JPH06348836A - ディジタル画像処理装置 - Google Patents
ディジタル画像処理装置Info
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- JPH06348836A JPH06348836A JP13835893A JP13835893A JPH06348836A JP H06348836 A JPH06348836 A JP H06348836A JP 13835893 A JP13835893 A JP 13835893A JP 13835893 A JP13835893 A JP 13835893A JP H06348836 A JPH06348836 A JP H06348836A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 デ−タ量が少なく、かつ取扱い易いベクトル
としてデ−タを記録して画像を規定するベクトル群を生
成し得るディジタル画像処理装置を提供することにあ
る。 【構成】 画像の線図形をチェ−ンコ−ドに変換する変
換手段(1,2)と、変換されたチェ−ンコ−ドに基づいて
向き及び長さを有する複数のベクトルを抽出する第1論
理手段(3)と、抽出順に連続する3つのベクトルのうち
2番目のベクトルの長さが所定の数値以下であって1番
目及び3番目のベクトルの向きが一致している場合には
該3つのベクトルに基づいて他のベクトルを抽出し、抽
出された他のベクトルに基づいて画像を規定する画像デ
−タを生成する第2論理手段(4,5,6)とを含むことを特
徴とする。
としてデ−タを記録して画像を規定するベクトル群を生
成し得るディジタル画像処理装置を提供することにあ
る。 【構成】 画像の線図形をチェ−ンコ−ドに変換する変
換手段(1,2)と、変換されたチェ−ンコ−ドに基づいて
向き及び長さを有する複数のベクトルを抽出する第1論
理手段(3)と、抽出順に連続する3つのベクトルのうち
2番目のベクトルの長さが所定の数値以下であって1番
目及び3番目のベクトルの向きが一致している場合には
該3つのベクトルに基づいて他のベクトルを抽出し、抽
出された他のベクトルに基づいて画像を規定する画像デ
−タを生成する第2論理手段(4,5,6)とを含むことを特
徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディジタル画像処理装置
に係り、詳細には線図形のベクトル化、文字フォント圧
縮等を行うディジタル画像処理装置に係る。
に係り、詳細には線図形のベクトル化、文字フォント圧
縮等を行うディジタル画像処理装置に係る。
【0002】
【従来の技術】画像の輪郭線等の線図形のデ−タを記録
する場合、画面上の全ての画素について線デ−タが存在
するか否かを記録するよりもコ−ド化、あるいはベクト
ル化してデ−タの存在する部分のみを記憶した方がデ−
タ量が減り、またデ−タを扱い易くなる。
する場合、画面上の全ての画素について線デ−タが存在
するか否かを記録するよりもコ−ド化、あるいはベクト
ル化してデ−タの存在する部分のみを記憶した方がデ−
タ量が減り、またデ−タを扱い易くなる。
【0003】図2はチェ−ンコ−ドを説明する図、図3
はチェ−ンコ−ド化する線図形の1例を示す図、図4は
チェ−ンコ−ドのベクトルへの変換を説明する図であ
る。
はチェ−ンコ−ド化する線図形の1例を示す図、図4は
チェ−ンコ−ドのベクトルへの変換を説明する図であ
る。
【0004】コ−ド化の一つの手法であるチェ−ンコ−
ド化は図2に示すように対象画素を中心としたときに隣
の画素が矢印のどの方向に繋がっているかを調べ、コ−
ドに変換するものである。例えば、図3の線図形をマト
リックスとして記録した場合では8×3の座標と、それ
ぞれの座標に画素が存在するかどうかを記録する必要が
ある。しかし、チェ−ンコ−ドでは図3のAの画素と画
素Aを基準とした下記の(1)に示すコ−ドを記録する
のみでよい。
ド化は図2に示すように対象画素を中心としたときに隣
の画素が矢印のどの方向に繋がっているかを調べ、コ−
ドに変換するものである。例えば、図3の線図形をマト
リックスとして記録した場合では8×3の座標と、それ
ぞれの座標に画素が存在するかどうかを記録する必要が
ある。しかし、チェ−ンコ−ドでは図3のAの画素と画
素Aを基準とした下記の(1)に示すコ−ドを記録する
のみでよい。
【0005】 1,0,0,1,0,0,7 ・・・(1) 線図形の場合、このようなチェ−ンコ−ドに変換するこ
とで明らかにデ−タ量を減少することができる。
とで明らかにデ−タ量を減少することができる。
【0006】ところで図2に示すチェ−ンコ−ドと接続
方向の関係をベクトルに置き換えた場合、図4のように
表すことができるが、この図に従ってチェ−ンコ−ドを
ベクトルに変えるとすると同じチェ−ンコ−ドが連続し
て並んでいる部分は、1つのベクトルとして繋ぐことが
できるため、下記の(2)のように表現できる。
方向の関係をベクトルに置き換えた場合、図4のように
表すことができるが、この図に従ってチェ−ンコ−ドを
ベクトルに変えるとすると同じチェ−ンコ−ドが連続し
て並んでいる部分は、1つのベクトルとして繋ぐことが
