JPH0634311B2 - デイジタル情報信号の記録方法 - Google Patents
デイジタル情報信号の記録方法Info
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- JPH0634311B2 JPH0634311B2 JP58109578A JP10957883A JPH0634311B2 JP H0634311 B2 JPH0634311 B2 JP H0634311B2 JP 58109578 A JP58109578 A JP 58109578A JP 10957883 A JP10957883 A JP 10957883A JP H0634311 B2 JPH0634311 B2 JP H0634311B2
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1806—Pulse code modulation systems for audio signals
- G11B20/1809—Pulse code modulation systems for audio signals by interleaving
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 この発明は、オーデイオPCM信号を固定ヘツド或いは
回転ヘツドにより磁気テープに記録するのに使用して好
適なデイジタル情報信号の記録方法に関する。
回転ヘツドにより磁気テープに記録するのに使用して好
適なデイジタル情報信号の記録方法に関する。
「背景技術とその問題点」 オーデイオPCM信号の標本化ワードは、ハイフアイ再
生に必要なダイナミックレンジを確保するために例えば
16ビツトとされる。一般にエラー訂正符号化を行なう
場合,1シンボルの情報ビツト数が多いと,符号回路が
複雑となり、符号に要する時間が長くなる。そこで,1
ワード(16ビツト)を上位側の8ビツト及び下位側の
8ビツトに分割して,この8ビツトを1シンボルとして
エラー訂正符号例えばリードソロモン符号を構成するこ
とが行なわれている。
生に必要なダイナミックレンジを確保するために例えば
16ビツトとされる。一般にエラー訂正符号化を行なう
場合,1シンボルの情報ビツト数が多いと,符号回路が
複雑となり、符号に要する時間が長くなる。そこで,1
ワード(16ビツト)を上位側の8ビツト及び下位側の
8ビツトに分割して,この8ビツトを1シンボルとして
エラー訂正符号例えばリードソロモン符号を構成するこ
とが行なわれている。
このように,1ワードを8ビツトずつのシンボルに分割
して記録した場合において,再生時では,同一のワード
を形成する2個のシンボルが共に正しいデータの必要が
ある。たとえ,この2個のシンボルのうちで,一方のシ
ンボルが正しいデータであつても,その他方のシンボル
がエラーデータであれば,正しい1ワードを得ることが
できなくなる。したがつて,同一のワードを構成するシ
ンボルが共通のエラー訂正符号の系列に含まれるように
するのが普通であつた。しかし,エラー訂正能力を高め
るために,インターリーブを併用している時には,この
2シンボルの記録位置が別のトラツクのように,エラー
相関の弱い位置となり,実際には,2シンボルの一方の
みがエラーとなることが多く発生する問題があつた。
して記録した場合において,再生時では,同一のワード
を形成する2個のシンボルが共に正しいデータの必要が
ある。たとえ,この2個のシンボルのうちで,一方のシ
ンボルが正しいデータであつても,その他方のシンボル
がエラーデータであれば,正しい1ワードを得ることが
できなくなる。したがつて,同一のワードを構成するシ
ンボルが共通のエラー訂正符号の系列に含まれるように
するのが普通であつた。しかし,エラー訂正能力を高め
るために,インターリーブを併用している時には,この
2シンボルの記録位置が別のトラツクのように,エラー
相関の弱い位置となり,実際には,2シンボルの一方の
みがエラーとなることが多く発生する問題があつた。
「発明の目的」 この発明は,同一ワードを構成する複数シンボルが共に
エラーシンボルとなる確率が高く,エラー訂正符号の能
力を有効に利用することができるようにしたデイジタル
情報信号の記録方法の提供を目的とするものである。
エラーシンボルとなる確率が高く,エラー訂正符号の能
力を有効に利用することができるようにしたデイジタル
情報信号の記録方法の提供を目的とするものである。
「発明の概要」 この発明は、記録媒体の長手方向に延長する複数のトラ
ックにディジタル情報信号を記録するディジタル情報信
号の記録方法において、 ディジタル情報信号の各ワードが少なくとも第1および
第2のシンボルに分割され、複数の第1のシンボルと複
数の第2のシンボルに関して、それぞれエラー訂正符号
化を行うステップと、 エラー訂正符号化がされた第1および第2のシンボルの
所定数を同期信号で区切られるブロックの構成のデータ
としてトラックに記録するとともに、同一ワードを構成
する第1および第2のシンボルを同一のトラック内の同
一のブロック内に記録するように規定するステップとか
らなることを特徴とするディジタル情報信号の記録方法
である。
ックにディジタル情報信号を記録するディジタル情報信
号の記録方法において、 ディジタル情報信号の各ワードが少なくとも第1および
