JPH06345223A - 枠組み棚 - Google Patents

枠組み棚

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Publication number
JPH06345223A
JPH06345223A JP13801793A JP13801793A JPH06345223A JP H06345223 A JPH06345223 A JP H06345223A JP 13801793 A JP13801793 A JP 13801793A JP 13801793 A JP13801793 A JP 13801793A JP H06345223 A JPH06345223 A JP H06345223A
Authority
JP
Japan
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nut body
stay
fixed
hole
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP13801793A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Tsuda
勝 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
Priority to JP13801793A priority Critical patent/JPH06345223A/ja
Publication of JPH06345223A publication Critical patent/JPH06345223A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 支柱2の貫通孔10にナット体20の両小径部2
1,22を挿通し、薄肉小径部22をカシメ変形すること
で、支柱2の所定箇所にナット体20を固定し得る。厚肉
大径部23の端面23aに連結部材5,6を外面側から当て
付けたのち、外方から挿通したボルト体25を雌螺子24に
螺合して締め付け固定することで、支柱2に連結部材
5,6を連結固定し得る。 【効果】 取付け板を用いることなく支柱に対し各種連
結部材の連結固定を行え、全体を安価に構成でき、連結
操作を簡素化でき、製作現場から据付け現場までの運搬
を容易に行える。連結部材は、ナット体の厚肉大径部の
存在により、ナット体軸心方向の長さに相当する寸法だ
け支柱外面から離間でき、荷や腕木に干渉することなく
配設できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば工場内に設置
されて荷の保管を行い、そして自動化倉庫の出し入れ装
置やフォークリフトなどにより荷の出し入れを行えるよ
うにした枠組み棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の構造としては、たとえば
特開昭63−225011号公報のものが提供されている。この
従来形式において、矩形平板状のブレース取付け板の支
柱に対する連結は、支柱に溶接した支持部材へ取付座を
溶接し、この取付座へブレース取付け板をボルト止めす
る構造や、ブレース取付け板に形成した切り起こし舌片
を支柱に溶接した構造がある。そしてブレース取付け板
は、各コーナなどにブレース用連結孔やビーム用連結孔
を形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来形
式によると、支持部材、取付座または切り起こし舌片の
溶接が必要であり、また切り起こし舌片を形成するため
の切り起こし加工作業を伴うため、作業が複雑、困難に
なる。
【0004】本発明の目的とするところは、溶接や切り
起こし加工作業を行うことなく支柱に対して各種連結部
材の連結固定を行える枠組み棚を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の枠組み棚は、支柱と、この支柱に連結される連結
部材とからなる枠組み棚であって、前記支柱に貫通孔を
形成し、この貫通孔を利用して支柱に固定自在な筒状の
ナット体を設け、このナット体は、前記貫通孔よりも小
径の厚肉小径部と、貫通孔よりも小径の薄肉小径部と、
貫通孔よりも大径の厚肉大径部とからなるとともに、薄
肉小径部を中間として各径部を長さ方向で三等分状に形
成し、前記厚肉小径部と厚肉大径部との少なくとも一方
に雌螺子を形成するとともに、貫通孔に両小径部を挿通
したのち薄肉小径部をカシメ変形することで支柱に固定
すべく構成し、前記連結部材を、厚肉大径部の端面に当
接させるとともに、この連結部材に外方から挿通したボ
ルト体を前記雌螺子に螺合している。
【0006】
【作用】かかる本発明の構成によると、製作現場では、
支柱の貫通孔にナット体の両小径部を挿通し、そして薄
肉小径部を拡径するようにカシメ変形することで、カシ
メ変形部と厚肉大径部とによる挟持により支柱の所定箇
所にナット体を固定し得る。この支柱は、各種連結部材
とともに据付け現場に輸送し得る。
【0007】据付け現場では、支柱が並行して立設さ
れ、そして背面側において、ナット体の厚肉大径部の端
面に連結部材を外面側から当て付けたのち、外方から挿
