JPH06344165A - シート素材を案内及び搬送する装置 - Google Patents

シート素材を案内及び搬送する装置

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JPH06344165A
JPH06344165A JP6116954A JP11695494A JPH06344165A JP H06344165 A JPH06344165 A JP H06344165A JP 6116954 A JP6116954 A JP 6116954A JP 11695494 A JP11695494 A JP 11695494A JP H06344165 A JPH06344165 A JP H06344165A
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chain
sheet
articulated
shoe
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ジレ・ペル
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Henry Voituriez
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    • B23K37/047Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work moving work to adjust its position between soldering, welding or cutting steps
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    • B23P2700/50Other automobile vehicle parts, i.e. manufactured in assembly lines

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザビームによる連続溶接設備用のシート
素材案内及び搬送装置を提供する。 【構成】 本装置は、接合面4を形成するように予め突
き合わせられた少なくとも2つのシート素材2、3を案
内及び搬送する。本装置は、接合面の両側に設けられて
互いに同期して運動し、シート素材を支持してこれらシ
ート素材をレーザビーム1に向けて搬送するための2つ
のユニット20、60を備える。各々のユニットは、シ
ート素材の下面に概ね連続的に接触する関節型のシュー
24a、64aを有する下側チェーン21a、61a
と、下側チェーンと向かい合うように配置された関節型
のシュー24b、64bを有する上側チェーン21b、
61bとを備える。上側チェーンは、下側チェーンと協
働してシート素材を付着力によりレーザビームに向けて
供給する。上記ユニットの少なくとも一方は、シート素
材の移動方向に沿って接合面4に向かっている。従っ
て、シート素材の溶接される縁部の方向にシート素材を
互いに圧接させる横方向の圧力がシート素材に与えられ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームによる連
続溶接設備において、予め突き合わせられた少なくとも
2つのシート素材を案内及び搬送するための装置に関す
る。
【0002】本発明はまた、上記案内及び搬送装置を備
え、突き合わせ溶接すべき少なくとも2つのシート素材
をレーザビームによって連続的に溶接するための設備に
関する。
【0003】
【従来の技術】レーザビームによって2つのシート素材
を溶接する技術は大きな産業的な可能性を開発してお
り、例えば自動車産業用の突き合わせ溶接部品の製造に
おいて特に有用である。
【0004】実際に、突き合わせられたシート素材、す
なわち、重ね合わせることなくレーザビームによって縁
部同士が溶接されたシート素材は総てプレス成形の可能
性を有している。
【0005】シート素材は、種々の幾何学的な形状及び
/又は種々の厚みを有することがあり、また、種々の品
質のスチールから形成することができる。
【0006】2つのシート素材の突き合わせ溶接を行う
ためには、これらシート素材を突き合わせ、該シート素
材をレーザビームの軸線に直交する方向に連続的に移動
させることにより、シート素材の接合面をレーザビーム
に露呈させることが知られている。
【0007】そのような溶接設備は通常、シート素材の
一方をビームの軸線に関して横方向に位置決めする領域
と、次に2つのシート素材の縁部同士を当接させる領域
と、最後にシート素材の縁部同士の当接を維持しながら
シート素材をレーザビームの下に移動させる領域とを備
える。
【0008】シート素材を溶接領域に保持するための種
々の保持装置が知られており、そのような保持装置は、
例えばローラによって形成される垂直方向のクランプ装
置を各シート素材に関して使用している。
【0009】しかしながら、上記タイプの保持装置は、
異なった幾何学的な形状を有するシート素材を相互に溶
接することができない。
【0010】順に配列されたパレットの対を備える保持
装置も知られており、各々のパレットの対は少なくとも
1つのシート素材を担持する。
【0011】シート素材は、例えばパレットによって挟
