JPH06342495A - 媒体発行装置 - Google Patents
媒体発行装置Info
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- JPH06342495A JPH06342495A JP13016693A JP13016693A JPH06342495A JP H06342495 A JPH06342495 A JP H06342495A JP 13016693 A JP13016693 A JP 13016693A JP 13016693 A JP13016693 A JP 13016693A JP H06342495 A JPH06342495 A JP H06342495A
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- 238000013075 data extraction Methods 0.000 claims description 8
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 6
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 媒体発行装置とホストコンピュータとの送受
信の際に管理簿作成のための特定データを記憶しておく
ことにより、新たに管理簿作成の処理をすることなく、
管理簿を作成する。 【構成】 取引データが入力されるとホストへ送信する
送信電文またはホストから送信されてきた受信電文から
特定データを抽出する特定データ抽出手段M3と、抽出
した特定データを記憶する特定データ取得手段M4と、
特定データを編集する特定データ編集手段M6とを備え
た媒体発行装置である。
信の際に管理簿作成のための特定データを記憶しておく
ことにより、新たに管理簿作成の処理をすることなく、
管理簿を作成する。 【構成】 取引データが入力されるとホストへ送信する
送信電文またはホストから送信されてきた受信電文から
特定データを抽出する特定データ抽出手段M3と、抽出
した特定データを記憶する特定データ取得手段M4と、
特定データを編集する特定データ編集手段M6とを備え
た媒体発行装置である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば金融取引業務に
使用される通帳、証書などの媒体を取引情報ことがに従
って作成し、発行する媒体発行装置に関する発明であ
る。
使用される通帳、証書などの媒体を取引情報ことがに従
って作成し、発行する媒体発行装置に関する発明であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、媒体発行装置の役割は、通帳や証
書などの発行命令を受けるとホストコンピュータに発行
取引電文を送信し、ホストから通帳や証書発行に必要な
情報を受信し、発行命令のあった種類の媒体を発行して
いた。また、媒体発行装置の発行した媒体の管理情報に
ついては、媒体発行装置の発行した媒体の種別と発行件
数のカウントのみを行なうようになっていた。
書などの発行命令を受けるとホストコンピュータに発行
取引電文を送信し、ホストから通帳や証書発行に必要な
情報を受信し、発行命令のあった種類の媒体を発行して
いた。また、媒体発行装置の発行した媒体の管理情報に
ついては、媒体発行装置の発行した媒体の種別と発行件
数のカウントのみを行なうようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
媒体発行装置では、発行処理を行なった通帳、証書など
の媒体についての管理をする管理簿を作成できるような
詳細情報について知ることができなかった。例えば、管
理簿作成のための詳細情報を得たい場合には、情報を得
るために管理簿作成のために、作成の都度ホストコンピ
ュータへ得たい情報の照会を行なわなければならず手間
がかかった。また、媒体発行装置の当日の媒体発行等の
取引内容を知りたい場合にも、必要のあるときにオペレ
ータによって、ホストへ取引情報や顧客の取引口座番号
等をキーにして、照会するしかなかった。そこで、通常
は、ホストコンピュータへの照会については、一日の業
務終了後に行なうことになり、事務センタとの回線を使
用する時間的な制限もあるため処理が繁雑であるという
問題もあった。本発明は上述の問題を解決するため、媒
体発行に伴う媒体発行情報を管理する管理簿を通常の媒
体発行業務に支障をきたすことなく、またオペレータの
手間をかけずに作成し、帳票として出力したり、媒体に
格納したりすることを可能とした媒体発行装置を提供す
ることを目的とする。
媒体発行装置では、発行処理を行なった通帳、証書など
の媒体についての管理をする管理簿を作成できるような
詳細情報について知ることができなかった。例えば、管
理簿作成のための詳細情報を得たい場合には、情報を得
るために管理簿作成のために、作成の都度ホストコンピ
ュータへ得たい情報の照会を行なわなければならず手間
がかかった。また、媒体発行装置の当日の媒体発行等の
取引内容を知りたい場合にも、必要のあるときにオペレ
ータによって、ホストへ取引情報や顧客の取引口座番号
等をキーにして、照会するしかなかった。そこで、通常
は、ホストコンピュータへの照会については、一日の業
務終了後に行なうことになり、事務センタとの回線を使
用する時間的な制限もあるため処理が繁雑であるという
問題もあった。本発明は上述の問題を解決するため、媒
体発行に伴う媒体発行情報を管理する管理簿を通常の媒
体発行業務に支障をきたすことなく、またオペレータの
手間をかけずに作成し、帳票として出力したり、媒体に
格納したりすることを可能とした媒体発行装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては以下のようにした。即ち、本発明の
媒体発行装置は、取引データ入力手段により媒体発行指
示を受けると所定の処理を行ない媒体を発行する媒体発
行装置において、前記取引データ入力手段により入力さ
れた取引データを電文を編集してホストコンピュータへ