通したボルト体を雌螺子に螺合して締め付け固定するこ
とで、支柱に連結部材を連結固定し得る。この連結固定
した各種の連結部材は、ナット体の厚肉大径部の存在に
より、この厚肉大径部のナット体軸心方向の長さ(高
さ)に相当する寸法だけ支柱外面から離間し得、以て荷
や腕木に干渉することなく配設し得る。
【0008】
【実施例】以下に本発明の第一の実施例を図1〜図7に
基づいて説明する。図6、図7に示すように枠組み棚1
は、前後および左右に所定間隔をあけて支柱2が立設さ
れ、そして前後の支柱2間は、上端部間および下端部間
に位置する水平材3と、複数の斜材4とで互いに連結固
定される。また左右の支柱2間は、枠組み棚1の前面お
よび背面の所定位置で横方向に連続する横ビーム(連結
部材の一例)5により互い連結固定されるとともに、ブ
レース(連結部材の一例)6がクロス状に連結固定さ
れ、これら連結固定はナット体とボルト体(後述す
る。)を介して行われる。各支柱2には、それぞれ左右
の支柱2に向って水平方向に突出する腕木7が設けられ
る。左右の腕木7間で荷8が、パレット9を介して、ま
たは直接に支持される。
【0009】図1〜図5に示すように、前記支柱2の所
定位置には貫通孔10が形成されている。また横ビーム5
の両端部や中間の所定位置には連結孔11が形成され、さ
らにブレース6の両端部にも連結孔12が形成されてい
る。
【0010】前記支柱2に形成した貫通孔10を利用し
て、この支柱2に固定自在な筒状のナット体20が設けら
れる。このナット体20は、前記貫通孔10の内径Wよりも
小径dの厚肉小径部21と、貫通孔10の内径Wよりも小径
dの薄肉小径部22と、貫通孔10の内径Wよりも大径Dの
厚肉大径部23とからなるとともに、薄肉小径部22を中間
として各径部21,22,23を長さ方向Lで三等分状に形成
している。そしてナット体20は、前記厚肉小径部21に雌
螺子24を形成している。
【0011】さらにナット体20は、支柱2の貫通孔10に
両小径部21,22を挿通したのち薄肉小径部22を拡径する
ようにカシメ変形することで、カシメ変形部22Aと厚肉
大径部23とによる挟持により支柱2に固定すべく構成し
ている。そして前記横ビーム5やブレース6を厚肉大径
部23の端面23aに当接させたのち、これら横ビーム5や
ブレース6に形成した連結孔11,12に外方から挿通した
ボルト体25を前記雌螺子24に螺合することで、横ビーム
5やブレース6を支柱2に連結固定すべく構成してい
る。26はワッシャを示す。
【0012】上記の第一の実施例において製作現場で
は、図5に示すように支柱2の貫通孔10にナット体20の
両小径部21,22を挿通し、そして薄肉小径部22を拡径す
るようにカシメ変形することで、カシメ変形部22Aと厚
肉大径部23とによる挟持により支柱2の所定箇所にナッ
ト体20を固定し得る。その際にカシメ作業は、従来のカ
シメ方式により行われる。次いで支柱2に対して腕木7
を仮組み立てして多数の枠組み体を形成する。このよう
な枠組み体は積み上げられ、かつ横ビーム5群やブレー
ス6群とともに据付け現場に輸送される。
【0013】据付け現場では、前記枠組み体が並行して
立設され、そして背面側において、左右で対向した支柱
2間が横ビーム5により連結される。この横ビーム5
は、通常の幅の枠組み棚1の場合には一本ものが使用さ
れる。その際に連結は、ナット体20の厚肉大径部23の端
面23aに横ビーム5を外面側から当て付けてナット孔に
連結孔11を合致させたのち、この連結孔11に外方から挿
通したボルト体25を雌螺子24に螺合して締め付け固定す
ることで行える。
【0014】そしてブレース6がクロス状に配設され、
その遊端をナット体20の厚肉大径部23の端面23aに外面
側から当て付けてナット孔に連結孔12を合致させたの
ち、この連結孔12に外方から挿通したボルト体25を雌螺
子24に螺合して締め付け固定することで、ブレース6を
支柱2間に連結し得る。
【0015】このようにして連結固定した横ビーム5や
ブレース6は、ナット体20の厚肉大径部23の存在によ
り、この厚肉大径部23のナット体軸心方向の長さ(高
さ)に相当する寸法Hだけ支柱外面2aから離間し得、
以て荷8や腕木7に干渉することなく配設し得る。
【0016】次に本発明の第二の実施例を図8、図9に
基づいて説明する。ナット体20は、厚肉大径部23にも雌
螺子28を形成しており、この雌螺子28に螺合自在な短尺
大径のボルト体29を使用して、横ビーム5やブレース6
を支柱2に連結固定すべく構成している。なお必要に応
じて、あるいは横ビーム5やブレース6など連結部材の
種類に応じて、図8の仮想線で示すように長尺小径のボ
ルト体25を使用して連結固定してもよい。
【0017】上記の第一の実施例では薄肉大径部21に雌
螺子24を形成したナット体20を、また第二の実施例では
薄肉大径部21と厚肉大径部23にそれぞれ雌螺子24,28を
形成したナット体20を示したが、これは厚肉大径部23の
みに雌螺子28を形成したナット体20であってもよい。
【0018】また上記実施例では連結部材として横ビー
ム5やブレース6を示したが、これは枠組み棚1を構成
する他の部材であってもよい。すなわち本発明の第三の
