JPH0634728U - 除湿器 - Google Patents

除湿器

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JPH0634728U
JPH0634728U JP7944892U JP7944892U JPH0634728U JP H0634728 U JPH0634728 U JP H0634728U JP 7944892 U JP7944892 U JP 7944892U JP 7944892 U JP7944892 U JP 7944892U JP H0634728 U JPH0634728 U JP H0634728U
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JP
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joint
purge gas
dehumidified
discharge
dehumidifier
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塚 達 也 大
野 雅 康 井
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エスエムシー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 配管接続の自由度が大きい除湿器を提供す
る。 【構成】 膜モジュールの外周を覆う保護管4の軸方向
両端に、供給継手4と排出継手5を気密にかつ相対回転
可能に取付け、供給継手4に、被除湿空気の供給口1
3、パージ空気排出口15、及び該パージ空気排出口1
5と保護管4に開設したパージ空気出口9を連通させる
パージ空気排出通路14を設け、排出継手5に、除湿さ
れた空気の排出口18、その一部をパージ空気として膜
モジュールに供給するパージ空気供給通路20、該通路
中の減圧弁21、及び減圧弁21の下流に連通する接続
開口22を設ける。 【効果】 各継手の軸方向回りの任意の方向から配管を
接続することができ、接続開口によって同一構成の除湿
器を直列に接続できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、膜モジュールを使用した除湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
水蒸気の透過性を有する中空糸膜の多数を長手方向の両端部分においてポッテ ィングした膜モジュールと、該膜モジュールの外周を覆う保護管とを備え、各中 空糸膜内を流れる高圧高湿の被除湿空気と中空糸膜間を流れる低圧低湿のパージ 空気との水蒸気モル分率差によって被除湿空気を除湿する除湿器は、既に知られ ている(特開平1−236921号公報参照)。
【0003】 しかしながら、上記公知の除湿器は、保護管と中空糸膜の内外に被除湿空気及 びパージ空気を給排する供給継手及び排出継手を、ねじによって連結するととも に、これらの継手によって、膜モジュールのポッティングの端面をシールしてい る。このため、入口継手及び出口継手に接続する配管の方向が特定されて自由度 が小さく、また、これらの継手の外径に比べて膜モジュールの外径が小さくなる ために、除湿器全体のスペース対する膜モジュールの径が小さくて、除湿効率が 低いという問題がある。 さらに、パージ空気をニードル弁のみから供給するために、同一構成の除湿器 を直列に接続することができないという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、配管接続の自由度が大きく、かつコンパク トで、しかも直列に接続できる除湿器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は、水蒸気の透過性を有する中空糸膜の多数 を軸方向の両端近くにおいてポッティングした膜モジュールと、該膜モジュール の外周を覆う保護管とを備え、各中空糸膜内を流れる高圧高湿の被除湿ガスと中 空糸膜の間を流れる低圧低湿のパージガスとの水蒸気モル分率差によって被除湿 ガスを除湿する除湿器において、上記保護管が、上記ポッティングの一方の軸方 向内方位置に開設したパージガス出口を有し、両端近くの外周面に、供給継手と 排出継手が気密にかつ相対回転可能に取付けられており、上記供給継手が、径方 向に開設した被除湿ガスの供給口と、パージガス排出口と、上記パージガス出口 の周囲をシールするシールリングと、パージガス出口とパージガス排出口を連通 させるパージガス排出通路とを有し、上記排出継手が、径方向に開設した被除湿 ガスの排出口と、該被除湿ガスの一部を上記ポッティングの他方の軸方向内方に おいて中空糸膜間に供給するパージガス供給通路と、該供給通路中の減圧弁とを 有していることを特徴としている。 また、同一構成の除湿器を直列に接続するために、上記除湿器の排出継手に、 パージガス供給通路中の減圧弁の下流に連通する接続開口を設けたことを特徴と している。
