JPH0634078U - 排水管の清掃用具 - Google Patents

排水管の清掃用具

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JPH0634078U
JPH0634078U JP7681092U JP7681092U JPH0634078U JP H0634078 U JPH0634078 U JP H0634078U JP 7681092 U JP7681092 U JP 7681092U JP 7681092 U JP7681092 U JP 7681092U JP H0634078 U JPH0634078 U JP H0634078U
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渡 老伽
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株式会社新亀製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、系路中にトラップなどを設けた便
器などの排水管および外部周辺に対する清掃用具であっ
て、先端に適宜の清掃器具を備え、かつハンドモータな
どで回転させるようにした長尺なコイルスプリングの操
作を容易、安全に、しかも衛生的に行わしめること。 【構成】 軸受部2に一定範囲で前後動しうるよう軸支
した原軸3と、先端に継手具8を介して清掃器具7を備
えしめた長尺なコイルスプリング5とを、一端が固定さ
れたアウターチューブ10を外周に有するシヤンク4で
あるインナーワイヤ9で連動連結すると共に、上記シヤ
ンク4に外嵌されて該シヤンクと前記コイルスプリング
5の外周間にわたり軸方向前後へ摺動移動しうるように
したガイド管6を設けしめる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として水洗式の便器、流し台、その他床下に配設された排水管、 特に系路中にエルボとかトラップ構造を採用した排水管の清掃用具に関する。
【0002】
【従来の技術】
水洗式の便器は、排水管の系路中にSトラップとか、Uトラップなどにより排 水機能をもたせるようにしているので、床下にエルボを介して配設した排水管と 同様、内部に異物が詰ったりすると除去が面倒である。そこで例えば図9に示す ように、1〜3メートルほどの長尺なコイルスプリング1の先端に紡錘形の掻取 具2を設けしめると共に、上記コイルスプリング1の外周に、管状のグリップ3 と水切り輪具4を中間パイプ5の両端に連接してなる長さが0.5メートル前後 のガイド管6を長手方向へ摺動自在に外嵌させた清掃用具7が知られている。然 してこの清掃用具7は、ガイド管6のグリップ3を片手で握ってコイルスプリン グ1を他方の手で前方へ押し出すことにより掻取具2を排水管の内奥部へ挿入し て異物を除去させるようにしているのであり、さらに他の従来例として、上記コ イルスプリング1を手廻しハンドルとか、小形モータで積極的に回転させたり、 先端に自在継手を介在させる他、掻取具を他の器具と着脱交換させるようにした ものが知られているのである。
【0003】 ところで、上記コイルスプリング1の外周へ摺動可能に嵌合させたガイド管6 は、該スプリングの一部の外周をカバーして用具7を衛生的、かつ安全に操作し 易くするためのものであるが、このガイド管の長さを余り長くするとコイルスプ リング1の屈撓性を阻害して取扱いに支障を来たすことになり、また、これが短 かすぎるとコイルスプリング1の露出部が長くなって取扱いを困難にするのはも とより不潔な露出部が多く生じて非衛生となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、上記した実情に対処したもので、即ち長手方向へ摺動しうるガイド 管を前記従来例のものと同じ程度の長さとするにかかわらず、長尺なコイルスプ リングの屈撓性を損ねることなく、しかも該スプリングの操作時での外部露出を 可及的に少なくして、この種清掃用具の取扱いを容易、かつ安全ならしめること を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、軸受部に前後動しうるよう軸支した原軸のカプラーに後端を挿入し て固着したインナーワイヤの先端を、コイルスプリングの後端に固着した継手環 のホルダーに固着し、然して上記インナーワイヤとの関係でシヤンクを構成する アウターチューブの先端を上記ホルダーの外周に遊嵌させると共に、該アウター チューブの後端を、上記軸受部のスカート内に位置せしめた原軸の鍔との間に軸 方向の間隙を設けしめた状態で該スカート内に挿入して固着し、さらに上記シヤ ンクの外周に、アウターチューブとコイルスプリングの外周間を軸方向へ摺動し うるようにしたガイド管を外嵌し、かつ上記コイルスプリングの先端に清掃器具 を選択的に装備させる継手具を備えしめたことを特徴とするのである。
【0006】 なお、上記ガイド管は、その全長ないし後半部を屈撓しうるように形成してお くとよいのである。
【0007】
【作用】
本考案によれば、先ずガイド管をコイルスプリングの先端近くに摺動移動させ ておいて、該ガイド管の外周を握りしめた状態で原軸に連結したハンドモータに より、清掃器具を備えしめた上記コイルスプリング先端を、上記ガイド管を徐々 に後退させつつ排水管内へ回転させ乍ら挿入することで所望の掃除が行いうるの であり、さらに本考案によれば、ガイド管を前記したようにコイルスプリングの 先端近くに移動させた状態で上記ガイド管を握りしめて原軸を回転させると、先 端の清掃器具を便器などの器物外表面に強く押しつけることが可能となって周辺 の垢とりなどの掃除ができるのである。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
【0009】 図1〜図6に示す清掃用具1において、該清掃用具1は、軸受部2に前後動し うるよう軸支させて手元がわへ突出させた掴持部3aをハンドモータ(イ)の駆 動軸(ロ)に接続しうるようにした原軸3と、可撓性を有するシヤンク4、およ びコイルスプリング5を順次長手方向へ連結させると共に、上記シヤンク4とコ イルスプリング5の外周間にわたる軸方向前後へ摺動させうるようにした適宜長 さのガイド管6を外嵌し、かつ上記コイルスプリング5の先端に清掃器具7を具 備させる継手具8を連結することで構成されている。
