JPH0634231B2 - 型片デ−タ作成方法 - Google Patents

型片デ−タ作成方法

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JPH0634231B2
JPH0634231B2 JP62167826A JP16782687A JPH0634231B2 JP H0634231 B2 JPH0634231 B2 JP H0634231B2 JP 62167826 A JP62167826 A JP 62167826A JP 16782687 A JP16782687 A JP 16782687A JP H0634231 B2 JPH0634231 B2 JP H0634231B2
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晋 松浦
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、切断された型片についての型片データを効率
よくかつ経済的にコンピュータ等の記憶装置に入力する
ための型片データ作成方法に関するものであり、さらに
詳しくは画像読取装置およびコンピュータの計算手段を
活用し、型片の形状および型片上に記入された情報をデ
ィジタルデータの形態で登録する型片データ作成方法に
関するものである。
本発明方法は、多数の型片を作り、これら型片のデータ
をコンピュータシステムに登録し、その登録されたデー
タに基づいて、型片の形状変更、レイアウト作成など型
片を用いた種々の設計に関係する産業であって、多品種
かつ寸法変換の要望される分野、たとえば、衣料、自動
車シートやソファ、靴、鞄等のように衣地や皮革等を裁
断し、縫製する分野、代表的にはアパレル分野における
型片データの処理に適用し得るものである。
[従来の技術] 型片等の線画データの自動処理技術は、一般の図面読取
技術と同様に、コンピュータ応用技術の範疇にあって、
文字認識等と同様に線図形の2値化認識に属しており、
線図形から得た2値化データを処理して、その線図形の
ベクトル化を行う。
従来、コンピュータを利用した設計システム、いわゆる
CADシステムへの型片データの入力の場合は、慣例の大
型平板の座標読取装置に、型片を描画した用紙を置いた
り、または型片を貼ってから、データ化を必要とする場
所にスタイラスペンまたはカーソルと呼ぶ座標指示器を
合わせてから、そのスイッチを押してX-Y点列データを
入力していた(例えば、米国特許第3,887,903号)。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来方法では、型片データ入力のために専任の
オペレータを必要とし、データの入力時にはオペレータ
の緻密性と単純な繰り返し作業が要求され、入力作業に
長時間を要し、かつデータの入力忘れや重複入力などの
誤入力操作が生じるなどの問題があり、入力自動化が要
求されていた。
あるいはまた、慣例の画像読取装置を用いて型片データ
をデジタル化して必要な型片データを自動的に入力する
こともできる。この場合、用紙の面積に応じて画像デー
タ量が大きくなり、したがって、大容量の記憶装置を必
要とし、かつデータ量に比例して処理時間が長く、しか
も、型片の固有の特徴を表わす点、すなわち特徴点の識
別が正確でないために、データの修正にさらに時間を必
要とするという問題があった。
特に、従来の手法では、切断された大きい型片のように
用紙面積の割には処理対象とする線データ量の少ないも
のを取り扱うのには適していなかった。
さらにまた、得られた型片データから、ゴミ,ヨゴレな
どによる偽データを除去したり、不適切なデータの修
正,削除,移動あるいはデータの追加などを簡単に行う
ことのできる入力方法も要望されてきた。特に、アパレ
ル産業においては、通常、多品種少量生産であり、かつ
寸法変換も多いので、その都度型片についてのデータを
入力するのは煩雑に過ぎ、いったん入力されたデータに
基づいて、型片データを容易に修正できるような形態
で、あらかじめ型片データを作成しておくことが必要で
ある。
そこで、本発明の目的は、このような従来技術の欠点を
除去し、専任のオペレータを必要とすることなく、切断
された型片自体をスキャナなどの画像読取装置に装填す
るのみで、その型片データを自動的に読み取って高速か
つ容易に特徴点の認識を含めて処理することができ、コ
ンピュータを利用した設計システムへのデータの入力ま
たは、コンピュータへのデータの登録を誤りなく高速に
かつ自動的に行い得る型片データ作成方法を提供するこ
とにある。
本発明の他の目的は、型片についてのデータを特徴点の
認識を含めて、誤りなく、高速に、かつ自動的に、コン
ピュータを利用した設計システムに入力したり、コンピ
ュータに登録することができ、しかも型片の曲線および
直線部分を、型片データを利用する際に容易に判別でき
