JPH0229566Y2 - - Google Patents

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JPH0229566Y2
JPH0229566Y2 JP1983037002U JP3700283U JPH0229566Y2 JP H0229566 Y2 JPH0229566 Y2 JP H0229566Y2 JP 1983037002 U JP1983037002 U JP 1983037002U JP 3700283 U JP3700283 U JP 3700283U JP H0229566 Y2 JPH0229566 Y2 JP H0229566Y2
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magnetic disk
motor
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JP1983037002U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気デイスク装置に関し、特に磁気デ
イスクを装着して回転する主軸に直結された直流
モータと磁気ヘツドを搭載する位置決め装置を駆
動するステツピングモータとを備える磁気デイス
ク装置に関する。
近年、オフイスコンピユータやワードプロセツ
サ等の小型の情報処理装置が発達するにつれて、
これらの装置に使用するのに適した小型の磁気デ
イスク装置が必要となつてきたため、これに適合
するものとして直径が20cmまたは13cm程度の小さ
な直径の磁気デイスクを用いた磁気デイスク装置
が実用化されている。
これらの直径の小さな磁気デイスクを用いた磁
気デイスク装置は、装置全体を小形にして取扱い
が簡易でしかも安価なものとする必要があるた
め、磁気デイスクを回転させる主軸(以下これを
スピンドルという)にそれを駆動する直流モータ
を直結させ、また磁気ヘツドを磁気デイスクの所
定のトラツク上に位置決めするための位置決め装
置(以下これをキヤリジという)を駆動するのに
ステツピングモータを使用する構成を有している
ものがある。
上記の構成を有する磁気デイスク装置は、通常
磁気デイスクが回転していないときは磁気ヘツド
は磁気デイスク上に接触して停止しており、磁気
デイスクが定常回転するとその回転に伴う空気流
によつて磁気ヘツドが磁気デイスクから一定の間
隔を保つて浮上するいわゆるコンタクト・スター
ト・ストツプ方式が採用されている。従つて、運
搬や輸送の時のような磁気デイスク装置が正常な
動作をしていないときに磁気デイスクが非定常的
な回転をすると、磁気デイスクの記憶面に損傷が
生じて装置の障害の原因となる場合がある。
従来の直流モータをスピンドルに直結した構成
を有する磁気デイスク装置は、モータの自由回転
による磁気デイスクの回転を防止するため、直流
モータの回転子(以下ロータという)に対応して
ソレノイドを設け、直流モータを動作させないと
きはこのソレノイドを動作させてロータの回転を
止めることにより磁気デイスクの回転を防止する
という構成を有しているが、例えば輸送時の場合
のようにソレノイドに電流を供給できないときは
磁気デイスクの回転を防止することができないと
いう欠点がある。
またステツピングモータによるキヤリツジ駆動
機構を有する磁気デイスク装置は、特にキヤリジ
動作防止機構を有していないため、特に例えば輸
送のときなどに強い衝撃を受けた場合、キヤリジ
が動いて磁気ヘツドが磁気デイスクの記憶面を滑
動することがあり、このため記憶面を損傷する危
険を有している。従来の磁気デイスク装置におい
ては、この危険を防止するため輸送のために装置
単体を梱包するときに梱包材料によつてキヤリジ
の自由運動を止めるという手段が用いられている
が、このような手段では、磁気デイスク装置を小
形コンピユータ等に装着したまま輸送するような
場合には上記の危険を回避することができないと
いう欠点がある。
本考案の目的は上述の欠点を除去して、磁気デ
イスク装置の内部にスピンドルまたはキヤリジの
非定常の動作を随時抑止できる機構を備えること
により、構成が簡単でしかも輸送または移動のと
き磁気デイスクの記憶面の損傷の危険が少く、従
つて信頼性の高い磁気デイスク装置を提供するこ
とにある。
本考案の磁気デイスク装置は、少くとも1枚の
磁気デイスクを装着して回転する主軸に直結され
た直流モータと、少くとも1個の磁気ヘツドを搭
載して前記磁気デイスク上の所定のトラツクに位
置決めする位置決め装置を駆動するステツピング
モータとを備える磁気デイスク装置であつて、前
記ステツピングモータの回転軸に取付けられた係
止部材に対応して設けられた第一の押圧部と前記
直流モータに対応して設けられた第二の押圧部と
を有し前記第一および第二の押圧部がそれぞれ前
記係止部材および前記回転部と接触する係止位置
および離間する復帰位置を決定するカム部と外力
を受ける受押部またはけん引部とを有する作動部
材と、前記外力による前記作動部材の直線運動を
案内する案内部材と、一端を前記案内部材に支持
され他端を前記カム部に接触するようにばね力に
よつて付勢された係止部材と、前記作動部材と前
記案内部材との間に装架された圧縮ばねとを備え
る作動機構部を具備して構成される。