【0010】 上記シヤンク4は、可撓性を有し、しかも回転力の伝達が可能な素材、例えば 螺旋体、多重ストランドワイヤなどを利用したインナーワイヤ9と、同じく可撓 性を有し、しかも復元弾性に富む素材、例えばスパイラルチューブ、ビニールパ イプなどを利用したアウターチューブ10とから構成され(図3,4)、かつそ れらの両者は長手方向及び回転方向の何れに対しても摺動自在であるようにされ ている。然して上記インナーワイヤ9の後端は、前記原軸3の先端に一体形成し たカプラー3b内へ挿入した後、カシメなどの手段で該カプラーに固着されてお り(図3)、また先端には、コイルスプリング5の後端をネジ部11aに螺合し て折曲端5aを係合することにより連結させた継手環11の後端ホルダー11b 内に嵌合して同じくカシメなどの手段で固着されている(図4)。従って原軸3 、インナーワイヤ9及びコイルスプリング5の3者は同軸上に一体連結されてお り、前記の継手具8は、後部分8aを上記コイルスプリング5の先端に螺合して 折曲端5bを係合することで連結されている。
【0011】 一方、上記アウターチューブ10の後端は、前記軸受部2の先端に突設したス カート2a内へ、原軸3に形成した鍔3cが該スカート内にて軸方向前後へ若干 長の遊動を可能とする間隙Sを設けしめた位置に挿入されて該位置でカシメなど の手段により固着せしめられ(図3)、さらに先端は前記継手環11のホルダー 11bの外周に遊嵌されている(図4)。12はコイルスプリング5の先端と、 継手環11の鍔11cとの間に介在させた座金である。
【0012】 なお、前記シヤンク4の外周を構成するアウターチューブ10と、コイルスプ リング5の外周間を軸方向へ摺動しうるようにしたガイド管6は、全長を屈撓さ せるようにする他、後半部のみを屈撓しうるように形成してもよく、さらにこの ガイド管は、軸方向長さを図1に示すようにシヤンク4と略同じ長さにしておく と、上記コイルスプリング5とガイド管6の長さが略同じであるときには、この ガイド管を前方へ移動させるとコイルスプリング5の外部への露出部をなくしう るのであるが、該コイルスプリングは上記ガイド管6より長く形成しておいても 差支えないのである。
【0013】 また、前記コイルスプリング5の先端に連結した継手具8には、図1,5に示 すような回転ブラシ(ハ)、あるいは図6のようにアタッチメントを介して刷毛 (ニ)、その他図示しないが適宜の掻取具などの清掃器具7を選択して装着しう るようになされているのである。
【0014】 上記清掃用具1は前記した構成を有し、その組立ては、先ずインナーワイヤ9 の先端を、コイルスプリング5の後端に連結した継手管11の後端ホルダー11 b内に嵌合固着し、さらに上記インナーワイヤ9の外周に座金12とアウターチ ューブ10を予じめ外嵌させておいて該インナーワイヤ9の後端を原軸3のカプ ラー3b内に挿入固着せしめたのち、この原軸3を軸受部2に通挿して掴持部3 aを該軸受部の後方へ突出させ、次いで、上記アウターチューブ10の後端を軸 受部2のスカート2a内へ、原軸3の鍔3cとの間に若干の間隙Sを設けしめた 位置に挿入して該スカートにカシメなどの手段で固着せしめ、然る後、上記コイ ルスプリング5の先端より該スプリングの外周にガイド管6を挿入して先端に継 手具8を連接固定すればよいのである。
【0015】 然して上記清掃用具1は、掴持部3aをハンドモータ(イ)の軸(ロ)に接続 し、さらに継手具8にブラシ(ハ)とか掻取具などの清掃器具7をとりつけたの ち、コイルスプリング5の先端近くに移動させておいたガイド管6と、上記ハン ドモータ(イ)の把持部を各握りしめた状態で該ガイド管をシヤンク4上に向け て後退させつつ上記コイルスプリングにより清掃器具7を回転させ乍ら便器など の排水管内へ押しこませることにより、図7のように管内清掃を行いうるのであ り、然して上記排水管内への押しこみ挿入時に生じるコイルスプリング5および シヤンク4の撓曲は、アウターチューブ10と原軸3の鍔3cとの間に間隙Sが 設けられているので、該アウターチューブと軸受部2が原軸3上を後退すること で許容されることによりコイルスプリングの上記排水管内への屈曲挿入を容易な らしめうるのである。さらにガイド管6をコイルスプリング5上に移動させてお いた状態で、このガイド管6の外周を握りしめて左右動させると該スプリングの 先端にとりつけた刷毛(ニ)のような清掃器具7で、図8のように便器内外の垢 をブラッシング操作でとり除くこともできるのである。
【0016】
【考案の効果】
以上、詳述したように、本考案は原軸とコイルスプリングの間にインナーワイ ヤとアウターチューブで形成したシヤンクを連結介在させて、該シヤンクと上記 コイルスプリングの外周に、これらの外周間に摺動させうるようにしたガイド管 を外嵌させるようにしたので、清掃用具の使用時に際し、コイルスプリングの露 出部を少なくしうると共に、上記ガイド管を前後移動させることにより排水管内 へのコイルスプリング先端の挿入を容易かつ衛生的に行なわせ、さらには上記ガ イド管をコイルスプリング上に移動させておくことで、先端の清掃器具による便 器の垢おとしをコイルスプリングの回転にかかわらず安全、かつ容易に行なわせ うるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案実施例の一部省切側面図。
【図2】 同使用時の一例を示す一部切欠側面図。
【図3】 図1のA−A線拡大断面図。
【図4】 同B−B線拡大断面図。
【図5】 同C−C線拡大断面図。
【図6】 他の清掃器具を示す側面図。
【図7】 便器の排管内での清掃例を示す側面図。
【図8】 便器の外部での清掃例を示す側面図。
【図9】 従来の清掃用具の後部を除いて示す側面
図。
【符号の説明】
1 清掃用具 2 軸受部 2a スカート 3 原軸 3c 鍔 4 シヤンク 5 コイルスプリング 6 ガイド管 7 清掃器具 8 継手具 9 インナーワイヤ 10 アウターチューブ 11 継手環 11b ホルダー S 間隙