る型片データ作成方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、入力された型片データの修
正,削除,追加または移動をマン・マシン対話形式で容
易に行うことができる型片データ作成方法を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] このような目的を達成するために、本発明は、用紙上に
描画された内部線を有する型片の外形に沿ってその型片
の特徴点を判別可能にして切断して得たシート状型片
を、その型片の表面と濃淡レベルの差が大きい背景色を
もつ平面上に配置した状態で、画像読取装置により互い
に直交するXおよびY方向に走査して画素単位で2値化
した画素データを作成する工程と、Y方向に順次に走査
される3走査ライン毎に、2値化した画素データにおけ
る型片に対応する型片画素、たとえば黒画素から当該型
片の輪郭画素を1画素単位で連結し、その型片の輪郭を
一周するX-Y点列についてのXおよびY方向のアドレス
から成るX-Y点列データを作成する工程と、1画素単位
で連結するX-Y点列データから、特徴点に対応する位置
を抽出する工程と互いに隣り合う特徴点間のデータを線
データとして区切り、線データの各々に対応して、その
線データの始点、中間点および終点を連結するX-Y点列
についてのXおよびY方向のアドレスから成るX-Y点列
データをまとめて記憶する工程と、線データの単位で各
特徴点の判断領域を調べ、内部線により生じる一対の隣
接する特徴点は、これら特徴点の中間に特徴点を移動し
て型片の外形についての一周データを作成する工程と、
当該一周データの各線データ毎に線データの始点および
終点にその特徴点についての内容を示す特徴点コードを
付したX-Y点列データに形成する工程と、その形成され
たX-Y点列データをストアする工程とを具えたことを特
徴とする。
[作用] 本発明によれば、専任のオペータを必要とすることなし
に、切断された型片(内部線を有する)を画像読取装置
に読ませることにより型片データの外形データを高速か
つ手軽に処理することができるので、コンピュータを利
用した設計システムへの型片データの入力またはコンピ
ュータへの型片データの登録を誤りなく高速に行うこと
ができる。
ここで特徴点について説明する。
衣服の型紙の場合の型片データの特徴点は、型片のコー
ナー(角)、線質の変化点の位置(たとえば直線と曲線
の境界点)、ノッチ(合い印)の位置および外形と内部
線または内部線と内部線との交点位置を意味し、コンピ
ュータに入力された型片データに対しこれらの特徴点を
利用して、サイズの拡大・縮小・縫代付け、形状の変更
等の図形演算処理を行う。また自動製図機等を用いてス
ムージング等の補間を行って、滑らかな曲線を出力する
場合に、特徴点をスムージング処理適用区間の端点とし
て取扱うことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。
以下に説明する本発明の実施例では、アパレル産業で用
いられる衣服の型紙をもとにして得られる型片データを
座標値化し、CADシステムで利用可能なデータを作成す
る場合について説明する。
第1図に本発明の方法を実施する装置の概要を示す。す
なわち本発明の方法を実施するための装置は基本的に
は、型片データの描画した用紙あるいは切断された型片
自体から型片データを読取るスキャナなどの光学式画像
読取装置1、その読み取った型片データの処理を行うコ
ンピュータ2、コンピュータ2で処理されたデータをス
トアする磁気ディスクユニットや磁気テープユニットな
どのような記憶装置3、コンピュータ2で処理されたデ
ータを表示するグラフィック・ディスプレイ装置4とか
ら構成される。5はコンピュータ2に対してデータおよ
び指令を入力すると共に、ディスプレイ装置4を用いて
マン・マシン対話を行うためのキーボードである。6は
ディスプレイ装置4に表示される図形およびメニューを
指示するためのタブレット、7はスタイラスペンであ
る。
実施例1 この実施例ではアパレル産業で用いられる衣服の型紙の
中で形状の外形に沿って切断されたシート状型片(以
下、型紙という)をもとにして得られる型紙データを座
標値化し、CADシステムに入力可能なデータを形成する
場合について説明する。
衣服の型紙の場合の特徴点は、コーナー(角)、線質の
変化点の位置(たとえば直線と曲線の境界点)、ノッチ
(合い印)の位置、外形と内部線との交点位置および内
部線と内部線との交点位置に該当し、コンピュータに入
力された型紙データに対して、これらの特徴点を利用し
て、サイズの拡大・縮小、縫代付け、形状の変更等の図
形演算処理を行う。また自動製図機等を用いて、スムー
ジング等の補間を行って滑らかな曲線を出力する場合
に、特徴点をスムージング処理適用区間の端点として扱
うことができる。
型紙は、画像読取装置1として一般に用いられるスキャ
ナを用いて読み込みを行うが、型紙そのものとしては、
