JPH06348498A - 部品化ソフトウェアの実行制御方法および実行装置 - Google Patents

部品化ソフトウェアの実行制御方法および実行装置

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JPH06348498A
JPH06348498A JP5140232A JP14023293A JPH06348498A JP H06348498 A JPH06348498 A JP H06348498A JP 5140232 A JP5140232 A JP 5140232A JP 14023293 A JP14023293 A JP 14023293A JP H06348498 A JPH06348498 A JP H06348498A
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倫昌 荒瀬
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小夜子 横山
Hiromitsu Harada
博充 原田
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隆 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェアの開発作業の生産性を構造的に
向上させるとともに、少数のソフトウェア部品に交換に
より機能変更要求の大半に対応させること。 【構成】 特定イベントの発生もしくは特定の条件が成
立したことを契機として実行されるイベント駆動ルーチ
ンから一つのデータ項目に強い関連性を持つ処理部分を
切り出して、切り出した処理部分を項目部品エレメント
4bとして記憶装置4に格納する。入出力装置1よりイ
ベントの発生が通知されたり、項目部品エレメント4b
の実行により特定の条件が成立すると、項目部品エレメ
ント実行指示手段2は実行すべき項目部品エレメント4
bを自動的に判定して項目部品エレメント実行手段3に
項目部品エレメント4bの実行を指示する。項目部品エ
レメント実行手段3は上記指示に応じて項目エレメント
部品4bを実行し、実行が完了すると項目部品エレメン
ト実行指示手段2に実行完了の通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトウェア部品から
構成される主に事務処理分野のソフトウェアの実行を可
能にする部品化ソフトウェアの実行装置に関する。企業
活動には、大量の事務処理が伴うものである。事務処理
の多くは、コンピュータのハードウェアと事務処理支援
ソフトウェアを組み合わせることで自動的に実施するこ
とができる。しかし、ソフトウェアの開発作業に多くの
人手を要することに加えて、事務処理の変化に対応する
ためのソフトウェアの機能変更作業にも多くの人手を要
している。
【0002】そこで、ソフトウェアの開発作業および機
能変更作業の省力化の策として、再利用性の高いソフト
ウェア部品から構成され、かつ、主に事務処理分野によ
くあるタイプの機能変更に少数のソフトウェア部品の交
換によって対応できるソフトウェアが要求されている。
【0003】
【従来の技術】上記のような再利用性の高いソフトウェ
ア部品から構成されたソフトウェアを実行する「部品化
ソフトウェア実行装置」と呼べる従来の技術としては、
主として次の3種のものが知られている。 1)サブルーチン実行装置 ソフトウェアに呼び出し元ルーチンとサブルーチンとい
う階層関係を持ち込むことによって、呼び出し元ルーチ
ンおよびサブルーチンを一種のソフトウェア部品として
切り出す技術が従来から知られている。
【0004】そして、通常のコンピュータはサブルーチ
ンを実行して呼び出し元に復帰するための制御機構を既
に持っている。この制御機構は、複数の呼び出し元ルー
チンから呼び出されるサブルーチンに関する「呼び出し
および呼び出し元への復帰」の実行の流れを制御するも
のであり、「部品化ソフトウエアの実行装置」の主な要
素である。なお、COBOL言語のPERFORM文に
よるセクションの実行と同等なソフトウェア部品の実行
はサブルーチンの実行の一種だとみなすことができる。 2)オブジェクトの実行装置 ソフトウェアをオブジェクトという内部処理を隠蔽した
単位に分解し、あるオフジェクトから別の適当なオブジ
ェクトにメッセージを送り、メッセージを受けたオブジ
ェクトは規定された処理を実行するという「処理実施の
枠組み」を連ねて所望の処理を行わせる技術が従来から
知られている。
【0005】そして、オブジェクトは一種のソフトウェ
ア部品だと見なすことができる。オブジェクトにメッセ
ージを送る仕組みおよびメッセージを受けて所望の処理
を実行する「部品化ソフトウェアの実行装置」は既存の
技術によって例えば、コンピュータのハードウェアとソ
フトウェアによって実現されている。 3)イベント駆動ルーチンの実行装置 特定のイベントの発生を契機として、それに相応しい処
理を行うイベント駆動ルーチンを実行する技術が従来か
ら知られている。
【0006】そして、イベント駆動ルーチンは一種のソ
フトウェア部品だとみなすことができる。あるイベント
の発生を契機としてそれを処理するイベント駆動ルーチ
ンを実行する「部品化ソフトウェアの実行装置」は既存
の技術によってコンピュータのハードウェアとソフトウ
ェアによって実現されている。上記した「イベント駆動
ルーチンの実行装置」に相当する技術は種々のものが提
案されており、以下に従来の技術について説明する。 i)従来例1 図22は上記した従来のイベント駆動ルーチンを実行す
る「部品化ソフトウェアの実行装置」の一例を示す図で
あり、同図は、画面という出力装置とキーボードという
入力装置とを用いてデータの入出力を行う「部品化ソフ
トウェアの実行装置」の一例を示している。
【0007】同図において、101は例えばキーボート
等の入力装置、102はディスプレイ等の出力装置、1
02aは出力装置の画面の一例、102bはファンクシ
ョン・キー、103はイベント駆動ルーチンの動作を決
定する動作ルーチン決定装置、103aは上記イベント
を識別するイベント識別子とそのイベントの発生によっ
て駆動されるイベント駆動ルーチンのアドレスを記憶し
たイベント表であり、動作ルーチン決定装置103はイ
ベントが発生したとき、上記イベント表103aを参照
して駆動すべきイベント駆動ルーチンを決定する。
【0008】また、104はイベント駆動ルーチンを実
行する処理装置、105はイベント駆動ルーチン105
a−1,105a−2,…、その他のルーチン105b
を格納した記憶装置である。図23はイベント表103
aの一例を示す図であり、イベント表103aには同図
に示すように、イベントを識別するためのイベント識別
子とそのイベントが発生したときに駆動されるイベント
駆動ルーチンの記憶装置105上のアドレスが記憶され
ている。
【0009】図22において、入力装置101、出力装
置102は、例えば、102aに示す表示画面におい
て、所定のデータ項目Aの位置へのカーソルの移動(以
下、これを「そのデータ項目へのフォーカスイン」とい
う)あるいはファンクションキー102bの操作等が行
われたとき、イベント発生を動作ルーチン決定装置10
3に通知する。
【0010】イベントの発生が通知されると、動作ルー
チン決定装置103はイベント表103aを参照し、発
生したイベントに対応するイベント駆動ルーチン105
a−1,105a−2,…、のアドレスを読み出し、処
理装置104に対して発生したイベントに対応したイベ
ント駆動ルーチンの実行を指示する。処理装置104は
上記指示を受けると、記憶装置105に格納されたイベ
ント駆動ルーチンを実行する。
【0011】例えば、表示画面102aにおいて、デー
タ項目Aへのフォーカスインによるイベントが発生する
と、動作ルーチン決定装置103はイベント表を参照し
て、そのイベントに対応するイベント駆動ルーチンのア
ドレスを読み出し、処理装置104に実行を指示し、例
えばデータ項目Aへどのようなデータを入力すべきかを
示す入力促進メッセージ等を画面102aに出力する。
【0012】ところで、上記のような「部品化ソフトウ
ェアの実行装置」において、代表的なイベントに対する
イベント駆動ルーチンの処理としては次のものがある。 a)データ項目のフォーカスイン 上記したように、画面102a上の入力ポイントを示す
カーソルがあるデータ項目に移動されたというイベント
をとらえて、「そのデータ項目へのフォーカスイン」と
いうイベントに対応するイベント駆動ルーチンを実行す
る。このイベント駆動ルーチンで行われる代表的な処理
は、上記したようにそのデータ項目にどのようなデータ
を入力すべきかを示す入力促進メッセージを画面上に出
力することである。 b)入力候補一覧表示 入力候補一覧表示という機能に対応するファンクション
キーが押下されたというイベントをとらえて「入力候補
一覧表示」というイベントに対応するイベント駆動ルー
チンを実行する。
【0013】このイベント駆動ルーチンで行われる代表
的な処理は、画面上の入力ポイントを示すカーソルが位
置するデータ項目を探し出して、画面上にそのデータ項
目に入力可能なデータの候補一覧を出力することであ
る。なお、このような処置をしておくと、この後、操作
