JPH06343789A - 全自動洗濯機の布量センシング制御方法 - Google Patents

全自動洗濯機の布量センシング制御方法

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JPH06343789A
JPH06343789A JP5133158A JP13315893A JPH06343789A JP H06343789 A JPH06343789 A JP H06343789A JP 5133158 A JP5133158 A JP 5133158A JP 13315893 A JP13315893 A JP 13315893A JP H06343789 A JPH06343789 A JP H06343789A
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JP
Japan
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sen
amount
washing
water
sensing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5133158A
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English (en)
Inventor
Shunichi Ishikawa
俊一 石川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】洗濯衣類が乾いている時の布量センシングと、
湿った状態での布量センシングにおいて、乾布による布
量センシングを基に湿布でのセンシング情報の補正を行
い、適正な洗剤量52,水量53,水位54を決定し、
洗濯条件とし洗濯する制御とする。 【効果】洗剤の適正な計量,洗濯水量,水位の適正化制
御により、洗剤の無駄使い,布の傷み,洗いむらの防止
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は全自動洗濯機の布量セン
シングの情報を基に制御する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の布量に関する制御は、先ず洗濯衣
類を投入し、給水する前に、洗濯槽の中央部に位置して
いる撹拌翼を回動させ、投入された洗濯衣類の量をセン
シングしてその量に対し、洗剤の投入量及び、水量,水
位を決定した後に規定量給水し、投入した洗濯衣類をあ
る程度、湿布状態とし、再度、センシングし最終的な衣
類の量による洗剤量や水量,水位を決定し運転制御をし
ていた。しかし、従来のセンシングによる方法では、最
初、投入した衣類の乾布状態でのセンシングで、洗剤量
を投入した後に、次の湿布状態でのセンシングにより、
最初の洗剤投入量より、少ない洗剤投入量の結果を表示
し運転制御するため、先のセンシングの情報により決定
した状況に従い投入した洗剤量より少ない洗剤量の表示
となり、使用者を混乱させる欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、乾布状
態での洗濯衣類の布量センシングと、湿布状態での布量
センシング情報による制御において、マイコンで判断す
る場合、洗濯衣類の乾布状態と湿布状態の洗剤量,水
量,水位を同状態にする必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、洗濯衣類が乾
布状態でセンシングした値を基に、次のステップで、規
定水位まで給水することにより湿布状態で、再度、セン
シングする場合、乾布でセンシングしその情報を基に洗
剤量,水量,水位を決定した値よりも少ない値となった
場合は、乾布でセンシングした値を優先し、等しいか又
は、多い場合は、湿布でセンシングした値を優先し、洗
濯条件を設定する制御とする。
【0005】
【作用】洗濯衣類が乾布でセンシングした値よりも、次
の湿布状態でセンシングした値が小さい場合は、乾布セ
ンシングを優先させ、それ以外は、湿布センシングの値
を優先させる制御とする。
【0006】
【実施例】本発明を実施例図を基に説明する。図1は本
発明を採用する全自動洗濯機の縦断面図であり、その動
作を順次説明する。全自動洗濯機は、外枠1の内側に4
本の吊棒5により、外槽2が、外枠1の上部の4隅にあ
るコーナプレート21より支持されている。吊棒5に
は、洗濯及び脱水時、振動を吸収する押しばね4を介在
してある。洗濯する場合、蓋18を開け、衣類を洗濯槽
3内へ投入し、制御部19の指令より、給水後、モータ
20を正逆回転させる。モータ20の回転は、Vベルト
16を介在し、モータプーリ17より、クラッチ14に
あるクラッチプーリ15へ回転を伝達する。伝達された
回転は、クラッチ14の操作により、洗濯時は、洗濯槽
3の中央部に位置している衣類を動かす撹拌翼7を回動
させ洗濯するものである。
【0007】排水時は、制御部19の指令よりモータ2
0を休止させ、排水弁12を開けて、洗濯槽3内の洗濯
又はすすぎ液を排水ホース13より機外へ排出するもの
である。排水後、脱水行程へ自動進行するが、脱水は衣
類の状態により、外槽2が大きく振れるため、外槽2の
振れを防止するために、洗濯槽3の上部に、バランサ6
