JPH06349116A - 光ディスク製造装置 - Google Patents

光ディスク製造装置

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JPH06349116A
JPH06349116A JP13211193A JP13211193A JPH06349116A JP H06349116 A JPH06349116 A JP H06349116A JP 13211193 A JP13211193 A JP 13211193A JP 13211193 A JP13211193 A JP 13211193A JP H06349116 A JPH06349116 A JP H06349116A
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JP
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disk
disc
block
machine
buffer
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Application number
JP13211193A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Naito
弘 内藤
Koichi Kojima
興一 小島
Hiroshi Tomiyama
弘史 冨山
Takao Inagaki
敬夫 稲垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異なる内容の光ディスクの2ロットの連続同
時生産においても、ロット間の光ディスクの混合が可及
的に発生しないようにする。 【構成】 異なるディスクの同時生産を行う際に、制御
装置71は、ディスク枚数検知回路から供給されるディ
スク枚数c(c=c1 +c2 +……+c5 )に基づいて
次の工程(ブロックC)にディスクが存在しなくなった
と判断したときにスイングアーム40の搬送をバッファ
9側からバーコードリーダー41側に切り換えるように
している。このため、バッファ9には次のロットの光デ
ィスクのみが貯留され、かつ次の工程(印刷機1を含む
ブロックC)には現在のロットの光ディスクが存在しな
くなるので、次の工程(印刷機1を含むブロックC)に
おいて現在ロットと次ロットの光ディスクが混合するこ
とがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、それぞれ異な
る内容を有する光ディスク(CD,LD,再生専用M
D,CDROM等)の複数のロットを連続(同時)生産
可能な光ディスク製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図20は従来の技術による光ディスク製
造装置の構成を示している。図20において、1点鎖線
の矢線はディスクの搬送ラインと搬送方向を示してい
る。この図20例の光ディスク製造装置では、図示しな
い光ディスク成形用スタンパー(以下、単にスタンパー
という)が装着された射出成形機1で樹脂ディスクが作
成され、それが取出機2で取り出され搬送機3を通じて
搬送機4まで送られる。
【0003】搬送機4は、供給された樹脂ディスクをア
ルミ反射膜成膜機6に送る。アルミ反射膜成膜機6では
樹脂ディスクに反射膜が形成される。反射膜が形成され
たディスクは搬送機4を通じて保護膜塗布機7に送ら
れ、この保護膜塗布機7で反射膜が形成されたディスク
上に保護膜が塗布される。
【0004】保護膜が塗布されたディスクは、直接、ま
たはバッファ9を通じて搬送機8に送られる。
【0005】搬送機8は、この保護膜が塗布されたディ
スクを上記図示しないスタンパーに対応して作製されて
いる図示しない印刷版下(以下、刷版という)が装着さ
れた印刷機13に送る。印刷機13は刷版によりディス
クの保護膜上にレーベルを印刷した後、搬送機8に印刷
後のディスク、すなわち、光ディスクを送る。
【0006】この光ディスクは検査機10で良・不良が
検査され、良品及び不良品がディスク収納機11に分別
して収納されるようになっている。
【0007】なお、射出成形機1には、制御装置12が
電気的に接続されている。
【0008】上記のように構成される光ディスクの製造
装置では、当該ロットの光ディスクの生産を終了する場
合に、制御装置12から射出成形機1の停止信号e(以
下、成形機停止信号という)が供給される。この成形機
停止信号eの供給により、射出成形機1による樹脂ディ
スクの成形動作が停止される。射出成形機1の停止後に
も、その射出成形機1よりも下流の各機は、ディスクが
供給されなくなるまで動作し、全ての光ディスクがディ
スク収納機11に収納された時点で当該ロットの光ディ
スクの生産が完了する。
【0009】そして、異なる光ディスクの次のロットの
生産に移行する場合には、次のロットの光ディスク用の
スタンパー(図示していない)を新たに射出成形機1に
交換装着するとともに、印刷機13に次のロットの光デ
ィスク用の刷版を交換装着する。これらスタンパーと刷
版の内容が一致していなければならないことはもちろん
である。もし、食い違っていた場合には、完成された光
ディスクは全て不良品になり使い物にならない。
【0010】従来、これらスタンパーと刷版の内容の異
同は、オペレータが注意して管理しなければならなかっ
たので、不一致が発生する恐れがあった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成される光ディスク製造装置では、光ディスクのコ
ストを低減するために、この装置の稼動率を上げて所定
時間にできるだけ多くの光ディスクを生産することが好
ましい。しかし、上記したように現在のロットの光ディ
スクが全てディスク収納機11に収納されてから次のロ
ットの光ディスクの製造を射出成形機1で始めるように
する、1ロット毎に流す生産方式では稼動率の向上には
限度がある。稼動率を上げるためには異なる光ディスク
の2つのロットの同時連続生産が必須である。
【0012】そこで、図20例に示した従来の技術によ
る光ディスク製造装置においても、稼動率を上げるため
にバッファ9が配置されている。このバッファ9を利用
して異なる光ディスクの2ロット同時連続生産を行うこ
とができるようになっている。
【0013】すなわち、異なる光ディスクの次のロット
の生産に移行する場合には、現在のロットの光ディスク
の射出成形機1の工程が終わった時点で、その射出成形
機1でのスタンパーの交換装着作業を行い、交換装着終
了後には、再び、その射出成形機1を動作させる。そし
て、現ロットの光ディスクの印刷機13による印刷終了
後に印刷機13を停止して、次ロットの刷版への交換装
着作業を行う。この交換装着作業中にも、射出成形機1
から保護膜塗布機7までの各工程は稼動させておくこと
ができ、保護膜が塗布形成までが終了した光ディスクは
バッファ9に貯留される。そして、印刷機13における
刷版交換が終了した後、バッファ9から次ロットの光デ
ィスクを搬送機8に供給するようにすればよい。
【0014】このようにバッファ9を利用して異なる光
ディスクの2ロット同時連続生産を行うことができて稼
動率を向上することができる。
【0015】このような異なる光ディスクの2ロットの
連続同時生産を行う場合には、ロット間の光ディスクの
混合を防止しなければならないが、それは、あくまでも
オペレータがロットの区別を認識しながらバッファ9に
貯留される光ディスクのロットの内容を注意深く管理す
るいわゆる手動管理で、保護膜塗布機7からバッファ9
へまたは搬送機8への運転(搬送)モードの切換管理を
行っていた。
【0016】すなわち、図20例の従来の技術による光
ディスク製造装置では、保護膜塗布機7からの光ディス
クを、一旦、バッファ9に貯留するのかそれとも、直
接、搬送機8に送るのかの運転(搬送)モードの切換管
理を手動管理で行っていた。
【0017】このため、オペレータの不注意やミスが、
即ロット間の光ディスクの混合(印刷されたレーベルの
内容がディスクに形成されている信号面の内容と異なる
事態)を発生させてしまうという問題があった。
【0018】本発明はこのような課題を考慮してなされ
たものであり、少なくとも2ロットの同時連続生産時に
おいても、ロット間の混合が可及的に発生しない光ディ
スク製造装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、例え
ば、図1及び図3に示すように、成形機1で樹脂ディス
ク23aを成形した後、その樹脂ディスク23a上に成
膜機6で反射膜を形成し、さらに反射膜上に保護膜機7
で保護膜を形成した後、その保護膜上に印刷機13でレ
ーベルを印刷して光ディスク23dを製造する光ディス
ク製造装置において、ディスクを複数毎収容して保持す
るバッファ手段25と、このバッファ手段25にディス
クを搬送するのか次の工程(ブロックB)にディスクを
搬送するのかを選択的に切り換えて搬送する選択搬送手
段27と、この選択搬送手段27の切り換え動作を制御
する制御手段71と、上記次の工程(ブロックB)に保
持されているディスクの枚数を検知するディスク枚数検
知手段63とを備え、制御手段71は、異なるディスク
の同時生産を行う際に、ディスク枚数検知手段63から
供給されるディスク枚数b(b=b1 +b2 +b3 +b
4 )に基づいて次の工程(ブロックB)にディスクが存
在しなくなったと判断したときに選択搬送手段27の搬