者はキーボードから一文字ずつデータ入力をするのでは
なく、入力候補の中のデータを選ぶという簡易な入力操
作を可能にするという効果がある。 c)データ項目へのデータ入力完了 あるデータ項目にデータが入力されたというイベントを
とらえて、「そのデータ項目へのデータ入力完了」とい
うイベントに対応するイベント駆動ルーチンを実行す
る。
【0014】このイベント駆動ルーチンで行われる代表
的な処理は、入力されたデータの形式の妥当性をチェ
ックすること、および必要なら他のデータ項目の内容と
の矛盾の有無のチェックを含めて入力されたデータの内
容の妥当性をチェックすること、このデータが入力さ
れたことでその値が算出可能になったデータ項目に算出
データを設定すること、このデータが入力されたこと
で表示可能となったデータ項目の内容を画面上に出力す
ること、等である。
【0015】上記a)〜c)の例において、a)とc)
のイベントは特定の一つのデータ項目に関係付けられて
いるが、b)のイベントは、ファンクションキーが押下
されたいうイベントのみ関係付けられ、特定の一つのデ
ータ項目に関係付けられていない。そして、a)のイベ
ント駆動ルーチンは、特定の一つのデータ項目だけに強
い関連性を持つ処理を行うものであるが、b)とc)の
イベント駆動ルーチンは、複数のデータ項目に強い関連
性を持つ処理を行う場合がある。ただし、c)のイベン
ト駆動ルーチンは、それが処理すべき内容が単純であれ
ば、特定の一つのデータ項目だけに強い関連性を持つも
のである場合がある。
【0016】なお、上記b)を改良して、特定の一つの
データ項目と関係付けられたイベントにすることは、下
記のb’)で説明するように既存技術として行われてい
る。 b’)特定のデータ項目の入力候補一覧表示 画面上の入力ポイントを示すカーソルがある特定のデー
タ項目に位置付けられている状態で入力候補一覧表示と
いう機能に対応するファンクションキーが押下されたと
いうイベントをとらえて、「特定のデータ項目の入力候
補一覧表示」というイベントに対応するイベント駆動ル
ーチンを実行する。このイベント駆動ルーチンで行われ
る代表的な処理は、その特定のデータ項目に入力可能な
データの候補一覧を画面上に出力することである。上記
ようにすると、b’)のイベント駆動ルーチンは、特定
のデータ項目だけに強い関連性をもつ処理を行うものと
なる。
【0017】以上を総合すると、例えば、a)とb’)
のイベント駆動ルーチン、およびc)のイベント駆動ル
ーチンの中で、その処理内容が単純で特定の一つのデー
タ項目だけに強い関連性をもつ処理を行うイベント駆動
ルーチンなどは、データ項目に対応するソフトウェア部
品だとみなすことができる。 ii) 従来例2 画面入力出力制御を行うプログラムを複数の部品に分割
して、項目単位の画面入出力制御を行う技術としては、
例えば、特開平4−238534号公報に示される項目
単位型画面入出力制御方式が提案されている。
【0018】上記従来技術は、画面入力出力制御を行う
プログラムを画面の遷移順序を決定する画面制御部品
と、画面に表示される各データ項目の処理順序を決定す
る項目制御部品と、そのデータ項目の編集処理を行う項
目処理部品に分割することにより、ソフトウェアの部品
化を容易にし、ソフトウェアの生産性の向上、操作性の
向上を図ったものである。 iii)従来例3 一つの項目ごとに対応する項目部品と、複数の項目部品
に対応する項目群部品とからソフトウェアを構成する方
法が知られている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の技術においては、次のような問題点があった。 1)部品の多くは再利用性が低い。 特定の応用分野では、従来の技術によってその大半が再
利用可能性の高い部品から構成されるようなソフトウェ
アを実行することができる。
【0020】しかし、次に示す主に事務処理分野のソフ
トウェアにおいては、従来の技術により、その一部の部
品は再利用性の高い部品から構成することができるが、
残りの大部分の部品は再利用性の低い部品から構成され
がちであり、全体として再利用性が上がりにくいという
問題があった。 データエンリトなどを行うソフトウェア 入力装置から入力されたデータを基にして、データファ
イルなどの記憶装置の中にデータを追加したり、データ
ファイルなどの記憶装置の中のデータを更新または削除
するソフトウェア。 集計情報を作成するソフトウェア データファイルなどの記憶装置の中のデータを集計する
ことで得られたデータをデータファイルなどの記憶装置
の中に格納するソフトウェア。 帳票出力を行うソフトウェア データファイルなどの記憶装置の中のデータを特定の形
式の帳票として出力するソフトウェア。
【0021】ところで、前記したi)従来例1に示した
「イベント駆動ルーチンの実行装置」の場合には、a)
とb’)のイベント駆動ルーチンは再利用性が高い部品
ということができる。しかし、c)のイベント駆動ルー
チンについては、処理内容が単純なある範囲に限定すれ
ば、それなりに再利用性もつといえるが、主に事務処理
分野の実用的なソフトウェアに適用すると処理内容が複
雑となり、複数の項目と関連性をもつものも多くなるた
め、必ずしも再利用性が高いとはいいがたい。
【0022】また、前記したii) 従来例2においては、
単純な項目部品については、かなり再利用性が高いもの
もあると考えられるが、それ以外の部品については、複
数の項目と関連性をもつものが多いため、必ずしも再利
用性が高いとはいいがたい。さらに、前記したiii)従来
例3についても、複数の項目と関連性をもつ部品につい
ては再利用性が高いとはいいがたい。 2)機能変更要求とソフトウェア部品との対応関係が希
薄。
【0023】特定の応用分野においては、従来の技術に
よって、その分野によくあるタイプの機能変更要求と対
応付け易い部品から構成されるソフトウェアを実行する
ことができる。したがって、機能変更要求の多くはそれ
に対応する少数のソフトウェア部品を交換することで対
応することができる。しかしながら、前記1)のない
しに示した事務処理分野においては、ソフトウェア
を、その分野によくあるタイプの機能変更と強い関連性
を持つソフトウェア部品から構成しにくく、少数のソフ
トウェア部品の交換では機能変更要求に対応しにくいと
いう問題点があった。
【0024】例えば、前記したi)従来例1においては、
c)のイベント駆動ルーチンのように、複数のデータ項
目に強い関連性を持つ処理を行うイベント駆動ルーチン
が存在するため、ある一つのデータ項目に関する機能変
更を行う場合であっても、多くのイベント駆動ルーチン
が関係することとなりがちであり、それらの多くの交換
が必要となってくる。
【0025】また、前述したii) 従来例2においても、
ある一つのデータ項目に関する機能変更を行うと、一つ
の項目部品だけでなく、多くの項目制御部品などに関連
性をもつ場合があり、多くの部品の交換が必要となって
くる。更に、前述したiii)従来例3においては、ある一
つのデータ項目に関する機能変更を行う場合に、多くの
項目部品の交換が必要になりがちである。
【0026】本発明は上記した従来技術の問題点を考慮
してなされたものであって、本発明の第1の目的は、再
利用性の高いソフトウェア部品によってソフトウェアを
構成することにより、主に事務処理分野において、ソフ
トウェアの開発作業の生産性を構造的に向上させるとと
もに、少数のソフトウェア部品の交換によって機能変更
要求の大半に対応できる部品化ソフトウェアの実行装置
を提供することである。
【0027】本発明の第2の目的は、運用パラメータを
設定することにより、データ更新方法、データの入出
力、ヒューマン・コンピュータ・インタフェース(以下
HCIと略記する)、サーバクライアント構成を採用す
るかスタンドアロン構成を採用するかなどをユーザの希
望するものに設定することができる部品化ソフトウェア
の実行装置を提供することである。
【0028】本発明の第3の目的は、ソフトウェア部品
の作成および修正を容易に行うことができる部品化ソフ
トウェアの実行装置を提供することである。
【0029】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。同図において、1はイベント発生の通知
を行う入出力装置、2はイベント発生の通知もしくは項
目部品エレメントの実行完了の通知を受けて項目部品エ
レメントの実行を指示する手段、2aは入出力装置1と
の間の入力制御方法を設定する運用パラメータ、2bは
配列データのような添字付きデータ項目と添字なしデー
タ項目相互間を変換する変換機構、3は項目部品エレメ
ントの実行を指示する手段2からの実行の指示を受けて
記憶装置4に格納された項目部品エレメント4bを実行
する手段、4は記憶装置であり、記憶装置4はディスク
等の不揮発性記憶装置、または主記憶装置等の一時的な
記憶装置、またはこれらの両方から構成される。
【0030】また、4aは項目部品エレメントをまとめ
た項目部品、4bは特定イベントの発生もしくは特定の
条件が成立したことを契機として実行されるイベント駆
動処理手段などに代表される処理手段からその一部また
は全部を切り出し一つのデータ項目に強い関連性を持つ
ようにした項目部品エレメント、4cは項目部品エレメ
