JPS6230258Y2 - - Google Patents

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JPS6230258Y2
JPS6230258Y2 JP1980130875U JP13087580U JPS6230258Y2 JP S6230258 Y2 JPS6230258 Y2 JP S6230258Y2 JP 1980130875 U JP1980130875 U JP 1980130875U JP 13087580 U JP13087580 U JP 13087580U JP S6230258 Y2 JPS6230258 Y2 JP S6230258Y2
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JP
Japan
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contact
contacts
switch
movable plate
movable
Prior art date
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JP1980130875U
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JPS5753546U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、小型切替スイツチに関し、特に、シ
ーソー機構が工夫されて接点間がシヨートしなが
ら切替を行なう所謂メイクビフオアブレイク方式
の小型スイツチに関する。
スイツチ切替の際に回路の一時遮断を嫌う用途
は電気機器回路において多々あるが、その一例と
しては、自動車のヘツドライトの切替がある。す
なわち、ライトを上向きと下向きとの相互間を切
替えるのに、一時的に両者が消灯することは安全
性の面から不都合となるのである。そこで、メイ
クビフオアブレイク方式のスイツチが必要とな
る。その他通信機、制御回路等においてこの種の
スイツチを所望する例がある。
従来、シーソー機構を採用したスイツチではシ
ヨート切替を可能にせしめることが難かしかつ
た。即ち、第1図及び第2図に従来のシーソー機
構スイツチを示す。この場合、第2図のように把
手が中立の付近に至つた時、可動接触片は左右ど
ちら側の接点にも接触せずに、接点は共に開いた
状態になるのである。したがつて、シヨートしな
がらの切替はできないのである。
この対策として、例えば、実公昭53−31179号
公報に示す如く、2回路(2極)のスイツチの可
動接片の支点を偏するようにし、それを並列接続
して1回路のシヨート切替を行ない得るようにし
たものが考案されているが、少なくとも2回路
(2極)を必要とするために、不経済であり、ま
た、スイツチの幅(奥行き寸法)が大きくなり、
小型化に対しても逆行するという欠点が残つた。
本考案は従来の上記欠点を除去する為になされ
たものであり、従つて本考案の目的は、シーソー
機構に特殊の工夫を加えることにより、単極にて
接点間がシヨートしながらの切替、すなわち、一
方の接点から他方の接点へ回路の切替を行なう場
合、両方の接点回路に一度接続してからの切替所
謂メイクビフオアブレイクを可能にした新規な小
型スイツチを提供することにある。
次に本考案をその良好な一実施例について図面
を参照しながら具体的に説明しよう。
第3図〜第5図は本考案の一実施例を示し、そ
のうち、第3図は共通端子が一方の固定接点に接
触している状態を示す断面図、第4図は共通端子
が双方の固定接点に接触している状態(シヨート
状態)を示す断面図、第5図は要部分解斜視図で
ある。図において、参照番号11は絶縁性材料に
よつて形成されたスイツチ本体を示し、該スイツ
チ本体の底壁中心部には、両端部が接点(共通接
点)となつた弾性板12、支持金具13及び共通
端子14が、例えば、かしめ等により結合固着さ
れている。スイツチ本体11の内部には、弾性板
12の両端の接点と夫々接触する接点を有し、他
端が外部に端子として突出する逆L字型の固定接
点15,16が固着されている。支持金具13の
支持部に載置された可動板17は、スリーブ18
内に揺動自在に支持された把手19の揺動により
可動板17の上面を摺動する滑動子20によつ
て、前記支持部を支点として揺動(シーソー運
動)し、その端部が弾性板12のいずれかの接点
部を選択的に下動せしめ、それによつて、スイツ
チ切替を行う構成となつている。なお、スイツチ
本体11の底部における弾性板12の左、右側接
点部の下方の凸部は弾性板12の不必要な下降を
阻止する為に設けられたものである。
第3図は把手19が右に傾倒した安定停止位置
であり、この場合、弾性板12の左側接点が可動
板17により押し下げられて左側接点と固定接点
15は開いている。その時弾性板12の右側接点
と固定接点16は閉じている。第4図は把手19
が中立の付近に至つた時を示し、その場合には、
可動板17がほぼ水平状態になるために、可動板
17が、その下方に設けられた弾性板12の左右
接点を押圧することなく、したがつて、左右いず
れの側の接点も固定接点15,16に対して閉じ
ており、各接点間がシヨートした状態となるので
ある。
さらに、把手19が左に傾倒された安定停止位
置に至ると、弾性板12の右側接点が可動板17
により押し下げられることになり、右側接点と固
定接点16間が開き、結局把手19を右→中立→
左に倒す際の回路切替はシヨート切替、所謂メイ
クビフオアブレイクの切替となるのである。
第5図は、その要部の分解斜視図であり、弾性
板12は図示実施例では左右一体品となつている
が、左側接点、右側接点に分かれたものを独立し
て形成し、それを共通端子14に固着してもよ
い。また、弾性板と共通端子が一体品でもよいの
である。この弾性板12は可動板17の押圧を受
けない際には、それ自身の弾性力により固定接点
15,16に下方から接触している。なお、支持
金具13の代りに、可動板17の支持部をスイツ