送をバッファ手段25側から次の工程(ブロックB)側
に切り換えるようにしたものである。
【0020】また、第1の本発明は、例えば、図1及び
図3に示すように、成形機1で樹脂ディスク23aを成
形した後、その樹脂ディスク23a上に成膜機6で反射
膜を形成し、さらに反射膜上に保護膜機7で保護膜を形
成した後、その保護膜上に印刷機13でレーベルを印刷
して光ディスク23dを製造する光ディスク製造装置に
おいて、ディスクを複数毎収容して保持するバッファ手
段9と、このバッファ手段9にディスクを搬送するのか
次の工程(ブロックC)にディスクを搬送するのかを選
択的に切り換えて搬送する選択搬送手段40と、この選
択搬送手段40の切り換え動作を制御する制御手段71
と、上記次の工程(ブロックC)に保持されているディ
スクの枚数を検知するディスク枚数検知手段63とを備
え、制御手段71は、異なるディスクの同時生産を行う
際に、ディスク枚数検知手段63から供給されるディス
ク枚数c(c=c1 +c2 +……+c5 )に基づいて次
の工程(ブロックC)にディスクが存在しなくなったと
判断したときに選択搬送手段40の搬送をバッファ手段
9側から次の工程(ブロックC)側に切り換えるように
したものである。
【0021】また、第2の本発明は、例えば、図1、図
3及び図8に示すように、スタンパー100を用い成形
機1で樹脂ディスク23aを成形した後、その樹脂ディ
スク23aに成膜機6で反射膜を形成し、さらに反射膜
上に保護膜機7で保護膜を形成した後、その保護膜上に
刷版102を用い印刷機13でレーベルを印刷して光デ
ィスク23dを製造する光ディスク製造装置において、
ディスクを複数毎収容して保持するバッファ手段9と、
このバッファ手段9にディスクを搬送するのか次の工程
(ブロックC)にディスクを搬送するのかを選択的に切
り換えて搬送する選択搬送手段40と、この選択搬送手
段40の切り換え動作を制御する制御手段71と、次の
工程(ブロックC)に保持されているディスクの枚数を
検知するディスク枚数検知手段63と、スタンパー10
0の内容を識別する第1の識別手段61と、刷版102
の内容を識別する第2の識別手段62とを備え、制御手
段71は、異なるディスクの同時生産を行う際にディス
ク枚数検知手段63から供給されるディスク枚数c(c
=c1 +c2 +……+c5 )に基づいて次の工程(ブロ
ックC)にディスクが存在しなくなったと判断し、かつ
第1の識別手段61と第2の識別手段62で識別された
スタンパー100と刷版102の内容が一致したときに
のみ選択搬送手段40の搬送をバッファ手段9側から次
の工程(ブロックC)側に切り換えるようにしたもので
ある。
【0022】さらに、第3の本発明は、選択搬送手段4
0を通過したディスクの内容を識別する第3の識別手段
97と、この第3の識別手段97と第1及び第2の識別
手段61,62とに接続される不良ディスク判断手段7
1とを備え、不良ディスク判断手段71は、第3の識別
手段97の識別内容と第1または第2の識別手段61,
62の識別内容とを比較して不一致の場合には、この第
3の識別手段97で内容を識別した上記ディスクを不良
ディスクであると判断するものである。
【0023】さらにまた、第4の本発明は、上記第1〜
第3の識別手段61,62,97をバーコードを利用し
た識別手段としたものである。
【0024】さらにまた、第5の本発明は、例えば、図
1及び図3に示すように、成形機1で樹脂ディスク23
aを成形した後、その樹脂ディスク23a上に成膜機6
で反射膜を形成し、さらに反射膜上に保護膜機7で保護
膜を形成した後、その保護膜上に印刷機13でレーベル
を印刷して光ディスク23dを製造する光ディスク製造
装置において、成形機1を含むブロックAの出力側に配
されディスクを複数毎収容して保持するバッファ手段2
5と、このバッファ手段25にディスクを搬送するのか
次の工程(ブロックB)にディスクを搬送するのかを選
択的に切り換えて搬送する選択搬送手段27と、この選
択搬送手段27の切り換え動作を制御する制御手段71
と、成形機1を含むブロックAに保持されているディス
クの枚数を検知するディスク枚数検知手段63とを備
え、制御手段71は、異なるディスクの同時生産を行う
際に、ディスク枚数検知手段63から供給されるディス
ク枚数a(a=a1 +a2 +a3 )に基づいて成形機1
を含むブロックAに現ロットのディスクが存在しなくな
ったと判断したとき、選択搬送手段27の搬送を次の工
程(ブロックB)側からバッファ手段25側に切り換え
た後、成形機1で異なるスタンパーによる樹脂ディスク
の再打ちを開始するようにしたものである。
【0025】
【作用】第1の本発明によれば、異なるディスクの同時
生産を行う際に、制御手段71がディスク枚数検知手段
63から供給されるディスク枚数b(b=b1 +b2
3 +b4 )に基づいて次の工程(アルミ反射膜成膜機
6を有するブロックB)にディスクが存在しなくなった
と判断したときに選択搬送手段27の搬送をバッファ手
段25側から次の工程(ブロックB)側に切り換えるよ
うにしている。このため、バッファ手段25には次のロ
ットの光ディスクのみが貯留され、かつバッファ手段2
5の次の工程(ブロックB)には現在のロットの光ディ
スクが存在しないので、次の工程(ブロックB)におい
て現ロットと次ロットの光ディスクが混合することがな
くなる。
【0026】なお、この関係は、バッファ手段9と選択
搬送手段40を有する工程(ブロックB)と制御装置7
1と次の工程(ブロックC)との間でも同様である。
【0027】また第2の本発明によれば、異なるディス
クの同時生産を行う際に、制御手段71がディスク枚数
検知手段63から供給されるディスク枚数c(c=c1
+c 2 +……+c5 )に基づいて次の工程(ブロック
C)にディスクが存在しなくなったと判断し、かつ第1
の識別手段61と第2の識別手段62で識別されたスタ
ンパー100と刷版102の内容が一致したときにのみ
選択搬送手段40の搬送をバッファ手段9側から次の工
程(ブロックC)側に切り換えるようにしている。この
ため、次の工程(印刷機13を含むブロックC)におい
て現ロットと次ロットの光ディスクが混合することがな
くなるとともに、スタンパー100と刷版102の不整
合がなくなる。
【0028】さらに第3の本発明によれば、不良ディス
ク判断手段71が、第3の識別手段97の識別内容と第
1または第2の識別手段61,62の識別内容とを比較
して不一致の場合には、この第3の識別手段97で内容
を識別した上記ディスクを不良ディスクであると判断す
る。このため、選択搬送手段40を通過前の現在のディ
スク(成形機1で成形されたディスク)と選択搬送手段
40を通過した後のディスク(これから印刷機13に送
られるディスク)との内容整合が確実に行われるので、
次の工程(印刷機13を含むブロックC)において、現
ロットと次ロットの光ディスクが混合することがなくな
る。
【0029】さらにまた、第4の本発明によれば、上記
第1〜第3の識別手段61,62,97をバーコードを
利用した識別手段としたので、簡単な構成でディスク内
容の読み取りが正確かつ確実になる。
【0030】さらにまた、第5の本発明によれば、異な
るディスクの同時生産を行う際に、制御手段71は、デ
ィスク枚数検知手段63から供給されるディスク枚数に
基づいて成形機1を含むブロックAに現ロットのディス
クが存在しなくなったと判断したときに選択搬送手段2
7の搬送を次の工程(ブロックB)側からバッファ手段
25側に切り換えた後、成形機1で異なるスタンパーに
よる樹脂ディスクの再打ちを開始するようにしている。
このため、成形機1を含むブロックAにおいて、現ロッ
トのディスクと次ロットのディスクとが同時に存在する
ことがなくなる。
【0031】
【実施例】以下、本発明光ディスク製造装置の一実施例
について図面を参照して説明する。なお、以下に参照す
る図面において、上記の図20に示したものに対応する
ものには同一の符号を付けている。
【0032】図1はCDモノラインシステムに適用した
この一実施例の全体構成を示している。図2は、図1例
の光ディスク製造装置の機械的な平面構成を示してい
る。
【0033】まず、図1及び図2を参照して全体的な構
成と主に機械的な動作とを関連づけて説明する。
【0034】図1において、1点鎖線の矢線はディスク
の搬送ラインと搬送方向を示している。図1及び図2に
示す光ディスク製造装置では、まず、光ディスク成形用
スタンパー(以下、単にスタンパーという。)が装着さ
れた射出成形機1で透明の樹脂ディスクが作成され、そ
れが矢印A方向に90゜回転するアーム21を有する自
動の取出機2で取り出され自動の搬送機3の回転アーム
台上の回転アーム22上に受け渡される。なお、後に説
明するように、スタンパーはスタンパーケースに収納さ
れて保存され、そのスタンパーケースには収納されるス
タンパーに1:1に対応したバーコード表が貼られてい
る。そのバーコード表を読み取るためのスタンパー用バ
ーコードスキャナ61(煩雑さを回避するために図2に
は描いていない。図1参照)も射出成形機1の近くに配
されている。
【0035】図2に示すように、搬送機3の回転アーム
22は、両端にディスク23aを保持できるようになっ
ており、かつ回転アーム台上で180゜回転できるよう
になっている。搬送機3は、回転アーム22以外に、矢
印B方向に1ピッチP1 ずつ移動されるトランスファー
24と、その先端部が点線で示すように270゜回転で
