JPH06340168A - 感圧記録シート - Google Patents
感圧記録シートInfo
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- JPH06340168A JPH06340168A JP5156131A JP15613193A JPH06340168A JP H06340168 A JPH06340168 A JP H06340168A JP 5156131 A JP5156131 A JP 5156131A JP 15613193 A JP15613193 A JP 15613193A JP H06340168 A JPH06340168 A JP H06340168A
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Abstract
所定の部分領域に620〜700nmの波長領域内に吸
収極大を有する発色像を形成することができる感圧記録
シートを提供する。 【構成】 支持体上に、620nmよりも短波長側の可
視光領域に吸収極大を有する発色像を形成する電子供与
性発色剤を包含するマイクロカプセル含有層が設けら
れ、該マイクロカプセル含有層の表面の一部分に、62
0〜700nmの波長領域内に吸収極大を有する発色像
を形成する電子供与性発色剤を含有するインキ層が設け
られてなる感圧記録シート。
Description
る。本発明は特に、所定の部分領域に620〜700n
mの波長領域内に吸収極大を有する発色像を形成するこ
とができる感圧記録シートに関する。
言うことがある)を包含するマイクロカプセルからなる
マイクロカプセル層と、電子受容性顕色剤(以下、「顕
色剤」と言うことがある)を含む顕色剤層とを接触さ
せ、これに圧力を加えてマイクロカプセルを破壊して、
発色剤と顕色剤とを反応させることにより発色像を形成
させることを利用した感圧記録シートは古くから知られ
ており、広く利用されている。
々の分野でバーコードが利用されている。バーコードの
読み取りは、一般に620〜700nmの波長の赤色L
ED(発光ダイオード)光源又はレーザ光線を用いたバ
ーコード読み取り装置を使用して行われている。これま
で殆どのバーコードは印刷されたものであったが、最
近、感圧記録シートを使用して複写されたシートの顕色
剤層に形成されたバーコード発色像を読み取ることが要
求されるようになった。
赤色光学式読み取り装置を使用してバーコードを読み取
るためには、感圧記録により顕色剤層に形成されたバー
コード発色像が上記の波長領域に吸収極大を有するもの
であることが必要である。そのために使用する感圧記録
シートの発色剤として、顕色剤と反応した後、620〜
700nmの波長領域内に吸収極大を有する発色像を形
成する電子供与性発色剤を使用することが必要である。
に複写を取ることを目的とするものであり、肉眼により
識別可能な発色像が中用紙や下用紙の顕色剤層に形成さ
れれば十分である。そのために一般的な感圧記録シート
には、発色剤として600nmよりも短波長側の可視光
領域に吸収極大を有する発色像が形成されるような安価
な発色剤が使用されており、感圧記録シートを身近に安
易に利用することを可能にしている。
色剤として620〜700nmの波長領域内に吸収極大
を有する発色像を形成する電子供与性発色剤を使用する
と、顕色剤層に上記のようなバーコード読み取り装置で
読み取ることが可能な発色像を形成することは可能であ
る。しかしながら、上記のような発色剤は高価であり、
感圧記録シートのマイクロカプセル層の全面にこのよう
な発色剤を包含するマイクロカプセルを使用すること
は、徒に感圧記録シートのコスト増加を招き、感圧記録
シートの利用を制限するので実用的ではない。
の一部の特定部分に形成されれば十分目的を達成するこ
とができるので、感圧記録シートの全面に620〜70
0nmの波長領域内に吸収極大を有する発色像を形成す
る発色剤を含有するマイクロカプセルの層を形成する必
要は無い。更に、バーコード発色像を形成させる領域は
感圧記録シートの利用者によって異なるので、バーコー
ド発色像を形成させる領域は、利用者の要求に応じて任
意の場所に任意の大きさで容易に設けることができるこ
とが望ましい。
使用される感圧記録シートのマイクロカプセル層の上
に、620〜700nmの波長領域内に吸収極大を有す
る発色像を形成する発色剤を包含するマイクロカプセル
の層を形成することが考えられる。しかしながら、発色
剤を包含するマイクロカプセルを含むインキ液を簡単で
量産に適したオフセット印刷により印刷して、上記の発
色剤を包含するマイクロカプセルの層を形成しようとす
ると、オフセット印刷の間にマイクロカプセルが破壊さ
れるので、感圧記録シートとしての機能が失われること
になる。
な操作で容易に製造することができる、所定の部分領域
に620〜700nmの波長領域内に吸収極大を有する
発色像を形成することができる感圧記録シートを提供す
ることにある。
620nmよりも短波長側の可視光領域に吸収極大を有
する発色像を形成する電子供与性発色剤を包含するマイ
クロカプセル含有層が設けられ、該マイクロカプセル含