ント4bから呼び出される機能部品、4dはデータ項目
間の関係をチェックする関係チェック部品、4eは記憶
装置に格納されたデータの更新方法を設定する運用パラ
メータ、5は項目部品の手本となる手本ファイルであ
る。
【0031】上記課題を解決するため、本発明の請求項
1の発明は、特定イベントの発生もしくは特定の条件が
成立したことを契機として実行されるイベント駆動処理
手段などに代表される処理手段からその一部または全部
を切り出してそれぞれ一つのデータ項目に強い関連性を
持つようにした処理手段またはこれと等価な処理手段で
ある項目部品エレメント4bを対象として、イベントの
発生、もしくは、項目部品エレメント4bの実行完了に
より特定の条件が成立したことを契機として、次に実行
すべき項目部品エレメント4bを自動的に判定して実行
させるようにしたものである。
【0032】本発明の請求項2の発明は、イベントを発
生する入出力装置1と、特定イベントの発生もしくは特
定の条件が成立したことを契機として実行されるイベン
ト駆動処理手段などに代表される処理手段からその一部
または全部を切り出してそれぞれ一つのデータ項目に強
い関連性を持つようにした処理手段またはこれと等価な
処理手段を項目部品エレメント4bとして格納した記憶
装置4と、記憶装置4に格納された項目部品エレメント
4bを実行する手段3とを備え、入出力装置1から一つ
のデータ項目に関連するイベントの発生、もしくは、項
目部品エレメント4bの実行により特定の条件が成立し
たことを契機として、項目部品エレメントの実行を指示
する手段2により、次に実行すべき項目部品エレメント
4bを自動的に判定して、上記手段3に項目部品エレメ
ント4bの実行を指示するように構成したものである。
【0033】本発明の請求項3の発明は、請求項2の発
明において、運用パラメータ2a,4eを設定すること
により、入出力装置、入出力装置1における入出力制御
方法、もしくは、記憶装置4に格納されているデータの
更新方法、もしくは、システムの構成を、項目部品エレ
メント4bに影響を与えることなく設定できるように構
成したものである。
【0034】本発明の請求項4の発明は、請求項2また
は請求項3の発明において、項目部品エレメント4bに
おけるデータ項目の型をデータ項目の型を示す名前で指
定できるように構成したものである。本発明の請求項5
の発明は、請求項2,3または請求項4の発明におい
て、添字付きデータ項目と添字なしデータ項目を相互に
変換する変換機構2bを設け、項目部品エレメント4b
の実行を指示する際、上記変換機構2bにより添字付き
データ項目を添字なしデータ項目に変換するように構成
したものである。
【0035】本発明の請求項6の発明は、請求項2,
3,4または請求項5の発明において、項目部品エレメ
ント4bを集めた項目部品4aで使用する機能部品4c
の宣言および項目部品4aまたは機能部品4cが使用す
るデータ項目の宣言の内重複する宣言を、一つにまとめ
て記憶装置4に格納するように構成したものである。本
発明の請求項7の発明は、請求項2,3,4,5または
請求項6の発明において、データ項目間の関係チェック
機能を持つ関係チェック部品4dを設け、各項目部品エ
レメント4bが上記関係チェック部品4dを呼び出すこ
とにより、データ項目間の関係をチェックするように構
成したものである。
【0036】本発明の請求項8の発明は、請求項2,
3,4,5,6または請求項7の発明において、項目部
品の手本名と項目部品の手本の置き換え文字列の記述か
ら、項目部品の手本5を基に項目部品を自動的に生成す
るように構成したものである。本発明の請求項9の発明
は、請求項2,3,4,5,6,7または請求項8の発
明において、項目部品が省略されたとき、予め定められ
た項目部品の手本5を基に、項目部品を自動的に生成す
るように構成したものである。
【0037】
【作用】主に事務処理分野のソフトウェアに関する機能
変更要求の多くは、データ項目との関連性が強い。更
に、主に事務処理分野のソフトウェアの中で使われるデ
ータ項目そのものは再利用性が高い。したがって、デー
タ項目と強い関連性をもつソフトウェア部品の実行装置
を作ることによって、少数のソフトウェア部品の交換に
よって機能変更要求の大半に対応できるとともに、その
大半を再利用可能性の高い部品から構成することができ
る。なお、データ項目とは、論理的に意味のあるデータ
の最小単位である。主に事務処理分野のソフトウェア
は、記憶装置をデータ項目という単位に分割して使用す
るものであり、また、キーボードや画面表示装置や帳票
印刷装置などの入出力装置との間のデータのやりとりを
データ項目という単位で行うものである。なお、データ
項目は項目とかフィールドなどと呼ばれることもある。
【0038】先ず、データ項目と強い関連性を付けるた
めの前準備として、イベント駆動ルーチンという種類の
ソフトウェア部品を拡張して、単なるイベントの発生だ
けを契機として実行するだけでなく、記憶装置に格納さ
れたデータの間に特定の条件が成立することを契機とし
て実行する「拡張イベント駆動ルーチン」という形態と
する。このようにすることで、ソフトウェアの大半は拡
張イベント駆動ルーチンという種類のソフトウェア部品
から構成することができるようになる。
【0039】ここで、拡張イベント駆動ルーチンの多く
は、一つまたは複数のデータ項目と強い関連性をもつの
で、拡張イベント駆動ルーチンという種類のソフトウェ
ア部品から、さらにその一部または全部を切り出してそ
れぞれ一つのデータ項目に強い関連性をもつようにした
ルーチンまたはこれと等価なルーチンを「項目部品エレ
メント」として幾つも切り出し、切り出せなかった残り
の部分をできるだけ少なくなるようにする。
【0040】このようにすると、ソフトウェアの大半
は、項目部品エレメントから構成され、各項目部品エレ
メントは特定の一つのデータ項目だけに強い関連性をも
つようにすることができる。データ項目は、主に事務処
理分野においては再利用性が高いので、項目部品エレメ
ントそのものの再利用性も高いものになる。なお、ある
一つのデータ項目に強い関連性をもつ項目部品エレメン
トを集めたものを、そのデータ項目に関する項目部品と
呼ぶことにするが、項目部品という単位でソフトウェア
を管理すると、データ項目と部品とが一対一の対応関係
となり、機能変更への対応作業の生産性を向上させるこ
とができる。
【0041】そして、上記項目部品エレメントを実行す
るために、イベント駆動ルーチンという種類のソフトウ
ェア部品の実行装置を改良して、イベントの発生という
契機、または、記憶装置に格納されたデータの間に特定
の条件が成立したことを契機として、単に一つのイベン
ト駆動ルーチンを実行するだけでなく、関係する全ての
項目部品エレメントを実行するようにする。
【0042】さらに、あるデータ項目に格納されている
データまたはそのデータ項目の状態データが変更される
ことによって、他のデータ項目に関係する項目部品エレ
メントを実行する必要があるので、このために項目部品
エレメントの実行完了時に必要な条件判定を行い、必要
とする全ての項目部品エレメントを実行する機構を追加
する。このようにすることで、項目部品エレメントとい
う種類のソフトウェア部品の実行装置を構築することが
できる。
【0043】本発明は上記原理に基づき、部品化ソフト
ウェアの実行装置を構成したものであり、本発明の請求
項1の発明においては、上記のように特定イベントの発
生もしくは特定の条件が成立したことを契機として実行
されるイベント駆動処理手段などに代表される処理手段
からその一部または全部を切り出してそれぞれ一つのデ
ータ項目に強い関連性を持つようにした処理手段または
これと等価な処理手段である項目部品エレメント4bを
対象として、イベントの発生、もしくは、項目部品エレ
メント4bの実行完了により特定の条件が成立したこと
を契機として、次に実行すべき項目部品エレメント4b
を自動的に判定して実行させるようにしたので、再利用
性の高いソフトウェア部品を組み合わせるだけで、所望
の処理の殆どを実現することができ、主に事務処理分野
において、ソフトウェアの開発作業の生産性を構造的に
向上させるとともに、少数のソフトウェア部品の交換に
よって機能変更要求の大半に対応することが可能とな
る。
【0044】本発明の請求項2の発明においては、イベ
ントを発生する入出力装置1と、特定イベントの発生も
しくは特定の条件が成立したことを契機として実行され
るイベント駆動処理手段などに代表される処理手段から
その一部または全部を切り出してそれぞれ一つのデータ
項目に強い関連性を持つようにした処理手段またはこれ
と等価な処理手段を項目部品エレメント4bとして格納
した記憶装置4と、記憶装置4に格納された項目部品エ
レメント4bを実行する手段3とを備え、入出力装置1
から一つのデータ項目に関連するイベントの発生、もし
くは、項目部品エレメント4bの実行により特定の条件
が成立したことを契機として、項目部品エレメントの実
行を指示する手段2により、次に実行すべき項目部品エ
レメント4bを自動的に判定して、上記手段3に項目部
品エレメント4bの実行を指示するように構成したの
で、請求項1の発明と同様、再利用性の高いソフトウェ
ア部品を組み合わせるだけで、所望の処理の殆どを実現
することができ、主に事務処理分野において、ソフトウ