通常、白色系統の色紙が用いられているので、スキャナ
の背景、すなわちローラーあるいは平板のカバーの色を
型紙との濃淡レベル差が大きい黒色にするか、あるいは
黒いシート上に載せた型紙を透明なフィルムカバー等で
挟んでスキャナに装填して型紙の読み込みを行う。
型紙はスキャナでライン毎に走査されて、背景の黒部分
と型紙の白部分とが濃淡のレベルに応じてディジタル化
された画素単位のデータに生成される。
このようにして生成された画素単位のディジタルデータ
を適当なしきい値で白画素と黒画素に2値化する。たと
えば、第4A図のB部分については、第4B図に拡大し
て示すように、型片に対応する型片画素としての白画素
(○印)とその周囲の黒画素の点データ(●印)とが得
られる。なお、型片画素は白画素にのみ限られるもので
はなく、適宜の色の画素でよいこともちろんである。
ここで、白画素と黒画素の境界となる輪郭画素を1画素
単位で連結するが、この操作について第5図および第6
A図〜第6D図により詳述する。
第5図に示すように、1つの画素に対してその隣接する
4方向(上,下,左,右)のいずれかに画素が存在する
ときに画素が連結していると見なす。このようにして特
定の画素を抽出して境界の連結画素を作成することを輪
郭画素の作成ということにする。第5図において、×印
が白画素、印が輪郭画素を示す。なお、斜めの4方向
を加えた8方向の連結の場合の輪郭画素の作成を行うこ
ともできるが、ここでは4方向の輪郭画素の抽出の例に
ついて説明する。
このような輪郭画素の抽出法については、線幅または型
紙の形状変化に対して充分な分解能を持つスキャナを用
い、スキャナの主走査方向の順次の3ラインli-1,li
およびli+1間におけるラン、すなわち連続する黒画素
の連結関係を判断して、中央のliラインについてラン
単位で輪郭画素の抽出を行う。
連続する2ラインのスキャンデータを用いる方法が多く
発表されている(例えば米国特許第4183013号「SYSTEM F
OR EXTRACTING SHAPE FEATURES FROM AN IMAGE」)が、
実施例1では、処理の高速性を目指して、輪郭画素の抽
出を1本のスキャンライン毎に限定して行い、その結果
得られる輪郭画素を副走査方向、すなわちスキャンの更
新される順序に出力することによって、後に続く線デー
タの作成が容易になるようにするために、連続する3ラ
インを比較し、中央のラインについて輪郭画素を抽出す
る。かかる方法を以下に説明する。
ラインli-1のランをLB1,LB2,…,LBn、輪郭画素の抽出
を行うラインliのランの1つをLC、その次に輪郭画素
の抽出を行うラインli+1のランをLN1,LN2,…,LNmとす
ると、ランLCは、副走査方向前後に連結するランLBj(j
=1〜n)およびLNk(k=1〜m)の間の連結形態により第
6A図〜第6D図の4つのパターンに分類される。
(a)孤立部(第6A図) LCに対しLBjおよびLNkが存在しない場合。
この孤立部はゴミまたはノイズであるので、ラインli
についての輪郭画素は抽出しない。
(b)開始部(第6B図) LCに対しLBjが無く、かつLNkが存在する場合。
(c)終了部(第6C図) LCに対しLNkが無く、かつLBjが存在する場合。
この開始部および終了部は、それぞれ、主走査方向に平
行な部分の型紙端部に相当する線分の始点および終点で
あるので、双方共ランLCの画素をすべて輪郭画素として
抽出する。
(d)中間部(第6D図) LCに対しLBjおよびLNkが両方とも存在する場合。
この中間部ではランLCについてLBj,LNkと主走査方向の
位置が重複する部分を共有部分とし、その共有部分の左
端をYA,右端をYBとすると、ランLCの左端の白画素からY
Aの位置までの白画素と、YBの位置の白画素からランLC
の右端までの画素を輪郭画素として抽出する。
LCに対して複数のLBjまたは複数のLNkが連結状態にある
場合、たとえば第6E図の場合は、(LB1,LC,LN1),(LB1,
LC,LN2)のすべての組合せについて処理をし、LCの長さ
に対応した初期値0のソフトカウンタ2Bを使用し、輪郭
画素として選択する位置のカウンタ2Bの内容を“1”づ
つ加算する演算を行い、カウンタ2Bの最大値に対応する
LCの画素を輪郭画素として抽出する。
第6E図の例では、初期状態のカウンタ2Bの内容(a)は
(0,…0)である。(LB1,LC,LN1)の処理を行うことにより
得られたカウンタ2Bの内容(b)では、輪郭画素として選
択された位置に“1”がたつ。ついで、(LB1,LC,LN2)の
処理を行うと、カウンタ2Bの内容(c)において、選択さ
れた位置のカウンタ段の内容は“1”がさらに加算され
る。ここで、最大のカウント値は“2”であるから、そ
のカウント値の位置に対応する画素をランLCの輪郭画素
として抽出する。
LBj,LNkともに複数存在する場合も同様に、全ての組合
せについて、上述の処理を行い、ランLCについて輪郭画