有層の表面の一部分に、620〜700nmの波長領域
内に吸収極大を有する発色像を形成する電子供与性発色
剤を含有するインキ層が設けられてなることを特徴とす
る感圧記録シートである。
性発色剤により形成される発色像がバーコード発色像で
ある上記の感圧記録シート。
mの波長領域内に吸収極大を有する発色像を形成する電
子供与性発色剤を含有するインキを印刷することによっ
て設けられたものである上記の感圧記録シート。
を印刷することによって設けられたものである上記の感
圧記録シート。
するマイクロカプセルからなるマイクロカプセル層(以
下、「マイクロカプセル層」と言うことがある)を支持
体(一般に、木材パルプ紙、合成紙等である)の片面に
形成した上用紙、又は、支持体の片面にマイクロカプセ
ル層を形成しその反対側の面に顕色剤層を形成した中用
紙を、中用紙又は顕色剤層を支持体の片面に形成した下
用紙と、マイクロカプセル層と顕色剤層とが接触するよ
うに組み合わせて使用されるのが一般的である。
する層(発色剤含有層)が、上記のように、特定の発色
剤を包含するマイクロカプセル層の表面上の一部分に、
特定の発色剤を含むインキ層が設けられて形成されてな
ることに特徴を有するものである。
有層のマイクロカプセル層は、従来の感圧記録シートの
マイクロカプセル層と同様に形成することができる。例
えば、発色剤を適当な溶媒に溶解してマイクロカプセル
化し、バインダー、カプセル保護剤等と共にマイクロカ
プセル層形成用塗布液を調製し、支持体上に塗布し、乾
燥することによりマイクロカプセル層を形成する。
剤としては、620nmよりも短波長側の可視光領域に
吸収極大を有する発色像を形成する発色剤であれば、ト
リフェニルメタンフタリド系化合物、フルオラン系化合
物、フェノチアジン系化合物、インドリルフタリド系化
合物、ロイコオーラミン系化合物、ローダミンラクタム
系化合物、トリフェニルメタン系化合物、トリアゼン系
化合物、スピロピラン系化合物、フルオレン系化合物な
ど各種の化合物を使用することができる。
より青色の発色像(580〜620nmの波長領域に吸
収極大を有する)を作る青発色系発色剤としては、例え
ば、クリスタルバイオレットラクトン、3,6−ビス−
ジフェニルアミノフルオラン、3−[4−(ジエチルア
ミノ)−2−エトキシフェニル]−3−(2−メチル−
1−オクチル−3−インドリル)−フタリド、3−[4
−(ジエチルアミノ)−2−エトキシフェニル]−3−
(2−メチル−1−オクチル−3−インドリル)−4−
アザフタリド、3−[4−(ジエチルアミノ)−2−エ
トキシフェニル]−3−(2−メチル−1−エチル−3
−インドリル)−4−アザフタリド、3−[1,1−ビ
ス(4−ジエチルアミノフェニル)エチレン−2−イ
ル]−6−ジメチルアミノフタリド等を挙げることがで
きる。
0〜570nmの波長領域に吸収極大を有する)を作る
赤発色系発色剤としては、例えば、2−クロロ−3−メ
チル−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベンゾ
−6−ジエチルアミノフルオラン、1,2−ベンゾ−6
−N−エチル−N−イソアミルアミノフルオラン、2−
メチル−6−N−エチル−N−トリルアミノフルオラ
ン、2−クロロ−6−ジエチルアミノフルオラン、1,
2−ベンゾ−6−ジブチルアミノフルオラン、3,3−
ビス(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イ
ル)フタリド、3,3−ビス(1−エチル−2−メチル
インドール−3−イル)フタリド、ローダミン−β−
(γ−ニトロアニリノ)ラクタム等を挙げることができ
る。
5〜620nmの波長領域に吸収極大を有する)を作る
緑発色系発色剤としては、例えば、2−ジベンジルアミ
ノ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−アニリノ−6
−N−エチル−N−ヘキシルアミノフルオラン、2−オ
クチルアミノ−6−ジエチルアミノフルオラン、2−
(N−メチル)アニリノ−6−N−エチル−N−トリル
アミノフルオラン、3,3−ビス(4−ジエチルアミノ
−2−エトキシフェニル)−4−アザフタリド等を挙げ
ることができる。
0〜520nmの波長領域に吸収極大を有する)を作る
橙発色系発色剤としては、例えば、2−メチル−6−ジ
エチルアミノフルオラン、3−クロロ−6−N−シクロ
ヘキシルアミノフルオラン、2−t−ブチル−6−ジエ
チルアミノフルオラン、1,3−ジメチル−6−ジエチ
ルアミノフルオラン等を挙げることができる。
0〜600nmの波長領域に吸収極大を有する)を作る
黒発色系発色剤としては、例えば、2−アニリノ−3−
メチル−6−N−メチル−N−イソプロピルアミノフル
オラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−
N−ペンチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メ
チル−6−N−メチル−N−シクロヘキシルアミノフル
オラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジエチルアミ
ノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジブチ
ルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−クロロ−6−
ジメチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル
−6−N−エチル−N−イソアミルアミノフルオラン、
2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−N−イソ
アミルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−クロロ−
6−ジエチルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−ク
ロロ−6−N−メチル−N−エチルアミノフルオラン、
2−アニリノ−3−クロロ−6−N−メチル−N−イソ
プロピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−クロロ
−6−N−3−メチル−6−ジメチルアミノフルオラ
ン、2−(p−メチルアニリノ)−3−メチル−6−ジ
エチルアミノフルオラン、2−(p−メチルアニリノ)
−3−メチル−6−N−メチル−N−エチルアミノフル
オラン、2−(p−メチルアニリノ)−3−メチル−6
−N−メチル−N−イソプロピルアミノフルオラン、2
−(p−メチルアニリノ)−3−メチル−6−N−メチ
ル−N−ペンチルアミノフルオラン、2−(p−メチル
アニリノ)−3−メチル−6−N−メチル−N−シクロ
ヘキシルアミノフルオラン、2−(p−メチルアニリ
ノ)−3−メチル−6−N−エチル−N−ペンチルアミ
ノフルオラン、2−(p−メチルアニリノ)−3−クロ
ロ−6−ジメチルアミノフルオラン、2−(p−メチル
アニリノ)−3−クロロ−6−ジエチルアミノフルオラ
ン、2−(p−メチルアニリノ)−3−クロロ−6−N
−メチル−N−エチルアミノフルオラン、2−p−クロ
ロアニリノ−3−メチル−6−ジブチルアミノフルオラ
ン、2−アニリノ−3−メチル−6−ジオクチルアミノ
フルオラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチ
ル−N−ドデシルアミノフルオラン、2−アニリノ−3
−メトキシ−6−ジブチルアミノフルオラン、2−o−
クロロアニリノ−6−ジブチルアミノフルオラン、2−
p−クロロアニリノ−3−エチル−6−N−エチル−N
−イソアミルアミノフルオラン、2−o−クロロアニリ
ノ−6−p−ブチルアニリノフルオラン、2−アニリノ
−3−ペンタデシル−6−ジエチルアミノフルオラン、
2−アニリノ−3−エチル−6−ジブチルアミノフルオ
ラン、2−o−トルイジノ−3−メチル−6−ジイソプ
ロピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル−
6−N−イソブチル−N−エチルアミノフルオラン、2
−アニリノ−3−メチル−6−N−エチル−N−テトラ
ヒドロフルフリルアミノフルオラン、2−アニリノ−3
−クロロ−6−N−エチル−N−イソアミルアミノフル
オラン、2−アニリノ−3−メチル−6−N−メチル−
N−γ−エトキシプロピルアミノフルオラン、2−アニ
リノ−3−メチル−6−N−エチル−N−γ−エトキシ
プロピルアミノフルオラン、2−アニリノ−3−メチル
−6−N−エチル−N−γ−プロポキシプロピルアミノ
フルオラン、等を挙げることができる。
く、二種類以上を組み合わせて使用してもよい。
で又は混合して用いることができる。このような溶媒の
例としては、植物油、灯油、パラフィン、ナフテン油、
アルキル化ビフェニル、アルキル化ターフェニル、塩素
化パラフィン、アルキル化ナフタレン、ジアリールアル
カン、フタル酸エステル等を挙げることができる。
れ自体公知の任意の方法、例えば、界面重合法、内部重
合法、相分離法、外部重合法、コアセルベーション法等
の方法により製造することができる。また、バインダー
としては水溶性バインダー、ラテックス系バインダー等
を使用することができ、カプセル保護剤としては、セル
ロース粉末、デンプン粒子、タルク等を使用することが
できる。支持体上へのマイクロカプセル層の形成もそれ
自体公知の方法により行うことができる。
量は、0.03〜0.30g/m2、好ましくは0.0
5〜0.20g/m2 が適当である。
記のように顕色剤との反応で620〜700nmの波長
領域内に吸収極大を有する発色像を形成する発色剤を含
むものであり、マイクロカプセル層の上に局部的に設け
られている。インキ層に含有される発色剤は、顕色剤と
の反応で620〜700nmの波長領域に於いて高いP
CS値(Print Contrast Signal) (光学式読み取り適正
の程度を示す指標)を有する発色像を形成し得るもの、
特に、620〜700nmの波長の光を利用したバーコ
ード読み取り装置により確実に読み取ることができるバ
ーコード発色像を形成し得るものであることが好まし