持することにより固定される。
【0012】上記装置は更に、シート素材を上方から保
持するための傾斜した圧力ローラを上記溶接領域に備え
ている。
【0013】上記装置は欠点を有しており、その主な理
由は、該装置はシート素材の溶接される縁部の間の間隙
を極力小さくすることができず、従って、溶接の際に上
記間隙が溶接された領域の熱膨張のために増大してしま
うことである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも2つのシート素材を案内及び搬送する装置、並び
に、該装置を備えると共に、溶接作業全体を通じて移動
する上記2つのシート素材の溶接される縁部の間の間隙
を制御するための設備を提供することにより、上記欠点
を解消することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】従って本発明は、レーザ
ビームによって連続的に溶接するための設備において接
合面を形成するように予め突き合わせられた少なくとも
2つのシート素材を案内及び搬送する装置であって、上
記接合面の両側に設けられて互いに同期して運動し、上
記シート素材を支持してこれらシート素材を上記レーザ
ビームに向けて搬送するための2つの支持及び搬送ユニ
ットを備えるタイプの装置において、上記各々の支持及
び搬送ユニットは、対応するシート素材の下面に概ね連
続的に接触する表面を形成する関節型のシューを有する
下側チェーンと、対応する下側の関節型シューチェーン
と向かい合うように配置された関節型のシューを有する
上側チェーンとを備え、該上側チェーンは、上記下側の
関節型シューチェーンと協働して上記シート素材を付着
力により上記レーザビームに向けて供給するようになさ
れており、上記2つの支持及び搬送ユニットの少なくと
も一方は、上記シート素材の移動方向に沿って上記接合
面に向かっており、これにより、上記シート素材の溶接
される縁部の方向に上記シート素材を互いに圧接させる
横方向の圧力を上記シート素材に与えることを特徴とす
る装置を提供する。
【0016】本発明の他の特徴によれば、上記2つの支
持及び搬送ユニットの一方は、上記シート素材の移動方
向に沿って上記接合面に向かっており、上記支持及び搬
送ユニットの他方は、上記シート素材の上記接合面に対
して平行である。。
【0017】上記2つの支持及び搬送ユニットの各々
は、上記シート素材の上記接合面に向かっており、上記
各々の支持及び搬送ユニットには、対応するユニットの
上記関節型シューチェーンに作用する垂直方向の力によ
って上記シート素材を挟持するためのクランプ手段が設
けられ、上記クランプ手段は、下側の関節型シューチェ
ーンを支持するローラと、上側の関節型シューチェーン
用の軸受ローラとを備えており、上記ローラの回転軸線
は、上記下側の関節型シューチェーンの移動方向に直交
し且つ水平方向に配列されており、上記軸受ローラの回
転軸線は、上側の関節型シューチェーンの移動方向に直
交し且つ水平方向に配列されており、少なくとも3つの
ローラが、各関節型シューチェーンの1つのシューと同
時に接触し、各々の関節型シューチェーンは、上記シー
ト素材に直交する平面においてループを形成すると共
に、該ループを駆動するための駆動手段を備えており、
上記関節型シューチェーンの各々のシューは、対応する
シート素材に接触するその表面に、例えばポリマの如き
ある材料の層を有しており、上記材料は、対応するシー
ト素材との間に付着力を生じるに十分な摩擦係数を有す
る。
【0018】本発明はまた、少なくとも2つのシート素
材をレーザビームによって連続的に突き合わせ溶接する
ための設備であって、上記シート素材を突き合わせ、こ
れらシート素材の接合面を上記レーザビームの軸線に整
合させるための領域と、上記シート素材を上記レーザビ
ームに向けて搬送し、上記突き合わせられたシート素材
を整合した状態に維持するための領域と、上記シート素
材を溶接するための溶接領域と、上記溶接されたシート
素材を排出するための領域とを備え、上記シート素材を
搬送しこれらシート素材を整合させる上記領域、並び
に、上記シート素材溶接領域が、上記装置を備えること
を特徴とする設備を提供する。
【0019】本発明の別の特徴によれば、上記シート素
材を突き合わせせてこれらシート素材の接合面を整合さ
せるための上記領域が、上記シート素材を支持してこれ
らシート素材を上記レーザビームに向けて搬送するため
の2つのユニットを備え、これらユニットは、上記接合
面の両側にそれぞれ設けられて互いに同期して運動する
ことができ、上記各々のユニットは、関節型のシューを
有する2つのチェーンを備え、これらチェーンの一方は
下側チェーンであり、また他方は上側チェーンであり、
上記関節型シューチェーンが、上記シート素材の接合面
に対して平行であるり、上記溶接されたシート素材を排
出するための上記領域が、上記シート素材を支持してこ
れらシート素材を上記レーザビームに向けて搬送するた
めの2つのユニットを備え、これらユニットは、上記接
合面の両側にそれぞれ設けられて互いに同期して運動す
ることができ、上記各々のユニットは、関節型のシュー
を有する2つのチェーン、すなわち下側チェーン及び上
側チェーンを備え、上記関節型シューチェーンが、上記
シート素材の接合面に対して平行であり、上記各領域の
関節型シューチェーンは各々連続的な関節型シューチェ
ーンを備える。
