JPH06342234A - ローラ帯電装置 - Google Patents

ローラ帯電装置

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JPH06342234A
JPH06342234A JP15448393A JP15448393A JPH06342234A JP H06342234 A JPH06342234 A JP H06342234A JP 15448393 A JP15448393 A JP 15448393A JP 15448393 A JP15448393 A JP 15448393A JP H06342234 A JPH06342234 A JP H06342234A
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roller
charging roller
charging
lubricating oil
oil additive
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Tokumasa Somiya
徳昌 宗宮
Junji Kurokawa
純二 黒川
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯電ローラのトナー汚れを防止し,かつ,横
スジ状の異常画像の発生を防止する。 【構成】 感光体ドラム103の表面に接触して回転す
る帯電ローラ101bに電圧を印加して,感光体ドラム
103を帯電させるローラ帯電装置において,帯電ロー
ラ101b表面にステアリル酸亜鉛102a(潤滑油添
加剤)を塗布する潤滑油添加剤塗布手段としての固形ス
テアリル酸亜鉛102を備えている。なお,固形ステア
リル酸亜鉛102は所定のバネ機構(図示せず)によっ
て帯電ローラ101bの回転を妨げない程度の小さな圧
力で押しつけられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,感光体ドラムあるいは
感光体ベルトの表面に接触して回転する帯電ローラに電
圧を印加して,感光体ドラムあるいは感光体ベルトを帯
電させるローラ帯電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,電子写真方式の画像形成装置にお
いて,感光体表面を一様に全面帯電するための帯電手段
としては,コロナ放電器が広く利用されていた。このコ
ロナ放電器にあっては,感光体をある一定の電位に均一
に帯電する手段としては有効であるが,反対に,コロナ
放電による帯電処理にあっては高圧電源を必要とし,放
電に伴いオゾンが発生するという不都合や,オゾンが大
量に発生すると環境に悪影響を及ぼすばかりでなく,オ
ゾンによって帯電部材,感光体が劣化するという不都合
があった。
【0003】上記のコロナ放電器に対して,図7に示す
ように帯電ローラ701を感光体ドラム702に接触さ
せて従動回転させ,帯電ローラ701の芯金703に電
源704から電圧を印加して感光体ドラム702表面を
帯電させるローラ帯電装置が実用化されている。この帯
電手段としての帯電ローラ701は,電源704の低電
圧化を図ることができ,帯電処理に起因するオゾンの発
生量が少ないという利点を有している。また,コロナ電
極ワイヤの使用に伴う塵埃の静電吸着がなく,高圧電源
を必要としないなどの利点も有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ローラ帯電装置では,帯電ローラを感光体表面に直接接
触させて使用するため,感光体表面のクリーニング残ト
ナー等の異物が帯電ローラ表面に転位して,帯電ローラ
表面を汚染し,帯電ローラの機能が低下するという問題
点があった。
【0005】また,ローラ帯電装置が搭載された画像形
成装置が長時間停止状態にあるとき,帯電ローラと感光
体表面との接触部分の特性が変化してしまうため,画像
形成を行ったときに,横スジ状の異常画像が発生すると
いう問題点もあった。
【0006】帯電ローラのトナー汚れを除去する装置と
して,例えば,特開昭58−194061号公報の「ロ
ーラー帯電装置」が開示されている。この装置は,導電
性弾性体からなる帯電ローラ表面に近接してクリーニン
グ素子を設け,また,導電性弾性体の表面に非接着性被
膜を被膜することにより,帯電ローラ表面のトナー汚れ