い。
せる発色剤として使用することが好ましい化合物として
は、下記の一般式(A)で表される化合物、下記の一般
式(B)で表される化合物及び下記の一般式(C)で表
される化合物を挙げることができる。
ぞれ独立に、置換若しくは非置換のアルキル基、置換若
しくは非置換のアラルキル基、又は置換若しくは非置換
のアリール基を表し、RA1とRA2又はRA3とRA4は結合
してそれらが結合している窒素原子と共に環を形成して
もよく、RA5は水素原子又はアルキル基を表し、RA6、
RA7、RA8及びRA9はそれぞれ独立に、水素原子、ハロ
ゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、置換アミノ基又
は脂環式アミノ基を表し、X及びYはそれぞれ独立に水
素原子、アルキル基又はアルコキシ基を表す)。
ぞれ独立に、置換若しくは非置換のアルキル基、置換若
しくは非置換のアラルキル基、又は置換若しくは非置換
のアリール基を表し、RB1とRB2又はRB3とRB4は結合
してそれらが結合している窒素原子と共に環を形成して
もよく、RB5及びRB6はそれぞれ独立に、アルキル基を
表し、ZB は、下記式:
置換若しくは非置換のアルキル基、置換若しくは非置換
のアラルキル基、又は置換若しくは非置換のアリール基
を表し、RC1とRC2は結合してそれらが結合している窒
素原子と共に環を形成してもよく、RC3、RC4、RC5及
びRC6はそれぞれ独立に、水素原子又はアルキル基を表
し、RC7は水素原子、置換若しくは非置換のアルキル
基、置換若しくは非置換のアラルキル基、又は置換若し
くは非置換のアリール基を表し、ZC は下記式:
表される置換若しくは非置換のアルキル基としては、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシル、オクチル
等のような炭素数1〜8の直鎖又は分枝のアルキル基、
及びこれらのアルキル基に塩素原子、メトキシ、フェノ
キシ等のような置換基が結合した置換アルキル基が好ま
しい。
表される置換若しくは非置換のアラルキル基としては、
ベンジル、フェネチル、クミル等のような炭素数7〜1
2のアラルキル基、及びこれらのアラルキル基に塩素原
子、メトキシ、フェノキシ等のような置換基が結合した
置換アラルキル基が好ましい。
表される置換若しくは非置換のアリール基としては、フ
ェニル、ナフチル等のような炭素数6〜10のアリール
基、及びこれらのアリール基にメトキシ、フェノキシ等
のような置換基が結合した置換アリール基が好ましい。
はRA3とRA4が結合してそれらが結合している窒素原子
と共に形成する環としては、例えば、1−ピロリジノ
基、ピペリジノ基等のような5〜6員環の複素環である
ことが好ましい。
るアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、ブ
チル等のような炭素数1〜4の直鎖又は分枝のアルキル
基が好ましい。
表されるハロゲン原子としては塩素原子及びフッ素原子
が好ましい。また、RA6〜RA9で表されるアルキル基と
してはRA1について記載したような炭素数1〜8の直鎖
又は分枝のアルキル基が好ましく、アルコキシ基として
は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ヘキ
シルオキシ、オクチルオキシ等のような炭素数1〜8の
アルコキシ基が好ましく、置換アミノ基としては、ジメ
チルアミノ、ジエチルアミノ、ジブチルアミノ等のよう
な炭素数1〜4のアルキル基を二個有するジアルキルア
ミノ基が好ましく、脂環式アミノ基としては、ピロリジ
ノ、ピペリジノ等のような基が好ましい。
されるアルキル基及びアルコキシ基としては、RA6につ
いて上記したようなものが好ましい。
表される置換若しくは非置換のアルキル基、置換若しく
は非置換のアラルキル基、及び置換若しくは非置換のア
リール基は、一般式(A)に於けるRA1について記載し
たものと同様のものが好ましい。また、RB1とRB2又は
RB3とRB4が結合してそれらが結合している窒素原子と
共に形成する環としては、一般式(A)に於けるRA1と
RA2について記載したものと同様のものが好ましい。ま
たRB5又はRB6で表されるアルキル基としては、一般式
(A)に於けるRA5について記載したものと同様のもの
が好ましい。
びRC7で表される置換若しくは非置換のアルキル基、置
換若しくは非置換のアラルキル基、及び置換若しくは非
置換のアリール基は、一般式(A)に於けるRA1につい
て記載したものと同様のものが好ましい。また、RC1と
RC2が結合してそれらが結合している窒素原子と共に形
成する環としては、一般式(A)に於けるRA1とRA2に
ついて記載したものと同様のものが好ましい。また、R
C3〜RC6で表されるアルキル基としては、一般式(A)
に於けるRA5について記載したものと同様のものが好ま
しい。
具体例を下記表Aに示す。なお、表Aに於てRA1〜
RA9、X及びYは、一般式(A)に於ける記号を表す。
具体例を下記表Bに示す。なお、表Bに於てRB1〜
RB6、及びZB は、一般式(B)に於ける記号を表す。
