JP3368626B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3368626B2
JP3368626B2 JP22763693A JP22763693A JP3368626B2 JP 3368626 B2 JP3368626 B2 JP 3368626B2 JP 22763693 A JP22763693 A JP 22763693A JP 22763693 A JP22763693 A JP 22763693A JP 3368626 B2 JP3368626 B2 JP 3368626B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、同一バス上で連携して
通信処理を行っている制御アダプタにおいて、上位ソフ
トウェアからアクセスを行う事のなかった制御アダプ
タ、例えば、イメージ展開アダプタに対して直接アクセ
スする制御手段を備えたデータ処理装置に関する。 【0002】近年の公衆通信回線の解放に伴い、該公衆
通信回線を使用する通信、例えば、フアクシミリ通信が
行われるようになってきたことにより、回線コストの低
減化と、該公衆回線との接続制御を規定している国際電
信電話諮問委員会(CCITT) 勧告に基づいた、上記フアク
シミリ通信の高速化が必要とされる。 【0003】従来、ワークステーションやフアクシミリ
通信(FAX) 等の端末と通信を行う場合、自装置が中継装
置として通信する時、例えば、ホスト側が回線で、ワー
クステーション側がローカルエリアネットワーク(LAN)
であるとき、回線から受信したデータを、一度、本体処
理装置へ通知し、本体処理装置でデータを解析した後、
再度、別の制御アダプタへ送信依頼するという処理方法
をとっていた。 【0004】又、FAX 端末に対してデータを送信する場
合、上記と同様に、送信データを、一度、イメージ展開
する制御アダプタに対して、データの展開, 圧縮の依頼
をし、イメージ展開アダプタから、本体処理装置にイメ
ージデータを通知後、再度、本体処理装置から、FAX 端
末に送信する制御アダプタに対して、送信依頼をすると
いった処理を行っていた。従って、本体処理装置に対す
るアクセス回数が増大し、装置全体での処理速度が向上
できないという問題があった。 【0005】そこで、本願出願人は、特願平04−13
7393号公報「同一バス上のアダプタ間通信処理方
式」で、FAX等の送信処理を行う装置において、アダ
プタ間同志を連携させて、上記のように、一々、上位の
ソフトウェアであるアプリケーションと通信することな
く、本体処理装置内のメモリ上の所定の領域に格納され
ている制御情報,データを利用して、データのやりとり
を簡易化し、上位のソフトウェアであるアプリケーショ
ンの負担を軽減させ、当該装置の速度性能を向上させる
方法を開示している。 【0006】このようなアダプタ制御方法においては、
従来、ホストに設置されている回線,LAN等の制御ア
ダプタが処理を行う場合、上位ソフトからのアクセス、
即ち処理依頼される事により制御を行うようになってお
り、上位ソフトは制御アダプタに設けられた論理機番ア
ドレスに対しアクセスを行う。該論理機番アドレスは一
回線に対し、偶数及び奇数アドレスが一対となってお
り、回線側からのデータ通知の為に偶数アドレスが、ホ
スト側からのデータ送信の為に奇数アドレスを使用する
ことで、本体装置と制御アダプタ間で全二重通信が行わ
れる。 【0007】FAX送信を行う制御アダプタの場合、F
AX制御アダプタ,及び、イメージ展開アダプタの2枚
で構成され、上位ソフトは、FAX制御アダプタの論理
機番アドレスにアクセスを行う事により、FAX制御ア
ダプタとイメージ展開アダプタのアダプタ間連携による
通信処理によってFAX送信を行うようになっている。
この時、上位ソフトは、イメージ展開アダプタにアクセ
スする必要がなく、又論理機番アドレスを見せていない
ために、直接アクセス出来ないようになっている。 【0008】ところが、イメージ展開においては、イメ
ージ展開アダプタの処理能力によりイメージ展開が間に
あわず、特に、前述の高速のファクシミリ通信等におい
ては、FAX送信ができない場合や、水平連携または垂
直連携された他ホストや他制御装置が、当該ホストのイ
メージ展開アダプタによって展開されたデータを必要と
する場合があるにも関わらず、イメージ展開アダプタに
