JPH06348607A - 同一バス上で連携して処理する制御アダプタ間におけるrasログの通知処理方法 - Google Patents

同一バス上で連携して処理する制御アダプタ間におけるrasログの通知処理方法

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JPH06348607A
JPH06348607A JP5130920A JP13092093A JPH06348607A JP H06348607 A JPH06348607 A JP H06348607A JP 5130920 A JP5130920 A JP 5130920A JP 13092093 A JP13092093 A JP 13092093A JP H06348607 A JPH06348607 A JP H06348607A
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control
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adaptor
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JP5130920A
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Inventor
Hiroshi Kamata
洋 鎌田
Tetsuya Arakita
徹也 新北
Koichi Nie
浩一 贄
Shinji Shihara
真二 紫原
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、同一バス上で連携して通信処理を
行っている制御アダプタ間におけるRASログ通知処理
方法に関し、アプリケーションからアクセスを行ってい
ない制御アダプタでの異常を通知する。 【構成】 2枚の制御アダプタA,Bの連携により一つ
のアプリケーションの処理を行う装置において、アプリ
ケーションがアクセスを行わない制御アダプタBで、ハ
ード等の異常が発生した場合、RASログを本体メモリ
へ格納し、アダプタ制御チャネルに異常が通知される
と、制御アダプタAに対し、制御アダプタBに異常が発
生した事を知らせ、この旨を通知された制御アダプタA
は、終了処理を行い、アダプタ制御チャネルへ処理完了
を通知し、該アダプタ制御チャネルは、異常の発生した
制御アダプタBのアダプタ情報と,上記本体メモリ上に
格納されているRASログを補足情報として、上記アク
セス不可能な制御アダプタBの異常の通知をアプリケー
ションに行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同一バス上で連携して
通信処理を行っている制御アダプタ間におけるRASロ
グデータの通知処理方法に関する。
【0002】近年の公衆通信回線の解放に伴い、該公衆
通信回線を使用する通信、例えば、フアクシミリ通信が
行われるようになってきたことにより、回線コストの問
題と、該公衆回線との接続制御を規定している国際電信
電話諮問委員会(CCITT) 勧告により、上記フアクシミリ
通信の高速化が必要とされる。
【0003】従来、ワークステーションやフアクシミリ
通信(FAX) 等の端末と通信を行う場合、自装置が中継装
置として通信する時、例えば、ホスト側が回線で、ワー
クステーション側がローカルエリアネットワーク(LAN)
であるとき、回線から受信したデータを、一度、本体処
理装置へ通知し、本体処理装置でデータを解析した後、
再度、別の制御アダプタへ送信依頼するという処理方法
をとっていた。
【0004】又、FAX 端末に対してデータを送信する場
合、上記と同様に、送信データを、一度、イメージ展開
する制御アダプタに対して、データの展開, 圧縮の依頼
をし、イメージ展開アダプタから、本体処理装置にイメ
ージデータを通知後、再度、本体処理装置から、FAX 端
末に送信する制御アダプタに対して、送信依頼をすると
いった処理を行っていた。従って、本体処理装置に対す
るアクセス回数が増大し、装置全体での処理速度が向上
できないという問題があった。
【0005】そこで、本願出願人は、特願平04−13
7393号公報「同一バス上のアダプタ間通信処理方
式」で、FAX等の送信処理を行う装置において、アダ
プタ間同志を連携させて、上記のように、一々、上位の
ソフトウェアであるアプリケーションと通信することな
く、本体処理装置内のメモリ上の所定の領域に格納され
ている制御情報,データを利用して、データのやりとり
