JPH0633890B2 - 空気調和機の室外ユニツト - Google Patents
空気調和機の室外ユニツトInfo
- Publication number
- JPH0633890B2 JPH0633890B2 JP12588486A JP12588486A JPH0633890B2 JP H0633890 B2 JPH0633890 B2 JP H0633890B2 JP 12588486 A JP12588486 A JP 12588486A JP 12588486 A JP12588486 A JP 12588486A JP H0633890 B2 JPH0633890 B2 JP H0633890B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- air
- air conditioner
- blower
- holes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は空気調和機の室外ユニットに係り、特に後面多
孔形パネルを有する室外ユニットに関する。
孔形パネルを有する室外ユニットに関する。
〔従来の技術〕 第６図は従来の室外ユニットの側断面図を示し、１は室
外ユニット本体、２は室外ユニット本体１に内蔵された
前面を空気吸込口とした空気熱交換器、３は送風機、４
は送風機３を駆動する送風用電動機、５は室外ユニット
の外殻を兼用しているガード用金網、６は室外ユニット
前面に開口した空気吸込口である。従来の室外ユニット
は上記のように構成され、空気吸込口６より矢印Ａの如
く外気を導き、この空気と空気熱交換器２の冷媒間で熱
交換が行われ、その空気を送風機３で後方（矢印Ｂ）へ
放出するようになされている。
外ユニット本体、２は室外ユニット本体１に内蔵された
前面を空気吸込口とした空気熱交換器、３は送風機、４
は送風機３を駆動する送風用電動機、５は室外ユニット
の外殻を兼用しているガード用金網、６は室外ユニット
前面に開口した空気吸込口である。従来の室外ユニット
は上記のように構成され、空気吸込口６より矢印Ａの如
く外気を導き、この空気と空気熱交換器２の冷媒間で熱
交換が行われ、その空気を送風機３で後方（矢印Ｂ）へ
放出するようになされている。
従来の室外ユニットにおいては、例えば第７図の平面図
で示すように室外機を複数台設置する場合、これらを互
いに接近して設置すると隣接室外機の吹出空気を吸込む
ことになって能力低下をきたすおそれがあった。このた
め複数の室外機は互いにある程度離間距離をおいて設置
する必要があり、広い設置スペースを必要とした。また
これらの室外機は吹出口を道路に向けて軒下等に据付け
る場合が多く、通行中の人に吹出空気が当り不快感を与
える欠点があった。さらに吹出口を壁面に向けて設置し
ようとした場合には壁面９と室外ユニット本体１との間
隔を大きくとらなければならず、広い据付面積を必要と
する等の欠点があった。
で示すように室外機を複数台設置する場合、これらを互
いに接近して設置すると隣接室外機の吹出空気を吸込む
ことになって能力低下をきたすおそれがあった。このた
め複数の室外機は互いにある程度離間距離をおいて設置
する必要があり、広い設置スペースを必要とした。また
これらの室外機は吹出口を道路に向けて軒下等に据付け
る場合が多く、通行中の人に吹出空気が当り不快感を与
える欠点があった。さらに吹出口を壁面に向けて設置し
ようとした場合には壁面９と室外ユニット本体１との間
隔を大きくとらなければならず、広い据付面積を必要と
する等の欠点があった。
本発明はかかる欠点を改善するためになされたもので、
室外ユニットに吹出口を後方上部に上向きに開口すると
共に、後面に多孔形パネルを配し、その孔を室外ユニッ
トの背中合せ時に互に閉塞し合うように形成することに
より、前記欠点の解消を図ることができる空気調和機の
室外ユニットを提供することを目的とする。
室外ユニットに吹出口を後方上部に上向きに開口すると
共に、後面に多孔形パネルを配し、その孔を室外ユニッ
トの背中合せ時に互に閉塞し合うように形成することに
より、前記欠点の解消を図ることができる空気調和機の
室外ユニットを提供することを目的とする。
本発明による空気調和機の室外ユニットは、前面吸込口
に対向して本体内部に設けた送風機と、この送風機を駆
動する送風用電動機の前部又は後側に配設された空気熱
交換器を備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、本
体の後方上部に空気吹出口の開口部を設けるとともに、
後面に空気の吹出開口部となる多数の孔を有する多孔形
パネルを配し、このパネルの孔を前記室外ユニット複数
台を背中合せに配置したとき互の前記多孔形パネルによ
り閉塞し合うように形成したことを特徴とする。
に対向して本体内部に設けた送風機と、この送風機を駆
動する送風用電動機の前部又は後側に配設された空気熱
交換器を備えた空気調和機の室外ユニットにおいて、本
体の後方上部に空気吹出口の開口部を設けるとともに、
後面に空気の吹出開口部となる多数の孔を有する多孔形
パネルを配し、このパネルの孔を前記室外ユニット複数
台を背中合せに配置したとき互の前記多孔形パネルによ
り閉塞し合うように形成したことを特徴とする。
