JP3369652B2 - 突合せ溶接装置 - Google Patents

突合せ溶接装置

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JP3369652B2 JP20218793A JP20218793A JP3369652B2 JP 3369652 B2 JP3369652 B2 JP 3369652B2 JP 20218793 A JP20218793 A JP 20218793A JP 20218793 A JP20218793 A JP 20218793A JP 3369652 B2 JP3369652 B2 JP 3369652B2
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    • B23K26/20Bonding
    • B23K26/21Bonding by welding
    • B23K26/24Seam welding
    • B23K26/26Seam welding of rectilinear seams

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザービームにより少
なくとも2枚のシート状金属片を連続的に突合せて接合
し溶接する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】レーザービームにより2枚のシート状の
金属片を溶接することは産業界に相当な可能性をもたら
している。特に、例えば自動車工業において突合せ溶接
された部品を製造する場合がそうである。
【0003】突合せ接合部を有する2枚のシート状金属
片、即ち、重複させずに縁と縁とを組合せてレーザービ
ームにより溶接したものはプレス成形に対する十分な耐
力を保有している。
【0004】シート状金属片は異なった幾何的な形状及
び/又は異なった板厚のものであってもよく、また、異
なった材質の鋼材であってもよい。溶接済みのシート状
金属片の最適なプレス成形性を保有するように2枚のシ
ート状金属片をレーザービームで正確に突合せ溶接する
ために、溶接すべきシート状金属片をギャップなく相互
に辺縁部を突合せた状態で配置しなければならず、異な
った形状のシート状金属片の場合、相互に対して長手方
向の位置決めを完全に行わなければならない。
【0005】更に、一方では、2枚のシート状金属片の
接合面をレーザービームの光軸に位置させるようにそれ
らのシート状金属片の完全な横方向位置決め行うことが
重要であり、他方では、上記シート状金属片の接合面を
レーザービームの光軸に維持するようにそれらの金属片
を供給する間長手方向及び横方向の相対位置を確実に維
持することが重要である。
【0006】工業的に利用する装置の場合にはシート状
金属片の位置決めは連続的に行わなければならない。更
に、それに加えて、シート状金属片の受入れ、レーザー
ビームへ向けてそれらの金属片を供給する間、相互に対
する及びレーザービームの光軸に対するシート状金属片
の位置決め、金属片の供給中の相対位置の維持及びシー
ト状金属片の溶接と溶接済みのシート状金属片の搬出を
可能にしなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑み
て、良好な溶接品質をもたらすレーザービームによる、
少なくとも2枚のシート状金属片の連続的な突合せ接合
と溶接を行う装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、レーザービームにより少なくとも2枚の
シート状金属片を連続的に突合せて溶接する装置であっ
て、前記装置が、 A)溶接すべき第1のシート状金属片を位置決めする第
1の区域にして、前記第1のシート状金属片を水平な基
準面に支持して長手方向に位置決めし、かつレーザービ
ームの方向に水平に移動可能な手段上に、前記第1のシ
ート状金属片を供給する装置と、前記第1のシート状金
属片の辺縁部をレーザービームの光軸上に横向きに位置
決めする手段と、前記第1のシート状金属片の長手方向
及び横方向の相対位置を維持する手段と、レーザービー
ムの軸線上に前記第1のシート状金属片の溶接すべき辺
縁部を維持する手段とを、有する前記第1の区域と、 B)溶接すべき2枚のシート状金属片の間に突合せ接合
をなさしめる第2の区域にして、前記第1のシート状金
属片を水平な基準面に支持する長手方向手段と、前記第
1のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対位置を
維持する手段と、レーザービームの光軸上に前記第1の
シート状金属片の溶接すべき辺縁部を維持する手段と、
前記長手方向手段の第2のシート状金属片を供給し、基
準面で前記第2のシート状金属片を支持しかつ前記第1
のシート状金属片の溶接すべき辺縁部に対して前記第2
のシート状金属片の溶接すべき辺縁部を位置決めし、前
記第1のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対位
置を維持する手段と同期して水平方向に可動の装置と、
前記第2のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対
位置を維持する手段とを、有する前記第2の区域と、 C)前記2枚のシート状金属片を案内し、移送しかつ溶
接する第3の区域にして、前記シート状金属片を水平な
基準面に支持する長手方向手段と、2枚のシート状金属
片の長手方向及び横方向の相対位置を維持しかつ水平に
可動の手段と、レーザービームの光軸上に第1のシート
状金属片の溶接すべき辺縁部を維持する手段と、2枚の
シート状金属片の溶接すべき辺縁部の間に横方向の圧力