実施例を示す図10のように、支柱2に固定したナット体
20とボルト体25とを介して連結部材の一例であるガセッ
トプレート30を連結し、そして、このガセットプレート
30に横ビーム5やブレース6をボルトナット31により連
結した形式でもよい。
【0019】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、溶接や切り
起こし加工を行うことなく支柱に対して各種連結部材の
連結固定を行うことができ、全体を安価に構成できると
ともに連結操作を簡素化できる。しかも連結固定した各
種の連結部材は、ナット体の厚肉大径部の存在により、
この厚肉大径部のナット体軸心方向の長さに相当する寸
法だけ支柱外面から離間でき、以て荷や腕木に干渉する
ことなく配設できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示し、枠組み棚におけ
る支柱に対する連結部材の連結固定部の分解斜視図であ
る。
【図2】同枠組み棚における支柱に対する連結部材の連
結固定部の一部切り欠き側面図である。
【図3】同枠組み棚における支柱に対する連結部材の連
結固定部の背面図である。
【図4】同枠組み棚における支柱に対する連結部材の連
結固定部の平面図である。
【図5】同支柱に対してナット体を固定する前の一部切
り欠き側面図である。
【図6】同枠組み棚における要部の背面図である。
【図7】同枠組み棚における要部の側面図である。
【図8】本発明の第二の実施例を示し、枠組み棚におけ
る支柱に対する連結部材の連結固定部の一部切り欠き側
面図である。
【図9】同支柱に対してナット体を固定する前の一部切
り欠き側面図である。
【図10】本発明の第三の実施例を示し、枠組み棚におけ
る支柱に対する連結部材の連結固定部の一部切り欠き側
面図である。
【符号の説明】
1 枠組み棚 2 支柱 2a 支柱外面 5 横ビーム(連結部材) 6 ブレース(連結部材) 10 貫通孔 11 横ビームの連結孔 12 ブレースの連結孔 20 ナット体 21 厚肉小径部 22 薄肉小径部 22A カシメ変形部 23 厚肉大径部 23a 端面 24 雌螺子 25 ボルト体 28 雌螺子 29 ボルト体 30 ガセットプレート(連結部材) W 貫通孔の内径 d 小径部の径 D 大径部の径 L ナット体の長さ方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱と、この支柱に連結される連結部材
    とからなる枠組み棚であって、前記支柱に貫通孔を形成
    し、この貫通孔を利用して支柱に固定自在な筒状のナッ
    ト体を設け、このナット体は、前記貫通孔よりも小径の
    厚肉小径部と、貫通孔よりも小径の薄肉小径部と、貫通
    孔よりも大径の厚肉大径部とからなるとともに、薄肉小
    径部を中間として各径部を長さ方向で三等分状に形成
    し、前記厚肉小径部と厚肉大径部との少なくとも一方に
    雌螺子を形成するとともに、貫通孔に両小径部を挿通し
    たのち薄肉小径部をカシメ変形することで支柱に固定す
    べく構成し、前記連結部材を、厚肉大径部の端面に当接
    させるとともに、この連結部材に外方から挿通したボル
    ト体を前記雌螺子に螺合したことを特徴とする枠組み
    棚。
JP13801793A 1993-06-10 1993-06-10 枠組み棚 Pending JPH06345223A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0495116B1 (en) * 1990-08-02 1995-10-18 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Anti-human immunodeficiency virus agent
KR100751515B1 (ko) * 2006-07-27 2007-08-22 김호남 다용도 사무기기용 테이블
KR20160101644A (ko) * 2015-02-13 2016-08-25 삼성디스플레이 주식회사 체결부재, 이를 대상물에 고정하는 방법, 및 이를 갖는 표시장치
JP2017227026A (ja) * 2016-06-22 2017-12-28 株式会社コーヨークリエイト 梁接合構造
US10746213B2 (en) 2015-02-13 2020-08-18 Samsung Display Co., Ltd. Coupling member, a method of fixing the coupling member to an object, and a display device having the coupling member

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EP0495116B1 (en) * 1990-08-02 1995-10-18 Taiho Pharmaceutical Co., Ltd. Anti-human immunodeficiency virus agent
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