を簡易化し、上位のソフトウェアであるアプリケーショ
ンの負担を軽減させ、当該装置の速度性能を向上させる
方法を開示している。
【0006】このような装置において、アプリケーショ
ンが直接アクセスしていない制御アダプタ(ここでは、
制御アダプタBという)でハードウェアの異常が発生し
て、アダプタ制御チャネルを介して、アプリケーション
に異常を通知したとしても、その通知は破棄されてしま
い、アプリケーションに異常が通知できない問題があ
り、上記のように、2つの制御アダプタが、連携してア
プリケーションから要求された1つの処理を実行してい
る装置において、アプリケーションが直接アクセスして
いない制御アダプタで異常が発生したときでも、効果的
に、該異常の通知がアプリケーションにできるRASロ
グの通知処理方法が必要とされる。
【0007】
【従来の技術】図3〜図4は、連携処理によるFAX通
信処理方法を説明する図であり、図5は連携処理による
従来のRASログ通知処理方法を説明する図である。
【0008】本例では、FAX送信時におけるFAX制
御アダプタAとイメージ展開アダプタBが連携して、本
体処理装置 1のアプリケーション 10 から要求のあった
FAX通信処理を行う場合を例にして説明する。尚、本
例ではアプリケーションがアクセス可能な制御アダプタ
はFAX制御アダプタAであり、アクセス不可能なアダ
プタは、イメージ展開アダプタBである。又、本例で説
明する制御アダプタ間通信処理方法の詳細については、
前述の特願平04−137393号公報「同一バス上の
アダプタ間通信処理方式」に開示されているものである
ので、ここでは、後述のRASログ通知処理方法に関連
する部分を中心にして説明する。
【0009】先ず、図3に示されているホストシステム
において、本体処理装置 1内に、アプリケーション 10,
アダプタ制御チャネル 11,本体メモリ 12 を備え、又デ
ータバス 3上には、FAX通信制御アダプタA,及びイ
メージ展開アダプタBが設置してある。
【0010】上記本体メモリ 12 には、当該装置の初期
化時のダウンロード時に、アダプタ制御チャネル 11 が
アプリケーション 10 からの要求,及びアダプタ制御チ
ャネル 11 からの通知の為に使用する領域として、又、
アダプタ制御チャネル 11 と各制御アダプタA,Bのイ
ンタフェース領域として、アダプタ制御域、具体的に
は、FAX制御アダプタアダプタ制御域 120と、イメー
ジ展開アダプタアダプタ制御域 121が、制御アダプタ
A,B毎に一領域ずつ獲得(割り当て)されている。
又、アダプタ制御チャネル 11 の制御領域としてチャネ
ル制御域 122が獲得されている。制御アダプタA,B同
志の連携処理のためにアダプタ間連携情報域 123が獲得
され、その情報として相手アダプタの論理機番アドレス
等が定義されている。
【0011】図4はFAX送信における処理の概略図で
ある。アプリケーション 10 は、各制御アダプタA,B
のアダプタ制御域 120,121に、後述の図2に示したフォ
ーマットで示されているように、データ送信を行うFA
X制御アダプタAの論理機番アドレスを指定し、アダプ
タ制御チャネル 11 へデータ送信の依頼を行う{図中
(1) } 。
【0012】依頼されたアダプタ制御チャネル 11 は、
前記図2に示されているように、FAX制御アダプタA
のアダプタ制御域 120内の起動キュー域に、送信依頼を
キューイングし、FAX制御アダプタへ割込みを起こす
{図中(2)}。
【0013】割込みを検出したFAX制御アダプタAの
共通処理部 20 では、本体メモリ 12 の自アダプタ制御
域 120内にキューイングされている送信依頼(起動コー
ド){図2参照}を取り込み、手順処理部 21aへ処理を
依頼する{図中(3) }。
【0014】手順処理部 21aは送信依頼を受け付けし、
イメージ展開アダプタBへ送信するデータをイメージ展
開するよう送信依頼された情報を元に共通処理部 20 へ
依頼する{図中(4) }。
【0015】共通処理部 20 は、送信依頼の制御情報を
自アダプタ制御域 120にデータコピーし、イメージ展開
アダプタBのアダプタ制御域 121の、図示されていない
フラグ領域をONし、イメージ展開アダプタBに対し
て、起動割込みを発生させる{図中(5) }。
【0016】該起動割込みが発生したイメージ展開アダ
プタBの共通処理部 20 では、自アダプタ制御域 121内
に、割込みフラグがONしている事を認識すると、FA
X制御アダプタAのアダプタ制御域 120に格納された制
御データを取り込み、ONされている、上記割込みフラ
グのOFFを行う{図中(6) }。そして、共通処理部20
