の取付部15へ
シャドウマスク5のスカート部14を取付けた構造のも
のは、点溶接されている部分において、内側にあるスカ
ート部14の最も外側に突出した部分14Aの内径が、
外側にある取付部15の基底部15Bの内径よりもやや
大きいので、常時、シャドウマスク5は曲面をなすマス
ク形成面が緊張された状態に保持され、このマスク形成
面における曲面の張出し効果によって、取付けた後のシ
ャドウマスク5の強度を増大させることができる。な
お、前述の実施例では、シャドウマスクのスカート部を
略く字状の断面になるような形状とした場合について説
明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、
例えば、スカート部中間の外側に突出した部分を略円弧
状、略楕円弧状または略多角形状等に形成してもよい。
【0026】このように、本実施例によるカラー受像管
によれば、シャドウマスク5のスカート部14及びマス
クフレーム6の取付部15を前述のような構成にしてい
るので、マスクフレーム6にシャドウマスク5を取付け
る際の作業性に優れたカラー受像管が得られるだけでな
く、マスクフレーム6にシャドウマスク5を取付けた後
のシャドウマスク5の強度を増大させ、このシャドウマ
スク5の強度の増大に伴って、ハウリングに強く、落下
強度を向上させたカラー受像管が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シャドウマスクのスカート部は、中間が外側方向に突出
した断面になるように形成され、マスクフレームの取付
部は、スカート部の最も外側に突出した部分の内径が取
付部の先端部の内径に等しいか僅かに大きく、スカート
部の先端部の内径が取付部の先端部の内径よりも僅かに
小さくなるように形成されているので、シャドウマスク
をマスクフレームに取付ける際の作業性を著しく向上さ
せたカラー受像管が得られるという効果があり、その他
にも、スカート部の最も外側に突出した部分の内径と取
付部の中間の部分(基底部)との内径の差によって、常
時、シャドウマスクの曲面をなすマスク形成面が緊張さ
れた状態に保持されるので、取付けた後のシャドウマス
クの強度を増大させることができ、このシャドウマスク
の強度の増大に伴って、ハウリングに強く、落下強度を
向上させたカラー受像管が得られるという効果がある。
また、シャドウマスクのスカート部の中間を外側方向に
突出させて形成させる場合に、その突出量は極く僅かで
よいので、この突出断面の形成には、特に特殊な装置や
特殊な手段を必要としないで形成させることができると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるカラー受像管の一実施例の構成
の概要を示す断面構成図である。
【図2】図1に図示の本実施例のカラー受像管におい
て、マスクフレームにシャドウマスクを取付ける際の取
付状況を示す工程図である。
【符号の説明】
1 パネル部 1A フロントパネル 1B パネル周縁部 2 ファンネル部 3 ネック部 4 螢光体スクリーン 5 シャドウマスク 6 マスクフレーム 7 偏向ヨーク 8 電子銃 9 ピュリテイ調整マグネット 10 センタービームスタティックコンバーゼンス調整
用マグネット 11 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 12 磁気シールド 13 電子ビーム 14 シャドウマスク5のスカート部 14A 最も外側に突出した部分 14B スカート部14の先端部 14C スカート部14の基部 15 マスクフレーム6の取付部 15A 取付部15の先端部 15B 取付部15の基底部 15C 取付部15の屈曲部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントパネルの内側に対向配置され、
    多数の電子ビーム通過孔が形成されるとともに、周縁に
    スカート部を設けたシャドウマスクと、前記フロントパ
    ネル周縁部の内側に固定配置されるとともに、取付部を
    有しており、この取付部が前記シャドウマスクのスカー
    ト部に点溶接され、前記シャドウマスクを前記フロント
    パネルに対向配置させるマスクフレームとを備えてなる
    カラー受像管において、前記シャドウマスクのスカート
    部は、中間が外側方向に突出した断面になるように形成
    されるとともに、前記スカート部の最も外側に突出した
    部分の径は、前記取付部の先端の径に等しいか僅かに大
    きく、かつ、前記スカート部の先端の径は、前記取付部
    の先端の径よりも僅かに小さくなるように形成されてい
    ることを特徴とするカラー受像管。
JP1288894A 1994-02-04 1994-02-04 カラー受像管 Pending JPH07220645A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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