素を抽出する。第6E図において、抽出された輪郭画素
を印で示す。
以上の処理結果を、輪郭画素の副走査方向の位置をX
値、主走査方向の位置をY値として、X-Y点列データ群
として記憶する。この処理操作をliラインのランLC全
てについて行い、liラインがli-1ラインに、li+1
インがliラインになるよう順次1ラインづつ繰り上げ
て3ライン処理を繰り返し行う。
さらにまた、上述のように順次3ラインのラン単位の比
較を行う場合に、2値化の際にランLCの両端にディジタ
ル誤差が発生し、このディジタル誤差に起因して、順次
のラインの端部により形成されて、本来は直線となるべ
き境界がギザギザの境界となることがある。このような
ディジタル誤差を除去して輪郭画素の抽出を行うことも
必要に応じて採用できる。たとえば、ランLCの左端部
(または右端部)と3ライン間の共有部の左端(または
右端)との画素数の差が1のとき、ランLCの左端部(ま
たは右端部)がランLBjに対して共有部をもたず、かつL
Nkに対して共有部をもたないときには、その差に対応す
る1つの画素を輪郭画素とせず、その画素の右端(また
は左側)の画素を輪郭画素とする。それにより、左端部
(または右端部)の画素はディジタル誤差によるものと
して除去され、ギザギザのない境界が得られる。
次に、輪郭画素のX-Y点列データ群から輪郭線を得る方
法の1つとして、上述したように、たとえば特公昭56-4
6176号に記載されている方法を利用することができる。
すなわち、連続する3ライン分の連結画素を用い画素を
追跡しながらX-Yデータを線データとして順次登録する
方法を用いる。このような輪郭線の線データ作成の操作
を行ってから、得られた線データを輪郭について一定の
方向にまわりながら線データを統合して、第7A図に示
すような輪郭線を作成する。この輪郭線は、第7B図に
示すように、X-Y点列が1画素単位で連結しているた
め、このままでは特徴点の位置を判断することができな
い。特徴点を認識するために、公知の方法、例えば特開
昭61-195477号によるコーン交差法を用いてX-Y点列デー
タを適宜間引いて必要点のみを抽出すると、第7B図に
●印で示した点が残る。図中の長い矢印は輪郭線一周デ
ータのまわり方向を示す。
ここで前記コーン交差法を説明する。すなわち、特徴点
間の線データについて、まず、直線か曲線かを判断す
る。たとえば、上記コーン交差法を用いて、特徴点間の
X-Y点列データが、一方の特徴点のまわりに設定したコ
ーンの内部に含まれるか否かを判断し、そのコーン内部
に含まれるときには線データは直線を表わし、そうでな
いときは曲線と判断する。
ついで、線データが直線を示すときには、その間のX-Y
点列データ、すなわち中間点についてのデータを省略す
る。他方、特徴点間の線データが曲線のときには、ある
特徴点に対して、次のX-Y点列データの表わす点が、2
点を結ぶ直線に対し所定の角度±θをもつコーンを設定
し、その次の点がコーン内に含まれるときには、その1
点前の点を省略し、その省略された点についてのコーン
とその点の次の点についての所定の角度±θをもつコー
ンとの共通部分を、新しい、すなわち更新されたコーン
とする。他方、上記次の点が上記コーン内に含まれない
ときには、その1点前の点を必要点として保存する。上
述したようにある点を省略したときには、その次の点が
更新されたコーン内に含まれるか否かを同様の手順で判
断する。他方、必要点が得られたときには、その点を基
準に新たに上記と同様のコーンを定めて、その次の点が
そのコーンに含まれるか否かを判断していく。
このように所定のコーン内に各点が含まれるか否かを判
断する具体例を第2図に示す。第2図において、特徴点
をP1とすると、次の点Q1に対して、点P1を中心として、
半径P1Q1の円弧を描き、その円弧上の点Q1よりε′だけ
離れた2点をA1およびB1とする。直線P1Q1の傾きをθと
すると、直線P1A1の傾きθは θ=θ−(ε′/P1Q1) となり、直線P1B1の傾きθは θ=θ+(ε′/P1Q1) となる。これに対して、次の点Q2に対する直線P1Q2が所
定角度θ−θのコーンの内部に含まれるか否かを判
断する。すなわち、直線P1Q2の傾きをθとするとき
に、 θ≦θ≦θ を満たすときには、Q2点は直線P1Q1とε′以内の距離に
あるので、Q2点は近似的に直線P1Q1と同一線上にあると
みなし、Q1点を省略する。ここで、θおよびθを θ=Max{θ,θ-(ε′/P1Q2)} θ=Min{θ,θ+(ε′/P1Q2)} により更新していく。
他方、θ<θまたはθ<θのときには、この点
Q1を必要点として保存しておく。
第2図において、特徴点P1に対して、点Q1,Q2およびQ3
は省略され、点Q5の角度θは、点Q4に対して定めた角
度θおよびθに対して、θ<θとなるので、こ
の点Q4は必要点として確保しておく。その結果、この区
間では点P1とQ4とを結ぶ直線についての線データのみが
メモリ2Aにストアされる。