対し、上位ソフトからアクセスできない為に、イメージ
展開アダプタで展開したイメージデータを、予め、ディ
スク等に格納しておき、その後のFAX送信や連携処理
に使用するといった方法がなかった。 【0009】従って、このようなアダプタ制御方法にお
いても、イメージ展開アダプタに対して、ホスト側のソ
フトウェアから、直接、アクセスすることができる方策
が必要とされる。 【0010】 【従来の技術】図7,図8は、連携処理によるFAX通
信の処理方法を説明する図である。本例では、FAX送
信時におけるFAX制御アダプタAとイメージ展開アダ
プタBが連携して、本体処理装置 1のアプリケーション
10 から要求のあったFAX通信処理を行う場合を例に
して説明する。尚、本例ではアプリケーションがアクセ
ス可能な制御アダプタはFAX制御アダプタAであり、
アクセス不可能なアダプタは、イメージ展開アダプタB
である。又、本例で説明する制御アダプタ間通信処理方
法の詳細については、前述の特願平04−137393
号公報「同一バス上のアダプタ間通信処理方式」に開示
されているものであるので、ここでは、2つの制御アダ
プタ間で、例えば、FAX通信の連携処理を連する部分
の概略動作を中心にして説明する。 【0011】先ず、図7に示されているホストシステム
において、本体処理装置 1内に、アプリケーション 10,
アダプタ制御チャネル 11,本体メモリ 12 を備え、又デ
ータバス 3上には、FAX通信制御アダプタA,及びイ
メージ展開アダプタBが設置してある。 【0012】上記本体メモリ 12 には、当該装置の初期
化時のダウンロード時に、アダプタ制御チャネル 11 が
アプリケーション 10 からの要求,及びアダプタ制御チ
ャネル 11 からの通知の為に使用する領域として、又、
アダプタ制御チャネル 11 と各制御アダプタA,Bのイ
ンタフェース領域として、アダプタ制御域、具体的に
は、FAX制御アダプタアダプタ制御域 120と、イメー
ジ展開アダプタアダプタ制御域 121が、制御アダプタ
A,B毎に一領域ずつ獲得(割り当て)されている。
又、アダプタ制御チャネル 11 の制御領域としてチャネ
ル制御域 122が獲得されている。制御アダプタA,B同
志の連携処理のためにアダプタ間連携情報域 123が獲得
され、その情報として相手アダプタの論理機番アドレス
等が定義されている。 【0013】図8はFAX送信における処理の概略図で
ある。アプリケーション 10 は、各制御アダプタA,B
のアダプタ制御域 120,121に、後述の図5に示したフォ
ーマットで示されているように、データ送信を行うFA
X制御アダプタAの論理機番アドレスを指定し、アダプ
タ制御チャネル 11 へデータ送信の依頼を行う{図中
(1) } 。 【0014】依頼されたアダプタ制御チャネル 11 は、
前記図5に示されているように、FAX制御アダプタA
のアダプタ制御域 120内の起動キュー域に、送信依頼を
キューイングし、FAX制御アダプタへ割込みを起こす
{図中(2)}。 【0015】割込みを検出したFAX制御アダプタAの
共通処理部 20 では、本体メモリ 12 の自アダプタ制御
域 120内にキューイングされている送信依頼(起動コー
ド){図2参照}を取り込み、手順処理部 21aへ処理を
依頼する{図中(3) }。 【0016】手順処理部 21aは送信依頼を受け付けし、
イメージ展開アダプタBへ送信するデータをイメージ展
開するよう送信依頼された情報を元に共通処理部 20 へ
依頼する{図中(4) }。 【0017】共通処理部 20 は、送信依頼の制御情報を
自アダプタ制御域 120にデータコピーし、イメージ展開
アダプタBのアダプタ制御域 121の、図示されていない
フラグ領域をONし、イメージ展開アダプタBに対し
て、起動割込みを発生させる{図中(5) }。 【0018】該起動割込みが発生したイメージ展開アダ
プタBの共通処理部 20 では、自アダプタ制御域 121内
の、割込みフラグがONしている事を認識すると、FA
X制御アダプタAのアダプタ制御域 120に格納された制
御データを取り込み、ONされている、上記割込みフラ
グのOFFを行う{図中(6) }。そして、共通処理部20
から展開処理部 21bへ制御データを渡し、イメージ展
開処理を依頼する{図中(7) }。 【0019】展開処理部 21bでは、上記渡された制御デ
ータからイメージ展開依頼であることを認識し、本体メ
