JPH06340126A - 文字出力装置 - Google Patents

文字出力装置

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JPH06340126A
JPH06340126A JP6116077A JP11607794A JPH06340126A JP H06340126 A JPH06340126 A JP H06340126A JP 6116077 A JP6116077 A JP 6116077A JP 11607794 A JP11607794 A JP 11607794A JP H06340126 A JPH06340126 A JP H06340126A
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波男 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の文字データのうち所望する任意の文字
データに対してだけ横方向及び縦方向の拡大倍率を個別
に自由に指定できるようにする。 【構成】 文章メモリ3に記憶された複数の文字列のう
ち所望する文字列をカーソルで指定して入力部1の倍角
キーKCを操作すると、その操作毎に横倍率が+1更新
され、また縦倍キーKBを操作した後、↑キーを操作す
る毎に縦倍率が+1更新され、その横倍率及び縦倍率は
表示装置7に表示される。そこで実行キーKEが操作さ
れるとその倍率が確定され、対応するコードが文章メモ
リ3に記憶されるようになる。この文章メモリ3に記憶
された内容は解読され、各文字データ対応の拡大倍率で
印字部9において印字される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の文字データの各
々を対応する文字パターンに展開して出力する文字出力
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語パーソナルワードプロセッ
サにおいては、文章入力した際に倍角キーを操作するこ
とによって強調したい文字等を拡大印字することができ
る。また、表示画面に表示される複数の文字データ全体
を各文字データ毎に横方向、および縦方向に所望倍率で
拡大できるようにした表示制御装置もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記パ
ーソナルワードプロセッサにおいては、倍角キーの操作
で拡大指定が可能な文字サイズは予め決められた大きさ
でしか行うことができなかった。また、上記表示制御装
置では、拡大できる対象が複数の文字データ全体に限ら
れており、複数の文字データのうちの所望する文字デー
タについてのみを、所望する横方向の倍率、及び所望す
る縦方向の倍率で拡大することはできなかった。本発明
の課題は、複数の文字データのうち所望する任意の文字
データに対し、横方向及び縦方向の拡大倍率を個別に自
由に指定でき、その指定内容を適宜変更して指定した際
にその指定内容を表示画面上で確認した上で、指定され
たサイズの文字出力をできるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。複数の文字データを記憶する文字データ記憶手
段と、この文字データ記憶手段に記憶された複数の文字
データのうちで所望する任意の文字データの位置をカー
ソルで指定する文字指定手段と、上記カーソルで指定さ
れた文字データに対して、横方向の任意整数倍の拡大倍
率、及び縦方向の任意整数倍の拡大倍率を個別に指定す
る倍率指定手段と、上記倍率指定手段で個別に指定され
た上記横方向の拡大倍率を示す情報と、縦方向の拡大倍
率を示す情報とを表示画面上にガイダンス表示するガイ
ダンス表示手段と、上記倍率指定手段で指定された上記
拡大倍率が変更指定された際は、その変更指定された時
点で、上記表示画面上に表示される上記ガイダンス表示
の内容を、上記変更の拡大倍率を示す情報に変更してガ