チケースの内側壁に設けてもよい。さらに、把手
の動きが中立で安定停止位置を得られる可動板と
受部にしてもよい。
本考案は以上の如く構成されており、本考案に
よれば以下の効果が発生する。
(1) 従来のシーソー機構スイツチでは達成し得な
かつた接点間がシヨートしながらの切替を達成
できる。特に、本実施例は構成が簡単である。
(2) 単極(1回路)のスイツチで達成できるか
ら、経済的であり、またスイツチの幅(奥行)
寸法も大きくならず、小型化にマツチする。
(3) 接点間がシヨートしながら切替えられるため
に、接点部分のアークの発生が少なく接点の消
耗が軽減され、寿命が長くなる。
(4) 共通端子と弾性板がかしめ等により固着、又
はばねを介して可動接触片と接触しているから
スイツチ切替時に、従来のシーソー機構のスイ
ツチで見られるようなバウンスを生ずることが
除去される。したがつて、受部分のアーク消
耗、接触抵抗増大が無く、極めて安定した接触
が長期的に得られる。
(5) また、可動板のシーソー運動により、弾性板
の両接点部のうちの対応する固定接点を開放す
るので、可動板が弾性板を押し下げるまでの時
間中接点間がシヨートしていることにより、シ
ヨートが確実に行える。
(6) 支持金具の支持部に可動板を揺動自在に載置
し、該可動板を前記作動子の揺動に連動して揺
動せしめたので、切換節度が得られ、軽快で操
作性の良いスイツチが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来におけるシーソー式小型
スイツチの内部構造の一例を示す断面図、第3
図、第4図及び第5図は本考案の一実施例を示す
断面図、断面図及び要部分解斜視図である。 11……スイツチ本体、12……弾性板、13
……支持金具、14……共通端子、15,16…
…固定接点、17……可動板、18……スリー
ブ、19……把手、20……滑動子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) スイツチ本体の略中央部に共通接片とその左
    右に固定接片を配置し、前記スイツチ本体の上
    方に傾動自在に設けられた作動子の中立位置時
    には左右双方の接点とも接触するシヨート状態
    に、前記作動子の位置が左又は右の傾倒位置で
    は左右双方のうちいずれか一方の接点が接触す
    るようにしてシヨート切替を可能にして可動接
    片を配設したスイツチにおいて、左右両端部が
    接点として機能する前記可動接片を弾性板と
    し、その中心部と、支持金具と、共通端子とを
    前記スイツチ本体の底壁中心部にかしめ等によ
    り固着し、前記接点が固定接点に常閉接点とし
    て配設され、前記支持金具の支持部に可動板を
    揺動自在に載置し、該可動板を前記作動子の揺
    動に連動して揺動せしめ、前記可動板は中立状
    態において両端が弾性板から一定の間隔を保持
    すると共に、前記可動板の下降した端部により
    前記可動接片の両接点部のうちの対応する接点
    部を下動させて前記固定接点のうちの対応する
    固定接点との接触を開放することを特徴とした
    小型切替スイツチ。 (2) 前記スイツチ本体の内底部における前記弾性
    板と可動板との接触部に対応する領域に前記弾
    性板の必要以上の下降を制限する凸部を設けた
    ことを更に特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の小型切替スイツチ。
JP1980130875U 1980-09-13 1980-09-13 Expired JPS6230258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980130875U JPS6230258Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980130875U JPS6230258Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5753546U JPS5753546U (ja) 1982-03-29
JPS6230258Y2 true JPS6230258Y2 (ja) 1987-08-04

Family

ID=29491176

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980130875U Expired JPS6230258Y2 (ja) 1980-09-13 1980-09-13

Country Status (1)

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JP (1) JPS6230258Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1358856A (en) * 1970-09-17 1974-07-03 Phoebe Sa Electrical switch
JPS54149885A (en) * 1978-05-17 1979-11-24 Niyuuooto Kk Seasaw type switch

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1358856A (en) * 1970-09-17 1974-07-03 Phoebe Sa Electrical switch
JPS54149885A (en) * 1978-05-17 1979-11-24 Niyuuooto Kk Seasaw type switch

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Publication number Publication date
JPS5753546U (ja) 1982-03-29

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