具体例を下記表Cに示す。なお、表Cに於てRC1〜
RC7、及びZC は、一般式(C)に於ける記号を表す。
〜700nmの波長領域に吸収極大を有する発色像を生
じさせたい(例えば、バーコードの発色像を形成させた
い)と欲する任意の位置、大きさ及び数の領域に設ける
ことができる。インキ層の形成は、上記のような発色剤
を含むインキをマイクロカプセル層の上に印刷(好まし
くは、オフセット印刷)することによって容易に行うこ
とができる。
るインキ(「発色剤インキ」と言うことがある)として
は、ビヒクル型のものでも光硬化型のものでもよいが、
印刷後の乾燥が速いので光硬化型であることが好まし
い。
特定の発色剤を含有する他は、従来のビヒクル型印刷イ
ンキ(特に好ましくは、オフセット印刷用ビヒクル型イ
ンキ)と同様に構成されており、同様に調製することが
できる。例えば、特定の発色剤と、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、アルミナ等の白色顔料、植物油、鉱物油等の
ビヒクル、及び樹脂等とを混合してビヒクル型発色剤イ
ンキを調製することができる。ビヒクル型発色剤インキ
には特に着色顔料を添加しなくてもよいが、必要に応じ
て発色像に不利な影響を与えない程度の着色顔料が含ま
れていてもよい。
荏油等の乾性油が好ましい。鉱物油としては、揮発油、
灯油、マシン油、ワセリン、パラフィンワックス等が用
いられる。上記の樹脂としては、セラック、ロジン等の
天然樹脂や、変性フェノール樹脂、変性アルキッド樹
脂、ニトロセルロース等が用いられる。また、発色剤イ
ンキには、必要に応じて、ケトン類、エステル類、アル
コール類、エーテル類、テルペン類等を添加してもよ
い。
定の発色剤を含有する他は、従来の光硬化型印刷インキ
(特に好ましくは、オフセット印刷用光硬化型インキ)
と同様に構成されており、同様に調製することができ
る。即ち、光硬化型の発色剤インキは、上記のビヒクル
型の発色剤インキのビヒクルの代わりに、光硬化性化合
物と光重合開始剤とを含有させたものである。
(1)脂肪族、脂環式、芳香脂肪族又は芳香族の2〜6
価の多価アルコール又はポリアルキレングリコールのポ
リアクリレート又はポリメタクリレート、(2)脂肪
族、脂環式、芳香脂肪族又は芳香族の2〜6価の多価ア
ルコールにアルキレンオキサイドを付加させた形の多価
アルコールのポリアクリレート又はポリメタクリレー
ト、(3)ポリアクリロイルオキシアルキルリン酸エス
テル又はポリメタクリロイルオキシアルキルリン酸エス
テル、(4)ポリエステルポリアクリレート又はポリエ
ステルポリメタクリレート、(5)エポキシポリアクリ
レート又はエポキシポリメタクリレート、(6)ポリウ
レタンポリアクリレート又はポリウレタンポリメタクリ
レート、(7)ポリアミドポリアクリレート又はポリア
ミドポリメタクリレート、(8)ポリシロキサンポリア
クリレート又はポリシロキサンポリメタクリレート等を
挙げることができる。
アルキルエーテル類、アセトフェノン類、ベンジルケタ
ール類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類等を挙げ
ることができる。これらの中でもアセトフェノン類が特
に好ましく、具体例としては2−メチル−1−[4−
(メチルチオ)−フェニル]−2−モルホリノ−1−プ
ロパノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル
−1−プロパノン等が挙げられる。
1〜1.2g/m2 、好ましくは0.2〜0.6g/m
2 が適当である。
添加しなくてもよいが、必要に応じて発色像に不利な影
響を与えない程度の着色顔料が含まれていてもよい。
接触させるための顕色層に含有される顕色剤としては、
酸性白土、活性白土、アタパルジャイト、ゼオライト、
ベントナイト、カオリンのような粘土物質、芳香族カル
ボン酸の金属塩、フェノールホルムアルデヒド樹脂等を
挙げることができる。中でも芳香族カルボン酸金属塩が
好ましい。この芳香族カルボン酸金属塩の好ましい具体
例としては、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸、3,
5−ジ−t−オクチルサリチル酸、3,5−ジ−t−ノ
ニルサリチル酸、3,5−ジ−t−ドデシルサリチル
酸、3−メチル−5−t−ドデシルサリチル酸、3−t
−ドデシルサリチル酸、5−t−ドデシルサリチル酸、
5−シクロヘキシルサリチル酸、3,5−ビス(α,α
−ジメチルベンジル)サリチル酸、3−メチル−5−
(α−メチルベンジル)サリチル酸、3−(α,α−ジ
メチルベンジル)−5−メチルサリチル酸、3−(α,
α−ジメチルベンジル)−6−メチルサリチル酸、3−
(α−メチルベンジル)−5−(α,α−ジメチルベン
ジル)サリチル酸、3−(α,α−ジメチルベンジル)
−6−エチルサリチル酸、3−フェニル−5−(α,α
−ジメチルベンジル)サリチル酸、カルボキシ変性テル
ペンフェノール樹脂、3,5−ビス(α−メチルベンジ
ル)サリチル酸とベンジルクロリドとの反応生成物であ
るサリチル酸樹脂等の、亜鉛塩、ニッケル塩、アルミニ