イダンス表示するよう制御する表示制御手段と、上記倍
率指定手段で指定された拡大倍率、あるいは変更指定さ
れた拡大倍率の確定を指示する操作が行われた際に、そ
の時の上記横方向及び上記縦方向の拡大倍率に対応する
横倍率情報及び縦倍率情報を、上記文字指定手段で指定
された文字データに対応づけて上記文字データ記憶手段
内において記憶制御する記憶制御手段と、上記文字デー
タ記憶手段に記憶された各文字データを読み出し、これ
らの各文字データを、対応する各文字パターンに展開し
て出力し、この読み出された文字データが上記横倍率情
報と上記縦倍率情報とが対応づけられた文字データであ
る場合には、その文字データに対応する文字パターン
を、対応づけられた上記横倍率情報及び上記縦倍率情報
に従って横方向及び縦方向に拡大したパターンに変換し
て出力する出力手段と、を有する。
【0005】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。複数の
文字データのうちでカーソルで指定された文字データに
対して、横方向の任意整数倍の拡大倍率、及び縦方向の
任意整数倍の拡大倍率を個別に指定すると、この指定さ
れた横方向の拡大倍率を示す情報と縦方向の拡大倍率を
示す情報とが表示画面上にガイダンス表示され、この指
定された上記拡大倍率が変更指定された際は、その変更
指定された時点で、上記表示画面上に表示される上記ガ
イダンス表示の内容が、上記変更の拡大倍率を示す情報
に変更されてガイダンス表示される。この後、拡大倍率
の確定を指示する操作が行われた際に、その時の上記横
方向及び縦方向の拡大倍率に対応する横倍率情報及び縦
倍率情報を、カーソルで指定された文字データに対応づ
けて文字データ記憶手段内に記憶させる。出力手段は、
上記文字データ記憶手段に記憶された各文字データを読
み出し、これらの各文字データを、対応する各文字パタ
ーンに展開して出力し、この読み出された文字データが
上記横倍率情報と上記縦倍率情報とが対応づけられた文
字データである場合には、その文字データに対応する文
字パターンを、対応づけられた上記横倍率情報及び上記
縦倍率情報に従って横方向及び縦方向に拡大したパター
ンに変換して出力する。従って、複数の文字データのう
ちカーソルで任意に指定した所望する文字データに対
し、横方向及び縦方向の拡大倍率を個別に自由に指定す
ることができ、またこの指定の後この拡大倍率を必要に
応じて適宜変更指定することができ、多彩な文字サイズ
による多彩な形態の文字出力が可能となる。
【0006】
【実施例】以下、この発明を図面に示す一実施例に基づ
いて具体的に説明する。なお、本実施例は日本語パーソ
ナルワードプロセッサに適用した例である。
【0007】実施例の構成 図1はこのワードプロセッサのブロック回路図を示して
いる。この入力部1のキーボード上には、カナ文字、ロ
ーマ字、数字等の文字入力キーや漢字変換キー等の他、
上下のカーソル移動キーKA、縦倍キーKB、倍角キー
KC、解除キーKD、実行キーKE、印字キーKFが設
けられている。ここで、縦倍キーKBは指定文字を標準
サイズ(全角サイズ)に対して縦方向に拡大指定する為
のキー、倍角キーKCは指定文字を標準サイズに対して
横方向に拡大指定する為のキー、解除キーKDは拡大設
定モードを解除してノーマルモードに復帰させる為のキ
ー、実行キーKEは拡大設定を実行させる為のキー、印
字キーは作成した文章データの印字を開始させる為のキ
ーである。しかして、入力部1から操作キーに対応して
出力されるキーコードはCPU(中央演算処理回路)2
に送られ、それに応じたキー処理プログラムを指定す
る。
【0008】CPU2はこのワードプロセッサの各種の
動作を制御するもので、入力処理、演算処理、漢字変換
処理、文字拡大処理(自由倍角処理)等を実行する。そ
して、CPU2は入力部1から操作キーに対応する文字
コードや縦倍角コード、横倍角コードを入力された順序
にしたがって文章メモリ3に書き込む。文章メモリ3は
大容量のRAM(ランダスアクセスメモリ)によって構
