JPH06348092A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH06348092A
JPH06348092A JP5138531A JP13853193A JPH06348092A JP H06348092 A JPH06348092 A JP H06348092A JP 5138531 A JP5138531 A JP 5138531A JP 13853193 A JP13853193 A JP 13853193A JP H06348092 A JPH06348092 A JP H06348092A
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JP
Japan
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image
intermediate image
mark
erasing
sensitive film
Prior art date
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Pending
Application number
JP5138531A
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English (en)
Inventor
Katsumi Masuda
克己 増田
Kazuhiro Nishido
和宏 西土
Masumi Sato
眞澄 佐藤
Kunihiro Oyama
邦啓 大山
Yasuo Kosuga
靖夫 小数賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置において、可逆性の感熱フィル
ムを画像情報記憶手段として用い、画像情報の管理を容
易にしコピー時間の短縮を図る。 【構成】 複製すべき原稿の読取り手段(14、14
d)と、透明及び不透明状態を可逆的に形成し得る感熱
フィルム(15)と、原稿読取り手段で読み取った情報
を、中間画像として感熱フィルムに記録するヘッド(1
6)と、中間画像を感光体上で静電潜像に変換する露光
手段(22)と、中間画像の消去ヘッド(17)と、静
電潜像の現像手段(23)と、感光体上の可視像を転写
紙に転写する手段(24)と、転写紙上の可視像を定着
する手段(34)と、中間画像の領域外に中間画像領域
を示すマーク(95)を記るす手段(93)と、マーク
(95)を検知するセンサ(96)と、マーク消去手段
(97)とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、加熱により透明状態
と不透明状態とを可逆的に形成し得る、所謂、可逆性感
熱フィルム(以下、「感熱フィルム」という)を画像情
報記憶媒体として用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写装置やファクシミリ
装置などの画像形成装置において、スキャナーによって
読み取った複写すべき原稿の画像情報を、一旦、画像情
報記憶手段に格納し、編集等の画像処理を行ったのち、
画像情報記憶手段から画像情報を読み出して画像形成を
行なったり、1回のスキャンによって読み取られた画像
情報を、その画像情報記憶手段から繰返し読み出して複
数部の画像形成を行う画像形成技術が提案されている。
画像情報記憶手段として、複写装置においては半導体メ
モリーが、そしてファクシミリ装置においては光ディス
クや磁気ディスク等の記憶媒体がそれぞれ採用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】複写装置に用いられる
半導体メモリーは、読み取られた画像情報の書き込み及
び読み出し動作の処理速度は速いものの、一般的に半導
体メモリーは高価であり、これが画像形成装置のコスト
アップの要因となっている。特に、画質向上のためのス
キャナーによる読み取り画素密度を高密度化した場合、
それに伴う画像情報の増大に伴って必要なメモリー容量
が増大し、更にコストの大幅アップを招くという問題点
がある。一方、ファクシミリ装置に用いられる光ディス
クや磁気ディスク等の記憶媒体は、上述の半導体メモリ
ーと比較した場合、コスト面では有利ではあるが、画像
