JPH06344378A - 3ピースからなる中空体製品の成形方法およびその型装置 - Google Patents
3ピースからなる中空体製品の成形方法およびその型装置Info
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- JPH06344378A JPH06344378A JP16505693A JP16505693A JPH06344378A JP H06344378 A JPH06344378 A JP H06344378A JP 16505693 A JP16505693 A JP 16505693A JP 16505693 A JP16505693 A JP 16505693A JP H06344378 A JPH06344378 A JP H06344378A
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Abstract
強度が要求される大中型のタンク等の大型中空体製品の
製造に適した、3ピースからなる中空体の成形方法を提
供する。 【構成】 1次成形において一方の半中空体Aを、固定
金型1の凹部3とスライド金型20の雄型22とで構成
されるキャビテイ5で、他方の半中空体Bを、可動金型
1’の凹部3’とスライド金型20の雄型22’とで構
成されるキャビテイ5’で、そして中間体Tを固定金型
1と可動金型1’のコア部4、4’とスライド金型20
の透孔部24とで構成されるキャビテイ25で成形す
る。2次成形においてスライド金型20を、固定金型1
あるいは可動金型1’に対してスライドさせて、半中空
体A、Bと中間体Tを、これらの接合部S、S’、s、
s’を互いに当接させた状態に保持し、そしてこれらの
接合部S、S’、s、s’に溶融樹脂を射出して中空体
製品を得る。
Description
空体と、これらの間に介在される中間体とを成形し、そ
してこれらの接合部を2次成形で接合して中空体製品を
得る、3ピースからなる中空体製品の成形方法およびこ
の成形方法の実施に使用される型装置に関するものであ
る。
ては、射出成形機による製造法等が知られている。射出
成形機により中空体製品を製造する場合は、1次形成に
おいて中空体製品を二つ割の半中空体あるいは分割体と
して形成し、2次形成においてその分割面を突き合わ
せ、そして突き合わせた部分を加熱あるいは溶着して1
個の中空体製品を製造している。この射出成形機を用い
た製造法によると、完全に密封された中空体製品を作る
ことができると共に、均一な肉厚の中空体製品を作るこ
ともでき、また複雑な形状にも対処できる等の利点もあ
るが、本出願人は特公平2ー38377号により、上記
製造方法をさらに改良して量産に適した中空体製品の製
造方法を提供した。
され、その特性を生かし例えば内燃機関のインテークマ
ニホールドの一部もプラスチックから成形されるように
なっている。さらに詳しく説明すると、自動車のインテ
ークマニホールドは、キャブレータからエンジンのシリ
ンダに燃焼用の混合気を導くためのもので、管路が枝の
ように分岐しているので吸入多岐管とも呼ばれ、従来は
鋳物から一体形成されていた。しかしながら、鋳物は重
量が大きく、車体重量が増し燃費が悪くなるので、アル
ミニウムあるいはその合金から形成されるようになり、
最近になって本体部分をアルミニウムから形成し、その
カバーをさらに軽量なプラスチックから成形されるよう
になってきている。このように、アルミニウムあるいは
その合金製の本体部分と、プラスチック製のカバー部分
とを分割体として成形されたインテークマニホールド
は、その周縁部においてOリングを介在してボルト・ナ
ットで締め付け一体化されている。
377号の発明によると、2次成形において一方の金型
を他方の金型に対してスライドあるいは回転させて一対
の分割体を突き合わせ、そして溶融樹脂を射出すること
により、中空体製品を得ることができるので、各工程が
自動化でき中空体製品を量産できるという利点がある。
また一対の分割体が射出形成により成形されるので、複
雑な形状の中空体製品も製造できる等の特徴も有する。
このように、数々の利点を有るが、例えば前述のような
内燃機関のインテークマニホールドのような3片からな
る中空体は製造することはできない。また強度が要求さ
れ、内部にステーあるいは支柱を必要とする3片からな
る例えば灯油タンクのような大中型タンクの製造方法と
しても適当とは云えない。本発明は、上記したような問
題点を改良すべく提案されたものであって、限定するも
のではないが、例えば内燃機関のインテークマニホール
ド、内部の強度が要求される大中型のタンクのような比
較的大型の中空体製品の製造に適した、3ピースからな
る中空体の成形方法およびその成形方法の実施に供され
る型装置を提供することを目的としている。
成するために、請求項1記載の発明は、固定金型と、可
動金型と、これらの金型の間に設けられているスライド
金型とを用いて、一対の半中空体は、前記金型の各々の
第1の位置でその接合部が向き合った状態で、前記半中
