JPH0634179Y2 - 車両用ルームランプ - Google Patents

車両用ルームランプ

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JPH0634179Y2
JPH0634179Y2 JP1988016430U JP1643088U JPH0634179Y2 JP H0634179 Y2 JPH0634179 Y2 JP H0634179Y2 JP 1988016430 U JP1988016430 U JP 1988016430U JP 1643088 U JP1643088 U JP 1643088U JP H0634179 Y2 JPH0634179 Y2 JP H0634179Y2
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JP
Japan
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lens portion
housing
terminal
vehicle room
room lamp
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JP1988016430U
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JPH01120447U (ja
Inventor
和博 補永
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、レンズ部に直接触れることによってスイッチ
ング操作を行う車両用ルームランプに関するものであ
る。
(従来の技術) 車両用ルームランプとして、レンズ部を直接手で触れる
ことによってスイッチの切替えを行えるようにしたもの
がある。従来、この種の車両用ルームランプとしては、
第9図に示すようなものや、第10図および第11図に示す
ようなものがあった。
第9図に示すものは、車室内に固定したハウジング1に
レンズ部2を旋回動自在に軸支させ、ハウジング1内に
ランプ回路作動用のマイクロスイッチ3を設置すると共
にこれに対応するレンズ部2の内面にボス部4を設けて
おき、レンズ部2を手で軽く押し傾動させることによっ
てボス部4でマイクロスイッチ3を作動させ、これによ
ってハウジング1内のバルブ5の点灯と消灯を行うよう
にしていた。
また、第10図および第11図に示すものは、ハウジング1
にレンズ部2を回動自在に軸支させ、ハウジング1とレ
ンズ部2に各々ランプ回路の端子金具6および7を固定
しておき、手でレンズ部2を傾動させることによって端
子金具7を昇降させ、この端子金具7がハウジング1側
の端子金具6に摺動接触したところでランプ回路が通電
してバルブ5が点灯するようになっていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の車両用ルームランプのう
ち、前者はハウジング1内に別体のマイクロスイッチ3
を組込まなければならないため、コスト高となり、ま
た、ハウジング1内のスペースを大きく制約するという
問題があった。さらには、設計にあたってマイクロスイ
ッチ3に対して耐熱的な配慮をしなければならないとい
う煩わしさがあった。
また、後者はスイッチングにあたって端子金具6と端子
金具7が摺動接触するようになっているため、経時使用
に際して端子金具6および7が摩耗し、ひいては節度に
も悪影響を及ぼすようになるという問題があった。
なお、従来の車両用ルームランプの技術としては、この
外に例えば実開昭56-103341号公報や実公昭56-32348号
公報に開示されているようなプッシュ・コンタクトスイ
ッチをハウジングとレンズ部の間に介装するようにした
ものも案出されているが、この技術の場合、上述した前
者技術の場合と同様に、ハウジング内のプッシュ・コン
タクトスイッチに対して耐熱的な配慮をしなければなら
なかった。
本考案の目的は、スイッチ部分を簡易な機械的構造とし
ながらも接点相互の摩耗を可及的に無くして部材耐久性
を向上させ、経時的な使用に際しても節度の低下を生じ
ない車両用ルームランプを提供することである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、前述した問題点を解決するための手段とし
て、ハウジング1に対しレンズ部2を傾動させることに
よってスイッチの切替えを行う車両用ルームランプにお
いて、前記ハウジング1の側でバルブ5に対して片側
に、一部形状を変えた複数種の端子金具8、9、10を弾
性変位自在に設ける一方、レンズ部2の側に通電用の金
具11を設け、前記レンズ部2の移動方向で該金具11と端
子金具8、9、10とが順次弾性接触自在にしたものであ
る。
(作用) このような構成により、スイッチをオンにする場合に
は、レンズ部2を手で押してその傾斜角度を適宜調整す
る。スイッチがオフの状態では端子金具8、9、10に対
して通電用の金具11が離れており、この状態からレンズ
部2を傾動させることにより、通電用の金具11が、一部
形状を変えた複数種の端子金具8と9、あるいは端子金
具8、9、10をレンズ部2の移動方向に弾性変位させな
がらそれらの表面に当接し、必要な端子金具8と9ある
いは8、9、10を電気的に接続する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第8図に基づい
て詳細に説明する。なお、第9図以下の図面に示したも
のと同一部分には同一符合を付して説明するものとす
る。
車室内の天井(図示せず)に固定されるハウジングの下
面には開口部12が設けられ、レンズ部2は、この開口部
12内に突設された一対のボス13によって回転自在に軸支
されている。レンズ部2の一方の側縁部にはスプリング
付勢されたスチールボール14が設けられ、ハウジング1
のこれに対応する位置にはストッパ部15が設けられてい
る。ストッパ部15は上下方向に3つの凹部(図示せず)
を有しており、レンズ部2の傾動角度に合わせていずれ
かの凹部にスチールボール14が係合し、レンズ部2が適
宜傾斜角度で固定されるようになっている。
また、ハウジング1の天板16の中央部には開口17が設け
られ、該開口17に臨ませるように一対のバルブホルダー
18および19が固定されている。そして、このバルブホル
ダー18および19によって開口17の上方でバルブ5の両端
が保持されるようになっている。天板16の一方のバルブ
ホルダー18側の下面には3つの端子金具8、9、10が、