第2のシンボルに分割され、複数の第1のシンボルと複
数の第2のシンボルに関して、それぞれエラー訂正符号
化を行うステップと、 エラー訂正符号化がされた第1および第2のシンボルの
所定数を同期信号で区切られるブロックの構成のデータ
としてトラックに記録するとともに、同一ワードを構成
する第1および第2のシンボルを同一のトラック内の同
一のブロック内に記録するように規定するステップとか
らなることを特徴とするディジタル情報信号の記録方法
である。
「実施例」 この発明の一実施例は,2チヤンネルのオーデイオ信号
を固定ヘツドにより記録するもので,磁気テープには,
1番から20番までのトラツク番号が付された20トラ
ツクが形成される。
を固定ヘツドにより記録するもので,磁気テープには,
1番から20番までのトラツク番号が付された20トラ
ツクが形成される。
第1図及び第2図は,この一実施例の記録エンコーダの
構成を示す。第1図において,1は,記録されるオーデ
イオPCM信号の入力シンボルを示す。1チヤンネル当
りで8ワード即ち(L8n,L8n+1,……,L8n+7)及び(R8n,R
8n+1,……,R8n+7)の各ワードが2シンボルずつに分割さ
れた計32シンボルが同期して入力される。第1図に示
すように,W16n+i(但し,i=0,1,4,5,8,9,12,13)の
シンボルが偶数番ワードのシンボルで,W16n+j(但
し,j=2,3,6,7,10,11,14,15)のシンボルが奇数番ワ
ードのシンボルである。また,Aのサフイツクスが付さ
れたシンボルは,1ワードの上位側8ビツトのシンボル
を意味し,Bのサフイツクスが付されたシンボルは,そ
の下位側8ビツトのシンボルを意味する。
構成を示す。第1図において,1は,記録されるオーデ
イオPCM信号の入力シンボルを示す。1チヤンネル当
りで8ワード即ち(L8n,L8n+1,……,L8n+7)及び(R8n,R
8n+1,……,R8n+7)の各ワードが2シンボルずつに分割さ
れた計32シンボルが同期して入力される。第1図に示
すように,W16n+i(但し,i=0,1,4,5,8,9,12,13)の
シンボルが偶数番ワードのシンボルで,W16n+j(但
し,j=2,3,6,7,10,11,14,15)のシンボルが奇数番ワ
ードのシンボルである。また,Aのサフイツクスが付さ
れたシンボルは,1ワードの上位側8ビツトのシンボル
を意味し,Bのサフイツクスが付されたシンボルは,そ
の下位側8ビツトのシンボルを意味する。
上述の入力シンボルが遅延素子群2に供給される。この
遅延素子群2は,Bのサフイツクスが付されたシンボル
のみを1シンボル遅らせる16個の遅延素子から構成さ
れる。遅延素子群2の出力がスイツチ回路3に供給され
る。スイツチ回路3は,入力されたAのサフイツクスを
有する16個のシンボルと1シンボル遅延されたBのサ
フイツクスを有する16個のシンボルとを交互に選択し
て出力し,後段のC2符号器6を時分割で動作させる。
遅延素子群2は,Bのサフイツクスが付されたシンボル
のみを1シンボル遅らせる16個の遅延素子から構成さ
れる。遅延素子群2の出力がスイツチ回路3に供給され
る。スイツチ回路3は,入力されたAのサフイツクスを
有する16個のシンボルと1シンボル遅延されたBのサ
フイツクスを有する16個のシンボルとを交互に選択し
て出力し,後段のC2符号器6を時分割で動作させる。
このスイツチ回路3の出力が遅延素子群4に供給され
る。遅延素子群4は,偶数番ワードのシンボル
W16n+i,A又はW16n+i,Bを遅延させずにC2符号器
6に供給し,これと共に,奇数番ワードのシンボルW
16n+j,A又はW16n+j,BをD0遅延させてC2符号器
6に供給する構成とされている。遅延素子群4によつ
て,隣接する偶数番ワードのシンボルと奇数番ワードの
シンボルとが磁気テープの長手方向において,D0だけ
離れた位置に記録される。この処理を長手方向の偶奇イ
ンターリーブと称する。D0は,例えば900シンボル
とされる。
る。遅延素子群4は,偶数番ワードのシンボル
W16n+i,A又はW16n+i,Bを遅延させずにC2符号器
6に供給し,これと共に,奇数番ワードのシンボルW
16n+j,A又はW16n+j,BをD0遅延させてC2符号器
6に供給する構成とされている。遅延素子群4によつ
て,隣接する偶数番ワードのシンボルと奇数番ワードの
シンボルとが磁気テープの長手方向において,D0だけ
離れた位置に記録される。この処理を長手方向の偶奇イ
ンターリーブと称する。D0は,例えば900シンボル
とされる。
遅延素子群4の出力の信号線5が入れ換えられてC2符
号器6に接続される。この信号線5の入れ換え後でも,
奇数番ワードのシンボルと偶数番ワードのシンボルとが
交互に位置している。第1図に示されているC2符号器
6への16シンボルは,スイツチ回路3がAのサフイツ
クスを有するシンボルを選択している時のものである。
C2符号器6は,(20,16)リードソロモン符号C
2の符号化を行なうもので,C2符号器6の出力には,
Q4n,Q4n+1,Q4n+2,Q4n+3の4個のパリテイシンボ
ルと16個の情報シンボルとからなる20シンボルが出
力される。このエラー訂正符号C2の距離は,(d=
5)である。また,C2符号器6の出力は,4個毎の情
報シンボルの前にパリテイシンボルQ4n……Q4n+3が位
置するものとされる。