以上の方法でX-Y点列データを間引きして必要点を得る
制御手順の一例を第3図に示す。
ステップS11では、X-Y点列データのうちの最初の特徴点
を基点として記憶し、次のステップS12では、その基点
からあらかじめ定めた距離D以上離れた点を探す。それ
により得られた点について、次のステップS13におい
て、当該点を含む半径の円弧を描き、その円弧上におい
て当該点より距離±ε′だけ離れた位置と基点との傾き
θおよびθを計算する。
次のステップS14では、現在までに必要点として抽出さ
れた点、ここでは基点と次の点とを結ぶ直線の傾き角θ
を算出する。ついで、ステップS15において、この角
度θとθおよびθとを比較し、θ≦θ≦θ
であれば、ステップS16へ進み、θ<θまたはθ
<θであればステップS17へ進む。
ステップS16では、θを算出した現在の点について、
θ′およびθ′を計算し、もとのθおよびθ
比較する。θとθ′のうちの大きい値を新たにθ
とし、θとθ′のうち小さい値をθとし、さらに
次の点をこれから判断すべき点として更新してからステ
ップS14に戻る。
他方、ステップS17では、、θを算出した現在の点を
必要点として保存するべく抽出してストアする。
次に、ステップS18では、処理すべき点がまだ存在する
か否かを判断する。ここで、処理すべき点があればステ
ップS12に戻り、同様の処理を繰返す。他方、処理すべ
き点がなければ、全ての点についての処理が完了したと
判断され、ステップS19に進み、ここで、抽出された特
徴点および必要点についてのX-Y点列データを出力す
る。
また、このようにして、中間点を間引いてデータを圧縮
することによれば、特徴点間を必要点の有無により、そ
れぞれ直線または曲線の判別が可能となり、出力する
際、曲線部分は曲線としてスムージング化でき、直線部
分は直線とすることができ、ディスプレイ装置4に非常
に好ましいパターンが表示される。
次に、第7C図に示すように●点を結ぶベクトルのなす
角度が所定値を越える場合、または前後ベクトルの角度
変化が別の所定値を越える場合、その●点を型紙のコー
ナーと判断し特徴点とする。第7C図に で特徴点を示す。
このように特徴点を抽出し、特徴点から特徴点までを線
データとして分割し、各線データについて始点,中間点
および終点を連結するX-Y点列データをまとめてRAM2Aに
記憶する。
この段階でX-Y点列データ数を少なくする必要がある場
合は、前述の公知のコーン交差法を用いて間引いた後の
データを線データの中間点とすることができる。
線データを得た結果を第8図に示す。ここで、 は特徴点であり、L1,L2,L3,…は線データである。線デ
ータの各々の始点と終点は特徴点となる。
右まわりの輪郭一周の場合、第8図に示す輪郭を線デー
タ毎にたどって、型紙のノッチに相当する切れ込み部15
Aに達すると、第9A図および第9B図に部分拡大して
示すようにして特徴点の連結を行う。すなわち、線デー
タL1からL2に至る位置での角度θが所定値を越える場合
には、線データL1の延長上に所定の判断領域JAを設定
し、当該領域JA内に他の線データL5の始点が存在すると
きに線データL1とL5の連結を行う。図中で、線データL1
の終点とL5の始点との間、すなわち連結部分の中間点MP
を特徴点とし、第9B図に示すように、線データL1の終
点および線データL5の始点を点MPに移動し、線データL2
の始点および線データL4の終点を点MPに移動して切れ込
み部の接続を行う。
特徴点MPは型紙のノッチ点または内部線の一方の端部が
外形まで延長された外形と内部線の交点に相当する点で
ある。
さらにまた、第8図中の部分15Cに示すように複数個に
分岐した輪郭一周データ同志の近接部分についても同様
に処理する。すなわち、第9C図に示すように、線デー
タL5からL6への角度が所定値を越えた場合に、線データ
L5の延長上の所定領域JA内を検索し、線データL20の始
点を発見すると、線データL5の終点と線データL20の始
点との間に特徴点CPを規定し、線データL5およびL42
終点、および線データL6およびL20の始点を特徴点CPに
一致させて輪郭一周データの接続を行う。
特徴点CPは、内部線の両端部が外形まで延長された外形
と内部線の交点に相当する点である。
この操作を第8図に示した線データの全周にわたって行
うことにより、第10A図に示すような外形部分データが
作成される。
以上の操作で1個の型片データについての処理を終える
と、未処理の型片データについても順次に同様の処理を
行って、入力された全部の型片の外形部分についてのデ
ータを作成する。
ここで外形の各線データ毎に、次に示すような特徴点コ
ードを付したX-Y点列データを作成し、CAD等で用いるデ
ータとして記憶装置3にストアする。ここで、特徴点コ
ードについては、第9B図のL1の終点とL5の始点にはN
が付され、第9D図のL5の終点とL20の始点にはIが付
される。
以上の動作手順についての概略のフローチャートを第11