ウム塩、カルシウム塩等を挙げることができる。
水系で分散処理するか、又は有機溶媒に溶解して使用す
ることができる。
理する場合は、ボールミル、アートライター、サンドグ
ラインダー等で処理することができ、分散液にすること
ができる。
媒としては、ジイソプロピルナフタレン、1−フェニル
−1−キシリルエタン、1−フェニル−1−イソプロピ
ルフェニルエタン、1−フェニル−1−エチルフェニル
エタン、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸アミル、メチレンクロライド、ブ
タノール、パラフィン、灯油等を挙げることができる。
溶解した溶液を、分散剤を含む水に対して5〜120重
量%、好ましくは50〜100重量%添加して乳化分散
させる。続いてこの乳化分散液を加熱して有機溶媒を除
去してもよい。芳香族カルボン酸金属塩は有機溶媒に対
して一般に10〜200重量%溶解して使用する。
ン系の界面活性剤や水溶性高分子化合物を使用すること
ができる。界面活性剤としては、アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、アルキルナフタレンスルホン酸塩、アルキル
スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルフェニルエーテル、多価アルコール脂肪酸部分エス
テル等が挙げられる。また、水溶性高分子化合物として
は、ポリビニルアルコール、変性ポリビニルアルコー
ル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ソーダ、ポリ
ビニルエーテル、ポリスチレンスルホン酸ソーダ、無水
マレイン酸共重合体等が挙げられる。
は、バインダーとして、スチレン−ブタジエン共重合体
ラテックス、酢酸ビニル系ラテックス、アクリル酸エス
テル系ラテックス、ポリビニルアルコール、ポリアクリ
ル酸、無水マレイン酸−スチレン−共重合体、デンプ
ン、カゼイン、アラビアゴム、ゼラチン、カルボキシメ
チルセルロース、メチルセルロース等の合成又は天然高
分子物質を添加してもよい。
0.1g/m2 〜3.0g/m2 、好ましくは0.2g
/m2 〜1.0g/m2 が適当である。
が、前記のように、マイクロカプセル層の表面上に局部
的に特定の発色剤を含むインキ層が設けられて形成され
ている他は、従来公知の感圧記録シートと同様に構成さ
れており、同様にして製造することができる。例えば、
発色剤含有層を支持体(一般に紙である)の片面に形成
して上用紙としたり、支持体の片面に発色剤含有層をそ
の反対側の面に顕色剤層を形成して中用紙としたりする
ことができる。本発明の感圧記録シートは、上用紙と中
用紙との組み合わせ、中用紙同士の組み合わせ、上用紙
又は中用紙と下用紙(顕色剤層を支持体の片面に形成し
たもの)との組み合わせ等に於いて、発色剤含有層と顕
色剤層とを接触させて使用するのが一般的である。
録すると、発色剤含有層のインキ層が設けられていない
領域に対応する顕色剤層には、マイクロカプセル層に含
まれている発色剤と顕色剤との反応により顕色剤層に6
20nmよりも短波長側の可視光領域に吸収極大を有す
る発色像が形成され、発色剤含有層のインキ層が形成さ
れた領域に対応する顕色剤層には、インキ層及びマイク
ロカプセル層に含有されている発色剤と顕色剤との反応
により620〜700nmの波長領域内に吸収極大を有
する発色像が形成される。
般式(A)で表される化合物、前記一般式(B)で表さ
れる化合物及び前記一般式(C)で表される化合物を使
用すると、発色剤含有層のインキ層が形成された領域に
対応する顕色剤層には、PCS値が著しく高い発色像が
形成される。このようなPCS値の高い発色像が形成さ
れることは、正確な読み取りが要求される発色像、例え
ば、バーコード発色像を形成させる際に極めて有利であ
る。即ち、本発明の感圧記録シートのインキ層が設けら
れた領域にバーコードを感圧記録すると、使用する光の
波長が620〜700nmの広範囲に亙って異なってい
るどのような赤色光学式読み取り装置を使用しても、形
成されたバーコード発色像を、実質的に読み取りエラー
無しに、確実に読み取ることが可能である。
詳細に説明する。
ルアミノフルオラン(顕色剤と反応して形成された発色
像は570nmで吸収極大を有する)5.0g及び2−
ベンジルアミノ−6−ジエチルアミノフルオラン(顕色
剤と反応して形成された発色像は605nmで吸収極大
を有する)2.0gを、ジイソプロピルナフタレン80
gとイソパラフィン20gとの混合物に溶解した。得ら
れた油性液に多価イソシアネートとしてカルボジイミド
変性ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレ
タン株式会社製、商品名「ミリオネートMTL」)10
g、ヘキサメチレンジイソシアネートのイソシアヌレー
ト体(日本ポリウレタン株式会社製、商品名「コロネー
トEH」)5g及びエチレンジアミンのブチレンオキサ
イド付加物(エチレンジアミンに対するブチレンオキサ
イドの付加モル数16.8モル、分子量1267)3.