号器6に接続される。この信号線5の入れ換え後でも,
奇数番ワードのシンボルと偶数番ワードのシンボルとが
交互に位置している。第1図に示されているC2符号器
6への16シンボルは,スイツチ回路3がAのサフイツ
クスを有するシンボルを選択している時のものである。
C2符号器6は,(20,16)リードソロモン符号C
2の符号化を行なうもので,C2符号器6の出力には,
Q4n,Q4n+1,Q4n+2,Q4n+3の4個のパリテイシンボ
ルと16個の情報シンボルとからなる20シンボルが出
力される。このエラー訂正符号C2の距離は,(d=
5)である。また,C2符号器6の出力は,4個毎の情
報シンボルの前にパリテイシンボルQ4n……Q4n+3が位
置するものとされる。
このC2符号器6の出力が遅延素子群7に供給される。
遅延素子群7は,単位遅延量をD1とすると,20シン
ボルの各々を0,D1,2D1……19D1とD1ずつ増加す
る量だけ遅延させる。この遅延素子群7によつて,C2
符号器6からの同一の符号系列を形成する20シンボル
が磁気テープの長手方向にD1ずつの距離をおいて記録
されるように,インターリーブされる。D1は,例えば
30シンボルとされる。遅延素子群7の出力がシフトレ
ジスタ回路群8に供給される。シフトレジスタ回路群8
は,(8ビツト×30ステージ)のシフトレジスタを2
0個有するものである。このシフトレジスタ回路群8の
出力がスイツチ回路9を介してC1符号器10に供給さ
れる。スイツチ回路9は,20個のシフトレジスタの各
々に貯えられた30個のシンボルを順に選択してC1符
号器10に供給する。
遅延素子群7は,単位遅延量をD1とすると,20シン
ボルの各々を0,D1,2D1……19D1とD1ずつ増加す
る量だけ遅延させる。この遅延素子群7によつて,C2
符号器6からの同一の符号系列を形成する20シンボル
が磁気テープの長手方向にD1ずつの距離をおいて記録
されるように,インターリーブされる。D1は,例えば
30シンボルとされる。遅延素子群7の出力がシフトレ
ジスタ回路群8に供給される。シフトレジスタ回路群8
は,(8ビツト×30ステージ)のシフトレジスタを2
0個有するものである。このシフトレジスタ回路群8の
出力がスイツチ回路9を介してC1符号器10に供給さ
れる。スイツチ回路9は,20個のシフトレジスタの各
々に貯えられた30個のシンボルを順に選択してC1符
号器10に供給する。
この例では,1ブロツク中に各シフトレジスタから取り
出された30個のシンボルが含まれるようにされ,この
ブロツクの単位でエラー訂正符号C1の符号化が行なわ
れる。エラー訂正符号C1としては,(32,30)リ
ードソロモン符号が用いられている。このエラー訂正符
号C1の距離は,(d=3)である。C1符号器10の
出力には,パリテイシンボル(Pで表わす)を2個含む
32個のシンボルが現れる。第1図に示されているシン
ボルは,スイツチ回路9が図示のように,パリテイシン
ボルQ4n,Q4n-4,……Q4n-116の貯えられているシフ
トレジスタの出力を選択する時に発生するものである。
出された30個のシンボルが含まれるようにされ,この
ブロツクの単位でエラー訂正符号C1の符号化が行なわ
れる。エラー訂正符号C1としては,(32,30)リ
ードソロモン符号が用いられている。このエラー訂正符
号C1の距離は,(d=3)である。C1符号器10の
出力には,パリテイシンボル(Pで表わす)を2個含む
32個のシンボルが現れる。第1図に示されているシン
ボルは,スイツチ回路9が図示のように,パリテイシン
ボルQ4n,Q4n-4,……Q4n-116の貯えられているシフ
トレジスタの出力を選択する時に発生するものである。
C1符号器10の出力に現れる32個のシンボルは,第
2図に示すようにスイツチ回路11を介してシフトレジ
スタ回路群12に供給される。シフトレジスタ回路群1
2は,(8ビツト×32ステージ+32ビツト)のシフ
トレジスタを20個有する。つまり,このシフトレジス
タ回路群12の各シフトレジスタは,1ブロツクの長さ
に等しい288ビツトのものである。シフトレジスタの
最初にシリアル出力として取り出される32ビツトに
は,ブロツク同期信号などの付加を行なうためのパラレ
ル入力が加えられている。第2図においては,この付加
のための構成が1個のシフトレジスタについてのみ示さ
れており,他のものの図示が省略されている。
2図に示すようにスイツチ回路11を介してシフトレジ
スタ回路群12に供給される。シフトレジスタ回路群1
2は,(8ビツト×32ステージ+32ビツト)のシフ
トレジスタを20個有する。つまり,このシフトレジス
タ回路群12の各シフトレジスタは,1ブロツクの長さ
に等しい288ビツトのものである。シフトレジスタの
最初にシリアル出力として取り出される32ビツトに
は,ブロツク同期信号などの付加を行なうためのパラレ
ル入力が加えられている。第2図においては,この付加
のための構成が1個のシフトレジスタについてのみ示さ
れており,他のものの図示が省略されている。
端子13には,各ブロツク又は各トラツクのデータの処
理に必要なコントロール情報を表わすフラツグ信号が供
給される。例えば記録されているオーデイオPCM信号
の標本化ワードのビツト数,サンプリング周波数,プリ
エンフアシスのオン/オフなどがフラツグ信号によつて
表わされる。端子14には,トラツク番号を示すトラツ