情報の書き込み及び読み出し動作の処理速度に問題点あ
る。従って、これらの記憶媒体は、ファクシミリ装置に
は採用されているものの、読み取った原稿画像を直ちに
出力することが要求される複写装置には適していない。
本発明は、画像情報記憶手段として可逆性感熱記録媒体
より成るフィルムを用いることにより、画像情報記憶手
段を使用した従来の画像形成装置における問題点を解決
し、かつ、感熱フィルム上の画像情報を管理を有効に行
い得る画像形成装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
形成装置において、複製すべき原稿を読み取る原稿読取
り手段と、複数のローラに巻き掛けられ、透明状態及び
不透明状態を可逆的に形成し得るベルト状の感熱フィル
ムと、上記原稿読取り手段で読み取った情報を、透明部
分と不透明部分とからなる中間画像として上記感熱フィ
ルムに記録する中間画像記録手段と、上記中間画像記録
手段によって得られた感熱フィルム上の中間画像を、感
光体上に静電潜像として形成する潜像形成手段と、上記
感熱フィルム上の中間画像の領域外に上記中間画像の領
域を示す透明または不透明の領域表示マークを記録する
マーク記録手段と、上記領域表示マークを検知するマー
ク検知センサと、上記中間画像および上記領域表示マー
クを消去する消去手段と、上記感光体上に形成された静
電潜像を可視像化する現像手段と、感光体上の可視像を
転写紙に転写する転写手段と、上記転写紙上の可視像を
定着する加熱定着手段と、を具備する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、上記マーク検知センサを上記消去手段の直前に
配置したものである。
【0006】請求項3の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、上記中間画像記録手段と上記マーク検知センサ
との離間距離を、使用される最大原稿の長さ以上に設定
したものである。
【0007】請求項4の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、上記中間画像記録手段の端部に上記マーク記録
手段を設けたものである。
【0008】請求項5の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、上記中間画像を消去する消去手段の端部に上記
領域表示マークを消去する消去手段を設けたものであ
る。
【0009】請求項6の発明は、請求項1記載の発明に
おいて、上記感熱フィルム上の中間画像の領域外にホー
ムポジションマークを設け、これをホームポジションマ
ーク検知センサで検知するようにしたものである。
【0010】
【作用】原稿読取り手段によって読み取られた原稿は、
中間画像記録手段により透明部分と不透明部分とからな
る中間画像として感熱フィルムに記録される。可逆性感
熱フィルム上の中間画像は、潜像形成手段によって感光
体上に静電潜像として形成され、この静電潜像が現像手
段で可視像化されたのち、転写手段により転写紙に転写
される。一方、潜像形成手段を通過した感熱フィルム上
の中間画像は、この中間画像を繰返し使用しない場合
は、中間画像消去手段によって消去され、次の原稿の画
像が中間画像記録手段により、感熱フィルム上に記録さ
れる。可逆性感熱フィルム上の中間画像は、繰返し使用
することができる。中間画像感熱フィルムに書き込まれ
ると同時に、感熱フィルム上の中間画像の領域外、すな
わち非画像域に、中間画像の領域を示す透明または不透
明の領域表示マークがマーク記録手段で、記録画像の長
さ分だけ書き込まれる。この書き込まれた領域表示マー
クは、装置本体側に設けられたマーク検知センサで読み
取られる。そして請求項6の発明によれば、イメージセ
ンサから送られてきた画像情報を記録ヘッドで感熱フィ
ルムに書き込むと同時に、感熱フィルム上の中間画像の
領域外に中間画像の領域を示す透明または不透明の領域
表示マークが書き込まれる。この書き込まれたマーク
は、装置本体側に設けられたマーク検知センサで読み取
られる。領域表示マークは画像情報の消去と同時に消去
される。請求項6の発明のよれば、ホームポジションマ
ークをホームポジションマーク検知センサで読み取り、
読み取った信号を処理することにより、感熱フィルムが