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受部に前後動しうるよう軸支した原軸
    のカプラーに後端を挿入して固着したインナーワイヤの
    先端を、コイルスプリングの後端に固着した継手環のホ
    ルダーに固着し、然して上記インナーワイヤとの関係で
    シヤンクを構成するアウターチューブの先端を上記ホル
    ダーの外周に遊嵌させると共に、該アウターチューブの
    後端を、上記軸受部のスカート内に位置せしめた原軸の
    鍔との間に軸方向の間隙を設けしめた状態で該スカート
    内に挿入して固着し、さらに上記シヤンクの外周に、ア
    ウターチューブとコイルスプリングの外周間を軸方向へ
    摺動しうるようにしたガイド管を外嵌し、かつ上記コイ
    ルスプリングの先端に清掃器具を選択的に装備させる継
    手具を備えしめたことを特徴とする排水管の清掃用具。
  2. 【請求項2】 ガイド管を全長ないし後半部を屈撓しう
    るように形成した請求項1に記載の排水管の清掃用具。
JP7681092U 1992-10-08 1992-10-08 排水管の清掃用具 Expired - Lifetime JPH0716788Y2 (ja)

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JPH0634078U true JPH0634078U (ja) 1994-05-06
JPH0716788Y2 JPH0716788Y2 (ja) 1995-04-19

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200475459Y1 (ko) * 2012-01-27 2014-12-05 김진구 배수관 청소장치
JP2016132984A (ja) * 2014-03-28 2016-07-25 木村 余 管路疎通装置
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JP2018012081A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 株式会社ディーエスアール 配管洗浄用器具および配管洗浄方法
JP2019002215A (ja) * 2017-06-16 2019-01-10 祥正 河原田 研削装置、及びそれを用いた排水縦管清浄化方法
KR20190095660A (ko) * 2018-02-07 2019-08-16 김성영 배수관 청소장치

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JPH0716788Y2 (ja) 1995-04-19

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