できるため、下記の(2)のように表現できる。
【0007】 (1,1),(2,0),(1,1),(2,0),(1,−1)・・・(2) この(2)のようにチェ−ンコ−ド化から生成されたベ
クトルを以下ショ−トベクトルと呼ぶこととする。
クトルを以下ショ−トベクトルと呼ぶこととする。
【0008】この(2)のベクトルでの表記方法は
(1)のチェ−ンコ−ドの表記方法よりもデ−タ量とし
ては増えるが、原画像を拡大、縮小する場合、単なる乗
算のみで行えるため非常に簡便である。
(1)のチェ−ンコ−ドの表記方法よりもデ−タ量とし
ては増えるが、原画像を拡大、縮小する場合、単なる乗
算のみで行えるため非常に簡便である。
【0009】当然線図形の回転を行う場合でもベクトル
化されたデ−タの方が、チエ−ンコ−ドとして記録して
いるよりも扱い易い。また、全画素の座標とデ−タの有
無について記録する元来の記録方法よりデ−タ量として
は少ない。
化されたデ−タの方が、チエ−ンコ−ドとして記録して
いるよりも扱い易い。また、全画素の座標とデ−タの有
無について記録する元来の記録方法よりデ−タ量として
は少ない。
【0010】以上のように画像デ−タをコ−ド化あるい
はベクトル化することによりデ−タ量を減らし、さらに
そのデ−タを演算する場合に演算し易くすることができ
る。
はベクトル化することによりデ−タ量を減らし、さらに
そのデ−タを演算する場合に演算し易くすることができ
る。
【0011】図3の線図形を2倍に拡大する場合につい
て説明する。
て説明する。
【0012】図5は図3の線図形を2倍に拡大した例を
示す図、図6は図3の線図形を理想的に2倍に拡大した
例を示す図である。
示す図、図6は図3の線図形を理想的に2倍に拡大した
例を示す図である。
【0013】従来の方式で前記(2)のようにショ−ト
ベクトルに変換されたデ−タを利用して拡大すると図5
のようになる。またこれは、原画像の座標デ−タを用い
て2倍に拡大した場合でも通常同様の結果が出力され
る。
ベクトルに変換されたデ−タを利用して拡大すると図5
のようになる。またこれは、原画像の座標デ−タを用い
て2倍に拡大した場合でも通常同様の結果が出力され
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで入力された画
像は従来輪郭線等の線図形や文字フォントであるため図
3のE部分のような箇所はマトリックス状画面で表した
斜めの線である。
像は従来輪郭線等の線図形や文字フォントであるため図
3のE部分のような箇所はマトリックス状画面で表した
斜めの線である。
【0015】これを考慮したときにE部分中央のD点
は、B画素とC画素とを繋ぐ線の誤差が最も大きい点で
あるが、(2)のベクトルを用いて拡大、表示した図5
ではD点の誤差も拡大されD’部にその誤差が集中して
いることがわかる。
は、B画素とC画素とを繋ぐ線の誤差が最も大きい点で
あるが、(2)のベクトルを用いて拡大、表示した図5
ではD点の誤差も拡大されD’部にその誤差が集中して
いることがわかる。
【0016】誤差が拡大されてしまう理由としては、上
記(2)で表されるショ−トベクトルがチェ−ンコ−ド
と同じ8方向の方向しかもたないことに起因する。
記(2)で表されるショ−トベクトルがチェ−ンコ−ド
と同じ8方向の方向しかもたないことに起因する。
【0017】今、仮に図3のEの部分が斜めの線である
ことを考えて、この線図形を2倍にすると理想的には図
6のようになるべきである。図6では線図形は2倍にな
っているが誤差はF点、G点及びH点の3箇所に分散さ
れ、1箇所に集中した誤差がそのまま拡大されていな
い。つまり、原画像の品位を落とさずに線図形を2倍に
拡大するためには、復元した際に図6の線図形になるよ
うなベクトルを生成しておく必要がある。
ことを考えて、この線図形を2倍にすると理想的には図
6のようになるべきである。図6では線図形は2倍にな
っているが誤差はF点、G点及びH点の3箇所に分散さ
れ、1箇所に集中した誤差がそのまま拡大されていな
い。つまり、原画像の品位を落とさずに線図形を2倍に
拡大するためには、復元した際に図6の線図形になるよ
うなベクトルを生成しておく必要がある。
【0018】また、線図形の大まかなレイアウト、ある
いは文字の大まかなアウトラインだけ知りたい場合など
では、原画像のレイアウトを保存したまま従来のショ−
トベクトルのデ−タ量よりもなお少ないデ−タ量に変換
したいときがある。
いは文字の大まかなアウトラインだけ知りたい場合など
では、原画像のレイアウトを保存したまま従来のショ−
トベクトルのデ−タ量よりもなお少ないデ−タ量に変換
したいときがある。
【0019】例えば、原画像を縮小する場合では、縮小
の際に生じる1画素以下の小さな誤差の補正のため非常
に煩雑な演算が必要とされる。このときにショ−トベク
トル群からある一定の誤差を許容していくつかのショ−
トベクトルを接続し、より少ないベクトルへ変換してお
かないとそれ以降の演算を高速に行うことができない。
すなわち、ショ−トベクトルよりもデ−タ量を減らし、
なおかつ取扱い易いベクトルとしてデ−タを記録するた
めには、新たなベクトル群を生成する必要がある。