成され、CPU2の制御下でその書き込みおよび読み出
し動作が制御されるもので、文章メモリ3から読み出さ
れた文字コード等はCPU2に取り込まれ、またCPU
2の制御下でROM(リードオンリメモリ)4に与え
る。ROM4は例えば1文字が16×16ドット構成の
キャラクタパターンを各文字に対応して記憶するキャラ
クタジェネレータCGの他、各種のメッセージデータを
記憶するメッセージテーブルMT、システム制御用の各
種プログラムを記憶するプログラムメモリPMを有する
構成となっている。そして、キャラクタジェネレータC
Gから変換出力されるドットパターン(文字パターン)
はCPU2を介して表示メモリ5に送られる。表示メモ
リ5はCPU2からの文字パターンを記憶し、その内容
は表示用ドライバ6に送られて表示駆動信号に変換され
たのち表示装置7にて表示される。ここで、表示装置7
は液晶表示装置によって構成され、文字等をドットマト
リックス駆動方式にしたがって、表示するもので、その
表示領域は上下2行に亘った構成となっている。
【0009】また、文章メモリ3の内容を印字する際に
文章メモリ3からCPU2に取り込まれたコードに応じ
てCPU2は全角文字か拡大文字かを判別し、全角文字
であればキャラクタジェネレータCGからの文字パター
ンをそのまま印字制御部8を介して印字部9に送り、全
角サイズで印字させる。また、拡大文字である場合には
キャラクタジェネレータCGからの文字パターンをCP
U2内の拡大パターン発生部10に送る。この拡大パタ
ーン発生部10は拡大データメモリ11からの拡大情報
に応じて文字パターンを拡大するもので、これによって
拡大された文字パターンは、印字制御部8を介して印字
部9に送られて拡大サイズで印字される。なお、印字部
9は熱転写式のサーマルプリンタで構成され、印字制御
部8内のデータをドットパターンで印字する。
【0010】また、CPU2には自由拡大処理用の各種
の情報等を記憶するRAM12が双方向に接続されてい
る。このRAM12には次の情報が記憶されている。即
ち、 NOWPA:文章メモリ3の現在頁先頭アドレス NOWLA:文章メモリ3のカーソル行先頭アドレス TXCSR:カーソル桁位置 DSPTC:縦倍角設定時の表示開始桁位置 NOWLN:表示されている現在行ナンバ DSPLN:表示上段行ナンバ TNA:上記NOWLAに対応する現在行先頭アドレス TTX:上記TXCSRに対応するカーソル桁位置 TDT:上記DSPTCに対応する表示開始桁位置 TNL:上記NOWLNに対応する現在行ナンバ TDL:上記DSPLNに対応する表示上段行ナンバ XWD:横方向倍角サイズ YWD:縦方向倍角サイズ COL:文章書式に応じた1行当たりの最大桁数 CSR:縦倍角設定時における着目行のカーソル桁位置
【0011】実施例の動作 先ず、入力文字を縦横ともフリーサイズの自由倍角に設
定する場合の動作について説明する。図2(1)〜
(5)は縦倍角設定時のキー操作例とこれに対応する表
示例を示した図である。そして図2(1)は横倍角設定
後の表示例を示している。この場合、横倍角設定は図3
(1)〜(4)に示す如く倍角キーを順次操作すること
によって行う。先ず、図3(1)に示すように文章メモ
リ3に書込まれた文章データ、例えば「この文字は拡
大」のうち、拡大すべき文字位置にカーソルをセットす
る。いま、「拡」の文字にカーソルをセットした状態を
示しており、この状態において倍角キーを操作すると、
図3(2)に示す如く、拡大指定された文字「拡」の左
側にある各文字コードが順次1桁ずつ左シフトされると
共に、カーソル桁が左に1桁移動してこのカーソル桁に
倍角コードが書き込まれる。このような動作が倍角キー
が操作される毎に実行される結果、倍角キーの2回目の
操作では、文章メモリ3の記憶状態は図3(3)に示す
如くとなり、更に3回目の操作では図3(4)に示す如
くとなる。したがって、倍角キーを3回操作すると拡大
指定された文字「拡」の左側に倍角コードが連続して3
個書き込まれることになる。なお、この場合、3個の倍