から展開処理部 21bへ制御データを渡し、イメージ展
開処理を依頼する{図中(7) }。
【0017】展開処理部 21bでは、上記渡された制御デ
ータからイメージ展開依頼であることを認識し、本体メ
モリ 12 の送信データ域 124に、アプリケーション 10
から、予め、格納されている送信データの取り込みを行
い、送信データのイメージ展開処理を開始する{図中
(8) }。
【0018】その後、イメージ展開処理が終了すると展
開処理部 21bは、自イメージ展開アダプタB内の共通処
理部 20 へイメージデータの転送依頼をする{図中(9)
}。イメージデータ転送依頼を受け付けた共通処理部
20 では、そのイメージデータを自アダプタ制御域 121
内のアダプタ間連携制御域{図2参照}へデータコピー
し、FAX制御アダプタAのアダプタ制御域 120の、フ
ラグ領域をONし、FAX制御アダプタへ起動割込みを
発生させる{図中(10)}。
【0019】起動割込みが発生したFAX制御アダプタ
Aの共通処理部 20 では、自アダプタ制御域 120内に割
込みフラグがONしている事を認識すると、ONされて
いる割込みフラグのOFFを行う{図中(11)}。そし
て、該FAX制御アダプタAの共通処理部 20 は手順処
理部 21aへイメージデータが転送された旨を通知し{図
中(12)}、手順処理部 21aはイメージ展開アダプタAの
アダプタ制御域 120の、アダプタ間連携制御域{図2参
照}に格納されたイメージデータの取り込みを行い{図
中(13)}、データ送信を行う回線に対し、イメージデー
タの送信を行う{図中(14)}。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】図5は、連携処理によ
る従来のRASログ通知処理方法を説明する図である。
従来、ホストに設置されている回線,LAN,FAX等
の制御アダプタが処理を行う場合、アプリケーション 1
0 からのアクセス、即ち、処理依頼される事により処理
を行うようになっている。
【0021】この時、制御アダプタでハードエラー等何
らかの異常が発生した場合、その制御アダプタにアクセ
スしたアプリケーションに対し、異常,及び詳細情報
(RASログデータ)の通知を行う。
【0022】ところが、上記のように、2枚の制御アダ
プタA,Bの連携により一つのアプリケーション 10 の
処理を行う制御方法では、アプリケーション 10 は一枚
の制御アダプタAに対しアクセスを行い、以降では、ア
プリケーション 10 を介さず、制御アダプタA,B同志
で、本体処理装置 1の本体メモリ 12 を介して処理を行
い、一つのアプリケーションが要求する処理、例えば、
前述のFAX通信を実行している。この時、アプリケー
ション 10 がアクセス可能なアダプタにおいて、ハード
等の異常が発生した場合、異常,及び詳細情報(RAS
ログデータ)の通知は可能であるが、もう一枚の制御ア
ダプタ{アプリケーション 10 がアクセスしない制御ア
ダプタ}Bにおいて、異常が発生した場合、アプリケー
ション 10 に異常通知したとしても、図5に示されてい
るように、アプリケーション 10は、その制御アダプタ
Bに対しアクセスを行っていない為、イメージ展開アダ
プタBで発生した、その異常発生の通知,は破棄さ
れてしまう。
【0023】その為、アプリケーション 10 がアクセス
する事のないイメージ展開アダプタBは、何ら異常を通
知する方法がなく、FAX制御アダプタAで、正規のイ
メージ展開アダプタBからイメージデータが、所定時間
経過しても、転送されてこないことによって発生するタ
イムアウト検出で、相手のイメージ展開アダプタBでの
異常を間接的に認識するのみで、該イメージ展開アダプ
タBでの、正確な異常通知がアプリケーション 10 にで
きないという問題があった。
【0024】本発明は上記従来の欠点に鑑み、同一バス
上で連携して通信処理を行っているアダプタ間における
RASログ通知処理方法において、アプリケーションか
らアクセスを行っていない制御アダプタBでの異常を通
知する方法を提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の一実施
例を模式的に示した図である。上記の問題点は下記の如
くに構成した連携処理におけるRASログ通知処理方法
によって解決される。
【0026】同一のバス 3上で、2つの制御アダプタ
A,Bの連携により、本体処理装置 1側の一つのアプリケ
ーション 10 の処理を行うデータ処理装置において、デ
ータの送信依頼,又は制御アダプタ Bにおいて異常発生
した時に通知先となるアプリケーション 10 と、該アプ
