JPH0634292B2 - 磁気デイスク装置のスピンドルロツク機構 - Google Patents

磁気デイスク装置のスピンドルロツク機構

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JPH0634292B2
JPH0634292B2 JP6264486A JP6264486A JPH0634292B2 JP H0634292 B2 JPH0634292 B2 JP H0634292B2 JP 6264486 A JP6264486 A JP 6264486A JP 6264486 A JP6264486 A JP 6264486A JP H0634292 B2 JPH0634292 B2 JP H0634292B2
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JP
Japan
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lock
shaft
spindle
magnetic disk
disk device
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JP6264486A
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JPS62219370A (ja
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敬治 有賀
義文 溝下
朋良 山田
重光 小口
賢司 木暮
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明の磁気ディスク装置は、ディスク媒体を搭載して
回転するスピンドルシャフトが、その回転中心部に位置
する固定シャフトに装備されたロック機構によって構造
的に最も剛性度の高い中央部分をロックされる構成にな
っているため、ロック機構の信頼性が著しく向上する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置におけるスピンドルシャフト
のロック機構の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は磁気ディスク装置の構成と従来のスピンドルシ
ャフトのロック構造を示す要部側断面図である。
第3図に示すように、外輪回転型のスピンドルシャフト
を備えた磁気ディスク装置は、ベース21およびカバー22
によって挟持固定された固定シャフト15と、軸受14を介
して該固定シャフト15上において回動自在に配設された
スピンドルシャフト12と、該スピンドルシャフト12上に
ハブ11を介して積み重ねるごとく配設された複数枚のデ
ィスク媒体10と、該ディスク媒体をアクセスする磁気ヘ
ッド32,ヘッドアーム31を有して成るヘッドポジショナ
30とによって構成されている。
そして前記スピンドルシャフト12は、ベース21上に配設
されたステータ24とスピンドルシャフト12上に配設され
たロータ13とより成るスピンドルモータ40に駆動されて
回動する構造になっている なお上記磁気ヘッド32は、ディスク媒体10の回転中,つ
まり装置の動作中は空気流によって該ディスク媒体10の
面から浮上しているが、ディスク媒体10の回転が止まっ
た時にはディスク媒体10と接触状態になる。
従って磁気ディスク装置の運搬時には、磁気ヘッド32と
ディスク媒体10とは互いに接触しているので、その移動
中に該ディスク媒体10が回転するようなことがあると前
記磁気ヘッド32との摩擦によって該ディスク媒体10は損
傷する。
第3図に示すロックネジ50はこのようなディスク媒体10
の損傷事故を防止するために設けられたものである。即
ちベース21のネジ穴に螺入された該ロックネジ50を当該
装置の運搬前に締め付けると、スピンドルシャフト12が
該ロックネジ50を介してベース21に固定されるようにな
っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記のような簡易型のスピンドルロック機
構では、 ロックネジ50の動作点がスピンドルシャフト12の端面
の一部に集中しているため、ロック効率が良くない。
ロックネジ50の押圧力で軸受14に過大な力が作用し、
軸受14の精度が低下する。
等の問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は第1図に示すように、ディスク媒体10を搭載し
たスピンドルシャフト12を内部から回動自在に支持する
固定シャフト15内に、前記スピンドルシャフト12を内側
から押圧するロックピストン16と、該ロックピストン16
を固定シャフト外周面から外方に突出させるロックシャ
フト18とが配設された構成になっている。
〔作用〕
このように構成されたものにおいては、ロックシャフト
18を上昇させる操作によって一対のロックピストン16
がボール17を介してそれぞれ外方へ突出しロックシャフ
ト12の内面を押圧する。従ってスピンドルシャフト12は
内側からロックされることになる。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基づいて本発明を詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す要部側断面図、 第2図は本発明の部分構造の詳細を示す断面図である
が、前記第3図と同一部分には同一符号を付している。
第1図に示すように、本実施例の磁気ディスク装置のス
ピンドルロック機構は、固定シャフト15の中心部に設け
られたロックシャフト案内孔8内を昇降自在に配設され
たロックシャフト18と、前記ロックシャフト案内孔8内
で且つロックシャフト18の上端部に載置されたボール17
と、該ボール17を介して矢印B−B′方向,つまり左右
方向へ移動するよう前記固定シャフト15のロックピスト
ン案内孔6内に摺動自在に配設された左右一対のロック
ピストン16と、ロックシャフト18の下端部に形成された
ネジ部18aが螺入されるネジ穴を備え、且つベース21に
固定ネジ35で固定されたフランジ19と、ボール17によっ
て矢印BおよびB′方向へ突出せしめられた前記一対の
ロックピストン16を動作開始前の原位置へ復帰させるた
めの復帰バネ20とによって構成されている。
以下、上記スピンドルロック機構の動作を操作手順に従