モリ 12 のデータ域 124に、アプリケーション 10 か
ら、予め、格納されている送信データの取り込みを行
い、送信データのイメージ展開処理を開始する{図中
(8) }。 【0020】その後、イメージ展開処理が終了すると展
開処理部 21bは、自イメージ展開アダプタB内の共通処
理部 20 へイメージデータの転送依頼をする{図中(9)
}。イメージデータ転送依頼を受け付けた共通処理部
20 では、そのイメージデータを自アダプタ制御域 121
内のアダプタ間連携制御域{図5参照}へデータコピー
し、FAX制御アダプタAのアダプタ制御域 120の、フ
ラグ領域をONし、FAX制御アダプタへ起動割込みを
発生させる{図中(10)}。 【0021】起動割込みが発生したFAX制御アダプタ
Aの共通処理部 20 では、自アダプタ制御域 120内の割
込みフラグがONしている事を認識すると、ONされて
いる割込みフラグのOFFを行う{図中(11)}。そし
て、該FAX制御アダプタAの共通処理部 20 は手順処
理部 21aへイメージデータが転送された旨を通知し{図
中(12)}、手順処理部 21aはイメージ展開アダプタBの
アダプタ制御域 120の、アダプタ間連携制御域{図2参
照}に格納されたイメージデータの取り込みを行い{図
中(13)}、データ送信を行う回線に対し、イメージデー
タの送信を行う{図中(14)}。 【0022】 【発明が解決しようとする課題】図9は、従来の連携処
理による問題点を説明する図である。前述のように、高
速FAX通信等において、FAX通信すべきデータ量が
多いと、FAX制御アダプタAと、イメージ展開アダプ
タBとの連携処理によって、上位ソフトウェアからの
文字データ,イメージデータを展開して回線に送出する
場合、該イメージ展開アダプタBの処理能力によって
は、該イメージ展開処理が間に合わず、FAX制御アダ
プタAからの回線への送信が間に合わないことが起こ
る。 【0023】又、図9に示したように、所謂、水平連
携,又は、垂直連携された他のホストや、他の制御装置
が、当該ホストのイメージ展開アダプタBによって展開
されたデータを必要とする場合、例えば、当該ホストに
回線からの 200 dpiで送信されてきたFAXデータを、
他のホストが備えている 400dpi の表示装置に表示した
い場合、当該ホストに送信されてきたFAXデータを、
当該ホストの上記のイメージ展開アダプタBで密度変換
した後、他のホストに転送する必要があるが、上記従来
の連携処理によるFAX通信方法では、該イメージ展開
アダプタBを直接アクセスすることができないという問
題があった。 【0024】その為、イメージ展開アダプタBで展開し
たイメージデータを、予め、ディスク装置等に格納して
おき、密度変換等のイメージ変換の後、FAX送信や、
上記水平連携,又は、垂直連携された他のホストに送信
することができないという問題があった。 【0025】本発明は上記従来の欠点に鑑み、同一バス
上で連携して処理する制御アダプタにおけるアダプタ制
御方法において、上位ソフトからアクセスすることの無
かった制御アダプタに対して、所定の論理機番アドレス
を設定し、該設定された論理機番アドレスを使用するこ
とで、上位ソフトが直接アクセスする方法を提供するこ
とを目的とするものである。 【0026】 【課題を解決するための手段】図1〜図6は、本発明の
一実施例を示した図であり、図1は、システムの全体構
成例を示し、図2は、イメージ展開アダプタにおける論
理機番アドレスの構成例を示し、図3は、上位ソフト
からのFAX通信の連携処理例を示し、図4は、上位ソ
フトからのイメージ展開アダプタBに対する直接アク
セス方法の例を示し、図5は、アダプタ制御域のフォー
マット例を示し、図6は、水平連携,又は、垂直連携さ
れた他のホストとの関係を示している。上記の問題点は
下記の如くに構成したアダプタ制御処理方法によって解
決される。 【0027】同一のバス 3上で、2つの制御アダプタ
(A,B) の連携により、本体処理装置 1側の所定のアプリ
ケーション 10の処理を行うデータ処理装置において、
上記アプリケーション 10 として、FAXデータの送信
依頼を行う上位ソフト, データのイメージ展開依頼を
行う上位ソフトとを備えると共に、上位ソフトとア
ダプタ制御チャネル 11 とのインタフェースとなり、上
記制御アダプタ(A,B) のネットワーク監視を行うネット
ワーク制御部 13 と、該ネットワーク制御部 13 と制御