を作用させる手段と、レーザービーム溶接ユニットと
を、備えた前記第3の区域と、 D)2枚の溶接済みシート状金属片を排出する第4の区
域にして、前記溶接済みのシート状金属片を支持する手
段と前記溶接済みのシート状金属片を取除く手段とを、
有する前記第4の区域とを、備えて構成されている。
【0009】
【実施例】図1に図解的に示した装置は、例えば自動車
工業において、異なった幾何学的形状又は異なった板厚
を有する複数の組のシート状金属片2,3をレーザービ
ームにより継続して連続的に突合せ接合しかつ溶接する
ように構成されている。
【0010】各組の2枚のシート状金属片2及び3は、
縁と縁を突合せて供給され、そしてレーザービーム1の
下へ連続的に移送されて溶接される。かかる目的のた
め、図1に示す装置は、シート状金属片2及び3を連続
的に突合せ接合しかつ溶接するための以下の如き手段を
備えている。すなわち、 A)溶接すべき第1のシート状金属片2を位置決めする
区域Aと、 B)溶接すべき2枚のシート状金属片2及び3を縁と縁
を突合せた状態にする区域Bと、 C)2枚のシート状金属片2及び3を案内し、移送しか
つ溶接する区域Cと、及び D)2枚の溶接された金属シート2及び3を搬出する区
とを、備えている。
【0011】高質の溶接を確保するため、シート状金属
片2及び3の位置決めは溶接区域Cにおいていくつかの
要件を満足しなければならない。この要件は特に相互に
関して及びレーザービーム1の光軸に関して溶接すべき
縁部の位置についてのものであり、更に、制御すべき前
記縁部に作用させる相対圧力及びシート状金属片2,3
を供給する過程において前記縁部間のギャップを減少さ
せることに関するものである。
【0012】区域Aは、シート状金属片を水平な基準面
に支持しかつ長手方向に位置決めする手段4の上に第1
のシート状金属片2を供給する装置であって、前記手段
4はレーザービーム1の方向へ向かって水平に移動可能
となっている、前記装置と、レーザービーム1の光軸に
シート状金属片2の溶接すべき縁部を横向きに位置決め
する手段5と、シート状金属片2の長手方向及び横方向
の相対位置を維持する手段6と、そしてレーザービーム
1の光軸上に、シート状金属片2の溶接すべき縁部を維
持する手段60とを、備えている。
【0013】図1の実施例では、シート状金属片2を支
持しかつ長手方向に位置決めする手段4は、コンベヤベ
ルト10、特に、シート状金属片2の下面と連続的に接
触する第1の面を構成するボールベルトを備えている。
【0014】このコンベヤベルト10は下部の関節状シ
ューチェーン20と並列関係で配設されており、この下
の関節状シューチェーン20は第1のシート状金属片
2の下面と連続的に接触する第2の面を構成しかつコン
ベヤベルト10と同期して長手方向に移動する関節状の
シューを担持する。
【0015】下部の関節状シューを有する関節状シュー
チェーン20は、溶接すべき縁部の付近に設けられた第
1のシート状金属片2の一部を支持し、コンベヤベルト
10は第1のシート状金属片2の他の部分を支持する。
【0016】コンベヤベルト10は各第1のシート状金
属片2を幾何学的に位置決めする手段を備えており、こ
の位置決め手段は対応する第1のシート状金属片2の形
状又は幾何学的外形に従って配列されるようになってい
る。
【0017】これらの手段は棒、ラグ、傾斜要素、ピン
又は何か他の公知の手段を当接させてコンベヤベルトの
一部を位置決めするように構成してもよい。図1に示す
実施例では、これらの手段はコンベヤベルト10に固定
されてコンベヤベルトと共に移動する棒11で形成され
ている。
【0018】図1及び3に示す通り、区域Aでは、第1
のシート状金属片2の溶接すべき辺縁部を横方向に位置
決めする手段は、垂直方向に配列されたガイド部を構成
する長手方向に延在するストップ部材12で形成されて
おり、従って、下部の関節状シューチェーン20と対向
する横方向の面12aを含む平面がレーザービーム1の
光軸と一致する。
【0019】図3に示す通り、コンベヤベルト10は、
下部の関節状シューチェーン20に向かう方向に水平面
に対し1度ないし5度の間の角度αだけ傾斜している。
この傾斜は第1のシート状金属片2の移動方向に角度α
から0度まで漸次減少し、従ってコンベヤベルト10は
完全に水平となる。このコンベヤベルト10は第1のシ
ート状金属片2の長手方向及び横方向の相対位置を維持
する手段6に達する前に水平となる。
【0020】区域Aでの第1のシート状金属片2の長手
方向及び横方向の相対位置を維持する手段6は上部の関
節状シューチェーン30の入口端部分で形成されてお
り、この上部の関節状シューチェーン30は第1のシー
ト状金属片2の上面と連続的に接触する面を構成する関
節状のシューを有している。
【0021】上部の関節状シューチェーン30は対応す
る下部の関節状シューチェーン20と対向して配列され
ておりかつ該下部の関節状シューチェーン20と共働し
て付着した状態で第1のシート状金属片2を移動させ
る。
【0022】例えば回転自在のボールを有するコンベヤ
ベルト10に載置されたシート状金属片2は、例えばハ
ンドリングロボット(図示せず)のような手段により棒
11を使用して長手方向に移動されかつコンベヤベルト
10の上で横向きに摺動される。この場合、各シート状
金属片2の溶接すべき辺縁部をストップ部材12の横方
向の面12aと接触させるようにしかつレーザービーム
1の光軸に位置決めさせるようにして行われる。区域A
の終端部では、シート状金属片2は上部の関節状シュー
チェーン30により相互の位置関係が維持される。
【0023】下部の関節状シューチェーン20及び上部
の関節状シューチェーン30については以下に、より詳