どの位置にあるかが監視され把握される。
【0011】
【実施例】図1において、全体を符号10で示す画像形
成装置は、中間画像形成手段11および可視像形成手段
12で主に構成されている。中間画像形成手段11は、
透明ガラスからなる原稿載置台13、その下位に配置さ
れた走査用の光学系14、熱を加えることにより透明ま
たは白濁化する可逆性の感熱フィルム15、感熱フィル
ム15に画像情報を書き込むためのサーマル素子を有す
る記録ヘッド16および同じくサーマル素子を有する中
間画像消去ヘッド17を有しており、原稿載置台13の
上面には、感熱フィルム15を挾んで、自動原稿搬送装
置18が配置されている。
【0012】可視像形成手段12は、感光体20、この
感光体の周りに順次配置されたコロナ放電器からなる帯
電手段21、LEDなどの光源22aと反射板22bを
有する露光手段22、現像手段23、コロナ放電器から
なる転写手段24及び分離手段25、感光体クリーニン
グ手段26、除電手段27により構成されている。可視
像形成手段12の下方には、画像形成手段に転写紙を供
給するための給紙装置28が配置されている。給紙装置
28は、複数の給紙カセット29を有し、その一つから
給紙ローラ30で転写紙を搬送経路31に送り出す。搬
送経路31上の転写手段24の前方には、レジストロー
ラ対25が配置れている。レジストローラ対32は、レ
ジスト駆動ローラ32aとレジスト従動ローラ32bよ
りなる。転写手段24の後方には、順に紙搬送ベルト3
3、加熱ローラ34aと加圧ローラ34bよりなる定着
手段34、排紙ローラ対35、排紙トレイ36が配置さ
れている。排紙ローラ対35の直後には、排紙ローラ対
35によって送り出される紙の進路を切り替える進路切
替部材19が設けられている。
【0013】光学系14は、走査ミラー14a、走査ミ
ラー14aの1/2の速度で移動する光路折返しミラー
対14b、結像レンズ14c、電荷結合形イメージセン
サ14d(以下、単に「イメージセンサ」という)およ
び走査ミラー14aと一体となって移動する照明ランプ
14eからなる周知の原稿走査用光学系である。給紙装
置28を含む可視像形成手段12は、露光手段22を除
き、電子写真複写装置として周知のものである。自動原
稿搬送装置18自体もまた、周知のものであって、原稿
載置台13に対して開閉自在に装着されていて、原稿載
置面、すなわち原稿載置台13上の感熱フィルム15面
を開放し得るようになっている。る。
【0014】図2において、中間画像形成手段11を構
成する感熱フィルム15は、無端ベルト状をなし、原稿
載置台13の両側に配置された一対のローラ37a,3
7b、記録ヘッド16の両側に配置された一対のローラ
38a,38b、感光体20に接するように配置され、
感熱フィルム15の一部を感光体20の表面に当接させ
るための一対のローラ39a,39b、アイドラー40
a,40bおよびテンションローラ41に掛け渡されて
いる。ローラ40bは、モータMによって駆動される感
熱フィルム駆動ローラである。感光体20には、感熱フ
ィルム15が当接するので、感光体の保護のために感光
体20の表面には、透明な保護層が設けられる。
【0015】テンションローラ41とローラ39aとの
間、およびローラ40bとローラ37bとの間には、感
熱フィルム15を冷却するための送風器42、43がそ
れぞれ配置されている。また、ローラ39bとアイドラ
ー40aとの間には、ブレード44の先端を感熱フィル
ム15に当接させて感熱フィルム15の表面を清掃する
ためのフィルムクリーニング手段45が配置されてい
る。
【0016】感熱フィルム15は、サーモクロミックフ
ィルムと呼ばれており、熱を加えられることにより、透
明状態から白濁状態に、または白濁状態から透明状態に
変化する可逆性のフィルムである。図3は、感熱フィル
ムに熱が加えられたときの感熱フィルムの特性を示す。
同図において、縦軸は感熱フィルムの透明度を、そして
横軸は感熱フィルムが加熱される温度をそれぞれ表す。
透明状態の感熱フィルム(「透明感熱フィルム」とい
う)をT3(90℃)に加熱すると、透明感熱フィルム
は、白濁化し始め、T4で中間濃度である半透明状態と
なり、そこからT1まで温度が低下すると白濁化がさら
に進み、室温T0で白濁化する。白濁化した感熱フィル
ム(「白濁感熱フィルム」という)は、T1からT2(7
