JPS63501780A - パイプ接合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 バイブ接合装置 本発明は、特許請求の範囲第１項の記載の重文で定めるようなバイブ据え付けに 使用する装置に関する。

排水等これに類するバイブの接合は、現在、仮ブロック上に置いたバイブの接合 端を、例えば大つちハンマーで連打して行うことが多い。この方法で行う長く重 いバイブの敷設は、余裕の少ない掘り溝内での作業となるから厄介である。潤滑 剤を使って敷設作業を楽にし、被接合パイプのシールやバッキングに対して押込 むバイブを滑り易く出来る。

従来技術としてバイブ接合作業の為の接合工具が幾つか知られている。ＣＨ５６ ９，２２０文献には、バイブを持上げて向きを正しい位置に合せることを主眼と するパイプ接合装置が開示される。しかし、不可欠のはずの密封接合にするよう には接合バイブを押込むことが出来ない。

Ｎｏ　１３６，６２７文献は、バイブ接合の補助装置を開示する。しかし、肩付 バイブに限られ、完全な平滑端となっている普通バイブの接合にはこの装置は役 立たない。

従来技術で知られるバイブ接合手順は厄介さで妨げられ、依然として少なくとも ２人の作業者を要する重労働作業に困らされる。１人は正しい位置にバイブの両 端を保ち、もう１人は打込み工具でバイブの一端を叩くのである。叩込みの結果 であるバイブに対する損傷の可能性がまた別の欠点になる。

本発明の目的は上記欠点を無くすことである。特に、種々の寸法のバイブの敷設 を同じ一個の工具を使って、たった−人のパイプ作業者が僅かの力で締め付は空 間内で首尾よく操作し得るように役立つ工具を提供するのが、本発明の目的であ る。或いは、敷設時のバイブに対する損傷を防ぐように役立つ装置を提供するの が本発明の目的である。

本発明の特徴に関する詳細は特許請求の範囲に記載される。

本発明の敷設装置は本体を有し、該本体は、相互に移動可能、好ましくは相互に 伸縮自在に移動可能で軸長な２個の可動部材と、前記部材を相互に移動する為の 駆動部と、パイプ接合作業の間接合するバイブに前記部材を強固に取り付けるよ うに役立つ固定具とを有する。

前記本体の部品は、一方が他方の中にあって相互に移動出来るように円形か角形 の断面を持つ筒状部品が有利であり、一方の部品に備えるクランク・ハンドルと シャフトと、他方に備えるワイヤーとにより前述の部品の相互移動を行うように する。駆動部はクランクで操作する種々の螺条部材を使用しても同じように出来 る。水力シリンダー作用を用いた部品の相互移動の例のような種々の駆動機構も また利用出来る。

固定具は、本体の所定部に取付けられる牽索、帯紐もしくはその相当部材で構成 される牽索機構を有するのが有利である。十分な弾性と長さを持つ牽索はパイプ 直径によらず凡ゆる場合にもバイブの周りに締めつけられる。

本体所定部に対する牽索の取付は一個もしくは数個の取付は小環部で行い、本体 所定部の周囲を周回するようにしても良い。固定具として、種々の顎および掴み 機構を本体所定部に取り付けて使用することも可能であり、手動的でもよくある いは機械的装置によって操作出来るようにする。

更に、本発明の装置は本体所定部に支持チョック（止め具）を有するのが有利で あって、このチョックは作業中のバイブに対して本装置を支持する。チョックは 本体所定部の一体部品とするか、本体所定部に取付けられる独立部品としてもよ い。有力な実施例は、ピボット手段で一個ないし数個のチョックを本体所定部に 取付けるもので、軸ないしボールピボット手段を持ったチョックはバイブの表面 形状に添うように動くことが出来る。バイブに載るチョックの下面には種々の被 覆、例えばゴムを用いると、保持力を大きくすることが出来る。同様に、保持力 を大きくする材料を固定具のバイブに接触する部分に用いるとよい。