の際に生じる1画素以下の小さな誤差の補正のため非常
に煩雑な演算が必要とされる。このときにショ−トベク
トル群からある一定の誤差を許容していくつかのショ−
トベクトルを接続し、より少ないベクトルへ変換してお
かないとそれ以降の演算を高速に行うことができない。
すなわち、ショ−トベクトルよりもデ−タ量を減らし、
なおかつ取扱い易いベクトルとしてデ−タを記録するた
めには、新たなベクトル群を生成する必要がある。
【0020】本発明の目的は、デ−タ量が少なく、かつ
取扱い易いベクトルとしてデ−タを記録して画像を規定
するベクトル群を生成し得るディジタル画像処理装置を
提供することにある。
取扱い易いベクトルとしてデ−タを記録して画像を規定
するベクトル群を生成し得るディジタル画像処理装置を
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像の線図形
をチェ−ンコ−ドに変換する変換手段と、変換されたチ
ェ−ンコ−ドに基づいて向き及び長さを有する複数のベ
クトルを抽出する第1論理手段と、抽出順に連続する3
つのベクトルのうち2番目のベクトルの長さが所定の数
値以下であって1番目及び3番目のベクトルの向きが一
致している場合には該3つのベクトルに基づいて他のベ
クトルを抽出し、抽出された他のベクトルに基づいて画
像を規定する画像デ−タを生成する第2論理手段とを含
むことを特徴とする。
をチェ−ンコ−ドに変換する変換手段と、変換されたチ
ェ−ンコ−ドに基づいて向き及び長さを有する複数のベ
クトルを抽出する第1論理手段と、抽出順に連続する3
つのベクトルのうち2番目のベクトルの長さが所定の数
値以下であって1番目及び3番目のベクトルの向きが一
致している場合には該3つのベクトルに基づいて他のベ
クトルを抽出し、抽出された他のベクトルに基づいて画
像を規定する画像デ−タを生成する第2論理手段とを含
むことを特徴とする。
【0022】
【作用】変換手段が画像の線図形をチェ−ンコ−ドに変
換し、第1論理手段が変換されたチェ−ンコ−ドに基づ
いて向き及び長さを有する複数のベクトルを抽出し、第
2論理手段が抽出順に連続する3つのベクトルのうち2
番目のベクトルの長さが所定の数値以下であって1番目
及び3番目のベクトルの向きが一致している場合には該
3つのベクトルに基づいて他のベクトルを抽出し、抽出
された他のベクトルに基づいて画像を規定する画像デ−
タを生成するので、画像の拡大、回転、縮小の際に生じ
る誤差を減少し得、画像形成用のベクトル数をも減少し
得、画像処理を迅速に行い得る。
換し、第1論理手段が変換されたチェ−ンコ−ドに基づ
いて向き及び長さを有する複数のベクトルを抽出し、第
2論理手段が抽出順に連続する3つのベクトルのうち2
番目のベクトルの長さが所定の数値以下であって1番目
及び3番目のベクトルの向きが一致している場合には該
3つのベクトルに基づいて他のベクトルを抽出し、抽出
された他のベクトルに基づいて画像を規定する画像デ−
タを生成するので、画像の拡大、回転、縮小の際に生じ
る誤差を減少し得、画像形成用のベクトル数をも減少し
得、画像処理を迅速に行い得る。
【0023】
【実施例】本発明の実施例においては、ショ−トベクト
ルが対象画素から45度おきの8方向しかもたないが、
これを用いて新しいベクトルを生成するために、マトリ
ックス状の画面で表されている斜めの線を見出だし、そ
の始点と終点とを結ぶことが必要となる。
ルが対象画素から45度おきの8方向しかもたないが、
これを用いて新しいベクトルを生成するために、マトリ
ックス状の画面で表されている斜めの線を見出だし、そ
の始点と終点とを結ぶことが必要となる。
【0024】例えば、図3のEの部分はショ−トベクト
ルで下記の(3)のように表される。
ルで下記の(3)のように表される。
【0025】 (2,0),(1,1),(2,0) ・・・(3) このショ−トベクトル群が仮に斜めの線であることが判
明すればX座標、Y座標の値を加算することによってつ
ぎの(4)のように表現できる。
明すればX座標、Y座標の値を加算することによってつ
ぎの(4)のように表現できる。
【0026】(5,1) ・・・(4) この新しい(4)のベクトルをマトリックス状の画面に
復元したときに全く同様の画像に復元できるため、この
置き換えは問題とはならない。
復元したときに全く同様の画像に復元できるため、この
置き換えは問題とはならない。
【0027】また、それに加え、この新しい(4)のベ
クトルを用いて2倍に拡大した場合、理想的である図6
のようになるため前述の問題点は解決できる。なお、生
成したベクトルは次のように直線に復元される。すなわ
ち、ベクトル(Vx,Vy)を直線に復元するには原点の
座標を1つ分プラス(Vx+1,Vy+1)し、Vx+1とVy+1
との長さを比較し長い方を短い方で除算すると、垂直若
しくは水平方向につながる長さが設定される。例えば、
(4)のベクトルでは(5,1)であるから長さは
(6,2)、6>2であるから 6÷2=3となる。つ
まり図3のB、Cのようになる。図7はマトリックス状
の画面で表現された斜めの線について向き及び長さで表
したベクトルを抽出する方法に関して説明する図であ
る。