細に説明する。溶接すべき2枚のシート状金属片2及び
3を縁と縁を突合せた状態で運ぶ区域Bは以下の構成要
素から成る。即ち、水平な基準面に第1のシート状金属
片2を支持する長手方向手段4aと、第1のシート状金
属片2の長手方向及び横方向の相対位置を維持させる手
段6と、レーザービーム1の軸線上に第1のシート状金
属片2の溶接すべき辺縁部を維持する手段60と、基準
面に第2のシート状金属片3を長手方向に支持する手段
7の上に第2のシート状金属片3を供給し第1のシート
状金属片2の溶接すべき辺縁部に第2のシート状金属片
3の溶接すべき辺縁部を位置決めする装置とを、備えて
おり、該手段7は手段6と同期して水平方向に可動であ
り、第1のシート状金属片2の長手方向及び横方向の相
対位置を維持するように構成されており、更に、第2の
シート状金属片3の長手方向及び横方向の相対位置を維
持する手段8とを、備えている。
【0024】区域Bで第1のシート状金属片2を長手方
向に支持する長手方向手段4aは、水平なコンベヤベル
ト13で形成されており、第1のシート状金属片2の下
面と連続的に接触する第1の面を構成する。
【0025】このコンベヤベルト13は、区域Aの下部
の関節状シューチェーン20と並列して設けられてい
て、区域Bに伸長しかつ第1のシート状金属片2の下面
と連続的に接触する第2の面を構成する。
【0026】コンベヤベルト13は、例えば回転自在の
ローラ又はボールを備えたベルトを有するものである
が、下部の関節状シューチェーン20と同期して長手方
向に移動する回転式のベルトであってもよい。
【0027】下部の関節状シューチェーン20は溶接す
べき辺縁部付近に位置する第1のシート状金属片2の一
部を支持し、水平なコンベヤベルト13は第1のシート
状金属片2の他の部分を支持する。
【0028】この区域Bでは、第1のシート状金属片2
の長手方向及び横方向の相対位置を維持する手段6は、
区域Aの上部の関節状シューチェーン30により構成さ
れており、第1のシート状金属片2の上面と連続的に接
触する面を構成する。
【0029】上部の関節状シューチェーン30は下部の
関節状シューチェーン20と対向して配置されており、
区域Aと同様に、相互に共働しかつ付着した状態で第1
のシート状金属片2を供給するようになっている。
【0030】区域Bでは、第2のシート状金属片3を支
持しかつ長手方向に位置決めする手段7は、例えばボー
ルを有するコンベヤベルト14で構成されていて、第2
のシート状金属片3の下面と連続的に接触する第1の面
を構成する。
【0031】このコンベヤベルト14は下部関節状シ
ューチェーン40と並列して配置されており、更に、
部の関節状シューチェーン40は第2のシート状金属片
3の下面と連続的に接触する第2の面を構成しかつコン
ベヤベルト14と同期して長手方向に移動する。
【0032】下部の関節状シューチェーン40は溶接す
べき辺縁部付近に配置されている第2のシート状金属片
3の一部と支持し、そしてコンベヤベルト14は第2の
シート状金属片3の他の部分を支持する。
【0033】コンベヤベルト14は、第2のシート状金
属片3を位置決めする手段を備え、第2のシート状金属
片3の形状及び外形に対応して配設されている。これら
の手段は棒、突起、傾斜要素、ピンの形をしたストップ
部材又は他の公知の方法で形成さえていて、コンベヤベ
ルト上の部品を位置決めする。
【0034】図1に示す実施例では、これらの手段はコ
ンベヤベルト14に固定された棒15により形成されて
おりコンベヤベルトと共に移動する。図5に示す通り、
例えばボールを有するコンベヤベルト14は水平面に対
して1度ないし5度の間の角度αだけ下部の関節状シュ
ーチェーン40の方向に傾斜しており、この角度は第2
のシート状金属片3の移動方向にα度から0度まで減少
し、従って、コンベヤベルト14は完全に水平となる。
コンベヤベルト14は手段8に達する前に水平となり、
手段8は第2のシート状金属片3の長手方向及び横方向
の相対位置を維持するように作用する。
【0035】区域Bでは、かかる第2のシート状金属片
3の長手方向及び横方向の相対位置を維持する手段8
は、第2のシート状金属片3の上面と連続的に接触する
面を構成する上部の関節状シューチェーン50により構
成される。
【0036】上部の関節状シューチェーン50は、下部
の関節状シューチェーン40と対向して配設されていて
当該下部の関節状シューチェーン40と共働して付着又
は摩擦により第2のシート状金属片3を供給する。
【0037】このように、例えばハンドリングロボット
等の適当な手段(図示せず)によりコンベヤベルト14
の上に置かれたシート状金属片3は、棒15で移動され
かつコンベヤベルト14上で横方向にスライドされる。
この場合、各第2のシート状金属片3の溶接すべき辺縁
部は各第1のシート状金属片2の溶接すべき辺縁部と接
触状態となってレーザービーム1の光軸に順次位置合せ
される。区域Bの端部では、第2のシート状金属片3は
上部の関節状シューチェーン50により相対位置が維持
される。
【0038】下部の関節状シューチェーン40と上部の
関節状シューチェーン50については後程より詳細に説
明する。区域Cはこれら2枚のシート状金属片2及び3
を案内し、移動しかつ溶接する区域であり、以下の構成
をなしている。即ち、第1のシート状金属片2を水平な
基準面に支持する長手方向手段4aと、第1のシート状
金属片2の長手方向及び横方向の相対位置を維持し水平
方向に移動可能な手段6と、第2のシート状金属片3を
水平な基準面に長手方向に支持しレーザービーム1の方
向に移動可能な手段9と、第2のシート状金属片3の長
手方向及び横方向の相対位置を維持しかつ水平に移動可
能な手段8と、第1のシート状金属片の溶接すべき辺縁