きるようになているスイングアーム27と、ディスク2
3aを複数枚(この実施例では600枚)保持できるバ
ッファ25とを有している。
【0036】この場合、取出機2から回転アーム22に
搬送された信号面上向きのディスク23aは、トランス
ファー24を通じて1ピッチP1 ずつ下流側に送られ、
スイングアーム27の取り出し位置(先端部)まで搬送
される。なお、トランスファー24によるこの搬送中に
図示しないブロアからエアがブローされてディスク23
aの表面の静電気が除去される。
【0037】スイングアーム27によりバッファ25中
のバッファ25Aとバッファ25Bに図2中紙面と直交
する方向(鉛直方向)にそれぞれ300枚のディスク2
3aを保持することができるようになっている。したが
って、次工程以降の都合でその次工程にディスク23a
を送ることができない場合にはバッファ25にディスク
23aが積層保持される。
【0038】トランスファー24からスイングアーム2
7で直接的に(この場合、スイングアーム27は図2の
位置から左回りで180゜回転する)またはバッファ2
5を介して、搬送機4の供給側トランスファー26の一
端に置かれたディスク23aは、供給側トランスファー
26によって1ピッチP1 ずつ下流側に送られ、エアブ
ローによりディスク表面の静電気が除去される。そし
て、供給側反転位置へ送られる。
【0039】供給側反転位置にきたディスク23aはそ
の位置で信号面が反転され、ピッカートランスファー2
8によりアルミ反射膜成膜機6まで送られる。
【0040】アルミ反射膜成膜機6では、スパッタリン
グ法によりディスク23aの信号面にアルミニュームの
反射膜が形成される。
【0041】アルミ反射膜のついたディスク23bは、
再び、ピッカートランスファー28により排出側トラン
スファー29の位置に置かれる。
【0042】排出側トランスファー29によりディスク
23bは、1ピッチP1 ずつ下流側に送られ、保護膜塗
布機7を構成するスピナアーム31の取出口に置かれ
る。
【0043】ディスク23bは保護膜塗布機7のスピナ
アーム31で取り上げられ、2台のチャンバ32,33
のどちらか1つに置かれる。
【0044】このチャンバ32,33ではディスク23
bに対して図示しないスピニング機により保護膜が塗布
され、保護膜が塗布されたディスクは、紫外線(UV)
テーブル35上のトレーに置かれる。
【0045】UVテーブル35のトレーに置かれたディ
スクは、回転しているUVテーブル35上で紫外線ラン
プ36の下を通過する間に、塗布されている保護膜が乾
燥して硬化する(保護膜が乾燥して硬化したディスクを
ディスク23cという。)。
【0046】この保護膜塗布処理までに何らかの理由で
不良ディスクが発生した場合、保護膜硬化後にリジェク
トアーム37により不良ディスクとしてUVテーブル3
5から取り上げられ、良品のディスク23cとは別にリ
ジェクトポール38に積まれる。なお、この時点におけ
るディスクの良否は、アルミ反射膜成膜機6による成膜
状態、保護膜塗布機7による保護膜塗布不良等で判別さ
れる。
【0047】保護膜が乾燥して硬化した良品ディスク2
3cは、270゜まで回転可能なスイングアーム40に
より取り出され、搬送機8のバーコードリーダー41の
位置に置かれる(この場合、スイングアーム40は、図
2に示す位置から左回りで180゜回転する。)。
【0048】なお、次の工程の処理の都合によりディス
ク23cを送ることができない場合には、スイングアー
ム40によりバッファ9を構成する2箇所のバッファ9
A(スイングアーム40は、図2に示す位置から左回り
で90゜回転する。),9B(スイングアーム40は、
図2に示す位置から右回りで90゜回転する。)に各3
00枚積み込んでおく(貯めておく)ことができる。
【0049】搬送機8に送られたディスク23cは、バ
ーコードリーダー41でバーコードの照合が行われた
後、搬送機3,4の動作と同様に1ピッチP1 ずつ下流
側へ送られる。
【0050】バーコードリーダー41を通過したディス
ク23cは、スイングアーム44により印刷機13側に
送られそのテーブル45に載せられる。このテーブル4
5は11ステーションを有し、3ステップ送りでディス
ク23cを送る。
【0051】テーブル45には、3箇所に印刷ステーシ
ョン47〜49(例えば、それぞれシアン、マゼンタ及
び白)が有り、その印刷ステーション47〜49にはそ
れぞれ異なる刷版を装着することが可能であり、3色ま
でのレーベルの印刷が可能である。なお、後に説明する
ように、刷版には上記したスタンパーケースに貼られて
いるバーコード表と同一のバーコード表が貼られ、その
バーコード表を読み取るための刷版用バーコードスキャ
ナ62(煩雑さを回避するために図2には描いていな
い。図1参照)も印刷機13の近くに配されている。
【0052】印刷後のディスクには、テーブル45上、
1色の印刷毎に毎回紫外線ランプステーション50内で
紫外線が照射される。この紫外線照射によりディスクに
印刷されたインクが乾燥硬化する(インクが乾燥硬化し
たディスクをディスク23dという。)。
【0053】ディスク23dは印刷面検査ステーション
53で印刷面の検査が行われる。印刷面検査後のディス
ク23dは、再びスイングアーム44で搬送機8のトラ
ンスファー43に戻される。この印刷面検査ステーショ
ン53には、レーベル印刷の完了したディスク23dの
印刷面の欠陥を検査するためのいわゆるVIS(Vision
Inspection System)が使用されている。
【0054】スイングアーム44を通じてトランスファ
ー43に戻されたディスク23dは、スイングアーム5
4で信号面検査機10に送られ、この信号面検査機10
で信号面が検査されたディスク23dはスイングアーム
54で再びトランスファー43に戻される。信号面検査
機10としては、ディスク23dの信号面の傷、反射率
および複屈折等を検査できるいわゆるDSC(Disc Sur
face Checker)が使用されている。
【0055】トランスファー43に戻されたディスク2
3dは、さらに下流に送られ、ピッカートランスファー
55により印刷面検査機53、信号面検査機10の検査
結果に基づいて良品(ディスク23e)と不良品(ディ
スク23f)の3ランク(良品1ランクと不良品(印刷
面不良と信号面不良)の2ランク)に区分けされディス
ク収納機11の各スピンドルスタッカー11a,11b
に収納される。この場合、スピンドルの投入、排出はオ
ペレーターが行う。なお、良品のディスク23eが積み
込まれたスピンドルだけは自動で図示しない排出側コン
ベアへ送られるようになっている。
【0056】なお、図1に示すように、以下の説明の便
宜上、射出成形機1、取出機2、搬送機3(スイングア
ーム27含)及びバッファ25から構成されるブロック
(工程)をブロックAという。また、搬送機4、アルミ
反射膜成膜機6、保護膜塗布機7、スイングアーム40
及びバッファ9から構成されるブロック(工程)をブロ
ックBという。さらに、バーコードリーダー41、搬送
機8、印刷機13、検査機10及びディスク収納機11
から構成されるブロック(工程)をブロックCという。
【0057】また、図示はしないが、射出成形機1、取
出機2、搬送機3、バッファ25、搬送機4、アルミ反
射膜成膜機6、保護膜塗布機7、バッファ9、バーコー
ドリーダー41、搬送機8、検査機10、印刷機13及
びディスク収納機11には、それぞれ、シーケンサが配
置され、それぞれ、制御装置71に接続されている。こ
のシーケンサによって各装置の動作及び前後の装置間の
インターロック動作等が遂行される。
【0058】以上の説明が全体的な構成と主に機械的な
動作との関連説明である。以下、さらに細かい構成につ
いて説明するとともにこの実施例の動作を説明する。
【0059】図1において、制御パネル110には3つ
の押しボタンスイッチが配置され、その3つの押しボタ
ンスイッチは、成形機起動ボタン111、ロット終了ボ
タン112及びリセットボタン113である。これらの
各ボタンが押されると、それぞれパルス信号である、成
形機起動信号ms、ロット終了信号rsおよびリセット
信号reが出力される。成形機起動信号msが射出成形
機1に供給され、実際に成形動作が開始すると成形機動
作中信号moがオン状態にされて制御装置71に供給さ
れる。
【0060】図3はディスク枚数検知回路63の構成を
示している。このディスク枚数検知回路63は、取出機
2、搬送機3、バッファ25、搬送機4、アルミ反射膜
成膜機6、保護膜塗布機7、バッファ9、バーコードリ
ーダー41、搬送機8、検査機10、印刷機13及びデ
ィスク収納機11に、それぞれ配置され、それぞれ制御
装置71に接続されている。なお、以降の説明におい
て、例えば、取出機2のディスク枚数検知回路63等、
特定のディスク枚数検知回路63を表す場合には、ディ
スク枚数検知回路632 のように、その機の符号を添字
とした符号で表す。
【0061】これらディスク枚数検知回路63は、それ
ぞれディスク23の有無を検出する3個の、例えば、反
射光検出型の光センサ64〜66を有し、これら光セン
サ64〜66の検出信号がディスク検出回路67〜69
を通じてディスク枚数計数回路70に供給されている。
【0062】図4は制御装置71の詳細な構成を示して
いる。図4から分かるように、制御装置71は、基本的
にCPUとしての中央演算器72と、この中央演算器7
2とバスで接続される入力回路73、出力回路74及び
RAM,ROMを有する記憶回路75及び出力回路74
を通じて接続される制御用ディスプレイ87を備えてい