0℃)までの間で透明化し、T3近辺以下の温度で透明
状態を維持する。T1からT2になるまでの間で加熱を止
めると、感熱フィルムは半透明状態を維持する。
【0017】以上述べた構成に基づく動作を説明する。
図1、図2において、画像形成装置のコピー開始釦(図
示されず)を押すと、自動原稿搬送装置18によって、
複写すべき原稿の一枚が静止している透明感熱フィルム
15を挾んで原稿載置台13上に置かれ、その直後に、
光学系14が原稿を走査することにより、その原稿の画
像情報がイメージセンサ14dにより読み取られる。イ
メージセンサ14dによる画像読取工程中、画像情報に
応じて選択された加熱素子を90℃以上に加熱された記
録ヘッド16が、図において右方に原稿の長さ分(16
Aで示す位置)移動して、静止している感熱フィルム1
5に中間濃度まで白濁化した画像情報(以下、「白濁画
像」という)を記録する。静止した感熱フィルム15に
対し、記録ヘッド16を移動させる代わりに記録ヘッド
16を静止状態に置き、感熱フィルム15の方を移動さ
せてもよい。記録ヘッド16の加熱素子で加熱されない
部分、すなわち感熱フィルム15の非画像領域は透明状
態を維持する。しかるのち、感熱フィルム15と感光体
20が同期してそれぞれ矢印A,Bの向きに回転し、感
熱フィルム15が送風器42により室温T0程度まで冷
却されて、中間濃度まで白濁化していた中間画像が十分
に白濁化し、一方、感光体20は、帯電手段21により
その表面を一様に帯電される。
【0018】感熱フィルム15の中間画像が露光手段2
2に到ると、その光源22aにより中間画像の感光体2
0に対する露光が行われ、感光体20に中間画像に応じ
た静電潜像が形成される。その静電潜像は、現像手段2
3によって感光体20上で現像される。現像手段23は
現像電極を有し、静電潜像の現像は、感光体20の白濁
画像部の電位と非画像部(地肌部)の電位との間のバイ
アス電位を現像電極に印加することによって行われる。
【0019】一方、上記コピー開始ボタンが押されるこ
とにより、給紙装置28の一つの給紙カセット29から
給紙ローラ30により一枚の転写紙が搬送経路31に送
り出され、レジストローラ対32に到る。レジストロー
ラ対32は、感光体20上の現像された画像と転写紙と
が転写手段24で一致するタイミングをもって転写紙を
転写手段24へ送り出す。転写手段24で画像を転写さ
れた転写紙は、分離手段25で感光体20から分離され
たのち紙搬送ベルト33によって定着手段34へ送ら
れ、ここで加熱定着されたのち排紙トレイ36に排出さ
れる。転写紙の裏面にもコピーをとる(両面コピー)場
合には、転写紙は進路切替部材19によって用紙反転部
へと用紙が案内され、それから再びレジストローラ対3
2へと搬送され、前述と同様の画像形成プロセスが繰り
返される。
【0020】感光体20への露光を終えた感熱フィルム
15は、クリーニング手段45のブレード44で、その
表面を清掃され、消去ヘッド17でT0からT2(70
℃)まで加熱されて中間画像が透明化し、その透明感熱
フィルム15は、送風器43により室温T0程度まで冷
却されて、原稿載置台13上に到る。中間画像を感熱フ
ィルム15に残しておきたいときは、消去ヘッド17を
感熱フィルム15から引き離したり、あるいは消去ヘッ
ド17への通電を断って消去ヘッド17の機能を不能に
する。消去ヘッド17を露光手段22の直後に配置すれ
ば、その消去ヘッドと原稿載置台13との距離が長くな
り、放熱時間が長くなるので、感熱フィルム15の冷却
が効果的に行なわれる。
【0021】中間画像を消去するために、感熱フィルム
15を2回転させるか、あるいはスイッチバックさせる
ように、感熱フィルム15の駆動を制御すれば、記録ヘ
ッド16を消去ヘッドに兼用することができる。透明化
した原稿載置台13上の感熱フィルム15には、先端に
温度調節可能な発熱素子を有する加熱ペンを用いて、中
間画像の修正や記録をすることができる。このように、
原稿載置台13は、中間画像の修正や記録をし、また、
中間画像を表示する画像表示部を構成している。原稿載
置台13上の感熱フィルム15に加熱ペンによる中間画
像の修正や書き込みを必要としない場合は、原稿載置台
13の下方、あるいは光学系14の下方に感熱フィルム
15を通すことができる。光学系14の下方に感熱フィ