当該技術分野における本発明の改良点は、上述したように本発明装置を使って簡 潔で能率の良いパイプ接合作業を達成できることである。別の改良点は、敷設作 業者の所要人数を減らし、またバイブ損傷の発生見込を十分に減らせることであ る。更に加えると、バイブ部を分離する時にも本発明の装置が使えることである 。

本発明は図面を参照しながら詳細に説明される。

第１図は本発明に基づくバイブ敷設装置を示し、第２図は本発明に基づく別のパ イプ敷設装置を示し、第３図は本発明の第３の実施例を示し、第４図は本発明で 使用する緊張装置を示す。

第１図に示す本発明の一つのパイプ取付は装置は、相互に伸縮自在で軸長な２個 の可動部材２．３で構成される本体１を有する。各部材に取付けられた２個の支 持チョック４がそのゴムパッド１６を介してバイブに載置される。ベアリング１ ５が前記筒状部材２．３０問に取付けられて、該部材の相互移動を軽くさせる。

前記部材２の一端に備えた駆動部７は、軸支されたシャフト８とこのシャフトに 取付けたクランク・ハンドル９とを有する。ワイヤー１０の一端は前記シャフト ８に固定され、他端は筒状部材２．３内を通って部材３に固定される。クランク ・ハンドル９を回せば前記部材２．３は相互に引き合う。

更に、部材２．３は弾性材の牽索６と牽索に備えた止め金５とで構成する固定具 １７を有する。部材に備えた小環部１８に通して牽索は該部材２．３に取付けら れる。

第２図は本発明の別のパイプ据え付は装置を示し、第１図の本発明実施例゛のよ うに構成される。違う点は、支持チョック４がピボット手段で部材２．３に取付 “けられていることであり、部材２．３間には滑りベアリングを入れずに相互の 表面に添って滑らせることであり、別設計の駆動部１１が示されることである。

駆動部ｌｌはネジロッド１２を有し、その一端をクランク・ハンドル１４に連結 して該ロッドを回転出来るようにする。ネジロッド１２は部材３内に備えたスリ ーブ管１３のねじ溝と働くネジ部１９を持つ。ネジロッド１２を回転すると、ス リーブ管１３は部材３と一緒にネジロッドおよび部材２に向かって移動する。駆 動部１１はこのように相互に何れの方向にも部材２．３を移動することが出来る 。

第３図が示す固定具を持たない本発明に基づく装置は、第１図のクランク・ハン ドル、シャフト機構に加えて類似する別のクランク・ハンドル、シャフト機構２ ０．を有して該装置を引張らせ、このようにワイヤーないし牽索で操作する本装 置は接合パイプを分離する為にも使用される。この例では、該機構２０のシャフ トは外側部材２に回転自在に備付けられ、内側部材３はこれらの部材が相互に移 動出来るように軸長スリット２１を備える。シャフト２０を引き寄せ滑車として 使うこともでき、この場合クランク・ハンドルは使わない。シャフト８．２０に 掛は回してワイヤー１０を部材３に取付けた場合、クランク°ノ）ンドルを別な 向きに回して′ゞイブ竺接も′ゞイブ接合も達成出来る。

図面に示す本発明のパイプ接合装置は次のように操作される。接合するパイプは 、好ましくは図に示す通り、管端同志を少しだけ押込んで整合するように管端を 合せて置く。このパイプ上に本装置を設置し、部材２を支持チョック４を以て一 方のパイプに支持し、他の部材３を接合する他方のパイプに支持チョック４を以 て支持する。

部材２．３は相互に僅かだけ押込められる。牽索６をパイプの周囲に出来るだけ 強く締めつけ、該部材２．３をパイプに堅固に結合する。その後、クランク・ハ ンドル９または１４を回して該部材２．３を相互に押込めると、パイプを周回す る牽索が更に強く締って牽索が望ましい状態で相互にパイプを接合点に引きつけ る。