リケーション 10 と、上記制御アダプタ A,Bのインタフ
ェースとなり、又上記制御アダプタ A,Bの監視を行い、
上記アプリケーション 10 がアクセスを行わない制御ア
ダプタ Bにおいて、異常が発生した場合には、アプリケ
ーション10 へ異常通知を行うアダプタ制御チャネル 11
と、上記本体処理装置 1の本体メモリ 12 上に、上記
2つの制御アダプタ A,B間での連携処理に必要な機番情
報等を格納しているアダプタ間連携情報域 123とを備
え、上記各制御アダプタ A,Bには、上記アプリケーショ
ン 10 からの依頼を解析し、自制御アダプタ A, 又は、
B の制御を行う、例えば、手順処理部 21a, 或いは、展
開処理部 21bと、上記アダプタ制御チャネル 11 と、上
記制御アダプタ A,Bの手順処理部 21a, 或いは、展開処
理部 21bとのインタフェースとなり、又、制御アダプタ
A,B間の連携処理を行い、更に異常発生した場合には、
RASログデータを作成し、上記本体処理装置 1の本体
メモリ 12 の所定の領域 121へデータをコピーし、上記
アダプタ制御チャネル 11 へ異常通知を行う共通処理部
20 とを備え、上記アプリケーション 10 からデータの
処理の依頼を受けた制御アダプタ Aは、上記本体処理装
置 1のメモリ 12 の所定の領域に、所定の制御データの
書き込みを行い、連携相手の制御アダプタ Bに対して割
り込みを起こすことにより、該連携相手の制御アダプタ
Bが、上記制御データを取り込むことで、2つの制御ア
ダプタ A,B間で通信を行い、アプリケーション 10 を介
することなく、上記データの処理を連携して行うに際し
て、上記アプリケーション 10 からアクセスされない制
御アダプタ Bで異常が発生したとき、上記アダプタ制御
チャネル 11 が、その異常通知された論理機番アドレス
と連携する制御アダプタ Aの論理機番アドレスを、上記
本体メモリ 12 上のアダプタ間連携情報域 123から参照
し、連携先の制御アダプタ Aへリセット指示を行い、該
制御アダプタ Aからリセット終了が通知される事によ
り、上記異常の発生した制御アダプタ BのRASログデ
ータに加え、その制御アダプタ Bの論理機番アドレス,
或いは、該制御アダプタ Bの実装アドレスを付加し、ア
プリケーション 10 がアクセス可能な、上記制御アダプ
タ Aとのアクセスインタフェースを使用して、RASロ
グの通知を行うように構成する。
【0027】
【作用】即ち、本発明においては、2枚の制御アダプタ
A,Bの連携により一つのアプリケーションの処理を行
う装置において、アプリケーションがアクセスを行わな
い制御アダプタBで、ハードウェア等の異常が発生した
場合、RASログデータを、本体処理装置内の本体メモ
リの自己のアダプタ制御域の、RASログデータ格納域
(図2参照)へ格納し、アダプタ制御チャネルに異常通
知を行い、異常発生した制御アダプタBと連携する制御
アダプタ(アプリケーションがアクセス可能な制御アダ
プタ)Aに対して、該制御アダプタAのアダプタ制御域
にリセットコードを設定して割り込みを行うことによ
り、連携処理を行う制御アダプタBに異常が発生した事
を知らせる。この旨を通知された制御アダプタAは終了
処理を行い、アダプタ制御チャネルへ処理完了を通知す
る。これによりアダプタ制御チャネルは、該異常発生し
た制御アダプタBのアダプタ情報(実装アドレス等)
と、上記本体メモリのイメージ展開アダプタアダプタ制
御域内のRASログデータ域に格納されているRASロ
グデータを補足情報として、アクセス不可能な制御アダ
プタの異常を、アプリケーションに対して通知を行うよ
うにしたものである。
【0028】即ち、従来の2つの制御アダプタA,Bに
よるアプリケーションからの要求を処理する方法では、
該2つの制御アダプタA,B間での相互割込みによる通
信手段が無かっため、アプリケーションがアクセスして
いない制御アダプタBで発生した異常情報を、アプリケ
ーションがアクセスしている制御アダプタAで認識する
ことができず、制御アダプタBでの異常を、制御アダプ
タAを介してアプリケーションに通知することができな
かったが、前述の特願平04−137393号公報「同
一バス上のアダプタ間通信処理方式」では、当該本体処
理装置での初期化時に、本体側より、各制御アダプタ
A,Bに対して、回線機番毎のアダプタ連携情報を通知
しておき、この連携情報元に,各制御アダプタA,B内
の共通処理部が、本体側のメモリ領域の所定の領域に所
定の制御データ(例えば、論理機番等)と、通信データ
とを書き込んだ後、相手の制御アダプタA,又は、Bに