角コードと拡大指定された文字コード「拡」とを含めて
4倍角が設定されたことになる。
【0012】このようにして倍角コードの設定が終った
ら、縦倍角を設定する。この場合、縦倍角キーを操作し
たのちカーソル移動キー「↑」操作して縦倍角を更新さ
せ、そして所望の縦倍角の設定が終ったら実行キーを操
作する(図2(2)〜(5)参照)。しかして、縦倍角
キーの操作によって図4のフローが実行開始される。即
ち、図4において、縦倍角キーが操作されると、縦倍角
設定終了後、通常のノーマル表示に戻す為に、戻り情報
を退避させる処理が実行される(ステップS1)。即
ち、ここで、戻り情設としては、現在行先頭アドレス
(TNA)、カーソル桁位置(TTX)、表示開始桁位
置(TDT)、現在行ナンバ(TNL)、表示上段行ナ
ンバ(TDL)であり、これらの各戻り情報はRAM1
2内の対応するエリアに書き込まれて縦倍角設定処理が
終るまで退避される。このような戻し情報のセット処理
が終ると、縦倍角設定処理で必要とされる各情報のイニ
シャライズ処理(ステップS2)が行なわれる。即ち、
横倍角サイズ(XWD)として「1」が設定され、現在
行先頭アドレス(TNA)がカーソル行先頭アドレス
(NOWLA)として転送され、また文章書式に応じた
最大桁数(COL)が設定され、縦倍角サイズ(YW
D)として「2」が設定され、更に着目行のカーソル桁
位置(CSR)が設定される。
【0013】しかして、上述したイニシャライズが終る
と、現在のカーソル桁位置に対応する文章メモリ3の内
容を読み込み、この読込コードが倍角コードであるかが
調べられる(ステップS3、S4)。いま、図2(1)
に示すように縦倍角キーが操作される前のカーソル位置
は、最後に設定した倍角コードの対応位置にセットされ
ているので、ステップS4で読込コードは倍角コードで
あると判断される。この場合、カーソル桁が1文字分右
へ移動、即ち、着目行のカーソル桁位置を+1するイン
クリメント処理が実行される。そして、倍角コードの検
出に伴って横方向倍角サイズ(XWD)が+1される
(ステップS6)。ここで、倍角サイズ(XWD)は初
期値「1」が設定されているので、最初の倍角コード検
出に伴ってその値は「2」となる。次に、着目行のカー
ソル桁位置(CSR)と書式最大桁数(COL)との比
較が行なわれ、文章書式に応じた1行当たりの最大桁を
オーバした位置にカーソルが移動されたかが調べられる
(ステップS7)。いま、オーバしなければ、ステップ
S3に戻って倍角コードの検出が行なわれ、そして倍角
コードがあれば、カーソル桁を1文字分右へ移動しなが
ら倍角サイズをカウントする処理が実行される。したが
って、2回目の倍角コードの検出で倍角サイズ(XW
D)は「3」、3回目の倍角コード検出で倍角サイズ
(XWD)は「4」となる。このように縦倍角キーが操
作されると、そのときのカーソル位置より文章メモリ3
の内容が順次読み出され、倍角コード以外のコードが現
われるまで倍角サイズがカウントされるが、このような
カウント動作は書式の最大桁数を越えない範囲内におい
て行なわれる。なお最大桁オーバが検出されると、縦倍
角設定フローから抜ける。
【0014】しかして、倍角コード以外のコードが検出
されると、倍角設定表示(ステップS8)が実行され、
表示装置7の上段表示領域にはテキスト、下段表示領域
には拡大サイズを数量的に示すメッセージが表示され
る。即ち、図2(a)に示すように縦倍キーの操作に伴
う表示内容は、その上段表示領域に文章メモリ3の内容
に応じたテキストデータが読み出されて表示メモリ5に
書き込まれドライバ6で表示駆動信号に変換されて
【外1】 拡……が表示される。この場合、カーソルは「拡」の表
示桁に位置している。また、下段表示領域にはROM4
のメッセージテーブルMTから“自由倍角”
【外2】 が夫々読み出されると共に、RAM12から縦倍角サイ
ズYWD(初期値の「2」)、横倍角サイズXWD(設
定値の「4」)が読み出されて夫々表示メモリ5に書き