クトルを用いて2倍に拡大した場合、理想的である図6
のようになるため前述の問題点は解決できる。なお、生
成したベクトルは次のように直線に復元される。すなわ
ち、ベクトル(Vx,Vy)を直線に復元するには原点の
座標を1つ分プラス(Vx+1,Vy+1)し、Vx+1とVy+1
との長さを比較し長い方を短い方で除算すると、垂直若
しくは水平方向につながる長さが設定される。例えば、
(4)のベクトルでは(5,1)であるから長さは
(6,2)、6>2であるから 6÷2=3となる。つ
まり図3のB、Cのようになる。図7はマトリックス状
の画面で表現された斜めの線について向き及び長さで表
したベクトルを抽出する方法に関して説明する図であ
る。
【0028】図7の線図形をショ−トベクトルに変換し
た場合、矢符20、21、22に示されるベクトルがで
き、次の(5)で表せる。
た場合、矢符20、21、22に示されるベクトルがで
き、次の(5)で表せる。
【0029】 (4,0)、(1,1)、(2,0) (5) しかし、図7の線図形から斜めの線を見つけだして新し
いベクトルに置き換えた場合、すなわち点線矢符23、
24に示される2つのベクトルに分解すると次の(6)
で表せる。
いベクトルに置き換えた場合、すなわち点線矢符23、
24に示される2つのベクトルに分解すると次の(6)
で表せる。
【0030】 (2,0)、(6,1) (6) 以上の2例からわかるように線図形から斜めの線を表し
ている部分を見つけだし、見つけだした情報をもとにシ
ョ−トベクトルを単に接続するだけではなく復元しても
全く原画像のデ−タの品位を落とさないような新しいベ
クトルが生成されベクトル数が減りより忠実な復元が可
能となる。
ている部分を見つけだし、見つけだした情報をもとにシ
ョ−トベクトルを単に接続するだけではなく復元しても
全く原画像のデ−タの品位を落とさないような新しいベ
クトルが生成されベクトル数が減りより忠実な復元が可
能となる。
【0031】以下詳細に説明する。
【0032】図1は本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は対象とする画像の線図
形のデ−タが記録されている記録部、2は記録部1と変
換手段を構成するとともに記録部1から供給される線図
形のデ−タをチェ−ンコ−ドに変換する変換部、3はチ
ェ−ンコ−ドから生成される画像形成用のショ−トベク
トルの向きと長さとを抽出する第1論理部、4は第1論
理部から抽出されたショ−トベクトルの向きを基準のベ
クトルの向きと比較する第1比較部、5は第1論理部か
ら抽出されたショ−トベクトルの長さを基準のベクトル
の長さと比較する第2比較部、6は第1比較部4及び第
2比較部5とともに第2論理手段を構成し第1比較部4
及び第2比較部5から出力された結果により新しいベク
トルを抽出するとともに抽出されたショ−トベクトル、
新しいベクトルを含む画像を規定するベクトル群を生成
する第2論理部である。線図形のデ−タがチェ−ンコ−
ドに変換されるまでの行程、つまり図1の記録部1と変
換部2とは従来の方式であるため、個々では特に論じな
い。
ク図である。図1において、1は対象とする画像の線図
形のデ−タが記録されている記録部、2は記録部1と変
換手段を構成するとともに記録部1から供給される線図
形のデ−タをチェ−ンコ−ドに変換する変換部、3はチ
ェ−ンコ−ドから生成される画像形成用のショ−トベク
トルの向きと長さとを抽出する第1論理部、4は第1論
理部から抽出されたショ−トベクトルの向きを基準のベ
クトルの向きと比較する第1比較部、5は第1論理部か
ら抽出されたショ−トベクトルの長さを基準のベクトル
の長さと比較する第2比較部、6は第1比較部4及び第
2比較部5とともに第2論理手段を構成し第1比較部4
及び第2比較部5から出力された結果により新しいベク
トルを抽出するとともに抽出されたショ−トベクトル、
新しいベクトルを含む画像を規定するベクトル群を生成
する第2論理部である。線図形のデ−タがチェ−ンコ−
ドに変換されるまでの行程、つまり図1の記録部1と変
換部2とは従来の方式であるため、個々では特に論じな
い。
【0033】図1の第1論理部3では、チェ−ンコ−ド
からその向きと長さとを抽出するがその方法は以下の通
りである。
からその向きと長さとを抽出するがその方法は以下の通
りである。
【0034】例えば、次の(8)の様にチ−ンコ−ドが
続いていたとする。
続いていたとする。
【0035】 1,1,1,0,0,0,0,7,0,0,0,0,0,0 ・・・(8) ここからショ−トベクトルを生成する際に上記(2)の
ようにX座標、Y座標で表したベクトル表現ではなく、
向きと長さを組にした形でベクトルを表す。このときの
長さとは実際の画素と画素との長さではなく、対象画素
の横方向、縦方向、斜め方向の8方向全て隣合う画素ま
での距離を1とする。こうして表現するベクトルではチ
ェ−ンコ−ドとその連続している数を組にして表現すれ
ばよく上記の(8)は次の(9)のように表される。
ようにX座標、Y座標で表したベクトル表現ではなく、
向きと長さを組にした形でベクトルを表す。このときの
長さとは実際の画素と画素との長さではなく、対象画素
の横方向、縦方向、斜め方向の8方向全て隣合う画素ま