クアドレスが供給される。端子15には,ブロツクアド
レスが供給され,端子16には,ブロツク同期信号が供
給される。これらのフラツグ信号,トラツクアドレス,
ブロツクアドレスがシフトレジスタ及びCRC符号器1
7に供給され,エラー検出用のCRRC符号の符号化が
なされる。このCRC符号の冗長コード(CRCコード
とよぶ)もシフトレジスタに供給される。シフトレジス
タ回路群12の各シフトレジスタからシリアルアウトさ
れる1ブロツクのデータ構成を第3図に示す。
理に必要なコントロール情報を表わすフラツグ信号が供
給される。例えば記録されているオーデイオPCM信号
の標本化ワードのビツト数,サンプリング周波数,プリ
エンフアシスのオン/オフなどがフラツグ信号によつて
表わされる。端子14には,トラツク番号を示すトラツ
クアドレスが供給される。端子15には,ブロツクアド
レスが供給され,端子16には,ブロツク同期信号が供
給される。これらのフラツグ信号,トラツクアドレス,
ブロツクアドレスがシフトレジスタ及びCRC符号器1
7に供給され,エラー検出用のCRRC符号の符号化が
なされる。このCRC符号の冗長コード(CRCコード
とよぶ)もシフトレジスタに供給される。シフトレジス
タ回路群12の各シフトレジスタからシリアルアウトさ
れる1ブロツクのデータ構成を第3図に示す。
1ブロツクの先頭に8ビツトのブロツク同期信号が位置
し,その後に4ビツトのフラツグ信号,2ビツトのトラ
ツクアドレス,8ビツトのブロツクアドレス,12ビツ
トのCRCコードが順次位置している。これらの合計が
32ビツトである。トラツクアドレスは,隣接する数ト
ラツクを区別すれば良い。この32ビツトの後に,30
個のシンボル(240ビツト)の情報シンボルが位置
し,この情報シンボルに対するエラー訂正符号C1のパ
リテイPの2個のシンボルが1ブロツクの最後に配され
ている。この1ブロツク(288ビツト)を単位として
磁気テープへのデータの記録がなされる。
し,その後に4ビツトのフラツグ信号,2ビツトのトラ
ツクアドレス,8ビツトのブロツクアドレス,12ビツ
トのCRCコードが順次位置している。これらの合計が
32ビツトである。トラツクアドレスは,隣接する数ト
ラツクを区別すれば良い。この32ビツトの後に,30
個のシンボル(240ビツト)の情報シンボルが位置
し,この情報シンボルに対するエラー訂正符号C1のパ
リテイPの2個のシンボルが1ブロツクの最後に配され
ている。この1ブロツク(288ビツト)を単位として
磁気テープへのデータの記録がなされる。
シフトレジスタ回路群12の各シフトレジスタから導出
された信号線18が入れ換えに処理を受けて,チヤンネ
ルエンコーダ19に供給される。この信号線18に取り
出されるデータは,遅延素子群7によるテープ長手方向
のインターリーブを無視すれば,C2符号器6の出力に
現れるデータと基本的に同一の関係を有している。20
本の信号線18の最も上側のものから番号付けを行なう
と、第1番目,第6番目,第11番目,第16番目の各
信号線にエラー訂正符号C2のパリテイQが取り出され
る。また,第3番目,第5番目,第8番目,第10番
目,第13番目,第15番目,第18番目,第20番目
の8個の信号線の各々に偶数ワードのシンボルが取り出
される。更に,上記以外の第2番目,第4番目,第7番
目,第9番目,第12番目,第14番目,第17番目,
第19番目の各信号線に奇数ワードのシンボルが取り出
される。
された信号線18が入れ換えに処理を受けて,チヤンネ
ルエンコーダ19に供給される。この信号線18に取り
出されるデータは,遅延素子群7によるテープ長手方向
のインターリーブを無視すれば,C2符号器6の出力に
現れるデータと基本的に同一の関係を有している。20
本の信号線18の最も上側のものから番号付けを行なう
と、第1番目,第6番目,第11番目,第16番目の各
信号線にエラー訂正符号C2のパリテイQが取り出され
る。また,第3番目,第5番目,第8番目,第10番
目,第13番目,第15番目,第18番目,第20番目
の8個の信号線の各々に偶数ワードのシンボルが取り出
される。更に,上記以外の第2番目,第4番目,第7番
目,第9番目,第12番目,第14番目,第17番目,
第19番目の各信号線に奇数ワードのシンボルが取り出
される。
チヤンネルエンコーダ19は,トラツク数に等しい20
個のデイジタル変調回路を有し,このチヤンネルエンコ
ーダ19の出力が記録アンプ群20を介して記録ヘツド
21に供給される。この記録ヘツド21は,例えば各ト
ラツクと対応する20個のギヤツプを有する薄膜磁性ヘ
ツドの構成とされ,磁気テープの上側エツジから順に番
号付けがなされた20本のトラツクに対して記録が行な
われる。上述の信号線18の入れ換えによつて,上側エ
ツジに近い1番から4番までのトラツクにエラー訂正符
号C2のパリテイQが記録され,次の5番から12番ま
でのトラツクに奇数ワードのシンボルが記録され,下側
エツジに近い13番から20番までのトラツクに偶数ワ
ードのシンボルが記録される。
個のデイジタル変調回路を有し,このチヤンネルエンコ
ーダ19の出力が記録アンプ群20を介して記録ヘツド
21に供給される。この記録ヘツド21は,例えば各ト
ラツクと対応する20個のギヤツプを有する薄膜磁性ヘ
ツドの構成とされ,磁気テープの上側エツジから順に番
号付けがなされた20本のトラツクに対して記録が行な