を設け、脱水による外槽の振れを防止するものである。
【0008】脱水は、モータ20の回転を洗濯時と同様
にVベルト16を介して、クラッチ14へ回転を伝達
し、クラッチ14の制御により、洗濯槽3を高速で回転
させ、遠心力により衣類内の水分を洗濯機3に設けてあ
る脱水孔3aから外槽2へ脱水する。脱水された洗濯水
は、排水弁12より、排水ホース13から、機外へ排水
されるものである。
【0009】図2は、図1で説明した制御部19の詳細
な説明図である。マイコン34は、タイマ33とCPU
(中央処理装置)32及び、メモリ31,I/Oポート2
9,30から構成されている。これらのマイコン34の
処理は、CPU32とタイマ33、及びメモリ31をデ
ータバスにより、やり取りをし制御しているものであ
る。これらの動作制御は、基本的には、周知のように、
タイマ33,CPU32,メモリ31,入力ポート2
9,出力ポート30から成り立っており、洗濯時の制御
指令は、CPUで行うが、CPUには、演算部や、制御
部があり、システムの中心と成るものである。CPUは
基本的には、命令の取り出しと解読,実行指令である
が、具体的には算術及び論理演算,メモリの指定アドレ
スの内容の読み出しと書き込み制御,入出力装置への指
定アドレスへの入出力制御やプログラムの流れの制御を
行う。
【0010】メモリ31は、プログラムとデータを記憶
するもので、読み出しと書き込みの両機能をもつRAM
と、読み出し機能だけをもつROMの2種類をそなえて
おり、RAMは、データを記憶させたり、プログラムを
組むうえでの作業エリアとして用い、ROMは、きまっ
たプログラムや固定データを入れ、いつでも同じ処理を
する場合に使用する。
【0011】入力ポート29と出力ポート30は、CP
Uと入力装置,出力装置とのあいだで、データの受け渡
しを行う場合の仲介をする回路で、一般的にI/Oポー
トと呼んでいる。
【0012】I/Oポートの入力側には、全自動洗濯機
からの電気的指令が入力される。これは主に、電源スイ
ッチ23,水位センサ22,蓋スイッチ24,プログラ
ム選択スイッチ25,スタート・ストップスイッチ26
等が接続されている。又、出力側には、洗濯用モータ2
0,給水弁10,排水弁12,クラッチソレノイド2
7,報知器28等が接続されており、CPUの指令によ
りI/Oポートの介在で洗濯機が制御され、一連の洗濯
動作をするものである。従って洗濯機は、カムスイッチ
より成る機械的制御と同様に制御されるものである。
【0013】以上、図2を基に、マイコン制御による全
自動洗濯機の制御を記述したが、これらのマイコン制御
による動作を、図3の行程ブロック図を基に、さらに具
体的に説明すると、洗濯機は、電源スイッチ23を押
し、プログラム選択スイッチ25で、例えば標準的な洗
濯コースを選択し、スタート・ストップスイッチ26を
押すことにより、給水ホース11から給水弁10を介在
し、洗濯槽3の中に給水される。洗濯水が、規定量,洗
濯槽3内に入ったことを、水位センサ22からの情報に
より、CPU32で判断し、規定の洗濯動作を開始す
る。洗濯動作が規定時間終了した後、排水弁により、排
水ホース13より機外へ排出する。その後、脱水を行
い衣類内の水分を遠心力により、脱水孔3aから脱水し
た後、すすぎ用の給水をし、すすぎを行う。この様な
一連の洗濯作業を、マイコンにより行って洗濯する。
【0014】次に洗濯する布の量を計測する布量センサ
の原理を、図4を基に説明する。
【0015】布の量は、洗濯槽3の中に適当な洗濯衣類
を投入し、電源スイッチ23を押し、スタート・ストッ
プスイッチ26を押すことにより、モータ20が運転す
る。モータ20の運転は、マイコン34の指令によりト
ライアック36aと36bのゲートに、必要に応じ交互
に信号を送ることにより、モータ20が正逆回転する。
【0016】モータ20の正逆回転から、図1に示す回
転伝達方式で、洗濯槽3の中央部に位置している撹拌翼
7を正逆させ、洗濯衣類を撹拌翼7により動かす。洗濯
衣類が多い場合と少ない場合により撹拌翼7に加わる抵
抗が変化し、この変化度合いをコンデンサ39の逆起電
力より検知するものである。
【0017】図5は、図4で示した回路図において、マ
イコン34へ信号を取り込む説明図である。
【0018】トライアック36aがON状態(ON状態
は、モータ運転状態を示す。)からOFF状態となる
と、コンデンサー39の放電,電圧が図5の37の様に
減衰していく、この時、図4に示す程、トライアックカ
プラ37は、半波整流のため図5の40の様な矩形波と
なりインバーター40を介し、マイコンにその信号を取
り込むものであり、インバーター40からは図5の40
に示す矩形波で信号が取り込まれる様になっている。
【0019】マイコン内部では、矩形波で取り込まれた
信号40の立ち上がりから、次の立ち上がり信号までの
時間Δt(msec)を計測し、このΔt(msec)により、布量
を検知して制御するものである。
【0020】図6は、負荷量とパルス時間Δt(msec)の
実験結果図である。
【0021】この実験結果より、負荷量が多くなるにつ
れ、パルス時間Δt(msec)の時間も比例して長くなる特
長を持っておりΔt(msec)の時間により、洗濯物の量を
検知し制御できるものである。
【0022】図7は、本発明のフローチャート図であ
る。
