JPH06347830A - 光透過型半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

光透過型半導体装置及びその製造方法

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JPH06347830A
JPH06347830A JP16001993A JP16001993A JPH06347830A JP H06347830 A JPH06347830 A JP H06347830A JP 16001993 A JP16001993 A JP 16001993A JP 16001993 A JP16001993 A JP 16001993A JP H06347830 A JPH06347830 A JP H06347830A
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stress
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layer
substrate
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Yutaka Genji
裕 玄地
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、SOI基板上に形成された
素子を、Si基板エッチングによって薄膜化し、光透過
可能とする際、基板応力による皺や、破れ、配線の断線
等の欠陥のない光透過型半導体装置を実現することにあ
る。 【構成】 絶縁物101,102上に単結晶半導体層1
10を有する光透過型半導体装置の製造方法において、
前記基体の内部応力を引っ張り応力とする応力調節層1
04を含む多層膜構造を形成する工程と、前記工程後、
前記基体下部の前記絶縁物領域101を除去して光透過
性基体とする工程とを、含むことを特徴とする光透過型
半導体装置の製造方法及びそれによる光透過型半導体装
置であり、前記応力調節層として、LP−SiNx膜を
形成することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Silicon On
Insulater構造の基板(SOI基板)上の単
結晶シリコン層に半導体集積回路を作成し、素子を作り
込んでいないシリコン基板側の一部を絶縁層までエッチ
ングすることによって光透過性を持たせた光透過型半導
体装置を作製する方法に関し、特に基体応力を相殺する
ための単結晶シリコン層上の多層膜構造の形成方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、光透過型半導体装置の第1の例と
しては、液晶駆動用半導体集積回路がある。
【0003】この液晶駆動用半導体集積回路の例として
は、ガラス等の透明基板を用い、その基板上に堆積され
たアモルファスシリコンや多結晶シリコンTFTを挙げ
ることができる。これはガラス基板上にポリシリコン等
の半導体を堆積させ、液晶表示素子の画素スイッチ、シ
フトレジスタを構成するものである。
【0004】しかしながら、これらの単結晶ではない多
結晶を用いたTFTは、単結晶上に作成されたTFTに
較べて駆動能力が小さいために、トランジスタサイズを
大きくしたり、回路上複雑な工夫が必要になったり、あ
るいは周辺回路として、ICチップを外装するといった
ことが必要となる。
【0005】また、光透過型半導体装置の第2の例とし
ては、不透明基板の一部をエッチングによって光透過性
の基板とするタイプである圧力センサ等がある。このよ
うな圧力センサの構成は、「Steve T.Choe
tal et al IEEE trans&acti
on on Electrondevices 39,
No.4(1992)836」に記載されているよう
に、シリコン基板上に引っ張り応力のSiNx膜を成膜
時に応力をコントロールした膜として堆積させ、その上
にポリシリコン等の半導体を堆積させ、その半導体上に
集積回路を作製する構成である。
【0006】上述した従来の光透過型半導体装置は、ど
ちらのタイプも半導体素子としてポリシリコンなどの単
結晶ではない半導体を用いることが特徴的である。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】透明基板上、ある
いはSiNx膜上に半導体集積回路を作成しようとした
場合、前述したようにアモルファスシリコン、多結晶シ
リコンといった結晶欠陥が多数存在するシリコンによる
デバイスしか作成することができない。
【0008】アモルファス、多結晶シリコンは、その多
数の結晶欠陥のために半導体の電子(あるいはホール)
移動度が結晶シリコンに較べて一桁程度劣るために半導
体素子の高集積化、高速度化の点で結晶シリコンに較べ
て劣る。そのため、素子の高集積化、高速度化といった
高性能化が求められる液晶表示用周辺駆動回路素子など
の場合には、アモルファス、多結晶シリコンによる素子
では要求を満たすことが難しく、きわめて結晶性の優れ
た半導体単結晶層上にそれらの素子が作成されることが
必須である。
【0009】液晶駆動素子への応用を考えた場合、アモ
ルファス、多結晶シリコンによる素子の場合には画素を
駆動させるシフトレジスタ部を外部に他のICとして取