ェアの開発作業の生産性を構造的に向上させるととも
に、少数のソフトウェア部品の交換によって機能変更要
求の大半に対応することが可能となる。
【0045】本発明の請求項3の発明においては、請求
項2の発明において、運用パラメータ2a,4eを設定
することにより項目部品エレメント4bに手を加えるこ
となく、ユーザの希望する任意の入出力装置を選択した
り、ユーザの希望する画面処理方法、ファイルのデータ
更新方法、サーバクライアント構成を採用するかスタン
ドアロン構成を採用するか等を選定することができるの
で、システムの適用範囲を広げることができるととも
に、項目部品エレメント4bの再利用性を向上させるこ
とができる。
【0046】本発明の請求項4の発明においては、請求
項2または請求項3の発明において、項目部品エレメン
ト4bにおけるデータ項目の型をデータ項目の型を示す
名前で指定できるようにしたので、型の内容を変更する
場合に型の定義をしなおすだけで済み、項目部品4aあ
るいは項目部品エレメント4bで使用するデータ項目の
型の宣言をしなおす必要がなくなり、項目部品エレメン
トの修正を容易に行うことが可能となる。
【0047】本発明の請求項5の発明においては、請求
項2,3または請求項4の発明において、添字付きデー
タ項目と添字なしデータ項目を相互に変換する変換機構
2bを設けたので、項目部品エレメント4bにはカレン
ト明細行に対する手続きを記述するだけでよく、項目部
品エレメントの再利用性を向上させることができる。本
発明の請求項6の発明においては、請求項2,3,4ま
たは請求項5の発明において、項目部品エレメント4b
を集めた項目部品4aで使用する機能部品4cの宣言お
よび項目部品4aまたは機能部品4cが使用するデータ
項目の宣言の内重複する宣言を、一つにまとめて記憶手
段4に格納するようにしたので、項目部品間で宣言が重
複することを避けることができる。
【0048】本発明の請求項7の発明においては、請求
項2,3,4,5または請求項6の発明において、デー
タ項目間の関係チェック機能を持つ関係チェック部品4
dを設けたので、各項目部品エレメント4bのそれぞれ
に関係チェック処理部を設ける必要がなく、項目部品エ
レメント4bの構成を簡単化することができる。本発明
の請求項8の発明においては、請求項2,3,4,5,
6または請求項7の発明において、項目部品の手本名と
項目部品の手本の置き換え文字列の記述から、項目部品
の手本5を基に項目部品を自動的に生成するようにした
ので、項目部品をその都度作成する必要がなく、項目部
品を容易に作成することが可能となる。
【0049】本発明の請求項9の発明においては、請求
項2,3,4,5,6,7または請求項8の発明におい
て、項目部品が省略されたとき、予め定められた項目部
品の手本5を基に、項目部品を自動的に生成するように
したので、必ずしも全ての項目部品を作成しなくてもよ
いようにできる。
【0050】
【実施例】図2は本発明の第1の実施例のシステム構成
を示す図であり、21はキーボート等の入力装置、22
はディスプレイ画面等の出力装置、23は入力装置21
あるいは出力装置22からのイベント発生の通知を受け
て発生したイベントに対応した項目部品エレメントの実
行の指示を行う動作ルーチン決定装置である。
【0051】動作ルーチン決定装置23において、23
aはイベント表であり、イベント表23aには、図3に
示すように、イベントの識別子とイベントに対応した複
数の項目部品エレメントのアドレスが記憶されている。
23bは追加イベント表であり、追加イベント表には、
図4に示すように、実行完了した項目部品エレメントの
識別子とその識別子に対応した複数の項目部品エレメン
トのアドレスが記憶されており、イベント表23aを参
照して項目部品エレメントの実行を完了したのちに追加
イベント表23bが参照され、次の実行される項目部品
エレメントのアドレスが得られ実行される。
【0052】23cはスタックであり、スタック23c
は動作ルーチン決定装置23が項目部品エレメントの実
行順序を決定する際に、項目部品エレメントのアドレス
を一時的に格納する。23dは添字付きデータ項目と添
字なしデータ項目との変換機構、23eは添字付きデー
タ項目格納部である。
【0053】添字付きデータ項目格納部23eは、入力
装置21等から転送された添字付きの配列データとして
扱うべき繰り返しのあるデータ項目を格納する。そし
て、添字付きデータを上記変換機構23dにより添字な
しデータに変換し、記憶装置25の一時記憶装置25d
に設けられた添字なしデータ項目格納部251に転送す
る。項目部品エレメント25a−1,25a−2,…,
は上記添字なしデータ項目格納部251に格納された添
字なしデータを用いて処理を行い、実行完了時にその実
行結果を動作ルーチン決定装置23に転送する。転送さ
れた添字なしデータは上記変換機構23dにより添字付
きデータに変換され、添字付きデータ項目格納部23e
に格納され、出力装置22等に転送される。
【0054】このようにすることにより、項目部品エレ
メント25a−1,25a−2,…は、添字なしのデー
タのみを扱えばよいこととなり、配列データを扱う専用
の項目部品エレメントを設ける必要がなくなる。24は
処理装置であり、処理装置24は動作ルーチン決定装置
23により実行が指示された項目部品エレメントの実行
を行い、その実行が完了すると動作ルーチン決定装置に
実行完了の通知を行う。
【0055】25はディスク等の不揮発性記憶装置、処
理装置の主記憶装置などから構成される記憶装置であ
り、記憶装置25には項目部品エレメント25a−1,
25a−2,…、その他のルーチン25b、および必要
に応じて処理に用いるデータを記憶したデータファイル
25cが格納される。また、主記憶装置等の一時記憶装
置25dには添字なしデータ項目格納部251が設けら
れており、上記した添字なしデータが格納される。な
お、上記、記憶装置25は不揮発性、揮発性を問わず、
任意の記憶装置を用いることができる。
【0056】項目部品エレメント25a−1,25a−
2,…,は前記したように、一つのデータ項目に強い関
連性をもつようにしたルーチンまたはこれと等価なルー
チンであり、イベントの発生という契機、または、記憶
装置に格納されたデータの間に特定の条件が成立したこ
とを契機として、関係する全ての項目部品エレメントが
実行される。
【0057】その他のルーチン25bは特定項目に関連
性を持たないルーチンであり、画面システムにおいては
画面全体についての処理を行うルーチン、帳票システム
においては帳票全体についての処理を行うルーチン、デ
ータベースまたはデータファイルシステムにおいては表
(テーブルまたはレコード)全体についての処理を行う
ルーチン等から構成される。
【0058】項目部品エレメント25a−1,25a−
2,…のイベント種別としては、例えば、次のものを選
定することができる。 1)画面項目部品のイベント種別 ・表開設 OPEN-TABLE ・初期化 INIT ・プロンプト(フォーカスイン) PROMPT ・ヘルプ表示 HELP ・選択リスト(入力候補一覧表示) SLIST ・関連情報表示 INFORMATION ・マスタ保守 MASTER ・入力チェック(データ入力完了、フォーカスアウト)CHECK ・派生処理 DERIVED ・タイマ割込 TIMER-INT ・表閉鎖 CLOSE-TABLE 2)帳票項目部品のイベント種別 ・表開設 OPEN-TABLE ・横計算 CALC-DE ・報告書頭書き REPORT-HEAD ・ページ頭書き PAGE-HEAD ・制御頭書き CB-HEAD ・縦計算明細 PRINT-DE ・制御脚書き CB-FOOT ・ページ脚書き PAGE-FOOT ・報告書脚書き REPORT-FOOT ・表閉鎖 CLOSE-TABLE 3)表項目部品のイベント種別 ・表項目初期化 DBINIT ・表項目設定 DBSET ・表項目削除 DBDEL 図5は項目部品エレメントをまとめた項目部品の一般的
な構成を示す図である。同図においてAは項目名、Bは
データ宣言部であり、データ宣言部でその項目部品で使
用するデータ項目の宣言をする。
【0059】C1,C2は項目部品エレメントであり、
項目部品エレメントは基本的には、「イベント種別」と
「その処理内容」からなり、前記した「項目名」と「イ
ベント種別」は項目部品エレメントを特定する「イベン
ト識別子」として用いられる。また、「派生元項目名」
は、前記した追加イベント表に記憶されている項目部品
エレメントのように、ある項目部品エレメントの実行の
完了の通知を受けて実行される項目部品エレメントにお
いて、その実行の契機となる項目部品エレメントの項目
名(派生元項目名)を記述する部分であり、項目部品エ
レメントによってはこの部分は存在しない。
【0060】上記のような「派生元項目名」(一つまた
は複数個指定できる)を指定した項目部品エレメント
は、派生元の項目の項目部品エレメントがその値を変化
させた場合に、その項目部品エレメントの実行完了を契
機として実行される。なお、前記したようにイベント表
23a、追加イベント表23bには上記項目部品エレメ
ントのアドレスが記録され、イベントの発生の通知によ
り上記項目部品エレメントが実行される。
【0061】D1,D2は機能部品であり、機能部品は