0gを溶解し、一次溶液を調製した。
10g及びカルボキシメチルセルロース5gを溶解して
二次溶液を調製した。二次溶液を激しく攪拌しながら、
これに上記一次溶液を注いで水中油滴型エマルジョンを
形成させた。油滴のサイズが7.0μmになったところ
で攪拌を弱め、次いでこの乳化物中に20℃の水100
gを添加した後、系の温度を徐々に65℃にまで上昇さ
せ、この温度で90分間維持した。
ビニルアルコールの15%水溶液80g、カルボキシ変
性SBRラテックスを固形分として30g及びデンプン
粒子(平均粒径15μm)60gを添加した。次いで水
を添加して固形分濃度を20重量%に調節し、発色剤含
有マイクロカプセル液を調製した。
剤と反応して形成された発色像は700nmで吸収極大
を有する)30g、ジ−トリメチロールプロパンテトラ
アクリレート10g、ネオペンチルグリコールジアクリ
レートのプロピレンオキサイド付加物30g及びN−ニ
トロソフェニルヒドロキシルアミンアンモニウム塩0.
1gを120℃に加熱し、均一に溶解してワニスを調製
した。このワニス50gに、2−メチル−1−[4−
(メチルチオ)フェニル]−2−モルホリノ−1−プロ
パノン3g、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニ
ル−1−プロパノン3g、ポリエチレンワックス3g、
酸化チタン10g及びアルミナホワイト5gを混合し、
混合物を三本ロールミルで練肉し、得られたものに最後
にネオペンチルグリコールジアクリレートのプロピレン
オキサイド付加物10gを添加して、光硬化型の発色剤
インキ(1)を調製した。
ロカプセル液を3.5g/m2 の固形分が塗布されるよ
うに、エアーナイフコーターを使用して塗布し、乾燥し
て、紙の表面に発色剤含有マイクロカプセル層を形成し
た。
の領域の上に、上記の発色剤インキ(1)を、オフセッ
ト印刷機で、出力8kWのメタルハライドランプを使用
して、スピード120m/分で、2.0g/m2 のイン
キが印刷されるように印刷して、紙の全面にマイクロカ
プセル層が設けられ、マイクロカプセル層の上の一部分
にインキ層が設けられた感圧記録シート(1)(即ち、
感圧記録シートの発色剤含有層は、マイクロカプセル層
とインキ層とが露出している)を作製した。
5重量部、炭酸カルシウム120重量部、活性白土30
重量部、酸化亜鉛20重量部、ヘキサメタリン酸ナトリ
ウム1重量部及び水200重量部を、サンドグラインダ
ーを用いて平均粒径が3μmになるように均一に分散し
て顕色剤分散液を調製した。
%ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−
203)水溶液10重量部(固形分として)及び10%
ポリビニルアルコール(株式会社クラレ製、PVA−1
17)水溶液10重量部(固形分として)を添加し、固
形分濃度が20%になるように加水調節して顕色剤塗布
液を得た。
5.0g/m2 の固形分が塗布されるように、エアーナ
イフコーターを使用して塗布し、乾燥して、顕色剤シー
ト(1)を作製した。
(1)を組み合わせて、下記の方法に従ってPCS値の
測定及びバーコード読み取り試験を行った。
剤層とを接触させて重ね、発色剤含有層のマイクロカプ
セル層露出面に対応する領域とインキ層露出面に対応す
る領域との両方に300kg/cm2 の荷重圧をかけて
顕色剤層に発色像を形成させる。発色像が形成された顕
色剤シートを暗所にて24時間放置した後、顕色剤層の
660nmでの反射率を分光光度計(株式会社島津製作
所製、UV−3100)を使用して測定する。測定した
反射率から下記の式によりPCS値を算出する。 PCS値=(白地の反射率−発色像の反射率)/(白地
の反射率)
剤層とを接触させて重ね、発色剤含有層のマイクロカプ
セル層露出面に対応する領域とインキ層露出面に対応す
る領域との両方に、ドットインパクトプリンター(沖電
気株式会社製、8340SV)を使用して、NW−7の
バーコードを印字して、顕色剤シートの顕色剤層にバー
コード発色像を形成させる。このバーコード発色像を、
ペンタイプのバーコードリーダー(データロジック社
製、P50R−33、赤色LED、波長660nm)を
用いて読み取り試験する。
す。
表Bに示した化合物番号(B−2)の化合物(顕色剤と
反応して形成された発色像は660nmで吸収極大を有
する)30gを使用した他は、実施例1の発色剤インキ
(1)の調製に於けると同様にして発色剤インキ(2)
を調製した。
した発色剤インキ(2)を使用した他は、実施例1の
(3)に於けると同様にして、紙の全面にマイクロカプ
セル層が設けられ、マイクロカプセル層の上の一部分に
インキ層が設けられた感圧記録シート(2)を作製し
た。