【0020】
【実施例】本発明の特徴及び効果は、図面を参照して本
発明の実施例を説明する以下の記載から明らかとなろ
う。
【0021】図1に概略的に示す装置は、金属シート素
材2、3をレーザビーム1によって連続的に突き合わせ
溶接するための設備において、上記金属シート素材2、
3の複数の対を案内及び搬送するようになされている。
【0022】シート素材2、3は、種々の幾何学的な形
状及び/又は種々の厚みを有することができ、また、種
々の品質のスチールから構成することができ、更に、例
えば自動車産業又は半完成品を使用する他の産業で用い
られる。
【0023】各対の2つのシート素材2、3は、接合面
4を形成するように突き合わされ、レーザビーム1の下
を連続的に移動して溶接される。
【0024】溶接の品質を良好にするためには、溶接領
域におけるシート素材2、3の位置決めは幾つかの要件
を満たす必要があり、そのような要件としては特に、レ
ーザビーム1の軸線に対する溶接すべき縁部の相対的な
位置、並びに、シート素材2、3を供給する行程におけ
る上記縁部の間の空隙を制御及び減少ために上記縁部に
作用させる相対的な圧力が挙げられる。
【0025】この目的のために、図1乃至図3に示す装
置は、シート素材2、3を支持してこれらシート素材を
レーザビーム1に向けて搬送するための2つのユニット
20、60を備えており、これらユニットは、接合面4
の両側に配列されると共に、互いに同期して運動するこ
とができる。
【0026】シート素材2を支持及び搬送するためのユ
ニット20は、対応するシート素材2の下面と実質的に
連続的に接触する表面を形成する関節型のシューを有す
る下側チェーン21aと、対応する下側チェーン21a
に向かい合う関節型のシューを有する上側チェーン21
bとを備えており、該上側チェーンは、上記下側チェー
ンと協働して付着力によりシート素材2をレーザビーム
1に向けて供給する。
【0027】下側の関節型シューチェーン21aは、シ
ート素材2、3に対して直交する平面において環状部す
なわちループを形成し、当該下側チェーン21aの端部
に各々設けられた一対のホイール22a、23aによっ
て移動される。
【0028】下側チェーン21aは、例えば、ホイール
22a、23aの一方に接続されたモータ及び減速機か
ら成る装置(図示せず)によって駆動される。
【0029】図4及び図5に示すように、下側チェーン
21aは、ピン25によって互いに関節式に連結された
概ね平行六面体形状のシュー24aを備えている。
【0030】上側の関節型シューチェーン21bも、シ
ート素材2、3に対して直交する平面において環状部す
なわちループを形成し、当該上側チェーン21bの端部
に各々設けられた一対のホイール22b、23bによっ
て移動される。
【0031】上側チェーン21bは、例えば、ホイール
22b又は23bに接続されたモータ及び減速機から成
る装置(図示せず)によって駆動される。
【0032】上側チェーン21bは、ピン25(図2)
によって互いに関節式に連結された概ね平行六面体形状
のシュー24bを備えている。
【0033】シート素材2を支持及び搬送するためのユ
ニット20には、関節型シューチェーン21a、21b
に作用する垂直方向の力によってシート素材2を挟持す
るための手段すなわちクランプ手段26、27が設けら
れている。
【0034】上記クランプ手段は、下側の関節型シュー
チェーン21aを支持するローラ26と、上側の関節型
シューチェーン21b用の軸受ローラ27とを備えてお
り、上記ローラ26の回転軸線は、上側チェーン21a
の移動方向に対して直交するように水平であり、また、
上記ローラ27の回転軸線は、上側チェーン21bの移
動方向に対して直交するように水平である。
【0035】直線的な母面を有する円筒形のローラ26
は、自由に回転可能であると共に互いに比較的接近して
配置され、これにより、シート素材2の下面に接触する
下側の関節型シューチェーン21aの表面は、シート素
材を位置決めするための水平な基準面を画成している。
【0036】直線的な母面を有する円筒形のローラ27
も、自由に回転可能であると共に互いに比較的接近して
配置されている。
【0037】少なくとも3つのローラ26が、下側の関
節型シューチェーン21aの各シュー24aに接触し、
また、少なくとも3つのローラ27が、上側の関節型シ
ューチェーン21bの各シュー24bに接触している。
【0038】シート素材3を支持及び搬送するためのユ
ニット60は、シート素材2を支持及び搬送するための
ユニット20と同一である。
【0039】ユニット60は、シート素材3の下面に接
触する実質的に連続的な接触面を形成する下側の関節型
シューチェーン61aと、下側チェーン61aに向かい
合う関係に配置されて該下側チェーンと協働して付着力
によりシート素材3をレーザビーム1に向けて供給する
ための上側の関節型シューチェーン61bとを備えてい
る。
【0040】下側の関節型シューチェーン61aは、シ
ート素材2、3に対して直交する平面に環状部すなわち
ループを形成し、下側チェーン61aの端部に各々配置
された一対のホイール(図示せず)によって移動され
る。
【0041】下側の関節型シューチェーン61aは、例
えば、上記ホイールの一方に接続されたモータ及び減速
機から成る装置(図示せず)によって駆動される。
【0042】下側チェーン61aは、ピンによって互い