アダプタ(A,B) ,又は上位ソフトと制御アダプタ(A,
B) のインタフェースとなり、制御アダプタ(A,B) への
起動時のキューイング処理,又は、終了キューの監視の
処理を行うアダプタ制御チャネル 11 と、該アダプタ制
御チャネル 11 と、上記制御アダプタ(A,B) 手順処理部
21a, 或いは、展開処理部 21bとのインタフェースとな
り、論理機番アドレスを元に手順処理部 21a, 又は、展
開処理部 21bへの起動を行い、又手順処理部 21a, 又
は、展開処理部 21bからの依頼によって制御アダプタ
(A,B) 間の連携処理を行う共通処理部 20 と、上記制御
アダプタ(A) の制御,及びFAX手順処理を行い、制御
アダプタ(B)に展開依頼を行う手順処理部 21aと、上記
制御アダプタ(B) の制御,及び、イメージ展開依頼され
る事によりイメージデータの作成を行う展開処理部 21b
とを備え、イメージ展開を行う制御アダプタ(B) に複数
の論理機番アドレスを設定し、上位ソフトがその論理
機番アドレスでアクセスすることにより、上位ソフト
から上記制御アダプタ(B) を直接アクセスし、及び、制
御アダプタ(A,B) 間を連携する論理機番アドレスと上位
ソフトからアクセスされる上記論理機番アドレスとを
排他とすることで、一枚のイメージ展開を行う上記制御
アダプタ(B) での該展開処理と、上記連携処理との同時
動作を行うように構成する。 【0028】 【作用】即ち、本発明によるアダプタ制御を行うデータ
処理装置においては、例えば、2枚の制御アダプタ(A,
B) 間の通信処理によって、所定の動作、例えば、FA
X通信を行う装置において、所定のイメージデータへの
変換を行う上位ソフトがアクセスを行う事のなかった
制御アダプタ(B) 、例えば、イメージ展開アダプタに、
回線毎に偶数及び奇数の論理機番アドレスを設定し、そ
の論理機番アドレスの一部を、上記上位ソフトが使用
することによって、該イメージ展開アダプタに対して、
上位ソフトからの直接アクセスが可能となる。 【0029】この時、上記論理機番アドレスを、一回線
毎にアダプタ間の、全二重通信処理を行う偶数, 及び、
奇数の論理機番と、上位ソフトからの直接アクセスに
よって処理が行われる偶数, 及び、奇数の論理機番とし
て分けることで、回線毎に処理が占有され、又、各処理
の同時動作が可能となる。 【0030】 【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1〜図5が、本発明を一実施例を示した図
である。 【0031】本発明においては、例えば、2枚の制御ア
ダプタ(A,B) 間の通信処理によって、所定の動作、例え
ば、FAX通信を行う装置において、所定のイメージデ
ータへの変換を行う上位ソフトがアクセスを行う事の
なかった制御アダプタ(B) 、例えば、イメージ展開アダ
プタに、所定の論理機番アドレスを設定し、上位ソフト
が、該設定された論理機番アドレスを使用して、イメ
ージ展開アダプタ(B)を、直接的にアクセスする手段
が、本発明を実施するのに必要な手段である。尚、全図
を通して同じ符号は同じ対象物を示している。 【0032】以下、図1〜図5によって、本発明のデー
タ処理装置において、同一バス上で連携して処理する制
御アダプタ間におけるアダプタ制御手段を説明する。本
実施例は、FAX制御アダプタAとアダプタ間連携によ
ってFAX送信を行っているイメージ展開アダプタBに
おいて、例えば、連携処理を行っていない空いている論
理機番アドレスに、上位ソフトがイメージ展開依頼を
行い、イメージ展開したデータの通知を行うことを例に
して説明する。 【0033】図1はホストにおけるシステムの概略図で
あり、従来技術の説明に使用した図7を再掲載したもの
である。本体処理装置 1内に、例えば、FAX通信を行
う上位ソフト,及び、所定のイメージデータへの変換
を行う上位ソフト,ネットワーク制御部 13,アダプタ
制御チャネル 11,本体メモリ 12 を備え、又、データバ
ス 3上には、FAX通信制御アダプタA,及び、イメー
ジ展開アダプタBが設置してある。 【0034】上記において、上位ソフトはFAX送信
処理用のアプリケーションであり、又、上位ソフトは
イメージ展開処理用アプリケーションである。上位ソフ
トは、ネットワーク制御用プログラムを実行するネッ
トワーク制御部 13 を介してデータ送信を依頼する。本