ルム15を通す構成を採用するときは、室温T0で白濁
化している感熱フィルムに記録ヘッドにより透明な中間
画像を形成することができ、この場合、感光体上の静電
潜像は反転現像される。
【0022】中間画像記録手段を構成する記録ヘッド1
6は、感熱フィルム15の走行方向と直交する主走査方
向に発熱素子を列設したものであり、中間画像消去手段
を構成する消去ヘッド17もまた、主走査方向に発熱体
を設けたものである。
【0023】クリーニング手段45の収容タンク70の
下部には、先端を感熱フィルム15に接触させた導電性
の除電ブラシ101が、その支持体を収容タンク70に
固定することにより設けられており、感熱フィルム15
に発生した静電気を除去するようになっている。
【0024】感熱フィルムに画像が記録される際、感熱
フィルム上のどの領域に画像が形成されているかを把握
することは画像を書き込むときだけではなく、画像を消
去するときにも重要である。図4において、イメージセ
ンサ14d(図2)からの信号に基づく画像情報を中間
画像として記録ヘッド16で感熱フィルムに書き込むと
同時に、感熱フィルム上の中間画像の領域外、すなわち
非画像域に、中間画像の領域を示す透明または不透明の
領域表示マーク95がマーク記録手段としてのマーク記
録ヘッド93で、記録画像94の長さ分だけ書き込まれ
る。この書き込まれた領域表示マーク95は、装置本体
側に設けられたマーク検知センサ96で読み取られる。
記録ヘッド16とマーク検知センサ96との離間距離
は、使用される最大原稿の長さ以上に設定されている。
記録ヘッド16の一端を中間画像の領域外まで伸ばし、
この部分をマーク記録ヘッド93として使用することが
できる。領域表示マーク95は、画像消去ヘッド17に
よる画像情報の消去と同時に、図5に示すマーク消去ヘ
ッド97で消去される。マーク消去ヘッド97一端を中
間画像の領域外まで伸ばし、この部分をマーク消去ヘッ
ド97として使用することができる。マーク95を検知
するセンサ98を、消去ヘッド17の前にも配置する
と、消去したい領域部が正確に把握できる。
【0025】感熱フィルム15の中間画像の領域外であ
る一側縁の、感熱フィルムの継目15bの近傍には、消
すことのできないホームポジションマーク99が印され
ている。一方、装置本体側には、ホームポジションマー
ク検知センサ100が設けられており、このセンサ10
0でホームポジションマーク99を読み取り、読み取っ
た信号を処理することにより、感熱フィルムがどの位置
にあるかを監視し把握することができ、感熱フィルム1
周分の書き込み不可部分などの領域の判断を正確に行い
得る。
【0026】
【発明の効果】本発明いよれば、画像情報記憶媒体とし
て、加熱により透明状態と不透明状態とを可逆的に形成
し得る感熱フィルムを用いた本発明によれば、、感熱フ
ィルムに中間画像を形成することにより、一枚の原稿か
ら複数のコピーをとる場合、一枚のコピーごとに、原稿
走査のために光学系をいちいち作動させる必要がないの
で、複写時間の短縮を図ることができる。また、感熱フ
ィルム上の中間画像の領域外に領域表示マークを記録す
ることにより、感熱フィルムに画像の形成されている領
域が明確化されるので、感熱フィルム上における同一個
所への二重書き込みや、中間画像の誤消去を防止するこ
とができる。
【0027】請求項2の発明によれば、マーク検知セン
サが上記消去手段の直前に配置されているので、メモリ
を用いることなく中間画像消去の可否を決定することが
できる。請求項3の発明によれば、中間画像記録手段と
上記マーク検知センサとの離間距離が、使用される最大
原稿の長さ以上であるので、メモリを用いることなく無
駄のない正確な中間画像を行うことができる。請求項4
の発明によれば、中間画像記録手段の端部にマーク記録
手段を有するので、記録手段の小型化、低コスト化を図
ることができる。
【0028】請求項5の発明によれば、中間画像を消去
する消去手段の端部に領域表示マークを消去する消去手
段を有するので、消去手段の小型化、低コスト化を図る
ことができる。請求項6の発明のよれば、ホームポジシ
ョンマークをホームポジションマーク検知センサで読み
取り、読み取った信号を処理することにより、感熱フィ
ルムがどの位置にあるかが監視され把握される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の概略側