項目部品エレメントにおいて良く使われる決まりきった
手続き、例えば「日付の計算」とか「利子の計算」など
の手続きを記述した部分であり、必要に応じて付加され
項目部品エレメントからサブルーチンのように呼び出さ
れ使用される。図6は項目部品の中に必要に応じて設け
られる関係チェック部品(同図におけるを「PERFORM 関
−チェツク年月日」の部分)の使われ方の一例を示す図
であり、同図の(a)は年項目部品の中に設けられた関
係チェック部品、(b)は月項目部品の中に設けられた
関係チェック部品、(c)は日項目部品の中に設けられ
た関係チェック部品を示している。
【0062】例えば、年月日間の整合性をチェックする
など、項目間の関係チェックを行う何行かのプログラム
からなる関係チェックルーチンは同図に示すように複数
の項目部品に出現する。そこで、その内容を一か所に書
いておき、ぞれぞれ必要とする所で実行させることによ
りチェック内容の不一致は発生しないし、全体の行数も
少なくてすむ。このような部品を機能部品の一種として
扱う。
【0063】図6において、「CHECK SECTION 」は、例
えば、フォーカスアウト時(カーソルが画面上の当該デ
ータ項目の位置から移動したとき)等に入力データのチ
ェック等を行う項目部品エレメントであり、同図は、上
記項目部品エレメント「CHECK SECTION 」の中に関係チ
ェック部品「PERFORM 関−チェツク年月日」を設けた例
を示しており、最後の行の「#COPYCOMMON CHECKYMD」の
「CHECKYMD」は取り込むべき関係チェック部品の部品名
を示している。
【0064】図7は上記した機能部品等を含む項目部品
の一例を示す図であり、同図において、Aは項目名記述
部、Bはデータ項目の宣言部、C1,C2は項目部品エ
レメントを示している。同図の項目部品エレメントC
1,C2における「INIT SECTION」および「CHECK SECT
ION 」はイベント種別であり、「INIT SECTION」は画面
の開始時に実行される項目部品エレメントであることを
示し、ここでは初期値の設定を行うのが普通である。ま
た、「CHECK SECTION 」は上記したようにフォーカスア
ウト時に実行される項目部品エレメントであることを示
し、ここでは入力データのチェック等を行う。
【0065】同図に例においては、項目部品エレメント
C1,C2内に利子計算を行う機能部品の呼び出し「PE
RFORM 利子計算」と、利用者資格についての関係チェッ
クを行う機能部品の呼び出し「PERFORM 関−利用者資格
−操作」を設けている。図8ないし図10は本実施例の
動作ルーチン決定装置23における処理を示すフローチ
ャートであり、図8はイベント発生の通知がなされた場
合の処理、図9および図10は項目部品エレメントの実
行完了の通知がなされた場合の処理を示している。
【0066】次に、図8ないし図10のフローチャート
を参照して本実施例の動作を説明する。入力装置21も
しくは出力装置22でイベントが発生しイベント識別子
が通知されると、動作ルーチン決定装置23は、図8の
ステップS1において通知されたイベント識別子がイベ
ント表23aの中に存在するかどうかを調べ、存在しな
い場合には処理を終了する。また、存在する場合には、
ステップS2において、通知されたイベント識別子が複
数の項目部品エレメントのアドレスに対応するかどうか
調べ、複数に対応しない場合には、ステップS4に行
く。
【0067】複数に対応する場合には、ステップS3に
おいて、先頭の項目部品エレメントアドレスを除いた残
りの項目部品エレメントアドレスを一つずつスタック2
3cに入れ込む。ついで、ステップS4において、通知
されたイベント識別子に対応する先頭の項目部品エレメ
ントアドレスを指定して、処理装置24に項目部品エレ
メントの実行の指示を行う。
【0068】処理装置24は動作ルーチン決定装置23
により指示された項目部品エレメントを記憶装置25の
指定されたアドレスより読み出して処理を実行し、実行
が完了すると、動作ルーチン決定装置23に項目部品エ
レメントの実行完了の通知を行う。動作ルーチン決定装
置23は、処理装置24より項目部品エレメントの実行
完了の通知を受け、「実行完了した項目部品エレメント
識別子」が通知されると、図9のステップS5におい
て、通知された「実行完了した項目部品エレメント識別
子」が追加イベント表23bに存在するかどうかを調
べ、存在する場合には、図10のステップS8に行く。
また、存在しない場合には、ステップS6において、ス
タック23cが空き状態かどうか調べ、スタック23c
が空き状態の場合には処理を終了する。また、空き状態
でない場合には、ステップS7に行き、スタック23c
から項目部品エレメントアドレスを一つ取り出して上記
と同様に処理装置24に対して項目部品エレメントアド
レスを指定して、処理装置24に項目部品エレメントの
実行の指示を行う。
【0069】ステップS5において、実行完了した項目
部品エレメントアドレスが存在すると判断された場合に
は、図10のステップS8に行き、通知された「実行完
了した項目部品エレメント識別子」が複数の項目部品エ
レメントアドレスに対応するかどうか調べ、複数に対応
しない場合には、ステップS10に行く。複数に対応す
る場合には、ステップS9において、先頭の項目部品エ
レメントアドレスを一つずつスタック23cに入れ込
む。ついで、ステップS10において、通知された「実
行完了した項目部品エレメント識別子」に対応する先頭
の項目部品エレメントアドレスを指定して処理装置24
に対して項目部品エレメントの実行の指示を行い、処理
終了する。
【0070】処理装置24は上記指示を受けると、記憶
装置25の指定されたアドレスより項目部品エレメント
を読み出し、その処理を実行する。なお、上記実施例に
おいては、説明を簡単にするため、項目部品エレメント
の実行の順序を決定する方式として、デプスファースト
を採用した場合を示した。実際には、ロジックが少し複
雑になるが、ウィドゥスファースト方式を採用する方が
実用的である。
【0071】例えば、P〜Vの7個の項目部品エレメン
トが存在し、図11に示す追加イベント表が存在する場
合、デプスファースト方式を採用した場合の動作順序は
例えば下記のようになり、また、ウィドゥスファース
ト方式を採用した場合には例えば下記ののようにな
る。 項目部品エレメントPの実行完了:項目部品エレメ
ントQ→S→T→R→U→(S)→V 項目部品エレメントPの実行完了:項目部品エレメ
ントQ→R→T→U→V→S 図12ないし図14は上記システムを商品単価と数量よ
り売上金額を計算する場合に適用した実施例を示す図で
あり、同図により、本実施例について説明する。
【0072】図12はディスプレイ画面上に表示された
売上画面を示す図であり、同図に示すように、画面に
は、顧客コード、商品コード欄、商品名欄、単価、数
量、金額欄等が表示されている。同図の画面は、顧客コ
ード、顧客名、日付からなるヘッド部分と、商品コー
ド、商品名、単価、数量、金額からなるボディ部分と合
計金額からなるテール部分の三つの部分に分けられ、ボ
ディ部分は明細行が繰り返す形をしている。
【0073】上記のような繰り返しのあるデータ項目
は、通常、次に示すように添字を付けた配列データ項目
として扱うのが普通である。 商品コード〔明細ポインタ〕,商品名〔明細ポイン
タ〕,・・・ しかし、項目部品エレメントにおいて、上記データを配
列データとして扱うと、そのデータ項目を扱う項目部品
エレメントは配列を扱えるものに専用にしなければなら
ないことになる。例えば、ヘッド部分にあるデータ項目
をボディ部分に移動する場合には添字を付加する修正が
必要になってくるからである。
【0074】上記のような修正を不要にするため、前記
したように、動作ルーチン決定装置23は添字付きデー
タ項目格納部23eに格納された添字付きデータを添字
付きデータ項目−添字なしデータ項目変換機構23dに
より変換して、記憶装置25の一時記憶装置25dに設
けられた添字なしデータ項目格納部251に転送する。
項目部品エレメント25a−1,25a−2,…,には
カレント行に対する手続きが記述されており、項目部品
エレメント25a−1,25a−2,…,は添字なしデ
ータ項目格納部251に格納された添字なしデータ項目
について処理を行う。
【0075】図13は本実施例における項目部品の一例
を示す図であり、本実施例において、項目部品は、例え
ば、顧客コード部品、顧客名部品、日付部品、商品コー
ド部品、商品名部品、単価部品、数量部品、金額部品、
合計金額部品から構成されている。次に、本実施例にお
ける項目部品エレメントが次のA〜Eで構成されてお
り、また、追加イベント表が図14に示す構成である場
合に、本実施例を図2に示す装置で実行した場合の動作
を説明する。 A:データ入力完了イベントに対応する商品コード部品
の項目部品エレメント B:Aの実行完了で動作する商品名部品の項目部品エレ
メント C:Aの実行完了で動作する単価部品の項目部品エレメ
ント D:Cの実行完了で動作する金額部品の項目部品エレメ
ント E:Dの実行完了で動作する合計金額部品の項目部品エ
レメント 図12の画面において、商品コードの入力が完了する
と、入力装置21より動作ルーチン決定装置23に商品