を除去するようにしたものであるが,クリーニング素子
によって,帯電ローラ表面のトナー汚れを除去する構成
としているものの,帯電ローラ表面が感光体ドラム表面
より柔らかく粗面であり,なおかつ,帯電ローラが感光
体ドラムに従動回転しているため,クリーニング素子と
してゴムブレードを使用した場合,帯電ローラの回転が
不安定となって帯電ムラが発生する恐れがあった。ま
た,ローラ帯電装置が搭載された画像形成装置が長時間
停止状態にあったば場合の横スジ状の異常画像の発生を
防ぐことはできなかった。
【0007】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,帯電ローラのトナー汚れを防止し,かつ,横スジ状
の異常画像の発生を防止することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために,感光体ドラムあるいは感光体ベルトの表
面に接触して回転する帯電ローラに電圧を印加して,感
光体ドラムあるいは感光体ベルトを帯電させるローラ帯
電装置において,帯電ローラの表面に潤滑油添加剤の塗
布層が形成されているローラ帯電装置を提供するもので
ある。
【0009】また,本発明は上記の目的を達成するため
に,感光体ドラムあるいは感光体ベルトの表面に接触し
て回転する帯電ローラに電圧を印加して,感光体ドラム
あるいは感光体ベルトを帯電させるローラ帯電装置にお
いて,帯電ローラ表面に潤滑油添加剤を塗布する潤滑油
添加剤塗布手段を備えたローラ帯電装置を提供するもの
である。
【0010】なお,前記潤滑油添加剤は,ステアリン酸
亜鉛であるものとする。
【0011】また,前記潤滑油添加剤塗布手段は,潤滑
油添加剤を帯電ローラの上部に支持し,潤滑油添加剤の
自重によって帯電ローラと当接させることにより,潤滑
油添加剤を塗布する構成であるものとする。
【0012】
【作用】本発明のローラ帯電装置は,滑油添加剤塗布手
段によって帯電ローラ表面に潤滑油添加剤,例えば,ス
テアリン酸亜鉛を塗布する。
【0013】また,潤滑油添加剤を帯電ローラの上部に
支持し,潤滑油添加剤の自重によって帯電ローラと当接
させることにより,潤滑油添加剤を塗布する構成の潤滑
油添加剤塗布手段を用いることにより,抵抗コスト,か
つ,省スペースな塗布を実現する。
【0014】
【実施例】以下,本発明のローラ帯電装置について,
〔実施例1〕,〔実施例2〕,〔実施例3〕,〔実施例
4〕,〔実施例5〕の順に図面を参照して詳細に説明す
る。
【0015】先ず,実施例1〜実施例4の説明に先立っ
て,ローラ帯電装置を用いた画像形成装置の概略構成,
対象となる帯電ローラの構成,および潤滑油添加剤の塗
布方法について説明する。
【0016】図1は,ローラ帯電装置を用いた画像形成
装置の例を示し,図において,101は帯電ローラ,1
03は感光体ドラム,104は感光体ドラム103に静
電潜像を形成する露光情報としてのレーザ光,105は
感光体ドラム103上の静電潜像をトナー現像する現像
装置,106はトナー像を記録紙109に転写する転写
ローラ,107は転写工程後に感光体ドラム103表面
に残ったトナーを除去するドラムクリーナ,108は除
電ランプ,109は記録紙,110は定着装置を示す。
【0017】図2は,本発明を適用する帯電ローラ10
1の構成例を示し,帯電ローラ101としては,図2
(a)に示すように,芯金201に中抵抗弾性層202
を成型して作成した帯電ローラ101a,図2(b)に
示すように,芯金201に中抵抗弾性層202を成型
し,次にこの弾性層202上に表面層203を設けた帯
電ローラ101b,図2(c)に示すように,芯金20
1に導電正弾性層204を成型し,次にこの弾性層20
4上に表面抵抗層205を設けた帯電ローラ101cが
ある。
【0018】一方,本発明者は,以下の実施例1〜実施
例5で詳細に述べるように,帯電ローラ101の表面に
潤滑油添加剤の塗布層を形成することによって,帯電ロ
ーラのトナー汚れ防止および横スジ状の異常画像の発生
防止が有効に行われることを見出している。この潤滑油
添加剤を帯電ローラ101に塗布する方法としては,
【0019】 ローラ帯電装置を使用する前に,帯電
ローラ101表面にステアリル酸亜鉛(潤滑油添加剤)
の塗膜を形成させておく,さらに長期間使用した帯電ロ
ーラを画像形成装置から取り出し,その表面を清浄した