対して、上記割込みを起こすことにより、相手の制御ア
ダプタがデータを取り込み、制御アダプタ間でデータの
受け渡しができるようになっている。
【0029】本発明によるRASログ通知処理方法で
は、上記の2つの制御アダプタA,B間での通信機構を
利用して、アプリケーションから直接アクセスされてい
ない制御アダプタBで、異常が発生したとき、上記通信
機構、具体的には、上記の割込み機構を利用して、相手
に異常の発生を通知すると共に、RASログデータを、
本体側のメモリの各制御アダプタA,Bに固有のアダプ
タ制御域内の、上記RASログデータ格納域に格納して
おくことで、アプリケーションからアクセスをされてい
る制御アダプタAで、該制御アダプタBの異常を認識
し、自己の制御アダプタ内をリセットして、そのリセッ
トの終了を契機に、本体側のアダプタ制御チャネルに通
知することで、該アダプタ制御チャネルが、上記本体メ
モリ上のアダプタ間連携情報域を参照して、制御アダプ
タBの論理機番を認識し、該認識した制御アダプタBの
アダプタ制御域の上記RASログデータ格納域に格納さ
れているRASログデータを読み取り、アプリケーショ
ンに通知することができるようにしたものである。
【0030】従って、本発明によれば、アプリケーショ
ンからアクセスが行われない制御アダプタBで発生した
異常状態の正確な通知を、アプリケーションに対して行
うことができる効果がある。
【0031】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の一実施例を模式的に示した
図であり、図2は、アダプタ制御域のフォーマット例を
示した図である。
【0032】本発明においては、アプリケーション 10
からアクセスされない制御アダプタBで異常が発生した
とき、異常の処理を受けた上記アダプタ制御チャネル 1
1 が、その異常通知された論理機番アドレスと連携する
制御アダプタAの論理機番アドレスを、上記本体メモリ
12 上のアダプタ間連携情報域 123から参照し、連携先
の制御アダプタAへリセット指示を行い、該制御アダプ
タAからリセット終了が通知される事により、上記異常
の発生した制御アダプタBのRASログデータに加え、
その制御アダプタBの論理機番アドレス,或いは、該制
御アダプタBの実装アドレス(物理アドレス)を付加
し、アプリケーション 10 がアクセス可能な、上記制御
アダプタAとのアクセスインタフェースを使用して、R
ASログの通知を行う手段が、本発明を実施するのに必
要な手段である。
【0033】以下、図3〜図4で説明した2つの制御ア
ダプタA,B間の通信方法を参照しながら、本発明によ
る同一バス上で連携して処理する制御アダプタ間におけ
るRASログ通知処理方法を説明する。
【0034】従来技術の項で説明した同一バス上で連携
して処理する制御アダプタ間での上記の基本動作をふま
えて、イメージ展開アダプタBで、ハードウェアの異常
が発生した場合について、図1によって説明する。又、
前述の図2は、各制御アダプタに対して獲得されている
アダプタ制御域のフォーマットの例である。
【0035】イメージ展開アダプタBにおいて、何らか
の原因でハードウェアエラーが発生した時、その共通処
理部 20 は、ハードウェアエラー処理のみ動作するよ
う、図3に示されている、中央処理装置 (CPU) の走
行レベルを最高レベルまで上げ、RASログデータを作
成する。
【0036】そして、自アダプタ制御域 121のRASロ
グデータ格納域{図2参照}へ、作成したRASログデ
ータをデータコピーし(図中),更に自アダプタ制御
域 121の終了キュー(図2参照)へ、ハードウェアエラ
ー通知を設定し、処理を終了する(図中)。
【0037】各アダプタ制御域 120,121を監視している
アダプタ制御チャネル 11 では、イメージ展開アダプタ
Bのアダプタ制御域 121の終了キューに、データがキュ
ーイングされている事を認識し、それが通常のデータ通
知ならば、キューの廃棄を行うが、キューイングされて
いるデータがハードウェアエラー通知の時には、イメー
ジ展開アダプタBのアダプタ制御域 121に格納されてい
るRASログデータをそのまま保持(従来方法のように
破棄することなく)しておき、そのイメージ展開アダプ
タBの論理機番をハードエラー状態にする。
【0038】そして、上記ハードウェアエラー状態を指
示しているイメージ展開アダプタBの論理機番アドレス
を元に、本体メモリ 12 内にあるアダプタ間連携情報域
123を参照し、連携処理を行っているFAX制御アダプ
タAの論理機番アドレスを求める(図中)。
【0039】求めたFAX制御アダプタAの論理機番ア