る。
【0063】ここで、図1、図3及び図4中の各信号の
符号とその内容を示す。
【0064】ms;成形機起動信号 rs;ロット終了信号 re;リセット信号 mo;成形機動作中信号 a1 ;取出機2内のディスク枚数を表す枚数信号(枚数
信号a1 というが、以下、必要に応じて、単に、枚数a
1 ともいう。以下の説明に当たり、他の枚数信号も全
て、必要に応じて、単に枚数という。)でディスク枚数
検知回路632 で検知され制御装置71に供給される。
以下、同様に、枚数信号は、各ディスク枚数検知回路6
n (n=2,3,25,4,6,7,9,41,8,
10,13,11)で検知され制御装置71に供給され
る。 a2 ;搬送機3内のディスク枚数を表す枚数信号 a3 ;バッファ25内のディスク枚数を表す枚数信号 a;ブロックA内の総ディスク枚数を表す枚数信号(a
=a1 +a2 +a3 ) am ;現時点までにブロックA内で生産したディスク枚
数を表す枚数信号(現時点の枚数信号aとブロックAを
すでに通過したディスク枚数の和を表す信号) b0 ;搬送機3から直接またはバッファ25、すなわち
ブロックAから送られてきたディスク23aを1枚検出
したときに1つ発生するディスクの検出信号(パルス信
号) ra;リセット信号 b1 ;アルミ反射膜成膜機6内のディスク枚数を表す枚
数信号 b2 ;搬送機4内のディスク枚数を表す枚数信号 b3 ;保護膜塗布機7内のディスク枚数を表す枚数信号 b4 ;バッファ9内のディスク枚数を表す枚数信号 b;ブロックB内の総ディスク枚数を表す枚数信号(b
=b1 +b2 +b3 +b4 ) bm ;現時点までにブロックB内で生産したディスク枚
数を表す枚数信号(現時点の枚数信号bとブロックBを
すでに通過したディスク枚数の和を表す信号) c0 ;保護膜塗布機7から直接またはバッファ9、すな
わちブロックBから送られてきたディスク23cを検出
したときに1つ発生するディスクの検出信号(パルス信
号) rb;リセット信号 c1 ;バーコードリーダー41内のディスク枚数を表す
枚数信号 c2 ;印刷機13内のディスク枚数を表す枚数信号 c3 ;搬送機8内のディスク枚数を表す枚数信号 c4 ;検査機10内のディスク枚数を表す枚数信号 c5 ;ディスク収納機11内の枚数を表す枚数信号 c ;ブロックC内の総ディスク枚数を表す枚数信号
(c=c1 +c2 +c3+c4 +c5 ) cm ;現時点までにブロックC内で生産したディスク枚
数を表す枚数信号(現時点の枚数信号cとブロックCを
すでに通過したディスク枚数の和を表す信号) rc;リセット信号 na ;現在、ブロックAを流れているディスクのロット
番号(この実施例においては、ブロックCに流れている
ロット番号を「1」に固定し、かつ、内容の異なるディ
スクについて最大2ロット(2種類)までを混流生産す
ることが可能になっているので、ブロックAのロット番
号na は、1または2のいずれかの値になる。) nb ;現在、ブロックBを流れているディスクのロット
番号(ロット番号は1または2のいずれかの値にな
る。) e;射出成形機停止信号 f;ブロックAからブロックBへのディスク23aの供
給停止信号(この供給停止信号fがオン状態になると、
スイングアーム27によるディスクの搬送が搬送機4側
からバッファ25側に切り換えられる。) l;ブロックBからブロックCへのディスク23cの供
給停止信号(この供給停止信号lがオン状態になると、
スイングアーム40によるディスクの搬送がバーコード
リーダー41側からバッファ9側に切り換えられる。) K;基準データ更新パルス信号 J;判定結果信号
【0065】再び図4において、符号76〜80は加算
器、符号81〜83はラッチ及び符号85,86はカウ
ンタである。また、符号87は出力回路74に接続され
る制御用ディスプレイである。制御用ディスプレイ87
には、クリアAスイッチ88、クリアBスイッチ89、
クリアCスイッチ90、表示回路91及びLCD等の表
示器92等が備えられている。クリアAスイッチ88、
クリアBスイッチ89、クリアCスイッチ90は表示器
92の表示面上に配置される、いわゆるタッチスクリー
ンスイッチである。
【0066】各クリアA(B,C)スイッチ88〜90
が押された場合の動作について図5〜図7のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0067】図5に示すように、クリアAスイッチ88
が押された場合(ステップS11;YES)、中央演算
器72の制御の基にブロックA内にディスク23aが1
枚も無い(枚数信号a=0)ことを条件として(ステッ
プS12;YES)、カウンタ85及びラッチ81のリ
セット信号raを出力する(ステップS13)。このと
き、枚数信号am もゼロ値にする。同様に、図6に示す
ように、クリアBスイッチ89が押された場合(ステッ
プS21;YES)、ブロックB内にディスク23bが
1枚も無い(枚数信号b=0)ことをを条件として(ス
テップS22;YES)カウンタ86及びラッチ82の
リセット信号rbを出力する(ステップS23)。枚数
信号bm もゼロ値にする。また、図7に示すように、ク
リアCスイッチ90が押された場合(ステップS31;
YES)、ブロックC内にディスク23c,23dが1
枚も無い(枚数信号c=0)ことを条件として(ステッ
プS32;YES)ラッチ83のリセット信号rcを出
力する(ステップS33)。
【0068】図8はバーコードリーダー41の詳細構成
とその周辺装置の構成を示している。
【0069】図8において、バーコードリーダー41
は、スタンパー用バーコードスキャナ61の出力信号が
供給されるバーコード表読み取り回路92と、刷版用バ
ーコードスキャナ62の出力信号が供給されるバーコー
ド表読み取り回路93と、バーコード表読み取り回路9
2,93の出力信号が供給されて基準データ更新パルス
信号Kを制御装置71に出力するとともに基準バーコー
ドデータRBDを比較・判定回路95の基準入力ポート
に供給するバーコード・基準データ決定回路(比較回
路)94とを有している。
【0070】さらに、バーコードリーダー41はブロッ
クBから搬送されてきたディスク23cの半径約22m
mの円上表面に形成されているディスクバーコードDB
を読み取るディスクバーコードスキャナ97と、ディス
クバーコードスキャナ97の出力信号を読み取ってディ
スクバーコードデータDBDを比較・判定回路95の比
較入力ポートに供給するディスクバーコード読み取り回
路98と、ディスクバーコードデータDBDと基準バー
コードデータRBDとを比較して制御装置71へ判定結
果信号Jを送出する比較・判定回路95とを備えてい
る。
【0071】バーコードスキャナ61はスタンパー10
0が収容されているスタンパーケース101のリッドに
貼りつけてあるバーコード表SBを読み取るためのもの
である。バーコードスキャナ62は、刷版102に貼り
つけてあるバーコード表PBを読み取る。実際に作成さ
れたディスク23cに係るディスクバーコードDBとス
タンパー100に係るバーコード表SBと刷版102に
係るバーコード表PBの内容が同じ内容であるときに、
完成したディスク23eは正しい(形成されている信号
面と印刷レーベルの一致した)ディスクになる。
【0072】図8の動作を説明する。刷版102及びス
タンパーケース101に貼りつけられているバーコード
表PB,SBの内容がバーコードスキャナ61,62を
利用したバーコード表読み取り回路93,92で解読さ
れ、解読されたそれぞれの読み取りデータがバーコード
基準データ決定回路94に供給される。
【0073】バーコード基準データ決定回路94では、
スタンパー100(バーコード表SB)に係る読み取り
データと刷版102(バーコード表PB)に係る読み取
りデータとを比較し一致していればその読み取りデータ
を基準バーコードデータRBDとして比較・判定回路9
5に供給すると同時に基準データ更新パルス信号Kを1
つ(1発)制御装置71に供給する。
【0074】一方、光ディスク23cの内周部にスタン
パー100を利用して書き込まれているディスクバーコ
ードDBはディスクバーコードスキャナ97を利用した
ディスクバーコード読み取り回路98で解読され、解読
された読み取りデータが比較・判定回路98にディスク
バーコードデータDBDとして供給される。
【0075】比較・判定回路95は基準バーコードデー
タRBDとディスクバーコードデータDBDとを比較し
判定結果信号Jを制御装置71に供給する。この判定結
果信号Jの内容は(1) 一致、(2) 不一致、または(3) デ
ィスクバーコードDBの読み取り不能の3つに分かれて
いる。
【0076】次にこのバーコードリーダー41のインタ
ーロックにかかる動作を装置全体との関係において説明
する。
【0077】図1(図2)例の光ディスク製造装置(以
下、必要に応じて当該装置という。)で光ディスク23
を生産中、バーコードリーダー41は保護膜塗布機7か
ら流れてくるディスク23cのディスクバーコードDB
を読み取り、このディスクバーコードデータDBDをス
タンパー100と刷版102のバーコード表SB,PB
にかかわる基準バーコードデータRBDと一致している
かどうかを比較・判定回路95で比較判定する。その判
定結果信号Jは制御装置71に供給される。
【0078】制御装置71の中央演算器72は、判定結
果信号Jの内容により図9のフローチャートに基づく以
下の処理を行う。
【0079】まず、判定結果信号Jが供給されたかどう