での距離を1とする。こうして表現するベクトルではチ
ェ−ンコ−ドとその連続している数を組にして表現すれ
ばよく上記の(8)は次の(9)のように表される。
【0036】 (1,3),(0,4),(7,1),(0,6) ・・・(9) これで向きと長さとを分けて抽出したことになる。
【0037】第1比較部4では(9)のように表現され
たベクトルの向きを一組おきに比較するものとする。具
体的に(9)の場合では、(1,3)の1と(7,1)
の7とを比較する。また、(0,4)の0と(0,6)
の0とを比較を行う。
たベクトルの向きを一組おきに比較するものとする。具
体的に(9)の場合では、(1,3)の1と(7,1)
の7とを比較する。また、(0,4)の0と(0,6)
の0とを比較を行う。
【0038】一般的な変数として取り扱うために、ベク
トルの生成された順にVn,Vn+1,Vn+2,Vn+3とお
く。するとこの第1比較部4ではVnとVn+2及びVn+1
とVn+3のベクトルの向きの比較を行うことである。こ
のとき、第1比較部4では常に4つのベクトルデ−タを
保持してその結果を1つおきのベクトル2組について同
時に比較するようにしておくとこれ以降の処理が高速に
行える。
トルの生成された順にVn,Vn+1,Vn+2,Vn+3とお
く。するとこの第1比較部4ではVnとVn+2及びVn+1
とVn+3のベクトルの向きの比較を行うことである。こ
のとき、第1比較部4では常に4つのベクトルデ−タを
保持してその結果を1つおきのベクトル2組について同
時に比較するようにしておくとこれ以降の処理が高速に
行える。
【0039】第2比較部5ではベクトルの長さを1組お
きに比較する。(9)のベクトルを例にとると、(1,
3)の3と(7,1)の1との比較、あるいは(0,
4)の4と(0,6)の6との比較を行う。これも先程
と同様の一般的な変数として表現すると、第2比較部5
は、VnとVn+2及びVn+1とVn+3のベクトルの長さの比
較を行う。この第2比較部5も第1比較部4と同様に4
つのベクトルデ−タを保持しておき、1つおきのベクト
ルについて同時に比較し出力できるようにしておくと便
利である。
きに比較する。(9)のベクトルを例にとると、(1,
3)の3と(7,1)の1との比較、あるいは(0,
4)の4と(0,6)の6との比較を行う。これも先程
と同様の一般的な変数として表現すると、第2比較部5
は、VnとVn+2及びVn+1とVn+3のベクトルの長さの比
較を行う。この第2比較部5も第1比較部4と同様に4
つのベクトルデ−タを保持しておき、1つおきのベクト
ルについて同時に比較し出力できるようにしておくと便
利である。
【0040】第2論理部6は第1比較部4と第2比較部
5との比較決果と第1論理部3からの結果とを用いて新
しいベクトルを生成する。
5との比較決果と第1論理部3からの結果とを用いて新
しいベクトルを生成する。
【0041】次にベクトルの抽出方法を説明する。この
場合、入力されるベクトルは抽出順に連続したVnから
Vn+2までの3つのベクトルとする。
場合、入力されるベクトルは抽出順に連続したVnから
Vn+2までの3つのベクトルとする。
【0042】このとき、次の規則があれば斜めの線であ
る。
る。
【0043】 VnとVn+2とのベクトルの向きが等しい。 ・・・(10) Vn+1の長さが1である。 ・・・(11) VnとVn+1とのベクトルの向きが45°の差を有している。 ・・・(12) つまりこの3つの条件を満たす部分を探し出せばよい。
但し入力画像が、通常の文字フォントのアウトラインな
ど(10)と(11)との条件を満たしていればVnと
Vn+1のベクトルの向きは常に45°であるものでは演
算の高速化のために(12)の条件判断は行わなくても
よい。
但し入力画像が、通常の文字フォントのアウトラインな
ど(10)と(11)との条件を満たしていればVnと
Vn+1のベクトルの向きは常に45°であるものでは演
算の高速化のために(12)の条件判断は行わなくても
よい。
【0044】図8はマトリックス状の画面で表現された
斜めの線について向き及び長さで表した別のベクトルを
抽出する方法に関して説明する図である。条件(11)
のVn+1の長さが1とは図8の線図形PとQにおいて接
する線図形Rのような場合に線図形P、Rは矢符15、
16、17で示されるベクトルを斜めの線(矢符1
4)、すなわち1本のベクトルとみなし、Vn+1の長さ
が1ではないとき、例えば図8の線図形S、T、Uのよ
うな場合は3本のベクトル(矢符11、12、13)と
みなされる。
斜めの線について向き及び長さで表した別のベクトルを
抽出する方法に関して説明する図である。条件(11)
のVn+1の長さが1とは図8の線図形PとQにおいて接
する線図形Rのような場合に線図形P、Rは矢符15、
16、17で示されるベクトルを斜めの線(矢符1
4)、すなわち1本のベクトルとみなし、Vn+1の長さ
が1ではないとき、例えば図8の線図形S、T、Uのよ
うな場合は3本のベクトル(矢符11、12、13)と
みなされる。
【0045】以上の見地から新しいベクトルを生成する
方法について説明する。
方法について説明する。
【0046】第2比較部5にはVnからVn+3までの連続