送信する電文送信手段 と、前記ホストコンピュータか
ら送信された電文を受信する電文受信手段と、前記電文
送信手段により送信された電文及び前記電文受信手段に
より受信された電文より特定のデータを抽出する特定デ
ータ抽出手段と、前記抽出した特定データを記憶する特
定データ取得手段と、前記特定データ取得手段に記憶さ
れた特定データを必要に応じて取り出して編集する特定
データ編集手段とを備えたものである。
め本発明においては以下のようにした。即ち、本発明の
媒体発行装置は、取引データ入力手段により媒体発行指
示を受けると所定の処理を行ない媒体を発行する媒体発
行装置において、前記取引データ入力手段により入力さ
れた取引データを電文を編集してホストコンピュータへ
送信する電文送信手段 と、前記ホストコンピュータか
ら送信された電文を受信する電文受信手段と、前記電文
送信手段により送信された電文及び前記電文受信手段に
より受信された電文より特定のデータを抽出する特定デ
ータ抽出手段と、前記抽出した特定データを記憶する特
定データ取得手段と、前記特定データ取得手段に記憶さ
れた特定データを必要に応じて取り出して編集する特定
データ編集手段とを備えたものである。
【0005】
【作用】本発明の媒体発行装置においては、媒体発行の
ための取引データが入力されると、入力された取引デー
タは送信電文に編集され、その送信電文より特定データ
が抽出され記憶される一方で、送信電文はホストコンピ
ュータへ送信される。そして、ホストコンピュータにお
いて媒体発行についての所定の処理がなされるとホスト
コンピュータから電文が送信されその電文を受信され
る。さらに本発明の媒体発行装置においては、受信電文
より特定のデータを抽出し、抽出した特定データは記憶
される。記憶された特定データは、必要に応じて取り出
して編集されて、出力される。
ための取引データが入力されると、入力された取引デー
タは送信電文に編集され、その送信電文より特定データ
が抽出され記憶される一方で、送信電文はホストコンピ
ュータへ送信される。そして、ホストコンピュータにお
いて媒体発行についての所定の処理がなされるとホスト
コンピュータから電文が送信されその電文を受信され
る。さらに本発明の媒体発行装置においては、受信電文
より特定のデータを抽出し、抽出した特定データは記憶
される。記憶された特定データは、必要に応じて取り出
して編集されて、出力される。
【0006】
【実施例】以下、金融業務に使用される通帳証書発行装
置を例に本発明の媒体発行装置について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 図1は、本発明の概念図及びシ
ステム構成例であり、事務センタ1と営業店2とは、ネ
ットワークで接続されている。各営業店2には、営業店
A2のように事務センタ1と回線100で接続され、事
務センタ1と営業店A2との通信制御を行なうターミナ
ルコントローラ(以下TCという)3と、本発明の媒体
発行装置4と、その他通常の金融取引業務に使用される
各種の端末など(図示せず)が接続されている。
置を例に本発明の媒体発行装置について図面を参照しな
がら詳細に説明する。 図1は、本発明の概念図及びシ
ステム構成例であり、事務センタ1と営業店2とは、ネ
ットワークで接続されている。各営業店2には、営業店
A2のように事務センタ1と回線100で接続され、事
務センタ1と営業店A2との通信制御を行なうターミナ
ルコントローラ(以下TCという)3と、本発明の媒体
発行装置4と、その他通常の金融取引業務に使用される
各種の端末など(図示せず)が接続されている。
【0007】また、本発明の媒体発行装置4は、取引デ
ータ入力手段M1、電文送信手段M2、特定データ抽出
手段M3、特定データ取得手段M4、電文受信手段M
5、特定データ編集手段M6、出力手段M7を備えてい
る。ここで、取引データ入力手段M1は媒体発行装置4
の外部に設定しているが、装置内に設定しても構わな
い。
ータ入力手段M1、電文送信手段M2、特定データ抽出
手段M3、特定データ取得手段M4、電文受信手段M
5、特定データ編集手段M6、出力手段M7を備えてい
る。ここで、取引データ入力手段M1は媒体発行装置4
の外部に設定しているが、装置内に設定しても構わな
い。
【0008】図2は、本発明の媒体発行装置4のハード
ウェア構成図である。媒体発行装置4には、所定の処理
を行なうプロセッサ20と、取引データの入力や媒体発
行の指示などを行なうキーボード部21と、媒体発行装
置4に関する各種の情報を表示するディスプレイ部22
と、媒体発行装置4の例えば上面及び左右面の3方向に
設置され、媒体発行装置4が発行した発行済媒体を受け
て保管するスタッカ部23と、発行前の各媒体を種類別
にストックしておくホッパ部24と、媒体に取引情報等
を印字するプリンタ部25と、HDD26と、メモり2
7及びFDD31と、オペレータが手差しで媒体を挿入
することが可能な媒体挿入部28と、渉外員が外回りか
ら持ち帰った通帳等の媒体を一括にセットし、記帳する
一括記帳カセット部29と、障害発生の際にオペレータ
が媒体の残留時の該当位置を確認する等に使用されるメ
ンテナンスパネル30を備えている。図3は媒体発行の
手順を示すフローチャート、図4は管理簿作成の手順を
示すフローチャートである。
ウェア構成図である。媒体発行装置4には、所定の処理
を行なうプロセッサ20と、取引データの入力や媒体発
行の指示などを行なうキーボード部21と、媒体発行装
置4に関する各種の情報を表示するディスプレイ部22
と、媒体発行装置4の例えば上面及び左右面の3方向に
設置され、媒体発行装置4が発行した発行済媒体を受け
て保管するスタッカ部23と、発行前の各媒体を種類別
にストックしておくホッパ部24と、媒体に取引情報等
を印字するプリンタ部25と、HDD26と、メモり2
7及びFDD31と、オペレータが手差しで媒体を挿入
することが可能な媒体挿入部28と、渉外員が外回りか
ら持ち帰った通帳等の媒体を一括にセットし、記帳する
一括記帳カセット部29と、障害発生の際にオペレータ
が媒体の残留時の該当位置を確認する等に使用されるメ
ンテナンスパネル30を備えている。図3は媒体発行の