以下、本考案について図面を参照して詳細に説
明する。
本考案の一実施例を示す第1図において、参照
番号2および4は、それぞれスピンドルと直結さ
れている直流モータおよびキヤリジ駆動用のステ
ツピングモータであり、作動機構部5の作動部材
6(作動機構部および作動部材の詳細については
後述する)の押圧部62aおよび64aはそれぞ
れ直流モータ2のロータ(直流モータの外側がロ
ータになつている)の側面およびステツピングモ
ータ4の回転軸に取付けられている係止部材42
の先端部分に対応して設けられており、これらは
共に作動部材6が係止位置にあるときはそれらの
対応する側面および先端部分と所定の圧力で接触
し、作動部材6が復帰位置にあるときはそれらと
離れるように構成されている。
作動機構部5は、第2図に示すように、断面形
状が作動部材6の中央部分の断面形状と同一形状
の貫通穴(第2図c参照)を有する案内部材8
と、この貫通穴によつて案内されて直線運動を行
う作動部材6と、一端が直角に折曲つて案内部材
8に設けられた支持穴に嵌入して支持され、他端
が同様に直角に折曲つてその先端12aが作動部
材6の中央部分の対応する面に設けられたカム溝
に接触するように構成された線状材料(材料を線
状材料としたのは後述するように自己の弾性力に
より上下および左右方向の運動ができるようにす
るためである)よりなる係止部材12と、作動部
材6と案内部材8との間に装架された圧縮ばね1
4とによつて構成されている。係止部材12の案
内部材8に支持されている方の端部は第2図bに
示すように2段に折れ曲つて段差部分12bを形
成しており、その段差部分12bを圧縮ばね14
の端部が密着して嵌入しているため、係止部材1
2のこの端部は案内部材8に押圧されると同時に
カム溝と接触している方の先端12aに対してカ
ム溝の方への回転モーメントを付与している。
作動部材6は、第3図にその詳細を示すよう
に、案内部材8の貫通穴の断面形状と同一の断面
形状を有する中央部分65の右方の連結部分63
に、それぞれ先端に押圧部62aおよび64aを
有する延長部62および64が設けられており、
更にその右端は受押部68を形成して外部から押
圧力を受けることができるように構成されてい
る。一方中央部分65の左方にはけん引部69が
延長しており、このけん引部69を引くことによ
つても作動部材6を左方に運動させることもでき
る(本実施例では受押部およびけん引部の両者を
備えているが用途によりいずれか一方のみでもよ
い)。
中央部分65の係止部材12の先端と対応する
面にはカム溝65aが設けられている。第4図a
およびbはこのカム溝65aの平面形状およびそ
の底部の深さdの変化を示すカム線図である。図
に示すように、カム溝65aの平面形状は矢羽根
に類似する形状を有し、端面c1ならびに境界c2
c3,c4,c5,c6およびc7によつて6個の領域a1
a2,a3,a4,a5およびa6に区分されている。各領
域の表面から底部迄の深さdは境界c1〜c7におい
て変化し、第4図bのカム線図に示すように構成
されており、境界c1によつて作動部材6の復帰位
置が、また領域a4の端面b1およびb2によつてその
係止位置が定められる。
上述のように構成された磁気デイスク装置は、
通常の情報の書込み・読出しを行うときは、作動
部材6は復帰位置6′(第2図参照)にあつて、
従つて押圧部62aおよび64aは共に直流モー
タ2のロータの外周およびステツピングモータ4
に設けられている係止部材42の先端部から離れ
た位置(第2図の参照番号62a′,64a′)にあ
るため直流モータ2およびステツピングモータ4
は共に自由に回転可能な状態となつている。
このような状態にある磁気デイスク装置を運搬
または輸送のため直流モータ2およびステツピン
グモータ4が自由に回転できないように抑止する
ときは、作動部材6の受押部68を押すかまたは
けん引部69を引張ることによつて行う。この押
入動作または引張り動作により作動部材6は案内
部材8に案内されて(第2図参照)左方に動く
が、このとき係止部材12の先端12aは、第4
図に示すカム溝65aの形状およびその底面の高
さの変化に応じて左右および上下に自己の弾性力
によつて運動する。すなわち作動部材6の左方へ
の運動によつて、係止部材12の先端12aは端
面c1と接触している位置から領域a1を通つて領域
a2に入り(領域a6への進入は境界c7によつて阻止
される)、更に境界c3を通つて領域a3に入り端面
b3およびb4に達して停止する。この時点で押圧力
(または引張力)を解放すると、先端12aは境
界c4を通つて領域a4に入り(領域a2への進入は境
界c3によつて阻止される)、作動部材6は圧縮ば
ね14の圧力により端面b1およびb2に接触する位
置に停止しするため、作動部材6は第2図に示す
位置(係止位置)に保持される。従つて第1図に
示すように押圧部62aおよび64aによつて直
流モータ2およびステツピングモータ4の回転運
動を係止する。なお第1図において参照番号44
はステツピングモータ4に設けられている停止部
材であり、係止部材42はこの停止部材44と押
圧部64aとによつてその運動が阻止され、従つ
てステツピングモータの回転が止められる。
直流モータ2とステツピングモータ4の係止状
態の解放は、作動部材6を再び押す(または引張