空体の間に介在される中間体は、前記金型の第2の位置
でその接合部が両側に位置するようにして成形し、次い
で、前記スライド金型を、その第2の位置から、前記固
定金型あるいは可動金型の第1の位置へスライドさせ
て、前記半中空体と中間体を、これらの接合部を互いに
当接させた状態に保持し、そしてこれらの接合部に溶融
樹脂を射出して、一対の半中空体と中間体とから中空体
製品を得るように構成される。請求項2記載の発明は、
固定金型と、可動金型と、これらの金型の間に設けられ
ているスライド金型とからなり、前記一対の金型には、
一対の半中空体を成形するための凹部と、前記一対の半
中空体の間に介在される中間体を成形するためのコア部
とが所定の間隔をおいて設けられ、前記スライド金型に
は、前記凹部と協働する雄型と、前記コア部と協働する
透孔部とが設けられ、前記スライド金型が、その第1の
位置が、前記固定金型の第1の位置にあるときは、前記
凹部と前記雄型との間に前記一対の半中空体を成形する
ためのキャビティが、また前記コア部と前記透孔部との
間に中間体を成形するためのキャビティとがそれぞれ構
成され、前記スライド金型が、その第2の位置が前記固
定金型の第1の位置にあるときは、前記透孔部の両開放
端部が前記凹部の開口部に略一致するように構成され
る。
イド金型を、その第1の位置が固定金型の第1の位置に
一致するようにスライドさせる。そうすると、一対の金
型の凹部とスライド金型の雄型との間に一対の半中空体
を成形するためのキャビティができる。また一対の金型
のコア部とスライド金型の透孔部との間には中間体を成
形するためのキャビティが構成される。これらのキャビ
ティに溶融樹脂を射出して一対の半中空体と、中間体と
をそれぞれ成形する。次にスライド金型を、その第2の
位置が固定金型の第1の位置に一致するようにスライド
させる。このとき、一対の半中空体は、一対の金型の凹
部にそれぞれ保持させ、中間体はスライド金型に保持さ
せた状態でスライドさせる。あるいは一対の半中空体は
スライド金型の凸部に、中間体は固定金型の凸部にそれ
ぞれ保持させた状態でスライドさせる。そうすると、ス
ライド金型の透孔部の両開放端部は、一対の金型の凹部
の開口部に略一致するので、一対の半中空体の接合部
と、中間体の接合部は突き合わされた状態になる。接合
部に溶融樹脂を射出して接合する。型を開いて中空体製
品を取り出す。
の一対の半中空体と、この半中空体の間に介在される中
間体をそれぞれの金型で成形する1次成形方法と、この
1次成形法で得られた一対の半中空体の接合部と、中間
体の接合部を同じ金型を使用して溶融樹脂で接合して中
空体製品を得る2次成形方法とから構成されている。一
対の半中空体A、Bおよび中間体Tを成形するための樹
脂の種類および2次成形で射出される樹脂の種類は、格
別限定されない。例えば、一対の半中空体をポリフエニ
レンサルフアイトPPSで成形し、2次成形にポリアミ
ドPA、ナイロンPA6、ポリフエニレンサルフアイト
PPS、ポリカーボネイトPC、ポリブチレンテレフタ
レートPBT等を適用できる。1次成形と2次成形に同
じ種類の樹脂を適用すると、樹脂のなじみが良く、低
温、低圧で射出しても接合部の融着性が向上する。ま
た、樹脂の種類が同じであるので、そのまま溶融してリ
サイクルできる利点もある。上記の成形方法の実施に供
される型装置は、固定金型、可動金型、スライド金型等
から構成されている。1次成形で得られる一対の半中空
体は、必ずしも対称形に成形される必要はないが、以下
対称形に成形される実施例について説明する。
型装置は固定金型1と、この固定金型1と対をなす可動
金型1’と、これらの金型1、1’の間に移動可能に設
けられているスライド金型20等から構成されている。
固定金型1は、スライド金型20と接する面2を備えて
いる。そしてこの面2から内方に突出した凹部3が設け
られている。凹部3は、一方の半中空体Aの外表面を形
成するもので、略半球状をし、後述するスライド金型2
0と協働して半中空体Aを成形するキャビティ5が形成
される。なお、キャビティ5に連通したスプルー、ゲー
ト等は示されていない。固定金型1には、凹部3と所定
の間隔をおいて面2から外方に突出したコア部4が設け
られている。コア部4は、中間体Tの半分を形成するた
めのもので、中間体Tの支柱部Hを成形するための先端
面部6と、内面を成形するための周面部7と、接合部を
成形するためのリング状の凸部9とから構成されてい
る。周面部7と凸部9との間には、図示されているよう
に所定の間隔がある。したがって、中間体Tの接合部s
の断面は凹凸状になる。可動金型1’は、他方の半中空
体Bと、中間体Tの他の半分を形成するためのもので、
本実施例では凹部3’、コア部4’等は固定金型1と対
称形に設けられているので、同じ参照数字にダッシ
ュ「’」を付けて重複説明はしない。
可動金型1’の面2’間に設けられ、上下方向にはスラ
イド的に駆動されるようになっている。また本実施例で
は図において左右方向にも移動可能になっている。スラ