手順を示すフローチャート、図4は管理簿作成の手順を
示すフローチャートである。
【0009】以下に上記図面を用いて本発明の一実施例
について説明する。まず、本発明の媒体発行装置4の媒
体発行処理について説明する。例えば、銀行の営業店A
2において、顧客が新規で口座を開設し、銀行側が新規
で通帳を発行する場合について説明する。顧客が新規で
口座を開設するときには、まず、オペレータは、通帳発
行に必要な情報を顧客より得る。オペレータは、得た情
報を営業店A2内に設置された窓口端末装置のキーボー
ド(図示せず)などの取引データ入力手段M1よりデー
タを入力する。入力するデータは、顧客の記入した伝票
の記載情報に従ってオペレータがキーボードより入力す
る。例えば、ここで光学式文字読取装置などによって入
力されても構わない。また、ここで通帳の新規発行では
なく繰越発行の場合には、取引データ入力手段M5は、
通帳の磁気ストライプを読み取るなどして情報を得るこ
とができる。次に、キーボード等からオペレータにより
取引データ及び通帳発行指示がなされると窓口端末装置
は、通帳発行指示電文を作成し、媒体発行装置4に媒体
発行指示をする。
について説明する。まず、本発明の媒体発行装置4の媒
体発行処理について説明する。例えば、銀行の営業店A
2において、顧客が新規で口座を開設し、銀行側が新規
で通帳を発行する場合について説明する。顧客が新規で
口座を開設するときには、まず、オペレータは、通帳発
行に必要な情報を顧客より得る。オペレータは、得た情
報を営業店A2内に設置された窓口端末装置のキーボー
ド(図示せず)などの取引データ入力手段M1よりデー
タを入力する。入力するデータは、顧客の記入した伝票
の記載情報に従ってオペレータがキーボードより入力す
る。例えば、ここで光学式文字読取装置などによって入
力されても構わない。また、ここで通帳の新規発行では
なく繰越発行の場合には、取引データ入力手段M5は、
通帳の磁気ストライプを読み取るなどして情報を得るこ
とができる。次に、キーボード等からオペレータにより
取引データ及び通帳発行指示がなされると窓口端末装置
は、通帳発行指示電文を作成し、媒体発行装置4に媒体
発行指示をする。
【0010】媒体発行指示を受けた媒体発行装置4のプ
ロセッサ20は、受信した取引データにより発行すべき
媒体の種類及び取引の種別を識別する(S301)。発
行すべき媒体及び取引種別を受信した電文より識別する
と、該当の媒体、ここでは通帳(以下通帳aとする)を
ホッパ部24にセットされている通帳の束より取り出
し、プリンタ部25に前記取引に使用する通帳aとして
送り、印字待ちの準備をする(S302)。媒体発行装
置4のプロセッサ20は、通帳発行の準備が済むと、事
務センタ1内のホストコンピュータ10(以下HOST
という)に対する通帳発行指示電文を組み立てる(S3
03)。プロセッサ20は、組み立てた通帳発行指示電
文をTC3に送信し、TC3は、前記取引電文をHOS
T10へ送信する(S304)。
ロセッサ20は、受信した取引データにより発行すべき
媒体の種類及び取引の種別を識別する(S301)。発
行すべき媒体及び取引種別を受信した電文より識別する
と、該当の媒体、ここでは通帳(以下通帳aとする)を
ホッパ部24にセットされている通帳の束より取り出
し、プリンタ部25に前記取引に使用する通帳aとして
送り、印字待ちの準備をする(S302)。媒体発行装
置4のプロセッサ20は、通帳発行の準備が済むと、事
務センタ1内のホストコンピュータ10(以下HOST
という)に対する通帳発行指示電文を組み立てる(S3
03)。プロセッサ20は、組み立てた通帳発行指示電
文をTC3に送信し、TC3は、前記取引電文をHOS
T10へ送信する(S304)。
【0011】前記電文を受信したHOST10は、接続
したカスタマインフォメーションファイル11(顧客情
報ファイル:以下CIFという)から送信された前記取
引電文から、取引の内容が、新規口座開設に伴う新規通
帳発行であることを判断する。次に、通帳発行のため
に、新規の口座番号を付与し、前記取引電文内の顧客情
報、取引種別等とともにCIF11のファイルを更新す
る。CIF11のファイル更新終了後、営業店A2に通
帳発行のための指示をするために必要な情報を送信電文
に組み立てた後に、営業店A2のTC3に送信する。
したカスタマインフォメーションファイル11(顧客情
報ファイル:以下CIFという)から送信された前記取
引電文から、取引の内容が、新規口座開設に伴う新規通
帳発行であることを判断する。次に、通帳発行のため
に、新規の口座番号を付与し、前記取引電文内の顧客情
報、取引種別等とともにCIF11のファイルを更新す
る。CIF11のファイル更新終了後、営業店A2に通
帳発行のための指示をするために必要な情報を送信電文
に組み立てた後に、営業店A2のTC3に送信する。
【0012】営業店A2のTC3は、、事務センタ1の
HOST10から前記電文を受信する(S305)。T
C3は、前記電文を媒体発行装置4の電文受信手段M5
に送信する。プロセッサ20は、電文受信手段M5が受
信した前記電文をプリンタ部25に送る。プリンタ部2
5は、受け取った電文から上述の通り既に準備してある
通帳aに新規通帳発行データ(表紙の口座番号や顧客
名、また、ページマーク、取引金額など)を印字する
(S306)。媒体発行装置4のプロセッサ20は、印
字が終了した通帳aをスタッカ部23に排出する(S3
07)。
HOST10から前記電文を受信する(S305)。T
C3は、前記電文を媒体発行装置4の電文受信手段M5
に送信する。プロセッサ20は、電文受信手段M5が受
信した前記電文をプリンタ部25に送る。プリンタ部2
5は、受け取った電文から上述の通り既に準備してある
通帳aに新規通帳発行データ(表紙の口座番号や顧客
名、また、ページマーク、取引金額など)を印字する
(S306)。媒体発行装置4のプロセッサ20は、印
字が終了した通帳aをスタッカ部23に排出する(S3
07)。
【0013】次に、本発明の管理簿作成の手順について
図4のフローチャートを中心に使用して説明する。本発