部をレーザービーム1の軸線上に維持する手段6と、2
枚のシート状金属片2及び3の溶接すべき辺縁部間の横
方向圧力を発生させる手段70と、及びレーザービーム
1とを、備えている。
【0039】かかる区域Cは、2枚のシート状金属片の
移動方向に対してレーザービーム1の上流側のシート状
金属片間のギャップを制御する手段をも備えている。区
域Cの第1のシート状金属片2を支持する長手方向手段
4aは水平なコンベヤベルト13と区域cに伸長する区
域Bの下部の関節状シューチェーン20とにより構成さ
れる。
【0040】第1のシート状金属片2の長手方向及び横
方向の相対位置を維持する手段6は、区域Bの上部の関
節状シューチェーン30で構成されている。上部の関節
状シューチェーン30は区域Cにまで延在しかつ下部の
関節状シューチェーン20と共働して付着した状態で第
1のシート状金属片2を供給する。
【0041】区域Cの第2のシート状金属片3を支持す
長手方向手段は水平なコンベヤベルト16で形成さ
れ、このコンベヤベルト16は第2のシート状金属片3
の下面と連続的に接触する第1の面を構成する。
【0042】水平なコンベヤベルト16は区域Bの下部
の関節状シューチェーン40と並列して配置されかつ区
域Cにまで延在し、第2のシート状金属片3の下面と連
続的に接触する第2の面を構成する。
【0043】水平なコンベヤベルト16は、例えば、回
転自在に装着されたローラを有するベルト又はボールを
有するベルトであるが、これは下部の関節状シューチェ
ーン40と同期して長手方向に移動するローリングベル
トであってもよい。
【0044】下部の関節状シューチェーン40は、溶接
すべき辺縁部付近に配置された第2のシート状金属片3
の一部を支持し、一方コンベヤベルト16は第2のシー
ト状金属片3の他の部分を支持する。
【0045】コンベヤベルト10,14及び関節状シュ
ーチェーン20,30,40,50そして可能ならコン
ベヤベルト13,16は相互に同期して長手方向に移動
する。この場合、これらのコンベヤベルトはローリング
ベルトで形成される。
【0046】更に、コンベヤベルト10及び13と関節
シューチェーン20及び30とは第1のシート状金属
片2と共働し、コンベヤベルト14及び16と関節状
ューチェーン40及び50とは第2のシート状金属3と
共働し、かつこれらは両シート状金属片2及び3の突合
せ接合面の各々の側に配置されている。
【0047】区域Bへ移送する間、シート状金属片2は
最初はコンベヤベルト10に載っており、次に、この金
属片2は下部の関節状シューチェーン20と上部の関節
状シューチェーン30の入口部分の間で押圧される。
【0048】第2のシート状金属片3の区域Cへの移送
についても同様であり、この場合、まずシート状金属片
3はまずコンベヤベルト14及び下部の関節状シューチ
ェーン40の上に載っており、次に下部の関節状シュー
チェーン40と上部の関節状シューチェーン50の入口
部分の間で押圧される。
【0049】レーザービーム1の方向へ向かう2枚のシ
ート状金属片2及び3の相対位置を確実にするため、第
1のシート状金属片2を支持し位置決めする手段4と、
第2のシート状金属片3を支持し位置決めする手段7と
は同期していなくてもよく、従ってこれらの金属片は異
なった速度で移送され、その後2基のコンベヤベルト1
0及び14は相互に対して正しい位置になりシート状金
属片2及び3は装置の区域Cで完全に位置合わせした状
態となる。
【0050】図2,4及び6ないし9において、関節状
シューチェーンを詳細に示す。図2,6及び7に示す通
り、下部の関節状シューチェーン20は第1のシート状
金属片2の下面と連続的に接触する面を構成し、第1及
び第2のシート状金属片2及び3に垂直な面に閉鎖ルー
プを形成する。
【0051】下部の関節状シューチェーン20は一対の
ホイール201及び202により担持され、各ホイール
はそれぞれのループ端部に配置されている。下部の関節
シューチェーン20は側部が平行な形状をしていて図
8及び9に示す通り軸204で共に関節状に接合された
シュー203を備えている。
【0052】下部の関節状シューチェーン20はまた支
持ローラ205備えており、支持ローラ205は回転自
在でかつシュー203の第2のシート状金属片2と接触
する側の面とは反対側の面と共働する。
【0053】これらの円筒状ローラ205は直線形であ
って比較的接近しており、それらの回転軸線は下部の水
平な関節状シューチェーン20の移動方向に対して垂直
である。
【0054】これらのローラ205は下部の関節状シュ
ーチェーン20を支持し、第2のシート状金属片2の下
面と接触する下部の関節状シューチェーン20の面がこ
の金属片2の位置合わせ用の水平な基準面を画成すると
いう具合になっている。
【0055】少なくとも3個のローラ205が各々のシ
ュー203と接触する。下部の関節状シューチェーン2
0は、例えば、ホイール201又は202の1つに連結
された減速機(図示せず)により駆動される。
【0056】上部の関節状シューチェーン30は第1の
シート状金属片2の上面と連続的に接触する面を形成し
ていて、両シート状金属片2及び3に対して垂直な平面
で閉ループを形成する。
【0057】上部の関節状シューチェーン30は一対の
ホイール301及び302により担持されており、各ホ
イールは関節状シューチェーンのループの各端部に配設
されている。
【0058】上部の関節状シューチェーン30は、ま
た、平行な側部を有しスピンドル304により共に関節
状に接合されたシュー303で構成される。さらに、上
部の関節状シューチェーン30はローラ305を備えて
おり、このローラ305は回転自在であって第1のシー
ト状金属片2と接触する面とは反対側のシュー303の
