JPH04139387A - 熱交換器用コルゲートフィン - Google Patents

熱交換器用コルゲートフィン

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JPH04139387A
JPH04139387A JP25940090A JP25940090A JPH04139387A JP H04139387 A JPH04139387 A JP H04139387A JP 25940090 A JP25940090 A JP 25940090A JP 25940090 A JP25940090 A JP 25940090A JP H04139387 A JPH04139387 A JP H04139387A
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美弘 佐々木
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誠 田島
Hiroyuki Yoshida
宏行 吉田
Masamitsu Takahashi
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    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/126Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、熱交換器用フィンに係り、例えば、自動車用
エンジンの冷却に用いられるラジェータや自動車用暖房
装置に於けるヒータコア等の熱交換器のコア部を構成す
るコルゲートフィンに関するものである。
〔従来の技術〕
周知の如く、ラジェータが、エンジンファンによって冷
却されるタイプでは、コアの通気抵抗が少々高<シても
、エンジンファンによって風を吸引できるため、コアの
通気抵抗は、問題が少なかった。
処が、各種機器類をエンジンルーム内に装備する昨今の
自動車に於ては、エンジンファンでは、ラジェータを冷
却し難くなってきた。
そこで、ラジェータにモータファンを取り付けて、ラジ
ェータをモータファンによって冷却することが為されて
いる。その際、モータ容量の制限や経済性の観点から、
小型のモータを使用せざるを得ない状況にある。
このように小型のモータによってラジェータを冷却する
ためには、放熱量を大きくして、通気抵抗の小さいコア
を開発する必要がある。
従来、斯かる課題を解決するために、例えば、特開昭5
6−155391号公報等に開示される熱交換器用フィ
ンが知られている。
第11図は斯かる熱交換器用フィンを用いた熱交換器コ
アの一例を示し、第12図にその熱交換器用フィンの一
例を示す。
熱交換器用フィン1は、チューブ8相互間を流通する空
気の流通方向に沿って設けられるフィン基板2に、風上
側端部と風下側端部に平坦部2A及び2Bを残して、風
上側と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバ
3を、同一基準線6上に多数刻設して成るルーバ群4.
5を形成すると共に、風上側のルーバ群4と風下側のル
ーバ群5との境界部に中央ルーバ7を形成したものであ
る。
斯かる熱交換器用フィン1では、風上側のルーバから流
入した空気は、各ルーバ3によってその向きを変えられ
て、風下側に向かって下降流として流れ乍ら下方の熱交
換器用フィン1に向かって流れ、中央ルーバ7の部位か
らその流れを上向流に変化して風下側に向かって流れる
。この間に、流入された空気は、各ルーバ群4.5に於
けるルーバ3と接触することによって、チューブ8を流
下する冷却水から伝って来る熱交換器コアの熱を奪い、
熱交換器コアの冷却を行なう。
〔発明が解決しようとする課題〕
然し、斯かる従来の熱交換器用フィンIでは、ルーバ3
を、同一基準線6上に多数刻設することによって、ルー
バ群4.5を形成するものであるから、第12図に示す
如く、風上側端部側の平坦部2Aと風上側のルーバ群4
に於ける第1番目のルーバ4Aとで形成する流入空気領
域Bへ流入する空気両が少なくなり、放熱効率が低下す
る。又、風上側のルーバ群4に於ける第1番目のルーバ
4Aに於ける空気の流れが、後段のルーバ4B、4C・
・・に比してルーバ角度θに沿っていないため、放熱効
率が低下するという問題がある。
この現象は、風下側のルーバ群5に於ける最終番目のル
ーバ5xに於ても、空気の流れがルーツ゛角度θに沿っ
ていないため、放熱効率が低下するという問題かある。
更に、この現象は、中央ルーハフに於ても、空気の流れ
がルーバ角度θに沿っていないため、放熱効率が低下す
るという問題がある。
特に、中央ルーハフに於ては、風上側のルーバ群4から
流入して来た空気が、この部位近傍で方向変換を起こし
て上向流となるように設定されているが、中央ルーハフ
の下方のルーバ5A、585C,5Dでは、空気の流れ
がルーバ角度θに沿っていないため、これ等のルーバ5
A乃至5Dから流入する空気量が少な(、これ等のルー
バ5A5B、5C,5Dでの放熱効率が低いという現象
が見られる。
本発明は斯かる従来の問題点を解決するために為された
もので、その目的は、風上側のルーバ群に於ける第1番
目のルーへの放熱効率を高めることができ、風下側のル
ーバ群に於ける最終番目のルーバの放熱効率を高めるこ
とができ、中央ルーバ直後近傍のルーバの放熱効率を高
めることができ、且つ、風上側のルーバ群に於ける第1
番目のルーバと風下側のルーバ群に於ける最終番目のル
ーバと中央ルーバ直後近傍のルーバとの放熱効率を高め
ることによって放熱性能を高めることを可能とした熱交