われる。上述の信号線18の入れ換えによつて,上側エ
ツジに近い1番から4番までのトラツクにエラー訂正符
号C2のパリテイQが記録され,次の5番から12番ま
でのトラツクに奇数ワードのシンボルが記録され,下側
エツジに近い13番から20番までのトラツクに偶数ワ
ードのシンボルが記録される。
このように,信号線18の入れ換えにより,磁気テープ
の幅方向の上側に位置する8本のトラツクに奇数ワード
のシンボルが記録され,その下側に位置する8本のトラ
ツクに偶数ワードのシンボルが記録される。この処理を
幅方向の偶奇インターリーブと称する。冗長データであ
るパリテイQは,情報データよりは重要度が低いから,
エツジのめくれ,損傷などにより,エラーが発生しやす
いエツジに近いトラツクに記録される。
の幅方向の上側に位置する8本のトラツクに奇数ワード
のシンボルが記録され,その下側に位置する8本のトラ
ツクに偶数ワードのシンボルが記録される。この処理を
幅方向の偶奇インターリーブと称する。冗長データであ
るパリテイQは,情報データよりは重要度が低いから,
エツジのめくれ,損傷などにより,エラーが発生しやす
いエツジに近いトラツクに記録される。
上述の記録エンコーダにおける遅延処理,信号線の入れ
換えの処理及びシフトレジスタの処理を,マイクロプロ
グラムで制御されるRAMによつて行なうことが実際的
である。
換えの処理及びシフトレジスタの処理を,マイクロプロ
グラムで制御されるRAMによつて行なうことが実際的
である。
第4図及び第5図は,磁気テープに記録された状態のデ
ータを示している。C2パリテイからなるブロツク及び
情報シンボルからなるブロツクの1ブロツク毎にエラー
訂正符号C1の符号化が行なわれ,2シンボルのC1パ
リテイ(P)が付加される。したがつて,テープ幅方向
に整列する20ブロツクは,(30×4=120シンボル)
のC2パリテイ(Q)と,(30×16=480シンボル)の
情報シンボルと,(2×20=40シンボル)のC1パリテ
イとによつて構成される。
ータを示している。C2パリテイからなるブロツク及び
情報シンボルからなるブロツクの1ブロツク毎にエラー
訂正符号C1の符号化が行なわれ,2シンボルのC1パ
リテイ(P)が付加される。したがつて,テープ幅方向
に整列する20ブロツクは,(30×4=120シンボル)
のC2パリテイ(Q)と,(30×16=480シンボル)の
情報シンボルと,(2×20=40シンボル)のC1パリテ
イとによつて構成される。
また,1ワードを構成する2つのシンボルが遅延素子群
2によつて1シンボルの遅延を付加されているので,こ
の2個のシンボルが同一ブロツク内で隣接するシンボル
として記録される。そして,サフイツクスAを有する1
6個のシンボルとサフイツクスBを有する16個のシン
ボルとの各々でエラー訂正符号化がされ,第4図におい
て,斜めの線で示すようなC2系列(A)及びC2系列
(B)が生成される。例えば第4図において,△で表わ
される4個のシンボルは,(Q4n,Q4n+4,W
16n+2-16D0,A,W16n+2-16D0,B)であつて,Q4n及
びW16n+2-16D0がC2系列(A)に含まれ,他の2個の
シンボルがC2系列(B)に含まれる。
2によつて1シンボルの遅延を付加されているので,こ
の2個のシンボルが同一ブロツク内で隣接するシンボル
として記録される。そして,サフイツクスAを有する1
6個のシンボルとサフイツクスBを有する16個のシン
ボルとの各々でエラー訂正符号化がされ,第4図におい
て,斜めの線で示すようなC2系列(A)及びC2系列
(B)が生成される。例えば第4図において,△で表わ
される4個のシンボルは,(Q4n,Q4n+4,W
16n+2-16D0,A,W16n+2-16D0,B)であつて,Q4n及
びW16n+2-16D0がC2系列(A)に含まれ,他の2個の
シンボルがC2系列(B)に含まれる。
第6図に示すように,オーデイオPCM信号の連続する
8ワード/1チヤンネルと対応する32個のシンボルの
うちで,Aのサフイツクスを有する16個のシンボルを
夫々D0,D1,……D15とすると,この16個のシン
ボルが第5図に示すように,磁気テープに記録される。
記録エンコーダの遅延素子群4によつて,奇数番ワード
のシンボルが遅延されることによつて,偶数番ワードの
シンボルDi(i=0,1,4,5,8,9,12,13)に対して,奇
数番ワードのシンボルDj(j=2,3,6,7,10,11,14,1
5)がより後の位置に記録される。この例では,両者の
時間差が30ブロツクとされる。
8ワード/1チヤンネルと対応する32個のシンボルの
うちで,Aのサフイツクスを有する16個のシンボルを
夫々D0,D1,……D15とすると,この16個のシン
ボルが第5図に示すように,磁気テープに記録される。
記録エンコーダの遅延素子群4によつて,奇数番ワード
のシンボルが遅延されることによつて,偶数番ワードの
シンボルDi(i=0,1,4,5,8,9,12,13)に対して,奇
数番ワードのシンボルDj(j=2,3,6,7,10,11,14,1
5)がより後の位置に記録される。この例では,両者の
時間差が30ブロツクとされる。
また,信号線5の入れ換えによつて,共通のC2系列
(A)を形成する20個のシンボルを結ぶ線が第5図に
示すような折れ線となる。図示されている2個のC2系
列(A)において,シンボルDi又はDjの符号が付さ