本発明によれば室外ユニットの周囲に障害物等がない場
合、空気熱交換器を通過した空気は後面の多孔形パネル
の多数の孔及び後方上部に設けた吹出開口部の両方から
排出されると共に、後方上部又は後面の多孔形パネルの
いずれか一方が障害物等に近接又は密着された場合にお
いても熱交換に必要な風量を確保することができる。さ
らに室外ユニットが互いに背中合せに設置された場合に
は、後面の多孔形パネルの孔が互いに閉塞されるので、
この孔から吹出される空気による相手側の室外ユニット
に与える影響がなくなる。
合、空気熱交換器を通過した空気は後面の多孔形パネル
の多数の孔及び後方上部に設けた吹出開口部の両方から
排出されると共に、後方上部又は後面の多孔形パネルの
いずれか一方が障害物等に近接又は密着された場合にお
いても熱交換に必要な風量を確保することができる。さ
らに室外ユニットが互いに背中合せに設置された場合に
は、後面の多孔形パネルの孔が互いに閉塞されるので、
この孔から吹出される空気による相手側の室外ユニット
に与える影響がなくなる。
第１図は本考案の一実施例を示す側断面図であり、１，
２，３，４，６で示す各部は、前記従来例における１，
２，３，４，６で示す各部と同一のものである。７は後
面に設けた多孔形パネル、８はこの多孔形パネル７に設
けた多数の孔で空気の吹出開口部である。
２，３，４，６で示す各部は、前記従来例における１，
２，３，４，６で示す各部と同一のものである。７は後
面に設けた多孔形パネル、８はこの多孔形パネル７に設
けた多数の孔で空気の吹出開口部である。
第２図は前記多孔形パネル７の正面図であり、次の構成
要素を持つ孔が形成されている。
要素を持つ孔が形成されている。
多孔形パネルの幅寸法Ｌに対し、孔の横方向の寸法をａ
とし、孔と孔との間隔をｂとする。またパネルの左端と
孔との距離をＺ１とし、パネルの右端と孔の距離をＺ２
とする。ここで各寸法ａ，ｂ，Ｚ１，Ｚ２を次の通り定
義する。
とし、孔と孔との間隔をｂとする。またパネルの左端と
孔との距離をＺ１とし、パネルの右端と孔の距離をＺ２
とする。ここで各寸法ａ，ｂ，Ｚ１，Ｚ２を次の通り定
義する。
(1)ａ＞０ (2)ｂ≧ａまたはｂ＝ａ＋２Ｚ１ (3)Ｚ１≧０ (4)Ｚ２＝ｂ＋Ｚ１ 以上の関係となるよう各寸法を横方向の孔の数Ｎ（Ｎ≧
１の整数）とパネルの幅寸法Ｌとの間に次式のように定
める。
１の整数）とパネルの幅寸法Ｌとの間に次式のように定
める。
Ｌ＝Ｚ１＋Ｎ・ａ＋（Ｎ−１）・ｂ＋Ｚ２ この孔をパネルの縦方向に少くとも１列以上配置する。
第２図の孔は角孔の例で示したが丸孔あるいはその他適
当な形状でもよいものとする。
第２図の孔は角孔の例で示したが丸孔あるいはその他適
当な形状でもよいものとする。
前記多孔形パネル７を室外ユニット本体１の後面に配設
すると共に、室外ユニット本体１の後方上部に空気の吹
出開口部１０を形成する。
すると共に、室外ユニット本体１の後方上部に空気の吹
出開口部１０を形成する。
上記のように構成された室外ユニットにおいて、熱交換
器２で熱交換された後の空気は多孔形パネル７の孔８及
び吹出開口部１０より吹出される。
器２で熱交換された後の空気は多孔形パネル７の孔８及
び吹出開口部１０より吹出される。
第３図は第１図の室外ユニット本体１の設置例を示す斜
視図で、４台の室外ユニット本体１が互いに背中合せに
しかも横列に密着連設した状態で設置したものである。
室外ユニット本体１を背中合せにすることにより多孔形
パネル７が向い合うため多孔形パネル７の孔８は相手側
の室外ユニット本体１の多孔形パネル７で全て閉塞され
る。第５図は多孔形パネル７が重なり合った状態を示
し、これは第２図で示した各部の寸法構成によって得ら
れる。従って空気は全て室外ユニット本体１の後方上部
の吹出開口部１０より吹出される。
視図で、４台の室外ユニット本体１が互いに背中合せに
しかも横列に密着連設した状態で設置したものである。
室外ユニット本体１を背中合せにすることにより多孔形
パネル７が向い合うため多孔形パネル７の孔８は相手側
の室外ユニット本体１の多孔形パネル７で全て閉塞され
る。第５図は多孔形パネル７が重なり合った状態を示
し、これは第２図で示した各部の寸法構成によって得ら
れる。従って空気は全て室外ユニット本体１の後方上部
の吹出開口部１０より吹出される。
また第４図は第１図の室外ユニット本体１の設置例を示
す斜視図で２台の室外ユニット本体１を２段積みに設置
した例を示す。この場合において、下段側の室外ユニッ
ト本体１は吹出口開口部１０は、上段側の室外ユニット
本体１の下面により閉塞されるため空気は全て後面の多
孔形パネル７の孔８より吹出される。上段側の室外ユニ
ット本体１は吹出口周辺に障害物がないため１台設置の
場合と同様に吹出口開口部１０と多孔形パネル７の孔８
の両方から吹出される。
す斜視図で２台の室外ユニット本体１を２段積みに設置
した例を示す。この場合において、下段側の室外ユニッ
ト本体１は吹出口開口部１０は、上段側の室外ユニット
本体１の下面により閉塞されるため空気は全て後面の多
孔形パネル７の孔８より吹出される。上段側の室外ユニ
ット本体１は吹出口周辺に障害物がないため１台設置の
場合と同様に吹出口開口部１０と多孔形パネル７の孔８
の両方から吹出される。
以上の本発明の実施例では、空気熱交換器２が吸込口６