バルブ5に対して片側に並んだ状態で固定されている。
この端子金具8、9、10は復元性を有した導電金属材か
ら板状に形成され、次に説明するように、3個のうちの
一部の形状を変えて、その基部から所定角度で傾斜する
ように折曲げられている。すなわち、端子金具8と9
は、第1図に示すように同角度に折曲げられ、端子金具
10は端子金具8および9よりも浅く折曲げられている。
そして中央の端子金具9は、前記バルブホルダー18を介
してバルブ5と接続されており、端子金具8はドアスイ
ッチ20の一端に接続され、端子金具10はバッテリーのプ
ラス極21に直接接続されている。なお、他方のバルブホ
ルダー19はアースされており、ドアスイッチ20の他端は
バッテリーのプラス極21に接続されているものとする。
一方、レンズ部2の他方の側縁部には突部22が上方に向
いて設けられ、該突部22に通電用の金具11が取付けられ
ている。この通電用の金具11は充分な幅H(第1図参
照)を有し、この幅Hは端子金具8から端子金具10まで
の長さとほぼ同じかわずかに広くなるように設定されて
いる。
以上の構成において、本考案にかかる車両用ルームラン
プの構成について述べる。かかる車両用ルームランプを
オフ・ポジションにする場合には、レンズ部2を一方側
(第3、4図中右上がり方向)に傾動させて第6図に示
すようにハウジング1側の端子金具8、9、10からレン
ズ部2側の導通用の金具11を離しておく。この際、スチ
ールボール14とストッパ部15の上段の凹部が係合してい
る。
つづいて、この状態からドアスイッチ・ポジションに切
替える場合には、レンズ部2を押して他方側(第3、4
図中右下がり方向)にわずかに回転させる。ここでスチ
ールボール14がストッパ部15の中段の凹部(図示せず)
と係合し、レンズ部2が位置固定される。この際、導電
用の金具11はレンズ部2の移動に伴って上方にわずかに
移動し、第7図に示すように端子金具8および9に対し
て押し延ばす方向に力を加えて弾性変位させながら当接
する。これによって端子金具8と端子金具9が導通する
ようになり、ドアの開き動作に連動してバルブ5が点灯
するようになる。
さらに、車両用ルームランプをオン・ポジションにする
場合には、レンズ部2を他方側(第3、4図中右下がり
方向)にさらに傾動させ、スチールボール14をストッパ
部15の下段の凹部(図示せず)と係合させてレンズ部2
を位置固定する。これにより、導電用の金具11は、第8
図に示すように端子金具8、9、10を押し延ばすように
弾性変位させながらすべての端子金具8、9、10に当接
するようになる。したがって、端子金具8と10が導通
し、バルブ5が点灯するようになる。
(考案の効果) 以上で詳細に説明したように、本考案によれば、スイッ
チ部分が一部形状を変えた複数種の端子金具と、これに
順次弾性接触する1枚の通電用の金具とからなる簡易な
機械的な構造となるため、低コストで、かつ、高い耐熱
性となり、しかも、接点相互の摺動がほとんど無いた
め、経時的な使用に際しても接点の摩耗による節度の低
下等を生じなくなるという効果が得られる。そして、複
数個の端子金具は、一部の形状(曲げ具合)を変えたの
みの簡単なものであり、しかもこれがバルブに対して片
側に配設されるので、配線がまとめ易く、外観、見栄え
が向上するという効果も得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す斜視図、第2図は本考案の
一実施例を示す平面図、第3図は同側面図、第4図は第
2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図はレンズ部を取去
った状態を示す第2図対応の平面図、第6図ないし第8
図はスイッチング状態の流れを示す模式図、第9図ない
し第11図は従来態様を示す模式断面図である。 1……ハウジング、 2……レンズ部、 8、9、10……端子金具、 11……通電用の金具、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに対しレンズ部を傾動させるこ
    とによってスイッチの切替えを行う車両用ルームランプ
    において、前記ハウジングの側でバルブに対して片側
    に、一部形状を変えた複数種の端子金具を弾性変位自在
    に設ける一方、レンズ部の側に通電用の金具を設け、前
    記レンズ部の移動方向で該金具と前記端子金具とが順次
    弾性接触自在にしたことを特徴とする車両用ルームラン
    プ。
JP1988016430U 1988-02-10 1988-02-10 車両用ルームランプ Expired - Lifetime JPH0634179Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988016430U JPH0634179Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 車両用ルームランプ

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JP1988016430U JPH0634179Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 車両用ルームランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01120447U JPH01120447U (ja) 1989-08-15
JPH0634179Y2 true JPH0634179Y2 (ja) 1994-09-07

Family

ID=31229360

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988016430U Expired - Lifetime JPH0634179Y2 (ja) 1988-02-10 1988-02-10 車両用ルームランプ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5139939Y2 (ja) * 1971-07-30 1976-09-30
JPH0132591Y2 (ja) * 1987-03-17 1989-10-04

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01120447U (ja) 1989-08-15

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