したベクトルの長さがRL1からRL4の4つのRLレ
ジスタに順に入力され、第1比較部4にはVnからVn+3
までの連続したベクトルの向きがRD1からRD4の4
つのRDレジスタに順に入力される。
したベクトルの長さがRL1からRL4の4つのRLレ
ジスタに順に入力され、第1比較部4にはVnからVn+3
までの連続したベクトルの向きがRD1からRD4の4
つのRDレジスタに順に入力される。
【0047】このとき、RL2に格納された長さが1で
なかった場合、Vn+1をレジスタRL1に、Vn+2をレジ
スタRL2に、Vn+3をRL3にと順に1つずつシフト
させ、RL2に格納されている長さが1になるまで繰り
返す。すなわち、レジスタRL2の値が1になるまで繰
り返す。レジスタRL2の値が1になるまでは、斜めの
線を表している部分がないことを示しているため、そこ
までのベクトルには演算は行わない。
なかった場合、Vn+1をレジスタRL1に、Vn+2をレジ
スタRL2に、Vn+3をRL3にと順に1つずつシフト
させ、RL2に格納されている長さが1になるまで繰り
返す。すなわち、レジスタRL2の値が1になるまで繰
り返す。レジスタRL2の値が1になるまでは、斜めの
線を表している部分がないことを示しているため、そこ
までのベクトルには演算は行わない。
【0048】RL2に格納された長さが1であっても、
RD1とRD3の値が等しくない場合、やはり斜めの線
を表している部分がないことを示しているため、そこま
でのベクトルには演算を行わない。RL2の値が1であ
り、RD1とRD3の値が等しく、VnとVn+1との角度
の差が45°であるとき、次の操作を行う。
RD1とRD3の値が等しくない場合、やはり斜めの線
を表している部分がないことを示しているため、そこま
でのベクトルには演算を行わない。RL2の値が1であ
り、RD1とRD3の値が等しく、VnとVn+1との角度
の差が45°であるとき、次の操作を行う。
【0049】もし、RL1とRL3の値が等しいときそ
のどちらかの長さを基準長さLsとし、VnとVn+2を接
続してもよいことを記憶しておく。そして、レジスタR
L3に格納された長さをRL1に入力するようにベクト
ル群を2つずつシフトしていき、空になったレジスタに
次のベクトルの長さを入力する。そのときに、当然に向
きを格納しているRDレジスタの内容も、2つずつシフ
トし、空になったレジスタに次のベクトルの向きを入力
する。つまり、長さと向きのレジスタには同期して同じ
ベクトルのデ−タが入力される。
のどちらかの長さを基準長さLsとし、VnとVn+2を接
続してもよいことを記憶しておく。そして、レジスタR
L3に格納された長さをRL1に入力するようにベクト
ル群を2つずつシフトしていき、空になったレジスタに
次のベクトルの長さを入力する。そのときに、当然に向
きを格納しているRDレジスタの内容も、2つずつシフ
トし、空になったレジスタに次のベクトルの向きを入力
する。つまり、長さと向きのレジスタには同期して同じ
ベクトルのデ−タが入力される。
【0050】RL1とRL3の値が異なる場合は、RL
1及びRL3の値の短いほうを基準長さLsとする。そ
のとき、長い方がRL3であった場合でかつ長さの差が
2つ以上ある場合にはRL3に格納されているベクトル
までを接続する。そのときの接続方法は、RL3に格納
されているベクトルの始点からそのベクトルと同じ方向
に基準長さだけとった点を接続可能なベクトルの始点か
ら接続する。長さの差が1以下であれば、接続可能であ
ることを記憶しておく。もし長い方がRL1であつた場
合、RL1に格納されているベクトルと、RL3に格納
されているベクトルを接続してもよいことを記憶くして
おく。このときの長さが2以上の場合は、RL1に格納
されているベクトルの終点からベクトルの向きと反対に
基準長さだけとった点を始点として接続する。
1及びRL3の値の短いほうを基準長さLsとする。そ
のとき、長い方がRL3であった場合でかつ長さの差が
2つ以上ある場合にはRL3に格納されているベクトル
までを接続する。そのときの接続方法は、RL3に格納
されているベクトルの始点からそのベクトルと同じ方向
に基準長さだけとった点を接続可能なベクトルの始点か
ら接続する。長さの差が1以下であれば、接続可能であ
ることを記憶しておく。もし長い方がRL1であつた場
合、RL1に格納されているベクトルと、RL3に格納
されているベクトルを接続してもよいことを記憶くして
おく。このときの長さが2以上の場合は、RL1に格納
されているベクトルの終点からベクトルの向きと反対に
基準長さだけとった点を始点として接続する。
【0051】RL1とRL3に格納されているベクトル
を接続してもよいときRD2とRD4の値が1であれば
ベクトル群を2つずつシフトし、以上と同様の操作を繰
り返す。
を接続してもよいときRD2とRD4の値が1であれば
ベクトル群を2つずつシフトし、以上と同様の操作を繰
り返す。
【0052】RL1とRL3とに格納されているベクト
ルを接続してもよいときRD2とRD4とが等しくなけ
れば、ベクトル群を3つずつシフトし以上と同様の操作
を繰り返す。
ルを接続してもよいときRD2とRD4とが等しくなけ