コードの入力完了というイベント発生の通知が行われ、
動作ルーチン決定装置23はイベント表23aを参照し
て、Aの項目部品エレメントアドレスを求め、処理装置
24に対してその項目部品エレメントの実行を指示す
る。
【0076】処理装置24は上記指示をうけると、Aの
項目部品エレメントの実行を行う。すなわち、入力デー
タをチェックするため、この値をキーにしてデータファ
イル25cの商品コードマスタファイルまたは商品コー
ドマスタ・データベースを読み込んで、その商品コード
の情報を得る。上記項目部品エレメントの実行が完了す
ると、処理装置24は動作ルーチン決定装置23に実行
完了の通知を行う。動作ルーチン決定装置23が上記通
知を受けると、追加イベント表23b(図14)を参照
して、Aの項目部品エレメントの実行完了識別子に対応
したBの項目部品エレメント、Cの項目部品エレメント
アドレスを得る。そして、Cの項目部品エレメントアド
レスをスタック23cに入れ込むとともに、Bの項目部
品エレメントの実行を処理装置24に指示する。
【0077】処理装置24は上記実行の指示を受ける
と、Bの項目部品エレメントの実行を行う。すなわち、
Aの項目部品エレメントを実行したことによって得た商
品名を図12に示す画面に表示し、動作ルーチン決定装
置23にBの項目部品エレメントの実行が完了したこと
を通知する。動作ルーチン決定装置23が上記通知を受
けると、スタック23cよりCの項目部品エレメントア
ドレスを取り出して、Cの項目部品エレメントの実行を
処理装置24に指示する。処理装置24は上記実行の指
示を受けると、Cの項目部品エレメントの実行を行う。
すなわち、Aの項目部品エレメントを実行したことによ
って得た単価を図12に示す画面に表示し、動作ルーチ
ン決定装置23にCの項目部品エレメントの実行が完了
したことを通知する。
【0078】動作ルーチン決定装置23が上記通知を受
けると、追加イベント表23bを参照して、Cの項目部
品エレメントの実行完了識別子に対応したDの項目部品
エレメントアドレスを得て、その実行を処理装置24に
指示する。処理装置24は上記実行の指示を受けると、
Dの項目部品エレメントの実行を行う。すなわち、数量
が入力済であるか否か調べ、入力済の場合には、数量×
単価を金額として図12に示す画面に表示する。そし
て、動作ルーチン決定装置23にDの項目部品エレメン
トの実行が完了したことを通知する。
【0079】動作ルーチン決定装置23が上記通知を受
けると、追加イベント表23bを参照して、Dの項目部
品エレメントの実行完了識別子に対応したEの項目部品
エレメントアドレスを得て、その実行を処理装置24に
指示する。処理装置24は上記実行の指示を受けると、
Eの項目部品エレメントの実行を行う。すなわち、算出
された金額を合計して、合計金額を図12に示す画面に
表示する。
【0080】図15は本発明の第2の実施例を示す図で
あり、本実施例は、第1の実施例の動作ルーチン決定装
置23に入出力制御機構23fを設け、ここで人間と機
械の間の情報交換方式(HCI:ヒューマン・コンピュ
ータ・インタフェース、LOOK&FEEL)を、項目
部品に影響を与えることなく制御できるようにしたもの
であり、その他の構成は図2に示した第1の実施例と同
様であり、同一のものには同一の符号が付されている。
【0081】動作ルーチン決定装置23において、入出
力制御機構23fは、運用パラメータを設定する手段2
3gに設定された運用パラメータに応じて、例えば、画
面に全てのデータ項目が入力されたときに画面上のデー
タ項目の処理を一括して行うか、画面上にデータ項目が
入力される毎にデータ項目の処理を逐次行うか等のデー
タの入力と画面処理の制御、1画面におさまりきらない
情報を表示する場合にスクローリングするかページング
するかの制御等を、項目部品に影響を与えることなく制
御する。
【0082】本実施例においては、上記のように、入出
力制御機構23fを設け、運用パラメータの選定に応じ
て、ここで、入出力の制御を行うようにしたので、項目
部品に影響を与えることなくユーザの好みに合ったイン
タフェースを得ることができる。また、上記運用パラメ
ータを選定することにより、上記第1、第2の実施例に
示したような、画面への入出力だけでなく、磁気テー
プ、FD等との入出力を制御することができる。
【0083】図16は本発明の第3の実施例を示す図で
あり、同図は上記したように運用パラメータ23gの設
定により入出力制御機構23fが、磁気テープ、キーボ
ードあるいはFD等の入力装置21’と磁気テープ、プ
リンタ、FD装置等の出力装置22’を制御する実施例
を示している。本実施例においては、運用パラメータを
設定する手段が動作ルーチン決定装置23と記憶装置2
5に設けられており、動作ルーチン決定装置23の運用
パラメータAは入出力制御機構23fの入出力制御を設
定し、また記憶装置25に設けられた運用パラメータB
はデータファイル25cの更新方式を設定する。また、
運用パラメータBについても、運用パラメータAと同
様、その値を設定することにより、動作ルーチン決定装
置23あるいは項目部品エレメント25a−1,25a
−2,…,の動作とは独立にデータファイル25cの更
新方式またはサーバクライアント構成を採用するかスタ
ンドアロン構成を採用するか等を設定することができ
る。
【0084】一般に、データファイルの更新方式として
は、全サマリ・ファイルを更新してから次のデータを受
け付けるリアルタイム更新方式、トランザクション・フ
ァイルだけを更新して次のデータを受け付けサマリ・フ
ァイルは並列的に更新するコンカレント更新方式、トラ
ンザクション・ファイルだけを更新して次のデータを受
け付けサマリ・ファイルの更新は後刻バッチ処理するバ
ッチ更新方式があるが、運用パラメータBを設定するこ
とにより、上記のようなデータファイル25cの更新方
式を設定することができる。
【0085】本実施例の動作は、前記した図2に示した
実施例と同様であり、入力装置21’あるいは出力装置
22’の磁気テープ、キーボード、FD装置等からイベ
ント発生の通知を受けると、動作ルーチン決定装置23
はイベント表23aを参照して項目部品エレメント25
a−1,25a−2,…,のアドレスを読み出し、その
実行を処理装置24に指示する。上記指示を受けると処
理装置24は実行を指示された項目部品エレメントを実
行し、例えば、運用パラメータBに設定された更新方式
により、データファイル25cを更新する。処理装置2
4が実行を完了すると、動作ルーチン決定装置23に項
目部品エレメント実行完了の通知を行う。上記通知を受
けると動作ルーチン決定装置23は追加イベント表23
bを参照して次に実行する項目部品エレメントのアドレ
スを求め、上記と同様に処理装置24にその実行を指示
する。
【0086】図17は本発明の第4の実施例を示す図で
あり、本実施例は図2に示した第1の実施例における動
作ルーチン決定装置23が行っていた機能を処理装置3
3で実行させるようにしたものである。同図において、
31は入力装置、32は出力装置、33は処理装置、3
4は記憶装置であり、記憶装置34には、項目部品エレ
メント34a、その他のルーチン34d、データファイ
ル34eに加え、イベント表34b、追加イベント表3
4cおよび処理装置33に第1、第2、第3の実施例に
おける動作ルーチン決定装置の機能を代行させるための
動作ルーチン決定処理プログラムが格納され、さらに、
第2、第3の実施例に示したように、入力制御方式およ
びファイルの更新方式を設定する運用パラメータ34g
を格納する格納部および次に実行する項目部品エレメン
トアドレスを入れ込むスタックが設けられている。
【0087】本実施例の動作は第1ないし第3の実施例
と同様であり、画面あるいは磁気テープ、FD装置等か
ら構成される入力装置31、出力装置32からイベント
の発生が処理装置33に通知されると、処理装置33は
イベント表34bを参照して、イベント識別子に対応し
た項目部品エレメントアドレスを求め、そのアドレスに
格納された項目部品エレメント34aを実行する。ま
た、上記イベント識別子に対応した項目部品エレメント
アドレスが複数ある場合には、実行する項目部品エレメ
ント以外の項目部品エレメントアドレスをスタック34
hに入れ込む。
【0088】そして、項目部品エレメントの実行が完了
すると、追加イベント表34cを参照して、次に実行す
る項目部品エレメントアドレスを求め、その項目部品エ
レメントを実行する。以下同様にして、順次項目部品エ
レメントを実行して所望の処理を行う。図18は本発明
の第5の実施例を示す図であり、本実施例はローダ35
により、項目部品エレメント36a、その他のルーチン
36b等をロードするようにした実施例を示している。
【0089】同図において、35は機械語に翻訳されて
いる項目部品エレメント36a等を処理装置33の記憶
装置34にロードするローダ、36a,36bはそれぞ
れローダ35を介して記憶装置34にロードされる項目
部品エレメントおよびその他のルーチン、36cは項目
部品エレメント36aおよびその他のルーチン36bと
ともにローダ35を介してロードされる各種定義体であ
り、各種定義体36cには、画面を介して入出力を行う
画面制御システムの場合には、その画面上のデータ項
目、データ項目を表示する位置等が定義され、帳票を処
