JPH0634154A - 空気調和機の熱交換器 - Google Patents
空気調和機の熱交換器Info
- Publication number
- JPH0634154A JPH0634154A JP4195130A JP19513092A JPH0634154A JP H0634154 A JPH0634154 A JP H0634154A JP 4195130 A JP4195130 A JP 4195130A JP 19513092 A JP19513092 A JP 19513092A JP H0634154 A JPH0634154 A JP H0634154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- flat portion
- air conditioner
- annular flat
- fin
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- Granted
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Abstract
ーファンの騒音を低減できる空気調和器の熱交換器を提
供する。 【構成】 フイン11は環状平坦部12と切り起こし部
13を備える。上記環状平坦部12の中心に、熱交換パ
イプ14を挿入している。上記環状平坦部12の下流側
の部分には突起15を設けて、環状平坦部12に沿って
流れる風速を減速して、切り起こし部13と環状平坦部
12とからの風速を略同一にする。こうすることによっ
て、クロスフローファン近傍の熱交換器の部分から流入
する風速が一定になり、騒音が低減される。
Description
を用いる空気調和機に用いれば好適な熱交換器に関す
る。
は、図7に示すようになっており、クロスフローファン
のファンロータ1の上流側に熱交換器2を配置し、ファ
ンロータ1に沿ってスクロール部3を配置し、ファンロ
ータ1に舌部4を対向させている。(実開平1−106
816号公報)
の矢印Aで示す熱交換器2の箇所からファンロータ1に
流入する空気の速度が不均一になると、いわゆる2NZ
音と言われる騒音が発生することが知られている。
図である。この熱交換器2は環状平坦部8と切り起こし
部9を有するフイン10と、熱交換パイプ14とを備
え、環状平坦部8の中心に熱交換パイプ14を挿通して
いる。そして、切り起こし部9によって、フイン10の
熱交換の能力を高め、環状平坦部8によって熱交換パイ
プ14をフイン10に密着して確実に取り付けることが
できるようにしている。
来の熱交換器2では、図8に示すように、切り起こし部
9の箇所を通って流出してくる風速Lは、切り起こし部
9の抵抗によって、遅くなっており、一方、熱交換パイ
プ14の回りの環状平坦部8に沿って流出してくる風速
Hは、環状平坦部8の抵抗が小さいため、速くなってい
る。したがって、熱交換器2から流出してくる風速L,
Hにバラツキがあることになり、クロスフローファンの
騒音の原因になる。
流側の風速にバラツキが生じないようにして、クロスフ
ローファンからの騒音の発生を防止できる空気調和器の
熱交換器を提供することにある。
め、この発明の空気調和器の熱交換器は、複数の平坦部
と切り起こし部を有するフインと、上記フインの平坦部
に挿通された熱交換パイプとを備える熱交換器におい
て、少なくとも一つの平坦部に、上記熱交換パイプの近
傍に位置する突起を設けて、上記熱交換パイプの周りの
平坦部に沿って流れる風速を遅くするようにしたことを
特徴としている。
あり、上記熱交換パイプは上記環状平坦部の中心に挿通
されているのが望ましい。
は、突起によって妨げられ、流速が遅くなり、したがっ
て、平坦部から流出する風速と切り起こし部から流出す
る風速とは略同じとなり、それらの箇所がクロスフロー
ファンに近接していても、騒音の発生源となることがな
い。
加工できるので、容易に製作できる。
ある場合には、空気の流れは、熱交換パイプの回りの環
状平坦部によって特に流速が速められるが、突起が設け
られていることによって、流速が極めて効果的に遅くさ
れる。
説明する。
説明図であり、図1(B)は、図1(A)のB−B線端面図
である。フイン11は、環状平坦部12と切り起こし部
13を備えている。熱交換パイプ14は、環状平坦部1
2の中心に挿通して、環状平坦部12に密着している。
上記環状平坦部12の下流側の部分には、突起15,1
5を設けて、環状平坦部12に沿って流れる風速を遅く
している。つまり、この熱交換器11に風速Wで流入し
た空気は、環状平坦部12および切り起こし部13から
流出するが、その流出する空気の風速W'は略一定であ
る。上記突起15,15は、金型により、切り起こし部
13の加工と同時に加工される。
す図である。図2において、11はフイン、12は環状
平坦部、13は切り起こし部、15は複数の特定の環状
平坦部12に設けられた突起、16は環状平坦部の内側
に位置するカラーである。
ては、環状平坦部12からカラー16が起立し、このカ
ラー16の先端はラッパー状になって、熱交換パイプ1
4が挿入し易くなっている。切り起こし部13は図3,
4に示すように形成されて、空気との熱交換を効率良く
行うことができるようにしている。突起15は図4に示
すように、環状平坦部12に設けている。この突起15
が設けられる環状平坦部12は、図2に示すように、特
定の環状平坦部12であって、クロスフローファンに近
接する熱交換器の部分にある環状平坦部である。
に示すように、風は環状平坦部12の箇所において、熱
交換パイプ14に沿って流れ、切り起こし部13から流
出する風速よりも速くなろうとするが、突起15が存在
するため、環状平坦部12からの流出する風速は遅くな
り、その結果、切り起こし部13からの風速と環状平坦
部12からの風速とが略同じとなり、これらの箇所から
の風がクロスフローファンに流入しても、騒音発生の原