面と共働する。
【0059】直線形をなす円筒状のローラ305は相互
に比較的接近しており、これらのローラの回転軸線は上
部かつ水平な関節状シューチェーン30の移動方向に対
して垂直である。
【0060】上部の関節状シューチェーン30は、例え
ば、ホイール301又は302の1つに連結された減速
装置(図示せず)により駆動される。ローラ305は、
上部の関節状シューチェーン30のシュー303に垂直
方向下方に面圧を作用させ、それによりシート状金属片
2をシュー203及び303の間に挟むように位置決め
される。
【0061】少なくとも3個のローラ305が均等に離
間した区域で各々のシュー303と接触し、従って、第
1のシート状金属片2に作用する圧縮力はシュー303
の良好な平坦性を維持しいくつかの直線的な接触により
圧縮力を配分可能とするようになっている。
【0062】図4,6及び7に示す通り、下部の関節状
シューチェーン40は第2のシート状金属片3の下面と
連続的に接触する面を形成し、シート状金属片2及び3
に対して垂直な面に閉ループを形成する。
【0063】下部の関節状シューチェーン40は一対の
ホイール401及び402により担持され、各ホイール
はループのそれぞれの端部に設けられている。下部の関
節状シューチェーン40はシュー403を備え、このシ
ューはほぼ平行な側面を持つ形状をしていてスピンドル
404により共に関節状に連結されている。
【0064】下部の関節状シューチェーン40は、ま
た、支持ローラ405を備え、このローラは回転自在で
かつシュー403の、第2のシート状金属片3と接触す
る側の面とは反対側の面と共働する。
【0065】直線状の形状の円筒ローラ405は相互に
比較的接近しており、その回転軸線は下部の水平な関節
シューチェーン40の移動方向に垂直である。ローラ
405は下部の関節状シューチェーン40を支持してい
るため、下部の関節状シューチェーン40の、第2のシ
ート状金属片3と接触する側の面は、そのシート状金属
片の位置決めをする水平な基準面を画成する。
【0066】少なくとも3個のローラ405が各シュー
403と接触している。下部の関節状シューチェーン4
0は、例えば、ホイール401又は402のいずれか1
つに連結された減速装置(図示せず)により駆動され
る。
【0067】上部の関節状シューチェーン50は、第2
のシート状金属片3の上面と連続的に接触する面を構成
していて、シート状金属片2及び3に対して垂直な面に
閉ループを形成する。
【0068】上部の関節状シューチェーン50は上記ル
ープの各端部に配設された一対のホイール501及び5
02により担持される。上部の関節状シューチェーン5
0はシュー503を備え、このシュー503はほぼ平行
な側部を有する形状をしており、スピンドル504と共
に関節状に連結されている。
【0069】上部の関節状シューチェーン50は、ま
た、支持ローラ505を備え、これらのローラ505は
回転自在でかつシュー503の、第2のシート状金属片
3と接触する面とは反対側の面と共働する。
【0070】これらほぼ直線状のローラ505は、相互
に比較的接近しており、その回転軸線は上部の関節状
ューチェーン50と水平方向に垂直である。上部の関節
シューチェーン50は、例えば、ホイール501及び
502のいずれか一つに連結された減速装置(図示せ
ず)により駆動される。
【0071】支持ローラ505は上部の関節状シューチ
ェーン50のシュー503に垂直に面圧を作用するよう
に配設されており、それにより、シュー403及び50
3の間に第2のシート状金属片3を押圧する。
【0072】少なくとも3個のローラ505が均等に離
間した区域で各シュー503と接触しているため、圧縮
力は第2のシート状金属片3上に分配される。それによ
り、シュー503の良好な平坦性が維持されかつ複数の
直線的な接触線上にその圧縮力を分配する。
【0073】各シート状金属片2及び3は、本装置の区
域A及びBにおいて、シュー203及び303、403
及び503のそれぞれの間で漸次締付けられた後、ロー
ラ205及び305、405及び505により作用させ
る面圧によって、これらシューが固着した状態の下で区
域Cへ案内され供給される。
【0074】関節状シューチェーン20,30,40及
び50は相互に同期して駆動されてシート状金属片2及
び3の間にスリップを生じさせることなく、溶接する方
向へそれらの金属片を移送し、そしてシューには圧力が
作用する。
【0075】区域A,B及びCの端部には、レーザービ
ーム1の光軸上に第1のシート状金属片2の溶接すべき
辺縁部を維持する手段60が備わっている。図6及び7
に示す通り、第1のシート状金属片2の溶接すべき辺縁
部を所定の位置に維持するこれらの手段60が2式の横
方向のガイドウェイ61及び62により形成されてお
り、これらのガイドウェイ61,62は平行でかつシー
ト状金属片2及び3の供給部分の水平面の各側部に配設
されている。
【0076】ガイドウェイ61はローラ61aで構成さ
れ、このローラ61aは垂直な軸線を有し回転自在であ
る。また、ローラ61aは下部の関節状シューチェーン
20のシュー203の横の面203aを支持しかつ垂直
な基準面64に固定された支持部63に装着されてい
る。
【0077】ガイドウェイ62は垂直な軸線を有しかつ
回転自在なローラ62aにより構成されており、ローラ
62aは上部の関節状シューチェーン30のシュー30
3の横の面303aを支持し、また、垂直な基準面64
に固定された支持部65に装着されている。
【0078】別の実施例では、ローラ61a及び62a
は各シュー203及び303に直接装着されていて垂直
な基準面64を支持してもよい。かかる機構の場合は、