【0006】
【作用】
径方向に開設した被除湿ガスの供給口、及びパージガス排出口を有する供給継 手と、径方向に開設した除湿されたガスの排出口を有する排出継手とを、保護管 に対して気密にかつ回転可能に取付けたことによって、被除湿ガスの供給口と排 出口を、これらの継手の軸回りの任意の方向に向けて、配管を接続することがで きる。また、膜モジュールの端面においてポッティングをシールするものに比べ て膜モジュールの径を大きくできるので、除湿機能を低下させることなく、除湿 器をコンパクトなものにすることができる。 さらに、排出継手に設けた接続開口によって、同一構成の複数の除湿器を直列 に接続することができる。
【0007】
【実施例】
図1及び図2は本考案の第1実施例を示し、この除湿器1は、膜モジュール2 (図2参照)と、該膜モジュール2の外周を覆う保護管3と、該保護管3の軸方 向両端部分に取付けられた供給継手4及び排出継手5を備えている。 上記膜モジュール2は、水蒸気の透過性に優れた除湿用の中空糸膜7,・・を 多数本束ね、軸方向の両端近くを相互にポッティング7a,7bしたもので構成 され、保護管3は、軸方向の両端近くに凹凸部8a,8b,8cを有し、ポッテ ィング7aより軸方向内方でかつ上記凹凸部8aと8bの間に、パージ空気出口 9・・が開設されている(図2も参照)。
【0008】 上記供給継手4は、凹凸部8a及び8bの外周に嵌着させたシールリング11 a,11bと、凹凸部8bに係止する先端部分の取付部材12とによって、保護 管3の一方の端部に気密にかつ相対回転可能に取付けられており、径方向に開設 した被除湿空気の供給口13は各中空糸膜7,・・内に連通し、軸方向に形成し たパージ空気排出通路14は、パージ空気出口9,・・が開口するシールリング 11a,11b間の空間と、供給継手4の端面に開設したパージ空気排出口15 とに連通している。 一方、排出継手5は、凹凸部8cの外周に嵌着させたシールリング11cと、 凹凸部8cに係止する先端部分の取付部材17とによって、保護管3の他方の端 部に気密にかつ相対回転可能に取付けられており、径方向に開設した被除湿空気 の排出口18は、各中空糸膜7,・・内に連通している。また、上記排出継手5 は、ポッティング7bの軸方向内方において中空糸膜7,・・間に開口するパー ジ空気供給管19を有し、該パージ空気供給管19と上記排出口18とを連通さ せるパージ空気供給通路20中に、除湿された空気の圧力を減圧する減圧弁21 が組み込まれており、端面に開設したパージ空気供給管19に連通する接続開口 22は、プラグ23によって閉鎖されている。なお、この接続開口22の作用に ついては、後述する。
【0009】 上記第1実施例は、供給継手4と排出継手5を保護管3に対して相対回転可能 に取付けたことにより、径方向に開設した被除湿空気の供給口13と排出口18 を、継手4と5の軸方向回りの任意の位置に向けることができるので、これらの 口部に接続する配管(図示省略)の自由度を大きくすることができる。また、膜 モジュールのポッティング端面を継手によってシールする場合に比べて、膜モジ ュール2の径を大きくできるので、除湿機能を低下させることなく、除湿器1を コンパクトなものにすることができる。
【0010】 上記第1実施例は、供給口13から中空糸膜7,・・内に高圧高湿の被除湿空 気が供給するとともに(実線矢印参照)、パージ空気供給管19から低圧低湿の パージ空気を中空糸膜7,・・の間に供給すると(点線矢印参照)、これらの空 気の水蒸気モル分率差により、被除湿空気の水分が中空糸膜7,・・を通って、 パージ空気側に流出して被除湿空気が除湿され、除湿された空気は排出口18か ら除湿器1外に流出する。また、除湿された空気の一部は、パージ空気供給通路 20とパージ空気供給管19からパージ空気として中空糸膜7,・・間に供給さ れ、高湿となったパージ空気は、パージ空気出口9、パージ空気流排出通路14 を通ってパージ空気排出口15から除湿器1外に排出され、パージ空気の圧力は 、減圧弁21のニードルによって調整することができる。