り付ける、または多段化する必要が生じる。外部に取り
付けた場合には、高集積化つまり、画素数を増やした場
合にワイヤボンディングが困難になるという問題や、全
体の面積が増加するといった問題が生じる。多段化した
場合でもシフトレジスタを幾つもつくらなくてはならな
いために大面積が必要である。
【0010】以上の問題点はSOI基板上単結晶シリコ
ン層に半導体集積回路を作成し、素子を作り込んでいな
いシリコン基板側の一部を絶縁層までエッチングするこ
とによって素子を薄膜透明化するという手法によって解
決する。
【0011】しかしながら、SOI上に作り込んだ集積
回路透明化を基板エッチングによって実現しようとした
場合、薄膜に皺、あるいは破れ、配線の断線が起こるこ
とがあり、光学的素子として使用不可能となるという解
決すべき課題がある。
【0012】[発明の目的]本発明の目的は、SOI基
板上に形成された素子をSi基板エッチングによって薄
膜化し、光透過可能とする際、基板応力による皺や、破
れ、配線の断線等の欠陥のない光透過型半導体装置を実
現することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、次のような手段を用いた。
【0014】本発明は、SOI基板上に集積回路を作り
込み、光学的素子として使用する部分の素子が作り込ま
れた層、及び絶縁層以外の部分はエッチングによって除
去し光の透過を可能にする作製方法において、エッチン
グによって残された薄膜部分に皺がよらないようにする
ために、積層する膜の膜厚、および単層膜の時の応力を
考慮し、多層膜全体の応力を調節する層、あるいは前記
応力調節層と半導体集積回路作成時の絶縁層等他の役割
を兼ねた層を設けることを特徴とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、このような構成をとることに
よって、絶縁層下部の不透明基板をエッチングにより除
去した場合に、基板に生じる応力は、応力調節層を含む
多層膜構造により、引っ張り応力とされるため、半導体
集積回路部分が作り込まれた多層膜に皺がよることがな
くなる。
【0016】また、本発明の方法によれば、半導体集積
回路作成の際の堆積、パターニング、エッチング等に
は、公知である半導体集積回路作成の工程によって作成
することができるため、実現性が容易である。
【0017】
【実施例】
[実施例1]図1は本発明の特徴を最もよく表す図面で
あり、絶縁層上の単結晶シリコン薄膜に作り込まれた光
透過型半導体集積回路の多層膜構成を示す断面模式図で
ある。また図1は液晶駆動用の半導体装置の製造工程を
示す図であり、(a)は透明化される前の構成であり、
(b)は基板101がエッチング除去されて透明化され
た状態の構造を示す。
【0018】同図に於いて、101はSi基板、10
2,103はSiO2 層、110は液晶駆動用MOSト
ランジスタが形成される活性領域を示す。SiO2 層1
02の膜厚は望ましくは400nm程度、SiO2 層1
03の膜厚は望ましくは1100nm程度である。10
4は本実施例における応力調節層としてのLP−SiN
x膜、105は層間絶縁膜であり、112はAl配線、
111はポリシリコンゲート配線である。また、113
は平滑性、絶縁性を高めるためのBPSG膜であり、1
06,108に示すITO膜によって、107のPSG
膜もしくはプラズマCVDにより成膜されたSiNx膜
(p−SiNx膜)を挟み込み、液晶保持容量を形成す
る。109はパシベーション膜であり、p−SiNx、
PSG、ポリイミド等により形成される。
【0019】本実施例においては、LP−SiNx膜1
04が半導体集積回路が作り込まれた多層膜全体の応力
調節層となっている。膜厚は、望ましくは600nm程
度である。
【0020】尚、各膜の成膜方法等については、公知の
半導体集積回路の製造技術を用いた。
【0021】次に、カバーガラスにブラックマトリック
ス及びカラーフィルターを形成した後、共通電極を形成
し、配向処理した。上記半導体集積回路を作成した基板
に配向処理を施し、シール材を印刷した後、両者を組み
立て、液晶を注入した。この液晶に関する諸工程は公知
の液晶表示装置製造技術を適用した。
【0022】この後、Si基板側に液晶画像表示部の直
下を除いて、耐塩基性ゴムを被覆し、テトラメチルアン
モニウムハイドロオキサイド(TMAH)溶液を用い
て、絶縁層までシリコン基板101を部分的に除去し、
更に信頼性向上のため除去された凹部に透明樹脂を充填
することにより光透過性とし、投射型液晶画像表示装置
を完成した。
【0023】図5は、このようにして作製された本実施
例の液晶画像表示装置を示す図であり、同図において、
101はSi基板、501は液晶駆動素子層、502は
透明樹脂層、503は接着剤、504は液晶、505は
カバーガラスである。
【0024】図4は、以上の構成における透明化された
多層膜の、各層を積層させるにしたがって変化した応力
の様子をウエハの反りに換算して示したものである。
【0025】多層化した膜の大部分が皺の原因となる圧
縮応力膜である。しかしながら、104のLP−SiN
x膜によって多層膜全体の応力は引っ張り応力へと変化
しており、本発明による応力調節層としてのLP−Si
Nx層104が有効に作用していることがわかる。
【0026】また、表1は、LP−SiNx膜104の
