JPH0634075A - 管体の接続装置 - Google Patents

管体の接続装置

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JPH0634075A
JPH0634075A JP19180592A JP19180592A JPH0634075A JP H0634075 A JPH0634075 A JP H0634075A JP 19180592 A JP19180592 A JP 19180592A JP 19180592 A JP19180592 A JP 19180592A JP H0634075 A JPH0634075 A JP H0634075A
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pipe body
rods
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Masahiro Murata
雅弘 村田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線管、給排水管等の管体を配管接続する場
合、管体の接続に際して管体を損傷することなく、管体
を正確に接続方向に移動することができ、また、構造や
操作が簡単な管体の接続装置を提供する。 【構成】 図1において、既設管体1に対して他の管体
2を接続する場合、管体の接続部に沿って保持杆5、5
が配設され、支軸8、11を支点としてコンパスのよう
に開閉する挟圧杆6、7の下端が、回動可能に保持杆
5、5に連結されている。ワイヤー20と小型牽引機1
9とからなる牽引具18を用いて、挟圧杆6、7の中程
を引き寄せれば、挟圧杆6、7に付設された管体把持具
14、15が管体1、2を把持するとともに、引き続き
挟圧杆6、7が内側に回動して管体2をその接続方向に
移動することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属、合成樹脂、コン
クリートその他からなる管体を接続するのに用いて好適
な管体の接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電線管、給排水管等の管体の配管
接続には、古来より、既に配管された一方の管体の受け
口に対して、梃を用いて他方の管体を移動しつつその差
し口を挿入するという方法が汎用されている。
【0003】また、最近では特開平4−4381号公報
に記載されているように、接続しようとする双方の管体
の接続部近傍に、それぞれチエンを巻き付けて固定し、
両方のチエンの間にハンドル付の牽引機を配設し、既設
側である一方の管体のチエンと牽引機との間は保持杆で
固定するとともに、接続しようとする他方の管体と保持
杆とは鎖等で連結した構造となし、牽引機の操作杆を他
方の管体側に倒すことにより他方の管体を一方の管体側
に引き寄せるようにした配管接続機が提案されている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、これ
らの従来技術のうち、梃を使用する方法では、管体に梃
が当たる部分に無理な力が加わって損傷する恐れがあ
り、梃を操作するときは、管体の接続部が大きく浮き上
がることは避けられず、しかも梃の先端が土中にめり込
んだりする他、管体の接続部から梃が当たる位置までの
距離が比較的遠い等の理由により、接続方向に正確に管
体を移動させることが困難であり、それが災いして真っ
直ぐに接続出来ない場合もあるという問題点があった。
【0005】また、前記公報記載の配管接続機は、両方
の管体へチエンを取り付けて固定する操作そのものが煩
瑣で手間がかかり、しかもチエンを巻き付けるために
は、双方の管体の下側を潜らせる場合に、管体を持ち上
げたり土面を掘り下げたりする必要があった。
【0006】本発明は、叙上の如き従来技術の欠点を解
消し、管体の接続に際して、管体を損傷したり、管体を
正確に接続方向に移動出来なかったりすることがなく、
また構造や操作が簡単な管体の接続装置を提供すること
を目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明は、「接続すべき管
体の、接続部の両脇に沿って配設し得る2本の保持杆
と、一つの支軸を支点として開閉可能な脚体によって、
各保持杆の一側端部同士及び他側端部同士を、管体を跨
ぐようにして連結し且つ該連結部分で回動可能となされ