明の管理簿作成は、通常の通帳発行及び証書発行などの
媒体発行の業務に影響なく事務センタ1と営業店A2と
の通信電文を利用するものである。上述の新規通帳発行
を例に以下に説明する。まず、銀行の営業店A2におい
て、顧客が新規で通帳発行を依頼したとする。すると、
オペレータは、通帳発行に必要な情報を顧客より得る。
オペレータは、得た情報を営業店A2内に設置された窓
口端末のキーボード(図示せず)などの取引データ入力
手段M1よりデータを入力する。入力するデータは、顧
客の記入した伝票の記載情報に従ってオペレータが入力
する。次に、窓口端末よりオペレータにより取引データ
及び通帳発行指示がなされると窓口端末装置は通帳発行
指示電文を作成し、媒体発行装置4の電文送信手段M2
に通帳発行指示をする。
図4のフローチャートを中心に使用して説明する。本発
明の管理簿作成は、通常の通帳発行及び証書発行などの
媒体発行の業務に影響なく事務センタ1と営業店A2と
の通信電文を利用するものである。上述の新規通帳発行
を例に以下に説明する。まず、銀行の営業店A2におい
て、顧客が新規で通帳発行を依頼したとする。すると、
オペレータは、通帳発行に必要な情報を顧客より得る。
オペレータは、得た情報を営業店A2内に設置された窓
口端末のキーボード(図示せず)などの取引データ入力
手段M1よりデータを入力する。入力するデータは、顧
客の記入した伝票の記載情報に従ってオペレータが入力
する。次に、窓口端末よりオペレータにより取引データ
及び通帳発行指示がなされると窓口端末装置は通帳発行
指示電文を作成し、媒体発行装置4の電文送信手段M2
に通帳発行指示をする。
【0014】媒体発行指示を受けた媒体発行装置4のプ
ロセッサ20(S300)は、発行すべき媒体の種別を
受信した取引データより識別する(S301)。媒体を
識別すると、識別したその種類の媒体、ここでは通帳
(以下通帳aとする)をホッパ部24の該当箇所より取
り出し、プリンタ部25に通帳aを送り、印字待ちの準
備をする(S302)。
ロセッサ20(S300)は、発行すべき媒体の種別を
受信した取引データより識別する(S301)。媒体を
識別すると、識別したその種類の媒体、ここでは通帳
(以下通帳aとする)をホッパ部24の該当箇所より取
り出し、プリンタ部25に通帳aを送り、印字待ちの準
備をする(S302)。
【0015】次に、媒体発行装置4の電文送信手段M2
は、事務センタ1へデータ照会及びデータ取得のために
送信する送信電文を組み立て(S303)、事務センタ
1へ送信すべくTC3に電文を送信する。そこで、特定
データ抽出手段M3は、予め設定された管理簿作成に必
要なデータを電文送信手段M2より取得する(S40
0)。特定データを抽出する際には、送信電文中のデー
タが特定データか否かを特定データ抽出手段M3により
判定する(S401)。特定データ抽出手段M3は、取
得した特定データを特定データ取得手段M4に記憶する
(S402)。
は、事務センタ1へデータ照会及びデータ取得のために
送信する送信電文を組み立て(S303)、事務センタ
1へ送信すべくTC3に電文を送信する。そこで、特定
データ抽出手段M3は、予め設定された管理簿作成に必
要なデータを電文送信手段M2より取得する(S40
0)。特定データを抽出する際には、送信電文中のデー
タが特定データか否かを特定データ抽出手段M3により
判定する(S401)。特定データ抽出手段M3は、取
得した特定データを特定データ取得手段M4に記憶する
(S402)。
【0016】そして、TC3は、通帳aを発行すべく、
事務センタ1に設けられたHOST10に通帳発行のた
めの必要データを問い合わせる。HOST10は、接続
したCIF11のファイルを送信された取引データによ
って更新し、必要な情報を電文に作成し、営業店2のT
C3に送信する。営業店A2のTC3は、事務センタ1
から送信された通帳発行電文を受信する(S305)。
TC3は、受信した通帳発行電文を媒体発行装置4の電
文受信手段M5に送信する。特定データ抽出手段M3
は、電文受信手段M5より前記同様に、今度は、事務セ
ンタ1からの受信電文より管理簿作成に必要なデータを
特定データとして抽出する(S403)。電文受信手段
M5により受信した受信電文中のデータが特定データか
どうかを電文受信手段M5により判定する(S40
4)。特定データ抽出手段M3は、電文受信手段M5よ
り抽出した特定データを特定データ取得手段M4に記憶
する(S405)。
事務センタ1に設けられたHOST10に通帳発行のた
めの必要データを問い合わせる。HOST10は、接続
したCIF11のファイルを送信された取引データによ
って更新し、必要な情報を電文に作成し、営業店2のT
C3に送信する。営業店A2のTC3は、事務センタ1
から送信された通帳発行電文を受信する(S305)。
TC3は、受信した通帳発行電文を媒体発行装置4の電
文受信手段M5に送信する。特定データ抽出手段M3
は、電文受信手段M5より前記同様に、今度は、事務セ
ンタ1からの受信電文より管理簿作成に必要なデータを
特定データとして抽出する(S403)。電文受信手段
M5により受信した受信電文中のデータが特定データか
どうかを電文受信手段M5により判定する(S40
4)。特定データ抽出手段M3は、電文受信手段M5よ
り抽出した特定データを特定データ取得手段M4に記憶
する(S405)。
【0017】一方、媒体発行装置4における媒体発行の
処理については、本管理簿作成のためのデータ取得とは
別に処理を進めている。
処理については、本管理簿作成のためのデータ取得とは
別に処理を進めている。
【0018】上述のように特定データ取得手段M4に記
憶した特定データは、任意の一定期間又は一定時間蓄え
られて管理簿作成の指示が窓口装置のキーボード(図示
せず)によりオペレータによりなされたり、また媒体発
行装置4におけるキーボード21より同じく管理簿作成
の指示がなされる(S406)と、管理簿作成を行な
う。この管理簿作成指示については、媒体発行装置4の
メモり27に期間や時間、例えば、毎日の窓口業務終了
後、週の最終日などを予め記憶設定しておき、設定され