ガイドウェイ61,62及び基準面64により、第1の
シート状金属片2の溶接すべき辺縁部を維持し、レーザ
ービーム1の軸線に、本装置の区域A内でシート状金属
片を位置合わせすることを可能にする。
【0079】区域BとCの端部には、2枚のシート状金
属片2及び3の溶接すべき辺縁部間に横向きの圧力を発
生させる手段70が備わっている。図7に示す通り、こ
れらの手段70は2つの横向き及び平行なガイドウェイ
71及び72により構成され、これらのガイドウェイ7
1,72はシート状金属片を供給する水平な面の両側に
設けられている。
【0080】ガイドウェイ71は、一方では、下部の
節状シューチェーン40のシュー403と共働し、他方
ではシート状金属片2及び3の接合面に垂直な方向に少
なくとも1つの押圧要素74と共働する。
【0081】ガイドウェイ72は、一方では上部の関節
シューチェーン50のシュー503と共働し、他方で
はシート状金属片2及び3の接合面に垂直な方向に少な
くとも1つの押圧要素75と共働する。
【0082】ガイドウェイ71は垂直な軸線を有し回転
自在なローラ71aを備え、ローラ71aは、下部の
節状シューチェーン40のシュー403の横向きの面4
03aを支持し、かつ押圧要素74に連結された支持部
76に装着されている。
【0083】ガイドウェイ72はローラ72aから成
り、このローラ72aは、垂直な軸線を有しかつ回転自
在であり、上部の関節状シューチェーン50のシュー5
03の横向きの面503aを支持し、更に、押圧要素7
5に連結された支持部77に装着されている。
【0084】これとは別の実施例として、ローラ71a
と72aとをそれぞれシュー403及び503に直接装
着して、押圧要素74及び75に連結されたガイドを支
持するようにしてもよい。
【0085】押圧要素74及び75は、例えば、ジャッ
キ又はシリンダで構成してもよい。別の実施例として、
シート状金属片2及び3の長手方向及び横方向の相対位
置を維持する手段を対応するシート状金属片2又は3の
上面と接触する連続した帯板で形成しかつこの上面に上
記帯板を押付ける回転自在なローラで形成してもよい。
【0086】2枚のシート状金属片を搬出する区域Dに
は、溶接済みのシート状金属片を支持する手段80と、
溶接済みのシート状金属片を取除く手段(図示せず)が
備わっている。
【0087】この支持手段80は、例えば、ローラ又は
ボールを有するテーブルのような移送テーブルにより構
成され、当該取除く手段はハンドリングロボットにより
構成されている。
【0088】溶接済みのシート状金属片を支持する手段
80は、またコンベヤベルト13及び16と、区域Dに
延在する区域Cの下部の関節状シューチェーン20及び
40とで構成されてもよい。
【0089】区域Dには溶接部を検査し、ブラシをか
け、そして油を塗布する手段を設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の装置を図解的に表わした平面図であ
る。
【図2】図1の2−2線に関する本発明の装置の断面図
である。
【図3】図1の3−3線に関する本発明の装置の断面図
である。
【図4】図1の4−4線に関する本発明の装置の断面図
である。
【図5】図1の5−5線に関する本発明の装置の断面図
である。
【図6】図1の6−6線に関する本発明の装置の断面図
である。
【図7】図1の7−7線に関する本発明の装置の断面図
である。
【図8】関節状のシューを担持する関節状シューチェー
ンのいくつかのシューの正面図である。
【図9】図8のシューの平面図である。
【符号の説明】
1:レーザービーム 2:シート状金属片 3:シート状金属片 4:長手方向に位置決めする手段 5:横向きに位置決めする手段 6:横方向の相対位置を維持する手段 7:長手方向に支持する手段 8:横方向の相対位置を維持する手段 9:移動手段 10:コンベヤベルト 11:棒 12:ストップ部材 13:コンベヤベルト 14:コンベヤベルト 15:棒 16:コンベヤベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イヴォン・ル・ロイ フランス共和国 59940 ル・ドゥリウ, レジダンス・レ・マルグリット 309 (72)発明者 シャルル・シオン フランス共和国 59133 カンフィネン −カレンボール,リュー・アンドレ・コ シェ 10 (56)参考文献 特開 昭62−203679(JP,A) 特開 平5−245674(JP,A) 欧州特許出願公開549389(EP,A 1) 欧州特許出願公開87342(EP,A1) 欧州特許出願公開483569(EP,A 1) 欧州特許出願公開438615(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/00 - 26/26 B23K 37/00,37/04

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザービームにより少なくとも2枚の
    シート状金属片を連続的に突合せて溶接する装置であっ
    て、前記装置が、 A)溶接すべき第1のシート状金属片を位置決めする第
    1の区域にして、 前記第1のシート状金属片を水平な基準面に支持して長
    手方向に位置決めし、かつレーザービームの方向に水平
    に移動可能な手段上に、前記第1のシート状金属片を供
    給する装置と、 前記第1のシート状金属片の辺縁部をレーザービームの
    光軸上に横向きに位置決めする手段と、 前記第1のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対
    位置を維持する手段と、 レーザービームの軸線上に前記第1のシート状金属片の