込まれ、ドライバ6を介して“自由倍角”“2×4倍”
が表示される。次に、オペレータからのキー入力待ち状
態となる(ステップS9)。ここで、有効なキーは実行
キー(ステップS10)、解除キー(ステップS1
1)、カーソル移動キー
【外3】 (ステップS12)、カーソル移動キー
【外4】 (ステップS13)である。いま、縦倍角を更新させる
為にカーソル移動キー
【外3】が操作されると、そのことがステップS12で
検出されてステップS17に進み、現在行より1つ上の
行(手前の行)の先頭アドレスが求められRAM12に
カーソル行先頭アドレスNOWLAとしてセットされ
る。そして、上述のようにしてカーソル行先端アドレス
NOWLAを変更した結果、その値が所定の範囲にある
かが調べられる(ステップS15)。即ち、RAM12
内の現在行先頭アドレスTNA、カーソル行先頭アドレ
スNOWLA、現在頁先頭アドレスNOWPAとの間に
おいて、 TNA>NOWLA≧NOWPA の関係が成立するか、換言すれば、いまの場合、カーソ
ル移動キー
【外3】の操作でカーソル行(着目行)先頭アドレスが
現在の頁内にあるかを調べ、前頁に倍角設定がまたがる
のを防止する為の処理で、現在の頁内であればステップ
S16に進み、カーソル移動キー
【外3】の操作に伴って縦倍数を変更する処理が行なわ
れ、RAM12内の縦倍角サイズYWDが+1されて
「3」となる。そして、ステップS8に戻って表示処理
が行なわれるので、カーソル移動キー
【外3】1回目の操作に応じて表示内容は図2(3)に
示す如くとなり、メッセージ表示が“自由倍角3×4
倍”となる。そして、キー入力待ち状態となる(ステッ
プS9)。そして、再びカーソル移動キー
【外3】が操作されると、上述と同様の動作が繰り返さ
れ、カーソル行先頭アドレスの変更処理後、そのアドレ
スが現在の頁内にあれば、縦倍数を+1するインクリメ
ント処理が実行されてステップS8に戻る。したがっ
て、カーソル移動キー
【外3】2回目の操作で表示内容は図4(4)に示す如
く、メッセージ表示が“自由倍角4×4倍”となる。こ
れによって所望する縦倍数の設定が終ったことを目視確
認することができる。なお、この縦倍角サイズの設定は
現在頁先頭アドレスNOWPAの範囲内において行なわ
れ、それを越えると、ステップS15でそのことが検出
されてステップS8に戻り、縦倍角サイズのインクリメ
ン処理は禁止される。一方、カーソル移動キー
【外4】が操作されると、そのことがステップS13で
検出されてステップS14に進み、現在行より1つ下の
行(次の行)の先頭アドレスが求められてRAM12に
カーソル行先頭アドレスNOWLAとしてセットされ
る。そして、ステップS15で変更後のカーソル行先頭
アドレスNOWLAが所定の範囲内にあるかが調べら
れ、その結果、所定の範囲内にあれば縦倍角サイズYW
Dを−1する処理が実行されたのちステップS8に戻
る。したがって、予め設定した設定倍角サイズは、カー
ソル移動キー
【外4】が操作される毎に縦倍角サイズが1ずつ減算さ
れるので、間違って縦倍数を多く設定した場合にはカー
ソル移動キー
【外4】の操作でそれを訂正することができる。なお、
この訂正は現在行先頭アドレスTNAの範囲内において
行なわれ、それを越えると、ステップS15からステッ
プS8に戻り縦倍数の変更処理は禁止される。
【0015】しかして、所望する縦倍角の設定が終了
し、実行キーが操作されると、そのことがステップS1
0で検出されてステップS18に進み、文章メモリ3に
縦倍コードが書き込まれる。この場合、図5に示すよう
に、文章メモリ3には縦倍コードが横方向に横倍角サイ
ズXWD分書き込む処理が縦倍数サイズYWD−1行分
繰り返されることによって拡大スペースが縦倍コードで
埋められることになる。これによって「拡」の文字は4
×4倍の大きさに設定されたことになる。次に、上記ス
テップS1で退避させておいた情報、即ち、現在行先頭
アドレスTNA、カーソル桁位置TTX、表示開始桁位
置TDT、現在行ナンバTNL、表示上段行ナンバTD