体メモリ 12 には、アダプタ制御チャネル 11 が上位ソ
フトからの要求,及びアダプタ制御チャネル 11 から
の通知の為に使用する領域として,又、アダプタ制御チ
ャネル 11 と各制御アダプタA,Bのインタフェース領
域として、アダプタ制御域 120,121が各制御アダプタ
A,B毎に一領域ずつ獲得されている。又、アダプタ制
御チャネル 11 の制御領域として、チャネル制御域 122
が獲得されている。制御アダプタA,B同志の連携処理
のためにアダプタ連携情報域 123が獲得され、その情報
として、各制御アダプタA,Bの論理機番アドレスが定
義されている。{図5のアダプタ間連携制御域参照}図
2は、FAX制御アダプタAとイメージ展開アダプタB
における論理機番アドレスの構成を示している。FAX
制御アダプタAの3回線分の論理機番アドレスはイメー
ジ展開アダプタBの3回線分の論理機番と連携してお
り、この連携情報は、予め、インストールによって定義
されている。上位ソフトがアクセス可能の論理機番は
FAX制御アダプタAに設定されている論理機番、例え
ば、図示の 0x0100(16進数の 0100 番、以下略),0x0101
等のみである。この論理機番の内、偶数機番は、回線か
らFAX制御アダプタAを使用するときに使用され、奇
数機番は、本体装置側の上位ソスト等がFAX制御ア
ダプタAを使用するときに使用される。 【0035】イメージ展開アダプタBの、残り3回線は
FAX制御アダプタAと連携していない論理機番であ
り、上記上位ソフトがアクセス可能な論理機番であ
る。図3はFAX送信におけるアダプタ間連携処理の概
略図であり、従来技術で説明した図8を再掲載したもの
である。 【0036】先ず、上位ソフトはデータ送信を行う
際、1回線単位に定義された装置名でネットワーク制御
部 13 に依頼を行う。この時、本体メモリ 12 のデータ
域 124も指定される{図中 (1)}。ネットワーク制御部
13 は、装置名よりFAX制御アダプタAの奇数論理機
番を求め、アダプタ制御チャネル 11 へデータ送信の依
頼を行う{図中 (2)}。依頼されたアダプタ制御チャネ
ル 11 は、FAX制御アダプタAのアダプタ制御域 120
内の起動キュー{図5参照}に送信依頼をキューイング
し、FAX制御アダプタAへ割込みを起こす{図中
(3)}。 【0037】FAX制御アダプタAの割込みを検出した
共通処理部 20 では、本体メモリ 12 の自アダプタ制御
域 120内にキューされている送信依頼を取り込み、指定
された奇数論理機番アドレスを元に、どの回線であるか
判断し、手順処理部 21aへ処理を依頼する{図中
(4)}。手順処理部 21aは送信依頼を受け付けし、イメ
ージ展開アダプタBへ送信するデータをイメージ展開す
るよう送信依頼された情報を元に共通処理部へ依頼する
{図中 (5)}。共通処理部 20 は、送信依頼の情報を自
アダプタ制御域 120にデータコピーし、イメージ展開ア
ダプタBのアダプタ制御域 121の、ある領域のフラグを
オンし、起動割込みを発生させる{図中 (6)}起動割込
みが発生したイメージ展開アダプタBの共通処理部 20
では、自アダプタ制御域 121内のフラグがオンしている
事を判断し、FAX制御アダプタAのアダプタ制御域 1
20に格納された情報を取り込みし,オンされているフラ
グのオフを行う{図中 (7)}。そして、共通処理部 20
から展開処理部 21bへ、該情報を渡し、処理を依頼する
{図中 (8)}。 【0038】展開処理部 21bでは、渡された情報からイ
メージ展開依頼であることを判断し、上位ソフトが、
本体メモリ 12 内のデータ域 124 に、予め、用意して
おいた送信データの取り込みを行い、送信データのイメ
ージ展開処理を開始する{図中 (9)}。 【0039】その後、イメージ展開処理が終了すると、
展開処理部 21bは、共通処理部 20へイメージデータの
転送依頼をする{図中 (10) }。イメージデータ転送依
頼を受け付けた共通処理部 20 では、そのイメージデー
タを自アダプタ制御域 121内へデータコピーし、FAX
制御アダプタAのアダプタ制御域 120のある領域のフラ
グをオンし、FAX制御アダプタAへ起動割込みを発生
させる{図中 11)}。 【0040】起動割込みが発生したFAX制御アダプタ
Aの共通処理部 20 では、自アダプタ制御域 120内にフ
ラグがオンしている事を判断し、オンされているフラグ
