JPH0633921U - 縫製工員用エプロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 支障なくミシン操作ができ、ズボンを汚さな
いようにする。 【構成】 エプロンの前部に股下までのスリット１を設
ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、縫製工員が着用するエプロンに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、スカートやエプロンのすそなどに入れるスリットは歩きやすさと装飾を 兼ねる程度のもので、椅子に座って脚を自在にひらけるくらいのスリットを入れ たエプロンはなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

そのため、ミシン操作では押えを上げるため頻繁に脚をひらくが、縫製工員が 従来のエプロンをすると脚がひらきにくくなリミシン操作に支障があった。その ため、縫製工員がエプロンをすることは少なく、作業中に私服のズボンが汚れた りして不快であった。 本考案は、そのような欠点を除くために考えたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

従来のエプロンをして縫製工員がミシン操作をするには無理がある。そこでこ の考案の考案者はなんとかエプロンをして縫製工員がミシン操作をできないかあ れこれ考えた。そして椅子に座って脚を自在にひらけるようにするにはエプロン の前部に股下までのスリットを設ければいいと考えつきこの考案を完成させるこ とができた。 この考案に係るものは次のようなものである。

【０００５】 すなわち、エプロンの前部に股下までのスリット（１）を設けた縫製工員用エ プロンである。

【０００６】

【作用】 この考案に係る縫製工員用エプロンは次のようにして使用する。すなわち、縫 製工員用エプロンを着用し、椅子に座り、ミシンの操作を行なう。

【０００７】

【実施例】

実施例１ 図１は実施例１を示す斜視図である。 実施例１のものでは、エプロンの前部に股下までのスリット（１）を設ける。

【０００８】 実施例２ 図２は実施例２を示す斜視図である。 実施例２のものでは、エプロンの前部で左身頃（２）と右身頃（３）を重ねて 股下までのスリット（１）を設ける。このようにすると、座ったときさらにエプ ロンでズボンを覆うことができる。

【０００９】 実施例３ 図３は実施例３を示す斜視図である。 実施例３のものでは、エプロンに股下までのタック（４）を設ける。またタッ ク（４）をプリーツにしても同様であることは言うまでもない。

【００１０】

【考案の効果】

この考案に係る縫製工員用エプロンを使用すると、椅子に座ったとき自在に脚 がひらくので支障なくミシン操作ができる。またズボンが汚れないのでとても快 適である。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１を示す斜視図である。

【図２】実施例２を示す斜視図である。

【図３】実施例３を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ スリット ２ 左身頃 ３ 右身頃 ４ タック

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 エプロンの前部に股下までのスリット
   （１）を設けた縫製工員用エプロン。