理する帳票システムの場合には、帳票の構造が定義さ
れ、さらに、データベース・システムの場合には、デー
タベースにおける表(テーブル)構造が定義されてい
る。
【0090】36dは手本ファイルであり、手本ファイ
ル36dは手本として用意された共通に使用できる項目
部品のひな型である。すなわち、項目部品を数多く開発
すると、非常に似通った項目部品が存在することに気が
付く。その違いを詳しく調べてみると、データ項目名だ
けが異なるだけであったり、データ項目名とファイル名
などの一部の名称がことなるだけで他は同じである場合
が多い。手本ファイル36dは上記のような共通に使用
できる項目部品のひな型であり、ロード時、手本ファイ
ル36dと、図19に示すようなデータ項目名、ファイ
ル名などの文字列の置き換えを指示する項目部品とを入
力し、ローダ35で必要とする項目部品を生成する。
【0091】本実施例のその他の構成は図17に示した
第4の実施例と同様であり、同一のものには同一の符号
が付されている。図18において、ローダ35より項目
部品エレメント36a(もしくは項目部品エレメント3
6aをまとめた項目部品)、その他のルーチン36b、
各種定義体36c、手本ファイル36dを入力すると、
ローダ35は項目部品エレメント36a、その他のルー
チン36bを記憶装置34の所定のアドレスに格納する
とともに、項目部品エレメント36aに記録された「イ
ベント識別子」もしくは「実行完了した項目部品エレメ
ント識別子」と上記項目部品エレメントの格納アドレス
に基づき、記憶装置34上のイベント表34bおよび追
加イベント表34cを生成する。
【0092】その際、各項目部品で使用する機能部品そ
のものまたはその宣言、および、項目部品または機能部
品が使用するデータ項目の宣言の内重複する機能部品そ
のものまたは宣言を一つにまとめる。すなわち、各項目
部品には、その項目部品で使用する機能部品そのもの
や、その宣言や、その項目部品または機能部品が使用す
るデータ項目の宣言を含めるようにすることが望まし
い。このようにしないと、いくつかの項目部品から構成
されるアプリケーション・プログラムが使用する機能部
品やデータ項目を手作業で収集して別途宣言する必要が
生ずる。しかしこのように各項目部品ごとに機能部品や
データ項目を宣言すると、項目部品間で宣言の重複が生
じてしまうという問題が生ずる。そこで上記のように、
ローダ35が項目部品を読み込む際に、重複する宣言を
一つにまとめる。
【0093】また、手本ファイル36dから項目部品を
作成する場合には、ローダ35は手本ファイル36dと
図19に示す項目部品とから、データ項目名、ファイル
名などが置き換えられた項目部品を生成し、前記した項
目部品エレメント36aと同様に、記憶装置34の所定
のアドレスに格納するとともに、イベント表34bおよ
び追加イベント表34cを生成する。
【0094】上記のようにして記憶装置34に項目部品
エレメント34a、イベント表34b等がロードされる
と、処理装置33は前記した第4の実施例と同様に、入
力装置31,出力装置32からの入力装置31、出力装
置32からのイベントの発生の通知に応じて項目部品エ
レメント34a、その他のルーチンを実行する。また、
上記実施例においては、手本ファイル36dと手本ファ
イルのデータ項目名等の置き換えを指示する項目部品を
ローダ35に入力し、項目部品エレメント34aを生成
し記憶装置34にロードする実施例を示したが、手本フ
ァイル34iを予め記憶装置34に格納しておき、ユー
ザが項目部品の入力の省略をしたときは、ロード時に各
種定義体に存在するにもかかわらずそれに対応する項目
部品エレメントが存在しないことから項目部品エレメン
トが省略されたことを判断して、自動的に項目部品エレ
メント34aを生成させることもできる。
【0095】この場合には、図18に示すように、予め
手本ファイル34iを記憶装置34に格納しておく。そ
して、ローダ35に各種定義体36cが入力されたと
き、ローダ35は各種定義体36cで定義されているデ
ータ項目を参照して、手本ファイル34iのデータ項目
を置き換えて自動的に項目部品エレメント34aを生成
し、記憶装置34にロードする。
【0096】上記のようにすることにより、図19に示
すデータ項目名などの値の置き換えを指示する項目部品
を入力することなく、項目部品エレメント34aを生成
することができる。図20は本発明の第6の実施例を示
す図であり、本実施例はソース・プログラム形式で記述
された項目部品エレメント等をコンパイラ37によりコ
ンパイルして目的プログラム38を得て、目的プログラ
ム38をローダ35により記憶装置34にロードすると
ともに、データ項目の型の定義を行う型ファイル36e
をコンパイラ37に入力してデータ型を指定する実施例
を示している。
【0097】同図において、型ファイル36eはデータ
項目の型名に対応したデータ項目の型(数値項目か文字
項目かの属性や長さなど)を定義するファイルである。
項目部品エレメントもしくは項目部品で使用するデータ
項目の型は、直接的に型の宣言をするのではなく、間接
的に型の名で指定し、別途、それぞれの型がどのような
内容となるかを定義しておくことにより、型の内容を変
更する場合に、型の定義だけを指定し直すことで、それ
ぞれの項目部品もしくは項目部品エレメントで使用する
データ項目の型の宣言をしなおす必要がなくなる。
【0098】このために、上記型ファイル36eを設
け、データ項目の型名に対応したデータ項目の型を定義
しておく。例えば、図21の(a)に示すように、項目
部品もしくは項目部品エレメントでデータの型を宣言す
る場合に、「得意先名称」、「優待得意先名称」、「休
眠得意先名称」の型を「得意先名称型」として宣言して
おき、型ファイル36eにより、別途、「得意先名称
型」を「長さ20の文字」と定義しておく。そして、上
記データ型制御機構により「得意先名称型」を「長さ2
0の文字」として扱うようにする。
【0099】図21(b)は上記のようにデータ型を指
定しない場合における項目部品もしくは項目部品エレメ
ントにおけるデータ項目の宣言を示す図であり、この場
合には、同図に示すように各項目部品もしくは項目部品
エレメントでデータ項目の宣言をする必要があり、文字
の長さ等を変更する場合に変更する箇所が多くなる。同
様に、例えば、型ファイル36eにおいて電話番号型と
して、「電話番号型長さ8の数値」として定義してお
き、項目部品エレメントのデータ項目の宣言部におい
て、「電話番号 電話番号型」と宣言しておけば、電話
番号を8桁の市内番号から10桁の市外番号に変更する
場合に、上記型ファイル36eの定義を「電話番号型
長さ10の数値」と変えるだけで、各項目部品のデータ
宣言部を変更することなく、データ項目の型を変えるこ
とができる。
【0100】図20において、コンパイラ37にソース
プログラム形式で記述された項目部品エレメント36
a、その他のルーチン36b、型ファイル36eが入力
されると、コンパイラ37はこれらをコンパイルして、
目的プログラムを生成する。その際、項目部品エレメン
ト36aがロードされるアドレスとそのイベント識別子
に基づきイベント表と追加イベント表を生成するととも
に、型ファイル36eに定義されたデータ項目の型に基
づき、各項目部品もしくは項目部品エレメントのデータ
宣言部に間接的に指定されているデータ項目の型を直接
的なデータ項目型に変換する。また、第5の実施例の場
合と同様、各項目部品で使用する機能部品の宣言、およ
び、項目部品または機能部品が使用するデータ項目の宣
言の内重複する宣言を一つにまとめる。
【0101】上記のようにして生成された目的プログラ
ム38はローダ35により記憶装置34にロードされ、
処理装置33は前記した第4の実施例と同様に、入力装
置31,出力装置32からのイベントの発生の通知に応
じて項目部品エレメント34a、その他のルーチンを実
行する。なお、上記実施例においては、型ファイル36
eを入力してデータ項目の型を定義する実施例について
説明したが、本実施例においても、第5の実施例におい
て示したように、手本ファイルをコンパイラ37に入力
して項目部品を生成したり、また、記憶装置34に予め
手本ファイルを格納しておき、項目部品を自動的に生成
することもできる。
【0102】また、同様に、第5の実施例において、第
6の実施例と同様、データ項目の型を定義する型ファイ
ルをローダに入力して、データ型の定義された項目部品
を生成することもできる。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、特定イベントの発生もしくは特定の条件が成立した
ことを契機として実行されるイベント駆動ルーチンから
一つのデータ項目に強い関連性を持つ処理部分を項目部
品エレメントとして切り出して、上記項目部品エレメン
トを組み合わせてソフトウェアを構成し、イベントの発
生が通知されたとき、もしくは、項目部品エレメントの
実行により特定の条件が成立したことを契機として、項
目部品エレメントを実行するようにしたので、再利用性
の高いソフトウェア部品を組み合わせるだけで、所望の
処理の殆どを実現することができ、主に事務処理分野に
おいて、ソフトウェアの開発作業の生産性を構造的に向
上させることができる。
【0104】また、少数のソフトウェア部品の交換によ