のオフを行う{図中 (12) }。そして、共通処理部 20
は、手順処理部 21aへイメージデータが転送された旨を
通知し{図中 (13) }、手順処理部 21aは、イメージ展
開アダプタBのアダプタ制御域 120に格納されたイメー
ジデータの取り込みを行い{図中 (14) }、データ送信
を行う回線に対し、イメージデータの送信を行う{図中
(15) }。 【0041】図4は、イメージ展開における直接アクセ
スの概略図であり、本発明の主眼となる部分である。前
述の上位ソフトは、展開依頼を行う際、図2で説明し
た、イメージ展開アダプタBを直接アクセスする為の奇
数論理機番アドレス{図2では、空きで示されている}
を指定し、アダプタ制御チャネル 11 へデータ送信の依
頼を行う。この時、いつでもイメージデータが通知され
るよう偶数論理機番アドレス,及び本体メモリ 12 のイ
メージデータ域 125を指定し、通知依頼も行う{図中
1) }。 【0042】依頼されたアダプタ制御チャネル 11 は、
イメージ展開アダプタBのアダプタ制御域 121内に展開
依頼をキューイングし、イメージ展開アダプタBへ割込
みを起こす{図中 2) }。割込みを検出した共通処理部
20 では、本体メモリ 12 の自アダプタ制御域 121内に
キューされている展開依頼を取り込み、展開処理部 21b
へ処理を依頼する{図中 3) }。展開処理部 21bは、展
開依頼を判断,受け付けし、本体メモリ 12 のデータ域
124にある送信データの取り込みを行い、データのイメ
ージ展開処理を開始する{図中 4) }。 【0043】その後、イメージ展開処理が終了すると展
開処理部 21bは、共通処理部 20 へイメージデータの転
送依頼をする{図中 5) }。イメージデータの転送依頼
を受け付けた共通処理部 20 では、上位ソフトの通知
依頼で指定された本体メモリ12 のイメージデータ域 12
5のアドレスを元に、そのイメージデータを本体メモリ
12 のイメージデータ域 125へデータコピーし{図中 6)
}、自アダプタ制御域 121内の終了キュー{図5参
照}に通知依頼の終了をキューイングし、終結させる
{図中 7) }。 【0044】アダプタ制御チャネル 11 は、アダプタ制
御域 121の終了キューを監視しており、終了キューに終
了コードがキューイングされる事により、展開されたイ
メージデータの通知が行われた事を上位ソフトへ通知
する{図中 8) }。 【0045】図5はアダプタ制御域 120,121のフォーマ
ットである。図示されているように、前述の起動キュー
域と, 終了キュー域とが有り、起動キューでは、起動す
る回線に対応する論理機番アドレスを格納する領域と、
起動コード、例えば、SIO コードを設定する領域と、該
起動依頼の内容、例えば、チャネルコマンド語(CCW)の
アドレスを格納するデータアドレス域からなり、終了キ
ューは、起動された回線と連携している論理機番アドレ
スを格納する領域と、終了コードと、終了時のステータ
ス (正常終了, 異常終了等のステータス) 情報を設定す
るステータス情報域からなっている。 【0046】又、アダプタ間連携制御域は、例えば、前
述の上位ソフトがFAX通信を行う際の、FAX制御
アダプタAと、連携するイメージ展開アダプタBとの間
で、データを転送する場合の制御情報を格納する領域で
あり、相手論理機番アドレス{イメージ展開アダプタの
論理機番アドレス}と、自側論理機番アドレス{FAX
制御アダプタの論理機番アドレス}と、制御アダプタA,
B 間の通信起動コード、例えば、データ転送コードを格
納する領域と、転送バイト数, 及び、その転送データ
(具体的には、制御データ) を格納する領域とからなっ
ている上記より、FAX送信時のアダプタ間連携による
展開依頼と、上位ソフトからの直接アクセスにより展
開依頼される場合、起動時の論理機番アドレスを元にフ
ラグ制御等を行い、イメージ展開アダプタの共通処理部
で判断を行っている。尚、展開依頼を起動した相手が正
しいか否かの判断は、アダプタ間連携情報の有無で判断
している。又、イメージ展開処理の完了を、FAX制御
アダプタに、又は、上位ソフトに通知する場合も、論
理機番アドレスを元に起動時のフラグ制御等から判断を
行っている。 【0047】 【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
データ処理装置のアダプタ制御手段によれば、図7に示