かを判定し(ステップS41)、供給された場合には次
の処理を行う。次に、判定結果信号Jの内容が読み取り
不能であるかどうかが判定される(ステップS42)。
読み取り不能でなかった場合(ステップS42;N
O)、すなわち、内容が読み取れた場合には、次の(1),
(2) の処理が行われる。
【0080】(1) 一致していると判定した場合(ステッ
プS43;YES) ディスクバーコードスキャナ97でディスクバーコード
DBを読み取ったディスク23cは正常ディスクとして
次の工程である搬送機8に流す。この場合、スイングア
ーム40に対するバーコードリーダー41へのディスク
23cの供給停止信号lはオフ状態のままにしておく。
したがって、保護膜塗布機7からスイングアーム40を
通じてディスク23cがバーコードリーダー41に供給
される。そして、ステップS41以下の判定が続行され
る。
【0081】(2) 一致していないと判定した場合(ステ
ップS43;NO) 射出成形機停止信号eをオン状態にして(ステップS4
4)射出成形機1の動作を停止させるとともに、バーコ
ードリーダー41へのディスク供給停止信号lをオン状
態にして(ステップS45)バーコードリーダー41に
よるディスクバーコードDBの読み取り検査を一旦中止
する。この場合、バーコードリーダー41より上流のブ
ロック(ブロックAとブロックB)に現在流れているデ
ィスクはスイングアーム40を通じて全てバッファ9に
貯められる。
【0082】不一致である(一致していない)と判定し
た後の復帰方法は以下の3通りである。 ア)念のためにバーコードスキャナ61,62でスタン
パー100のバーコード表SBと刷版102のバーコー
ド表PBとを再度読み取り、バーコード基準データ決定
回路94で再度基準バーコードデータRBDを作成して
ディスクバーコードデータDBDと比較・判定回路95
で比較する。比較結果が一致した場合には、当該装置を
再起動する。すなわち、制御パネル110のリセットボ
タン113を押して(ステップS46)、射出成形機停
止信号eをオフ状態にする(ステップS47)とともに
ディスク供給停止信号lをオフ状態にし(ステップS4
8)、さらに成形機起動ボタン111を押す。これによ
って、当該装置はディスクを生産する動作状態に復帰す
る。
【0083】イ)スタンパーケース101に貼られてい
るバーコード表SBと刷版102に貼られているバーコ
ード表PBとは一致しているのであるから(基準バーコ
ードデータRBDが比較・判定回路95に供給されてい
ることからそれらが一致しているということについては
問題ない。)、まず、射出成形機1に装着されているス
タンパー100自体を検査し、もし正規のものでなかっ
た場合には、予備の正規のスタンパー100を射出成形
機1に装着し、かつバッファ9に貯まっているディスク
23cとディスクバーコードスキャナ97で直前に読み
取った不一致にかかるディスク23cを取り去り当該装
置を上述(ステップS46〜S48)のように再起動す
る。このため、たとえ、間違ったスタンパー100を射
出成形機1に装着した場合にもブロックCまでディスク
23cが流れることがなくなり、未然に不良ディスクの
発生を防止することができる。
【0084】ウ)もし、スタンパー100自体を検査し
て正規のものであった場合には、刷版102を検査し
(この場合には刷版102の不良以外は想定することが
できない。)、刷版102を正規のものと交換して上述
(ステップS46〜S48)のように再起動する。な
お、この場合には、バッファ9に貯まっているディスク
23cもそのままブロックCに流してもよい。なお、当
該装置の各ブロックA〜Cのタクト(一工程処理に要す
る時間)を、下流側のタクトがその上流側のタクトに比
較して短くなるように設計しておくことにより一旦バッ
ファ9またはバッファ25に貯まったディスク23をデ
ィスクの生産中に掃き出すことができる。
【0085】(3) ディスクバーコードスキャナ97でデ
ィスク23cのバーコードデータDBを読み取りことが
できなかった(読み取り不能の)場合(ステップS4
2;YES) 読み取ることができなかったディスク23cは不良ディ
スクとして次工程の搬送機8に流す。この不良ディスク
は印刷機13を経由することなく、ディスク収納機11
に送られ最終的には不良ディスク23fとしてスピンド
ルスタッカー11b(図2参照)に収納される。
【0086】しかし、連続して(2回以上の所定回)バ
ーコードデータDBを読み取れないディスク23cが流
れてきた場合(ステップS49;YES)には、制御装
置71はブロックBより前の工程に不具合が発生してい
ると判断し、射出成形機停止信号eをオン状態にして射
出成形機1の動作を停止させる(ステップS44)とと
もに、ディスク供給停止信号lをオン状態にして(ステ
ップS45)スイングアーム40がバッファ9側にディ
スク23cを供給するように切り換え、バーコードリー
ダー41へのディスク23cの供給を停止する。したが
って、バーコードリーダー41によるディスクバーコー
ドDBの読み取り検査が、一旦、中止される。この場
合、バーコードリーダー41より上流のブロック(ブロ
ックAとブロックB)に現在流れているディスクはすべ
てバッファ9に貯められる。その後、生産ラインは停止
される。不良ディスク23fをスピンドルスタッカー1
1bから取り出して不良原因を調査し、アルミ反射膜成
膜機6等の不良原因を取り除いた後、バッファ9に貯ま
っているディスク23cとディスクバーコードスキャナ
97で直前に読み取った不一致にかかるディスク23c
を取り去り当該装置を上述(ステップS46〜S48)
のように再起動する。
【0087】このようにバーコードリーダー41を利用
して上述の処理(1) 〜(3) を行うことによりブロックC
とブロックA(ブロックB)とを区分けして生産システ
ムをきめ細かく管理することができる。なお、バーコー
ドリーダーをブロックAとブロックBとの間、すなわち
搬送機4の入口側にも設けることにより、不良ディスク
の枚数をより少なくできる等、一層きめ細かく管理する
ことができる。
【0088】次に制御装置71との関係において、ディ
スク枚数の管理動作について説明する。
【0089】図3および図4において、ブロックAから
のディスク枚数信号a1 〜a3 は加算回路76で加算さ
れブロックAのディスク枚数信号a(a=a1 +a2
3)が計算される。同様に、ブロックBからのディス
ク枚数信号b1 〜b4 は加算回路78で加算されブロッ
クBのディスク枚数信号b(b=b1 +b2 +b3 +b
4 )が計算される。また、ブロックCからのディスク枚
数信号c1 〜c5 は加算回路80で加算されブロックC
のディスク枚数信号c(c=c1 +c2 +c3+c4
5 )が計算される。これらのディスク枚数信号a〜c
は中央演算器72の制御の基に記憶回路75に記憶され
る。
【0090】また、ディスク23aの検出信号b0 をカ
ウンタ回路85で計数することで、ブロックBの上流の
ブロックAで生産され流れてきたディスク23aの数を
求めることができる。そして、カウンタ回路85の計数
結果とバッファ25のディスク枚数信号a3 とを加算回
路78で加算することで、現時点でブロックA内で生産
したディスク枚数が得られ、そのディスク枚数信号がラ
ッチ回路81で保持され枚数信号am として記憶回路7
5に記憶される。
【0091】同様に、ディスク23cの検出信号c0
カウンタ回路86で計数することで、ブロックCの上流
のブロックBで生産され流れてきたディスク23cの数
を求めることができる。そして、カウンタ回路86の計
数結果とバッファ9のディスク枚数信号b4 とを加算回
路79で加算することで、現時点でブロックB内で生産
したディスク枚数が得られ、そのディスク枚数信号がラ
ッチ回路82で保持され枚数信号bm として記憶回路7
5に記憶される。
【0092】さらに、ディスク収納機11内の枚数を表
すディスク枚数信号c5 をラッチ回路83で保持するこ
とで、それが現時点でブロックC内で生産したディスク
枚数信号cm として記憶回路75に記憶される。
【0093】ラッチ回路81〜83にそれぞれ保持され
ているディスク枚数信号am ,bm,cm は、リセット
信号ra,rb,rcがそれぞれラッチ回路81に供給
されることでラッチ回路81〜83がリセットされてデ
ィスク枚数信号am ,bm ,cm はam =0,bm
0,cm =0とゼロ値にされる。この時、リセット信号
ra,rbにより同時にカウンタ回路85,86の計数
値もゼロ値にリセットされる。
【0094】次に枚数管理とバーコードリーダー41と
の相互関係について説明する。
【0095】所定枚数(表示器92に表示された生産枚
数を表す枚数信号am でオペレータが確認することがで
きる。所定枚数になったときに併せてブザー等で知らせ
ようにすることもできる。)が射出成形機1で成形し終
わったとき、最初のロット(第1ロット)の生産を終了
しようとするときには、ロット終了ボタン113を押
す。これによってロット終了信号rsが制御装置71に
供給される。なお、所定枚数になったときに自動的に制
御装置71内部でロット終了信号rsを発生するように
することもできる。記憶回路75に格納されている動作
プログラムを変更すればこのようにすることは容易であ
る。
【0096】もし、第1ロットのディスクが全てディス
ク収納機11に収納される前に、内容の異なる光ディス
クを生産する次のロット(第2ロット)の成形を開始す
るに際し、バーコードリーダー41における基準バーコ
ードデータRBDが第2ロット用に変更されなかった場