た時点になるとプロセッサ20によって管理簿作成指示
がなされるようにしてもよい。
憶した特定データは、任意の一定期間又は一定時間蓄え
られて管理簿作成の指示が窓口装置のキーボード(図示
せず)によりオペレータによりなされたり、また媒体発
行装置4におけるキーボード21より同じく管理簿作成
の指示がなされる(S406)と、管理簿作成を行な
う。この管理簿作成指示については、媒体発行装置4の
メモり27に期間や時間、例えば、毎日の窓口業務終了
後、週の最終日などを予め記憶設定しておき、設定され
た時点になるとプロセッサ20によって管理簿作成指示
がなされるようにしてもよい。
【0019】例えば、いずれかの入力手段により管理簿
作成指示がなされると、上記の通り予め記憶した特定デ
ータを特定データ取得手段から取り出し編集して、管理
簿を作成する。つまり、特定データ編集手段M6は、特
定データ取得手段M4から特定データを取り出し(S4
07)、管理簿として出力可能な予め定めたフォーマッ
トに編集する(S408)。そして、ホッパ部24また
は一括記帳カセット部29に管理簿に使用する帳票用紙
をオペレータはセットする。通常、管理簿の帳票印字
は、窓口業務終了後などに行なうため通帳、証書などを
発行する必要がない。そのため管理簿用に新たに帳票カ
セット部を設けることはせずに通帳や証書をストックし
ているホッパ部24及び一括記帳カセット部29を利用
する。前記のように二重に同じ媒体ストック場所を使用
することで媒体発行装置自体が小型化できる。
作成指示がなされると、上記の通り予め記憶した特定デ
ータを特定データ取得手段から取り出し編集して、管理
簿を作成する。つまり、特定データ編集手段M6は、特
定データ取得手段M4から特定データを取り出し(S4
07)、管理簿として出力可能な予め定めたフォーマッ
トに編集する(S408)。そして、ホッパ部24また
は一括記帳カセット部29に管理簿に使用する帳票用紙
をオペレータはセットする。通常、管理簿の帳票印字
は、窓口業務終了後などに行なうため通帳、証書などを
発行する必要がない。そのため管理簿用に新たに帳票カ
セット部を設けることはせずに通帳や証書をストックし
ているホッパ部24及び一括記帳カセット部29を利用
する。前記のように二重に同じ媒体ストック場所を使用
することで媒体発行装置自体が小型化できる。
【0020】また、上述の応用例として例えばタイマー
などにより任意の時刻がセットされており、その時刻に
なると管理簿作成指示がなされ、特定データ取得手段M
4からの特定データ取り出し、特定データ編集手段M6
による特定データ編集、媒体発行管理データの管理帳票
への印字及び帳票の排出を行なうことができる。この場
合には、通帳、証書などのセットされたホッパ部24及
び一括記帳カセット部29とは別に管理簿用帳票をセッ
ト可能な帳票カセットを予め設置しておくことで、用紙
取り替えやカセット切り替えの手間が省略できる。管理
簿60は、プリンタ部25によって印字され、スタッカ
部23に排出される。
などにより任意の時刻がセットされており、その時刻に
なると管理簿作成指示がなされ、特定データ取得手段M
4からの特定データ取り出し、特定データ編集手段M6
による特定データ編集、媒体発行管理データの管理帳票
への印字及び帳票の排出を行なうことができる。この場
合には、通帳、証書などのセットされたホッパ部24及
び一括記帳カセット部29とは別に管理簿用帳票をセッ
ト可能な帳票カセットを予め設置しておくことで、用紙
取り替えやカセット切り替えの手間が省略できる。管理
簿60は、プリンタ部25によって印字され、スタッカ
部23に排出される。
【0021】また、特定データ編集手段M6によって編
集されたのちにメモリ27またはHDD26またはFD
D31に記憶していくことも可能である。この場合に
は、例えば、1日の窓口業務終了後に管理簿作成を行な
い、その作成済の管理簿を前記の記憶手段に記憶し、必
要なときに読みだし、印字及び帳票排出を行なうことで
紙による管理の繁雑さを解消することができる。
集されたのちにメモリ27またはHDD26またはFD
D31に記憶していくことも可能である。この場合に
は、例えば、1日の窓口業務終了後に管理簿作成を行な
い、その作成済の管理簿を前記の記憶手段に記憶し、必
要なときに読みだし、印字及び帳票排出を行なうことで
紙による管理の繁雑さを解消することができる。
【0022】次に特定データ抽出手段M3によって、電
文送信手段M2及び電文受信手段M5から抽出される特
定データについて図5及び図6を中心に詳細に説明す
る。図5は、電文フォーマット例を示す。図中の50
は、営業店2の媒体発行装置4の電文送信手段M2から
事務センタ1のHOST10へ送信するための送信電文
である。この送信電文には、HOST10によって通帳
発行のための処理に必要な情報(図中500〜506)
が含まれている。HOST10は、この送信電文50を
受信し、営業店2において通帳発行できるような情報を
電文にして送信する。
文送信手段M2及び電文受信手段M5から抽出される特
定データについて図5及び図6を中心に詳細に説明す
る。図5は、電文フォーマット例を示す。図中の50
は、営業店2の媒体発行装置4の電文送信手段M2から
事務センタ1のHOST10へ送信するための送信電文
である。この送信電文には、HOST10によって通帳
発行のための処理に必要な情報(図中500〜506)
が含まれている。HOST10は、この送信電文50を
受信し、営業店2において通帳発行できるような情報を
電文にして送信する。
【0023】図中の51は、事務センタ1から営業店2
へ送信される媒体発行装置4の受信電文のフォーマット
例である。この受信電文には、事務センタ1からの通帳
発行指示および通帳印字情報が含まれる。具体的な情報
としては、通信制御上必要な情報および送信先情報を含
んだ通信管理部510と、通帳発行時に通帳に印字すべ
きデータとして、顧客氏名511と、口座番号512
と、取扱商品513、取引区分514等が含まれる。こ
れらの通帳印字データには、実際に印字すべき通帳の箇
所つまり、表紙、ページ番号等の印字場所を指示する情
報が含まれる。