後,ステアリン酸亜鉛を塗布する方法。 使用中の帯電ローラ101表面に固体状のステアリ
ル酸亜鉛を当接させ,帯電ローラ101の回転によって
その表面に均一に塗布する方法。 あるいは,固形のステアリル酸亜鉛を常時帯電ロー
ラ101に当接させる場合,帯電ローラのクリーニング
ブレード(図示せず)と兼用させるか,あるいはクリー
ニングブレードの後(帯電ローラの回転方向に対する後
方)に当接させ塗布する方法。
【0020】の3つの方法があり,画像形成装置の種類
に応じて最も適した方法が用いられるべきである。
【0021】〔実施例1〕実施例1は,予め帯電ローラ
101の表面に潤滑油添加剤の塗布層を形成した例,す
なわち,潤滑油添加剤を帯電ローラ101に塗布する方
法として,ローラ帯電装置を使用する前に,帯電ローラ
101表面にステアリル酸亜鉛(潤滑油添加剤)の塗膜
を形成させておく,さらに長期間使用した帯電ローラ1
01を画像形成装置から取り出し,その表面を清浄した
後,ステアリン酸亜鉛を塗布する方法を用いた例を示
す。
【0022】図1に示した画像形成装置において,感光
体ドラム103は,80φのOPC感光体で,帯電ロー
ラ101は図2(a)に示した帯電ローラ101aであ
り,具体的には,8φの芯金に3mm厚のエピクロルヒ
ドリンゴム弾性層からなる中抵抗ゴムローラである。こ
の帯電ローラ101aの表面にステアリル酸亜鉛の塗膜
を形成し,帯電ローラとして使用し,線速120mm/
sec(20cpm)で作像テストを行ったところ,5
K枚時点で帯電ローラ101a表面の汚れは,ほどんと
問題なかった。ここで,帯電ローラ101aと感光体ド
ラム103に接触させたまま2日間,画像形成装置を休
止させ,休止後の最初の画像の横スジ発生を調べたとこ
ろ,ステアリル酸亜鉛を塗布しない場合と比較して,横
スジ発生がかなり少なくなっていた。
【0023】さらに,作像テストを継続したところ,1
0K枚時点で,ローラ表面が部分的にトナーで汚れ,ハ
ーフトーン画像上に帯電ムラがみられる異常が発生した
ので,帯電ローラ101aを画像形成装置から取り外
し,帯電ローラ101a表面の汚れを除去し,清掃後,
帯電ローラ101a表面に再度ステアリル酸亜鉛を塗布
し,作像テストを続行すると,帯電ムラのない良好な画
像が得られた。前述したように,帯電ローラ101a表
面にステアリル酸亜鉛を塗布した効果が認められた。換
言すれば,サービスマン等が定期的にメンテナンスを行
うことにより,常に良好な画像を得ることができる。
【0024】なお,実施例1では,潤滑油添加剤とし
て,ステアリル酸亜鉛を用いた場合を示したが,例え
ば,ステアリル酸鉄,カルナバワックス等を用いること
もできる。ただし,特にステアリル酸亜鉛が有効であ
る。
【0025】〔実施例2〕実施例2は,使用中の帯電ロ
ーラ101表面に固体状のステアリル酸亜鉛を当接さ
せ,帯電ローラ101の回転によってその表面に均一に
塗布する潤滑油添加剤塗布手段を設けたものである。
【0026】実施例2は,図1に示した画像形成装置に
おいて,帯電ローラ101として図2(b)に示した芯
金201に中抵抗弾性層202を成型し,次にこの弾性
層202上に表面層203を設けた帯電ローラ101b
(具体的には,8φの芯金に3mm厚のエピクロルヒド
リンゴム弾性層と30μm厚のカーボン含有フッ素樹脂
表面層からなる帯電ローラ)を使用し,さらに,図3に
示すように,帯電ローラ101b表面に潤滑油添加剤で
あるステアリン酸亜鉛を塗布するための潤滑油添加剤塗
布手段としての固形ステアリン酸亜鉛102とを配置し
た。
【0027】ここで,固形ステアリン酸亜鉛102は,
所定のバネ機構(図示せず)によって帯電ローラ101
bの回転を妨げない程度の小さな圧力で押しつけられて
いる。また,固形ステアリン酸亜鉛102は,ステアリ
ン酸亜鉛102aと,ステアリル酸亜鉛102aを支持
する支持板102bとから構成されている。
【0028】以上の構成において,実施例1と同様に,
線速120mm/secで作像テストを行ったところ,
帯電ローラ101b表面に塗布されたステアリル酸亜鉛
は,感光体ドラム103表面に転位し,それが感光体ド
ラム103表面のスベリを良くし,ドラムクリーナ10
7によるクリーニング性能がアップした。感光体ドラム
103表面が良く清掃されていると,その分帯電ローラ
101bの汚れも少なくなる。実際に,実施例2では,