に関節式に連結された概ね平行六面体形状のシュー64
a(図3)を有している。
【0043】上側の関節型シューチェーン61bは、シ
ート素材2、3に対して直交する平面に環状部すなわち
ループを形成し、上記上側チェーン61bの端部に各々
配置される一対のホイール(図示せず)によって移動さ
れる。
【0044】上側チェーン61bは、例えば、上記ホイ
ールの一方に接続されたモータ及び減速機から成る装置
(図示せず)によって駆動される。
【0045】上側チェーン61bは、概ね平行六面体形
状を有すると共にピンによって互いに関節式に連結され
たシュー64b(図3)を備えている。
【0046】シート素材3を支持及び搬送するためのユ
ニット60には、関節型シューチェーン61a、61b
に作用する垂直力によってシート素材3を挟持するため
のクランプ手段66、67が設けられている。
【0047】これらのクランプ手段は、下側の関節型シ
ューチェーン61aを支持するローラ66と、上側チェ
ーン61b用の軸受ローラ67とを備えており、上記ロ
ーラ66の回転軸線は、下側チェーン61aの移動方向
に対して直交するように水平であり、また、上記ローラ
67の回転軸線は、上側チェーン61bの移動方向に対
して直交するように水平である。
【0048】直線的な母面を有する円筒形のローラ66
は、自由に回転可能であると共に互いに比較的接近して
配置されており、これにより、シート素材3の下面に接
触する下側の関節型シューチェーン61aの表面は、シ
ート素材を位置決めするための水平な基準面を形成す
る。
【0049】少なくとも3つのローラ66が各シュー6
4aに接触している。
【0050】直線的な母面を有する円筒形のローラ67
は、自由に回転可能であると共に互いに比較的接近して
配置されている。
【0051】少なくとも3つのローラ67が各シュー6
4bに接触している。
【0052】図3に示すように、チェーン21a、21
b、及び61a、61bのシュー24a、24b、及び
64a、64bは同一であり、例えばスチールから形成
される。
【0053】シート素材2又は3に接触する上記シュー
の面は、これらシューとシート素材との間のスリップを
防止するために、例えばポリマから成る層によって被覆
されている。
【0054】シュー24a、24bは、対向するシュー
64a、64bと共に、レーザビーム1によって溶接す
る装置を位置決めしてシート素材2、3の縁部を溶接す
るために十分な空間を形成する。
【0055】また、シート素材2、3の溶接すべき縁部
の方を向いたシュー24a、24b、64a、64bの
側面28a、28b、68a、68bは斜交している
が、反対側の面29a、29b、69a、69bは平坦
且つ垂直である。
【0056】従って、図1に示すように、関節型シュー
チェーン21a、21b、及び、61a、61bによっ
てそれぞれ形成される2つのユニット20及び60は、
シート素材2、3の移動方向において、接合面4に向か
って傾斜して配列され、これにより、シート素材2、3
に横方向の圧力を与えてこれらシート素材を溶接すべき
縁部に向かって互いに圧接させる。
【0057】代替実施例においては、2つのユニット2
0、60の少なくとも一方は、シート素材2、3の移動
方向において、接合面4に向かって傾斜して配列され、
他方のユニットは、シート素材2、3の接合面に対して
平行に配列される。
【0058】従って、ユニット20、60の一方又は両
方が、シート素材2、3の接合面4に対して1乃至3°
の角度を形成する。
【0059】シート素材2、3の接合面4に対する関節
型シューチェーン21a、21b、61a、61bの向
きは、シート素材2、3の溶接される縁部に付与すべき
望ましい横方向の圧力に依存する。
【0060】シート素材2、3の溶接される縁部に与え
るべき横方向の圧力が大きければ大きい程、シート素材
2、3の接合面4に対する下側チェーン21a、21
b、61a、61bの配列角度すなわち傾斜角度を大き
くする必要があり、また、シート素材2、3とシュー2
4a、24b、64a、64bとの間のスリップを防止
するために、ローラ26、27、66、67によって関
節型シューチェーンに与えるべき垂直方向の圧力も大き
くする必要がある。
【0061】2つのユニット20、60の一方又は両方
の平面における配列すなわち傾斜によってシート素材
2、3の溶接される縁部に与えられる横方向の圧力、並
びに、シート素材2、3に与えられる垂直方向の圧力に
よって、本発明の装置は、溶接作業全体を通じて搬送さ
れるシート素材2、3の溶接される縁部の間の間隙を制
御することができ、これにより、溶接の際にシート素材
2、3が膨張することにより溶接される縁部が離れない
ようにすることができる。
【0062】上記横方向の圧力及び垂直方向の圧力は、
シート素材2、3を溶接する間、並びに、該溶接の後に
接合面を冷却する間にわたって維持され、これにより、
得られる溶接継手の機械的な特性が改善される。
【0063】本発明の装置はまた、シート素材2、3の
溶接される縁部の垂直面をレーザビームの軸線に整合さ
せた状態に維持するための追加の手段すなわち整合手段
を備える。
【0064】そのような整合手段は、2組のガイド面3
0a、30b、及び、70a、70bを備えている。
【0065】図3に示すように、ガイド面30aは、垂
直方向の軸線を有する自由に回転可能なローラ31aに