A図のステップS21〜S28に示す。これらステップのう
ち、輪郭画素の抽出ステップS23の詳細例を第11B図の
ステップS2301〜S2312に示す。外形線データ作成ステッ
プS28の詳細を第11C図のステップS2801〜S2812に示
す。
実施例2 次に、本発明の実施例2では、第11A図のステップS2
9、すなわち第11C図および第11D図のステップS2901〜
S2905によって、前述した実施例3のステップS21〜S28
により読み込んで処理した型紙データの内で、外形一周
データに内包される内部線データを作成する。まず、ス
テップS2901において、外形線一周データに内包される
線データを抽出し、例えば右まわり一周を構成するよう
に連結すると、第10A図に矢印で示す閉じた複数の線デ
ータが外形線の内側に得られる。これら線データは型紙
の内部に描画された線または外形上に細く切り込まれた
ノッチ、あるいはノッチを表現する外形まで延長された
長さの短い線などの輪郭を表わしている。
次に、ステップS2902では、内部輪郭線データから、対
となるベクトルを探し、その端点および交点を求めて芯
線を作成する。描画された線の輪郭線すなわち内部の輪
郭データから線データを作成する方法としては、たとえ
ば、電子通信学会論文誌VoL.J68-D,No.4の「多次元デー
タ構造を用いた図面処理−図形のベクトル化−」に述べ
られているように、輪郭線のベクトルデータを用いて細
線化に相当する処理を行う方法を適用することができ
る。すなわち、内部の輪郭データについて、互いに向き
が異なりかつ距離が近い一対のベクトルを抽出する。次
に、その一対のベクトル間の中間点を求め、第10B図に
●印で示す中間点を結ぶ線データを作成する。これら線
データのそれぞれの端点が描画された線の交点付近また
は端点付近のいずれであるのかを判断する。描画線の交
点付近の場合には、線データを延長して交点を求める。
他方、描画された線の端点付近と判断された場合には、
線データの延長と輪郭線との交点を線データの端点とし
て求め、第10B図に で示す点を特徴点とする。
次のステップS2903では、このようにして新たに作成し
た線、すなわち芯線のうち、特徴点から特徴点までを線
データとして区切り、各線データについて始点,中間点
および終点を連結するX-Y点列データを内部線の線デー
タと判断する。次のステップS2904では、このようにし
て得られた内部線データのうち、所定値より短い線分デ
ータをノイズとして削除する。ついで、ステップS2905
では、得られた内部線データを、型紙毎に線データの始
点・終点に特徴点コードを付したX-Y点列データとし
て、上述した配列データと同じ形式で線データ毎に記憶
装置3にストアする。
この内部線に用いられる特徴点コードとしては、実施例
1の場合と異なり、 外形線との交点=J 端点=T 内部線同志の交点=G を使用する。
すなわち、 特徴点コードJの場合は、同じ座標点を持つ外形線の特
徴点コードを内部線の長さ,形状等により判断して、外
形線の該当する特徴点コードをIまたはNに変更する。
このようにして、第12図に示すような型紙データが生成
される。第12図において は特徴点を示す。
実施例3 以上のようにして、実施例1の工程により生成された型
片データに対して、グラフィック・ディスプレイ装置4
とキーボード5とタブレット6とスタイラスペン7とを
用いたマン・マシン対話方式により、次のようなデータ
加工を行うことができる。
ここで、グラフィック・ディスプレイ装置4の表示面の
具体例を第13図に示す。第13図において。グラフィック
・ディスプレイ装置4の表示面4Aには、その大部分を占
める図形表示領域4Bと、その上方に配置した補助メニュ
ー表示領域4Cと、領域4Bの下方に配置した機能メニュー
表示領域4Dおよび応答メッセージ表示領域4Eとを設け
る。
ここで、補助メニュー表示領域4Cに表示される補助メニ
ューの例を次に示す。
機能メニュー表示領域4Dに表示される機能メニューの2
例を次に示す。
例1 例2 表示領域4Eに表示される応答メッセージの例としては、
たとえば点修正の メニューを指示されたときに、応答メッセージ表示領域
4Eに、 1.移動対象点のピック 2.移動先の場所のピック を表示し、操作手順をオペレータに知らせる。
次に、機能メニューとして例(1)を選択し、マン−マシ
ン対話方式により、点データを削除、追加、移動する制
御手順の一例を第14図のステップS31〜S38に示す。たと
えば、これらステップS31〜S34によって、ゴミ、ヨゴレ
による点データを削除することができる。また、オペレ
ータが不適当と判断する点列データあるいは不均一な切
断線または内部線を対象とした場合に乱れて連結した点
列データに対して、同様の手順により、ステップS31〜S
38を実行して、点データの追加、移動または削除を行
う。
実施例4 前述した特徴点コードの作成時に、内部線との交点とノ
ッチとの区別を内部線の長さあるいは形状で判断する場