換器用フィンを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の熱交換器用フィンは、チューフ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部側こ平坦部を残して、風上
側と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを
、同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成する
と共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界
部に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て
、上記風上側端部側の平坦部が、上記基準線よりオフセ
ットされているものである。
請求項2記載の熱交換器用フィンは、チューフ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けろれるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、
同−基$線上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると
共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部
に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て、
上記風下側端部側の平坦部が、上記基準線よりオフセン
トされているものである。
請求項3記載の熱交換器用フィンは、チューフ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、
同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると
共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部
に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て、
上記中央ルーバが、上記基準線よりオフセットされてい
るものである。
請求項4記載の熱交換器用フィンは、チューフ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風F側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、
同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると
共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部
に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て、
上記風上側端部側の平坦部及び上記中央ルーバか、上記
基準線よりオフセントされているものである。
請求項5記載の熱交換器用フィンは、チューフ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部とで傾斜方向を逆にした片
屋根状のルーバを、同−基!i!線上に多数刻設して成
るルーバ群を形成すると共に、風上側のルーバ群と風下
側のルーバ群との境界部に中央ルーバを形成して成る熱
交換器用フィンに於て、上記風上側端部側の平坦部と、
上記風下側端部側の平坦部と、上記中央ルーバとが、上
記基準線よりオフセントされているものである。
〔作 用〕
請求項1記載の熱交換器用フィンに於ては、風上側の平
坦部と風上側のルーバ群の第1番目のルーバとで形成す
る流入空気領域が、大きくなり、空気の流入量が増大し
、風上側のルーツ\群の第1番目のルーバでの放熱効率
を高めることができる。
請求項2記載の熱交換器用フィンに於ては1、風下側の
平坦部と風下側のルーバ群の最終番目のルーバとで形成
する流入空気領域が、大きくなり、空気の流入量が増大
し、風下側のルーバ群の最終番目のルーバでの放熱効率
を高めることができる。
請求項3記載の熱交換器用フィンに於ては、中央ルーバ
と、これに隣接する風上側及び風下側のルーバ群との間
隔が、太き(なり、風下側のルーバ群の空気の流入量が
増大し、中央ルーバ直後及びその近傍のルーバでの放熱
効率を高めることかできる。
請求項4記載の熱交換器用フィンに於ては、風上側の平
坦部と風上側のルーバ群の第1番目のルーバとで形成す
る流入空気領域、及び、中央ルーバとこれに隣接する風
上側及び風下側のルーバ群との間隔が、大きくなり、空
気の流入量が増大し、風上側のルーバ群の第1番目のル
ーバでの放熱効率を高めることができると共に、中央ル
ーバ直後及びその近傍のルーバでの放熱効率を高めるこ
とができる。
請求項5記載の熱交換器用フィンに於ては、風上側の平
坦部と風上側のルーバ群の第1番目のルーバとで形成す
る流入空気領域、及び、風下側の平坦部に於けるルーバ
群との境界部と風下側のルーバ群の最終番目のルーバと
で形成する流入空気領域、並びに、中央ルーバとこれに
隣接する風上側及び風下側のルーバ群との間隔が、大き
くなり、空気の流入量が増大し、風上側のルーバ群の第
1番目のルーバと、風下側のルーバ群の最終番目のルー
バと、中央ルーバ直後及びその近傍のルーバでの放熱効
率を高めることができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2同は請求項1の実施例に係る熱交#1!