よって形成され、該ローラ31aは、下側の関節型シュ
ーチェーン21aのシュー24aの側面29aに圧接し
ている。
【0066】ガイド面30bは、垂直方向の軸線を有す
る自由に回転可能なローラ31bを備えており、該ロー
ラ31bは、上側の関節型シューチェーン21bのシュ
ー24bの側面29bに圧接している。
【0067】また、ガイド面70aは、垂直方向の軸線
を有する自由に回転可能なローラ71aを備えており、
該ローラ71aは、下側の関節型シューチェーン61a
のシュー64aの側面68aに圧接している。
【0068】ガイド面70bは、垂直方向の軸線を有す
る自由に回転可能なローラ71bを備えており、該ロー
ラ71bは、上側の関節型シューチェーン61bのシュ
ー64bの側面69bに圧接している。
【0069】次に図6を参照すると、少なくとも2つの
シート素材2、3をレーザビーム1によって連続的に突
き合わせ溶接するための設備が示されており、この設備
は、シート素材2、3を案内及び搬送するための上述の
装置を備えている。
【0070】本設備は、異なった幾何学的な形状又は異
なった厚みを有する複数の対のシート素材2、3を連続
的に突き合わせてこれらシート素材をレーザビーム1に
よって順次溶接するようになされている。
【0071】各対の2つのシート素材2、3はそれぞれ
の縁部同士を対向させた状態で置かれ、互いに溶接され
るようにレーザビーム1の下で連続的に移動する。
【0072】この目的のために、図6に示す設備は、シ
ート素材2、3がある形状に切断された後に、(A)シ
ート素材2、3を突き合わせ、これらシート素材2、3
の接合面4をレーザビーム1の軸線に整合させるための
領域Aと、(B)レーザビーム1に向けてシート素材
2、3を搬送すると共に上記突き合わせられたシート素
材を整合した状態に維持するための領域Bと、(C)シ
ート素材2、3を溶接するための領域Cと、(D)溶接
されたシート素材2、3を排出するための領域Dとを備
えている。
【0073】領域Aは、シート素材2を長手方向におい
て支持及び位置決めするための手段を備え、該手段は、
例えばボールを有するコンベアベルト80によって形成
され、該コンベアベルトは、シート素材2の下面に連続
的に接触する第1の表面を構成する。
【0074】コンベアベルト80は、下側の関節型シュ
ーチェーン21aと並置された関係にあり、該下側の関
節型シューチェーンは、シート素材2の下面に連続的に
接触する第2の表面を構成し、コンベアベルト80と同
期して長手方向に移動する。
【0075】この領域Aにおいては、下側の関節型シュ
ーチェーン21aは、シート素材2の溶接される縁部に
対して平行であり、該溶接される縁部に近接するシート
素材2の一部を支持し、一方、コンベアベルト80はシ
ート素材2の残りの部分を支持する。
【0076】コンベアベルト80には、各シート素材2
を幾何学的に位置決めするための位置決め手段が設けら
れており、該手段は、対応するシート素材2の形状すな
わち幾何学的な輪郭に適合するような配置及び形状を有
する。
【0077】そのような手段は、ストリップ(帯状
片)、脚部、傾斜した要素、ピンの形状の停止部すなわ
ちストップ、あるいは、部品をコンベアベルト上で位置
決めするための他の周知の手段によって形成することが
できる。
【0078】図6に示す実施例においては、上記位置決
め手段は、コンベアベルト80に固定されて該コンベア
ベルトと共に移動するストリップ81を備えている。
【0079】領域Aはまた、シート素材2の溶接される
縁部を横方向において位置決めするための横方向位置決
め手段を備えており、該手段は、ガイドを形成する長手
方向のストップ82を備え、該ストップは、下側の関節
型シューチェーン21aに向かい合うその側面82aを
レーザビーム1の軸線に一致させた状態で垂直方向に配
列されている。
【0080】コンベアベルト80は、下側の関節型シュ
ーチェーン21aに向かって下方に傾斜することができ
る。
【0081】領域Aは更に、シート素材2を長手方向及
び横方向において整合させるための整合手段を備えてお
り、該整合手段は、シート素材2の上面に実質的に連続
的に接触する表面を構成する上側の関節型シューチェー
ン21bの開始部によって形成される。
【0082】上側の関節型シューチェーン21bは、対
応する下側の関節型シューチェーン21aと向かい合う
関係で配置され、該下側の関節型シューチェーンと協働
して付着力によりシート素材2を供給するようになされ
ている。
【0083】領域Aにおいては、上側の関節型シューチ
ェーン21bは、シート素材2の溶接される縁部に対し
て平行である。
【0084】このようにすると、例えば操作ロボットの
如き適宜な手段(図示せず)によって、例えばボールを
有するコンベアベルト80の上に置かれたシート素材2
は、ストリップ81によって長手方向に移動されると共
にコンベアベルト80の上で横方向において摺動し、こ
れにより、ストップ82の側面82aに接触する各シー
ト素材2の溶接される縁部がレーザビーム1の軸線上に
位置する。
【0085】コンベアベルト80は、シート素材2の下
面に連続的に接触する表面を構成する他の水平コンベア
ベルトによって延長される。
【0086】上記水平コンベアベルト83は、シート素
材2の下面に実質的に連続的に接触する第2の表面を構
成する下側の関節型シューチェーン21aに並置され