合に、ディスプレイ装置4によって描画の誤り、描画忘
れあるいは特定のマークの記入忘れ等が発見されたとき
には、機能メニューとして例(2)を選択し、マン・マシ
ン対話方式により、例えば第15図のステップS41〜S48に
従って特徴点コードの修正、追加または削除を行う。
なお、上述した実施例では、アパレルの型片データを作
成するパターンナーが通常よく用いる方法である特徴点
を示す特定のマークを内部線の長さあるいは形状で与え
る例を示したが、本発明はこの方法に限定されるもので
はなく、例えば色の認識ができる画像読取装置1を用い
るときには、カラーのマークを特徴点に付すことによっ
てコンピュータ2は特徴点を認識することができる。あ
るいはまた、マークの形状としては種々のものとするこ
とができる。例えば、幾何学的に特徴のある形状○,
△,↑などのマークを特徴点近辺に描画させて、特徴点
データの認識に利用することができる。
あるいはまた、切断された型片上に誤って描画されたデ
ータや特定のマークをマン・マシン対話方式により容易
に修正することが可能となる。さらにまた、グラフィッ
ク・ディスプレイ装置4に型片データの形状および内部
線が表示されるため、任意の位置に型片データを追加す
ることができる。
なお、以上では画素を白と黒の2種類の色の画素に区別
して処理を行っているが、画素の色はこれら2色に限ら
れず、互いに認識できる2色であればよいこと勿論であ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、専任のオペレータを必要とすることな
しに、切断された内部線を有する型片を画像読取装置に
読ませることにより型片データの外形データを特徴点の
認識を含めて高速かつ手軽に処理することができるの
で、コンピュータを利用した設計システムへの型片デー
タの入力またはコンピュータへの型片データの登録を誤
りなく高速に行うことができる。
しかも、本発明によれば、コーン交差法などによって線
データを圧縮し、特徴点を認識することで、各線データ
は直線か曲線か判別可能に入力されるので、型片データ
を表現よく、かつ少ないデータ量で作成することができ
る。従って、本発明は多品種かつ寸法修正の要求される
ことの多いアパレル産業などにおける型片データの入力
に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施するための装置の一実施例を示す
ブロック図、 第2図はコーン交差法の説明図、 第3図はコーン交差法を実行する手順の一例を示すフロ
ーチャート、 第4A図は切断された型紙の説明図、 第4B図はその2値化されたデータの一部分の説明図、 第5図は輪郭画素の説明図、 第6A図〜第6D図は輪郭画素の抽出処理におけるラン
LCのパターンの説明図、 第6E図は輪郭画素抽出処理の一例の説明図、 第7A図は輪郭線作成の説明図、 第7B図は輪郭線における特徴点の説明図、 第7C図は抽出された特徴点の説明図、 第8図は得られた線データの説明図、 第9A図および第9B図は輪郭線における切れ込み部の
処理の説明図、 第9C図および第9D図は互いに近接する輪郭線の処理
の説明図、 第10A図は作成された外形部分データの説明図、 第10B図は内部輪郭データの処理の説明図、 第11A図は切断された型紙の場合の処理手順の一例を示
すフローチャート、 第11B図は輪郭画素作成ステップの具体例を示すフロー
チャート、 第11C図および第11D図は切断された型紙の場合の外形
線データ作成ステップおよび内部線データ作成ステップ
の具体例を示すフローチャート、 第12図は作成された型紙データの説明図、 第13図はグラフック・ディスプレイ装置の表示面の一例
を示す外観図、 第14図は対話方式により点データを削除,追加,移動す
る手順の一例を示すフローチャート、 第15図は対話方式により特徴点コードを修正,追加,削
除する手順の一例を示すフローチャートである。 1……画像読取装置(スキャナ)、 2……コンピュータ、 2A……RAM、 3……記憶装置、 4……グラフィック・ディスプレイ装置、 4A……表示面、 4B……図形表示領域、 4C……補助メニュー表示領域、 4D……機能メニュー表示領域、 4E……応答メッセージ表示領域、 5……キーボード、 6……タブレット、 7……スタイラスペン。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】用紙上に描画された内部線を有する型片の
    外形に沿ってその型片の特徴点を判別可能にして切断し
    て得たシート状型片を、その型片の表面と濃淡レベルの
    差が大きい背景色をもつ平面上に配置した状態で、画像
    読取装置により互いに直交するXおよびY方向に走査し
    て画素単位で2値化した画素データを作成する工程と、 Y方向に順次に走査される3走査ライン毎に、前記2値
    化した画素データにおける前記型片に対応する型片画素