!器用フィンを示すもので、10は熱交換器用フィンを
現す。
この熱交換器用フィン10は、チューブ20相互間を流
通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板1
1に、風上側端部と風下側端部に平坦部12.13を残
して風上側用のルーバ群14と中央ルーバ15と風下用
のルーバ群16とが形成されている。
又、風上用のルーバ群14と風下用のルーバ群16とは
、傾斜方向を逆にした片開根状のルーバI8で構成され
、同−基1!線17上に多数刻設されている。更に、中
央ルーバ15は、風上用のルーバ群14と風下用のルー
バ群16との境界部に位置している。
そして、風上側端部側の平坦部12は、第2図に示す如
く、基準線17よりも下側にオフセットされている。
このオフセント距、lO,Lは、フィン基板11の板厚
り、Tと、ルーバ18のピンチL、Pとルーバ17の角
度θと、ルーバ18の高さり、11とによって求められ
る。そして、最適オフセット距離0.Lとしては、L、
H/2 +L、T/2 (L、H=L、P X5in 
θ)である。
その結果、風上側端部側の平坦部12が、オフセントさ
れているため、この平坦部12の下流側の端部(ルーバ
)12Aとルーバ群14の第1番目のルーバ14Aとの
開口面積が大きくなり、この平坦部12から第1番目の
ルーバ14Aとに亘って形成される流入空気領域Cが増
大することになる。これは、第12図に於ける従来の熱
交換器用フィンに於ける流入空気領域Bが、第1図に於
ける一点鎖線で示されている平坦部12の原位置から第
1番目のルーバ14Aまで水平に延長した領域であった
ことを考慮すると、遥かに大きな領域を形成しているこ
とが理解できる。
更に、本発明者は、オフセット距離0.Lについて、Q
(放熱量)向上率とオフセット率(オフセラl−1/ル
ーバ高さ)との関係で実験した処、第3図に示す結果を
得た。これによる上、オフセ・メト率を1以上とした場
合が、最も望ましし)放熱量向上率を得ることが確認で
きた。
次に、斯くして構成された本実施例の作用を説明する。
空気が矢印で示す如く、風上側から流入して来ると、風
上側端部側の平坦部12とル−ツ・、゛群14の第1番
目のルーバ14Aとの開口から流入するもの、その後方
のルーバ14Bから流入するもの或いは更にその後方か
ら流入するものに別れ乍ら各ルーバ18によってその向
きを変えられて、風下側に向かって下降流として流れ乍
ら下方の熱交換器用フィンIOに向かって流れ、中央ル
−ツ\15の部位からその流れを上向流に変化し乍ら風
下側に向かって流れる。この間に、流入された空気は、
各ルーバ群14.16に於けるル−ツX18と接触する
ことによって、チューブ20から伝って来る熱交換器コ
アの熱を奪い、熱交換器コアの冷却を行なう。
以上の如く、本実施例では、チューブ20相互間を流通
する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板11
に、風上側端部と風下側端部に平坦部12.13を残し
て、風上側と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状の
ルーバ18を、同一基準線17上に多数刻設して成るル
ーバ群1416を形成すると共に、風上側のルーバ群1
4と風下側のルーバ群16との境界部に中央ルーバ15
を形成して成る熱交換器用フィンに於て、上記風上側端
部の平坦部12に於けるルーバ群14との境界部12A
が、上記基準線17よりオフセントされているので、平
坦部12とルーバ群14に於ける第1番目のルーバ14
Aとの間隔が大きくなり、空気を流入し易くなり、第1
番目のルーバ14Aの放熱効率を高めることが可能とな
った。
第4図は請求項2の実施例に係る熱交換器用フィンを示
すもので、第1図に於ける風上側端部側の平坦部12を
基準線17上に戻し、これに代えて、風下側端部の平坦
部13を、基準線17よりも下側にオフセットしたもの
である。
本実施例では、平坦部13に於ける端部13Aと風下側
のルーバ群■6の最終番目のルーツ\16Xとの間隙が
、大きくなり、最終番目のルーツ\16Xに於ける放熱
量ぶを向上させることか可能となる。