る。
【0087】コンベアベルト83は、例えば、自由に回
転可能なローラを有するベルト又はボールを有するベル
トであり、また、関節型シューチェーン21a、21b
と同期して長手方向に移動するローリングベルトとする
こともできる。
【0088】領域Aの終端部において、シート素材2は
コンベアベルト83によって支持され且つ整合され、そ
の間でシート素材2が押圧される関節型シューチェーン
21a、21bによってレーザビーム1に向かって供給
される。
【0089】領域Aは更に、シート素材3を長手方向に
おいて支持及び位置決めするための手段を備え、該手段
は、シート素材3の下面に連続的に接触する第1の表面
を構成する例えばボールを有するコンベアベルト84に
よって形成される。
【0090】コンベアベルト84は下側の関節型シュー
チェーン61aと並置されており、該下側の関節型シュ
ーチェーンは、シート素材3の下面に概ね連続的に接触
する第2の表面を構成し、コンベアベルト84と同期し
て長手方向に移動する。
【0091】下側の関節型シューチェーン61aは、溶
接される縁部に近接するシート素材3の部分を支持し、
コンベアベルト84は、上記シート素材3の残りの部分
を支持する。
【0092】コンベアベルト84には、シート素材3を
幾何学的に位置決めするための位置決め手段が設けられ
ており、該位置決め手段は、シート素材3の形状及び輪
郭に適合するような配置及び形状を有している。
【0093】上記位置決め手段は、ストリップ(帯状
片)、脚部、傾斜要素、ピンの形態のストップ(停止
部)、又は、部品をコンベアベルト上で位置決めするた
めの他の周知の手段によって形成することができる。
【0094】図6に示す実施例においては、上記位置決
め手段は、コンベアベルト84上で固定されて該コンベ
アベルトと共に移動するストリップ85を備えている。
【0095】例えばボールを有するコンベアベルト84
は、下側の関節型シューチェーン61aに向かって下方
に傾斜することができる。
【0096】領域Aは更に、シート素材を長手方向及び
横方向において整合させるための整合手段を備えてお
り、該整合手段は、シート素材3の上面に概ね連続的に
接触する表面を構成する上側の関節型シューチェーン6
1bによって形成されている。
【0097】上側の関節型シューチェーン61bは、下
側の関節型シューチェーン61aに向かい合う関係で配
置され、該下側の関節型シューチェーンと協働して付着
力によりシート素材を供給するようになされている。
【0098】領域Aにおいては、上側の関節型シューチ
ェーンは、シート素材3の溶接される縁部に対して平行
である。
【0099】このようにすると、例えば操作ロボットの
如き適宜な手段(図示せず)によってコンベアベルト8
4の上に置かれたシート素材3は、ストリップ85によ
って移動されてコンベアベルト84の上で横方向に摺動
し、これにより、各シート素材3の溶接される縁部は、
各シート素材2の溶接される縁部に接触し、結果的には
レーザビーム1の軸線の上に位置決めされる。
【0100】コンベアベルト84は水平なコンベアベル
ト86によって延長され、該水平なコンベアベルトは、
下側の関節型シューチェーン61aと並置され、シート
素材3の下面に連続的に接触する表面を構成する。
【0101】上記水平なコンベアベルト86は、例え
ば、自由に回転可能なローラを有するベルト又はボール
を有するベルトであり、また、関節型シューチェーン6
1a、61bと同期して長手方向に移動するローリング
ベルトとすることができる。
【0102】コンベアベルト80、84、並びに、関節
型シューチェーン21a、21b、61a、61bは、
互いに同期して長手方向に移動し、ローリングベルトに
よって構成された場合にはコンベアベルト83、86に
同期して長手方向に移動することになる。
【0103】また、シート素材2と協働するコンベアベ
ルト80、83及びチェーン21a、21b、並びに、
シート素材3と協働するコンベアベルト84、86及び
関節型シューチェーン61a、61bは、シート素材
2、3の接合面4の両側にそれぞれ設けられている。
【0104】領域Bへ移動する間に、シート素材2は最
初にコンベアベルト80の上に着座し、その後、関節型
シューチェーン21a、21bの間で圧接される。
【0105】シート素材3が領域Bへ移動する間にも上
と同様の状況が生じ、シート素材3は最初にコンベアベ
ルト84及び下側の関節型シューチェーン61aの上に
着座し、その後、関節型シューチェーン61a、61b
の間で圧接される。
【0106】シート素材2、3をレーザビーム1へ搬送
すると共に領域Aにおいて予め突き合わせられたシート
素材2、3を整合した状態に維持するための領域Bにお
いては、本設備は、シート素材2のためのコンベアベル
ト83及び関節型シューチェーン21a、21bと、シ
ート素材3のためのコンベアベルト86及び関節型シュ
ーチェーン61a、61bとを備えている。
【0107】シート素材2、3を溶接するための領域
C、並びに、溶接されたシート素材2、3を排出するた
めの領域Dに関しても同様であり、本設備は、シート素
材2のためのコンベアベルト83及び関節型シューチェ
ーン21a、21bと、シート素材3のためのコンベア
ベルト86及び関節型シューチェーン61a、61bと
を備えている。
【0108】図6に示す実施例においては、上述の2つ