へ送信される媒体発行装置4の受信電文のフォーマット
例である。この受信電文には、事務センタ1からの通帳
発行指示および通帳印字情報が含まれる。具体的な情報
としては、通信制御上必要な情報および送信先情報を含
んだ通信管理部510と、通帳発行時に通帳に印字すべ
きデータとして、顧客氏名511と、口座番号512
と、取扱商品513、取引区分514等が含まれる。こ
れらの通帳印字データには、実際に印字すべき通帳の箇
所つまり、表紙、ページ番号等の印字場所を指示する情
報が含まれる。
【0024】営業店A2のTC3は、事務センタ1から
上記の電文を受信すると、受信電文51の通信管理部5
10の内容から媒体発行装置が営業店A2内に複数台設
置している場合には該当の媒体発行装置を機番より判定
し、該当の媒体発行装置へ受信電文51を送信する。該
当の媒体発行装置(ここでは媒体発行装置4)は、電文
受信手段M5により受信電文51を受信する。そして、
受信電文51の情報に従って、予め準備してある通帳に
プリンタ25によって印字を行ない、ホッパ部24に印
字済の通帳を排出する。オペレータは、通帳が排出され
るとその通帳を顧客へ手渡し、新規口座開設および新規
通帳発行の処理を終了する。
上記の電文を受信すると、受信電文51の通信管理部5
10の内容から媒体発行装置が営業店A2内に複数台設
置している場合には該当の媒体発行装置を機番より判定
し、該当の媒体発行装置へ受信電文51を送信する。該
当の媒体発行装置(ここでは媒体発行装置4)は、電文
受信手段M5により受信電文51を受信する。そして、
受信電文51の情報に従って、予め準備してある通帳に
プリンタ25によって印字を行ない、ホッパ部24に印
字済の通帳を排出する。オペレータは、通帳が排出され
るとその通帳を顧客へ手渡し、新規口座開設および新規
通帳発行の処理を終了する。
【0025】以上述べたように送信電文50および受信
電文51には、通帳発行に関するデータが含まれてい
る。そこで次にこの電文から特定データを抽出し、記憶
し、編集する処理について説明する。図1の編集特定デ
ータ抽出手段M3は、特定データの抽出を行なう。例え
ば、新規に普通預金通帳を発行する場合には、電文送信
手段M2により作成された事務センタ1へ送信する送信
電文51に含まれる以下に説明する情報から予め設定し
た特定データを抽出して、記憶するものである。
電文51には、通帳発行に関するデータが含まれてい
る。そこで次にこの電文から特定データを抽出し、記憶
し、編集する処理について説明する。図1の編集特定デ
ータ抽出手段M3は、特定データの抽出を行なう。例え
ば、新規に普通預金通帳を発行する場合には、電文送信
手段M2により作成された事務センタ1へ送信する送信
電文51に含まれる以下に説明する情報から予め設定し
た特定データを抽出して、記憶するものである。
【0026】営業店A2の媒体発行装置4から事務セン
タ1に送信する送信電文50には、日付501、時刻5
02、店番503、機番504、取引データ505とし
ては例えば取引種別(普通/総合/その他)、口座開設
情報(新規/繰越)、顧客氏名等が含まれる。また、通
帳の繰越の場合には、前記の情報にさらに顧客の持参し
た通帳のストライプ情報を磁気ストライプ読み取り部
(図示せず)によって読み取る。その結果として読み取
った情報が取引データ505やその他506に付加され
る。
タ1に送信する送信電文50には、日付501、時刻5
02、店番503、機番504、取引データ505とし
ては例えば取引種別(普通/総合/その他)、口座開設
情報(新規/繰越)、顧客氏名等が含まれる。また、通
帳の繰越の場合には、前記の情報にさらに顧客の持参し
た通帳のストライプ情報を磁気ストライプ読み取り部
(図示せず)によって読み取る。その結果として読み取
った情報が取引データ505やその他506に付加され
る。
【0027】また、事務センタ1から営業店A2に送信
され、媒体発行装置4の電文受信手段M5が受信した受
信電文51には、通信管理部510、顧客氏名511、
口座番号512、取扱商品513、取引区分514、そ
の他515などが含まれる。以上のような電文に含まれ
る情報については、予めコード等によって種類ごとに取
り決めておくことによって、事務センタ1及び営業店A
との間のデータの通信量は少なくできる。特定データ抽
出手段M3は、上述した送信電文及び受信電文に含まれ
るデータの中から管理簿60を作成するために必要なデ
ータを特定データとして、抽出する。ここでは、電文送
信手段M2において組み立てられた送信電文50のデー
タからは、日付501、時刻502、店番503、取引
データ504を抽出し、特定データ取得手段M4に格納
する。
され、媒体発行装置4の電文受信手段M5が受信した受
信電文51には、通信管理部510、顧客氏名511、
口座番号512、取扱商品513、取引区分514、そ
の他515などが含まれる。以上のような電文に含まれ
る情報については、予めコード等によって種類ごとに取
り決めておくことによって、事務センタ1及び営業店A
との間のデータの通信量は少なくできる。特定データ抽
出手段M3は、上述した送信電文及び受信電文に含まれ
るデータの中から管理簿60を作成するために必要なデ
ータを特定データとして、抽出する。ここでは、電文送
信手段M2において組み立てられた送信電文50のデー
タからは、日付501、時刻502、店番503、取引
データ504を抽出し、特定データ取得手段M4に格納
する。
【0028】また、どのデータを特定データとするか
は、任意で使用の都度、使用者が設定しても良いし、予
め標準パターンを設定しておいても良い。設定方法とし
ては、送信する電文中のデータに電文組立時に記号、フ
ラグ等のデータ識別番号を予め付しておく。この識別番
号は、データ毎に固有のものとする。固有のものとする
ことで上述のように使用の都度、特定データの指定を変
更する場合にも対応できる。さらに、特定データ抽出手
段M3では、記憶領域をもち、テーブルなどを用いて特
定データとして抽出すべきデータのデータ識別番号を記
憶しておく。そして、特定データ抽出手段M3は、特定