た一対の挟圧杆と、各挟圧杆の管体外表面との対応箇所
に回動自在に取着された管体把持具と、挟圧杆の脚体間
に架け渡されたワイヤーもしくはリンク装置と、このワ
イヤーもしくはリンク装置に連結された牽引具とを有
し、該牽引具は管体を引き寄せる方向に作動させること
により、挟圧杆を閉脚し且つ保持杆との連結部を支点と
して内側に回動し得るように連結されていることを特徴
とする管体の接続装置」をその要旨とするものである。
【0008】本発明において、接続の対称となる管体の
材質は特に限定はなく、金属管、合成樹脂管、繊維強化
合成樹脂管、コンクリート管その他が挙げられ、その形
状についても円管に限らず、卵形管、角管等も対称とな
る。
【0009】又本発明の「管体の接続装置」の使用対象
となる管体の口径についても、同様に特に定めはない
が、通常、300mm未満のものが挙げられる。従っ
て、本装置を構成する保持杆その他の部材の材質や寸法
等は、これら管体の材質、形状、口径等の要素を考慮し
て設定する必要がある。
【0010】本発明の「管体の接続装置」は、既に配管
された管体に対して、他の管体を接続する場合に好適に
用いられるのであるが、通常、この既設配管はその位置
で固定されている場合に用いて好適である。しかし、必
ずしもそれに限定されず、この既設配管は単に載置され
ている場合でも採用可能である。
【0011】
【作用】本発明の管体の接続装置は、これを管体の接続
に際して使用する場合、接続すべき管体の各接続端部の
両脇に沿って、保持杆が1本づつ配設される。そして、
この保持杆の接続方向両端部には、一対の挟圧杆が、管
体を跨ぐようにしてその一側端部同士及び他側端部同士
に連結される。また、この挟圧杆の管体外表面との対応
位置には、管体把持具が回動可能に取り付けられてい
る。
【0012】従って、本発明装置を装着するに際して、
2本の保持杆を、接続すべき管体の該接続部の両脇に沿
うように設置するという、あたかも、馬に鞍を設置する
ような要領で管体接続部に装着することができ、若し装
置が比較的小型の場合は一人、大型の場合でも二人で行
うことができる。
【0013】また、本発明の管体の接続装置は、挟圧杆
の脚体間に架け渡されたワイヤーもしくはリンク装置
と、このワイヤーもしくはリンク装置に連結された牽引
具とを有し、この牽引具は、ワイヤー等に対して、管体
を引き寄せる方向に作動させると、挟圧杆を閉脚し且つ
保持杆との連結部を支点として内側に回動可能に連結さ
れている。
【0014】従って、管体接続部に装着された装置を作
動させるに際して、牽引具をして管体を引き寄せる方
向、即ち一方向に作動させることにより、各挟圧杆は2
本の脚体が閉脚方向に移動して管体把持具を管体の外壁
に押圧する。この押圧力が次第に増加して、管体を充分
に把持できる程度の摩擦力が働くようになった時点で、
管体はその管軸方向へ移動する。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。実施例1 図1は、本発明の一実施例をその使用態様と共に示す図
面であって、同図(イ)はその平面図であり、同図
(ロ)はその正面図であり、同図(ハ)は同図(ロ)の
ハ−ハ線にて切断し、矢印方向に見た断面図である。
【0016】これらの図において、1は既に敷設された
管体、2はこれから管体1に接続しようとする管体、3
は管体1の接続部となる受け口、4は管体2の接続部と
なる差し口である。
【0017】5、5は棒体からなる保持杆であって、管
体1及び2の接続部の両脇に沿って配設されている。6
及び7は接続部を境にして管軸方向の左右に配された挟
圧杆であって、左側の挟圧杆6は支軸8を支点として開
閉可能にして、くの字状に屈曲した2本の脚体9、9を
有し、保持杆5、5の一側端部(図面では左側端部)同
士を、管体1を跨ぐようにして連結するとともに、該保
持杆5、5との連結部10、10では回動可能になされ
ている。
【0018】また、右側の挟圧杆7も同様に、支軸11
を支点として開閉可能にしてくの字状に屈曲した2本の
脚体12、12を有し、挟圧杆6と同様に保持杆5、5
の右側端部同士を連結し、その連結部13、13で回動
可能になされている。
【0019】14、14は挟圧杆6に設けられた管体把
持具、15、15は挟圧杆7に設けられた管体把持具で
あって、何れも挟圧杆6又は7に対して回動自在に取り
つけられ、管体1または2を介してそれぞれ対応する位
置に設けられている。これらの管体把持具14、15