けると同様にして作製した顕色剤シート(1)を組み合
わせて、実施例1に記載した方法に従ってPCS値の測
定及びバーコード読み取り試験を行った。その結果を表
1に示す。
剤と反応して形成された発色像は680nmで吸収極大
を有する)20g、ロジン変性マレイン酸樹脂20g及
びアマニ油12gの混合物を140℃に加熱し、均一に
溶解してワニスを調製した。このワニスに灯油5g、酸
化チタン25g及びベントナイト2gを加え、混合物を
三本ロールミルで混練して発色剤インキ(3)を調製し
た。
にして調製した発色剤含有マイクロカプセル液を3.5
g/m2 の固形分が塗布されるように、エアーナイフコ
ーターを使用して塗布し、乾燥して、紙の表面に発色剤
含有マイクロカプセル層を形成した。
の領域の上に、上記の発色剤インキ(3)を、オフセッ
ト印刷機で、スピード80m/分で、1.5g/m2 の
インキが印刷されるように印刷して、紙の全面にマイク
ロカプセル層が設けられ、マイクロカプセル層の上の一
部分にインキ層が設けられた感圧記録シート(3)(即
ち、感圧記録シートの発色剤含有層は、マイクロカプセ
ル層とインキ層とが露出している)を作製した。
けると同様にして作製した顕色剤シート(1)を組み合
わせて、実施例1に記載した方法に従ってPCS値の測
定及びバーコード読み取り試験を行った。その結果を表
1に示す。
感圧記録シートのマイクロカプセル層と接触した顕色剤
層に形成された発色像はPCS値が小さく、バーコード
発色像は読み取り不可能であったのに対し、インキ層と
接触した顕色剤層に形成された発色像はPCS値が高
く、バーコード発色像も読み取り可能であった。
領域に620〜700nmの波長領域内に吸収極大を有
する高いPCS値の発色像を生じさせることができ、こ
の部分領域に特にバーコード発色像を形成させたとき読
み取りエラーを生じることなく確実に読み取ることがで
き、容易に製造することができるという顕著な効果を奏
する感圧記録シートである。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体上に、620nmよりも短波長側
の可視光領域に吸収極大を有する発色像を形成する電子
供与性発色剤を包含するマイクロカプセル含有層が設け
られ、該マイクロカプセル含有層の表面の一部分に、6
20〜700nmの波長領域内に吸収極大を有する発色
像を形成する電子供与性発色剤を含有するインキ層が設
けられてなることを特徴とする感圧記録シート。 - 【請求項2】 インキ層に含有される電子供与性発色剤
により形成される発色像がバーコード発色像である請求
項1に記載の感圧記録シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05156131A JP3101127B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 感圧記録シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05156131A JP3101127B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 感圧記録シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06340168A true JPH06340168A (ja) | 1994-12-13 |
JP3101127B2 JP3101127B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=15621006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3101127B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210062303A (ko) * | 2019-11-21 | 2021-05-31 | 경희대학교 산학협력단 | 전기변색 염료 조성물 및 이를 포함하는 전기변색 소자 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP05156131A patent/JP3101127B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR20210062303A (ko) * | 2019-11-21 | 2021-05-31 | 경희대학교 산학협력단 | 전기변색 염료 조성물 및 이를 포함하는 전기변색 소자 |
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