データ抽出の際にテーブルのデータ識別番号と電文中の
データの識別番号が一致した場合に、その一致したデー
タを特定データとして抽出する。ここでは、電文受信手
段M5において受信した受信電文51のデータからは、
顧客氏名511、口座番号512、取扱商品513、取
引区分514を抽出し、特定データ取得手段M4に格納
する。
は、任意で使用の都度、使用者が設定しても良いし、予
め標準パターンを設定しておいても良い。設定方法とし
ては、送信する電文中のデータに電文組立時に記号、フ
ラグ等のデータ識別番号を予め付しておく。この識別番
号は、データ毎に固有のものとする。固有のものとする
ことで上述のように使用の都度、特定データの指定を変
更する場合にも対応できる。さらに、特定データ抽出手
段M3では、記憶領域をもち、テーブルなどを用いて特
定データとして抽出すべきデータのデータ識別番号を記
憶しておく。そして、特定データ抽出手段M3は、特定
データ抽出の際にテーブルのデータ識別番号と電文中の
データの識別番号が一致した場合に、その一致したデー
タを特定データとして抽出する。ここでは、電文受信手
段M5において受信した受信電文51のデータからは、
顧客氏名511、口座番号512、取扱商品513、取
引区分514を抽出し、特定データ取得手段M4に格納
する。
【0029】以上説明したように、特定データは、特定
データ取得手段M4例えばメモり27、HDD26また
はFDD31に記憶される。そして、媒体発行の処理の
たびに上記処理が繰り返し行われる。そして、特定デー
タ取得手段M4に記憶された複数取引分の特定データ
は、ある時において管理簿として編集され、出力され
る。
データ取得手段M4例えばメモり27、HDD26また
はFDD31に記憶される。そして、媒体発行の処理の
たびに上記処理が繰り返し行われる。そして、特定デー
タ取得手段M4に記憶された複数取引分の特定データ
は、ある時において管理簿として編集され、出力され
る。
【0030】次に、管理簿の編集及び出力について図6
を使用して説明する。管理簿60は、図のように媒体発
行装置4における上記の特定データ取得手段M4に格納
されている特定データを管理内容として一定のフォーマ
ットに編集して、出力した場合の例である。管理簿60
の管理項目600の例としては、管理対象装置を示す
「通帳証書発行機」などの機器の名称601、本帳票が
取引管理簿であることを示す「取引管理簿」などの帳票
種別602、 営業店に複数媒体発行装置が設置されて
いた場合に各媒体発行装置に機器番号が設定されている
がその機器番号と営業店番号を組み合わせた「店機番」
などの機器の固有番号603、また、作成日時604、
ページ番号605等がある。
を使用して説明する。管理簿60は、図のように媒体発
行装置4における上記の特定データ取得手段M4に格納
されている特定データを管理内容として一定のフォーマ
ットに編集して、出力した場合の例である。管理簿60
の管理項目600の例としては、管理対象装置を示す
「通帳証書発行機」などの機器の名称601、本帳票が
取引管理簿であることを示す「取引管理簿」などの帳票
種別602、 営業店に複数媒体発行装置が設置されて
いた場合に各媒体発行装置に機器番号が設定されている
がその機器番号と営業店番号を組み合わせた「店機番」
などの機器の固有番号603、また、作成日時604、
ページ番号605等がある。
【0031】そして、媒体発行に伴う1件ごとの管理情
報611としては、取引区分、店機番、科目、口座番
号、顧客氏名、時間などがある。この管理情報611に
ついては、管理簿作成の指示がなされると、プロセッサ
20により特定データ取得手段M5から取り出し、管理
簿60の媒体発行情報612のように編集される。編集
された管理簿は、出力の指示があれば出力手段M7例え
ばプリンタ部25により印字され、帳票として排出され
る。また、別の出力方法としては、編集した管理簿60
をFDD31のFDに格納したり、HDD26に格納し
ておくこともできる。こうすることで、ネットワーク外
の場合には、FD、ネットワーク内の場合には、回線を
介して管理簿を別の装置によって出力または利用するこ
とも可能である。
報611としては、取引区分、店機番、科目、口座番
号、顧客氏名、時間などがある。この管理情報611に
ついては、管理簿作成の指示がなされると、プロセッサ
20により特定データ取得手段M5から取り出し、管理
簿60の媒体発行情報612のように編集される。編集
された管理簿は、出力の指示があれば出力手段M7例え
ばプリンタ部25により印字され、帳票として排出され
る。また、別の出力方法としては、編集した管理簿60
をFDD31のFDに格納したり、HDD26に格納し
ておくこともできる。こうすることで、ネットワーク外
の場合には、FD、ネットワーク内の場合には、回線を
介して管理簿を別の装置によって出力または利用するこ
とも可能である。
【0032】さらに、本願発明の媒体発行装置4は、管
理簿60に、媒体発行情報とともに見やすい位置に一括
編集した媒体発行件数をまとめて、合計件数603を算
出すし、出力する。例えば、新規通帳発行XXXX件6
03a、繰越通帳発行XXXX件603bというように
である。また、同じ管理簿に通帳以外の媒体種別として
証書が含まれて出力した場合には、上記同様に新規証書
発行XXXX件、繰越証書発行XXXX件など編集、出
力ができる。
理簿60に、媒体発行情報とともに見やすい位置に一括
編集した媒体発行件数をまとめて、合計件数603を算
出すし、出力する。例えば、新規通帳発行XXXX件6
03a、繰越通帳発行XXXX件603bというように
である。また、同じ管理簿に通帳以外の媒体種別として
証書が含まれて出力した場合には、上記同様に新規証書
発行XXXX件、繰越証書発行XXXX件など編集、出
力ができる。
【0033】また、上記に記載したシステム構成以外に
も、1つの営業店2内に複数の媒体発行装置4が設置さ
れている場合にも本願発明は、適用できる。この場合に
は、管理簿作成に必要な特定データの抽出、取得、出力
等が回線を介して相互に可能である。
も、1つの営業店2内に複数の媒体発行装置4が設置さ