第5図は請求項3の実施例に係る熱交換器用フィンを示
すもので、第1図に於ける風上側端部側の平坦部12を
基準線17上に戻し、これに代えて、中央ルーバ15を
、基準線17よりも上側にオフセットしたものである。
本実施例では、中央ルーバ15が、基準線17よりも上
方にオフセントされたため、風下側のルーバ群16に於
ける直後のルーバ16Aとの隙間が太き(なり、風上側
のルーバ群14に於ける最終番目のルーバ14Xを通過
して来た空気が、中央ルーバ15とルーバ16Aとの間
から流入する流れを形成し易(なる。即ち、中央ルーツ
\15とルーバ16Aとの間への流入空気量が増大し、
それに伴われてその後方のルーバ16B、16c。
16Dへの流れも良くなり、従来の熱交換器用フィンで
は、放熱効率の悪い部位であった、これ等の部位の放熱
効率が著しく向1した。
又、本発明者は、オフセット距離0几について、放熱量
Q向上率とオフセット率(オフセ・ノド量/フィンピン
チ)との関係で実験した処、第6図に示す結果を得た。
これによると、オフセント率を0.4〜0,5程度とし
た場合が、最も望ましい放熱量Q向上率を得ることが確
認できた。
第7図は請求項4の実施例に係る熱交換器用フィンを示
すもので、第1図に於ける風上側端部側の平坦部12の
オフセットと、第5図に於ける中央ルーバ15のオフセ
ントとを、備えたものである。
本実施例によれば、風上側のルー71群14Aに於ける
放熱効率の向上と、風下側のルー71群16に於ける1
6A〜16Dに於ける放熱効率の向上が達成され、従来
の熱交換器用フィンに比して、著しい放熱性能を高める
ことが可能となる。
第8図は請求項5の実施例に係る熱交換器用フィンを示
すもので、第1図に於ける風上側端部側の平坦部12の
オフセントと、第4図に於ける風下側端部側のモ坦部1
3のオフセントと、第5Lに於ける中央ルーバ15のオ
フセットとを、(11#ンたものである。
本実施例によれば、風上側のルーバ群14A4゜於ける
放熱効率の向上と、風下側のルーバ群1〔に於ける16
A−16Dに於ける放熱効率の向」と、風下側のルーバ
群16に於ける最終番目の刀−ハ16Xに於ける放熱効
率の向上とがが達成され、従来の熱交換器用フィンに比
して、著しいか熱性能を高めることが可能となる。
第9図は第8図に示す熱交換器用フィンを適月した厚さ
251のラジェータに於ける単位面積当人りの各ルーバ
の放熱量(Kcal/h/mmz)を測定したグラフで
ある。尚、図に於て、○印は、第12しで示した従来の
熱交換器用フィンを用いたラジェータの単位面積当たり
の放熱量を示し、その形杉は、ルーバ角度θ22度、フ
ィンピッチ1.3であった。又、Δ印は、第8図に示す
熱交換器用フィンを用いたラジェータの単位面積当たり
の放熱量を示し、その形状は、ルーへ角度θ22度、各
部位のオフセット距AI0.2mm 、フィンピッチ1
.3であった。
このグラフから明らかな如く、従来の熱交換器用フィン
を用いたラジェータでは、第12図に示した如く、風上
側端部側の平坦部2Aと風上側のルーバ群4の第1番目
のルーバ4Aとの開口面積が後段のルーバ4B、4C等
に比して小さいために、この第1番目のルーバ4Aに於
ける放熱効率が著しく低下している。
これに対し、本実施例では、風上側端部側の平坦部12
が下方にオフセットされ、風上側のルーバ群14の第1
番目のルーバ14Aとの開口面積が太き(なったから、
平坦部12と第1番目のルーバ14Aとの間からの流入
空気量が増大し、流入空気に見合った放熱性能を発揮し
ている。
その他の風上側のルーバ群に於ける放熱量は、本実施例
も従来のラジェータでも略同様の放熱量を得ている。
処が、従来の熱交換器用フィンを用いたラジェータでは
、第12図に示した如く、中央ルーバ7と風下側のルー
バ群5の直後のルーバ5A及び後段のルーバ5’B、5
C,5Dとに於ける空気流入量の悪化から、これ等に於
ける放熱量が著しく低下している。
これに対し、本実施例では、中央ルーバI5が上方にオ
フセントされ、風下側のルーバ群16のルーバ16Aと
の開口面積が大きくなり、中央ルーバ15とルーバ16
Aの間からの流入空気量か増大し、流入空気に見合った
放熱性能を発揮している。