膜厚を0から800nmまで変化させたときの、多層膜
の応力をウエハの反りに換算して表したものである。多
層膜全体の応力は、ウエハの反りに換算して0から10
0μm引っ張り応力の時には、Si基板101をエッチ
ングによって、SiO2 層102下部まで除去すること
により、SiO2 層102上部の半導体集積回路部分の
透明化が達成された後、液晶表示素子として使用可能な
均一な平面が達成された。しかし、多層膜全体の応力が
圧縮応力側の時には皺が発生し、また、多層膜全体の応
力がウエハの反りに換算して100μm以上の引っ張り
応力であるときには強度の引っ張りによる割れが発生し
た。
【0027】図6は、実施例1において応力調節層を設
けなかった場合の液晶画像表示装置において、液晶駆動
素子層501がたわんでしまった例を示す図である。
【0028】[実施例2]図2は、本発明の実施例2の
液晶駆動用の半導体装置の製造工程を示す図であり、
(a)は透明化される前の構成であり、(b)は基板1
01がエッチング除去されて透明化された状態の構造を
示す。
【0029】同図に於いて101はSi基板、202は
LP−SiNx層である。
【0030】本実施例においては、202のLP−Si
Nx層が半導体集積回路が作り込まれた多層膜全体の応
力調節層となっており、その膜厚は、望ましくは200
〜400nm程度である。また、活性層の安定化のため
にSiO2 層203を設けてもよい。
【0031】103はSiO2 層であり、SiO2 層1
03の膜厚は、望ましくは1100nm程度である。ま
た、110は液晶駆動用MOSトランジスタが形成され
る活性領域を示す。104は112のAl配線と111
のポリシリコンゲート配線の層間絶縁膜である。113
は平滑性、絶縁性を高めるためのBPSG膜である。1
06,108に示すITO膜によって107のPSG膜
もしくはp−SiNx膜を挟み込み、液晶保持容量を形
成する。109はパシベーション膜であり、p−SiN
x、PSG、ポリイミド等により形成される。
【0032】尚、各膜の成膜方法については、公知の半
導体集積回路技術を用いた。
【0033】次に、カバーガラスにブラックマトリック
ス及びカラーフィルターを形成した後、共通電極を形成
し、配向処理した。上記半導体集積回路を作成した基板
に配向処理を施し、シール材を印刷した後両者を組み立
て、液晶を注入した。この液晶に関する諸工程は公知の
液晶表示装置製造技術を適用した。
【0034】この後、Si基板側に液晶画像表示部の直
下を除いて、耐塩基性ゴムを被覆し、テトラメチルアン
モニウムハイドロオキサイド(TMAH)溶液を用い
て、絶縁層までシリコン基板101を部分的に除去し、
更に信頼性向上のため除去された凹部に透明樹脂を充填
して光透過性を持たせ、投射型液晶画像表示装置を完成
した。
【0035】多層膜全体の応力は、ウエハの反りに換算
して0から100μm引っ張り応力の時には、101の
Si基板をエッチングによって202のLP−SiNx
層下部まで除去することにより、202のLP−SiN
x層上部の半導体集積回路部分の透明化が達成された
後、液晶表示素子として使用可能な均一な平面が達成さ
れた。しかし、多層膜全体の応力が圧縮応力側の時には
皺が発生し、また、多層膜全体の応力がウエハの反りに
換算して100μm以上の引っ張り応力であるときには
強度の引っ張りによる割れが発生した。
【0036】[実施例3]図3は、本発明の実施例3の
液晶駆動用の半導体装置の製造工程を示す図であり、
(a)は透明化される前の構成であり、(b)は基板1
01がエッチング除去されて透明化された状態の構造を
示す。
【0037】同図に於いて101はSi基板、102,
103はSiO2 層、110は液晶駆動用MOSトラン
ジスタが形成される活性領域を示す。102の膜厚は望
ましくは400nm程度、103の膜厚は望ましくは1
100nm程度である。104は112によるAl配線
と311によるポリシリコンゲート配線の層間絶縁膜で
ある。
【0038】本実施例においては、層間絶縁膜304が
半導体集積回路が作り込まれた多層膜全体の応力調節層
となっている。層間絶縁膜304はTEOSを原料ガス
とした気相合成法によるシリコン酸化膜によって構成さ
れ、膜厚は、望ましくは1μm程度である。
【0039】106,108に示すITO膜によって1
07のPSG膜もしくはp−SiNx膜を挟み込み、液
晶保持容量を形成する。109はパシベーション膜であ
り、p−SiNx、PSG、ポリイミド等により形成さ
れる。
【0040】尚、各膜の成膜方法については、公知の半
導体集積回路技術を用いた。
【0041】次に、カバーガラスにブラックマトリック
ス及びカラーフィルターを形成した後、共通電極を形成
し、配向処理した。上記半導体集積回路を作成した基板
に配向処理を施し、シール材を印刷した後両者を組み立
て、液晶を注入した。この液晶に関する諸工程は公知の
液晶表示装置製造技術を適用した。
【0042】この後、Si基板側に液晶画像表示部の直
下を除いて、耐酸耐塩基性ゴムを被覆し、テトラメチル
アンモニウムハイドロオキサイド(TMAH)溶液を用
いて、絶縁層までシリコン基板101を部分的に除去
し、更に信頼性向上のため除去された凹部に透明樹脂を
充填して透明化し、光透過による投射型液晶画像表示装
置を完成した。