【0011】 図3は本考案の第2実施例を示し、第2実施例の除湿器30は、上記接続開口 22によって除湿器1と1を直列に接続したものとして構成されており、被除湿 空気の上流側の除湿器1の排出継手5の排出口18と接続開口22は、チューブ 32,32によって、下流側の除湿器1の供給継手4の供給口13とパージ空気 排出口15に、個別に連通している。 第2実施例の他の構成は、第1実施例と同じであるから、図の主要な箇所に同 一の符号を付して、詳細な説明は省略する。 上記第2実施例は、接続開口22によって、同一構成の除湿器1と1とを直列 に接続することができるため、除湿能力の大きい除湿器を安価なものとすること ができる。 また、この除湿器30は、被除湿空気の上流側の除湿器1の減圧弁21を閉鎖 して、パージ空気の圧力を下流側の除湿器1の減圧弁21によって調整すること ができる。
【0012】
【考案の効果】
本考案は、径方向に開設する被除湿空気の供給口と排出口を有する供給継手と 排出継手を、保護管の外周に気密にかつ相対回転可能に取付けたことにより、供 給口及び排出口に接続する配管の自由度を大きくすることができる。また、これ らの継手の径に対して膜モジュールの径を大きくできるので、除湿機能を低下さ せることなくコンパクトなものにすることができる。 さらに、同一構成の複数個の除湿器を直列に接続できるので、除湿能力が大き い除湿器を安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部縦断面図である。
【図2】膜モジュール及び保護管の断面図である。
【図3】第2実施例の要部縦断面図である。
【符号の説明】
1,30 除湿器 2 膜モジュール 3 保護管 4 供給継手 5 排出継手 7 中空糸膜 7a,7b ポッティング 9 パージ空気出口 11a,11b,11c シールリング 13 供給口 14 パージ空気排出通路 15 パージ空気排出口 18 排出口 20 パージ空気供給通路 21 減圧弁 22 接続開口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水蒸気の透過性を有する中空糸膜の多数
    を軸方向の両端近くにおいてポッティングした膜モジュ
    ールと、該膜モジュールの外周を覆う保護管とを備え、
    各中空糸膜内を流れる高圧高湿の被除湿ガスと中空糸膜
    の間を流れる低圧低湿のパージガスとの水蒸気モル分率
    差によって被除湿ガスを除湿する除湿器において、 上記保護管が、上記ポッティングの一方の軸方向内方位
    置に開設したパージガス出口を有し、両端近くの外周面
    に、供給継手と排出継手が気密にかつ相対回転可能に取
    付けられており、 上記供給継手が、径方向に開設した被除湿ガスの供給口
    と、パージガス排出口と、上記パージガス出口の周囲を
    シールするシールリングと、パージガス出口とパージガ
    ス排出口を連通させるパージガス排出通路とを有し、 上記排出継手が、径方向に開設した被除湿ガスの排出口
    と、該被除湿ガスの一部を上記ポッティングの他方の軸
    方向内方において中空糸膜間に供給するパージガス供給
    通路と、該供給通路中の減圧弁とを有している、 ことを特徴とする除湿器。
  2. 【請求項2】 排出継手に、パージガス供給通路中の減
    圧弁の下流に連通する接続開口を設けた、 ことを特徴とする請求項1に記載した除湿器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002542013A (ja) * 1999-04-20 2002-12-10 ユー・エス・フィルター・ウェイストウォーター・グループ・インコーポレイテッド 膜濾過用マニホールドシステム
JP2011104589A (ja) * 2010-12-27 2011-06-02 Koganei Corp エアドライヤ用継手
JP2013520318A (ja) * 2010-02-25 2013-06-06 パーマ・ピュア・エルエルシー 回転継手を含む膜ガスドライヤー

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JP2013520318A (ja) * 2010-02-25 2013-06-06 パーマ・ピュア・エルエルシー 回転継手を含む膜ガスドライヤー
JP2011104589A (ja) * 2010-12-27 2011-06-02 Koganei Corp エアドライヤ用継手

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