る)ことによつて行う。すなわち、この押入(ま
たは引張り)動作により係止部材12の先端12
aは領域a4から領域a5へ移動し(領域a3への進入
は境界c4によつて阻止される)、端面b5およびb6
に接触して停止する。この状態で押入力(または
引張力)を解放すると先端12aは境界c6を通つ
て領域a6に入り(領域a4への進入は境界c5によつ
て阻止される)、更に境界c7を通つて領域a1に入
り端面c1に到達し、作動部材6は解放位置に保持
される。従つて直流モータ2およびステツピング
モータ4は共に係止状態を解放されるので自由な
回転が可能となる。
なお係止部材12の先端12aは常時カム溝6
5aに対して付勢されている必要があり、上述の
実施例では圧縮ばね14の押圧力を利用してこの
付勢を行うように構成されているが、板ばね等の
他の付勢手段を設けるように構成することも可能
である。また上記の実施例は作動部材6が押圧部
62a,64aの両者を有しているが、使用上や
設計上の都合によりいずれか一方のみとすること
も容易である。
以上詳細に説明したように、本考案の磁気デイ
スク装置を用いることにより、直流モータおよび
ステツピングモータの回転を抑止することにより
スピンドルおよびキヤリジの運動を随時抑止する
ことができるので、運搬や輸送の時に磁気デイス
クの記憶面の損傷を防止することができ、従つて
信頼性の高い磁気デイスク装置が得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図aおよびbは本考案の磁気デイスク装置
一実施例の外観を示す正面図および底面図、第2
図a,bおよびcは第1図の作動機構部を示す正
面図、一部切欠き底面図およびX−X断面図、第
3図aおよびbは第2図の作動部材を示す正面図
および底面図、第4図aおよびbは第3図のカム
溝を示す正面図およびカム線図である。 図において、2……直流モータ、4……ステツ
ピングモータ、5……作動機構部、6……作動部
材、8……案内部材、12……係止部材、14…
…圧縮ばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 少くとも1枚の磁気デイスクを装着して回転す
    る主軸に直結された直流モータと、少くとも1個
    の磁気ヘツドを搭載して前記磁気デイスク上の所
    定のトラツクに位置決めする位置決め装置を駆動
    するステツピングモータとを具備する磁気デイス
    ク装置であつて、 前記ステツピングモータの回転軸に取付けられ
    た係止部材に対応して設けられた第一の押圧部と
    前記直流モータの回転部に対応して設けられた第
    二の押圧部とを有し前記第一および第二の押圧部
    がそれぞれ前記係止部材および前記回転部と接触
    する係止位置および離間する復帰位置を定めるカ
    ム部と外力を受ける受押部またはけん引部とを有
    する作動部材と、前記外力による前記作動部材の
    直線運動を案内する案内部材と、一端を前記案内
    部材に支持され他端を前記カム部に接触するよう
    にばね力によつて付勢された係止部材と、前記作
    動部材と前記案内部材との間に装架された圧縮ば
    ねとを備える作動機構部を 具備することを特徴とする磁気デイスク装置。
JP3700283U 1983-03-15 1983-03-15 磁気デイスク装置 Granted JPS59142939U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3700283U JPS59142939U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 磁気デイスク装置

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JP3700283U JPS59142939U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 磁気デイスク装置

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JPS59142939U JPS59142939U (ja) 1984-09-25
JPH0229566Y2 true JPH0229566Y2 (ja) 1990-08-08

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ID=30167657

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JP3700283U Granted JPS59142939U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 磁気デイスク装置

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5346107B2 (ja) * 1973-08-22 1978-12-11
JPS578672B2 (ja) * 1974-01-14 1982-02-17

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