ドレスを元に、FAX制御アダプタAのアダプタ制御域
120の起動キュー{図2参照}にその論理機番アドレ
ス,及びリセット起動コードを設定し、FAX制御アダ
プタAへ起動割込みを発生する(図中)。
【0040】該起動割込みが発生したFAX制御アダプ
タAの共通処理部 20 では、自アダプタ制御域 120の起
動キューより、論理機番アドレスと起動コードを取り込
み(図中)、その起動コードからリセット処理である
事を認識し、指定された論理機番アドレスを情報とし
て、手順処理部 21aへリセット処理を依頼する(図中
)。
【0041】リセット処理依頼された手順処理部 21a
は、リセット処理状態とし、指定された論理機番アドレ
スを元に、その回線の切断処理を行う。この時、処理中
である事象がある場合、直ちに処理を終了させる。又、
処理待ちの事象の場合には、事象の起動を発生させるが
NOPで処理を終了する。更に、イメージ展開アダプタ
Aの異常通知を行う前に、すれ違いによってアプリケー
ション 10 から送信が依頼された場合には、リセット処
理によるコマンド未実行としてコマンド終了通知を行
う。
【0042】そして、図3に示されている回線制御LS
I等を初期化し、初期化終了状態にして、リセット処理
を復帰する(図中)。手順処理部 21aのリセット処理
が終了した事をトリガに、該FAX制御アダプタAの共
通処理部 20 は、本体処理装置 1の本体メモリ 12 内の
自アダプタ制御域 120の終了キューにリセット処理を行
った論理機番アドレス,及び終了コードとしてリセット
終了コードを設定し、リセット処理を終了する(図中
)。
【0043】上記本体メモリ 12 の各アダプタ制御域 1
20,121を監視しているアダプタ制御チャネル 11 は、F
AX制御アダプタAのアダプタ制御域 120の終了キュー
にリセット終了コードが設定されている事を認識し、通
知された論理機番アドレスでアプリケーション 10 に対
して、ハードエラーの通知処理を行う(図中a)。
【0044】この時、イメージ展開アダプタBのアダプ
タ制御域 121のRASログデータ格納域(図2参照)に
格納されているRASログデータに加え、イメージ展開
アダプタBの論理機番アドレス,又はイメージ展開アダ
プタの設置位置(実装位置)のアドレス(物理アドレ
ス)を設定しハードエラーの補足情報として、アプリケ
ーション 10 へハードウェアエラーの通知,及びRAS
ログデータの通知を行う。
【0045】このように、本発明においては、2枚の制
御アダプタA,Bの連携により一つのアプリケーション
の処理を行う装置において、アプリケーションがアクセ
スを行わない制御アダプタBで、ハード等の異常が発生
した場合、RASログデータを本体メモリへ格納し、ア
ダプタ制御チャネルが異常通知されると、該アダプタ制
御チャネルは、異常が発生した制御アダプタBと連携す
るアプリケーションがアクセス可能な制御アダプタAに
対し、連携処理を行う制御アダプタBに異常が発生した
事を知らせ、この旨を通知された制御アダプタAは、終
了処理を行い、上記アダプタ制御チャネルへ処理完了を
通知することにより、該アダプタ制御チャネルは、異常
発生した制御アダプタBのアダプタ情報(実装アドレス
等)と,上記本体メモリ上の上記制御アダプタBのアダ
プタ制御域内のRASログデータ域に格納されているR
ASログデータを補足情報として、上記アクセス不可能
な制御アダプタBの異常を通知をアプリケーションに行
うようにしたところに特徴がある。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
同一バス上で連携して処理する制御アダプタ間における
RASログ通知処理方法よれば、制御アダプタA,B間
で連携し処理を行うアダプタにおいて、アプリケーショ
ンがアクセスできない,又はアクセスすることのない制
御アダプタBで、ハードウェアエラー等の異常が発生し
た時、もう一枚の制御アダプタAが連携処理のタイムア
ウトで、該制御アダプタBの異常が通知されるのではな
く、該制御アダプタBの真のハードウェアエラーの内容
が通知されるようになり、異常内容が明確化される。更
にハードウェアエラーの異常通知を行う際、補足情報と
してRASログデータの通知を行うが、加えて異常発生
した制御アダプタの論理機番アドレス,又は本体装置に
設置される位置のアドレス(物理アドレス)等を設定す
る事により、問題である制御アダプタBの指摘が容易と
なる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を模式的に示した図
【図2】アダプタ制御域のフォーマット例を示した図