20K枚時点でも帯電ローラ101bの汚れは少なく,
帯電ムラが原因の異常画像の発生はなかった。また,帯
電ローラ101aと感光体ドラム103に接触させたま
ま2日間,画像形成装置を休止させ,休止後の最初の画
像の横スジ発生を調べたところ,休止後の画像に横スジ
の発生はなかった。
【0029】〔実施例3〕実施例3は,図4に示すよう
に,感光体ベルトを使用した画像形成装置に帯電ローラ
101bおよび潤滑油添加剤塗布手段としての固形ステ
アリン酸亜鉛102とを配置した例を示す。図におい
て,401は感光体ベルト,402は感光体ベルト40
1に静電潜像を形成する露光情報としてのレーザ光,4
03は感光体ベルト401上の静電潜像をトナー現像す
る現像装置,404はトナー像を記録紙407に転写す
る転写ローラ,405は転写工程後に感光体ベルト40
1表面に残ったトナーを除去するベルトクリーナ,40
6は除電ランプ,407は記録紙,408は定着装置を
示す。
【0030】以上の構成において,実施例1と同様に,
線速120mm/secで作像テストを行ったところ,
帯電ローラ101b表面に塗布されたステアリル酸亜鉛
は,感光体ベルト401表面に転位し,それが感光体ベ
ルト401表面のスベリを良くし,ベルトクリーナ40
5によるクリーニング性能がアップした。感光体ベルト
401表面が良く清掃されていると,その分帯電ローラ
101bの汚れも少なくなる。実際に,実施例3では,
20K枚時点でも帯電ローラ101bの汚れは少なく,
帯電ムラが原因の異常画像の発生はなかった。また,帯
電ローラ101aと感光体ベルト401に接触させたま
ま2日間,画像形成装置を休止させ,休止後の最初の画
像の横スジ発生を調べたところ,休止後の画像に横スジ
の発生はなかった。
【0031】〔実施例4〕実施例4は,図1の画像形成
装置において,帯電ローラ101として図2(c)に示
した芯金201に導電正弾性層204を成型し,次にこ
の弾性層204上に表面抵抗層205を設けた帯電ロー
ラ101c(具体的には,8φの芯金に3mmのカーボ
ン含有シリコーンゴム弾性層と50μm厚のカーボン含
有フッ素樹脂表面層からなる14φの帯電ローラ)を使
用し,さらに,ローラ帯電装置としては,図5に示すよ
うに,帯電ローラ101cに当接して配置された潤滑油
添加剤塗布手段としての固形ステアリン酸亜鉛102
と,帯電ローラ101c表面に付着したトナー等の異物
を除去するためのクリーニングブレード501とから構
成されている。なお,クリーニングブレード501は,
0.5mm厚のウレタンゴムで形成されている。
【0032】以上の構成において,画像形成装置の線速
を210mm/sec(35cpm)に上げて,その他
は実施例1と同様に作像テストを行った。実施例4で
は,線速を上げた分だけ,感光体ドラム103のクリー
ニング性能が低下し,帯電ローラ101cのトナー汚れ
も多くなると予想されるので,上記のクリーニングブレ
ード501を設けてある。
【0033】作像テストの結果,30K枚時点でも帯電
ローラ101cの表面の汚れは少なく,帯電性能の低下
および帯電ムラの問題とならなかった。また,長時間休
止後に最初に作像した画像を調べて結果,感光体ドラム
103上の帯電ローラ101cの圧痕による横スジ状の
異常画像の発生もなかった。
【0034】また,常に帯電ローラ101c表面にステ
アリル酸亜鉛が塗布されているので,帯電ローラ101
c表面のクリーニング性も向上した。
【0035】〔実施例5〕実施例5は,図6に示すよう
に,潤滑油添加剤塗布手段としての固形ステアリン酸亜
鉛102を,帯電ローラ101bの上部に支持し,自重
によって帯電ローラ101bと当接させることにより,
ステアリル酸亜鉛を塗布できるようにした筐体601を
用いた例である。なお,他の構成は実施例2と共通につ
き説明を省略する。
【0036】以上の構成において,実施例2と同様の作
像テストを行ったところ,実施例2と同様の効果に加え
ることができた。また,筐体601を介してステアリル
酸亜鉛を自重によって帯電ローラ101bと当接させる
構成としたため,適度の加圧で均一に塗布することがで
き,低コストで,かつ,省スペースな塗布を行うことが
できる。また,加重量(自重)を調整することにより,
塗布量を変更制御することもできる。
【0037】なお,上記の実施例2〜実施例4では,ス
テアリル酸亜鉛を帯電ローラ上部に配置し,バネ等を用