って機能変更要求の大半に対応することができ、主に事
務処理分野において機能変更作業の生産性を向上させる
ことができる。例えば、事務処理分野のソフトウェアに
よくあるタイプの機能変更作業の93例について調査し
たところ、通常のCOBOLにより記述されたソフトウ
ェアに比べて、本発明においては、変更作業の生産性に
ついては9例は約5倍、25例は約3倍、34例は約
1.5倍の生産性の向上が見込まれるという結果を得る
ことができた。
【0105】さらに、項目部品エレメントにおけるデー
タ項目の型をデータ項目の型を示す名前で指定できるよ
うにしたり、データ項目間の関係チェック機能を持つ関
係チェック部品を設けたり、また、項目部品の手本を基
に新たな項目部品を生成する等の手段を用いることによ
り、ソフトウェアの作成、修正作業を一層容易にするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図3】本発明の実施例におけるイベント表を示す図で
ある。
【図4】本発明の実施例における追加イベント表を示す
図である。
【図5】本発明の実施例における項目部品の一般的な構
成を示す図である。
【図6】本発明の実施例における関係チェック部品の使
われ方の一例を示す図である。
【図7】機能部品、関係チェック部品等を含む項目部品
の一例を示す図である。
【図8】動作ルーチン決定装置における処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】動作ルーチン決定装置における処理を示すフロ
ーチャート(続き)である。
【図10】動作ルーチン決定装置における処理を示すフ
ローチャート(続き)である。
【図11】追加イベント表の一例を示す図である。
【図12】ディスプレイ画面上に表示された売上画面を
示す図である。
【図13】図12の売上画面における項目部品の一例を
示す図である。
【図14】図12の売上画面における追加イベント表を
示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図16】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図17】本発明の第4の実施例を示す図である。
【図18】本発明の第5の実施例を示す図である。
【図19】本発明の第5の実施例における項目部品の一
例を示す図である。
【図20】本発明の第6の実施例を示す図である。
【図21】本発明の第6の実施例においてデータ項目の
型の宣言を示す図である。
【図22】従来例を示す図である。
【図23】従来例におけるイベント表を示す図である。
【符号の説明】
1 入出力装置 2 項目部品エレメントの
実行を指示する手段 2a,4e,23g,34g 運用パラメータ 2b,23d データ項目変換機構 3 項目部品エレメントを
実行する手段 4,25,34 記憶装置 4a 項目部品 4b,25a−1,25a−2,34a,36a 項目
部品エレメント 4c 機能部品 4d 関係チェック部品 5,34i,36d 手本ファイル 21,21’,31 入力装置 22,22’,32 出力装置 23 動作ルーチン決定装置 23a,34b イベント表 23b,34c 追加イベント表 23c,34h スタック 23e 添字付きデータ項目格
納部 23f 入出力制御機構 24,33 処理装置 25b,36b,34d その他のルーチン 25c,34e データファイル 25d 一時記憶装置 251 添字なしデータ項目格
納部 34f 動作ルーチン決定処理
プログラム 35 ローダ 36c 各種定義体 37 コンパイラ 38 目的プログラム 36e 型ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原田 博充 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 後藤 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定イベントの発生もしくは特定の条件
    が成立したことを契機として実行されるイベント駆動処
    理手段などに代表される処理手段からその一部または全
    部を切り出してそれぞれ一つのデータ項目に強い関連性
    を持つようにした処理手段またはこれと等価な処理手段
    である項目部品エレメント(4b)を対象として、 イベントの発生、もしくは、項目部品エレメント(4b)の
    実行完了により特定の条件が成立したことを契機とし
    て、次に実行すべき項目部品エレメント(4b)を自動的に
    判定して実行させることを特徴とする部品化ソフトウェ
    アの実行制御方法。
  2. 【請求項2】 イベントを発生する入出力装置(1) と、 特定イベントの発生もしくは特定の条件が成立したこと
    を契機として実行されるイベント駆動処理手段などに代
    表される処理手段からその一部または全部を切り出して
    それぞれ一つのデータ項目に強い関連性を持つようにし
    た処理手段またはこれと等価な処理手段を項目部品エレ
    メント(4b)として格納した記憶装置(4)と、 記憶装置(4) に格納された項目部品エレメント(4b)を実
    行する手段(3) とを備え、 入出力装置(1) から一つのデータ項目に関連するイベン
    トの発生、もしくは、項目部品エレメント(4b)の実行に
    より特定の条件が成立したことを契機として、項目部品
    エレメントの実行を指示する手段(2) により、次に実行
    すべき項目部品エレメント(4b)を自動的に判定して、上
    記手段(3) に項目部品エレメント(4b)の実行を指示する
    ことを特徴とする部品化ソフトウェアの実行装置。
  3. 【請求項3】 運用パラメータ(2a,4e) を設定すること
    により、入出力装置、入出力装置(1) における入出力制
    御方法、もしくは、記憶装置(4) に格納されているデー
    タの更新方法、もしくは、システムの構成を、項目部品
    エレメント(4b)に影響を与えることなく設定できるよう
    にしたことを特徴とする請求項2の部品化ソフトウェア
    の実行装置。
  4. 【請求項4】 項目部品エレメント(4b)におけるデータ
    項目の型をデータ項目の型を示す名前で指定できるよう
    にしたことを特徴とする請求項2または請求項3の部品
    化ソフトウェアの実行装置。
  5. 【請求項5】 添字付きデータ項目と添字なしデータ項
    目を相互に変換する変換機構(2b)を設け、 項目部品エレメント(4b)の実行を指示する際、上記変換
    機構(2b)により添字付きデータ項目を添字なしデータ項
    目に変換することを特徴とする請求項2,3または請求
    項4の部品化ソフトウェアの実行装置。
  6. 【請求項6】 項目部品エレメント(4b)を集めた項目部
    品(4a)で使用する機能部品(4c)そのものまたはその宣
    言、および、項目部品(4a)または機能部品(4c)が使用す
    るデータ項目の宣言の内重複する機能部品または宣言
    を、一つにまとめて記憶装置(4) に格納することを特徴
    とする請求項2,3,4または請求項5の部品化ソフト
    ウェアの実行装置。
  7. 【請求項7】 データ項目間の関係チェック機能を持つ
    関係チェック部品(4d)を設け、各項目部品エレメント(4
    b)が上記関係チェック部品(4d)を呼び出すことにより、
    データ項目間の関係をチェックすることを特徴とする請
    求項2,3,4,5または請求項6の部品化ソフトウェ
    アの実行装置。
  8. 【請求項8】 項目部品の手本名と項目部品の手本の置
    き換え文字列の記述から、項目部品の手本(5) を基に項
    目部品を自動的に生成することを特徴とする請求項2,
    3,4,5,6または請求項7の部品化ソフトウェアの
    実行装置。
  9. 【請求項9】 項目部品が省略されたとき、予め定めら
    れた項目部品の手本(5) を基に、項目部品を自動的に生
    成することを特徴とする請求項2,3,4,5,6,7
    または請求項8の部品化ソフトウェアの実行装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019232A1 (fr) * 1996-10-30 1998-05-07 Information System Development Institute Procede de production de logiciel, procede de traitement et support d'enregistrement
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JP2021039668A (ja) * 2019-09-05 2021-03-11 株式会社コマースロボティクス 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム

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