れてないものは,遅延素子群4から出力される他のシン
ボルを意味している。1個のC2系列(A)は,テープ
長手方向の20ブロツクと対応する区間に分布して記録
される。したがつて,テープ長手方向の10ブロツクと
対応するガードスペースをおいて,シンボルDiの集合
及びシンボルDjの集合が記録される長手方向の偶奇イ
ンターリーブがなされる。
(A)を形成する20個のシンボルを結ぶ線が第5図に
示すような折れ線となる。図示されている2個のC2系
列(A)において,シンボルDi又はDjの符号が付さ
れてないものは,遅延素子群4から出力される他のシン
ボルを意味している。1個のC2系列(A)は,テープ
長手方向の20ブロツクと対応する区間に分布して記録
される。したがつて,テープ長手方向の10ブロツクと
対応するガードスペースをおいて,シンボルDiの集合
及びシンボルDjの集合が記録される長手方向の偶奇イ
ンターリーブがなされる。
信号線18の入れ換えの処理によつて,1番から4番ま
でのトラツクにC2系列のパリテイ(Q)が記録され,
5番から12番までのトラツクにシンボルDjが記録さ
れ,13番から20番までのトラツクにシンボルDiが
記録され,幅方向の偶奇インターリーブがなされる。ま
た,第6図に示されるサフイツクスBが付されたシンボ
ルによつて形成されるC2系列(B)は,第5図に示さ
れるC1系列(A)の1ブロツク後に平行する折れ線で
もつて表わすことができる。第4図は,この平行する折
れ線のうちの1番のトラツクから9番のトラツクに移行
する部分を拡大したものに他ならない。
でのトラツクにC2系列のパリテイ(Q)が記録され,
5番から12番までのトラツクにシンボルDjが記録さ
れ,13番から20番までのトラツクにシンボルDiが
記録され,幅方向の偶奇インターリーブがなされる。ま
た,第6図に示されるサフイツクスBが付されたシンボ
ルによつて形成されるC2系列(B)は,第5図に示さ
れるC1系列(A)の1ブロツク後に平行する折れ線で
もつて表わすことができる。第4図は,この平行する折
れ線のうちの1番のトラツクから9番のトラツクに移行
する部分を拡大したものに他ならない。
この発明の一実施例では,サンプリング周波数が48KH
zでリニア量子化された1ワードが16ビツトのオーデ
イオPCM信号と,サンプリング周波数が32KHzでノ
ンリニア量子化された1ワードが12ビツトのオーデイ
オPCM信号との何れも記録可能とされている。後者の
場合には,記録データ量が前者の半分になるので,磁気
テープの走行速度を1/2に下げるようにしている。この
1ワードが12ビツトのデータを記録する時でも,記録
エンコーダとして共通の構成を用いる。その場合に,前
述の偶奇インターリーブの関係が満足されるように,1
2ビツトのワードを処理の単位である16ビツトのタイ
ムスロツトに分割して挿入している。
zでリニア量子化された1ワードが16ビツトのオーデ
イオPCM信号と,サンプリング周波数が32KHzでノ
ンリニア量子化された1ワードが12ビツトのオーデイ
オPCM信号との何れも記録可能とされている。後者の
場合には,記録データ量が前者の半分になるので,磁気
テープの走行速度を1/2に下げるようにしている。この
1ワードが12ビツトのデータを記録する時でも,記録
エンコーダとして共通の構成を用いる。その場合に,前
述の偶奇インターリーブの関係が満足されるように,1
2ビツトのワードを処理の単位である16ビツトのタイ
ムスロツトに分割して挿入している。
このビツト数が違う場合の処理について,第7図を参照
して説明する。第7図Aは,1チヤンネルのオーデイオ
PCM信号のワード(12ビツト)L′0,L′1,……
L′7の各々を2分した6ビツトずつの2個のシンボル
(サフイツクスA及びBを付して表わす)の系列を表わ
す。このデータ系列を,偶数ワードの4ワードのシンボ
ルで,且つA及びBのサフイツクスを有する4個のシン
ボルずつの集合にまとめる(第7図B)。この4個のシ
ンボルの集合は,全体として24ビツトの長さで,偶数
ワードのシンボルで,且つA又はBのサフイツクスとし
て同一のものを有するシンボルから構成される。
して説明する。第7図Aは,1チヤンネルのオーデイオ
PCM信号のワード(12ビツト)L′0,L′1,……
L′7の各々を2分した6ビツトずつの2個のシンボル
(サフイツクスA及びBを付して表わす)の系列を表わ
す。このデータ系列を,偶数ワードの4ワードのシンボ
ルで,且つA及びBのサフイツクスを有する4個のシン
ボルずつの集合にまとめる(第7図B)。この4個のシ
ンボルの集合は,全体として24ビツトの長さで,偶数
ワードのシンボルで,且つA又はBのサフイツクスとし
て同一のものを有するシンボルから構成される。
この4個のシンボルの集合(24ビツト)を第7図Cに
示すように,8ビツトの3個のシンボルの集合に対応さ
せる。つまり,24ビツトが8ビツトずつに切り出さ
れ,8ビツトのシンボルとみなされる。この変換後の8
ビツトのシンボル(L0,A,L2,A……L5,B)
が第7図Dに示すように,本来の順番に並びかえられ,
前述の記録エンコーダに入力される。このビツト変換を
行なうことにより,1ワードが16ビツトの場合と同様
に偶奇インターリーブを行なうことができ,エラー補正
能力の低下を防止することができる。
示すように,8ビツトの3個のシンボルの集合に対応さ