而も、これに伴って、後段のルーバ16B、16C,1
6Dに於ける放熱効率に著しい改善効果が発揮されてい
ることが確認できる。
更に、最後の風下側端部側の平坦部13に於ても、従来
のラジェータに於ける平坦部2Bに比して風下側のルー
バ群16の最終番目のルーバ16Xとの開口面積が大き
くなり、それに伴って放熱量が増加している。
斯かる実験結果から、熱交換器用フィン10の両端部側
の平坦部12.13と中央ルーバ15とをオフセットす
ることによって、従来のラジェータに於ける3箇所の故
熱量低下域を、本実施例の如く、オフセットすることに
よって、改善することができた。
更に、本発明者は、実験を重ねた結果、熱交換器用フィ
ン10の両端部側の平坦部12.13と中央ルーバI5
とをオフセントしたものと、オフセントしないものとを
、ルーバ角度θを16〜24の範囲で夫々変化させ、通
気抵抗ΔPと放熱量Qとの関係を見ると、第10図の如
くなることが確認できた。これによると、オフセットし
た場合が、オフセットしなかった場合に比して、同一通
気抵抗で放熱量が大きくなること、即ち、放熱性能が高
いため、通気抵抗を充分に下げることができることが理
解できる。
尚、上記実施例では、オフセントする部位の平坦部及び
ルーバが平坦な形状のものとして説明したが、曲面状を
為しているものでも良い6又、中央ルーバは、前後に起
こし部を設けたものとして説明したが、平坦なものであ
っても良い。
又、ルーバ角度は、14乃至24度の場合について説明
したが、32度程度までのものにも実施可能である。
[発明の効果] 請求項1記載の熱交換器用フィンは、チューブ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、
同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると
共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部
に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て、
上記風上側端部側の平坦部が、上記基準線よりオフセッ
トされているものであるから、風上側の平坦部に設けた
ルーバと風上側のルーバ群の第1番目のルーバとで形成
する流入空気領域が、太き(なり、空気の流入量か増大
し、風上側のルーバ群の第1番目のルーバでの放熱効率
を高めることができる。その結果、放熱性能を向上させ
ることができる。
請求項2記載の熱交換器用フィンは、チューブ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで(頃斜方向を逆にした片屋根状のルーバを
、同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成する
と共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界
部に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て
、上記風下側端部側の平坦部が、上記基準線よりオフセ
ットされているものであるから、風下側の平坦部に設け
たルーバと風下側のルーバ群の最終番目のルーバとで形
成する流入空気領域が、大きくなり、空気の流入量が増
大し、風下側のルーバ群の最終番目のルーバでの放熱効
率を高めることができる。その結果、放熱性能を向上さ
せることができる。
請求項3記載の熱交換器用フィンは、チューブ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、
同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると
共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部
に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て、
上記中央ルーバが、上記基準線よりオフセントされてい
るものであるから、中央ルーバと、これに隣接する風上