【0043】多層膜全体の応力は、ウエハの反りに換算
して0から100μm引っ張り応力の時には、101の
Si基板をエッチングによって102のSiO2 層下部
まで除去することにより、102のSiO2 層上部の半
導体集積回路部分の透明化が達成された後、液晶表示素
子として使用可能な均一な平面が達成された。
【0044】しかし、多層膜全体の応力が圧縮応力側の
時には皺が発生し、また、多層膜全体の応力がウエハの
反りに換算して100μm以上の引っ張り応力であると
きには強度の引っ張りによる割れが発生した。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】以上に示したように、LP−SiNx膜
のように引っ張り応力膜を多層膜中に配し、多層膜全体
の応力をコントロールすることにより、下部のシリコン
基板を除去して透明化しても内部応力による基体の皺
や、割れの発生等を防止することが可能となった。その
結果、単結晶をデバイスに用いた高品質な光透過型半導
体装置が実現された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の光透過型半導体装置の構成
及び工程を示す断面模式図。
【図2】本発明の実施例2の光透過型半導体装置の構成
及び工程を示す断面模式図。
【図3】本発明の実施例3の光透過型半導体装置の構成
及び工程を示す断面模式図。
【図4】実施例1の多層膜の各層を積層した場合の基板
の反り量との関係を示す図。
【図5】本発明の実施例1による液晶画像表示装置の断
面模式図。
【図6】実施例1において、応力調節層104を設けな
かった場合の液晶画像表示装置の断面模式図。
【符号の説明】
101 Si基板、 102,103,203 SiO2 層、 104 応力調節層としてのLP−SiNx膜 105,204 層間絶縁膜 106,108 ITO膜、 107 PSG膜もしくはp−SiNx膜 109 パシベーション膜 110 液晶駆動用MOSトランジスタが形成される活
性領域 111 ポリシリコンゲート配線 112 Al配線、 113 平滑性、絶縁性を高めるためのBPSG膜 202 応力調節層としてのはLP−SiNx層 304 応力調節層としての、TEOSを原料ガスとし
た気相合成法によるシリコン酸化膜 501 液晶駆動素子層 502 透明樹脂 503 接着剤 504 液晶 505 カバーガラス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁物上に単結晶半導体層を有する光透
    過型半導体装置の製造方法において、 前記基体の内部応力を引っ張り応力とする応力調節層を
    含む多層膜構造を形成する工程と、 前記工程後、前記基体下部の前記絶縁物領域を除去して
    光透過性基体とする工程とを、含むことを特徴とする光
    透過型半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記応力調節層として、低圧気相合成法
    によるSiNx(LP−SiNx)膜を前記多層膜中に
    配し、多層膜全体の応力を引っ張り応力とすることを特
    徴とする請求項1に記載の光透過型半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記応力調節層を、配線工程前に堆積さ
    せることを特徴とする請求項1に記載の光透過型半導体
    装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記応力調節層を、前記絶縁物基体中に
    配することを特徴とする請求項1に記載の光透過型半導
    体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記応力調節層として、気相合成法によ
    るシリコン酸化膜を前記多層膜中に配し、該多層膜全体
    の応力を引っ張り応力としたことを特徴とする請求項1
    に記載の光透過型半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記多層膜構造が、透明化される前記多
    層膜部分の作り込まれたウエハに対する応力が、前記多
    層膜に対しウエハの裏面の膜は除去し、パターニングは
    施さない状態で、Si(100)面方位、5インチ、厚
    さ625μmのウエハの反り量に換算したときに0〜1
    00μm引っ張り応力側であるような多層膜構造である
    ことを特徴とする請求項1に記載の光透過型半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記光透過型半導体装置が液晶駆動素子
    であることを特徴とする請求項1に記載の光透過型半導
    体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 透光性絶縁物上に、半導体素子領域とし
    ての単結晶シリコン層と、基体の内部応力を引っ張り応
    力とする応力調節層を具備したことを特徴とする光透過
    型半導体装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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