は、同図(ハ)にその横断面を示すように、管体外表面
に接する内側には、三角形状の凹溝が形成され、管体1
又は2の管体外表面に押圧して該管体を把持し易いよう
になされている。またその材質は、少なくとも凹溝部分
の表面が、摩擦係数の大きい材質、例えば硬質ゴム等で
製せられたものが好ましい。
【0020】16は脚体9、9間に架け渡されたワイヤ
ー、17は同じく脚体12、12間に架け渡されたワイ
ヤーであり、このようにワイヤー16、17の先端は挟
圧杆6又は7の屈曲部内側に取り付けられている。18
は牽引具であって、、レバーで操作する小型巻上機19
と、この巻上機19を境にして左右に張設され各端部が
ワイヤー16、17に連結されたワイヤー20、20と
からなる。
【0021】牽引具18を操作した場合に、挟圧杆6又
は7の脚体を閉脚方向へ移動させるためには、このよう
に、支軸8または11から離れた位置にワイヤー16、
17を連結するのが一つの手段である。
【0022】そして、ワイヤー20は、管体の接続方向
の垂直上方の位置に張設する。管体をその接続方向に移
動させる為には、ワイヤー20をこのように張設する必
要がある。
【0023】尚、21、22は引っ張りバネであって、
挟圧杆6及び7を常時閉脚の方向に付勢する為のもので
ある。次に、上述のような構成となされた本発明接続装
置を用いて管体を接続する要領について説明する。
【0024】先ず、予め設定された管体の敷設位置に管
体1及び2を設置し、図1に示すように、管体1及び2
の受け口3及び差し口4の近傍に、挟圧杆6及び7を引
っ張りバネ21、22の弾性に抗して開脚した状態で挟
み込み、管体1及び2に対して跨設する。このようにす
ると、保持杆5、5は接続部の両脇に沿って自然に配設
される。このとき、各管体把持具14、15は、引っ張
りバネ21、22の弾性力のみにより軽く管体外表面に
当接する。
【0025】なお、この引っ張りバネ21、22を具備
しないときは、牽引具18の各ワイヤー20、20の先
端を挟圧杆6又は7の各脚体9、9間又は12、12間
に架け渡されたワイヤー16又は17に連結し、巻上機
19を極く僅かに操作してワイヤー16、17及び20
に張力をかけた状態にすれば、挟圧杆6及び7の管体へ
の跨設が可能である。
【0026】次に、巻上機19を操作して左右のワイヤ
ー20、20を巻き始めると、挟圧杆6及び7はそれぞ
れ連結部分10、13を支点として内側に回動するとと
もに、管体把持具14、15が管体1及び2の外壁に押
圧され、該外壁との間で充分な摩擦力が働いた状態とな
る。
【0027】更に、巻上機19を操作すると、管体1は
既設管であるからその位置は変動せず、挟圧杆6は、例
えば仮想線で示したようにほぼ直立した状態の位置へ回
動し、挟圧杆7は、引き続き回動を続けて同じく仮想線
で示したような位置迄回動し、管体2の差し口4が、管
体1の受け口3内に挿入される。接続が完了したなら
ば、牽引具18を逆に操作してワイヤー16、17、2
0の張力を弛緩すると、挟圧杆6及び7がその位置のま
まで管体把持具14、15の押圧力が解除され、保持杆
5、5並びに挟圧杆6、7を管体1及び2から取り除く
事ができる。一回の操作で完全に接続出来ないときは、
管体把持具14、15の把持位置を変更した上で同様の
操作を繰り返せばよい。実施例2 次に、図2により本発明の他の実施例について、その使
用態様とともに説明する。
【0028】同図(イ)はその正面図であり、同図
(ロ)は同上の右側面図である。この実施例2の場合
は、挟圧杆6a、7aの構造が、支軸8a、11aから
更に延設されて“挟み”状になっていること、ワイヤー
16a、17aの連結位置が各挟圧杆6a、7aの上端
になっており、従って、牽引具18aの小型巻上機19
a及びその左右に張設されたワイヤー20a、20aも
ワイヤー16a、17aと同じ高さで連結されているこ
と、引っ張りバネ21、22を持たないことが、実施例
1の場合と異なる点であって、操作方法は実施例1のも
のと同様である。
【0029】このような構造の場合は、牽引具18aの
位置と、各把持具14a、15aとの距離が大きくとれ
るので、梃の原理により、大きな牽引力を発揮すること
ができる。従って、接続に要する力が比較的大きい場合
に用いて好適である。実施例3 次に、図3により本発明の更に他の実施例についてその
使用態様とともに説明する。
【0030】同図(イ)はその正面図であり、同図