    溶接すべき辺縁部を維持する手段とを、有する前記第1
    の区域と、 B)溶接すべき2枚のシート状金属片の間に突合せ接合
    をなさしめる第2の区域にして、 前記第1のシート状金属片を水平な基準面に支持する
    手方向手段と、 前記第1のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対
    位置を維持する手段と、 レーザービームの光軸上に前記第1のシート状金属片の
    溶接すべき辺縁部を維持する手段と、 前記長手方向手段の上に第2のシート状金属片を供給
    し、前記基準面で前記第2のシート状金属片を支持しか
    つ前記第1のシート状金属片の溶接すべき辺縁部に対し
    て前記第2のシート状金属片の溶接すべき辺縁部を位置
    決めし、前記第1のシート状金属片の長手方向及び横方
    向の相対位置を維持する手段と同期して水平方向に可動
    の装置と、 前記第2のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対
    位置を維持する手段とを、有する前記第2の区域と、 C)前記2枚のシート状金属片を案内し、移送しかつ溶
    接する第3の区域にして、 前記シート状金属片を水平な基準面に支持する長手方向
    手段と、 2枚のシート状金属片の長手方向及び横方向の相対位置
    を維持しかつ水平に可動の手段と、 レーザービームの光軸上に第1のシート状金属片の溶接
    すべき辺縁部を維持する手段と、 2枚のシート状金属片の溶接すべき辺縁部の間に横方向
    の圧力を作用させる手段と、 レーザービーム溶接ユニットとを、備えた前記第3の区
    域と、 D)2枚の溶接済みシート状金属片を排出する第4の区
    域にして、 前記溶接済みのシート状金属片を支持する手段と前記溶
    接済みのシート状金属片を取除く手段とを、有する前記
    第4の区域とを、備えた突合せ溶接装置。
  2. 【請求項2】 前記第1のシート状金属片を支持し長手
    方向に位置決めする手段が、前記第1のシート状金属片
    の下面と連続的に接触する第1の面を構成し、前記第1
    のシート状金属片の下面と連続的に接触する第2の面を
    構成する関節状のシューを備えた下部の関節状シューチ
    ェーンと並列して配置されたコンベヤベルトを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記下部の関節状シューチェーンが溶接
    すべき辺縁部に配置された第1のシート状金属片の一部
    を支持し、前記コンベヤベルトが前記第1のシート状金
    属片の他の部分を支持することを特徴とする請求項2記
    載の装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のシート状金属片の溶接すべき
    辺縁部を横方向に位置決めする手段がガイドとして作用
    する長手方向のストップ部材により構成されかつ垂直に
    配設されることにより、下部の関節状シューチェーンと
    対向する横方向の面を含む平面がレーザービームの光軸
    と一致することを特徴とする請求項2記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記第2のシート状金属片を支持し長手
    方向に位置決めする手段が、前記第2のシート状金属片
    の下面と連続的に接触する第1の面を構成し、前記第2
    のシート状金属片の下面と連続的に接触する第2の面を
    構成する関節状のシューを有する下部の関節状シュー
    ェーンと並列して配置されたコンベヤベルトを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記下部の関節状シューチェーンが溶接
    すべき辺縁付近に配置された第2のシート状金属片の一
    部を支持し、前記コンベヤベルトが前記第2のシート状
    金属片の他の部分を支持することを特徴とする請求項5
    記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記コンベヤベルトが各シート状金属片
    を幾何学的に位置決めし各シート状金属片の形状に適合
    するようになされた手段を備えていることを特徴とする
    請求項2又は5記載の装置。
  8. 【請求項8】 各シート状金属片を幾何学的に位置決め
    する前記手段が、棒、ラグ又はピンの形状をしたストッ
    プ部材を備えていることを特徴とする請求項7記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 前記コンベヤベルトが対応する下部の関
    節状シューチェーンの方に向かって水平面に対して1度
    ないし5度の間の角度αだけ傾斜しており、この角度は
    シート状金属片の移動方向にα度から0度まで減少し、
    更に、前記コンベヤベルトは、シート状金属片の相対位
    置を維持する手段に達する前に水平になることを特徴と
    する請求項2又は5記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記コンベヤベルトはボールを備えて
    いることを特徴とする請求項2又は5記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の区域及び第3の区域で第1
    のシート状金属片を支持する長手方向手段が水平なコン
    ベヤベルトを備え、前記コンベヤベルトは第1のシート