因とならない。したがって、騒音を低減できる。
が環状平坦部である場合は、風速はこの環状平坦部によ
って増速されることになるが、突起があると、減速効果
が大きく、極めて効果がある。
合のクロスフローファンからの騒音のスペクトル線図で
あり、図6は、上記実施例に対応するが、但し、突起が
設けられていない熱交換器を用いた場合のクロスフロー
ファンからの騒音のスペクトル線図である。この図5、
図6を対比するとよくわかるように、この実施例によれ
ば、2NZ音が低減されている。
型加工できるので、製作が容易である。
が、矩形状であってもよい。
気調和器の熱交換器は、熱交換パイプが挿入されるフイ
ンの少なくとも1つの平坦部に、上記熱交換パイプの近
傍に位置する突起を設けて、上記熱交換パイプの回りの
平坦部に沿って流れる風速を減速するようにしているの
で、平坦部からと切り起こし部からとの風速を略同じに
して、クロスフローファンからの騒音を低減することが
できる。
には、上記突起によって、環状平坦部に沿って流れる風
速を極めて効果的に減速することができる。
交換器の要部の説明図であり、(A)は正面図、(B)は
(A)のB−B線端面図である。
正面図である。
用いた場合の騒音を示すスペクトル線図である。
ていない場合の例の騒音を示すスペクトル線図である。
を示す説明図である。
部、14 熱交換パイプ、15 突起。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の平坦部(12)と切り起こし部(1
3)を有するフイン(11)と、上記フイン(11)の平坦
部(12)に挿通された熱交換パイプ(14)とを備える空
気調和機の熱交換器において、 少なくとも一つの平坦部(12)に、上記熱交換パイプ
(14)の近傍に位置する突起(15)を設けて、上記熱交
換パイプ(14)の周りの平坦部(12)に沿って流れる風
速を遅くするようにしたことを特徴とする空気調和機の
熱交換器。 - 【請求項2】 請求項1の空気調和機の熱交換器におい
て、上記フイン(11)の平坦部(12)は環状平坦部(1
2)であり、上記熱交換パイプ(14)は上記環状平坦部
(14)の中心に挿通されている空気調和機の熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195130A JP2917688B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4195130A JP2917688B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634154A true JPH0634154A (ja) | 1994-02-08 |
JP2917688B2 JP2917688B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=16335983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4195130A Expired - Fee Related JP2917688B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917688B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100363690C (zh) * | 2004-07-01 | 2008-01-23 | 三星电子株式会社 | 预测空调器的噪声的方法以及使用其制造空调器的方法 |
JP2016031176A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 井上ヒーター株式会社 | 熱交換器用フィンおよびこれを備えた熱交換器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636987U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | ||
JPS60162134A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-23 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気調和機等の熱交換器 |
JPS63162222U (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP4195130A patent/JP2917688B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636987U (ja) * | 1979-08-31 | 1981-04-08 | ||
JPS60162134A (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-23 | Matsushita Seiko Co Ltd | 空気調和機等の熱交換器 |
JPS63162222U (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100363690C (zh) * | 2004-07-01 | 2008-01-23 | 三星电子株式会社 | 预测空调器的噪声的方法以及使用其制造空调器的方法 |
JP2016031176A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 井上ヒーター株式会社 | 熱交換器用フィンおよびこれを備えた熱交換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2917688B2 (ja) | 1999-07-12 |
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