側及び風下側のルーバ群との間隔か、大きくなり、風下
側のルーバ群の空気の流入量が増大し、中央ルーバ直後
及びその近傍のルーバでの放熱効率を高めることができ
る。その結果、放熱性能を向上させることができる。
請求項4記載の熱交換器用フィンは、チューブ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部に平坦部を残して、風上側
と風下側とで傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、
同一基準線上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると
共に、風上側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部
に中央ルーバを形成して成る熱交換器用フィンに於て、
上記風上側端部例の平坦部及び上記中央ルーバが、上記
基準線よりオフセットされているものであるから、風上
側端部側の平坦部と風上側のルーバ群の第1番目のルー
バとで形成する流入空気領域、及び、中央ルーバと、こ
れSこ隣接する風上側及び風下側のルーバ群との間隔が
、太き(なり、空気の流入量が増大し、風上側のルーバ
群の第1番目のルーバでの放熱効率を高めることができ
ると共に、中央ルーバ直後及びその近傍のルーバでの放
熱効率を高めることができる。又、ルーバ間を空気がi
liり易くなったため、全体のルーバ角度を低く設定し
ても、放熱性能を落とさずに通気抵抗を下げることがで
きる。
請求項5記載の熱交換器用フィンは、チューブ相互間を
流通する空気の流通方向に沿って設けられるフィン基板
に、風上側端部と風下側端部とで傾斜方向を逆にした片
屋根状のルーバを、同一基準線上に多数刻設して成るル
ーバ群を形成すると共に、風上側のルーバ群と風下側の
ルーバ群との境界部に中央ルーバを形成して成る熱交換
器用]インに於て、上記風上側端部側の平坦部と、上記
風下側端部側の平坦部と、上記中央ルーバとが、上記基
準線よりオフセットされているものであるから、風上側
端部側の平坦部に於けるルーバ群と風上側のルーバ群の
第1番目のルーバとで形成される流入空気領域、及び、
風下側端部側の平坦部と風下側のルーバ群の最終番目の
ルーバとで形成される流入空気領域、並びに、中央ルー
バとこれに隣接する風上側及び風下側のルーバ群との間
隔が、大きくなり、空気の流入量が増大し、風上側のル
ーバ群の第1番目のルーバと、風下側のルーバ群の最終
番目のルーバと、中央ルーバ直後及びその近傍のルーバ
での放熱効率を高めることができる。又、ルーバ間を空
気が通り易くなったため、全体のルーバ角度を低く設定
しても、放熱性能を落とさずに通気抵抗を下げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項1の熱交換器用フィンを示す説明図であ
る。 第2図はその要部を示す拡大図である。 第3図はオフセフ)率と放熱量向上率との関係を示すグ
ラフである。 第4図は請求項2の熱交換器用フィンを示す説明図であ
る。 第5図は請求項3の熱交換器用フィンを示す説明図であ
る。 第6図はオフセット率と放熱量向上率との関係を示すグ
ラフである。 第7図は請求項4の熱交換器用フィンを示す説明図であ
る。 第8図は請求項5の熱交換器用フィンを示す説明図であ
る。 第9図は単位当たりの各ルーバに於ける放熱量変化を示
すグラフである。 第10図は通気抵抗ΔPと放熱量Qとの関係を示すグラ
フである。 第11図は熱交換器用フィンを用いた熱交換器用コアの
要部を示す斜視図である。 第12図は従来の熱交換器用フィンを示す説明図である
。 [主要な部分の符号の説明] 10・・・熱交換器用フィン 11・・・フィン基板 12・・・風上側端部側の平坦部 13・・・風下側端部側の平坦部 14・・・風上側のルーバ群 14A・・・風上側のルーバ群I4の第1番目のルーバ 14X・・・風上側のルーバ群I4の最終番目のルーバ
゛ 15・・・中央ルーバ 16・・・風下側のルーバ群 16A・・・風下側のルーバ群16の直後のルーバ16
B、16C,16D・・・風下側のルーバ群16の後段