Lが夫々対応するRAM12内のNOWLA、TXCS
R、DSPTC、NOWLN、DSPLNとして戻され
る(ステップS19)。これによって表示状態は縦倍角
設定から通常の状態に戻される。そして、カーソルを右
に1桁移動させて次桁にカーソルをセットさせる(ステ
ップS20)。図2(5)は実行キーの操作で通常状態
に戻った場合の表示状態で、自由倍角を示すメッセージ
表示が消えて上下両表示領域に文章メモリ3の内容が1
行分表示され、そして、カーソルは次の文字に対する倍
角コード位置にセットされる。このように、縦倍角設定
が終って実行キーが操作されると、カーソル右移動で自
動的に次の桁にカーソルがセットされるので、次の文字
に対する縦倍角設定を連続的に行うことができる。な
お、解除キーが操作されると、縦倍角設定フローから抜
ける(ステップS21)。
【0016】次に、文章メモリ3に作成したデータを印
字する場合に、印字キーが操作されたときの動作を図6
に示すフローにしたがって説明する。印字キーが操作さ
れると、先ず、拡大印字動作中かを拡大データメモリ1
1内に拡大情報が記憶されているかに応じて調べられる
(ステップS31)。いま、拡大印字動作中でなけれ
ば、文章メモリ3よりコードを読み出し、次に、文章メ
モリ3の最終コードが読み出されたかが調べられる(ス
テップS32、S33)。いま、文章メモリ3の内容が
全て印字されていない場合には、文章メモリ3から読み
出したコードが拡大コード、即ち、縦倍角コード、横倍
角コードかを調べる(ステップS34)。ここで、拡大
コードでなければ、通常の全角サイズで文字印字が行な
われる。この場合、文章メモリ3から読み出された文字
コードがCPU2の制御下でROM4内のキャラクタジ
ェネレータCGに与えられて全角の文字パターンに変換
され、印字制御部8を介して印字部9に送られ、全角の
文字が印字される。
【0017】また、拡大コードであれば、RAM12内
の横倍角サイズXWD、縦倍角サイズYWDに基づいて
縦横の拡大倍率を算出し、拡大指定されている文字コー
ド等と共に、これら拡大情報を拡大データメモリ11に
記憶させる(ステップS36)。そして、この拡大デー
タメモリ11の内容に応じてキャラクタジェネレータC
Gからの文字パターンが拡大されて印字部9にて1行分
拡大印字される(ステップS37)。そして、拡大印字
終了かが調べられ、拡大印字終了でなければ、ステップ
S31に戻って上述と同様の処理が拡大印字が終了する
まで行なわれる。そして、拡大印字が終わると、ステッ
プS39で拡大データメモリ11の対応する内容がリセ
ットされたのち、ステップS31に戻す。
【0018】図7、図8は文章メモリ3の設定内容に応
じた印字状態を示している。即ち、図7(A)は横倍角
を4倍に設定した場合の文章メモリ3の内容を示し、図
7(B)はこれに応じた印字状態で、「拡」の文字は横
に4倍された大きさに拡大されたものとなる。また、図
8(A)は、横倍角が4倍、縦倍角が4倍となるように
設定した場合の文章メモリ3の内容を示し、図8(B)
はこれに応じた印字状態で「拡」の文字は全角に対して
4×4倍の大きさに拡大されたものとなる。このように
本実施例においては1文字毎に自由に設定した拡大倍率
で文字の拡大印字が可能となる。
【0019】なお、上記実施例では、図5に示すよう
に、縦倍角コードで埋めるようにしたが、最後に設定し
た倍角コード上に縦倍角コードを書き込むことにより、
倍角コード(文字コードを含む)と縦倍角コードとをL
字形状に配列させ、その間の空エリアを利用して次の文
字コードを書き込むようにすれば、文章メモリを節約す
ることができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、複数の文字データのう
ちカーソルで任意に指定した所望する文字データに対
し、横方向及び縦方向の拡大倍率を個別に自由に指定す
ることができ、またこの指定の後この拡大倍率を必要に
応じて適宜変更指定することができ、多彩な文字サイズ
による多彩な形態の文字出力が可能となる。また、この