(ロ)はその右側面図であり、同図(ハ)は、要部を拡
大して示す斜視図であって、本実施例3の場合は、挟圧
杆6b、7bの牽引の為に、小型巻上機を使用せずに人
力で操作するところが基本的に異なるが、具体的には、
牽引具18bとしては、支軸8b、11bに取着され、
その下端が、脚体間に架け渡されたワイヤー16b、1
7bに対して、後述する牽引環を介して連結されている
操作杆23、24を有する点であり、接続に要する力が
比較的小さい場合に用いて好適である。
【0031】本実施例の場合、支軸8b(又は11b)
には、図3(ハ)に、左側の支軸8bの場合について示
すように、脚体9b、9bを開閉する際に回動方向に摺
動する2枚一組の円板25と、これらと共軸に更にもう
一枚の円板26とが軸着されており、この円板26に
は、外方に向けて操作杆23の案内板27、27が突設
され、この案内板27、27間に架け渡された固定軸
に、該固定軸を支点として回動する操作杆23が取りつ
けられている。この操作杆23の下端には、円筒状の牽
引環28が取着され、脚体9b、9bの屈曲部間に架け
渡されたワイヤー16bが挿通されている。
【0032】そして、この操作杆23は、牽引前には通
常同図(ハ)に示すように、ワイヤー16bがほぼ真っ
直ぐになるような位置にある。このような位置に操作杆
23がくるように、案内板27から突設された図示しな
い係止突起により係止されており、該係止突起は、操作
杆の押圧力が働いた場合は、簡単に案内板27内に埋没
するようなものである。尚、右側の操作杆24の場合も
同じ構造となされているので詳細な説明は省略する。
【0033】次に、上述のような構成となされた本発明
の管体接続装置を用いて管体を接続する要領について説
明する。先ず、管体1b及び2bの設置から、それぞれ
受け口及び差し口の近傍に、挟圧杆6b及び7bを引っ
張りバネ21b、22bの弾性に抗して開脚した状態で
挟み込み、管体1b及び2bに対して跨設するところま
では、実施例1の場合と同様である。
【0034】次に、操作杆23、24を共に固定軸を支
点として内側に回動すると、丁度図3(イ)に示す位置
になる。このとき牽引環28、29は外側に張り出し、
これに伴って、ワイヤー16b、17bに張力がかかっ
て、挟圧杆6b及び7bの各脚体9b、12bは閉脚方
向に移動し、それぞれ、管体把持具14b、15bが管
体1b及び2bの外表面に押圧され、該外表面との間で
充分な摩擦力が働いた状態となる。
【0035】更に、操作杆23、24を操作すると、管
体1bは既設管であるからその位置は変動せず、挟圧杆
6bはそのままの位置を維持するが、挟圧杆7bは仮想
線で示したような位置迄回動し、管体2bの差し口が、
管体1bの受け口内に挿入される。この回動がなされて
いる間、管体把持具14b、15bの管体1b及び2b
の外表面への押圧力は最大限に発揮される。
【0036】接続が完了したならば、操作杆23、24
を逆方向に回動してワイヤー16、b、17bの張力を
弛緩すると、挟圧杆6b及び7bはその位置のままの回
動位置で開脚方向に移動し、管体把持具14b、15b
の押圧力が解除され、保持杆5b、並びに挟圧杆6b、
7bを管体1b及び2bから取り除く事ができる。一回
の操作で完全に接続出来ないときは、管体把持具14
b、15bの把持位置を変更した上で同様の操作を繰り
返せばよい。
【0037】前述の各実施例1〜3では、挟圧杆の脚体
間にワイヤーを架け渡した例を示したが、これに代えて
リンク装置を用いることもできる。その具体例を図4に
もとづいて説明すると、実施例1の場合、ワイヤー16
(又は17)に代えてリンク装置を用いた場合を、同図
(イ)及び(ロ)に示す。同図(イ)は図1(イ)に相
当する平面図、同図(ロ)は要部のみを示す拡大断面図
である。 これらの図に於いて、30はリンク装置であ
り、一端が支軸31の回りに回動自在に軸着された2本
のリンクアーム32、32と、脚体9、9に突設された
球関節を持つ自在継手33、33とを有し、該自在継手
33の球関節に突設された短い固定軸34と、リンクア
ーム32の他端に設けられた回動軸35とが一体的に連
結された構造となされている。そして、このリンク装置
30は、牽引具18を操作したとき、ワイヤー16とほ
ぼ同等の機能を発揮する。
【0038】また、同図(ハ)には、実施例3で用いた
ワイヤー16bに代えて、リンク装置36を用いた例を
示す。この場合、一端が操作杆23の下端部を支軸とし
て回動自在に軸着された2本のリンクアーム37、37