    から当該型片の輪郭画素を1画素単位で連結し、その型
    片の輪郭を一周するX-Y点列についてのXおよびY方向
    のアドレスから成るX-Y点列データを作成する工程と、 前記1画素単位で連結するX-Y点列データから、特徴点
    に対応する位置を抽出する工程と、 互いに隣り合う特徴点間のデータを線データとして区切
    り、線データの各々に対応して、その線データの始点、
    中間点および終点を連結するX-Y点列についてのXおよ
    びY方向のアドレスから成るX-Y点列データをまとめて
    記憶する工程と、 前記線データの単位で各特徴点の判断領域を調べ、内部
    線により生じる一対の隣接する特徴点は、これら特徴点
    の中間に特徴点を移動して前記型片の外形についての一
    周データを作成する工程と、 当該一周データの各線データ毎に線データの始点および
    終点にその特徴点についての内容を示す特徴点コードを
    付したX-Y点列データに形成する工程と、 その形成されたX-Y点列データをストアする工程と を具えたことを特徴とする型片データ作成方法。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の型片データ作
    成方法において、前記特徴点間のデータを線データとし
    て区切るにあたり、 前記線データが直線のときには、前記中間点を省略し、 前記線データが曲線のときには、一方の特徴点から出発
    して、順次の第1および第2点を結ぶ直線を中心として
    前記第1点のまわりに所定角度の第1コーンを設定し、
    その第1コーンの内部にその次の第3点が含まれるか否
    かを判断し、 当該第3点が前記第1コーンの内部に含まれるときは、
    第2点を省略し、 前記第1および第3点を結ぶ直線を中心として前記第1
    点のまわりに所定角度の第2コーンを設定し、さらに次
    の第4点が、前記第1コーンと前記第2コーンとの共通
    部分の形成する共通コーンの内部に含まれるか否かを判
    断し、 当該第4点が前記共通コーンの内部に含まれないとき
    は、当該第4点を前記中間点として保存し、 当該中間点に対する次の順次の2点について、順次に、
    前記共通コーンを設定して、前記判断を繰返すことによ
    って、前記中間点の個数を圧縮することを特徴とする型
    片データ作成方法。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項または第2項に記載
    の型片データ作成方法において、 前記X-Y点列データ作成工程は、 前記Y方向の1ラインについての2値化された画素デー
    タにおける前記型片に対応する型片画素の連続するラン
    について、順次のY方向の3ラインにおけるランの連結
    関係を判断して、ライン単位で輪郭画素の抽出を行うこ
    とを特徴とする型片データ作成方法。
  4. 【請求項4】特許請求の範囲第3項記載の型片データ作
    成方法において、 順次の3ラインli-1,liおよびli+1の各々における
    ランを、それぞれ、LBj(j=1,2,…,n),LCおよびLNk(k=
    1,2,…,m)とするときに、前記X方向に隣接する型片画
    素の接続形態に応じて、次の4パターンを定め、 (a)孤立部 LCに対してLBjおよびLNkが存在しない場合 (b)開始部A LCに対してLBjが無く、かつLNkが1つ存在する場合 (c)開始部B LCに対してLBjが無く、かつLNkが複数存在する場合 (d)終了部A LCに対してLNkが無く、かつLBjが1つ存在する場合 前記孤立部に対してはラインliについての輪郭画素は
    抽出せず、前記開始部および終了部に対してはラインl
    iの画素をすべて輪郭画素として抽出し、前記中間部に
    対しては、3ラインli-1,liおよびli+1の共有部分
    の左端をYA,右端をYBとするときに、ラインliの左端
    の型片画素からYAの位置までの型片画素と、YBの位置の
    型片画素からラインliの右端までの型片画素を輪郭画
    素として抽出することにより、前記X-Y点列データを作
    成することを特徴とする型片データ作成方法。
  5. 【請求項5】特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかの項に記載の型片データ作成方法において、グラフ
    ィック・ディスプレイ装置を用いて、対話方式により、
    前記X-Y点列データおよび/またはそのX-Y点列データに
    対応する特徴点コードに対して、修正,追加または削除
    についての加工を行う工程を有することを特徴とする型
    片データ作成方法。
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