いて加圧を行う構成として説明したが,帯電ローラの側
面に配置しても良く,あるいは潤滑油添加剤をロール形
状として当接させたり,ブラシ等を経由させて塗布する
方法でも良いのは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように 本発明のローラ帯
電装置は,帯電ローラの表面に潤滑油添加剤の塗布層が
形成されているため,帯電ローラのトナー汚れを防止
し,かつ,横スジ状の異常画像の発生を防止することが
できる。
【0039】また,本発明のローラ帯電装置は,帯電ロ
ーラ表面に潤滑油添加剤を塗布する潤滑油添加剤塗布手
段を備えたため,帯電ローラのトナー汚れを防止し,か
つ,横スジ状の異常画像の発生を防止することができ
る。
【0040】また,本発明のローラ帯電装置は,潤滑油
添加剤塗布手段を,潤滑油添加剤を帯電ローラの上部に
支持し,潤滑油添加剤の自重によって帯電ローラと当接
させることにより,潤滑油添加剤を塗布する構成とした
ため,低コストで,かつ,省スペースな塗布を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のローラ帯電装置を適用した画像形成
装置の例を示す説明図である。
【図2】本発明のローラ帯電装置の対象となる帯電ロー
ラの構成を示す説明図である。
【図3】実施例2のローラ帯電装置の概略構成を示す説
明図である。
【図4】実施例3のローラ帯電装置を適用した感光体ベ
ルトを用いた画像形成装置の例を示す説明図である。
【図5】実施例4のローラ帯電装置を示す説明図であ
る。
【図6】実施例5のローラ帯電装置を示す説明図であ
る。
【図7】従来における帯電ローラの使用方法を示す説明
図である。
【符号の説明】
101(101a,101b,101c) 帯電ロー
ラ 102 固形ステアリン酸亜鉛(潤滑油添加剤塗布手
段) 103 感光体ドラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体ドラムあるいは感光体ベルトの表
    面に接触して回転する帯電ローラに電圧を印加して,感
    光体ドラムあるいは感光体ベルトを帯電させるローラ帯
    電装置において,前記帯電ローラの表面に潤滑油添加剤
    の塗布層が形成されていることを特徴とするローラ帯電
    装置。
  2. 【請求項2】 感光体ドラムあるいは感光体ベルトの表
    面に接触して回転する帯電ローラに電圧を印加して,感
    光体ドラムあるいは感光体ベルトを帯電させるローラ帯
    電装置において,前記帯電ローラ表面に潤滑油添加剤を
    塗布する潤滑油添加剤塗布手段を備えたことを特徴とす
    るローラ帯電装置。
  3. 【請求項3】 前記潤滑油添加剤は,ステアリン酸亜鉛
    であることを特徴とする請求項1または2記載のローラ
    帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記潤滑油添加剤塗布手段は,前記潤滑
    油添加剤を帯電ローラの上部に支持し,潤滑油添加剤の
    自重によって帯電ローラと当接させることにより,潤滑
    油添加剤を塗布する構成であることを特徴とする請求項
    2記載のローラ帯電装置。
JP15448393A 1993-05-31 1993-05-31 ローラ帯電装置 Pending JPH06342234A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5870650A (en) * 1996-07-18 1999-02-09 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a device to apply a release agent to a surface of a transfer roller
JP2009042550A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 導電性部材、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置、並びに、プロセスカートリッジの製造方法

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