からなり、各リンクアーム37の他端は脚体9bに突設
された係止環に係止可能な係止鉤38を有する構造とな
されており、このリンク装置36もワイヤー16bとほ
ぼ同等の機能を発揮する。
【0039】
【発明の効果】本発明の管体の接続装置は、その構造が
簡単であり、また装着に際して、馬に鞍を設置するよう
な要領で管体接続部に装着することができ、管体を持ち
上げたり、器具の螺子を締めたりするような付随的動作
が一切無いので、装着の為の作業が迅速にしかも簡単に
でき、管体を損傷することも無くなる。
【0040】また、装置を装着した後に行うところの、
管体の把持作業と、管体の接続方向への移動作業とは、
その為に必要とする力の作用方向は異なるが、装置を操
作する力は常に一つの方向で済み、しかも両作業は連続
して行うことができるから、機械力を併用するにしても
人力のみで操作するにしても、操作のための力の無駄が
少なく、操作に要する時間もそれだけ短縮される。
【0041】総じて、接続作業が容易に且つ迅速に行え
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例についてその使用態様と共に
示す図面であって、同図(イ)はその平面図であり、同
図(ロ)はその正面図であり、同図(ハ)は同図(ロ)
のハ−ハ線にて切断し、矢印方向に見た断面図である。
【図2】本発明の他の実施例についてその使用態様と共
に示す図面であって、同図(イ)はその正面図であり、
同図(ロ)は同上の右側面図である。
【図3】本発明の更に他の実施例についてその使用態様
とともに説明する図面であって、同図(イ)はその正面
図であり、同図(ロ)はその右側面図であり、同図
(ハ)は、要部を拡大して示す斜視図である。
【図4】同図(イ)は実施例1の場合に、ワイヤーに代
えてリンク装置を用いた場合を示す一部切欠平面図であ
り、同図(ロ)は同上の要部を示す拡大正面図であり、
同図(ハ)は実施例3の場合に、ワイヤーに代えてリン
ク装置を用いた場合を示す要部のみの斜視図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 既設の管体 2、2a、2b 接続しようとする
管体 5、5a、5b 保持杆 6、6a、6b 挟圧杆 7、7a、7b 挟圧杆 8、8a、8b、11、11a、11b 支軸 9、9a、9b、12、12a、12b 脚体 10、10a 、10b 、13、13a、13b 連結部 14、14a 、14b 、15、15a 、15b 管体把持具 16、16b 、17、17b、20 ワイヤー 18、18a 、18b 牽引具 30、36 リンク装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続すべき管体の、接続部の両脇に沿っ
    て配設し得る2本の保持杆と、一つの支軸を支点として
    開閉可能な脚体によって、各保持杆の一側端部同士及び
    他側端部同士を、管体を跨ぐようにして連結し且つ該連
    結部で回動可能となされた一対の挟圧杆と、各挟圧杆の
    管体外表面との対応箇所に回動可能に取着された管体把
    持具と、挟圧杆の脚体間に架け渡されたワイヤーもしく
    はリンク装置と、このワイヤーもしくはリンク装置に連
    結された牽引具とを有し、該牽引具は管体を引き寄せる
    方向に作動させることにより、挟圧杆を閉脚し且つ保持
    杆との連結部を支点として内側に回動し得るように連結
    されていることを特徴とする管体の接続装置。
JP19180592A 1992-07-20 1992-07-20 管体の接続装置 Pending JPH0634075A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4129228A1 (de) * 1991-09-03 1993-03-04 Mayer Textilmaschf Vorrichtung zum einfuehren eines drahtes in die drahtaufnahmeoeffnungen der lamellen eines fadenkammes
CN116447388A (zh) * 2023-06-15 2023-07-18 山西省水利建筑工程局集团有限公司 一种砂砾石层顶管施工装置及其施工方法

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