【図3】連携処理によるFAX通信の処理方法を説明す
る図(その1)
【図4】連携処理によるFAX通信の処理方法を説明す
る図(その2)
【図5】連携処理による従来のRASログの通知処理方
法を説明する図
【符号の説明】
1 本体処理装置 10 アプリケ
ーション 11 アダプタ制御チャネル 12 本体メモ
リ 120 FAX制御アダプタアダプタ制御域 121 イメージ展開アダプタアダプタ制御域 123 アダプタ連携情報域 20 共通処理部 21a 手順処理
部 21b 展開処理部 〜 RASログ通知処理 (1) 〜 制御アダプタ間の通信処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 紫原 真二 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一のバス(3) 上で、2つの制御アダプタ
    (A,B) の連携により、本体処理装置(1) 側の一つのアプ
    リケーション(10)の処理を行うデータ処理装置におい
    て、 データの送信依頼,又は制御アダプタ(B) において異常
    発生した時に通知先となるアプリケーション (10) と、 該アプリケーション (10) と、上記制御アダプタ(A,B)
    のインタフェースとなり、又上記制御アダプタ(A,B) の
    監視を行い、上記アプリケーション (10) がアクセスを
    行わない制御アダプタ(B) において、異常が発生した場
    合には、アプリケーション (10) へ異常通知を行うアダ
    プタ制御チャネル(11)と、 上記本体処理装置(1) の本体メモリ(12)上に、上記2つ
    の制御アダプタ(A,B)間での連携処理に必要な機番情報
    等を格納しているアダプタ間連携情報域(123)とを備
    え、 上記各制御アダプタ(A,B) には、上記アプリケーション
    (10)からの依頼を解析し、自制御アダプタ(A, 又は、B)
    の制御を行う (手順) 処理部(21a),或いは、 (展開) 処
    理部(21b) と、上記アダプタ制御チャネル(11)と、上記
    制御アダプタ(A,B) の (手順) 処理部(21a),或いは、
    (展開) 処理部(21b) とのインタフェースとなり、又、
    制御アダプタ(A,B) 間の連携処理を行い、更に異常発生
    した場合には、RASログデータを作成し、上記本体処
    理装置(1) の本体メモリ(12)の所定の領域(121) へデー
    タをコピーし、上記アダプタ制御チャネル(11)へ異常通
    知を行う共通処理部(20)とを備え、 上記アプリケーション(10)からデータの処理の依頼を受
    けた制御アダプタ(A)は、上記本体処理装置(1) のメモ
    リ(12)の所定の領域に、所定の制御データの書き込みを
    行い、連携相手の制御アダプタ(B) に対して割り込みを
    起こすことにより、該連携相手の制御アダプタ(B) が、
    上記制御データを取り込むことで、2つの制御アダプタ
    (A,B) 間で通信を行い、アプリケーション(10)を介する
    ことなく、上記データの処理を連携して行うに際して、 上記アプリケーション(10)からアクセスされない制御ア
    ダプタ(B) で異常が発生したとき、上記アダプタ制御チ
    ャネル(11)が、その異常通知された論理機番アドレスと
    連携する制御アダプタ(A) の論理機番アドレスを、上記
    本体メモリ(12)上のアダプタ間連携情報域(123) から参
    照し、連携先の制御アダプタ(A) へリセット指示を行
    い、該制御アダプタ(A) からリセット終了が通知される
    事により、上記異常の発生した制御アダプタ(B) のRA
    Sログデータに加え、その制御アダプタ(B) の論理機番
    アドレス,或いは、該制御アダプタ(B) の実装アドレス
    を付加し、アプリケーション(10)がアクセス可能な、上
    記制御アダプタ(A) とのアクセスインタフェースを使用
    して、RASログの通知を行うことを特徴とする同一バ
    ス上で連携して処理する制御アダプタ間におけるRAS
    ログの通知処理方法。
JP5130920A 1993-06-02 1993-06-02 同一バス上で連携して処理する制御アダプタ間におけるrasログの通知処理方法 Pending JPH06348607A (ja)

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