指定及び変更の内容は、その指定に合せて直ちにガイダ
ンス表示されるので、実際の拡大出力に先立って、上記
任意指定の横方向の拡大倍率あるいは縦方向の拡大倍率
が、所望する倍率であったか否か、あるいは所望する倍
率に変更できたか否かを表示画面上で確認することがで
きる。更に、上記複数の文字データを記憶する記憶手段
内においては、上記拡大倍率が指定された文字データに
ついては、その文字データに対応づけてその横倍率及び
縦倍率を示す情報が記憶されるので、その記憶手段に記
憶された内容を読み出して文字パターンに展開して印字
出力する際に、拡大倍率の指定された文字データは対応
する横倍率及び縦倍率で印字出力することができ、非拡
大文字と拡大文字とを混在させて印字出力することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のブロック回路図である。
【図2】縦倍角設定時のキー操作例とこれに対応する表
示例を示した図である。
【図3】横倍角設定時のキー操作例とこれに対応する表
示例を示した図である。
【図4】縦倍角キーの操作に伴う動作を示したフロチャ
ートである。
【図5】文章メモリに拡大コードを設定した状態を示し
た図である。
【図6】印字動作を示したフローチャートである。
【図7】文章メモリに拡大コードを設定した状態、及び
その印字状態を示した図である。
【図8】文章メモリに拡大コードを設定した状態、及び
その印字状態を示した図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 CPU 3 文章メモリ 10 拡大パターン発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 3/12 H G09G 5/26 8121−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の文字データを記憶する文字データ記
    憶手段と、 この文字データ記憶手段に記憶された複数の文字データ
    のうちで所望する任意の文字データの位置をカーソルで
    指定する文字指定手段と、 上記カーソルで指定された文字データに対して、横方向
    の任意整数倍の拡大倍率、及び縦方向の任意整数倍の拡
    大倍率を個別に指定する倍率指定手段と、 上記倍率指定手段で個別に指定された上記横方向の拡大
    倍率を示す情報と、縦方向の拡大倍率を示す情報とを表
    示画面上にガイダンス表示するガイダンス表示手段と、 上記倍率指定手段で指定された上記拡大倍率が変更指定
    された際は、その変更指定された時点で、上記表示画面
    上に表示される上記ガイダンス表示の内容を、上記変更
    の拡大倍率を示す情報に変更してガイダンス表示するよ
    う制御する表示制御手段と、 上記倍率指定手段で指定された拡大倍率、あるいは変更
    指定された拡大倍率の確定を指示する操作が行われた際
    に、その時の上記横方向及び上記縦方向の拡大倍率に対
    応する横倍率情報及び縦倍率情報を、上記文字指定手段
    で指定された文字データに対応づけて上記文字データ記
    憶手段内において記憶制御する記憶制御手段と、 上記文字データ記憶手段に記憶された各文字データを読
    み出し、これらの各文字データを、対応する各文字パタ
    ーンに展開して出力し、この読み出された文字データが
    上記横倍率情報と上記縦倍率情報とが対応づけられた文
    字データである場合には、その文字データに対応する文
    字パターンを、対応づけられた上記横倍率情報及び上記
    縦倍率情報に従って横方向及び縦方向に拡大したパター
    ンに変換して出力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする文字出力装置。
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