れている場合にも本願発明は、適用できる。この場合に
は、管理簿作成に必要な特定データの抽出、取得、出力
等が回線を介して相互に可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば以下の効果が期待できる。即ち、本発明の媒体発行
装置においては、媒体発行のための取引データが入力さ
れると、入力された取引データは送信電文に編集され、
その送信電文より特定データが抽出され、送信電文はホ
ストコンピュータへ送信され、ホストコンピュータにお
いて所定の処理がなされるとホストコンピュータから電
文が送信され、その送信された電文を受信し、受信電文
より特定のデータを抽出し、抽出した特定データを記憶
しておき、必要に応じて取り出して編集するので、通常
の媒体発行処理業務に支障を来すことなく媒体発行管理
の特定データの抽出を行うことができる。さらに、抽出
した特定データをあらかじめ設定したフォーマットに編
集し、媒体発行に関する管理簿として出力したり、FD
などの持ち運び可能な媒体に記憶することでネットワー
ク外の別の端末でデータを利用することも可能となる。
れば以下の効果が期待できる。即ち、本発明の媒体発行
装置においては、媒体発行のための取引データが入力さ
れると、入力された取引データは送信電文に編集され、
その送信電文より特定データが抽出され、送信電文はホ
ストコンピュータへ送信され、ホストコンピュータにお
いて所定の処理がなされるとホストコンピュータから電
文が送信され、その送信された電文を受信し、受信電文
より特定のデータを抽出し、抽出した特定データを記憶
しておき、必要に応じて取り出して編集するので、通常
の媒体発行処理業務に支障を来すことなく媒体発行管理
の特定データの抽出を行うことができる。さらに、抽出
した特定データをあらかじめ設定したフォーマットに編
集し、媒体発行に関する管理簿として出力したり、FD
などの持ち運び可能な媒体に記憶することでネットワー
ク外の別の端末でデータを利用することも可能となる。
【0035】従って、従来の煩雑な媒体発行管理におい
て、媒体発行装置自体が、自装置の発行した媒体を管理
し、記憶し、編集し、出力をするため、一台で複数の役
割を持つことで、媒体発行業務が円滑に進む上、他の業
務に負荷をかけない媒体発行装置を提供できる。
て、媒体発行装置自体が、自装置の発行した媒体を管理
し、記憶し、編集し、出力をするため、一台で複数の役
割を持つことで、媒体発行業務が円滑に進む上、他の業
務に負荷をかけない媒体発行装置を提供できる。
【図1】本発明の概念図及びシステム構成例を示す図で
ある。
ある。
【図2】本発明の媒体発行装置のハードウェア構成図で
ある。
ある。
【図3】媒体発行の手順を示すフローチャートである。
【図4】管理簿作成の手順を示すフローチャートであ
る。
る。
【図5】電文フォーマットの例を示す図である。
【図6】管理簿出力例を示す図である。
M1 取引データ入力手段 M2 電文送信手段 M3 特定データ抽出手段 M4 特定データ取得手段 M5 電文受信手段 M6 特定データ編集手段 M7 出力手段 1 事務センタ 2 営業店 3 ターミナルコントローラ(TC) 4 媒体発行装置 10 ホストコンピュータ(HOST) 11 カスタマインフォメーションファイル(CIF) 20 プロセッサ 21 キーボード部 22 ディスプレイ部 23 スタッカ部 24 ホッパ部 25 プリンタ部 26 HDD 27 メモリ 28 媒体挿入部 29 一括記帳カセット部 30 メンテナンスパネル 50 送信電文フォーマット 51 受信電文フォーマット 100 回線 500、510 通信管理部
Claims (1)
- 【請求項1】 取引データ入力手段により媒体発行指示
を受けると所定の処理を行ない媒体を発行する媒体発行
装置において、 前記取引データ入力手段により入力された取引データを
電文に編集してホストコンピュータへ送信する電文送信
手段と、 前記ホストコンピュータから送信された電文を受信する
電文受信手段と、 前記電文送信手段により送信された電文及び前記電文受
信手段により受信された電文より特定のデータを抽出す
る特定データ抽出手段と、 前記抽出した特定データを記憶する特定データ取得手段
と、 前記特定データ取得手段に記憶された特定データを必要
に応じて取り出して編集する特定データ編集手段とを備
えたことを特徴とする媒体発行装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13016693A JPH06342495A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 媒体発行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13016693A JPH06342495A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 媒体発行装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342495A true JPH06342495A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15027598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13016693A Pending JPH06342495A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 媒体発行装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06342495A (ja) |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP13016693A patent/JPH06342495A/ja active Pending
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