せる。つまり,24ビツトが8ビツトずつに切り出さ
れ,8ビツトのシンボルとみなされる。この変換後の8
ビツトのシンボル(L0,A,L2,A……L5,B)
が第7図Dに示すように,本来の順番に並びかえられ,
前述の記録エンコーダに入力される。このビツト変換を
行なうことにより,1ワードが16ビツトの場合と同様
に偶奇インターリーブを行なうことができ,エラー補正
能力の低下を防止することができる。
この発明の一実施例では,16シンボルの単位でエラー
訂正符号C2の符号化を行なつている。上述のビツト変
換は,3シンボルの単位でなされるので,1シンボルの
端数が生じる。しかし,1ブロツク内の情報シンボルを
480シンボル(第4図参照)としているので,この端数
は,1ブロツクの外へ生じることがない。したがつて,
復号時に,隣接するブロツクの復号結果が必要となり,
処理のサイクルが長くなることを防止できる。
訂正符号C2の符号化を行なつている。上述のビツト変
換は,3シンボルの単位でなされるので,1シンボルの
端数が生じる。しかし,1ブロツク内の情報シンボルを
480シンボル(第4図参照)としているので,この端数
は,1ブロツクの外へ生じることがない。したがつて,
復号時に,隣接するブロツクの復号結果が必要となり,
処理のサイクルが長くなることを防止できる。
この発明により記録されたデータは,磁気テープから再
生され,再生アンプ及びチヤンネルデコーダを介して再
生デコーダに供給される。この再生デコーダは,記録エ
ンコーダと逆の方向で,エラー訂正及びデインターリー
ブの処理を行なう。2つのエラー訂正符号C1及びC2
を用いているので,まず,エラー訂正符号C1によつて
1ブロツク毎にエラー検出を行なう。この場合,エラー
訂正符号C1によつて,エラー訂正動作を行なつても良
いが,誤つた訂正を防止するために,エラー検出にとど
めておく。そして,このエラー検出の結果を示すエラー
ポインタを用いて,エラー訂正符号C2によるエラー訂
正を行なう。エラー訂正できないシンボルを含むエラー
ワードは,エラー補正回路によつて,平均値補間され
る。
生され,再生アンプ及びチヤンネルデコーダを介して再
生デコーダに供給される。この再生デコーダは,記録エ
ンコーダと逆の方向で,エラー訂正及びデインターリー
ブの処理を行なう。2つのエラー訂正符号C1及びC2
を用いているので,まず,エラー訂正符号C1によつて
1ブロツク毎にエラー検出を行なう。この場合,エラー
訂正符号C1によつて,エラー訂正動作を行なつても良
いが,誤つた訂正を防止するために,エラー検出にとど
めておく。そして,このエラー検出の結果を示すエラー
ポインタを用いて,エラー訂正符号C2によるエラー訂
正を行なう。エラー訂正できないシンボルを含むエラー
ワードは,エラー補正回路によつて,平均値補間され
る。
「応用例」 この発明は,2チヤンネルに限らず,3チヤンネル又は
4チヤンネルのオーデイオ信号を記録する場合に適用す
ることができる。この場合,磁気テープの走行速度を2
チヤンネルの信号を記録する時と等しくし,トラツク幅
を狭くしてトラツク数を例えば2倍とするようになされ
る。
4チヤンネルのオーデイオ信号を記録する場合に適用す
ることができる。この場合,磁気テープの走行速度を2
チヤンネルの信号を記録する時と等しくし,トラツク幅
を狭くしてトラツク数を例えば2倍とするようになされ
る。
「発明の効果」 この発明は,標本化ワードの1ワードを構成する複数シ
ンボルをエラー相関が強い位置に記録するものである。
1ワードを2個のシンボルに分割する時には,マルチト
ラツク方式のPCMテープレコーダの場合で,同一トラ
ツクの同一ブロックに含まれるように記録する。別のト
ラツクに記録すると,トラツク間のガードバンドによつ
て,エラー相関が弱くなり,一方のシンボルだけがエラ
ーシンボルとなり,1ワードがエラーワードとなる場合
が生じる。また、別のブロックに記録すると、トラック
方向の2シンボル間の距離が大きくなり、一方のシンボ
ルがエラーでなく、他のシンボルがエラーとなるおそれ
が増大する。これに対して,この発明は,同一ワードの
2個のシンボルが共にエラーシンボルとなる確率をより
高くすることができ,エラー訂正符号の訂正能力を有効
に利用することができる。
ンボルをエラー相関が強い位置に記録するものである。
1ワードを2個のシンボルに分割する時には,マルチト
ラツク方式のPCMテープレコーダの場合で,同一トラ
ツクの同一ブロックに含まれるように記録する。別のト
ラツクに記録すると,トラツク間のガードバンドによつ
て,エラー相関が弱くなり,一方のシンボルだけがエラ
ーシンボルとなり,1ワードがエラーワードとなる場合
が生じる。また、別のブロックに記録すると、トラック
方向の2シンボル間の距離が大きくなり、一方のシンボ
ルがエラーでなく、他のシンボルがエラーとなるおそれ
が増大する。これに対して,この発明は,同一ワードの
2個のシンボルが共にエラーシンボルとなる確率をより
高くすることができ,エラー訂正符号の訂正能力を有効
に利用することができる。
第1図及び第2図はこの発明が適用された記録エンコー
ダの一例のブロツク図,第3図は記録データの1ブロツ
クの構成を示す略線図,第4図,第5図及び第6図はこ
の発明の一実施例の記録フオーマツトの説明に用いる略
線図,第7図は1ワードのビツト数が異なる場合の処理
の説明に用いる略線図である。 1……入力シンボル,2,4,7……遅延素子群,6…