のルーバ 16X・・・風下側のルーバ群16の最終番目のルーバ 17・・・基準線 18・・・ルーバ C・・・流入空気領域 0、L・・・オフセット L、  H・・・ルーバ高さ り、  P・・・ルーバ幅 θ・・・ルーバ角度。 特許出願人  カルソニック株式会社 代 理 人  弁理士 古 谷 史 旺−一替ψ!へ9
の0寸へ C3z−←ぺ dEA密mlぺ 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 第 図 面丸拒乱ΔP 第 図 第12 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)チューブ相互間を流通する空気の流通方向に沿っ
    て設けられるフィン基板に、風上側端部と風下側端部に
    平坦部を残して、風上側と風下側とで傾斜方向を逆にし
    た片屋根状のルーバを、同一基準線上に多数刻設して成
    るルーバ群を形成すると共に、風上側のルーバ群と風下
    側のルーバ群との境界部に中央ルーバを形成して成る熱
    交換器用フィンに於て、上記風上側端部側の平坦部が、
    上記基準線よりオフセットされていることを特徴とする
    熱交換器用フィン。
  2. (2)チューブ相互間を流通する空気の流通方向に沿っ
    て設けられるフィン基板に、風上側端部と風下側端部に
    平坦部を残して、風上側と風下側とで傾斜方向を逆にし
    た片屋根状のルーバを、同一基準線上に多数刻設して成
    るルーバ群を形成すると共に、風上側のルーバ群と風下
    側のルーバ群との境界部に中央ルーバを形成して成る熱
    交換器用フィンに於て、上記風下側端部側の平坦部が、
    上記基準線よりオフセットされていることを特徴とする
    熱交換器用フィン。
  3. (3)チューブ相互間を流通する空気の流通方向に沿っ
    て設けられるフィン基板に、風上側端部と風下側端部に
    平坦部を残して、風上側と風下側とで傾斜方向を逆にし
    た片屋根状のルーバを、同一基準線上に多数刻設して成
    るルーバ群を形成すると共に、風上側のルーバ群と風下
    側のルーバ群との境界部に中央ルーバを形成して成る熱
    交換器用フィンに於て、上記中央ルーバが、上記基準線
    よりオフセットされていることを特徴とする熱交換器用
    フィン。
  4. (4)チューブ相互間を流通する空気の流通方向に沿っ
    て設けられるフィン基板に、風上側端部と風下側端部に
    平坦部を残して、風上側と風下側とで傾斜方向を逆にし
    た片屋根状のルーバを、同一基準線上に多数刻設して成
    るルーバ群を形成すると共に、風上側のルーバ群と風下
    側のルーバ群との境界部に中央ルーバを形成して成る熱
    交換器用フィンに於て、上記風上側端部側の平坦部及び
    上記中央ルーバが、上記基準線よりオフセットされてい
    ることを特徴とする熱交換器用フィン。
  5. (5)チューブ相互間を流通する空気の流通方向に沿っ
    て設けられるフィン基板に、風上側端部と風下側端部と
    で傾斜方向を逆にした片屋根状のルーバを、同一基準線
    上に多数刻設して成るルーバ群を形成すると共に、風上
    側のルーバ群と風下側のルーバ群との境界部に中央ルー
    バを形成して成る熱交換器用フィンに於て、上記風上側
    端部側の平坦部と、上記風下側端部側の平坦部と、上記
    中央ルーバとが、上記基準線よりオフセットされている
    ことを特徴とする熱交換器用フィン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030020563A (ko) * 2001-09-01 2003-03-10 한라공조주식회사 열교환기용 루버 핀
JP2012229862A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 T Rad Co Ltd コルゲートフィン型熱交換器

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