面図である。
【図2】図1の部分拡大側面図である。
【図3】感熱フィルムの温度に対する透明度の変化を示
す特性図である。
【図4】感熱フィルム上の画像情報を管理するための領
域表示マークの記録手段を示す斜視図である。
【図5】感熱フィルム上の画像情報を管理するための領
域表示マークの消去手段を示す斜視図である。
【図6】感熱フィルム上の画像情報を管理するためのホ
ームポジションマークの読み取り手段を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 画像形成装置 11 中間画像記録手段 12 可視像形成手段 13 原稿載置台 14 原稿走査用の光学系 14d イメージセンサ 15,315 感熱フィルム 16,116 記録ヘッド 17 消去ヘッド 20 感光体 22 潜像形成手段としての露光手段 22a 光源 23 現像手段 24 転写手段 34 定着手段 93 書き込みヘッド 95 領域表示マーク 96 センサ 97 マーク消去ヘッド 98 センサ 99 ホームポジションマーク 100 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09F 9/00 7610−5G (72)発明者 大山 邦啓 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内 (72)発明者 小数賀 靖夫 東京都大田区中馬込1丁目3番6号・株式 会社リコー内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複製すべき原稿を読み取る原稿読取り手段
    と、 複数のローラに巻き掛けられ、透明状態及び不透明状態
    を可逆的に形成し得るベルト状の感熱フィルムと、 上記原稿読取り手段で読み取った情報を、透明部分と不
    透明部分とからなる中間画像として上記感熱フィルムに
    記録する中間画像記録手段と、 上記中間画像記録手段によって得られた感熱フィルム上
    の中間画像を、感光体上に静電潜像として形成する潜像
    形成手段と、 上記感熱フィルム上の中間画像の領域外に上記中間画像
    の領域を示す透明または不透明の領域表示マークを記録
    するマーク記録手段と、 上記領域表示マークを検知するマーク検知センサと、 上記中間画像および上記領域表示マークを消去する消去
    手段と、 上記感光体上に形成された静電潜像を可視像化する現像
    手段と、 感光体上の可視像を転写紙に転写する転写手段と上記転
    写紙上の可視像を定着する手段と、 を具備する画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記マーク検知センサを上記消去手段の直
    前に配置した請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】上記中間画像記録手段と上記マーク検知セ
    ンサとの離間距離が、使用される最大原稿の長さ以上で
    ある請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】上記中間画像記録手段の端部に上記マーク
    記録手段を有する請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】上記中間画像を消去する消去手段の端部に
    上記領域表示マークを消去する消去手段を有する請求項
    1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】上記感熱フィルム上の中間画像の領域外に
    設けられたホームポジションマークと、これを検知する
    ホームポジションマーク検知センサを有する請求項1記
    載の画像形成装置。
JP5138531A 1993-06-10 1993-06-10 画像形成装置 Pending JPH06348092A (ja)

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JP (1) JPH06348092A (ja)

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