…C2符号器,10……C1符号器,19……チヤンネ
ルエンコーダ,21……記録ヘツド。
ダの一例のブロツク図,第3図は記録データの1ブロツ
クの構成を示す略線図,第4図,第5図及び第6図はこ
の発明の一実施例の記録フオーマツトの説明に用いる略
線図,第7図は1ワードのビツト数が異なる場合の処理
の説明に用いる略線図である。 1……入力シンボル,2,4,7……遅延素子群,6…
…C2符号器,10……C1符号器,19……チヤンネ
ルエンコーダ,21……記録ヘツド。
フロントページの続き (72)発明者 中井 純 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ −株式会社内 (72)発明者 小島 雄一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ −株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−10561(JP,A) 特開 昭54−21210(JP,A) 特開 昭56−165914(JP,A) 特開 昭57−183609(JP,A) 実開 昭51−24213(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】記録媒体の長手方向に延長する複数のトラ
ックにディジタル情報信号を記録するディジタル情報信
号の記録方法において、 上記ディジタル情報信号の各ワードが少なくとも第1お
よび第2のシンボルに分割され、複数の上記第1のシン
ボルと複数の上記第2のシンボルに関して、それぞれエ
ラー訂正符号化を行うステップと、 上記エラー訂正符号化がされた上記第1および第2のシ
ンボルの所定数を同期信号で区切られるブロックの構成
のデータとして上記トラックに記録するとともに、同一
ワードを構成する上記第1および第2のシンボルを同一
の上記トラック内の同一の上記ブロック内に記録するよ
うに規定するステップとからなることを特徴とするデイ
ジタル情報信号の記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58109578A JPH0634311B2 (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | デイジタル情報信号の記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58109578A JPH0634311B2 (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | デイジタル情報信号の記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS601678A JPS601678A (ja) | 1985-01-07 |
JPH0634311B2 true JPH0634311B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=14513815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58109578A Expired - Lifetime JPH0634311B2 (ja) | 1983-06-18 | 1983-06-18 | デイジタル情報信号の記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634311B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124213A (ja) * | 1974-08-23 | 1976-02-27 | Hitachi Ltd | |
JPS6022537B2 (ja) * | 1977-07-19 | 1985-06-03 | 三菱電機株式会社 | パルス符号変調信号補正装置 |
GB2075728B (en) * | 1980-05-01 | 1984-02-01 | Sony Corp | Processing binary data |
JPS576418A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Digital signal recording system |
JPS5710561A (en) * | 1980-06-20 | 1982-01-20 | Sony Corp | Error correcting method |
JPS57183609A (en) * | 1981-05-07 | 1982-11-12 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic recording system of digital signal |
-
1983
- 1983-06-18 JP JP58109578A patent/JPH0634311B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS601678A (ja) | 1985-01-07 |
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