【0023】このフローチャート図と図8,図9,図1
0を基に説明すると、スタート26を押すと、洗濯衣類
が乾いているときに、洗濯衣類の量をSEN(1)45で
センシングし、図8に示す表示パネル56に、水量(リ
ットル)53,高・中・低・少・極少等の水位54,計
測カップによる洗剤量52を表示する。図8の場合、S
EN(1)45で布量をセンシングした後の表示状態を表
わしており、この場合の表示により、洗剤量を投入す
る。その後、次のステップで、ある規定水位22まで給
水10し、洗濯衣類が湿った状態でSEN(2)46を行
う、これは、SEN(1)45で洗濯量をセンシングした
情報の補正のため行うものであり、その時の表示パネル
56には、図8か図9,図10のいずれかの表示がされ
る。
【0024】SEN(2)46でのセンシング情報によ
り、その結果が表示判断47の様にSEN(1)=SEN
(2)となった場合は、SEN(2)46の情報を優先させ
て洗濯制御の条件を設定し、次の行程51へ移行する。
しかし、SEN(1)45がSEN(2)46と等しくない
場合で、かつ、SEN(1)45<SEN(2)46の場合
は、SEN(2)46の水位49及び水量,洗剤量の情報
を優先させ、次の行程51へ移行する。この場合の表示
パネル56の表示は、図9に示す表示状態となる。
【0025】この様に、SEN(2)46で湿布による補
正センシングの値を優先させる、すなわち、SEN(1)
45より、多い洗剤量,高い水位,多い水量表示の場合
は、SEN(2)46の情報を優先し制御し、SEN(1)
45よりSEN(2)46で得た結果により、SEN(2)
46が少ない場合は、SEN(1)の情報を優先させて制
御するものである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、洗剤量の無駄使い防止
が図れ、また洗濯衣類の傷み及び洗いむらが防止でき、
良好な洗濯条件で洗濯できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全自動洗濯機の縦断面図。
【図2】マイコン制御のブロック図。
【図3】洗濯コースのブロック図。
【図4】布量センシングの回路図。
【図5】布量センシングパルスの説明図。
【図6】負荷量と、センシングパルスの関係の特性図。
【図7】本発明の制御フローチャート。
【図8】洗濯条件表示パネルの正面図。
【図9】洗濯条件表示パネルの正面図。
【図10】洗濯条件表示パネルの正面図。
【符号の説明】
45…乾布センシング、46…湿布センシング、52…
洗剤量(洗剤目安表示)、53…洗濯水量、54…洗濯水
位。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】全自動洗濯機において、洗濯衣類が乾いて
    いる状態で衣類の量をセンシングし、洗剤量を決定した
    後、規定水位まで給水し、湿布状態でセンシングした値
    が、先のセンシングの値より大きいか又は、等しい場合
    は、後に布が湿った状態でセンシングした値を優先し、
    小さい場合は、先に乾布状態でセンシングした値を優先
    させ洗濯することを特徴とする全自動洗濯機の布量セン
    シング制御方法。
JP5133158A 1993-06-03 1993-06-03 全自動洗濯機の布量センシング制御方法 Pending JPH06343789A (ja)

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JP5133158A JPH06343789A (ja) 1993-06-03 1993-06-03 全自動洗濯機の布量センシング制御方法

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JPH06343789A true JPH06343789A (ja) 1994-12-20

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JP5133158A Pending JPH06343789A (ja) 1993-06-03 1993-06-03 全自動洗濯機の布量センシング制御方法

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JP (1) JPH06343789A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19742393B4 (de) * 1996-09-25 2007-07-19 Matsushita Electric Works, Ltd., Kadoma Schneidwerkzeug und Herstellungsverfahren dafür

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19742393B4 (de) * 1996-09-25 2007-07-19 Matsushita Electric Works, Ltd., Kadoma Schneidwerkzeug und Herstellungsverfahren dafür

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