イド金型20は、中間体Tを形成するための幅を有し、
その上方部分において両側へ突出した断面が楕円状ある
いは半球形の雄型22、22’が設けられている。雄型
22、22’の径は、凹部3、3’の径より所定量だけ
小さい。したがって、図1に示されているように、スラ
イド金型20をその第1の位置SK1が固定金型1と可
動金型1’の第1の位置KK1に一致するようにスライ
ドさせると、凹部3、3’と雄型22、22’との間に
は、所定厚さの半中空体A、Bを成形するためのキャビ
ティ5、5’ができ上がる。雄型22、22’の付け根
には、付け根の面と所定の間隔をおいて外方へ突出した
リング状の凸部23、23’が設けられている。これに
より、凸部23、23’と、雄型22、22’の付け根
の面との間に、凸凹状の型が成形され、この型で成形さ
れる半中空体の接合部Sの断面は、凹凸状になる。
外周表面を成形するための透孔部24が設けられてい
る。透孔部24は、スライド金型20を軸方向に貫通
し、その両開放端部の径は、コア部4の周面部7の径よ
り大きく、凹部3、3’の開口部の径と略等しい。した
がって、固定金型1と可動金型1’の第1の位置KK1
へスライド金型20の第1位置SK1を移動すると、透
孔部24と周面部7との間に、所定厚さの中間体Tを成
形するためのキャビティ25ができ、スライド金型20
の第2の位置SK2へスライドさせると、透孔部24の
両開放端部は、凹部3、3’の開口部と一致する。
る中空体の成形法について説明する。図1に示されてい
るように、固定金型1の第1の位置KK1へスライド金
型20の第1の位置SK1をスライドさせて可動金型
1’を周知の手段により型締めする。そうすると、これ
らの金型1、1’、20の間に一対の半中空体B、Aを
成形するためのキャビティ5、5’と、中間体Tを成形
するためのキャビティ25とが形成される。そこで、図
には示されていないが、射出機からスプルー、ゲート等
を介して溶融樹脂をこれらのキャビティ5、5’、25
に射出する。そうすると、溶融樹脂はこれらのキャビテ
ィ5、5’、25に充填される。キャビティ5、5’に
より凹凸状の接合部S、S’を備えた一対の半中空体
B、Aが成形される。またキャビティ25により同様に
凹凸状の接合部s、s’と所定厚さの支持部Hとを備え
た中間体Tが成形される。
いて左方へ所定量開く。そうすると、半中空体Bは可動
金型1’の凹部3’に付いて移動する。すなわち、半中
空体Bの外表面と可動金型1’の凹部3’の内表面との
接触面積は、半中空体Bの内表面とスライド金型20の
雄型22’の外表面との接触面積より広いので、広い分
だけ付着力も大きく半中空体Bは可動金型1’の方に付
着して開かれる。これに対し、中間体Tはスライド金型
20の透孔部24の方に残る。すなわち中間体Tが可動
金型1’の先端面部6’、周面部7’等に接する表面積
は、固定金型1の先端面部6、周面部7およびスライド
金型20の透孔部24に接する表面積より小さいので、
中間体Tは、スライド金型20の方に残る。
する前に、スライド金型20を図において左方に雄型2
2の突出量よりやや大きめに移動する。このときも、半
中空体Aは、固定金型1の凹部3とスライド金型20の
雄型22に対する接触面積の差により、固定金型1の方
に残る。また中間体Tは、固定金型1の方に残る傾向が
あるので、適宜な手段によりスライド金型20の方に付
いた状態で移動させる。これにより、半中空体Aは固定
金型1に、半中空体Bは可動金型1’に保持され、そし
て中間体Tはスライド金型20に保持される。この状態
でスライド金型20を図において上方にスライドし、中
間体Tの接合部s、s’を半中空体A、Bの接合部S、
S’に位置させ、当接するようにして再度型締めする。
そうすると、凹凸状の接合部s、s’、S、S’により
リング状の接合空間K、K’ができる。次いで、射出機
から溶融樹脂を接合空間K、K’に射出し充填する。射
出充填が終わった状態は、図2においてJで示されてい
る。なお、他方の空間K’は、理解を容易にするために
未充填の状態で示されている。冷却固化を待って、可動
金型1’とスライド金型20を例えば同時に型開きをす
る。そうすると、前述したような表面積の差により、中
空体製品は可動金型1’とスライド金型20の方に付い
て移動する。図には示されていないエジェクタ装置等で
製品を取り出す。以下同様な操作を繰り返し、成形す
る。
る。例えば中間体Tは、両側において半中空体A、Bの
接合部に接合されるので、中間体Tには支柱部Hを成形
することができ、強度の大きい中空体製品を得ることが
できる。また半中空体A、Bが固定金型1あるいは可動
金型1’に接する面積と、スライド金型20の雄型2
2、22’に接する面積との間には差があるので、1次
成形後型開きするとき、半中空体A、Bは、固定金型1
および可動金型1’にそれぞれ残り、スライド金型20
をスライドさせてから射出する2次成形が容易である効
果が得られる。また中間体Tはスライド金型20にも接
しているので、2次成形後可動金型1’とスライド金型
20とを同時に型開きすると、製品が可動金型1’とス