って説明する。
ネジ部18aを回動してロックシャフト18を矢印A方向
へ上昇させる。
上記操作により、ロックシャフト18上に載置されたボ
ール17が、ロックピストン案内孔6内に配設された一対
のロックピストン16の斜めに切り欠かれた端面に作用し
て、これらを復帰バネ20の弾力に抗して矢印Bおよび矢
印B′方向へ押し出す。この際ボール17はロックシャフ
ト18上を自在に移動できるため、左右一対のロックピス
トン16相互間の寸法に差がある場合でもその差がボール
17の移動によってバランスされ、これによって当該一対
のロックピストン16の移動力,即ちスピンドルシャフト
12に対する押圧力が均等化される。
こうして押し出されて外方へ突出したロックピストン
16の先端部は、スピンドルシャフト12を内側から押圧し
てロックする。
以上述べた操作によってスピンドルシャフト12はロック
ピストン16を介して固定シャフト15にロックされるわけ
である。
なお復帰バネ20は前記ロックピストン16を動作開始位置
へ復帰させるバネであるが、その詳細については第2図
によって説明する。
第2図は前記第1図のX−X′断面の拡大図である。
同図に示す復帰バネ20は、ロックピストンン案内孔6内
に配設された一対のロックピストン16をピン16aを介し
て常時矢印C−C′方向、つまり固定シャフト15の中心
方向へ押圧するように形成された半円形の板バネであっ
て、その押圧力によって平常時即ちスピンドル非ロック
時のロックピストン16とスピンドルシャフト12との接触
が避けられるようになっている。この復帰バネ20は板バ
ネ固定ネジ23によって固定シャフト15に取り付けられて
いる。
なおボール17は必ずしも必要とせず、これを省略してロ
ックシャフト18で直接一対のロックピストン16を押し出
すように構成することも可能である。またロックピスト
ン16の数量も2本に限定されないことは勿論である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、軸受に無理な力を
かけることなく装置の外部からスピンドルロックを確実
に行なうことができるため、搬送時等にヘッドとディス
ク媒体に傷を付ける危険がなく、磁気ディスク装置の信
頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す要部側断面図、 第2図は本発明の部分構造の詳細を示す断面図、 第3図は磁気デイスク装置の構成と従来のスピンドルシ
ャフトのロック構造を示す要部側断面図である。 図中、6はロックピストン案内孔、8はロックシャフト
案内孔、10はディスク媒体、11はハブ、12はスピンドル
シャフト、13はロータ、24はステータ、14は軸受、15は
固定シャフト、16はロックピストン、16aはピン、17は
ボール、18はロックシャフト、18aはネジ部、19はフラ
ンジ、20は復帰バネ、21はベース、22はカバー、23は板
バネ固定ネジ、30はヘッドポジショナ、31はヘッドアー
ム、32は磁気ヘッド、35は固定ネジ、40はスピンドルモ
ータ、50はロックネジをそれぞれ示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 朋良 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小口 重光 東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号 日本 電信電話株式会社電子機構技術研究所内 (72)発明者 木暮 賢司 東京都武蔵野市緑町3丁目9番11号 日本 電信電話株式会社電子機構技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定シャフト(15)に軸受(14)を介して回転
    可能に設けられたスピンドルシャフト(12)上に、ハブ(1
    1)を介して配設されたディスク媒体(10)と、それをアク
    セスするヘッドポジショナとを装備して成る磁気ディス
    ク装置において、 前記固定シャフト(15)内にその一端部からロックシャフ
    ト(18)を摺動自在に設けるとともに、 該固定シャフト(15)内に前記ロックシャフト(18)の軸方
    向の移動に連動して固定シャフト外周面から外方へ突出
    するロックピストン(16)を設けてなり、 前記ロックシャフト(18)を軸方向に移動させることによ
    って、前記スピンドルシャフト(12)がその内面を前記ロ
    ックピストン(16)で押圧され固定シャフト(15)にロック
    される構成にしたことを特徴とする磁気ディスク装置の
    スピンドルロック機構。
JP6264486A 1986-03-20 1986-03-20 磁気デイスク装置のスピンドルロツク機構 Expired - Lifetime JPH0634292B2 (ja)

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JP6264486A JPH0634292B2 (ja) 1986-03-20 1986-03-20 磁気デイスク装置のスピンドルロツク機構

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62219370A JPS62219370A (ja) 1987-09-26
JPH0634292B2 true JPH0634292B2 (ja) 1994-05-02

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ID=13206243

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4717977A (en) * 1986-09-25 1988-01-05 Micropolis Corporation High capacity Winchester disk drive
JPH01119958A (ja) * 1987-11-04 1989-05-12 Nippon Ferrofluidics Kk ディスク用駆動装置

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JPS62219370A (ja) 1987-09-26

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