れば、ベクトル群を3つずつシフトし以上と同様の操作
を繰り返す。
【0053】このように接続することで、接続されたベ
クトルを含むベクトル群を生成し、画像を規定するベク
トルの総数を減らすことができる。さらに、RL2に格
納されるベクトルの長さの数値を変化させることで大ま
かなレイアウトを表す線図形でベクトル数が非常に少な
いデ−タを生成することができる。
クトルを含むベクトル群を生成し、画像を規定するベク
トルの総数を減らすことができる。さらに、RL2に格
納されるベクトルの長さの数値を変化させることで大ま
かなレイアウトを表す線図形でベクトル数が非常に少な
いデ−タを生成することができる。
【0054】図9はアルファベットの文字についてカメ
ラから入力した画像を示す図、図10はスパナについて
カメラから入力した画像を示す図である。
ラから入力した画像を示す図、図10はスパナについて
カメラから入力した画像を示す図である。
【0055】実施例の効果における数値は、取り扱う画
面の大きさと入力されている画像の大きさによって異な
るが、実施例として512×512ドットの画面を用
い、十分大きな画像を入力しRL2に格納されたベクト
ルの長さが1の場合の効果に関し図9、図10を参照し
て説明する。
面の大きさと入力されている画像の大きさによって異な
るが、実施例として512×512ドットの画面を用
い、十分大きな画像を入力しRL2に格納されたベクト
ルの長さが1の場合の効果に関し図9、図10を参照し
て説明する。
【0056】1)図10に示されるように直線部分の多
い人工的な物体、すなわちスパナをカメラから入力した
画像を対象として上記の操作を行ったところ、ベクトル
数はショ−トベクトルのみの場合に対して40%〜50
%に減少した。
い人工的な物体、すなわちスパナをカメラから入力した
画像を対象として上記の操作を行ったところ、ベクトル
数はショ−トベクトルのみの場合に対して40%〜50
%に減少した。
【0057】2)曲線部の多い地図を入力画像として用
いた場合、ベクトル数はショ−トベクトルのみの場合に
対して70%〜80%程度に減少させることができた。
いた場合、ベクトル数はショ−トベクトルのみの場合に
対して70%〜80%程度に減少させることができた。
【0058】3)図9に示されるように直線部分の多い
アルファベットの文字A〜Zを書いた画像を入力に用い
た場合、同様に50%〜60%程度に減少させることが
できた。
アルファベットの文字A〜Zを書いた画像を入力に用い
た場合、同様に50%〜60%程度に減少させることが
できた。
【0059】他の実施例として512×512ドットの
画面を用い、十分大きな画像を入力しRL2に格納され
たベクトルの長さが2以下の場合の効果は次の通りであ
る。
画面を用い、十分大きな画像を入力しRL2に格納され
たベクトルの長さが2以下の場合の効果は次の通りであ
る。
【0060】1)図10に示されるように直線部分の多
い人工的な物体、すなわちスパナをカメラから入力した
画像を対象として上記の操作を行ったところ、ベクトル
数は許容する誤差範囲にもよるがショ−トベクトルのみ
の場合に対して25%程度にまで減少した。
い人工的な物体、すなわちスパナをカメラから入力した
画像を対象として上記の操作を行ったところ、ベクトル
数は許容する誤差範囲にもよるがショ−トベクトルのみ
の場合に対して25%程度にまで減少した。
【0061】2)曲線部の多い地図を入力画像として用
いた場合、ベクトル数はショ−トベクトルのみの場合に
対して約50%程度にまで減少させることができた。
いた場合、ベクトル数はショ−トベクトルのみの場合に
対して約50%程度にまで減少させることができた。
【0062】3)図9に示すように直線部分の多いアル
ファベットの文字A〜Zを書いた画像を入力に用いた場
合、同様に35%程度にまで減少させることができた。
ファベットの文字A〜Zを書いた画像を入力に用いた場
合、同様に35%程度にまで減少させることができた。
【0063】このベクトル数の減少により縮小を行うと
きのスピ−ドが速くなった。
きのスピ−ドが速くなった。
【0064】
【発明の効果】変換手段が画像の線図形をチェ−ンコ−
ドに変換し、第1論理手段が変換されたチェ−ンコ−ド
に基づいて向き及び長さを有する複数のベクトルを抽出
し、第2論理手段が抽出順に連続する3つのベクトルの
うち2番目のベクトルの長さが所定の数値以下であって
1番目及び3番目のベクトルの向きが一致している場合
には該3つのベクトルに基づいて他のベクトルを抽出
し、抽出された他のベクトルに基づいて画像を規定する
画像デ−タを生成するので、画像の拡大、回転、縮小の
際に生じる誤差を減少し得、画像形成用のベクトル数を
も減少し得、画像処理を迅速に行い得る。
ドに変換し、第1論理手段が変換されたチェ−ンコ−ド
に基づいて向き及び長さを有する複数のベクトルを抽出
し、第2論理手段が抽出順に連続する3つのベクトルの
うち2番目のベクトルの長さが所定の数値以下であって
1番目及び3番目のベクトルの向きが一致している場合
には該3つのベクトルに基づいて他のベクトルを抽出
し、抽出された他のベクトルに基づいて画像を規定する