ライド金型20の方に付いて移動し、製品の取り出しが
容易でもある。
型と、可動金型と、これらの金型の間に設けられている
スライド金型とを用いて、3ピースから中空体製品を得
るので、内燃機関のインテークマニホールド、内部の強
度が要求される大中型のタンク等の中空体製品を得るこ
とができる。また固定金型と、可動金型と、これらの金
型の間に設けられているスライド金型とを用いるので、
射出形成により成形することができ、複雑な形状の中空
体製品も製造できる特徴も有する。さらには、一対の半
中空体は、接合部が向き合った状態で、これらの半中空
体の間に介在される中間体は、接合部が両側に位置する
ようにして成形されるので、スライド金型をスライドさ
せるだけで、一対の半中空体の接合部と中間体の接合部
が当接する。したがって、スライド金型の駆動が簡単で
各工程が自動化でき中空体製品を量産できるという利点
もある。
金型の第1の位置が固定金型の第1の位置にある、射出
前の状態を示す断面図である。
位置にあり、一対の半中空体の接合部と、中間体の接合
部とを接合した状態を示す断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 固定金型1と、可動金型1’と、これら
の金型1、1’の間に設けられているスライド金型20
とを用いて、 一対の半中空体A、Bは、前記金型1、1’、20の各
々の第1の位置KK1、SK1でその接合部S、S’が
向き合った状態で、前記半中空体A、Bの間に介在され
る中間体Tは、前記金型1、1’、20の第2の位置K
K2、SK2でその接合部s、s’が両側に位置するよ
うにして成形し、 次いで、前記スライド金型20を、その第2の位置SK
2から、前記固定金型1あるいは可動金型1’の第1の
位置KK1へスライドさせて、前記半中空体A、Bと中
間体Tを、これらの接合部S、S’、s、s’を互いに
当接させた状態に保持し、そしてこれらの接合部S、
S’、s、s’に溶融樹脂を射出して、一対の半中空体
A、Bと中間体Tとから中空体製品を得ることを特徴と
する、3ピースからなる中空体製品の成形方法。 - 【請求項2】 固定金型1と、可動金型1’と、これら
の金型1、1’の間に設けられているスライド金型20
とからなり、 前記一対の金型1、1’には、一対の半中空体A、Bを
成形するための凹部3、3’と、前記一対の半中空体
A、Bの間に介在される中間体Tを成形するためのコア
部4、4’とが所定の間隔をおいて設けられ、 前記スライド金型20には、前記凹部3、3’と協働す
る雄型22、22’と、前記コア部4、4’と協働する
透孔部24とが設けられ、 前記スライド金型20が、その第1の位置SK1が、前
記固定金型1の第1の位置KK1にあるときは、前記凹
部3、3’と前記雄型22、22’との間に前記一対の
半中空体A、Bを成形するためのキャビティ5、5’
が、また前記コア部4、4’と前記透孔部24との間に
中間体Tを成形するためのキャビティ25とがそれぞれ
構成され、 前記スライド金型20が、その第2の位置SK2が前記
固定金型1の第1の位置KK1にあるときは、前記透孔
部24の両開放端部が前記凹部3、3’の開口部に略一
致することを特徴とする、3ピースからなる中空体製品
の成形用の型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16505693A JP2696297B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 3ピースからなる中空体製品の成形方法およびその型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP16505693A JP2696297B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 3ピースからなる中空体製品の成形方法およびその型装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06344378A true JPH06344378A (ja) | 1994-12-20 |
JP2696297B2 JP2696297B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=15805011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16505693A Expired - Lifetime JP2696297B2 (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | 3ピースからなる中空体製品の成形方法およびその型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2696297B2 (ja) |
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