    状金属片の下面と連続的に接触する第1の面を構成し、
    第2の区域及び第3の区域に延在する第1の区域の下部
    の関節状シューチェーンと並列に配置され、かつ第1の
    シート状金属片の下面と連続的に接触する第2の面を構
    成することを特徴とする請求項2記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記第3の区域で第2のシート状金属
    片を支持する長手方向手段が水平なコンベヤベルトを備
    え、前記コンベヤベルトは前記第2のシート状金属片の
    下面と連続的に接触する第1の面を構成し、第3の区域
    に延在する第2の区域の下部の関節状シューチェーンと
    並列の関係にあり、かつ前記第2のシート状金属片の下
    面と連続的に接触する第2の面を構成することを特徴と
    する請求項5記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のシート状金属片の長手方向
    及び横方向の相対位置を維持する手段が上部の関節状シ
    ューチェーンを備え、前記上部の関節状シューチェーン
    は第1のシート状金属片の上面と連続的に接触する面を
    構成する関節状に連結されたシューを備え、前記上部の
    関節状シューチェーンが対応する下部の関節状シューチ
    ェーンと対向するように配置されかつ第1のシート状金
    属片を供給するように前記下部の関節状シューチェーン
    と付着した状態で共働することを特徴とする請求項2記
    載の装置。
  14. 【請求項14】 前記上部の関節状シューチェーンが下
    部の関節状シューチェーンと同期して長手方向に移動す
    ることを特徴とする請求項13記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記第2のシート状金属片の長手方向
    及び横方向の相対位置を維持する手段が上部の関節状シ
    ューチェーンを備え、前記上部の関節状シューチェーン
    は前記第2のシート状金属片の上面と連続的に接触する
    面を構成する関節状に連結されたシューを備え、前記上
    部の関節状シューチェーンは対応する下部の関節状シュ
    ーチェーンと対向しかつ第2のシート状金属片を供給す
    るように前記下部の関節状シューチェーンと付着した状
    態で共働することを特徴とする請求項5記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記上部の関節状シューチェーンが前
    記下部の関節状シューチェーンと同期して長手方向に移
    動することを特徴とする請求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1のシート状金属片と第2のシ
    ート状金属片の溶接すべき辺縁部の間に横方向の圧力を
    発生させる手段が、それらのシート状金属片が供給され
    る水平面の各側部に配置された2つの横方向に向きかつ
    平行なガイドウェイを備え、各ガイドウェイは、一方で
    は関節状シューチェーンのシューの横方向の面と共働
    し、他方では、垂直な基準面と共働することを特徴とす
    る請求項2,11及び13のいずれかに記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記2枚のシート状金属片の溶接すべ
    き辺縁部間に横方向の圧力を発生させる手段が、それら
    のシート状金属片が供給される水平面の各側部に配置さ
    れた2つの横方向に向きかつ平行なガイドウェイを備
    え、各ガイドウェイは、一方では関節状シューチェーン
    のシューの横方向の面と共働し、他方では2枚のシート
    状金属片の突合せ面に垂直な方向に作用する少なくとも
    一つの押圧要素と共働することを特徴とする請求項5,
    12及び15のいずれかに記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記溶接済みのシート状金属片を支持
    る手段が、コンベヤベルトと2枚のシート状金属片を
    案内し、移送しかつ溶接する第3の区域の下部の関節状
    シューチェーンを備えていることを特徴とする請求項2
    又は5記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記関節状シューチェーンが、シュー
    のシート状金属片と接触する側の面と反対側の面と共働
    する回転自在な支持ローラを備え、前記ローラの回転軸
    線は関節状シューチェーンの移動方向に垂直かつ水平で
    あることを特徴とする請求項2ないし19のいずれかに
    記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記コンベヤベルト及び関節状シュー
    チェーンが相互に同期して長手方向に移動することを特
    徴とする請求項2ないし20のいずれかに記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記第1のシート状金属片と共働する
    コンベヤベルト及び関節状シューチェーンと、前記第2
    のシート状金属片と共働する前記コンベヤベルト及び関
    節状シューチェーンとが、前記2枚のシート状金属片の
    突合せ接合面の各側部に配設されていることを特徴とす
    る請求項2ないし21のいずれかに記載の装置。
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