画像デ−タを生成するので、画像の拡大、回転、縮小の
際に生じる誤差を減少し得、画像形成用のベクトル数を
も減少し得、画像処理を迅速に行い得る。
【図1】本発明のディジタル画像処理装置の実施例の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】チェ−ンコ−ドを説明する図である。
【図3】チェ−ンコ−ド化する線図形の1例を示す図で
ある。
ある。
【図4】チェ−ンコ−ドのベクトルへの変換を説明する
図である。
図である。
【図5】図3の線図形を2倍に拡大した例を示す図であ
る。
る。
【図6】図3の線図形を理想的に2倍に拡大した例を示
す図である。
す図である。
【図7】斜めの線について向き及び長さで表したベクト
ルを抽出する方法に関して説明する図である。
ルを抽出する方法に関して説明する図である。
【図8】斜めの線について向き及び長さで表した別のベ
クトルを抽出する方法に関して説明する図である。
クトルを抽出する方法に関して説明する図である。
【図9】アルファベットの文字についてカメラから入力
した画像を示す図である。
した画像を示す図である。
【図10】スパナについてカメラから入力した画像を示
す図である。
す図である。
1 記録部 2 変換部 3 第1論理部 4 第1比較部 5 第2比較部 6 第2論理部
Claims (2)
- 【請求項1】 画像の線図形をチェ−ンコ−ドに変換す
る変換手段と、変換されたチェ−ンコ−ドに基づいて向
き及び長さを有する複数のベクトルを抽出する第1論理
手段と、抽出順に連続する3つのベクトルのうち2番目
のベクトルの長さが所定の数値以下であって1番目及び
3番目のベクトルの向きが一致している場合には該3つ
のベクトルに基づいて他のベクトルを抽出し、抽出され
た他のベクトルに基づいて画像を規定する画像デ−タを
生成する第2論理手段とを含むことを特徴とするディジ
タル画像処理装置。 - 【請求項2】 前記所定の数値が1及び2のいずれか一
方であることを特徴とする請求項1に記載のディジタル
画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13835893A JPH06348836A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | ディジタル画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13835893A JPH06348836A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | ディジタル画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348836A true JPH06348836A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15220069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13835893A Pending JPH06348836A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | ディジタル画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348836A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004063986A1 (ja) * | 2003-01-14 | 2004-07-29 | Max Co., Ltd | 画像補正処理プログラムとドライバプログラムと画像出力装置とカッティングシステムとカッティングマシン |
US6879719B1 (en) | 2000-02-24 | 2005-04-12 | International Business Machines Corporation | Method for measurement of full-two dimensional submicron shapes |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13835893A patent/JPH06348836A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6879719B1 (en) | 2000-02-24 | 2005-04-12 | International Business Machines Corporation | Method for measurement of full-two dimensional submicron shapes |
WO2004063986A1 (ja) * | 2003-01-14 | 2004-07-29 | Max Co., Ltd | 画像補正処理プログラムとドライバプログラムと画像出力装置とカッティングシステムとカッティングマシン |
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