合、言い換えれば、第2ロット用スタンパー100のバ
ーコード表SBおよび(または)第2ロット用刷版10
2のバーコード表PBをバーコードスキャナ61,62
で読み取らなかった場合、射出成形機1で成形された第
2ロットのディスク23cは全てバーコードリーダー4
1によって不良品(基準バーコードデータRBDとディ
スクバーコードDBとの不一致)とされる。
【0097】この場合、上述の判定結果信号Jの内容が
(2) 不一致であるので上述のア)の制御により復帰処理
を行うこともできる。
【0098】図10は、制御用ディスプレイ87の表示
器92の表示例を示している。ブロック内枚数欄115
には、ブロックA〜ブロックC内に現存するディスクの
枚数a〜cが表示されるとともに、これらの合計SAM
(SAM=a+b+c)の値が表示されている。また、
生産枚数欄116には、現時点までにそれらの各ブロッ
クA〜Cで生産したディスクの枚数am 〜cm が表示さ
れる。
【0099】さらに、現在のロット番号欄117には、
上記したように、ブロックCを流れているロットが数字
「1」で表示され、ブロックBを流れているロットが数
字「nb 」で表示され、ブロックCを流れているロット
が数字「nc ]で表示される。ブロック内枚数欄115
がゼロ値であるときにも数字「1」が表示される。例え
ば、2ロット混流生産が可能なシステムとした場合、あ
る時点で(na ,nb,ブロックC)=(1,1,1)
と表示された場合、次のある時点では(na ,nb ,ブ
ロックC)=(2,1,1)と表示される。さらに、所
定時間経過したある時点では、(na ,nb ,ブロック
C)=(2,2,1)と表示され、それから所定の時間
経過したある時点では、(na ,nb ,ブロックC)=
(1,1,1)と表示が変化するようになっている。
【0100】次に射出成形機1の動作フローを図11の
フローチャートに基づいてさらに詳しく説明する。
【0101】まず、射出成形機1は成形機停止信号eが
オン状態であるかどうかを判定する(ステップS7
1)。オン状態である場合には射出成形機1の成形動作
は停止する(ステップS72)。射出成形機1の動作が
停止したとき、射出成形機1は成形機動作中信号moを
オフ状態にする(ステップS73)。そして再びステッ
プS71の判定に戻る。
【0102】ステップS71の判定が非成立の場合、す
なわち、成形機停止信号eがオフ状態であった場合に
は、成形機スタート信号msの供給があるかどうかを判
定する(ステップS74)。供給がなかった場合には、
ステップS71の判定に戻る。成形機スタート信号ms
の供給があった場合には、射出成形機1が起動し(ステ
ップS75)、成形機動作中信号moをオン状態にする
(ステップS76)。この図13のフローチャートか
ら、射出成形機1の起動は成形機停止信号eがオフ状態
で成形機スタート信号msが供給されるという条件を満
足したときにのみ行われるということが分かる。
【0103】次に、異なるディスク内容のn(例えば、
n=2)個のロットの混流生産のインターロック動作に
ついて制御装置71との関係(各制御プログラムは制御
装置71の記憶回路75に予め格納されている。)にお
いて図12(ブロックA対応),図13(ブロックB対
応)及び図14(ブロックC対応)を参照してさらに詳
しく説明する(制御主体は制御装置71である。)。な
お、図12〜図14に基づく処理は、フラグFa,F
b,Fcの上げ下げを介在して、常にこの順序(図12
→図13→図14の順序)で行われる。
【0104】図12において、まず、初期化として次に
説明する第1〜第5の処理を行う。第1に、ブロックA
内のロット番号na を現ロットを表すロット番号na
1にする。第2に、状態を表すフラグFaを下げる。第
3に、成形機停止信号eをオフ状態にする。第4に、ブ
ロックAからブロックBへのディスク23の供給停止信
号fをオフ状態にする。供給停止信号fをオフ状態にす
ることで、スイングアーム27は取出機2から送られて
きたディスク23aを搬送機4側に流すように切り換え
られる。第5に、ブロックAで生産した枚数信号am を
am =0にする(ステップS81)。
【0105】この状態において、制御パネル110か
ら、オペーレータの操作による、いわゆるオフライン補
助操作で成形機起動信号msが発生され射出成形器1に
供給されると(ステップS82)、これを受信した射出
成形機1から出力される成形機動作中信号moが制御装
置71で受信される。この後、射出成形機1からディス
ク23aが搬送機3を介して、順次、搬送機4に供給さ
れる。(ブロックBへのディスク供給停止信号fがオフ
状態になっているからである。)(ステップS83)。
【0106】そして、制御パネル110からのロット終
了信号rs(オフライン補助操作;ステップS84)を
受信したとき(ステップS85)、成形機停止信号eを
オン状態にする(ステップS86)。
【0107】この状態においても、取出機2及び搬送機
3およびバッファ25は動作しているので、一定時間経
過後にはブロックA内のディスク23aはゼロ値にな
る。ブロックA内のディスク枚数aがゼロ値(a=0)
になったかどうかどうかが判定され(ステップS8
7)、その判定が成立するとステップS88に進む。な
お、ブロックA内のディスク枚数aがゼロ値になったか
どうかをオペレータは表示器92で確認することができ
る。ゼロ値になったときに報知音(実際の音声「ブロッ
クA内のディスク枚数はゼロ値になりました。」を発生
するようにしてもよい)を発生させてもよい。
【0108】次に、ブロックAで生産したディスク枚数
am がクリアされたかどうかを監視し(ステップS8
9)、クリア{am =0で、これは自動的またはクリア
Aスイッチ88を押すことによって遂行される。この実
施例ではクリアAスイッチ88がオペレーターによって
手動で押される(ステップS88)。}されたときに、
リセット信号raが発生することで、枚数am がゼロ値
にされる。これによって、ラッチ81とカウンタ85は
リセットとされ、表示器92上の生産枚数am の表示も
ゼロ値にされる。
【0109】この後、成形機停止信号eをオフ状態にす
る(ステップS90)。(なお、図11を参照して説明
したように、成形機停止信号eをオフ状態にしただけで
は、射出成形機1は起動しない。)この状態で成形機起
動信号msが発生した場合に射出成形機1が起動する。
【0110】次に内容の異なる次ロットのディスク23
の生産を開始しようとする場合、すなわち、射出成形機
1のスタンパー100を変更して新たな内容のディスク
23を生産してブロックAに流そうとする場合、ブロッ
クB内のディスク23cの枚数bがゼロ値でかつ枚数b
m がゼロ値であることを条件とする(ステップS9
1)。
【0111】b=bm =0でない場合には、ブロックB
へのディスク供給停止信号fをオン状態にしてブロック
AからブロックBにディスク23aが流れないようにす
る(このようにすれば、ブロックAではすでにディスク
枚数aが0枚になっているので、射出成形機1を再動作
(再打ち)させたときに、その再動作によって作成され
た樹脂ディスク23aは、全てバッファ25に貯められ
ることになる。)(ステップS92)。
【0112】ステップS91の判定が成立したとき及び
ステップS92の後には、ブロックAのロット番号をn
a =na +1にし(ステップS93)、フラグFaを立
てる(ステップS94)。これによって、射出成形機1
による次ロットのディスクの生産が開始される。
【0113】次に、図13に示すフローチャートを参照
しながら、図12と同様なインターロック処理を含む処
理が行われるブロックBの動作を説明する。まず、初期
化として次に説明する第1〜第4の処理を行う。第1
に、ブロックB内のロット番号nb を現ロットを表すロ
ット番号nb =1にする。第2に、状態を表すフラグF
bを下げる。第3に、ブロックBからブロックCへのデ
ィスク23cの供給停止信号lをオフ状態にする。第4
に、ブロックBで生産した枚数信号bm をゼロ値にする
(ステップS101)。
【0114】この状態において、ブロックBにはブロッ
クAから現ロット(nb =1=na)のディスク23a
が順次供給され、ブロックBで反射膜成膜作業と保護膜
塗布作業が行われて、ブロックCに順次ディスク23c
が供給される。そして、これらの作業を遂行中に、フラ
グFaが立ったかどうか(言い換えれば、異なるスタン
パー100が装着された射出成形機1による次のロット
a =2の生産がブロックAで開始されたかどうか)を
監視し(ステップS102)、フラグFaが立ったのを
確認した後、このフラグFaを下げる(ステップS10
3)。
【0115】そして、ブロックB内のディスク23cが
全てブロックCに流れたかどうか(ブロックB内のディ
スク枚数b=0になったこと)を確認した後(ステップ
S104)、ブロックBで生産したディスク枚数bm
ゼロ値にする(ステップS105)。
【0116】そこで、図12のステップS92でオン状
態にされたブロックBへのディスク供給停止信号fをオ
フ状態にする(ステップS106)。これによって次ロ
ットのディスク23aがスイングアーム27を通じて、
取出機2側からまたはバッファ25からブロックBに供
給されることになる。
【0117】さらに、このとき、前ロットのディスク2
3c,23dが残っているブロックC内のディスク枚数
cがゼロ値になったかどうか、かつ生産したディスク枚
数c m がゼロ値になったかどうかを確認する(ステップ
S107)。