第２．３図の有用な実施例における上述の操作を反対にして、接合バイブの取外 しを同じように同じ容易さで達成できる。

本発明の実施例では、牽索機構に加えて止め全手段と、パイプの周りに止め付け た牽索を緊張して引張るのに役立つ緊張手段とを有する固定具も構成される。

第４図は本発明に従って装置に取付けられた緊張手段をその開放位置と緊線位置 とで示す。緊張手段は、部材２または３にその一端がピボット手段で結合された 軸長レバー２２を有する。ピボット手段に近いレバーの端部は並んで位置しピボ ット軸に平行な２個のピン２３を持ち、部材２または３と一端で固定される牽索 ６がパイプを周回して実質的に緊張されるように前記ピンの間で上方ピンから下 方に掛けられる。その後レバー２２を上方に（矢印２４）振り回すと、前記牽索 は前記ピンの回りに巻付きパイプの周りに緊張して引張られる。その上、このレ バーは、使用しない時に装置本体と平行に置けるような方法で装置の部材２また は３にピボット手段で取付けられている。

本発明は発明の有用な実施例に触れながら上述のように説明された。しかし、こ れらは本発明についてどのようにも制限するものでなく、本発明の異なる実施例 は特許請求の範囲に記載された発明的概念の範囲内で変更することが出来る。

補正書の写しく！！Ｉｌ訳文）提出書 （特許法第１８４条の７第１項） 昭和６２年５月２日

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．縦方向に相互に移動可能で軸長な２個の部材（２、３）と、接合するパイプ を当該装置に取り付ける固定具（１７）と、前記部材（２、３）を相互に移動す る駆動部（７、１１）とを有する本体（１）で構成される装置で特徴付けられる 排水パイプなど拡径端を持つパイプを管端から管端に据え付けるパイプ接合装置 。 ２．止め金手段（５）を備え、上記本体（１）の上記部材（２、３）に対して緊 張されるチェーン（６）の帯索で構成される上記固定具（１７）で特徴付けられ る特許請求の範囲第１項記載の装置。 ３．接合するパイプに対して上記装置を支持する支持チョック（４）を有する上 記部材（２、３）で特徴付けられる特許請求の範囲第１ないし２項記載の装置。 ４．上記一方の部材（２）に取付けられたシャフト（８）と下記クランク・ハン ドルの回転で相互に上記部材を移動するワイヤー（１０）とを持つ該クランク・ ハンドル（９）で構成される上記駆動部（７）で特徴付けられる特許請求の範囲 第１から３項記載の装置。 ５．上記クランク・ハンドル（１４）を持つネジロッド（１２）と上記クランク ・ハンドルの回転で相互に上記部材（２、３）を移動するネジ付スリーブ管（１ ３）とで構成される上記駆動部（１１）で特徴付けられる特許請求の範囲第１か ら３項記載の装置。 ６．一つは該装置を押出すように、他方は該装置を一緒に引き合うようにした２ 個のシャフト（８、２０）で構成される上記駆動部で特徴付けられる特許請求の 範囲第１から５項記載の装置。 ７．上記部材（３）に取付けられたワイヤーが掛け回された２個のシャフトで構 成される上記駆動部で特徴付けられる特許請求の範囲第１から５項記載の装置。 ８．種々の種類のパイプの表面に適応するようにピボット手段で取付けられた支 持チョック（４）で特徴付けられる特許請求の範囲第１から７項記載の装置。 ９．上記部材（２）または（３）にその一端がピボット手段で結合されると共に ピボット軸と平行な２個のビン（２３）を持つレバー（２２）で構成される帯索 （６）の緊張手段を有する装置であって、上記ビンの回りを通る上記帯索が上記 レバーの回転により接合されつつある上記パイプの周りに緊張して引張られるこ とで特徴付けられる特許請求の範囲第１から８項記載の装置。