の支持及び搬送ユニット20、60を構成するチェーン
21a、21b及び61a、61bは、上記領域B及び
Cにおいては、シート素材2、3の移動方向に沿って接
合面4に向かって傾斜しており、これにより、シート素
材2、3に横方向の圧力を与えると共に、これらシート
素材をそれぞれの溶接される縁部の方向に向けて互いに
押圧する。
【0109】シート素材2、3を支持及び搬送するため
のユニット20、60には、対応するユニットの関節型
シューチェーン21a、21b及び61a、61bに作
用する垂直方向の力によってシート素材2、3を挟持す
るためのクランプ手段が設けられている。
【0110】上記クランプ手段は、シート素材2、3を
案内及び搬送するための上記装置に関して上に説明した
クランプ手段と同様である。
【0111】コンベアベルト83、86並びにチェーン
21a、21b及び61a、61bも、溶接されたシー
ト素材2、3を排出するための領域Dまで伸ばすことが
できる。
【0112】この領域Dにおいては、チェーン21a、
21b及び61a、61bは、シート素材2、3の接合
面4に対して平行である。
【0113】溶接されたシート素材2、3を排出するた
めの領域Dは、それ以前の各領域のコンベアベルト8
3、86とは独立したコンベアベルトを備えることがで
きる。
【0114】代替実施例においては、領域B及びCにお
いて、シート素材2、3を支持及び搬送するための2つ
のユニット20、60の一方は、シート素材2、3の移
動方向に沿って接合面4に向かって傾斜しており、上記
ユニット20、60の他方は、シート素材2、3の接合
面4に対して平行である。
【0115】図6に示す実施例においては、領域A、
B、Cの関節型シューチェーン21a、21b及び61
a、61bは各々連続的な関節型シューチェーンであ
る。
【0116】他の実施例においては、領域A、領域B及
びC、並びに、領域Dの関節型シューチェーン21a、
21b及び61a、61bは各々独立した関節型シュー
チェーンとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】少なくとも2つのシート素材を案内及び搬送す
る本発明の装置の概略的な平面図である。
【図2】シート素材を支持及び搬送するための図1に示
す装置のユニットの概略的な立面図である。
【図3】図2の線3−3に関する断面図である。
【図4】関節型シューチェーンの複数のシューを示す概
略的な立面図である。
【図5】関節型シューチェーンの複数のシューの平面図
である。
【図6】本発明の連続的な突き合わせ溶接装置の概略的
な平面図である。
【符号の説明】
1 レーザビーム 2、3 シート素材 4 接合面 20、60 ユニット 21a、61a 下側チェーン 21b、61b 上側チェーン 24a、24b、64a、64b シュー 30a、30b、70a、70b ガイド面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンリ・ヴォアテュリー フランス共和国 59240 ダンケルク,リ ュー・ドゥ・ドゥーブレ 444

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームによって連続的に溶接する
    ための設備において接合面を形成するように予め突き合
    わせられた少なくとも2つのシート素材を案内及び搬送
    する装置であって、前記接合面の両側に設けられて互い
    に同期して運動し、前記シート素材を支持してこれらシ
    ート素材を前記レーザビームに向けて搬送するための2
    つの支持及び搬送ユニットを備えるタイプの装置におい
    て、前記各々の支持及び搬送ユニットは、対応するシー
    ト素材の下面に概ね連続的に接触する表面を形成する関
    節型のシューを有する下側チェーンと、対応する下側の
    関節型シューチェーンと向かい合うように配置された関
    節型のシューを有する上側チェーンとを備え、該上側チ
    ェーンは、前記下側の関節型シューチェーンと協働して
    前記シート素材を付着力により前記レーザビームに向け
    て供給するようになされており、前記2つの支持及び搬
    送ユニットの少なくとも一方は、前記シート素材の移動
    方向に沿って前記接合面に向かっており、これにより、
    前記シート素材の溶接される縁部の方向に前記シート素
    材を互いに圧接させる横方向の圧力を前記シート素材に
    与えることを特徴とするシート素材を案内及び搬送する
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記2つの支
    持及び搬送ユニットの一方は、前記シート素材の移動方
    向に沿って前記接合面に向かっており、上記支持及び搬
    送ユニットの他方は、前記シート素材の前記接合面に対
    して平行であることを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の装置において、前記2つの支
    持及び搬送ユニットの各々が、前記シート素材の前記接
    合面に向かっていることを特徴とする装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかの装置におい
    て、前記各々の支持及び搬送ユニットには、対応するユ