【0118】ゼロ値になっていない場合には、ブロック
Cへのディスク23cの供給停止信号lをオン状態にす
る(このようにすれば、ブロックBではすでにディスク
枚数が0枚になっているので、ブロックAからブロック
Bに流れてきた新たなディスクは、全てバッファ9に貯
められることになる。)(ステップS108)。
【0119】もし、c=cm =0になっていた場合に
は、ブロックBのロット番号nb をn b =nb +1にし
て(ステップS109)、フラグFbを立てる(ステッ
プS110)。
【0120】次に、図14に示すフローチャートを参照
しながら、図12及び図13と同様なインターロック処
理を含む処理が行われるブロックCの動作を説明する。
まず、初期化として、ブロックCで生産した枚数信号c
m をゼロ値にする(ステップS121)。
【0121】次に、フラグFbが立てられたかどうかが
確認され(ステップS122)、立てられていた場合に
はフラグFbを下げる(ステップS123)。
【0122】この場合、ブロックBからバーコードリー
ダー41へディスク23cを流すための条件、言い換え
れば、図13のステップS108でオン状態にされてい
るバーコードリーダー41へのディスク供給停止信号l
をオフ状態にするためには、下記の2つの条件が共に成
立していることが必要である。条件1)バーコードリー
ダー41において、基準データ更新パルス信号Kが1つ
発生され、それが制御装置71で受信されたこと(ステ
ップS124:YES)、言い換えれば、基準バーコー
ドデータRBDが更新されたこと。
【0123】条件2)ブロックC内のディスク枚数cの
値がゼロ値になったこと(ステップS125:YE
S)。言い換えれば、ブロックBの次のブロックである
ブロックC内のディスク枚数がゼロ値になったこと。ま
た、ディスク枚数cm がクリア(cm →0)されたこと
(ステップS126)。
【0124】これら条件1,2が共に成立したときに制
御装置71はディスク供給停止信号lをオフ状態にする
(ステップS127)。これによって、スイングアーム
40による搬送が保護膜塗布機7(バッファ9)側から
バーコードリーダー41側に切り換えられる。すなわ
ち、ブロックBからブロックCに次ロットのディスク2
3cの供給が開始される。
【0125】この場合、この実施例では、ブロックCの
ロット番号を「1」に固定しているので、次ロットのデ
ィスク23cのロット番号が「1」になることから、ブ
ロックCに次ロットのディスク23cが流れるようにな
った時点で、ブロックA,Bのロット番号na ,n
b を、それぞれ1だけ小さくする。すなわち、na =n
a−1(ステップS128),nb =nb −1(ステッ
プS129)の処理を行う。
【0126】なお、すでに説明した内容であるが、ここ
で、スイングアーム27とスイングアーム40の動作フ
ローをそれぞれ図15および図16を参照して明確に説
明する。
【0127】図15において、ブロックBへのディスク
供給停止信号fがオン状態になっているかどうかが制御
装置71によって判断される(ステップS131)。オ
ン状態になっている場合には、スイングアーム27によ
る搬送はバッファ25側に切り換えられ、取出機2から
搬送機3に流れてきたディスク23aは全てバッファ2
5に貯められる(ステップS132)。オン状態になっ
ていない場合(オフ状態の場合)には、スイングアーム
27による搬送は搬送機4側に切り換えられ、搬送機3
(及びバッファ25)のディスク23aは、直接、全て
搬送機4に流される(ステップS133)。
【0128】同様に、図16において、ブロックCへの
ディスク供給停止信号lがオン状態にあるかどうかが制
御装置71によって判断される(ステップS141)。
オン状態になっている場合には、スイングアーム40に
よる搬送はバッファ9側に切り換えられ、保護膜塗布機
7からのディスク23cは全てバッファ9に貯められる
(ステップS142)。オン状態になっていない場合
(オフ状態の場合)には、保護膜塗布機7(及びバッフ
ァ9)のディスク23cは、直接、全てバーコードリー
ダー41に流される。
【0129】このように、上記した実施例によれば、異
なるディスクの同時生産を行う際に、制御装置71は、
ブロックBのディスク枚数検知回路63から供給される
ディスク枚数b(b=b1 +b2 +b3 +c4 )に基づ
いて次の工程(ブロックB)にディスクが存在しなくな
ったと判断したときにスイングアーム27の搬送をバッ
ファ25側から次の工程であるブロックB(搬送機4)
側に切り換えるようにしている。このため、バッファ2
5には次のロットの光ディスクのみが貯留され、かつバ
ッファ25の次の工程(アルミ反射膜成膜機6を有する
ブロックB)には現在のロットの光ディスクが存在しな
いので、次の工程(ブロックB)において現ロットと次
ロットの光ディスクが混合することがなくなる。
【0130】なお、この関係は、バッファ9とスイング
アーム40を有する工程(ブロックB)と制御装置71
と次の工程(ブロックC)との間でも同様である。
【0131】また上記実施例によれば、異なるディスク
の同時生産を行う際に、制御装置71がディスク枚数検
知手段63から供給されるディスク枚数c(c=c1
2+……+c5 )に基づいて次の工程(ブロックC)
にディスクが存在しなくなったと判断し、かつスタンパ
ー用バーコードスキャナ61と刷版用バーコードスキャ
ナ62とで識別されたスタンパー100と刷版102の
内容が一致したときにのみスイングアーム40の搬送を
バッファ9側から次の工程(ブロックC)側に切り換え
るようにしている。このため、次の工程(印刷機13を
含むブロックC)において現ロットと次ロットの光ディ
スクが混合することがなくなるとともに、スタンパー1
00と刷版102の不整合がなくなる。このように制御
することによりバーコードリーダー41における読み取
りのトラブルの発生を防止することができて、2つのロ
ットの混じり合いが防止され、また、混流生産(第1ロ
ットと第2ロットのディスクを同時に当該装置に流して
おく生産)が可能になる。なお、バーコードリーダー4
1を搬送機4のすぐ前側にも配置しておくことにより、
3つのロットの混流生産(連続同時生産)も可能にする
ことができる。
【0132】さらに上記実施例によれば、制御装置71
が、ディスクバーコードスキャナ97の識別内容とスタ
ンパー用バーコードスキャナ61または刷版用バーコー
ドスキャナ62の識別内容とを比較して不一致の場合に
は、このディスクバーコードスキャナ97で内容を識別
した上記ディスクを不良ディスクであると判断する。こ
のため、スイングアーム40を通過前の現在のディスク
(成形機1で成形されたディスク)とスイングアーム4
0を通過した後のディスク(これから印刷機13に送ら
れるディスク)との内容整合が確実に行われるので、次
の工程(印刷機13を含むブロックC)において、現ロ
ットと次ロットの光ディスクが混合することがなくな
る。
【0133】さらにまた、上記実施例によれば、異なる
ディスクの同時生産を行う際に、制御装置71は、ブロ
ックAのディスク枚数検知回路63から供給されるディ
スク枚数aに基づいて射出成形機1を含むブロックAに
現ロットのディスクが存在しなくなったと判断したとき
にスイングアーム27の搬送を次の工程(ブロックB)
側からバッファ手25側に切り換えた後、成形機1で異
なるスタンパー100による樹脂ディスクの再打ちを開
始するようにしている。このため、射出成形機1を含む
ブロックAにおいて、現ロットのディスクと次ロットの
ディスクとが同時に存在することがなくなる。
【0134】なお、本発明は上記の実施例に限らず本発
明の要旨を逸脱することなく、例えば、ブロック分けを
3つではなく、2つにする、または4以上にする等、種
々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0135】また、図1例では、ブロックAからブロッ
クCまで各ブロックA〜Cを直列に接続する構成にして
いるが、これに限らず、図17に示すように、同一機能
のブロックE1,E2及びブロックF1,F2を並列的
に設け、ブロックD→ブロックGのように並べた装置に
おいても、ブロックDとブロックE1,E2間、ブロッ
クE1,E2とブロックF1,F2間、ブロックF1,
F2とブロックG間にスイングアーム、バッファおよび
(または)バーコードリーダーを設けることにより本発
明を適用することができる。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明によ
れば、異なるディスクの同時生産を行う際に、制御手段
がディスク枚数検知手段から供給されるディスク枚数に
基づいて次の工程にディスクが存在しなくなったと判断
したときに選択搬送手段の搬送をバッファ手段側から次
の工程側に切り換えるようにしている。このため、バッ
ファ手段には次のロットの光ディスクのみが貯留され、
かつバッファ手段の次の工程には現在のロットの光ディ
スクが存在しないので、次の工程において現ロットと次
ロットの光ディスクが混合することがなくなるという効
果が得られる。
【0137】また第2の本発明によれば、制御手段がデ
ィスク枚数検知手段から供給されるディスク枚数に基づ
いて次の工程にディスクが存在しなくなったと判断し、
かつ第1の識別手段と第2の識別手段で識別されたスタ
ンパーと刷版の内容が一致したときにのみ選択搬送手段
の搬送をバッファ手段側から次の工程側に切り換えるよ
うにしている。このため、次の工程において現ロットと
