JPH0634055Y2 - 自動溶接装置 - Google Patents

自動溶接装置

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JPH0634055Y2
JPH0634055Y2 JP1989048475U JP4847589U JPH0634055Y2 JP H0634055 Y2 JPH0634055 Y2 JP H0634055Y2 JP 1989048475 U JP1989048475 U JP 1989048475U JP 4847589 U JP4847589 U JP 4847589U JP H0634055 Y2 JPH0634055 Y2 JP H0634055Y2
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章外 山中
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Shinmaywa Industries Ltd
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Shinmaywa Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロボットで溶接を行う自動溶接装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来の自動溶接装置では、例えば、第4図に示すような
トーチ保持手段aが適用されている。このトーチ保持手
段aは、トーチ回動機構bから下方に突出した縦回動軸
cに、保持アームdが傾斜回動軸eに備えて接続され、
この傾斜回動軸eの先端部にトーチfが固定されたもの
で、前記トーチ回動機構bは昇降コラムgの下端部に接
続され、この昇降コラムgは、昇降コラムgに接続され
た縦行フレーム(図示省略)に対して上下移動可能とさ
れるとともに、この縦行フレームが横行フレーム(図示
省略)上に昇降コラムgごと縦移動および横移動可能と
されることにより、前記トーチfがワークの溶接部位に
対して上下方向、縦方向および横方向のいずれの方向か
らでも対応できるように設けられている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の溶接ロボットaでは、傾斜回動軸eに取り付
けられたトーチfの先端を、ワークの垂直面に対して対
向させた状態で、傾斜回転軸eを回動させると、トーチ
fの先端がワークの垂直面に対して接離するために、ワ
ークを固定した状態でその垂直面に対して円弧溶接する
ことができない。その結果、ワークの垂直面上において
円弧溶接する場合には、ワークの保持姿勢をたびたび変
える必要があり、円弧溶接の作業性が著しく低下すると
いう問題がある。
本考案はこのような従来の問題を解決するものであり、
その目的は、ワークの垂直面上において、ワークの姿勢
を変更することなく円弧溶接を確実に実施することがで
きる自動溶接装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案の自動溶接装置は、本考案の自動溶接装置は、基
台上に水平状態で架設された横行フレームと、横行フレ
ームに沿った横移動および横行フレームに直交した縦移
動可能に横行フレームに設けられた縦行フレームと、こ
の縦行フレームに上下方向への移動可能に設けられた昇
降コラムと、トーチを保持するようにこの昇降コラムに
設けられたトーチ保持手段と、を具備する自動溶接装置
であって、前記トーチ保持手段は、昇降コラムに回動可
能に取り付けられた鉛直状態の縦回動軸と、この縦回動
軸の下端部に水平状態で回動可能に設けられた横回動軸
とを有しており、この横回動軸にトーチが縦回動軸とは
偏心状態で取り付けられていることを特徴とするもので
ある。
(作用) 上記の手段による作用は、トーチ保持手段に設けられた
縦回動軸の回動動作によりトーチでワークの水平面に対
し円弧溶接が行われるとともに、横回動軸の回動動作に
よりトーチでワークの垂直面に対し円弧溶接が行われ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図に示す自動溶接装置1は、直交形溶
接ロボットの先端部が垂直面および水平面に対して円弧
溶接ができるようになされたもので、対なる基台2,2上
に送りねじ等の横送り手段(図示省略)を備えた横行フ
レーム3が架設され、この横行フレーム3上に送りねじ
等の縦送り手段(図示省略)を備えた縦行フレーム4が
横行体5を介して乗架されていて、縦行フレーム4は横
行体5の横送り用ナットおよび縦送り用ナット(いずれ
も図示省略)にねじ込まれた前記横送り手段および縦送
り手段により横行フレーム3上で横移動Xおよび縦移動
Yが可能となされている。
前記縦行フレーム4の前端部4aに、送りねじ等の昇降手
段(図示省略)を備えた昇降コラム6が接続され、この
昇降コラム6は前記縦行フレーム前端部4aに設けた上下
送り用ナット(図示省略)にねじ込まれた前記昇降手段
により、縦行フレーム4に対して上下移動Zが可能とな
されている。
前記昇降コラム6の下端部6aに、トーチ保持手段7が設
けられている。このトーチ保持手段7は、第3図に示す
ように、前記昇降コラム6に平行な鉛直状態でトーチ回
動機構8により回動される縦回動軸9と、この縦回動軸
9の下端部に、縦回動軸9とは直交した水平状態で配置
されて駆動機構10により回動される横回動軸11とが設け
られ、この横回動軸11の先端部11aにトーチ12が、縦回
動軸9とは偏心状態で、しかも、横回転軸11からの突出
長さLを調節し得るように設けられている。Wは溶接加
工が施されるワークである。
次に、上記実施例の作用について説明する。
自動溶接装置1のトーチ12は、横行フレーム3上で横移
動Xおよび縦移動Yが可能な縦行フレーム4と、この縦
行フレーム4に対して上下移動Zが可能な昇降コラム6
との各移動動作によってワークWの溶接部位に適応され
るとともに、トーチ保持手段7の縦回動軸9の回動によ
ってワークWの水平面に対する円弧溶液が行われ、特
に、横回動軸11の回動によってワークWの垂直面に対す
る円弧溶接、すなわち横行フレーム3に平行な円弧溶接
が、ワークWの保持姿勢を変えることなく連続して行わ
れる。
(考案の効果) 本考案はトーチ保持手段が横行フレーム、縦行フレーム
および昇降コラムにより横移動、縦移動および上下移動
が可能とされるとともに、トーチ保持手段は昇降コラム
に回動可能に取り付けられた鉛直状態の縦回動軸と、こ
の縦回動軸の下端部に水平状態で回動可能に接続された
横回動軸とが設けられたものであるから、通常の移動機
能をもつだけでなく、この横回動軸に設けられたトーチ
によって、特に、ワークの垂直面に対する円弧溶接、す
なわち横行フレームに平行な円弧溶接が連続して行われ
るので、溶接加工の作業性が著しく向上するという優れ
た利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は自動溶
接装置の正面図、第2図は同右側面図、第3図は第2図
のトーチ保持手段まわりを拡大して示す図、第4図はト
ーチ保持手段の従来例を示す図である。 1……自動溶接装置、2……基台 3……横行フレーム、4……縦行フレーム 6……昇降コラム、7……トーチ保持手段 9……縦回動軸、11……横回動軸 12……トーチ X……横移動、Y……縦移動 Z……上下移動

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台上に水平状態で架設された横行フレー
    ムと、横行フレームに沿った横移動および横行フレーム
    に直交した縦移動可能に横行フレームに設けられた縦行
    フレームと、この縦行フレームに上下方向への移動可能
    に設けられた昇降コラムと、トーチを保持するようにこ
    の昇降コラムに設けられたトーチ保持手段と、を具備す
    る自動溶接装置であって、前記トーチ保持手段は、昇降
    コラムに回動可能に取り付けられた鉛直状態の縦回動軸
    と、この縦回動軸の下端部に水平状態で回動可能に設け
    られた横回動軸とを有しており、この横回動軸にトーチ
    が縦回動軸とは偏心状態で取り付けられていることを特
    徴とする自動溶接装置。
JP1989048475U 1989-04-24 1989-04-24 自動溶接装置 Expired - Fee Related JPH0634055Y2 (ja)

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JPH02138068U JPH02138068U (ja) 1990-11-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS498906U (ja) * 1972-04-27 1974-01-25
JPS6286969U (ja) * 1985-11-14 1987-06-03

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JPH02138068U (ja) 1990-11-19

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