の前面側に位置する例を示したが、この代りに送風機３
及び送風用電動機４が空気熱交換器２より前面側に位置
する室外ユニットに対しても本発明を適用できること言
うまでもない。
の前面側に位置する例を示したが、この代りに送風機３
及び送風用電動機４が空気熱交換器２より前面側に位置
する室外ユニットに対しても本発明を適用できること言
うまでもない。
本発明によれば、次の如き優れた効果が奏せられる。
(1)室外ユニットを複数台設置とした場合、空気吸込面
が前面側の一面のみとなるため、設置スペースを大幅に
減少できる。
が前面側の一面のみとなるため、設置スペースを大幅に
減少できる。
(2)室外ユニットを背中合せに設置したとき、後面パネ
ル側の風路が互いに閉塞されるため、相手側のユニット
に悪影響を与えない。
ル側の風路が互いに閉塞されるため、相手側のユニット
に悪影響を与えない。
第１図は本発明の一実施例の側断面図、 第２図は第１図に示す実施例の多孔形パネルの正面図、 第３図は第１図に示す実施例の室外ユニットを複数台設
置（背中合せ）した場合の斜視図、 第４図は第１図に示す実施例の室外ユニットを複数台設
置（２段積）した場合の斜視図、 第５図は第１図に示す実施例の多孔形パネルの背中合せ
の正面図、第６図は従来の室外ユニットの側断面図、 第７図は従来の室外ユニットの複数台設置例の平面図、 ７……多孔形パネル、８……孔、１０……吹出開口部。
置（背中合せ）した場合の斜視図、 第４図は第１図に示す実施例の室外ユニットを複数台設
置（２段積）した場合の斜視図、 第５図は第１図に示す実施例の多孔形パネルの背中合せ
の正面図、第６図は従来の室外ユニットの側断面図、 第７図は従来の室外ユニットの複数台設置例の平面図、 ７……多孔形パネル、８……孔、１０……吹出開口部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−162169（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−29761（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−4873（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−77975（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】前面吸込口に対向して本体内部に設けた送
風機と、この送風機を駆動する送風用電動機の前部又は
後側に配設された空気熱交換器を備えた空気調和機の室
外ユニットにおいて、本体の後方上部に空気吹出口の開
口部を設けるとともに、後面に空気の吹出開口部となる
多数の孔を有する多孔形パネルを配し、このパネルの孔
を前記室外ユニット複数台を背中合せに配置したとき互
の前記多孔形パネルにより閉塞し合うように形成したこ
とを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12588486A JPH0633890B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 空気調和機の室外ユニツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12588486A JPH0633890B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 空気調和機の室外ユニツト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62284138A JPS62284138A (ja) | 1987-12-10 |
| JPH0633890B2 true JPH0633890B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=14921306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12588486A Expired - Lifetime JPH0633890B2 (ja) | 1986-06-02 | 1986-06-02 | 空気調和機の室外ユニツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633890B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4986696B2 (ja) * | 2007-04-23 | 2012-07-25 | 三菱電機株式会社 | 冷凍空調装置 |
| JP5743685B2 (ja) * | 2011-04-27 | 2015-07-01 | 三菱電機株式会社 | 冷凍空調システム |
-
1986
- 1986-06-02 JP JP12588486A patent/JPH0633890B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62284138A (ja) | 1987-12-10 |
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