次ロットの光ディスクが混合することがなくなるととも
に、スタンパーと刷版の不整合がなくなるという効果が
得られる。
【0138】さらに第3の本発明によれば、不良ディス
ク判断手段が、第3の識別手段の識別内容と第1または
第2の識別手段の識別内容とを比較して不一致の場合に
は、この第3の識別手段で内容を識別した上記ディスク
を不良ディスクであると判断する。このため、選択搬送
手段を通過前の現在のディスクと選択搬送手段を通過し
た後のディスクとの内容整合が確実に行われるので、次
の工程において、現ロットと次ロットの光ディスクが混
合することがなくなるという効果が得られる。
【0139】さらにまた、第4の本発明によれば、上記
第1〜第3の識別手段をバーコードを利用した識別手段
としたので、簡単な構成でディスク内容の読み取りが正
確かつ確実になるという効果が得られる。
【0140】さらにまた、第5の本発明によれば、異な
るディスクの同時生産を行う際に、制御手段がディスク
枚数検知手段から供給されるディスク枚数に基づいて成
形機を含むブロックに現ロットのディスクが存在しなく
なったと判断したときに選択搬送手段の搬送を次の工程
側からバッファ手段側に切り換えた後、成形機で異なる
スタンパーによる樹脂ディスクの再打ちを開始するよう
にしている。このため、成形機を含むブロックにおい
て、現ロットのディスクと次ロットのディスクとが同時
に存在すること(混合すること)がなくなるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ディスク製造装置の一実施例の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1例の装置の機械的な概略構成を示す模式的
平面図である。
【図3】図1例の装置の各機器に配されるディスク枚数
検知回路の構成を示す線図である。
【図4】図1例の装置中、制御装置の詳細な構成を示す
ブロック図である。
【図5】図4例の制御装置中、制御用ディスプレイに配
されるクリアAスイッチの動作説明に供されるフローチ
ャートである。
【図6】図4例の制御装置中、制御用ディスプレイに配
されるクリアBスイッチの動作説明に供されるフローチ
ャートである。
【図7】図4例の制御装置中、制御用ディスプレイに配
されるクリアCスイッチの動作説明に供されるフローチ
ャートである。
【図8】図1例の装置中、バーコードリーダーの詳細構
成を含む回路の線図である。
【図9】図1例中、制御装置の動作説明に供されるフロ
ーチャートである。
【図10】図4例中、制御用ディスプレイ上の表示の説
明に供される線図である。
【図11】図1例中、射出成形機の動作説明に供される
フローチャートである。
【図12】図1例中、射出成形機を含むブロックの動作
説明に供されるフローチャートである。
【図13】図1例中、保護膜塗布機を含むブロックの動
作説明に供されるフローチャートである。
【図14】図1例中、印刷機を含むブロックの動作説明
に供されるフローチャートである。
【図15】図1例中、射出成形機を含むブロックのスイ
ングアームの動作説明に供されるフローチャートであ
る。
【図16】図1例中、保護膜塗布機を含むブロックのス
イングアームの動作説明に供されるフローチャートであ
る。
【図17】図1例の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図18】従来の技術による光ディスク製造装置の構成
を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 射出成形機 6 アルミ反射膜成膜機 7 保護膜塗布機 9 バッファ 10 検査機 13 印刷機 41 バーコードリーダー 61 スタンパー用バーコードスキャナ 62 刷版用バーコードスキャナ 63 ディスク枚数検知回路 97 ディスクバーコードスキャナ 71 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 敬夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形機で樹脂ディスクを成形した後、そ
    の樹脂ディスク上に成膜機で反射膜を形成し、さらに反
    射膜上に保護膜機で保護膜を形成した後、その保護膜上
    に印刷機でレーベルを印刷して光ディスクを製造する光
    ディスク製造装置において、 ディスクを複数毎収容して保持するバッファ手段と、 このバッファ手段にディスクを搬送するのか次の工程に
    ディスクを搬送するのかを選択的に切り換えて搬送する
    選択搬送手段と、 この選択搬送手段の切り換え動作を制御する制御手段
    と、 上記次の工程に保持されているディスクの枚数を検知す
    るディスク枚数検知手段とを備え、 上記制御手段は、異なるディスクの同時生産を行う際
    に、上記ディスク枚数検知手段から供給されるディスク
    枚数に基づいて上記次の工程にディスクが存在しなくな
    ったと判断したときに上記選択搬送手段の搬送を上記バ
    ッファ手段側から上記次の工程側に切り換えるようにし
    たことを特徴とする光ディスク製造装置。
  2. 【請求項2】 スタンパーを用い成形機で樹脂ディスク
    を成形した後、その樹脂ディスクに成膜機で反射膜を形
    成し、さらに反射膜上に保護膜機で保護膜を形成した
    後、その保護膜上に刷版を用い印刷機でレーベルを印刷
    して光ディスクを製造する光ディスク製造装置におい
    て、 ディスクを複数毎収容して保持するバッファ手段と、 このバッファ手段にディスクを搬送するのか次の工程に
    ディスクを搬送するのかを選択的に切り換えて搬送する
    選択搬送手段と、 この選択搬送手段の切り換え動作を制御する制御手段
    と、 上記次の工程に保持されているディスクの枚数を検知す
    るディスク枚数検知手段と、 上記スタンパーの内容を識別する第1の識別手段と、 上記刷版の内容を識別する第2の識別手段とを備え、 上記制御手段は、異なるディスクの同時生産を行う際
    に、上記ディスク枚数検知手段から供給されるディスク
    枚数に基づいて上記次の工程にディスクが存在しなくな
    ったと判断し、かつ上記第1の識別手段と上記第2の識
    別手段で識別されたスタンパーと刷版の内容が一致した
    ときにのみ上記選択搬送手段の搬送を上記バッファ手段
    側から上記次の工程側に切り換えるようにしたことを特
    徴とする光ディスク製造装置。
  3. 【請求項3】 上記選択搬送手段を通過したディスクの
    内容を識別する第3の識別手段と、 この第3の識別手段と上記第1及び第2の識別手段とに
    接続される不良ディスク判断手段とを備え、 上記不良ディスク判断手段は、上記第3の識別手段の識
    別内容と上記第1または第2の識別手段の識別内容とを
    比較して不一致の場合には、この第3の識別手段で内容
    を識別した上記ディスクを不良ディスクであると判断す
    ることを特徴とする請求項2記載の光ディスク製造装
    置。
  4. 【請求項4】 上記第1〜第3の識別手段はバーコード
    を利用した識別手段であることを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3記載の光ディスク製造装置。
  5. 【請求項5】 成形機で樹脂ディスクを成形した後、そ
    の樹脂ディスク上に成膜機で反射膜を形成し、さらに反
    射膜上に保護膜機で保護膜を形成した後、その保護膜上
    に印刷機でレーベルを印刷して光ディスクを製造する光
    ディスク製造装置において、 上記成形機を含むブロックの出力側に配されディスクを
    複数毎収容して保持するバッファ手段と、 このバッファ手段にディスクを搬送するのか次の工程に
    ディスクを搬送するのかを選択的に切り換えて搬送する
    選択搬送手段と、 この選択搬送手段の切り換え動作を制御する制御手段
    と、 上記成形機を含むブロックに保持されているディスクの
    枚数を検知するディスク枚数検知手段とを備え、 上記制御手段は、異なるディスクの同時生産を行う際
    に、上記ディスク枚数検知手段から供給されるディスク
    枚数に基づいて上記成形機を含むブロックに現ロットの
    ディスクが存在しなくなったと判断したとき、上記選択
    搬送手段の搬送を上記次の工程側から上記バッファ手段
    側に切り換えた後、上記成形機で異なるスタンパーによ
    る樹脂ディスクの再打ちを開始するようにしたことを特
    徴とする光ディスク製造装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006518084A (ja) * 2003-02-13 2006-08-03 ダグ カーソン アンド アソシエーツ,インク. 多層光ディスク内のトラック層の識別タグ

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US7684307B2 (en) 2003-02-13 2010-03-23 Doug Carson & Associates, Inc. Identifier tag to track layers in a multi-layer optical disc
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