されているように、イメージ展開アダプタBの処理能力
により、イメージ展開が間にあわず、FAX送信ができ
ない場合は、上位ソフトからイメージ展開アダプタへ
直接アクセスを行い、イメージ展開したデータを、予
め、ディスク装置(イメージデータベース(DB)) 等に格
納しておき、その後FAX制御アダプタへ送信依頼を行
う事によって、正常にFAX送信が行う事が可能とな
る。又、図7に示されているように、回線制御アダプ
タ,或いは、LAN制御アダプタを介した、他ホスト
や,他制御装置との水平連携または垂直連携において
も、上位ソフト等からイメージ展開アダプタに直接ア
クセスし、ディスク装置にイメージデータを格納してお
く事により、他装置との連携処理が可能となる。又、図
7に示されているように、FAXから送信されてきた、
例えば、200 dpi のイメージデータを、一旦、イメージ
データべース(DB)に格納した後、上位ソフトから、イ
メージ展開アダプタBをアクセスして、所謂、密度変換
を行い、400 dpi のイメージデータに変換した後、回線
制御アダプタ等に接続されている他のホストに備えられ
ている 400 dpiの表示装置に表示することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示した図(その1) 【図2】本発明の一実施例を示した図(その2) 【図3】本発明の一実施例を示した図(その3) 【図4】本発明の一実施例を示した図(その4) 【図5】本発明の一実施例を示した図(その5) 【図6】本発明の一実施例を示した図(その6) 【図7】連携処理によるFAX通信の処理方法を説明す
る図(その1) 【図8】連携処理によるFAX通信の処理方法を説明す
る図(その2) 【図9】従来の連携処理による問題点を説明する図 【符号の説明】 1 本体処理装置 10 アプリケーション, 上位ソフト, 11 アダプタ制御チャネル 12 本体メモリ 13 ネットワーク制御部 120 FAX 制御アダプタアダプタ制御域 121 イメージ展開アダプタアダプタ制御域 123 アダプタ連携情報域 124 データ域 20 共通処理部 21a 手順処理部 21b 展開処理部 (1) 〜 制御アダプタ間の連携処理 1)〜 イメージ展開アダプタBへの直接アクセス処
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−334220(JP,A) 特開 平4−323948(JP,A) 特開 平6−168194(JP,A) 特開 平6−161927(JP,A) 特開 平3−270346(JP,A) ASP ファクシミリメディアサービ ス説明書 エディション92,富士通株式 会社,p11−18 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/00 H04L 29/00 G06F 13/00

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 同一バス上で、複数の制御アダプタの連
    携により、本体処理装置側の所定のアプリケーションの
    処理を行うデータ処理装置であって、 前記アプリケーションとして、少なくとも、所定のデー
    タの送信依頼を行う第1の上位ソフトと、前記データの
    イメ−ジ展開依頼を行う第2の上位ソフトとを備え、 前記第1の上位ソフトが制御する第1の制御アダプタ
    と、前記第2の上位ソフトが制御する第2の制御アダプ
    タとの、それぞれに付与する論理機番アドレスと、前記
    第1の制御アダプタと第2の制御アダプタ間を連携する
    処理に付与する論理機番アドレスとを独立に設定する論
    理機番アドレス設定手段を設けて、 前記第2の上位ソフトが、前記第2の制御アダプタに付
    与した論理機番アドレスで、前記第2の制御アダプタを
    直接アクセスして行う前記第2の制御アダプタでのイメ
    −ジ展開処理と、前記複数の制御アダプタ間での連携処
    理との同時動作を行うように構成したことを特徴とする
    データ処理装置。
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ASP ファクシミリメディアサービス説明書 エディション92,富士通株式会社,p11−18

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