    ニットの前記関節型シューチェーンに作用する垂直方向
    の力によって前記シート素材を挟持するためのクランプ
    手段が設けられることを特徴とする装置。
  5. 【請求項5】 請求項4の装置において、前記クランプ
    手段は、対応する下側の関節型シューチェーンを支持す
    るローラと、対応する上側の関節型シューチェーン用の
    軸受ローラとを備えており、前記ローラの回転軸線は、
    前記下側の関節型シューチェーンの移動方向に直交し且
    つ水平方向に配列されており、前記軸受ローラの回転軸
    線は、対応する上側の関節型シューチェーンの移動方向
    に直交し且つ水平方向に配列されていることを特徴とす
    る装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の装置において、少なくとも3
    つのローラが、各関節型シューチェーンの1つのシュー
    と同時に接触することを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかの装置におい
    て、各々の関節型シューチェーンは、前記シート素材に
    直交する平面においてループを形成すると共に、該ルー
    プを駆動するための駆動手段を備えることを特徴とする
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかの装置におい
    て、前記関節型シューチェーンの各々のシューは、対応
    するシート素材に接触するその表面に、例えばポリマの
    如きある材料の層を有しており、前記材料は、対応する
    シート素材との間に付着力を生じるに十分な摩擦係数を
    有することを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至3のいずれかの装置におい
    て、前記支持及び搬送ユニットの少なくとも一方は、前
    記シート素材の溶接される縁部を垂直面に整合させた状
    態に維持するための追加の手段を備えることを特徴とす
    る装置。
  10. 【請求項10】 請求項9の装置において、前記シート
    素材の溶接される縁部を垂直な基準面に整合した状態に
    維持するための前記追加の手段は、前記シート素材の水
    平方向の移動面の両側にそれぞれ配置された平行な2つ
    の横方向のガイド面を備えており、前記各々のガイド面
    は、前記関節型シューチェーンのシューの側面と協働す
    ることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも2つのシート素材をレーザ
    ビームによって連続的に突き合わせ溶接するための設備
    において、 前記シート素材を突き合わせ、これらシート素材の接合
    面を前記レーザビームの軸線に整合させるための領域A
    と、 前記シート素材を前記レーザビームに向けて搬送し、前
    記突き合わせられたシート素材を整合した状態に維持す
    るための領域Bと、 前記シート素材を溶接するための溶接領域Cと、 前記溶接されたシート素材を排出するための領域Dとを
    備え、 前記突き合わせられたシート素材を供給すると共に前記
    突き合わせられたシート素材を整合した状態に維持する
    ための前記領域B、並びに、前記溶接領域Cが、請求項
    1乃至10のいずれかの装置を備えることを特徴とする
    設備。
  12. 【請求項12】 請求項11の設備において、前記シー
    ト素材を突き合わせせてこれらシート素材の接合面を整
    合させるための前記領域Aが、前記シート素材を支持し
    てこれらシート素材を前記レーザビームに向けて搬送す
    るための2つのユニットを備え、これらユニットは、前
    記接合面の両側にそれぞれ設けられて互いに同期して運
    動することができ、前記各々のユニットは、関節型のシ
    ューを有する2つのチェーンを備え、これらチェーンの
    一方は下側チェーンであり、また他方は上側チェーンで
    あり、前記関節型シューチェーンが、前記シート素材の
    接合面に対して平行であることを特徴とする設備。
  13. 【請求項13】 請求項11の設備において、前記溶接
    されたシート素材を排出するための前記領域Dが、前記
    シート素材を支持してこれらシート素材を前記レーザビ
    ームに向けて搬送するための2つのユニットを備え、こ
    れらユニットは、前記接合面の両側にそれぞれ設けられ
    て互いに同期して運動することができ、前記各々のユニ
    ットは、関節型のシューを有する2つのチェーンを備
    え、これらチェーンの一方は下側チェーンであり、また
    他方は上側チェーンであり、前記関節型シューチェーン
    が、前記シート素材の接合面に対して平行であることを
    特徴とする設備。
  14. 【請求項14】 請求項11、12又は13の設備にお
    いて、前記領域A、B、C及びDにおける関節型シュー
    チェーンは各々連続的な関節型シューチェーンであるこ
    とを特徴とする設備。
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